JPH0254285A - カラー記録装置の駆動方法 - Google Patents

カラー記録装置の駆動方法

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JPH0254285A
JPH0254285A JP63206096A JP20609688A JPH0254285A JP H0254285 A JPH0254285 A JP H0254285A JP 63206096 A JP63206096 A JP 63206096A JP 20609688 A JP20609688 A JP 20609688A JP H0254285 A JPH0254285 A JP H0254285A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラープリンタやカラーファクシミリ、デジタ
ル式のカラー複写機等のカラー記録装置の駆動方法に係
り、特に1重ね合せ転写方式によりカラー画像を転写紙
に形成するカラー記録装置の転写行程時における重ね合
わせ画像の高精度な位置合わせを可能としたカラー記録
装置の駆動方法に関する。
(従来の技術) 感光体に対し原稿画像の色分解毎に画像露光を行ない各
色に対応した静電潜像を形成した後、上記各色に対応し
た現像剤を用いて上記色分解毎に感光体上に形成された
潜像を顕像化し、これにより得られた色分解毎の顕像を
、往復動作及び停止動作が可能な転写ベルト等の転写紙
支持搬送体によって所定の転写位置に搬送された一枚の
転写紙に重ねて転写し、上記転写紙支持搬送体の往動(
正転)時に転写紙を転写部に通紙して転写を行なわせ、
転写紙支持搬送体の復動(逆転)時に転写紙を転写前位
置に戻し停止・時期する動作を各色転写毎に厘次繰り返
し、最終色転写終了後、上記転写紙を定着装置に搬送し
、転写紙に転写された画像を定着して原稿画像に対応し
たカラー画像を得る重ね合せ方式のカラー記録装置が知
られている(例えば、特開昭62−186282号公報
、特開昭62−118366号公報参照)。
ところで、上記公報等に記載されているカラー記録装置
では、上述したように、転写ベルト等の転写紙支持搬送
体を往復動作させて各色対応の画像を順次重ね合わせて
一枚の転写紙にカラー画像を形成する、所謂スイッチバ
ック方式の駆動方法が行なわれているが、通常、上記転
写紙支持搬送体及び感光体の駆動は原稿載置台と同期し
て行なわれるように構成されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の駆動方法は、原稿から直接カ
ラーコピーを得る原稿露光方式のカラー複写機等に適用
した場合には、重ね画像の位置合わせが良好に行なわれ
るという非常に優れた効果があるが、このような原稿載
置台と同期して転写紙支持搬送体の駆動を行なう方式は
、カラープリンターやカラーファクシミリ若しくはデジ
タル方式のカラー複写機等のように、光書き込み素子(
レーザやLED、LCD等の光源を用いて感光体に画像
情報に応じた静電潜像を形成する素子)を用いたカラー
記録装置へそのまま適用することは出来ず、別の工夫を
必要とする。すなわち、光書き込み素子を用いて感光体
に画像情報に応じた静電潜像を形成する方式のカラー記
録装置では、感光体上の画像位置と転写紙の画像重ね合
わせ位置との位置合わせが難しく、上記感光体を回転駆
動する駆動系と上記転写紙支持搬送体の駆動系との夕右
ミングを直接取り、転写行程時における重ね合わせ画像
の位置合わせを行なうことが必要とされる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、感光
体の駆動系と転写紙支持搬送体の駆動系とを夫々個別に
駆動されるステッピングモータを用いて駆動制御し、簡
単且つ低コストに重ね画像の高精度な位置合わせを実現
し得るカラー記録装置の駆動方法を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では、一定速度で回転
される感光体に対し色分解毎に各色に対応した静電潜像
を形成する静電潜像形成行程と、上記各色に対応した現
像剤を用いて上記色分解毎に感光体上に形成された潜像
を顕像化する現像行程と、上記色分解毎に顕像化された
画像を往復動作及び停止動作が可能な転写紙支持搬送体
によって所定の転写位置に搬送された転写紙に転写する
転写行程とを順次繰返し、最終色転写終了後、上記転写
紙を定着器に搬送し、転写紙に転写された画像を定着し
てカラー画像を得るカラー記録装置の駆動方法であって
、一色目の転写行程時には上記転写紙支持搬送体が上記
感光体と同速で往動中に転写紙を送り込み、二色目以降
の転写時には上記転写紙支持搬送体を一時停止した時期
状態から上記感光体の画像に対して速度と位置を制御し
ながら立ち上げて転写を行なう、!i!動方法において
、上記感光体を回転駆動する駆動系と上記転写紙支持搬
送体の駆動系とに夫々個別に駆動されるステッピングモ
ータを用い、上記感光体と転写紙支持搬送体とを夫々駆
動するステッピングモータの1パルスステップによる被
騒動体の移動量を、感光体側でLPCl、転写紙支持搬
送体側でLT工とし、両者の比を、 LT工 としたとき、転写紙支持搬送体の往動スタート用信号か
らその転写紙支持搬送体駆動用のステッピングモータの
立上り時間t1後の間に、上記感光体間動用のステッピ
ングモータにP工のパルス数を印加して、転写紙支持搬
送体駆動用のステッピングモータに印加するパルス数P
T1は、PTよ= αP工 となるように駆動することを特徴とする(作   用) 本発明によれば、感光体及び転写紙支持搬送体の駆動に
夫々ステッピングモータを適用したことにより、各ステ
ッピングモータの駆動時に印加される入力パルスの1パ
ルス当りの感光体及び転写紙支持搬送体の移動量が規定
される。したがって、転写行程時において、夫々のステ
ッピングモータに印加される所定時間当りの入力パルス
数を制御することにより重ね画像の高精度な位置合わせ
が容易となる。
(実 施 例) 以下、本発明を図示の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明が適用されるカラー記録装置の一例を示
す概略構成図、第2図は同上カラー記録装置の基本動作
のタイミングチャート、第3図は同上カラー記録装置の
駆動制御系を夫々示しており、第1図及び第3図中、符
号1は感光体ベルト(以下rPCベルト」と称す)、符
号2は上記PCベルト1の一端側を支持・回動するため
のPC駆動ローラ、符号3はPCベルト1の他端側を回
動自在に支持するためのPC従動ローラ、符号4はPC
ベルト1を帯電するための帯電器、符号5はPCベルト
1に色対応の静電潜像を形成するための光書き込みユニ
ット、符号7.9.11.13は各色に対応した潜像を
現像するための現像器、符号6.8.10.12は上記
各現像器7.9.11.13に装備された現像ローラ、
符号14.33.34は転写紙、符号15は上記転写紙
14を記録装置内に給紙するための給紙二ロ、符号16
はレジストローラ、符号17は給紙された転写紙14を
転写部及び定着部に搬送するための転写紙支持搬送体た
る転写紙搬送ベルト、符号18は上記転写紙搬送ベルト
17の一端側を支持・回動するための能動ローラ、符号
19は転写紙搬送ベルト17の他端側を回動自在に支持
する従動ローラ、符号20は転写紙搬送ベルト17をP
Cベルト1に対して接離するためのベルト接離切換ロー
ラ、符号21はPCベルト1上の現像画像を転写紙14
に転写するための転写コロナ、符号22は転写紙搬送ベ
ルト17を除電するための除電コロナ、符号23は転写
紙14を転写紙搬送ベルト17に静電吸着するための転
写紙吸着用帯電器、符号24は転写紙搬送ベルト17に
静電吸着された転写紙を分離するための転写紙分離用帯
電器、符号25は転写紙搬送ベルト17に付着した紙粉
や現像剤等を除去するだめの転写紙搬送ベルトクリーナ
ー、符号26は転写後の転写紙の搬送方向を切換ろ紙経
路切替部材、符号27は紙先端ガイド板、符号28は紙
後端ガイド板、符号29は転写後のPCベルト1上の残
留トナーを除去するためのPCベルトクリーナー、符号
30はPCベルト1を除電するための除電器、符号31
は転写紙に転写された画像を定着するための定着器、符
号31aは定着器31の定着ローラ対、符号32は画像
定着後の転写紙を排紙するための排紙トレイ、符号35
は原稿のカラー画像を読み取るためのカラー画像読取装
置、符号36はPC駆動ローラ2を回転駆動するための
PC駆動用ステッピングモータ、符号37は転写紙搬送
ベルト開動ローラ18の軸に取付られた回転検知センサ
、符号38はPC駆動ローラ2の軸に取付られた回転検
知センサ、符号39は転写紙搬送ベルト17駆動ローラ
18駆動用の転写紙搬送ベルト駆動用ステッピングモー
タ(以下、転写駆動用ステッピングモータと称す)、符
号41はPCC駆動スステンピングモータ36制御駆動
回路42と転写紙搬送ベルト駆動用ステッピングモータ
39の制御駆動回路43を制御し感光体及び転写紙搬送
ベルトの能動を制御するためのメイン制御回路を夫々示
している。
尚、上記メイン制御回路41は周知のCPUと、RAM
やROMからなる記憶装置と、I10ポートと、入出力
用インターフェースと、カウンター回路等から構成され
ており、上記記憶装置のROM内には各種複写プロセス
に従った制御プログラムやステッピングモータ制御用デ
ータ等の各種制御用データが予め記憶されている。
さて、次に、以上の構成からなるカラー記録装置の基本
的な動作について詳細に説明する。
第1図乃至第3図において、プリントスイッチによって
、プリント動作のスタート信号(第2図(a)参照)が
発せられると、メイン制御回路41による制御が開始さ
れ、PC駆動用ステッピングモータのオン信号が出力さ
れ、PCベルト1はPCB動用ステッピングモータ36
により回転駆動されるPC駆動ローラ2により時計方向
に線速vPで回動される。尚、PCベルト1は、上記P
C!C日動ラ2とPC従動ローラ3とに掛は渡されてい
る。
また、上記PCベルト1の回動と同時に、駆動ローラ1
8と従動ローラ19とに掛は渡された誘電体ベルトから
なる転写紙搬送ベルト17も転写駆動用ステッピングモ
ータ39がまず正転(第2図(g) 、 (h) 。
(j)参照)を開始して、往動方向に線速VFで回動さ
れる。尚、PCベルト1と転写紙搬送ベルト17は、V
P=VFの条件のもとで回動するようにその走行速度を
制御されている。
PCベルト1は、クリーニング装置29でその表面のト
ナーを除去されたのち除電器30で除電されてその表面
電位を略Ovにされ、この後、PCベルト1は、帯電器
4で全面均一に帯電される。
尚、上記除電器30としては、光照射式や除電コロナを
印加する方式のもの、若しくは両者を併せたもの等が使
用される。また、周知のネガ−ポジプロセスの場合、ト
ナーは、PCベルト1表面の帯電されてない個所に付着
されるため、帯電器4による帯電はPCベルト1の表面
全体に均一に帯電しなければならない。また、この帯電
器4による帯電はコロナ放電により均一に行なわれるが
、この放電時に軽微なオゾンが発生する。このオゾンは
、放電を停止すると短時間で分解するが、PCベルト1
表面に悪影響を及ぼし画像の鮮明さを損なうことがある
。そこで、ファン等を取付けて帯電器の後方から空気を
送るか、または、吸引してオゾンを除去し、オゾンによ
る影響を防止する。
ところで、PC駆動ローラ2の軸には、回転検知センサ
38が取付られており、第2図(d)に示すように、こ
のローラの一回転毎に検知パルスを発生するようになっ
ている。第2図に示す例の場合、回転検知センサの3パ
ルス目のタイミングで、光書き込みユニット5の半導体
レーザ(以下LDと称す)の制御を開始して、まず、イ
エロー画像の7画像データに基づいた光書き込みを開始
して、図中E点においてPCベルト1に静電潜像を形成
する。尚、光書き込みユニットとしては、他の形式のレ
ーザ、LEDアレイ、LCDアレイ等の他の形式の光書
き込みユニットが用いられても良い。
書き込まれる画像データは、カラー画像読取二ニット3
5により、例えばブルー、グリーン、レッドの3色分解
光を夫々読取り、この各色光の強度レベルを基にして、
公知の画像演算処理を行なって、イエロー(Y)、マゼ
ンダ(M)、シアン(C)。
ブラック(Bk)の各仏書き込み画像データとしたもの
である。尚、カラー画像読取ユニット35とは別に、他
のカラー画像処理システム(例えばカラーファクシミT
ハワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等)から
出力される画像データを基にして書き込みが行なわれて
も良い。
静電潜像を可視像化するイエロー(Y)現像器7、マゼ
ンダ(M) 現像器9.シアン(C)現像器11.ブラ
ック(Bk)現像器13は、通常、夫々の現像ローラ6
 、8.、10.12をpcベベル1表面に接触させな
い位置に置かれている。そして、対応する色の潜像面が
、各色現像ローラ位置に到達する直前から通過直後の間
のみ、該当する色の現像器が押圧移動させられて、その
現像ローラを感光面に所定量の接触状態となるように対
向させる。
また、第2図(n)〜(p)に示すように、感光面に対
向させられた現像器のみ、現像機能を持たせるために駆
動を開始する。
さて、前述したように、先ず7画像の潜像が感光面に形
成されているので、その面に対してタイミングをとって
Y現像器7を感光面に接触させて駆動しく第2図(m)
参照)、これを顕像化する。
この後、PCベルト1は、転写工程へ進むのであるが、
このとき、転写紙搬送ベルト17が、PC駆動ローラ2
に巻き掛けられているPCベルト1の転写部で該ベルト
面に接離するように、ベルト接離切換ローラ20の上下
位置切換えが行なわれる。
次に、プリント動作が始まると、転写紙搬送ベルト17
が速度VFで駆動され、その後、ベルト接離切換ローラ
20が上位置に移動され、転写紙搬送ベルト17を押圧
してPCベルト1に接触させる(第2図(1)参照)。
そして、pca動用ステッピングモータ36の入力パル
ス数によって、タイミングをもって転写紙14を給紙コ
ロ15で給紙する(第2図(q)参照)。
この転写紙の進行は、−旦レジストローラ16で止めら
れ、PCベルト1に形成された画像位置と合致するよう
タイミングをとって転写紙搬送ベルト17表面に向けて
搬送人される(第2図イr)参照)。搬送人された転写
紙は、転写紙吸着用コロナ帯電器23で所定極性のコロ
ナチャージを行って(第2図(X)参照)転写紙搬送ベ
ルト17と密着させ、転写中やこれの搬送中にベルトと
の位置ずれかないようにされる。このとき、転写紙吸着
用帯電器23のコロナ放電の対向電極としてベルト接離
切換ローラ20が機能する。転写紙搬送ベルト17は、
一色目の転写工程に先立って除電器22による全面コロ
ナ放電により除電されている(第2図(w)参照)。ま
た、このとき、転写紙搬送ベルト17は、ベルトクリー
ナ25によってクリーニング処理を施される。
さて、PCベルト1上の顕像化された7画像の先端が、
転写位置7点から所定距離のTS点に到達したとき、メ
イン制御回路41から転写駆動用ステッピングモータ正
転スタート信号S、が転写駆動用ステッピングモータ3
9の制御駆動回路43に入力される(第2図(h)参照
)。但し、スタート81時点では、既に正回転中(第2
図(j)参照)であり、そのまま正転動作を継続する。
転写即動用ステッピングモータ正転スタート信号S0の
出力タイミングは、実質的には転写紙先端が転写位置T
から距離Qiの手前位置であるRT点に到達した時点で
ある。このとき、PCベルト1の7画像先端は、転写位
置Tから距KI Q工の手前位置であるTS点に到達し
ていて、第2図に示す制御例では、Y画像データ書き込
み開始タイミング(E点)から、pcffll動ローラ
2の4回転分と、更にPC駆動用ステッピングモータ3
6の入力パルス数P0相当分回転した時点である(第2
図(d)。
(e)、(f)、(h)参照)。
スタート信号S工から時間t1が経過すると、7画像先
端と転写紙先端は、共に距離Q□を移動して転写位置T
に達していて、転写コロナ帯電器21によるコロナ放電
を受けてY画像転写を開始される(第2図(s)参照)
。このときの立上り時間t1でのPCI[動用ステッピ
ングモータ36の入力パルス数がP工、転写駆動用ステ
ッピングモータ39の入力パルス数がPT、である(第
2図(e)、(k)参照)。ここで各ステッピングモー
タのステップ角として、夫々1パルス当りのベルト移動
長さが同一になっておれば、P工=PT□であり、また
、両者の比がαであれば、PlとPT工は係数αに対応
した値となる。
以下、P工=PT工の条件が満たされていることを前提
として説明する。尚、PCC助動用ステッピングモータ
36入力パルス数P□は制御用データとしてメイン制御
回路41に入力される。
さて、7画像転写工程が進むと、転写紙は、その先端を
転写紙搬送ベルト17から分離されて、実線位置に置か
れた紙経路切替部材26に案内されて紙先端ガイド板2
7上に進行する。そして、更に7画像転写工程が進み、
転写紙後端が転写位置Tを長さQ2だけ通過した時点、
すなわち、スタートS工時点から転写紙が符号34で示
すように、時間t工+t2を経過して長さQ工+Qp(
転写紙サイズ)+Q2の距離を移動したとき、転写駆動
用ステッピングモータ逆転信号(第2図(i)、<j)
参照)が発っせられて同ステッピングモータ39を逆回
転させる。この逆転信号と同時がこれに先立って、ベル
ト接離切換ローラ20は下位置に移動されて転写紙搬送
ベルト17をPCベルト1がら離間させる向きに移動さ
せる。
転写叩動用ステッピングモータ39の逆転によって、転
写紙搬送ベルト17とこれに支持された転写紙は、第1
図の右矢印の向きに速度VR(>VF)で反転走行させ
られる。このとき、ベルト17は、時間1.+1.で走
行した距離を時間t、でクイックリターンさせられる。
このリターン時において、転写紙後端は、転写紙搬送ベ
ルト17がら分離されて、紙後端ガイド板28の上面に
進行し、この転写紙は符号33で示す所定距離だけ正確
に移動(紙先端はRT点の位置にある)して停止し、次
のM画像転写に備えて時間t4(第2図(j)参照)待
機する。
一方、PCベルト1の方は、一色目の7画像転写の間に
も、既に二色目のM画像の形成行程が実行されている。
すなわち、M画像データに基づいた書き込みユニット5
の制御・駆動による光書き込みの静電潜像形成は、Y画
像書き込み開始からPC駆動ローラ2が整数回転した時
点、図示の例においては4回転した時点で開始されてい
る(第2図(f)、(g)参照)。また、現像器は、7
画像領域のみY現像器7が接触・駆動されていたが、二
色目のM画像領域が到達する前に、Y現像器7は、PC
ベルト1面から離間させられて停止しく第2図(m)参
照)、これに代わってM現像器9の現像ローラ8がPC
ベルト1面に接触・体動(第2図(n)参照)されてM
画像の顕像化に備える。
そして、M画像先端がTS点に到達したとき。
M画像データ書き込み開始タイミングから、PC駆動ロ
ーラ2の4回転分とPC即動用ステッピングモータ36
の入力パルス数P。相当回転移動した時点で転写駆動用
ステッピングモータ正転スタート信号S、(第2図(h
)参照)が制御駆動回路43に入力される。これと同時
か若干遅れてベルト接離切換ローラ20が上位置に移動
され転写紙搬送ベルト17を押圧し、転写紙先端が少な
くともT点に到達する前に転写紙搬送ベルト17をPC
ベルト1に接触させる。
さて、正転スタート信号S2のタイミングから時間t1
でPCベルト1は、先の7画像の場合と同様に、PC1
j4動用ステッピングモータ36の入力パルス数がpl
、pcベルト1の移動距離がΩ、となっている。そこで
、転写紙の方もこの立上り時間t1の間に、速度Oの状
態からVF (=VR)に立ち上がると共にこの間に一
色目のタイミングS1から時間t工におけるパルス数と
同じPT工になるように、この場合もまたP、=PT□
と両者が一致するように位置制御を行なう。これにより
、ここでも時間t□で転写紙先端が距離旦、移動したこ
とになり、一色目の7画像と二色目のM画像が転写紙上
で正確に位置合わせされる。
以後は、前記した行程と同じ行程を色毎に繰り返し、最
後にBk画像データの書き込みに続く行程へ進む。
Bk画像転写行程になると、紙経路切替ガイド板26が
第1図の鎖線位置に移動させられ、転写行程中の転写紙
は、その先端部から、紙分離帯電器24で除電されなが
ら転写紙搬送ベルト17から分離され、定着器31に向
けて搬送される。そして、最後の行程であるBk画像の
転写が終了すると、転写駆動用ステッピングモータ39
はそのまま正回転を続けて転写紙を搬送する(第2図(
j)、(u)、(v)、(y)参照)。定着器31の定
着ローラ対31aでトナー像を定着された転写紙は、カ
ラープリントとして排紙トレイ32上に排出される。こ
のとき、転写紙搬送ベルト17は、−枚目のコピーの画
像領域後端が除電器22を通過したタイミングから除電
コロナを印加されて均一除電される。そして、最終コピ
ーが排出されると、各モータ、定着器、給紙系が停止さ
れる。
ここで、第2図に示すように、リピート動作をするとき
は、−枚目のBk画像データ書き込みの後、引き続き二
枚目のY画像データ書き込み行程に進むと共に転写紙搬
送ベルト17の動作制御も、−枚目の最初からと同じ動
作を繰り返す、PCベルト1は、転写後、クリーナ29
で残留トナーを除去され、さらに、除電器30で残留電
荷を除電されて帯電器4へ向かう。最終的には、最後の
カラープリントが排紙トレイ32に排出され、且つまた
PCベルト1と転写紙搬送ベルト17がクリーニング及
び除電された後に動作停止となり、初期状態に復帰する
以上の説明は、画像形成の順序をY画像RM画像−>C
画像=>Bk画像とし、また、現像器の配置も上から順
にY、M、C,Bkとしたが、これに限定されるもので
はない。
また、各色の静電潜像を、デジタル画像処理された各色
画像データにより、LD等で光書き込みする方式を挙げ
たが、露光位置Eで通常の電子複写機のアナログ光学像
を所定のタイミングで照射して結像させてカラー記録を
行なっても良い。
更に、以上の説明は、4色重ねによるフルカラープリン
トの説明であったが、これらの中の2色または3色を重
ねる場合、必要な色の画像形成と転写を2回または3回
続けた後、記録動作を終了すれば良く、またそのように
動作制御を行なう。
また、単色画像記録の場合は、所定枚数が終了するまで
の間、その色の現像器がPCベルト1に接触・駆動され
、転写紙搬送ベルト17はPCベルトに接触したままと
する。この場合、紙経路切替ガイド板26は、第1図の
鎖線位置に保持されて転写紙を定着器31に向けて案内
する。従って、リピート記録においては、4色記録時に
比べて、プリント作成速度が、3色時には4/3倍、2
色時には2倍、単色時には4倍と高速処理されることに
なる。また、現像剤の色については、上述した4色に限
定されることなく、ブルー、グリーン、レッドその他所
望の色を必要に応じて組合せて使用することも可能であ
る。
さて、以上、図示した構成のカラー記録装置について、
基本的な複写動作を説明したが、次に、本発明の特徴を
なす転写行程時におけるPCベルト及び転写紙殻送ベル
トの駆動方法について、第4図を参照してより詳しく説
明する。
ここで、先の基本動作の説明中においても述べたが、先
ず、PC[動用ステッピングモータ36と転写駆動用ス
テッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が等
しい場合について説明する。
第1図”乃至第4図において、今、転写紙搬送ベルト1
7の正転スタート信号S□+S2のタイミングから立ち
上がるまでの時間tiは予め規定されているものとし、
この時間t0内にPc14区動用ステッピングモータ3
6が一定速回転中に与えた入力パルス数をPlとする。
尚、上記入力パルス数P1の値は、PC駆動用ステッピ
ングモータ36に与えたパルス数をメイン制御回路41
や各ステッピングモータの制御駆動回路42.43で予
めカウントして記憶装置に記憶しておくか、メイン制御
回路41内で演算するか、若しくは予め計算された数を
メイン制御回路41の記憶装置に入力しておき、転写行
程スタート時に転写駆動用ステッピングモータ39に与
えられるようにしておく。
さて、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆動用
ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ角が
等しい場合には、基本動作の説明中でも述べたように、
転写行程の立上り時間t□におけるpcu動用ステッピ
ングモータの入力パルス数P□と転写駆動用ステッピン
グモータ39の入力パルス数PT□とは、Pi=PT工
の関係にあるから、二色目以降の転写行程においては、
転写駆動用ステッピングモータ39は立ち上がり時間t
工(例えば0.1秒)内にPTよ=P工の入力パルスを
与えられて駆動が開始される。したがって、転写紙搬送
ベルト17に支持された転写紙上の画像と、PCベルト
1上の二色目以降の画像とは高精度に位置合わせされ、
重ね合わされた画像間に位置ずれの無い転写を行なうこ
とができる。
ところで、PCyA動用ステッピングモータ36と転写
駆動用ステッピングモータ39の1パルス当りのステッ
プ角が異なる場合には、P工=PT、の関係は成立しな
い。
そこで、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆動
用ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ角
が異なる場合には、次のようにして転写駆動用ステッピ
ングモータ39に入力されるパルス数PT、を算出し、
そのパルス数PT、をもって転写駆動用ステッピングモ
ータ39を駆動する。
すなわち、PC駆動用ステッピングモータ36と転写駆
動用ステッピングモータ39の1パルス当りのステップ
角すなわち移動量を夫々LPC1、LT、とじ、両者の
比を、 T1 としたとき、転写駆動用ステッピングモータ39がスタ
ート信号を受けてから立ち上がるまでの時間t1に転写
駆動用ステッピングモータ39に入力されるパルス数P
T、は、 PT工;αPi となる。したがって、このパルス数を入力して転写駆動
用ステッピングモータ39を能動すれば、転写位置にお
いて、転写紙上の画像と、PCベルト1上の二色目以降
の画像とは高精度に位置合わせされ、重ね合わされた画
像間に位置ずれの無い転写を行なうことができる。
より具体的に説明すると、例えば、PCB動用ステッピ
ングモータ36の1ステツプ角をLPC1=0.72°
 、転写駆動用ステッピングモータ39の1ステツプ角
をLT1=0.36°とすると、となり、転写駆動用ス
テッピングモータ39はPCC助動用ステッピングモー
タ36パルス数より2倍のパルス数によって即動される
ところで、立ち上げ時間上〇内に転写原動用ステッピン
グモータ39に与えられるパルスの制御としては、周知
の計算式によりパルス印加時間を予め算出して制御回路
41の記憶装置内に入力しておき、パルス印加時間をも
制御するようにした方が良い。すなわち、一定速度で回
転中のPCベルト1の速度に転写紙搬送ベルト17を位
置を合わせながら立ち上げるには、第4図に示すように
、立ち上げ時間上〇内に、−度、PCベルト1の速度よ
り速い速度で立ち上げた後、PCベルト1と同速になる
ように遅くする方がタイミングが取りやすいため、パル
スの印加時間をも同時に制御するようにして速度調整を
も行なうようにした方が、より正確な位置合わせができ
るからである。
(発明の効果) さて、以上実施例に基づいて説明したように、本発明に
よるカラー記録装置の駆動方法では、感光体の駆動系と
転写紙支持搬送体の駆動系とに夫々個別に制御されるス
テッピングモータを用い、転写行程時において、夫々の
ステッピングモータの1パルス当りのステップ角(移動
量)と、立ち上げ時間内に感光体駆動用のステッピング
モータに入力されるパルス数とに基づいて、転写紙搬送
ベルト駆動用ステッピングモータの駆動を制御するよう
にしたことにより、転写紙支持搬送体に支持された転写
紙上の画像と、感光体上の二色目以降の画像とは高精度
に位置合わせされ、重ね合わされた画像間に位置ずれの
無い転写を行なうことができる。
したがって、本発明によれば、カラープリンタやカラー
ファクシミリ、若しくはデジタル式のカラー複写機等、
光書き込み素子等を用いて感光体に画像情報に応じた静
電潜像を形成する方式のカラー記録装置において、比較
的簡単で且つ低コストな装置構成で重ね画像の高精度な
位置合わせを実現することができ、カラー記録装置のプ
リント画質の向上、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるカラー記録装置の一例を概
略構成図、第2図は同上カラー複写機の基本動作を示す
タイミングチャート、第3図は同上カラー複写機の即動
制御系を示すブロック図を含む斜視図、第4図は同上カ
ラー複写機の転写行程時における転写紙支持搬送体駆動
用ステッピングモータの制御動作を示す速度線図である
。 1・・・・感光体、2・・・・感光体駆動ローラ、5・
・・光書き込みユニット、7.9.11.13・・・・
各色対応の現像器、14.33.34・・・・転写紙、
17・・・・転写紙支持搬送体、18・・・・・転写紙
支持搬送体駆動ローラ、31・・・・定着装置、31a
・・・・定着ローラ対、35・・・・カラー画像読取装
置、36・・・・感光体駆動用ステッピングモータ、3
9・・・・転写紙支持搬送体駆動用ステッピングモータ
、41・・・メイン制御回路、42・・・・感光体駆動
用ステッピングモータの制御駆動回路、43・・・・転
写紙支持搬送体駆動用ステッピングモータの制御駆動回
路。 形d口 Pt=PT4 又1よ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一定速度で回転される感光体に対し色分解毎に各色に対
    応した静電潜像を形成する静電潜像形成行程と、上記各
    色に対応した現像剤を用いて上記色分解毎に感光体上に
    形成された潜像を顕像化する現像行程と、上記色分解毎
    に顕像化された画像を往復動作及び停止動作が可能な転
    写紙支持搬送体によって所定の転写位置に搬送された転
    写紙に転写する転写行程とを順次繰返し、最終色転写終
    了後、上記転写紙を定着器に搬送し、転写紙に転写され
    た画像を定着してカラー画像を得るカラー記録装置の駆
    動方法であって、一色目の転写行程時には上記転写紙支
    持搬送体が上記感光体と同速で往動中に転写紙を送り込
    み、二色目以降の転写時には上記転写紙支持搬送体を一
    時停止した待期状態から上記感光体の画像に対して速度
    と位置を制御しながら立ち上げて転写を行なう駆動方法
    において、上記感光体を回転駆動する駆動系と上記転写
    紙支持搬送体の駆動系とに夫々個別に駆動されるステッ
    ピングモータを用い、上記感光体と転写紙支持搬送体と
    を夫々駆動するステッピングモータの1パルスステップ
    による被騒動体の移動量を、感光体側でLPC_1、転
    写紙支持搬送体側でLT_1とし、両者の比を、 LPC_1/LT_1=α としたとき、転写紙支持搬送体の往動スタート用信号か
    らその転写紙支持搬送体駆動用のステッピングモータの
    立上り時間t_1後の間に、上記感光体駆動用のステッ
    ピングモータにP_1のパルス数を印加して、転写紙支
    持搬送体駆動用のステッピングモータに印加するパルス
    数PT_1は、PT_1=αP_1 となるように駆動することを特徴とするカラー記録装置
    の駆動方法。
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