JPH03262784A - 自動車の車体前部構造及び車体組立方法 - Google Patents

自動車の車体前部構造及び車体組立方法

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JPH03262784A
JPH03262784A JP2061877A JP6187790A JPH03262784A JP H03262784 A JPH03262784 A JP H03262784A JP 2061877 A JP2061877 A JP 2061877A JP 6187790 A JP6187790 A JP 6187790A JP H03262784 A JPH03262784 A JP H03262784A
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JP
Japan
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instrument panel
brake pedal
vehicle body
panel unit
unit
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JP2061877A
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English (en)
Inventor
Ushio Sakurai
桜井 潮
Noriaki Takahara
訓昭 高原
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュパ
ネル付近をユニット化して構成される自動車の車体前部
構造及び車体組立方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、自動車の製造において組立ラインでの組立作業の
容易化、作業ステーション数の減少を図るために、自動
車の各部をユニット化することが試みられている。その
代表例として、例えばヨーロッパ特許公開第81656
号明細書に開示されるように、インストルメントパネル
、空調装置、ステアリング装置、ダッシュパネルの一部
、ブレーキペダル、ブレーキペダルブラケット、ブレー
キ倍力装置等を一体的にユニット化し、このインパネユ
ニットを車体側部のドア開口部を通じて車室内に挿入し
、車室内側から車体本体に組付けることは知られている
(発明が解決しようとする課題) ところが、このものの場合、インパネユニットを車室内
側から車体本体に組付ける際に、ステアリング装置のス
テアリングシャフト先端側に設けられるブレーキ倍力装
置等をダッシュパネルの開口部を通してエンジンルーム
側に挿入しなければならず、その位置決めに手間がかか
る嫌いがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、特に、ステアリング装置のステアリ
ングシャフト先端側にブレーキ倍力装置と共に設けられ
、かつ車体本体側(カウルボックス等)に連結されるブ
レーキペダルブラケットに着目し、該ブラケットでもっ
てインパネユニットの車体本体への組付けの際にステア
リング装置のステアリングシャフト先端側をガイドする
ようになし、インパネユニットの組付けを容易かつ迅速
に行い得る自動車の車体前部構造及び車体組立方法を提
供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)記載の発明は、
自動車の車体前部構造として、左右のフロントピラー間
を連結する車体側部材の後側に、少なくともインストル
メントパネル、ステアリング装置及びブレーキペダルブ
ラケットを有するインパネユニットが車室内側から挿入
して配設されたことを前提とする。そして、上記ブレー
キペダルブラケットに被ガイド部を設ける一方、上記車
体側部材に、上記インパネユニットの車体本体への組付
けの際上記ブレーキペダルブラケットの被ガイド部と協
働してインパネユニットを上下・左右方向の位置を規制
して前後方向にガイドするガイド部材を設ける構成とす
るものである。
請求項(2J記載の発明は、左右のフロントピラー間を
連結する車体側部材の後側に、少なくともインストルメ
ントパネル、ステアリング装置及びブレーキペダルブラ
ケットを有するインパネユニットが車室内側から挿入し
て配設された自動車の車体組立方法として、上記ブレー
キペダルブラケットに被ガイド部を設ける一方、上記車
体側部材に該被ガイド部に対応してガイド部材を設ける
。そして、該ガイド部材と上記被ガイド部とによりイン
パネユニットの上下・左右方向の位置を規制して前後方
向にガイドしながらインパネユニットを車体側部材の後
側に挿入して配置する構成とする。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)及び(2記載の発明で
は、インパネユニットを車室内側から車体側部材(カウ
ルボックス等)の後側に挿入配置する際、車体側部材側
のガイド部材とインパネユニットのブレーキペダルブラ
ケット側の被ガイド部とによってインパネユニット、特
にその挿入前側であるステアリングシャフト先端側が上
下・左右方向の位置を規制して前後方向にガイドされ、
インパネユニットの組付けが容易なものとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例に係わる自動
車の車体前部構造を示す。
第1図において、1は車体本体であって、エンジンルー
ム2と車室3とを仕切るダッシュパネル4の上部に、車
幅方向に延びる車体側カウル部材5が配設されている。
該カウル部材5の両端部は車体本体1の左右のフロント
ピラー6.6に固着され、それらを連結している。尚、
ダッシュパネル4はその一部が切除されて開口部4aと
なっている。7.7は左右のフロントフェンダである。
上記車体側カウル部材5の前側にはカウルユニットU1
が上側から挿入して配置されるとともに、後側にはイン
パネユニットUzが車体本体1のドア開口部1aから車
室3内に挿入して配置され、これらのユニットU、、U
、は、いずれも車体本体1に対してボルト止め及び/又
は接着剤により固定されるようになっている。
上記車体側カウル部材5は、第2図に示すように、アッ
パパネル8とロアパネル9とが接合された閉断面構造と
なっている。上記ロアパネル9は、ダッシュパネル4の
水平部4bから後方に若干上向きに傾斜して延びる底壁
部9aと、該底壁部9aの後縁から上方に立上がって延
びる縦壁部9bと、該縦壁部9bの上縁から後方に延び
るフランジ部9cとからなる。一方、上記アッパパネル
8は、上記ロアパネル9の底壁部9aと接合されるフラ
ンジ部8aと、該フランジ1!58aの後縁から上方に
延びる縦壁部8bと、該縦壁部8bの上縁から後方上向
きに傾いて延びフロントウィンドガラス10の下線部付
近を支持するガラス支持部8Cと、該ガラス支持部8c
の後縁から後方に延び、かつ後縁が上記ロアパネル9の
フランジ部9cと接合される土壁部8dとからなる。尚
、本実施例の場合、ロアパネル9は、第2図に示すよう
に、ダッシュパネル4と一体に形成したが、ダッシュパ
ネル4と別体に形成し、かつ該ダッシュパネル4の水平
部4bの後縁に対して底壁部9aの前縁にてアッパパネ
ル8のフランジ部8aと共に連結する構成としてもよい
上記カウルユニットU1は、車幅方向に延びるユニット
側カウル部材11と、該カウル部材11の車体右側部分
に装設されたワイパー装置12とを有する(第1図参照
)。
上記カウル部材11は、第2図に示すように、ダッシュ
パネル4と略同じ位置で上下方向に延びる前壁部11g
と、該前壁部11aの下縁より後方に延びダッシュパネ
ル4の水平部4bの上側に重合される底壁部11bと、
該底壁部11bの後縁から立上がって上方に延び上記ア
ッパパネル8の縦壁部8bの前側に重合される後壁部1
1cと、該後壁部11Cの上縁から後方に延び上記アッ
パパネル8のガラス支持部8Cの上側に重合されるフラ
ンジ部lidとからなる。そして、取付状態において、
ユニット側カウル部材11が車体側カウル部材5の前側
に位置し、該両カウル部材11゜5によって従来の構造
のカウルボックスを構成することになる。
一方、上記インパネユニットU2は、インストルメント
パネル21、ステアリング装置22、空調ユニット23
、ダッシュ部材24、ブレーキペダル25、ブレーキペ
ダルブラケット26及びブレーキ倍力装置27を有する
(第1図参照)。上記インストルメントパネル21の前
側には、第3図及び第4図に詳示するように、車幅方向
に延びる円管よりなるインパネメンバ28が配設され、
該インパネメンバ28の両端部には取付ブラケット2つ
が固設されている。一方、車体本体1側は、ドア開口部
1aにおいて、フロントピラー6の下側にサイドフレー
ムアウタ30とヒンジピラーインナ31との接合により
車体上下方向に延びる閉断面構造が構成されており、該
ヒンジピラーインナ31には、車室内に突出する中空状
のインパネブラケット32が固設されている。インパネ
ブラケット32の内面にはナツト33が固着されており
、該インパネブラケット32のナツト33に上記インパ
ネメンバ28の取付ブラケット2つが、ボルト34によ
り締結固定されるようになっている。尚、第3図中、3
5はインパネユニットU2を車体本体1に締結固定した
後その側部を覆って取付けられるインパネサイド、36
はサイドデミスタである。
また、ステアリング装置22のステアリングシャフト4
1は、上記インパネメンバ28にブラケット(図示せず
)を介して連結支持されており、該ステアリングシャフ
ト41の先端側にはダッシュ部材24、ブレーキペダル
25、ブレーキペダルブラケット26及びブレーキ倍力
装置27が設けられている。
上記ダッシュ部材24は、インパネユニットU2を車体
本体1に取付けた状態において、第2図に示すように、
ダッシュパネル4の開口部4aを閉塞してダッシュパネ
ル4の一部を構成するようになっている。該ダッシュ部
材24の前側にブレーキ倍力装置27が取付けられ、イ
ンバネユニツトU2の車体本体1への取付状態において
ダッシュパネル4の開口部4aからエンジンルーム2側
に突出して臨むようになっている。
また、上記ダッシュ部材24の後側にはインシュレータ
42を介してブレーキペダルブラケット26が設けられ
ている。該ブレーキペダルブラケット26の前壁部26
aには、ブレーキ倍力装置27からダッシュ部材16及
びインシュレータ42を介して単室側に突出するスタッ
ドボルト43が貫通され、該スタッドボルト43にナツ
ト44を螺合締結することにより、ブレーキペダルブラ
ケット26とブレーキ倍力装置27とがその間にダッシ
ュ部材24及びインシュレータ42を挟んだ状態で結合
されている。
そして、第5図ないし第7図に詳ホするように、上記ブ
レーキペダルブラケット26の上面には車体側カウル部
材5に対応する部位にロックプレート45が設けられて
いる。該ロックプレート45は、ブレーキペダルブラケ
ット26に固定された水平な基部45aと、該基部45
aの左右両側端部から下方に延びる左右のフランジ部4
5b、45bとからなり、フランジ部45bは前側に行
くに従って上下寸法が漸次短くなるように形成されてい
る。一方、上記車体側カウル部材5のロアアーム9の底
壁部9aには、インパネユニットU2の組付けの際上記
ブレーキペダルブラケット26側の被ガイド部たるロッ
クプレート45と協働してインパネユニットU、を上下
・左右方向の位置を規制して前後方向にガイドするガイ
ド部材46が設けられている。該ガイド部材46は、ロ
ックプレート45の基部45aの上面とスライド自在に
当接する水平部46aと、該水平部46aの左右両端部
に形成され、ロックプレート45の各フランジ部45b
と係合するフック部46b、46bとからなる。上記フ
ック部46bは、ロックプレート45のフランジ部45
bと同じく前側に行くに従って上下寸法が漸次短くなる
ように形成されていて、インパネユニットU2を車室3
内側から車体側カウル部材5の後側に挿入して配置する
際にはフランジ部45bを前後方向に移動可能に係合し
、挿入配置が完了した時点で前方への移動をも規制した
状態に係合するようになっている。
また、上記空調ユニット23の上面には別のロックプレ
ート47が設けられている一方、カウル部材5には該ロ
ックプレート47に対応してガイド部材48が設けられ
、この両者47.48によりインパネユニットU2の挿
入配置の際にこれをカイトするようになっている。
上記ブレーキペダルブラケット26にはブレーキペダル
25の上端部が支軸4つを介して回動可能に支持されて
いる。該ブレーキペダル25にはブレーキ倍力装置27
の操作ロッド27aが連結されて、ブレーキペダル25
の踏込み動作(回動)によりブレーキ倍力装置!27が
作動するようになっている。
尚、フロントウィンドガラス10は、カウルユニットU
lが車体本体1に取付けられた後、ウレタン接着剤51
を用いて車体本体1のウィンド開口部1aに対して取付
けるようになっている(第2図参照)。ウレタン接着剤
51は、少なくとも車体側カウル部材5のアッパパネル
8の支持部8C及びユニット側カウル部材11のフラン
ジ部11dに対して塗布され、カウル部材11と車体本
体1との接合部におけるシールをも図るようになってい
る。
次に、自動車の車体組付方法、特に、上記カウルユニッ
トU1及びインパネユニットU2の車体本体1への組付
方法について説明する。
予め、組付けるべきユニットUl、Ujを用意する。つ
まり、カウルユニットU1は、カウル部材11にワイパ
ー装置12を組付けて構成する。
また、インパネユニットU2は、インパネメンバ28を
中心としてインストルメントパネル21、ステアリング
装置22及び空調ユニット23を相互に組付けるととも
に、ステアリング装置22のステアリングシャフト41
の先端側にダッシュ部材24、ブレーキ倍力装置27、
ブレーキペダルブラケット26及びブレーキペダル25
を組付けることにより構成する。尚、車体本体1におい
ては、ユニットU、、U2の組付は前に予め、車体側カ
ウル部材5のロアパネル9の底壁部9aにガイド部材4
6.48を固着しておく。
そして、先ず、車体本体1に対し、上側から、上記カウ
ルユニットUlを車体側カウル部材5の前側に挿入し、
ユニット側カウル部材11の底壁部11bをダッシュパ
ネル4の水平部4bに、カウル部材11の後壁部lid
をアッパパネル8の縦壁部8bに、カウル部材11のフ
ランジ部11dをアッパパネル8の支持部8cにそれぞ
れ重合させ、その状態でボルト(図示せず)によりカウ
ル部材11を車体本体1に締結して固定する。
続いて、上記インパネユニットU2を車体本体1のドア
開口部1aから車室内に挿入し、該インパネユニットU
2におけるステアリング装!f22のステアリングシャ
フト41先端側のブレーキ倍力装置27をダッシュパネ
ル4の開口部4aからエンジンルーム2側に挿入せしめ
てインパネユニットU!を車体側カウル部材5の後側に
配置するこの際、上記ステアリングシャフト41先端側
のブレーキペダルブラケット26に設けられたロックプ
レート45が車体側カウル部材5側のガイド部材46と
係合し、この両者45.46によってステアリングシャ
フト41先端側の上下・左右方向の位置を規制しつつ該
ステアリングシャフト41が前後方向にガイドされる。
また、空調ユニット23に設けられたロックプレート4
7も車体側カウル部材5側のガイド部材48と係合し、
この両者47,48によりインパネユニットU2の空調
ユニット23側がガイドされる。この結果、インパネユ
ニットU2の所定位置への挿入配置を容易にかつ確実に
行うことができる。
しかも、インパネユニットU2の挿入が完了した状態で
は、上記ロックプレート45の前方への移動も規制され
て該ロックプレート45及びガイド部材46を介してブ
レーキペダルブラケット26が車体側カウル部材5に支
持されるので、ブレーキペダルブラケット26ないしブ
レーキペダル25の支持剛性を高めることができる。
しかる後、ボルト34によりインパネユニットU2側の
取付ブラケット29を車体本体1側のインパネブラケッ
ト32に対して締結固定してインパネユニットU!を車
体本体1に取付ける。以上によって、両ユニットU+、
U2の車体本体1への組付けが終了する。
第8図ないし第10図は本発明の第2実施例に係わる自
動車の前部車体構造を示す。この第2実施例の場合、ブ
レーキペダル25及びブレーキ倍力装置27は、ダッシ
ュ部材61を介してユニット側カウル部材11に取付け
られている。上記ダッシュ部材61は、カウル部材11
の底壁部11bの下面でダッシュパネル4の開口部4a
に対応した位置に固着され、カウルユニットU1が車体
本体1に取付けられた状態において、ダッシュパネル4
の開口部4aを閉塞してダッシュパネル4の一部を構威
し、開口部4aの周縁部に対してはウレタン接着剤62
を介して接着されるようになっている。
また、ダッシュ部材61は前側に突出する凸部61aを
有し、該凸部61aには、ブレーキ倍力装置t14がエ
ンジンルーム2に臨んで取付けられているとともに、第
1のブレーキペダルブラケット63を介してブレーキペ
ダル25が支持されている。上記ブレーキペダル25は
、更に第2のブレーキペダルブラケット64を介して車
体側カウル部材5に支持されている。
上記第1のブレーキペダルブラケット63は、ユニット
側カウル部材11の底壁部11bに対向する土壁部63
aと、該土壁部63aの左右両側縁から各々下方に延び
る左右一対の側壁部63b。
63bと、上記土壁部63aの前縁から下方に延びかつ
上記各側壁部63b、63bと側縁同士を突合わせ接合
された前壁部63cとを有する。上記前壁部63cは、
ダッシュ部材61の凸部15aに対して、円管よりなる
スペーサ部材65,65により所定の間隔を隔てて対向
し、かつブレーキ倍力装置14から上記各スペーサ部材
65内を通して車室側に突出するスタッドボルト43に
ナツト44を螺合締結することにより固定されている。
また、上記第2のブレーキペダルブラケット64は、車
体側カウル部材5のロアパネル9の底壁部9aに対向す
る水平部64gと、該水平部64aの左右両側縁から下
方に延びる左右一対の側壁部64b、64bと、該両側
壁部64b、64bの前縁からユニット側カウル部材1
1の下方にまで延出する左右一対の延出部64c、64
cとを有する。そして、上記左右の延出部64c、64
C間に上記第1のブレーキペダルブラケット63におけ
る左右の側壁部63b、63bが位置し、該側壁部63
b及び延出部64cを貫通する前後二つの締結ボルト6
6a、66bにより両者が連結されている。また、ブレ
ーキペダル25の上端には円管よりなる支軸67が車幅
方向に貫通しかつ回転一体に設けられ、該支軸67内に
上記締結ボルト66bを挿通せしめることにより、ブレ
ーキペダル13が支軸67回りに回動可能に支持されて
いる。
一方、インパネユニットU2は、インストルメントパネ
ル21、ステアリング装置22及び空調ユニット23を
有しく第1図参照)、ステアリング装置22のステアリ
ングシャフト41の先端側に上記第2のブレーキペダル
ブラケット64が位置して設けられている。尚、ブレー
キペダルブラケット64は、図示していないがステアリ
ングコラムまたはインパネメンバ28に取付けられる。
そして、上記第2のブレーキペダルブラケット64の水
平部64aには被ガイド部としてのロックプレート45
が設けられている一方、上記車体側カウル部材5のロア
パネル9の底壁部9aには、インパネユニットU2の組
付けの際上記ロックプレート45と協働してインパネユ
ニットU2を上下・左右方向の位置を規制して前後方向
にガイドするガイド部材46が設けられている。尚、ロ
ックプレート45及びガイド部材46の形状並び車体前
部構造のその他の構成は、第1実施例の場合と殆ど同じ
であり、同一部材には同一符号を付してその説明は省略
する。
次に、上記カウルユニットU1及びインパネユニットU
、の車体本体1への組付方法について説明する。
予め、組付けるべきユニットU1゜U2を用意する。こ
の場合、カウルユニットU】においては、カウル部材1
1に対して、ダッシュ部材61を介してブレーキ倍力装
置27及び第1のブレーキペダルブラケット63を組付
ける。また、インパネユニットU2においては、ステア
リング装置22のステアリングシャフト41先端側に第
2のブレーキペダルブラケット64を設ける。
そして、先ず、車体本体1に対し、上側から、カウルユ
ニットU1を車体側カウル部材5の前側に挿入し、ユニ
ット側カウル部材11の後壁部11Cを車体側カウル部
材5のアッパパネル8の縦壁部8bに、ユニット側カウ
ル部材11のフランジ部lidをアッパパネル8のガラ
ス支持部8Cにそれぞれ重合させ、その状態でボルト(
図示せず)にてカウル部材11つまりカウルユニットU
1を車体本体1に締結して固定する。
続いて、インパネユニットU2を車体本体1のドア開口
部1aから車室3内に挿入し、車室3内側から車体側カ
ウル部材5の後側に配置する。この際、上記ステアリン
グシャフト41先端側のブレーキペダルブラケット64
に設けられたロックプレート45が車体側カウル部材5
側のガイド部材46と係合し、この両者45.46によ
ってステアリングシャフト先端側の上下・左右方向の位
置を規制しつつステアリングシャフト先端側がインパネ
ユニットU:が前後方向にガイドされるので、ステアリ
ングシャフトひいてはインパネユニットUごの所定位置
への挿入配置を容易にかつ確実に行うことができる。
しかる後、上記両ブレーキペダルブラケット63.64
の重合する部分、つまり第1のブレーキペダルブラケッ
ト63の両側壁部63b、63bとtJ2のブレーキペ
ダルブラケット64の両延出部64c、64cとを締結
ボルト66a、66bにより連結する。その際、ブレー
キペダル25上端の支軸67をブラケット63の両側壁
部63b。
63b間に配置し、該支軸67内に上記締結ボルト66
bを挿入してブレーキペダルブラケット63.64同士
の連結を行う。
この場合、上記第2のブレーキペダルブラケット64は
上記ロックプレート45及びガイド部材46を介して車
体側カウル部材5に支持されているので、ブレーキペダ
ル25は、ブレーキペダルブラケット63及びダッシュ
部材61を介してユニット側カウル部材11に支持され
るだけでなく、二つのブレーキペダルブラケット63.
64を介して車体側カウル部材5にも支持されることに
なり、その支持剛性を高めることができる。
尚、本発明は上記第1及び第2実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記各実施例では、ブレーキペダルブラケット
26.64に被ガイド部として該ブラケットと別体のロ
ックプレート45を設けたが、被ガイド部はブレーキペ
ダルブラケットと一体に形成してもよいのは勿論である
また、上記各実施例では、いずれもカウルボックスを二
つのカウル部材5,11に分割し、一方のカウル部材(
車体側カウル部材)5で左右のフロントピラー6.6を
連結し、他方のカウル部材(ユニット側カウル部材)1
1をカウルユニットU1の本体とする構成のものについ
て述べたが、本発明は、このカウルユニットU1の有無
に拘らず、少なくともインストルメントパネル21、ス
テアリング装置22及びブレーキペダルブラケットを有
するインパネユニットU2が車室3内側から左右のフロ
ントピラー間を連結する車体側部材の後側に挿入して配
設されるものに同様に適用することができる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明における自動車の車体前部構造及び
車体組立方法によれば、インパネユニットを車室内側か
ら左右のフロントピラー間を連結する車体側部材の後側
に挿入配置する際には、上記車体側部材側のガイド部材
とインパネユニットのブレーキペダルブラケット側の被
ガイド部とによってインパネユニットが上下・左右方向
の位置を規制されて前後方向にガイドされるので、イン
パネユニットの組付けを容易にかつ確実に行うことがで
き、組付作業の迅速化を図ることができるとともに、ブ
レーキペダルの支持剛性を高めることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図ないし第7
図は第1実施例を示し、第1図は車体本体とカウルユニ
ット及びインパネユニットとの関係を示す分解斜視図、
第2図はカウルユニット及びインパネユニットを車体本
体に取付けた状態の断面図、第3図はインパネユニット
の車体本体への取付構造を示す分解斜視図、第4図は第
3図のA−A線断面図、第5図はブレーキペダルのガイ
ド機構の構成を示す斜視図、第6図はロックプレートと
ガイド部材との係合状態を示す断面図、第7図はロック
プレートの側面図である。第8図ないし第10図は第2
実施例を示し、第8図は第2図相当図、第9図はカウル
ユニットのダッシュ部材取付は部付近の斜視図、第10
図は第5図相当図である。 U、−・・・インパネユニット ト・・車体本体 5・・・車体側カウル部材(車体側部材)6・・・フロ
ントピラー 21・・・インストルメントパネル 22・・・ステアリング装置 26.64・・・ブレーキペダルブラケット45・・・
ロックプレート(被ガイド部)46・・・ガイド部材 第2因 第6区 第7因

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)左右のフロントピラー間を連結する車体側部材の
    後側に、少なくともインストルメントパネル、ステアリ
    ング装置及びブレーキペダルブラケットを有するインパ
    ネユニットが車室内側から挿入して配設された自動車の
    車体前部構造において、上記ブレーキペダルブラケット
    には被ガイド部が設けられている一方、上記車体側部材
    には、上記インパネユニットの車体本体への組付けの際
    上記ブレーキペダルブラケットの被ガイド部と協働して
    インパネユニットを上下・左右方向の位置を規制して前
    後方向にガイドするガイド部材が設けられていることを
    特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. (2)左右のフロントピラー間を連結する車体側部材の
    後側に、少なくともインストルメントパネル、ステアリ
    ング装置及びブレーキペダルブラケットを有するインパ
    ネユニットが車室内側から挿入して配設された自動車の
    車体組立方法であって、上記ブレーキペダルブラケット
    に被ガイド部を設ける一方、上記車体側部材に該被ガイ
    ド部に対応してガイド部材を設け、該ガイド部材と上記
    被ガイド部とによりインパネユニットの上下・左右方向
    の位置を規制して前後方向にガイドしながらインパネユ
    ニットを車体側部材の後側に挿入して配置することを特
    徴とする自動車の車体組立方法。
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WO2013190868A1 (ja) * 2012-06-22 2013-12-27 豊田鉄工株式会社 車両用ペダルブラケット
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