JP2695194B2 - カラー記録装置の駆動方法 - Google Patents
カラー記録装置の駆動方法Info
- Publication number
- JP2695194B2 JP2695194B2 JP63206096A JP20609688A JP2695194B2 JP 2695194 B2 JP2695194 B2 JP 2695194B2 JP 63206096 A JP63206096 A JP 63206096A JP 20609688 A JP20609688 A JP 20609688A JP 2695194 B2 JP2695194 B2 JP 2695194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- color
- transfer paper
- image
- stepping motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラープリンタやカラーファクシミリ、デジ
タル式のカラー複写機等のカラー記録装置の駆動方法に
係り、特に、重ね合せ転写方式によりカラー画像を転写
紙に形成するカラー記録装置の転写行程時における重ね
合わせ画像の高精度な位置合わせを可能としたカラー記
録装置の駆動方法に関する。
タル式のカラー複写機等のカラー記録装置の駆動方法に
係り、特に、重ね合せ転写方式によりカラー画像を転写
紙に形成するカラー記録装置の転写行程時における重ね
合わせ画像の高精度な位置合わせを可能としたカラー記
録装置の駆動方法に関する。
(従来の技術) 感光体に対し原稿画像の色分解毎に画像露光を行ない
各色に対応した静電潜像を形成した後、上記各色に対応
した現像剤を用いて上記色分解毎に感光体上に形成され
た潜像を顕像化し、これにより得られた色分解毎の顕像
を、往復動作及び停止動作が可能な転写ベルト等の転写
紙支持搬送体によって所定の転写位置に搬送された一枚
の転写紙に重ねて転写し、上記転写紙支持搬送体の往動
(正転)時に転写紙を転写部に通紙して転写を行なわ
せ、転写紙支持搬送体の復動(逆転)時に転写紙を転写
前位置に戻し停止・待期する動作を各色転写毎に順次繰
り返し、最終色転写終了後、上記転写紙を定着装置に搬
送し、転写紙に転写された画像を定着して原稿画像に対
応したカラー画像を得る重ね合せ方式のカラー記録装置
が知られている(例えば、特開昭62−186282号公報、特
開昭62−118366号公報参照)。
各色に対応した静電潜像を形成した後、上記各色に対応
した現像剤を用いて上記色分解毎に感光体上に形成され
た潜像を顕像化し、これにより得られた色分解毎の顕像
を、往復動作及び停止動作が可能な転写ベルト等の転写
紙支持搬送体によって所定の転写位置に搬送された一枚
の転写紙に重ねて転写し、上記転写紙支持搬送体の往動
(正転)時に転写紙を転写部に通紙して転写を行なわ
せ、転写紙支持搬送体の復動(逆転)時に転写紙を転写
前位置に戻し停止・待期する動作を各色転写毎に順次繰
り返し、最終色転写終了後、上記転写紙を定着装置に搬
送し、転写紙に転写された画像を定着して原稿画像に対
応したカラー画像を得る重ね合せ方式のカラー記録装置
が知られている(例えば、特開昭62−186282号公報、特
開昭62−118366号公報参照)。
ところで、上記公報等に記載されているカラー記録装
置では、上述したように、転写ベルト等の転写紙支持搬
送体を往復動作させて各色対応の画像を順次重ね合わせ
て一枚の転写紙にカラー画像を形成する、所謂スイッチ
バック方式の駆動方法が行なわれているが、通常、上記
転写紙支持搬送体及び感光体の駆動は原稿載置台と同期
して行なわれるように構成されていた。
置では、上述したように、転写ベルト等の転写紙支持搬
送体を往復動作させて各色対応の画像を順次重ね合わせ
て一枚の転写紙にカラー画像を形成する、所謂スイッチ
バック方式の駆動方法が行なわれているが、通常、上記
転写紙支持搬送体及び感光体の駆動は原稿載置台と同期
して行なわれるように構成されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の駆動方法は、原稿から直接
カラーコピーを得る原稿露光方式のカラー複写機等に適
用した場合には、重ね画像の位置合わせが良好に行なわ
れるという非常に優れた効果があるが、このような原稿
載置台と同期して転写紙支持搬送体の駆動を行なう方式
は、カラープリンターやカラーファクシミリ若しくはデ
ジタル方式のカラー複写機等のように、光書き込み素子
(レーザやLED,LCD等の光源を用いて感光体に画像情報
に応じた静電潜像を形成する素子)を用いたカラー記録
装置へそのまま適用することは出来ず、別の工夫を必要
とする。すなわち、光書き込み素子を用いて感光体に画
像情報に応じた静電潜像を形成する方式のカラー記録装
置では、感光体上の画像位置と転写紙の画像重ね合わせ
位置との位置合わせが難しく、上記感光体を回転駆動す
る駆動系と上記転写紙支持搬送体の駆動系とのタイミン
グを直接取り、転写行程時における重ね合わせ画像の位
置合わせを行なうことが必要とされる。
カラーコピーを得る原稿露光方式のカラー複写機等に適
用した場合には、重ね画像の位置合わせが良好に行なわ
れるという非常に優れた効果があるが、このような原稿
載置台と同期して転写紙支持搬送体の駆動を行なう方式
は、カラープリンターやカラーファクシミリ若しくはデ
ジタル方式のカラー複写機等のように、光書き込み素子
(レーザやLED,LCD等の光源を用いて感光体に画像情報
に応じた静電潜像を形成する素子)を用いたカラー記録
装置へそのまま適用することは出来ず、別の工夫を必要
とする。すなわち、光書き込み素子を用いて感光体に画
像情報に応じた静電潜像を形成する方式のカラー記録装
置では、感光体上の画像位置と転写紙の画像重ね合わせ
位置との位置合わせが難しく、上記感光体を回転駆動す
る駆動系と上記転写紙支持搬送体の駆動系とのタイミン
グを直接取り、転写行程時における重ね合わせ画像の位
置合わせを行なうことが必要とされる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、感
光体の駆動系と転写紙支持搬送体の駆動系とを夫々個別
に駆動されステッピングモータを用いて駆動制御し、簡
単且つ低コストに重ね画像の高精度な位置合わせを実現
し得るカラー記録装置の駆動方法を提供することを目的
とする。
光体の駆動系と転写紙支持搬送体の駆動系とを夫々個別
に駆動されステッピングモータを用いて駆動制御し、簡
単且つ低コストに重ね画像の高精度な位置合わせを実現
し得るカラー記録装置の駆動方法を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では、一定速度で回
転される感光体に対し色分解毎に各色に対応した静電潜
像を形成する静電潜像形成行程と、上記各色に対応した
現像剤を用いて上記色分解毎に感光体上に形成された潜
像を顕像化する現像行程と、上記色分解毎に顕像化され
た画像を往復動作及び停止動作が可能な転写紙支持搬送
体によって所定の転写位置に搬送された転写紙に転写す
る転写行程とを順次繰返し、最終色転写終了後、上記転
写紙を定着器に搬送し、転写紙に転写された画像を定着
してカラー画像を得るカラー記録装置の駆動方法であっ
て、一色目の転写行程時には上記転写紙支持搬送体が上
記感光体と同速で往動中に転写紙を送り込み、二色目以
降の転写時には上記転写紙支持搬送体を一時停止した待
機状態から上記感光体の画像に対して速度と位置を制御
しながら立ち上げて転写を行なう駆動方法において、上
記感光体を回転駆動する駆動系と上記転写紙支持搬送体
の駆動系とに夫々個別に駆動されるステッピングモータ
を用い、上記感光体と転写紙支持搬送体とを夫々駆動す
るステッピングモータの1パルスステップによる被駆動
体の移動量を、感光体側でLPC1、転写紙支持搬送体側で
LT1とし、両者の比を、 としたとき、転写紙支持搬送体の往動スタート用信号か
らその転写紙支持搬送体駆動用のステッピングモータの
立上り時間t1後の間に、上記感光体駆動用のステッピン
グモータにP1のパルス数を印加して、転写紙支持搬送体
駆動用のステッピングモータに印加するパルス数PT
1は、 PT1=αP1 となるように駆動することを特徴とする (作用) 本発明によれば、感光体及び転写紙支持搬送体の駆動
に夫々ステッピングモータを適用したことにより、各ス
テッピングモータの駆動時に印加される入力パルスの1
パルス当りの感光体及び転写紙支持搬送体の移動量が規
定される。したがって、転写行程時において、夫々のス
テッピングモータに印加される所定時間当りの入力パル
ス数を制御することにより重ね画像の高精度な位置合わ
せが容易となる。
転される感光体に対し色分解毎に各色に対応した静電潜
像を形成する静電潜像形成行程と、上記各色に対応した
現像剤を用いて上記色分解毎に感光体上に形成された潜
像を顕像化する現像行程と、上記色分解毎に顕像化され
た画像を往復動作及び停止動作が可能な転写紙支持搬送
体によって所定の転写位置に搬送された転写紙に転写す
る転写行程とを順次繰返し、最終色転写終了後、上記転
写紙を定着器に搬送し、転写紙に転写された画像を定着
してカラー画像を得るカラー記録装置の駆動方法であっ
て、一色目の転写行程時には上記転写紙支持搬送体が上
記感光体と同速で往動中に転写紙を送り込み、二色目以
降の転写時には上記転写紙支持搬送体を一時停止した待
機状態から上記感光体の画像に対して速度と位置を制御
しながら立ち上げて転写を行なう駆動方法において、上
記感光体を回転駆動する駆動系と上記転写紙支持搬送体
の駆動系とに夫々個別に駆動されるステッピングモータ
を用い、上記感光体と転写紙支持搬送体とを夫々駆動す
るステッピングモータの1パルスステップによる被駆動
体の移動量を、感光体側でLPC1、転写紙支持搬送体側で
LT1とし、両者の比を、 としたとき、転写紙支持搬送体の往動スタート用信号か
らその転写紙支持搬送体駆動用のステッピングモータの
立上り時間t1後の間に、上記感光体駆動用のステッピン
グモータにP1のパルス数を印加して、転写紙支持搬送体
駆動用のステッピングモータに印加するパルス数PT
1は、 PT1=αP1 となるように駆動することを特徴とする (作用) 本発明によれば、感光体及び転写紙支持搬送体の駆動
に夫々ステッピングモータを適用したことにより、各ス
テッピングモータの駆動時に印加される入力パルスの1
パルス当りの感光体及び転写紙支持搬送体の移動量が規
定される。したがって、転写行程時において、夫々のス
テッピングモータに印加される所定時間当りの入力パル
ス数を制御することにより重ね画像の高精度な位置合わ
せが容易となる。
(実 施 例) 以下、本発明を図示の一実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明が適用されるカラー記録装置の一例を
示す概略構成図、第2図は同上カラー記録装置の基本動
作のタイミングチャート、第3図は同上カラー記録装置
の駆動制御系を夫々示しており、第1図及び第3図中、
符号1は感光体ベルト(以下「PCベルト」と称す)、符
号2は上記PCベルト1の一端側を支持・回動するための
PC駆動ローラ、符号3はPCベルト1の他端側を回動自在
に支持するためのPC従動ローラ、符号4はPCベルト1を
帯電するための帯電器、符号5はPCベルト1に色対応の
静電潜像を形成するための光書き込みユニット、符号7,
9,11,13は各色に対応した潜像を現像するための現像
器、符号6,8,10,12は上記各現像器7,9,11,13に装備され
た現像ローラ、符号14,33,34は転写紙、符号15は上記転
写紙14を記録装置内に給紙するための給紙コロ、符号16
はレジストローラ、符号17は給紙された転写紙14を転写
部及び定着部に搬送するための転写紙支持搬送体たる転
写紙搬送ベルト、符号18は上記転写紙搬送ベルト17の一
端側を支持・回動するための駆動ローラ、符号19は転写
紙搬送ベルト17の他端側を回動自在に支持する従動ロー
ラ、符号20は転写紙搬送ベルト17をPCベルト1に対して
接離するためのベルト接離切換ローラ、符号21はPCベル
ト1上の現像画像を転写紙14に転写するための転写コロ
ナ、符号22は転写紙搬送ベルト17を除電するための除電
コロナ、符号23は転写紙14を転写紙搬送ベルト17に静電
吸着するための転写紙吸着用帯電器、符号24は転写紙搬
送ベルト17に静電吸着された転写紙を分離するための転
写紙分離用帯電器、符号25は転写紙搬送ベルト17に付着
した紙粉や現像剤等を除去するための転写紙搬送ベルト
クリーナー、符号26は転写後の転写紙の搬送方向を切換
る紙経路切替部材、符号27は紙先端ガイド板、符号28は
紙後端ガイド板、符号29は転写後のPCベルト1上の残留
トナーを除去するためのPCベルトクリーナー、符号30は
PCベルト1を除電するための除電器、符号31は転写紙に
転写された画像を定着するための定着器、符号31aは定
着器31の定着ローラ対、符号32は画像定着後の転写紙を
排紙するための排紙トレイ、符号35は原稿のカラー画像
を読み取るためのカラー画像読取装置、符号36はPC駆動
ローラ2を回転駆動するためのPC駆動用ステッピングモ
ータ、符号37は転写紙搬送ベルト駆動ローラ18の軸に取
付られた回転検知センサ、符号38はPC駆動ローラ2の軸
に取付られた回転検知センサ、符号39は転写紙搬送ベル
ト17駆動ローラ18駆動用の転写紙搬送ベルト駆動用ステ
ッピングモータ(以下、転写駆動用ステッピングモータ
と称す)、符号41はPC駆動用ステッピングモータ36の制
御駆動回路42と転写紙搬送ベルト駆動用ステッピングモ
ータ39の制御駆動回路43を制御し感光体及び転写紙搬送
ベルトの駆動を制御するためのメイン制御回路を夫々示
している。
示す概略構成図、第2図は同上カラー記録装置の基本動
作のタイミングチャート、第3図は同上カラー記録装置
の駆動制御系を夫々示しており、第1図及び第3図中、
符号1は感光体ベルト(以下「PCベルト」と称す)、符
号2は上記PCベルト1の一端側を支持・回動するための
PC駆動ローラ、符号3はPCベルト1の他端側を回動自在
に支持するためのPC従動ローラ、符号4はPCベルト1を
帯電するための帯電器、符号5はPCベルト1に色対応の
静電潜像を形成するための光書き込みユニット、符号7,
9,11,13は各色に対応した潜像を現像するための現像
器、符号6,8,10,12は上記各現像器7,9,11,13に装備され
た現像ローラ、符号14,33,34は転写紙、符号15は上記転
写紙14を記録装置内に給紙するための給紙コロ、符号16
はレジストローラ、符号17は給紙された転写紙14を転写
部及び定着部に搬送するための転写紙支持搬送体たる転
写紙搬送ベルト、符号18は上記転写紙搬送ベルト17の一
端側を支持・回動するための駆動ローラ、符号19は転写
紙搬送ベルト17の他端側を回動自在に支持する従動ロー
ラ、符号20は転写紙搬送ベルト17をPCベルト1に対して
接離するためのベルト接離切換ローラ、符号21はPCベル
ト1上の現像画像を転写紙14に転写するための転写コロ
ナ、符号22は転写紙搬送ベルト17を除電するための除電
コロナ、符号23は転写紙14を転写紙搬送ベルト17に静電
吸着するための転写紙吸着用帯電器、符号24は転写紙搬
送ベルト17に静電吸着された転写紙を分離するための転
写紙分離用帯電器、符号25は転写紙搬送ベルト17に付着
した紙粉や現像剤等を除去するための転写紙搬送ベルト
クリーナー、符号26は転写後の転写紙の搬送方向を切換
る紙経路切替部材、符号27は紙先端ガイド板、符号28は
紙後端ガイド板、符号29は転写後のPCベルト1上の残留
トナーを除去するためのPCベルトクリーナー、符号30は
PCベルト1を除電するための除電器、符号31は転写紙に
転写された画像を定着するための定着器、符号31aは定
着器31の定着ローラ対、符号32は画像定着後の転写紙を
排紙するための排紙トレイ、符号35は原稿のカラー画像
を読み取るためのカラー画像読取装置、符号36はPC駆動
ローラ2を回転駆動するためのPC駆動用ステッピングモ
ータ、符号37は転写紙搬送ベルト駆動ローラ18の軸に取
付られた回転検知センサ、符号38はPC駆動ローラ2の軸
に取付られた回転検知センサ、符号39は転写紙搬送ベル
ト17駆動ローラ18駆動用の転写紙搬送ベルト駆動用ステ
ッピングモータ(以下、転写駆動用ステッピングモータ
と称す)、符号41はPC駆動用ステッピングモータ36の制
御駆動回路42と転写紙搬送ベルト駆動用ステッピングモ
ータ39の制御駆動回路43を制御し感光体及び転写紙搬送
ベルトの駆動を制御するためのメイン制御回路を夫々示
している。
尚、上記メイン制御回路41は周知のCPUと、RAMやROM
からなる記憶装置と、I/Oポートと、入出力用インター
フェースと、カウンター回路等から構成されており、上
記記憶装置のROM内には各種複写プロセスに従った制御
プログラムやステッピングモータ制御用データ等の各種
制御用データが予め記憶されている。
からなる記憶装置と、I/Oポートと、入出力用インター
フェースと、カウンター回路等から構成されており、上
記記憶装置のROM内には各種複写プロセスに従った制御
プログラムやステッピングモータ制御用データ等の各種
制御用データが予め記憶されている。
さて、次に、以上の構成からなるカラー記録装置の基
本的な動作について詳細に説明する。
本的な動作について詳細に説明する。
第1図乃至第3図において、プリントスイッチによっ
て、プリント動作のスタート信号(第2図(a)参照)
が発せられると、メイン制御回路41による制御が開始さ
れ、PC駆動用ステッピングモータのオン信号が出力さ
れ、PCベルト1はPC駆動用ステッピングモータ36により
回転駆動されるPC駆動ローラ2により時計方向に線速VP
で回動される。尚、PCベルト1は、上記PC駆動ローラ2
とPC従動ローラ3とに掛け渡されている。また、上記PC
ベルト1の回動と同時に、駆動ローラ18と従動ローラ19
とに掛け渡された誘電体ベルトからなる転写紙搬送ベル
ト17も転写駆動用ステッピングモータ39がまず正転(第
2図(g),(h),(j)参照)を開始して、往動方
向に線速VFで回動される。尚、PCベルト1と転写紙搬送
ベルト17は、VP=VFの条件のもとで回動するようにその
走行速度を制御されている。
て、プリント動作のスタート信号(第2図(a)参照)
が発せられると、メイン制御回路41による制御が開始さ
れ、PC駆動用ステッピングモータのオン信号が出力さ
れ、PCベルト1はPC駆動用ステッピングモータ36により
回転駆動されるPC駆動ローラ2により時計方向に線速VP
で回動される。尚、PCベルト1は、上記PC駆動ローラ2
とPC従動ローラ3とに掛け渡されている。また、上記PC
ベルト1の回動と同時に、駆動ローラ18と従動ローラ19
とに掛け渡された誘電体ベルトからなる転写紙搬送ベル
ト17も転写駆動用ステッピングモータ39がまず正転(第
2図(g),(h),(j)参照)を開始して、往動方
向に線速VFで回動される。尚、PCベルト1と転写紙搬送
ベルト17は、VP=VFの条件のもとで回動するようにその
走行速度を制御されている。
PCベルト1は、クリーニング装置29でその表面のトナ
ーを除去されたのち除電器30で除電されてその表面電位
を略0Vにされ、この後、PCベルト1は、帯電器4で全面
均一に帯電される。
ーを除去されたのち除電器30で除電されてその表面電位
を略0Vにされ、この後、PCベルト1は、帯電器4で全面
均一に帯電される。
尚、上記除電器30としては、光照射式や除電コロナを
印加する方式のもの、若しくは両者を併せたもの等が使
用される。また、周知のネガーポジプロセスの場合、ト
ナーは、PCベルト1表面の帯電されてない個所に付着さ
れるため、帯電器4による帯電はPCベルト1の表面全体
に均一に帯電しなければならない。また、この帯電器4
による帯電はコロナ放電により均一に行なわれるが、こ
の放電時に軽微なオゾンが発生する。このオゾンは、放
電を停止すると短時間で分解するが、PCベルト1表面に
悪影響を及ぼし画像の鮮明さを損なることがある。そこ
で、ファン等を取付けて帯電器の後方から空気を送る
か、または、吸引してオゾンを除去し、オゾンによる影
響を防止する。
印加する方式のもの、若しくは両者を併せたもの等が使
用される。また、周知のネガーポジプロセスの場合、ト
ナーは、PCベルト1表面の帯電されてない個所に付着さ
れるため、帯電器4による帯電はPCベルト1の表面全体
に均一に帯電しなければならない。また、この帯電器4
による帯電はコロナ放電により均一に行なわれるが、こ
の放電時に軽微なオゾンが発生する。このオゾンは、放
電を停止すると短時間で分解するが、PCベルト1表面に
悪影響を及ぼし画像の鮮明さを損なることがある。そこ
で、ファン等を取付けて帯電器の後方から空気を送る
か、または、吸引してオゾンを除去し、オゾンによる影
響を防止する。
ところで、PC駆動ローラ2の軸には、回転検知センサ
38が取付られており、第2図(d)に示すように、この
ローラの一回転毎に検知パルスを発生するようになって
いる。第2図に示す例の場合、回転検知センサの3パル
ス目のタイミングで、光書き込みユニット5の半導体レ
ーザ(以下LDと称す)の制御を開始して、まず、イエロ
ー画像のY画像データに基づいた光書き込みを開始し
て、図中E点においてPCベルト1に静電潜像を形成す
る。尚、光書き込みユニットとしては、他の形式のレー
ザ、LEDアレイ、LCDアレイ等の他の形式の光書き込みユ
ニットが用いられても良い。書き込まれる画像データ
は、カラー画像読取ユニット35により、例えばブルー,
グリーン,レッドの3色分解光を夫々読取り、この各色
光の強度レベルを基にして、公知の画像演算処理を行な
って、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン
(C),ブラック(Bk)の各色書き込み画像データとし
たものである。尚、カラー画像読取ユニット35とは別
に、他のカラー画像処理システム(例えばカラーファク
シミリ,ワードプロセッサ,パーソナルコンピュータ
等)から出力される画像データを基にして書き込みが行
なわれても良い。
38が取付られており、第2図(d)に示すように、この
ローラの一回転毎に検知パルスを発生するようになって
いる。第2図に示す例の場合、回転検知センサの3パル
ス目のタイミングで、光書き込みユニット5の半導体レ
ーザ(以下LDと称す)の制御を開始して、まず、イエロ
ー画像のY画像データに基づいた光書き込みを開始し
て、図中E点においてPCベルト1に静電潜像を形成す
る。尚、光書き込みユニットとしては、他の形式のレー
ザ、LEDアレイ、LCDアレイ等の他の形式の光書き込みユ
ニットが用いられても良い。書き込まれる画像データ
は、カラー画像読取ユニット35により、例えばブルー,
グリーン,レッドの3色分解光を夫々読取り、この各色
光の強度レベルを基にして、公知の画像演算処理を行な
って、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン
(C),ブラック(Bk)の各色書き込み画像データとし
たものである。尚、カラー画像読取ユニット35とは別
に、他のカラー画像処理システム(例えばカラーファク
シミリ,ワードプロセッサ,パーソナルコンピュータ
等)から出力される画像データを基にして書き込みが行
なわれても良い。
静電潜像を可視像化するイエロー(Y)現像器7,マゼ
ンダ(M)現像器9,シアン(C)現像器11,ブラック(B
k)現像器13は、通常、夫々の現像ローラ6,8,10,12をPC
ベルト1表面に接触させない位置に置かれている。そし
て、対応する色の潜像面が、各色現像ローラ位置に到達
する直前から通過直後の間のみ、該当する色の現像器が
押圧移動させられて、その現像ローラを感光面に所定量
の接触状態となるように対向させる。また、第2図
(n)〜(p)に示すように、感光面に対向させられた
現像器のみ、現像機能を持たせるために駆動を開始す
る。
ンダ(M)現像器9,シアン(C)現像器11,ブラック(B
k)現像器13は、通常、夫々の現像ローラ6,8,10,12をPC
ベルト1表面に接触させない位置に置かれている。そし
て、対応する色の潜像面が、各色現像ローラ位置に到達
する直前から通過直後の間のみ、該当する色の現像器が
押圧移動させられて、その現像ローラを感光面に所定量
の接触状態となるように対向させる。また、第2図
(n)〜(p)に示すように、感光面に対向させられた
現像器のみ、現像機能を持たせるために駆動を開始す
る。
さて、前述したように、先ずY画像の潜像が感光面に
形成されているので、その面に対してタイミングをとっ
てY現像器7を感光面に接触させて駆動し(第2図
(m)参照)、これを顕像化する。
形成されているので、その面に対してタイミングをとっ
てY現像器7を感光面に接触させて駆動し(第2図
(m)参照)、これを顕像化する。
この後、PCベルト1は、転写工程へ進むのであるが、
このとき、転写紙搬送ベルト17が、PC駆動ローラ2に巻
き掛けられているPCベルト1の転写部で該ベルト面に接
離するように、ベルト接離切換ローラ20の上下位置切換
えが行なわれる。次に、プリント動作が始まると、転写
紙搬送ベルト17が速度VFで駆動され、その後、ベルト接
離切換ローラ20が上位置に移動され、転写紙搬送ベルト
17を押圧してPCベルト1に接触させる(第2図(t)参
照)。
このとき、転写紙搬送ベルト17が、PC駆動ローラ2に巻
き掛けられているPCベルト1の転写部で該ベルト面に接
離するように、ベルト接離切換ローラ20の上下位置切換
えが行なわれる。次に、プリント動作が始まると、転写
紙搬送ベルト17が速度VFで駆動され、その後、ベルト接
離切換ローラ20が上位置に移動され、転写紙搬送ベルト
17を押圧してPCベルト1に接触させる(第2図(t)参
照)。
そして、PC駆動用ステッピングモータ36の入力パルス
数によって、タイミングをもって転写紙14を給紙コロ15
で給紙する(第2図(q)参照)。この転写紙の進行
は、一旦レジストローラ16で止められ、PCベルト1に形
成された画像位置と合致するようタイミングをとって転
写紙搬送ベルト17表面に向けて搬送入される(第2図
(r)参照)。搬送入された転写紙は、転写紙吸着用コ
ロナ帯電器23で所定極性のコロナチャージを行って(第
2図(x)参照)転写紙搬送ベルト17と密着させ、転写
中やこれを搬送中にベルトとの位置ずれがないようにさ
れる。このとき、転写紙吸着用帯電器23のコロナ放電の
対向電極としてベルト接離切換ローラ20が機能する。転
写紙搬送ベルト17は、一色目の転写工程に先立って除電
器22による全面コロナ放電により除電されている(第2
図(w)参照)。また、このとき、転写紙搬送ベルト17
は、ベルトクリーナ25によってクリーニング処理を施さ
れる。
数によって、タイミングをもって転写紙14を給紙コロ15
で給紙する(第2図(q)参照)。この転写紙の進行
は、一旦レジストローラ16で止められ、PCベルト1に形
成された画像位置と合致するようタイミングをとって転
写紙搬送ベルト17表面に向けて搬送入される(第2図
(r)参照)。搬送入された転写紙は、転写紙吸着用コ
ロナ帯電器23で所定極性のコロナチャージを行って(第
2図(x)参照)転写紙搬送ベルト17と密着させ、転写
中やこれを搬送中にベルトとの位置ずれがないようにさ
れる。このとき、転写紙吸着用帯電器23のコロナ放電の
対向電極としてベルト接離切換ローラ20が機能する。転
写紙搬送ベルト17は、一色目の転写工程に先立って除電
器22による全面コロナ放電により除電されている(第2
図(w)参照)。また、このとき、転写紙搬送ベルト17
は、ベルトクリーナ25によってクリーニング処理を施さ
れる。
さて、PCベルト1上の顕像化されたY画像の先端が、
転写位置T点から所定距離のTS点に到達したとき、メイ
ン制御隘路41から転写駆動用ステッピングモータ正転ス
タート信号S1が転写駆動用ステッピングモータ39の制御
駆動回路43に入力される(第2図(h)参照)。但し、
スタートS1時点では、既に正回転中(第2図(j)参
照)であり、そのまま正転動作を継続する。転写駆動用
ステッピングモータ正転スタート信号S1の出力タイミン
グは、実質的には転写紙先端が転写位置Tから距離l1の
手前位置であるRT点に到達した時点である。このとき、
PCベルト1のY画像先端は、転写位置Tから距離l1の手
前位置であるTS点に到達していて、第2図に示す制御例
では、Y画像データ書き込み開始タイミング(E点)か
ら、PC駆動ローラ2の4回転分と、更にPC駆動用ステッ
ピングモータ36の入力パルス数P0相当分回転した時点で
ある(第2図(d),(e),(f),(h)参照)。
転写位置T点から所定距離のTS点に到達したとき、メイ
ン制御隘路41から転写駆動用ステッピングモータ正転ス
タート信号S1が転写駆動用ステッピングモータ39の制御
駆動回路43に入力される(第2図(h)参照)。但し、
スタートS1時点では、既に正回転中(第2図(j)参
照)であり、そのまま正転動作を継続する。転写駆動用
ステッピングモータ正転スタート信号S1の出力タイミン
グは、実質的には転写紙先端が転写位置Tから距離l1の
手前位置であるRT点に到達した時点である。このとき、
PCベルト1のY画像先端は、転写位置Tから距離l1の手
前位置であるTS点に到達していて、第2図に示す制御例
では、Y画像データ書き込み開始タイミング(E点)か
ら、PC駆動ローラ2の4回転分と、更にPC駆動用ステッ
ピングモータ36の入力パルス数P0相当分回転した時点で
ある(第2図(d),(e),(f),(h)参照)。
スタート信号S1から時間t1が経過すると、Y画像先端
と転写紙先端は、共に距離l1を移動して転写位置Tに達
していて、転写コロナ帯電器21によるコロナ放電を受け
てY画像転写を開始される(第2図(s)参照)。この
ときの立上り時間t1でのPC駆動用ステッピングモータ36
の入力パルス数がP1,転写駆動用ステッピングモータ39
の入力パルス数がPT1である(第2図(e),(k)参
照)。ここで各ステッピングモータのステップ角とし
て、夫々1パルス当りのベルト移動長さが同一になって
おれば、P1=PT1であり、また、両者の比がαであれ
ば、P1とPT1は係数αに対応した値となる。
と転写紙先端は、共に距離l1を移動して転写位置Tに達
していて、転写コロナ帯電器21によるコロナ放電を受け
てY画像転写を開始される(第2図(s)参照)。この
ときの立上り時間t1でのPC駆動用ステッピングモータ36
の入力パルス数がP1,転写駆動用ステッピングモータ39
の入力パルス数がPT1である(第2図(e),(k)参
照)。ここで各ステッピングモータのステップ角とし
て、夫々1パルス当りのベルト移動長さが同一になって
おれば、P1=PT1であり、また、両者の比がαであれ
ば、P1とPT1は係数αに対応した値となる。
以下、P1=PT1の条件が満たされていることを前提と
して説明する。尚、PC駆動用ステッピングモータ36の入
力パルス数P1は制御用データとしてメイン制御回路41で
カウントされる。
して説明する。尚、PC駆動用ステッピングモータ36の入
力パルス数P1は制御用データとしてメイン制御回路41で
カウントされる。
さて、Y画像転写工程が進むと、転写紙は、その先端
を転写紙搬送ベルト17から分離されて、実線位置に置か
れた紙経路切替部材26に案内されて紙先端ガイド板27上
に進行する。そして、更にY画像転写工程が進み、転写
紙後端が転写位置Tを長さl2だけ通過した時点、すなわ
ち、スタートS1時点から転写紙が符号34で示すように、
時間t1+t2を経過して長さl1+lp(転写紙サイズ)+l2
の距離を移動したとき、転写駆動用ステッピングモータ
逆転信号(第2図(i),(j)参照が発っせられて同
ステッピングモータ39を逆回転させる。この逆転信号と
同時かこれに先立って、ベルト接離切換ローラ20は下位
置に移動されて転写紙搬送ベルト17をPCベルト1から離
間させる向きに移動させる。
を転写紙搬送ベルト17から分離されて、実線位置に置か
れた紙経路切替部材26に案内されて紙先端ガイド板27上
に進行する。そして、更にY画像転写工程が進み、転写
紙後端が転写位置Tを長さl2だけ通過した時点、すなわ
ち、スタートS1時点から転写紙が符号34で示すように、
時間t1+t2を経過して長さl1+lp(転写紙サイズ)+l2
の距離を移動したとき、転写駆動用ステッピングモータ
逆転信号(第2図(i),(j)参照が発っせられて同
ステッピングモータ39を逆回転させる。この逆転信号と
同時かこれに先立って、ベルト接離切換ローラ20は下位
置に移動されて転写紙搬送ベルト17をPCベルト1から離
間させる向きに移動させる。
転写駆動用ステッピングモータ39の逆転によって、転
写紙搬送ベルト17とこれに支持された転写紙は、第1図
の右矢印の向きに速度VR(>VF)で反転走行させられ
る。このとき、ベルト17は、時間t1+t2で走行した距離
を時間t3でクイックリターンさせられる。このリターン
時において、転写紙後端は、転写紙搬送ベルト17から分
離されて、紙後端ガイド板28の上面に進行し、この転写
紙は符号33で示す所定距離だけ正確に移動(紙先端はRT
点の位置にある)して停止し、次のM画像転写に備えて
時間t4(第2図(j)参照)待機する。
写紙搬送ベルト17とこれに支持された転写紙は、第1図
の右矢印の向きに速度VR(>VF)で反転走行させられ
る。このとき、ベルト17は、時間t1+t2で走行した距離
を時間t3でクイックリターンさせられる。このリターン
時において、転写紙後端は、転写紙搬送ベルト17から分
離されて、紙後端ガイド板28の上面に進行し、この転写
紙は符号33で示す所定距離だけ正確に移動(紙先端はRT
点の位置にある)して停止し、次のM画像転写に備えて
時間t4(第2図(j)参照)待機する。
一方、PCベルト1の方は、一色目のY画像転写の間に
も、既に二色目のM画像の形成行程が実行されている。
すなわち、M画像データに基づいた書き込みユニット5
の制御・駆動による光書き込みの静電潜像形成は、Y画
像書き込み開始からPC駆動ローラ2が整数回転した時
点、図示の例においては4回転した時点で開始されてい
る(第2図(f),(g)参照)。また、現像器は、Y
画像領域のみY現像器7が接触・駆動されていたが、二
色目のM画像領域が到達する前に、Y現像器7は、PCベ
ルト1面から離間させられて停止し(第2図(m)参
照)、これに代わってM現像器9の現像ローラ8がPCベ
ルト1面に接触・駆動(第2図(n)参照)されてM画
像の顕像化に備える。
も、既に二色目のM画像の形成行程が実行されている。
すなわち、M画像データに基づいた書き込みユニット5
の制御・駆動による光書き込みの静電潜像形成は、Y画
像書き込み開始からPC駆動ローラ2が整数回転した時
点、図示の例においては4回転した時点で開始されてい
る(第2図(f),(g)参照)。また、現像器は、Y
画像領域のみY現像器7が接触・駆動されていたが、二
色目のM画像領域が到達する前に、Y現像器7は、PCベ
ルト1面から離間させられて停止し(第2図(m)参
照)、これに代わってM現像器9の現像ローラ8がPCベ
ルト1面に接触・駆動(第2図(n)参照)されてM画
像の顕像化に備える。
そして、M画像先端がTS点に到達したとき、M画像デ
ータ書き込み開始タイミングから、PC駆動ローラ2の4
回転分とPC駆動用ステッピングモータ36の入力パルス数
P0相当回転移動した時点で転写駆動用ステッピングモー
タ正転スタート信号S2(第2図(h)参照)が制御駆動
回路43に入力される。これと同時か若干遅れてベルト接
離切換ローラ20が上位置に移動され転写紙搬送ベルト17
を押圧し、転写紙先端が少なくともT点に到達する前に
転写紙搬送ベルト17をPCベルト1に接触させる。
ータ書き込み開始タイミングから、PC駆動ローラ2の4
回転分とPC駆動用ステッピングモータ36の入力パルス数
P0相当回転移動した時点で転写駆動用ステッピングモー
タ正転スタート信号S2(第2図(h)参照)が制御駆動
回路43に入力される。これと同時か若干遅れてベルト接
離切換ローラ20が上位置に移動され転写紙搬送ベルト17
を押圧し、転写紙先端が少なくともT点に到達する前に
転写紙搬送ベルト17をPCベルト1に接触させる。
さて、正転スタート信号S2のタイミングから時間t1で
PCベルト1は、先のY画像の場合と同様に、PC駆動用ス
テッピングモータ36の入力パルス数がP1,PCベルト1の
移動距離がl1となっている。そこで、転写紙の方もこの
立上り時間t1の間に、速度0の状態からVF(=VP)に立
ち上がると共にこの間に一色目のタイミングS1から時間
t1におけるパルス数と同じPT1になるように、この場合
もまたP1=PT1と両者が一致するように位置制御を行な
う。これにより、ここでも時間t1で転写紙先端が距離l1
移動したことになり、一色目のY画像と二色目のM画像
が転写紙上で正確に位置合わせされる。
PCベルト1は、先のY画像の場合と同様に、PC駆動用ス
テッピングモータ36の入力パルス数がP1,PCベルト1の
移動距離がl1となっている。そこで、転写紙の方もこの
立上り時間t1の間に、速度0の状態からVF(=VP)に立
ち上がると共にこの間に一色目のタイミングS1から時間
t1におけるパルス数と同じPT1になるように、この場合
もまたP1=PT1と両者が一致するように位置制御を行な
う。これにより、ここでも時間t1で転写紙先端が距離l1
移動したことになり、一色目のY画像と二色目のM画像
が転写紙上で正確に位置合わせされる。
以後は、前記した行程と同じ行程を各毎に繰り返し、
最後にBk画像データの書き込みに続く行程へ進む。
最後にBk画像データの書き込みに続く行程へ進む。
Bk画像転写行程になると、紙経路切替ガイド板26が第
1図の鎖線位置に移動させられ、転写行程中の転写紙
は、その先端部から、紙分離帯電器24で除電されながら
転写紙搬送ベルト17から分離され、定着器31に向けて搬
送される。そして、最後の行程であるBk画像の転写が終
了すると、転写駆動用ステッピングモータ39はそのまま
正回転を続けて転写紙を搬送する(第2図(j),
(u),(v),(y)参照)。定着器31の定着ローラ
対31aでトナー像を定着された転写紙は、カラープリン
トとして排紙トレイ32上に排出される。このとき、転写
紙搬送ベルト17は、一枚目のコピーの画像領域後端が除
電器22を通過したタイミングから除電コロナを印加され
て均一除電される。そして、最終コピーが排出される
と、各モータ、定着器、給紙系が停止される。
1図の鎖線位置に移動させられ、転写行程中の転写紙
は、その先端部から、紙分離帯電器24で除電されながら
転写紙搬送ベルト17から分離され、定着器31に向けて搬
送される。そして、最後の行程であるBk画像の転写が終
了すると、転写駆動用ステッピングモータ39はそのまま
正回転を続けて転写紙を搬送する(第2図(j),
(u),(v),(y)参照)。定着器31の定着ローラ
対31aでトナー像を定着された転写紙は、カラープリン
トとして排紙トレイ32上に排出される。このとき、転写
紙搬送ベルト17は、一枚目のコピーの画像領域後端が除
電器22を通過したタイミングから除電コロナを印加され
て均一除電される。そして、最終コピーが排出される
と、各モータ、定着器、給紙系が停止される。
ここで、第2図に示すように、リピート動作をすると
きは、一枚目のBk画像データ書き込みの後、引き続き二
枚目のY画像データ書き込み行程に進むと共に転写紙搬
送ベルト17の動作制御も、一枚目の最初からと同じ動作
を繰り返す。PCベルト1は、転写後、クリーナ29で残留
トナーを除去され、さらに、除電器30で残留電荷を除電
されて帯電器4へ向かう。最終的には、最後のカラープ
リントが排紙トレイ32に排出され、且つまたPCベルト1
と転写紙搬送ベルト17がクリーニング及び除電された後
に動作停止となり、初期状態に復帰する。
きは、一枚目のBk画像データ書き込みの後、引き続き二
枚目のY画像データ書き込み行程に進むと共に転写紙搬
送ベルト17の動作制御も、一枚目の最初からと同じ動作
を繰り返す。PCベルト1は、転写後、クリーナ29で残留
トナーを除去され、さらに、除電器30で残留電荷を除電
されて帯電器4へ向かう。最終的には、最後のカラープ
リントが排紙トレイ32に排出され、且つまたPCベルト1
と転写紙搬送ベルト17がクリーニング及び除電された後
に動作停止となり、初期状態に復帰する。
以上の説明は、画像形成の順序をY画像⇒M画像⇒C
画像⇒Bk画像とし、また、現像器の配置も上から順にY,
M,C,Bkとしたが、これに限定されるものではない。
画像⇒Bk画像とし、また、現像器の配置も上から順にY,
M,C,Bkとしたが、これに限定されるものではない。
また、各色の静電潜像を、デジタル画像処理された各
色画像データにより、LD等で光書き込みする方式を挙げ
たが、露光位置Eで通常の電子複写機のアナログ光学像
を所定のタイミングで照射して結像させてカラー記録を
行なっても良い。
色画像データにより、LD等で光書き込みする方式を挙げ
たが、露光位置Eで通常の電子複写機のアナログ光学像
を所定のタイミングで照射して結像させてカラー記録を
行なっても良い。
更に、以上の発明は、4色重ねによるフルカラープリ
ントの説明であったが、これらの中の2色または3色を
重ねる場合、必要な色の画像形成と転写を2回または3
回続けた後、記録動作を終了すれば良く、またそのよう
に動作制御を行なう。
ントの説明であったが、これらの中の2色または3色を
重ねる場合、必要な色の画像形成と転写を2回または3
回続けた後、記録動作を終了すれば良く、またそのよう
に動作制御を行なう。
また、単色画像記録の場合は、所定枚数が終了するま
での間、その色の現像器がPCベルト1に接触・駆動さ
れ、転写紙搬送ベルト17はPCベルトに接触したままとす
る。この場合、紙経路切替ガイド板26は、第1図の鎖線
位置に保持されて転写紙を定着器31に向けて案内する。
従って、リピート記録においては、4色記録時に比べ
て、プリント作成速度が、3色時には4/3倍、2色時に
は2倍、単色時には4倍と高速処理されることになる。
また、現像剤の色については、上述した4色に限定され
ることなく、ブルー,グリーン,レッドその他所望の色
を必要に応じて組合せて使用することも可能である。
での間、その色の現像器がPCベルト1に接触・駆動さ
れ、転写紙搬送ベルト17はPCベルトに接触したままとす
る。この場合、紙経路切替ガイド板26は、第1図の鎖線
位置に保持されて転写紙を定着器31に向けて案内する。
従って、リピート記録においては、4色記録時に比べ
て、プリント作成速度が、3色時には4/3倍、2色時に
は2倍、単色時には4倍と高速処理されることになる。
また、現像剤の色については、上述した4色に限定され
ることなく、ブルー,グリーン,レッドその他所望の色
を必要に応じて組合せて使用することも可能である。
さて、以上、図示した構成のカラー記録装置につい
て、基本的な複写動作を説明したが、次に、本発明の特
徴をなす転写行程時におけるPCベルト及び転写紙搬送ベ
ルトの駆動方法について、第4図を参照してより詳しく
説明する。
て、基本的な複写動作を説明したが、次に、本発明の特
徴をなす転写行程時におけるPCベルト及び転写紙搬送ベ
ルトの駆動方法について、第4図を参照してより詳しく
説明する。
ここで、先の基本動作の説明中においても述べたが、
先ず、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆動用ステ
ッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が等しい
場合について説明する。
先ず、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆動用ステ
ッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が等しい
場合について説明する。
第1図乃至第4図において、今、転写紙搬送ベルト17
の正転スタート信号S1,S2のタイミングから立ち上がる
までの時間t1は予め規定されているものとし、この時間
t1内にPC駆動用ステッピングモータ36が一定速回転中に
与えた入力パルス数をP1とする。尚、上記入力パルス数
P1の値は、PC駆動用ステッピングモータ36に与えたパル
ス数をメイン制御回路41や各ステッピングモータの制御
駆動回路42,43で予めカウントして記憶装置に記憶して
おくか、メイン制御回路41内で演算するか、若しくは予
め計算された数をメイン制御回路41の記憶装置に入力し
ておき、転写行程スタート時に転写駆動用ステッピング
モータ39に与えられるようにしておく。
の正転スタート信号S1,S2のタイミングから立ち上がる
までの時間t1は予め規定されているものとし、この時間
t1内にPC駆動用ステッピングモータ36が一定速回転中に
与えた入力パルス数をP1とする。尚、上記入力パルス数
P1の値は、PC駆動用ステッピングモータ36に与えたパル
ス数をメイン制御回路41や各ステッピングモータの制御
駆動回路42,43で予めカウントして記憶装置に記憶して
おくか、メイン制御回路41内で演算するか、若しくは予
め計算された数をメイン制御回路41の記憶装置に入力し
ておき、転写行程スタート時に転写駆動用ステッピング
モータ39に与えられるようにしておく。
さて、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆動用ス
テッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が等し
い場合には、基本動作の説明中でも述べたように、転写
行程の立上り時間t1におけるPC駆動用ステッピングモー
タの入力パルス数P1と転写駆動用ステッピングモータ39
の入力パルス数PT1とは、P1=PT1の関係にあるから、二
色目以降の転写行程においては、転写駆動用ステッピン
グモータ39は立ち上がり時間t1(例えば0.1秒)内にPT1
=P1の入力パルスを与えられて駆動が開始される。した
がって、転写紙搬送ベルト17に支持された転写紙上の画
像と、PCベルト1上の二色目以降の画像とは高精度に位
置合わせされ、重ね合わされた画像間に位置ずれの無い
転写を行なうことができる。
テッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が等し
い場合には、基本動作の説明中でも述べたように、転写
行程の立上り時間t1におけるPC駆動用ステッピングモー
タの入力パルス数P1と転写駆動用ステッピングモータ39
の入力パルス数PT1とは、P1=PT1の関係にあるから、二
色目以降の転写行程においては、転写駆動用ステッピン
グモータ39は立ち上がり時間t1(例えば0.1秒)内にPT1
=P1の入力パルスを与えられて駆動が開始される。した
がって、転写紙搬送ベルト17に支持された転写紙上の画
像と、PCベルト1上の二色目以降の画像とは高精度に位
置合わせされ、重ね合わされた画像間に位置ずれの無い
転写を行なうことができる。
ところで、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆動
用ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が
異なる場合には、P1=PT1の関係は成立しない。
用ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が
異なる場合には、P1=PT1の関係は成立しない。
そこで、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆動用
ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が異
なる場合には、次のようにして転写駆動用ステッピング
モータ39に入力されるパルス数PT1を算出し、そのパル
ス数PT1をもって転写駆動用ステッピングモータ39を駆
動する。
ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が異
なる場合には、次のようにして転写駆動用ステッピング
モータ39に入力されるパルス数PT1を算出し、そのパル
ス数PT1をもって転写駆動用ステッピングモータ39を駆
動する。
すなわち、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆動
用ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ角す
なわち移動量を夫々LPC1,LT1とし、両者の比を、 としたとき、転写駆動用ステッピングモータ39がスター
ト信号を受けてから立ち上がるまでの時間t1に転写駆動
用ステッピングモータ39に入力されるパルス数PT1は、 PT1=αP1 となる。したがって、このパルス数を入力して転写駆動
用ステッピングモータ39を駆動すれば、転写位置におい
て、転写紙上の画像と、PCベルト1上の二色目以降の画
像とは高精度に位置合わせされ、重ね合わされた画像間
に位置ずれの無い転写を行なうことができる。
用ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ角す
なわち移動量を夫々LPC1,LT1とし、両者の比を、 としたとき、転写駆動用ステッピングモータ39がスター
ト信号を受けてから立ち上がるまでの時間t1に転写駆動
用ステッピングモータ39に入力されるパルス数PT1は、 PT1=αP1 となる。したがって、このパルス数を入力して転写駆動
用ステッピングモータ39を駆動すれば、転写位置におい
て、転写紙上の画像と、PCベルト1上の二色目以降の画
像とは高精度に位置合わせされ、重ね合わされた画像間
に位置ずれの無い転写を行なうことができる。
より具体的に説明すると、例えば、PC駆動用ステッピ
ングモータ36の1ステップ角をLPC1=0.72゜、転写駆動
用ステッピングモータ39の1ステップ角をLT1=0.36゜
とすると、 となり、転写駆動用ステッピングモータ39はPC駆動用ス
テッピングモータ36のパルス数より2倍のパルス数によ
って駆動される。
ングモータ36の1ステップ角をLPC1=0.72゜、転写駆動
用ステッピングモータ39の1ステップ角をLT1=0.36゜
とすると、 となり、転写駆動用ステッピングモータ39はPC駆動用ス
テッピングモータ36のパルス数より2倍のパルス数によ
って駆動される。
ところで、立ち上げ時間t1内に転写駆動用ステッピン
グモータ39に与えられるパルスの制御としては、周知の
計算式によりパルス印加時間を予め算出して制御回路41
の記憶装置内に入力しておき、パルス印加時間をも制御
するようにした方が良い。すなわち、一定速度で回転中
のPCベルト1の速度に転写紙搬送ベルト17を位置を合わ
せながら立ち上げるには、第4図に示すように、立ち上
げ時間t1内に、一度、PCベルト1の速度より速い速度で
立ち上げた後、PCベルト1と同速になるように遅くする
方がタイミングが取りやすいため、パルスの印加時間を
も同時に制御するようにして速度調整をも行なうように
した方が、より正確な位置合わせができるからである。
グモータ39に与えられるパルスの制御としては、周知の
計算式によりパルス印加時間を予め算出して制御回路41
の記憶装置内に入力しておき、パルス印加時間をも制御
するようにした方が良い。すなわち、一定速度で回転中
のPCベルト1の速度に転写紙搬送ベルト17を位置を合わ
せながら立ち上げるには、第4図に示すように、立ち上
げ時間t1内に、一度、PCベルト1の速度より速い速度で
立ち上げた後、PCベルト1と同速になるように遅くする
方がタイミングが取りやすいため、パルスの印加時間を
も同時に制御するようにして速度調整をも行なうように
した方が、より正確な位置合わせができるからである。
(発明の効果) さて、以上実施例に基づいて説明したように、本発明
によるカラー記録装置の駆動方法では、感光体の駆動系
と転写紙支持搬送体の駆動系とに夫々個別に制御される
ステッピングモータを用い、転写行程時において、夫々
のステッピングモータの1パルス当りのステップ角(移
動量)と、立ち上げ時間内に感光体駆動用のステッピン
グモータに入力されるパルス数とに基づいて、転写紙搬
送ベルト駆動用ステッピングモータの駆動を制御するよ
うにしたことにより、転写紙支持搬送体に支持された転
写紙上の画像と、感光体上の二色目以降の画像とは高精
度に位置合わせされ、重ね合わされた画像間に位置ずれ
の無い転写を行なうことができる。
によるカラー記録装置の駆動方法では、感光体の駆動系
と転写紙支持搬送体の駆動系とに夫々個別に制御される
ステッピングモータを用い、転写行程時において、夫々
のステッピングモータの1パルス当りのステップ角(移
動量)と、立ち上げ時間内に感光体駆動用のステッピン
グモータに入力されるパルス数とに基づいて、転写紙搬
送ベルト駆動用ステッピングモータの駆動を制御するよ
うにしたことにより、転写紙支持搬送体に支持された転
写紙上の画像と、感光体上の二色目以降の画像とは高精
度に位置合わせされ、重ね合わされた画像間に位置ずれ
の無い転写を行なうことができる。
したがって、本発明によれば、カラープリンタやカラ
ーファクシミリ、若しくはデジタル式のカラー複写機
等、光書き込み素子等を用いて感光体に画像情報に応じ
た静電潜像を形成する方式のカラー記録装置において、
比較的簡単で且つ低コストな装置構成で重ね画像の高精
度な位置合わせを実現することができ、カラー記録装置
のプリント画質の向上、コスト低減を図ることができ
る。
ーファクシミリ、若しくはデジタル式のカラー複写機
等、光書き込み素子等を用いて感光体に画像情報に応じ
た静電潜像を形成する方式のカラー記録装置において、
比較的簡単で且つ低コストな装置構成で重ね画像の高精
度な位置合わせを実現することができ、カラー記録装置
のプリント画質の向上、コスト低減を図ることができ
る。
第1図は本発明が適用されるカラー記録装置の一例を概
略構成図、第2図は同上カラー複写機の基本動作を示す
タイミングチャート、第3図は同上カラー複写機の駆動
制御系を示すブロック図を含む斜視図、第4図は同上カ
ラー複写機の転写行程時における転写紙支持搬送体駆動
用ステッピングモータの制御動作を示す速度線図であ
る。 1……感光体、2……感光体駆動ローラ、5……光書き
込みユニット、7,9,11,13……各色対応の現像器、14,3
3,34……転写紙、17……転写紙支持搬送体、18……転写
紙支持搬送体駆動ローラ、31……定着装置、31a……定
着ローラ対、35……カラー画像読取装置、36……感光体
駆動用ステッピングモータ、39……転写紙支持搬送体駆
動用ステッピングモータ、41……メイン制御回路、42…
…感光体駆動用ステッピングモータの制御駆動回路、43
……転写紙支持搬送体駆動用ステッピングモータの制御
駆動回路。
略構成図、第2図は同上カラー複写機の基本動作を示す
タイミングチャート、第3図は同上カラー複写機の駆動
制御系を示すブロック図を含む斜視図、第4図は同上カ
ラー複写機の転写行程時における転写紙支持搬送体駆動
用ステッピングモータの制御動作を示す速度線図であ
る。 1……感光体、2……感光体駆動ローラ、5……光書き
込みユニット、7,9,11,13……各色対応の現像器、14,3
3,34……転写紙、17……転写紙支持搬送体、18……転写
紙支持搬送体駆動ローラ、31……定着装置、31a……定
着ローラ対、35……カラー画像読取装置、36……感光体
駆動用ステッピングモータ、39……転写紙支持搬送体駆
動用ステッピングモータ、41……メイン制御回路、42…
…感光体駆動用ステッピングモータの制御駆動回路、43
……転写紙支持搬送体駆動用ステッピングモータの制御
駆動回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−21296(JP,A) 特開 昭62−195687(JP,A) 特開 昭61−156162(JP,A) 特開 昭63−49769(JP,A) 特開 昭62−186282(JP,A) 実開 昭60−107857(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】一定速度で回転される感光体に対し色分解
毎に各色に対応した静電潜像を形成する静電潜像形成行
程と、上記各色に対応した現像剤を用いて上記色分解毎
に感光体上に形成された潜像を顕像化する現像行程と、
上記色分解毎に顕像化された画像を往復動作及び停止動
作が可能な転写紙支持搬送体によって所定の転写位置に
搬送された転写紙に転写する転写行程とを順次繰返し、
最終色転写終了後、上記転写紙を定着器に搬送し、転写
紙に転写された画像を定着してカラー画像を得るカラー
記録装置の駆動方法であって、一色目の転写行程時には
上記転写紙支持搬送体が上記感光体と同速で往動中に転
写紙を送り込み、二色目以降の転写時には上記転写紙支
持搬送体を一時停止した待期状態から上記感光体の画像
に対して速度と位置を制御しながら立ち上げて転写を行
なう駆動方法において、上記感光体を回転駆動する駆動
系と上記転写紙支持搬送体の駆動系とに夫々個別に駆動
されるステッピングモータを用い、上記感光体と転写紙
支持搬送体とを夫々駆動するステッピングモータの1パ
ルスステップによる被駆動体の移動量を、感光体側でLP
C1、転写紙支持搬送体側でLT1とし、両者の比を、 としたとき、転写紙支持搬送体の往動スタート用信号か
らその転写紙支持搬送体駆動用のステッピングモータの
立上り時間t1後の間に、上記感光体駆動用のステッピン
グモータにP1のパルス数を印加して、転写紙支持搬送体
駆動用のステッピングモータに印加するパルス数PT
1は、 PT1=αP1 となるように駆動することを特徴とするカラー記録装置
の駆動方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63206096A JP2695194B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | カラー記録装置の駆動方法 |
AU39380/89A AU621393B2 (en) | 1988-08-19 | 1989-08-08 | Method for manufacturing titanium oxide |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63206096A JP2695194B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | カラー記録装置の駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0254285A JPH0254285A (ja) | 1990-02-23 |
JP2695194B2 true JP2695194B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=16517738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63206096A Expired - Lifetime JP2695194B2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | カラー記録装置の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695194B2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP63206096A patent/JP2695194B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0254285A (ja) | 1990-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60260969A (ja) | 多色画像記録装置 | |
JPH0439670B2 (ja) | ||
JPS63214775A (ja) | カラ−画像形成装置 | |
JP2695194B2 (ja) | カラー記録装置の駆動方法 | |
JP2665237B2 (ja) | カラー記録装置 | |
JP2731172B2 (ja) | カラー記録装置 | |
JP2928296B2 (ja) | 両面画像形成装置 | |
JP2921871B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2918911B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0733242Y2 (ja) | カラー画像形成装置の転写装置 | |
JP2908487B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2680379B2 (ja) | カラー記録装置の転写媒体移送制御方法 | |
JP2908488B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2682634B2 (ja) | カラー記録装置 | |
JPH0253084A (ja) | カラー記録装置の転写紙搬送制御方法 | |
JPH0253083A (ja) | カラー記録装置 | |
JPH0253085A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06282178A (ja) | 転写装置 | |
JPH02308270A (ja) | カラー記録装置 | |
JPH03264968A (ja) | 転写紙搬送制御方法 | |
JP3439297B2 (ja) | 多色画像形成装置 | |
JP2900420B2 (ja) | 像記録装置 | |
JPH01251049A (ja) | カラー記録装置 | |
JPH02293876A (ja) | カラー記録装置の駆動方法 | |
JPH04454A (ja) | 画像形成装置 |