JP3769809B2 - 自動車の側部補強構造 - Google Patents

自動車の側部補強構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の側面後部に配設されたピラーを補強する補強パネルがピラーインナパネルの壁面に沿って車体の上下方向に伸びるように設置された自動車の側部補強構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば実開平7−31573号公報に示されるように、車体の側辺部後方にホイールハウスが設されるとともに、上記ホイールハウスのアウタパネルの上縁から上方に伸びるようにリヤピラーインナパネルが設置され、かつ、その上方にルーフサイドレールのインナパネルが一体に連設されてなる自動車の後部車体構造において、上記ホイールハウスパネルの上部を補強するブレースと、上記リヤピラインナの外側面に設けられたベルトアンカの取付部を補強するベルトアンカ補強板とを別体に形成することにより、上記ブレースおよびベルトアンカ補強板を原材から切り出すときの歩留まりを向上させることが行われている。また、上記後部車体構造は、ブレースおよびベルトアンカ補強板の板厚をそれぞれ適切な板厚に設定することにより、車体重量を増大させることなく各部を適正に補強できるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成によれば、ブレースとベルトアンカ補強板とを別体に形成したために部品点数が多くなって車体側部の構造が複雑になるという問題がある。また、サスペンションタワーおよびベルトアンカ等から入力された荷重を、リヤピラーの設置部以外の部分に対して効果的に伝達することができないので、上記荷重の支持作用が不十分になり易いという問題がある。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑み、簡単な構成でピラーに入力される各荷重を効果的に支持することができる自動車の側部補強構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、車体の側部に形成されたドア用開口部の後方側に配設されたクォータピラーの後方に開口部が形成されるとともに、この開口部の後方側にリヤピラーが配設された自動車の側部補強構造であって、上記クォータピラーの上部に対してその下部が車体の後方側に位置するようにクォータピラーを傾斜状態で設置するとともに、このクォータピラー用の補強パネルをピラーインナパネルの壁面に沿って車体の上下方向に伸びるように傾斜させた状態で設置し、上記補強パネルの上端部を、ルーフ部の左右両側辺部に配設されたルーフサイドレールの設置部に延長してルーフサイドレールの壁面に接合し、かつ上記補強パネルの下部を、サスペンションタワーの設置部から上方に向かって延びるサスペンションレインフォースメントの上部前方部分とオーバラップさせ、このオーバラップ部にシート装置のシートバックを車体に係止させるためのキャッチャを設置するとともに、このキャッチャの設置部の上方にシートベルトアンカの取付部を設けたたものである。
【0006】
上記構成によれば、サスペンションタワーから車体の後部に位置するピラーに入力された荷重が、このピラーの補強パネルからルーフサイドレールを介して車体の全体に伝達されて効果的に支持されるとともに、上記キャッチャの設置部等からピラーに入力された各荷重が上記サスペンションタワーの設置部に伝達されて効果的に支持されることになる。さらに、ピラーを補強することを目的として設けられた上記補強パネルと、サスペンションタワーから入力された荷重を支持することを目的として設けられた上記サスペンションレイフォースメントとを利用して上記キャッチャの設置部の取付剛性を効果的に向上させることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、本発明に係る自動車の側部補強構造の実施形態を示している。上記自動車の側面前部には、フロントピラー1が配設されるとともに、その後方にセンタピラー2、クォータピラー3およびリヤピラー4が所定間隔を置いて順次配設されている。また、上記自動車のルーフ部5には、スライディングパネル6によって開閉される開口部7が形成されるとともに、上記スライディングパネル6をスライド自在に支持するガイドレール8と、スライディングパネル6を駆動する駆動手段とを有する可動ルーフ装置が設けられている。
【0010】
そして、上記スライディングパネル6が前方に駆動されて開口部7が閉止された状態では、車体の側辺部中央に配設されたセンタピラー2の設置部の近傍G1に可動ルーフ装置の重心が位置し、かつ上記スライディングパネル6が後方に駆動されて上記開口部7が開放された状態では、上記センタピラー2の後方に配設されたクォータピラー3の設置部の近傍G2に可動ルーフ装置の重心が位置するように構成されている。
【0011】
すなわち、上記ルーフ部5の前部からセンタピラー2の設置部よりも後方側に至る範囲に開口部7を形成し、この開口部7の開口面積を、通常の可動ルーフ装置よりも大きな値に設定するとともに、上記開口部7の開口面積に対応した大きさを有するスライディングパネル6を可動ルーフ装置に設けることにより、上記スライディングパネル6のスライド変位に応じて可動ルーフ装置の重心が、車体の前後方向に大きく移動し、上記センタピラー2の設置部の近傍G1からクォータピラー3の設置部の近傍G2に変位するように構成されている。
【0012】
また、上記ルーフ部5の左右両側辺部には、閉断面を形成するレールアウタパネル9とレールインナパネル10とからなるルーフサイドレール11が設置されている。このルーフサイドレール11の内側面、つまり車内側に位置する壁面には、上記可動ルーフ装置のガイドレール8を支持する支持ブラケット12,13が、上記センタピラー2の設置位置およびクォータピラー3の設置部に対応した位置に取り付けられている。
【0013】
上記センタピラー2は、図3および図4に示すように、上記レールアウタパネル9と一体に形成されたピラーアウタパネル14と、その内方に配設されたピラーインナパネル15と、このピラーアウタパネル14およびピラーインナパネル15によって形成された閉断面内に配設されたピラーレインフォースメント16とを有している。
【0014】
上記ピラーインナパネル15の上端部には、上記ルーフサイドレール11内に導入されるように延長されるとともに、車体の前後方向に突設されたフランジ部17が形成され、このフランジ部17が上記レールインナパネル10の外側面、つまり車外側に位置する壁面に重合されてスポット溶接等の手段で接合されている。そして、上記ピラーインナパネル15のフランジ部17と、レールインナパネル10との重合部に、車体の前方側に位置する上記支持ブラケット12の内端部が取付ボルト18によって取り付けられている。
【0015】
また、上記支持ブラケット12の内端部と、上記ガイドレール8の外端部とが、ルーフ部5の開口フランジ部19またはルーフ部5の下面等に固定された固定板20に、取付ボルト21によって取り付けられている。上記取付ボルト18の設置位置の外側方部には、上記レールインナパネル10とピラーインナパネル15のフランジ部17とが互いに離間した状態で設置されることにより、このレールインナパネル10とフランジ部17とによって閉断面22が形成されている。
【0016】
さらに、上記ピラーレインフォースメント16の上端部には、ルーフサイドレール7内に導入されるように延長されるとともに、車体の前後方向に突設されたフランジ部23が形成されている。そして、上記フランジ部23の内側端部が、上記レールアウタパネル9およびルーフインナパネル10の内側辺部に設けられたフランジ部の間に挟持された状態で一体に接合されている。
【0017】
上記クォータピラー3は、図5および図6に示すように、上記レールアウタパネル9と一体に形成されたピラーアウタパネル24と、その内方側に配設されるとともに、上記レールインナパネル10と一体に形成されたピラーインナパネル25と、このピラーアウタパネル24およびピラーインナパネル25によって形成された閉断面内に配設されるとともに、上記ピラーインナパネル25の外側面、つまり車外側に位置する壁面に沿って配設されたピラーレインフォースメント26からなる補強パネルとを有している。
【0018】
上記ピラーレインフォースメント26の上端部には、ルーフサイドレール11内に導入されるように延長されるとともに、車体の前後方向に突設されたフランジ部27が形成され、このフランジ部27が上記レールインナパネル10の内壁面に重合されている。そして、上記フランジ部27と、レールインナパネル10との重合部に、車体の後側に位置する支持ブラケット13の内端部が取付ボルト18によって取り付けられている。
【0019】
また、上記取付ボルト18の設置位置の外側方部には、上記レールインナパネル10とピラーレインフォースメント26のフランジ部27とが互いに離間した状態で設置されることにより、このレールインナパネル10とフランジ部27とによって閉断面22が形成されている。
【0020】
上記ピラーレインフォースメント26は、図示を省略したベルトアンカの取付部28およびリヤシートのシートバックを係止するキャッチャの設置部29を覆うように設置されるとともに、ピラーレインフォースメント26の下部と、サスペンションタワー30の設置部から上方に伸びるように上記ピラーインナパネルの外側面に沿って配設されたサスペンションレインフォースメント31の上部前方部分とがオーバラップするように構成されている。
【0021】
上記のように車体の側面後部に配設されたクォータピラー3のピラーインナパネル25の外側面に沿って上下方向に伸びるように設置されたピラーレインフォースメント26からなる補強パネルの上端部を、車体の上部側辺部に位置するルーフサイドレール11の設置部に延長してルーフサイドレール11の外側面に接合するとともに、上記補強パネルの下部を、サスペンションタワー30の上方に設置されたサスペンションレインフォースメント31の上部とオーバラップさせ、このオーバラップ部にシート装置のシートバックを車体に係止させるためのキャッチャを設置したため、上記クォータピラー3のピラーインナパネル25に取り付けられたベルトアンカおよび上記キャッチャの設置部等からクォータピラー3に入力された荷重を上記ピラーレインフォースメント26からルーフサイドレール11を介して車体の全域に伝達することにより、効果的に支持することができる。
【0022】
したがって、上記ベルトアンカの取付部28を補強する別体のベルトアンカ補強板等を設けた場合のように部品点数を増大させることなく、簡単な構成で上記ベルトアンカの取付部28またはシートキャッチャの設置部29等を効果的に補強し、上記ベルトアンカおよびキャッチャ等から入力された荷重を安定して支持することができるとともに、上記サスペンションタワー30からクォータピラー3に入力された荷重を、このクォータピラー3のピラーレインフォースメント26からルーフサイドレール11を介して車体の全体に伝達して効果的に支持できるとともに、上記可動ルーフ装置等からクォータピラー3に入力された荷重をサスペンションタワー30の設置部に伝達して効果的に支持できるという利点がある。
【0023】
また、上記実施形態では、クォータピラー3のピラーレインフォースメント26の上端部を、ルーフ部5の左右両側辺部に設置されたルーフサイドレール11内に導入してレールインナパネル10の内壁面に重合させるとともに、このピラーレインフォースメント26の上端部(フランジ部)17と、上記レールインナパネル10との重合部に、上記可動レール装置の支持ブラケット13を取り付けたため、可動ルーフ装置から入力された荷重を上記支持ブラケット13およびピラーレインフォースメント26からクォータピラー3の下方に伝達して効果的に支持することができる。
【0024】
このため、上記支持ブラケット13の取付部を補強する別体の補強メンバ等を設けることなく、簡単な構成で上記可動ルーフ装置を安定して支持することができるとともに、上記補強メンバを設けた場合のように車室内スペースが狭くなるのを防止することができる。また、ルーフ部5に形成された開口部7の開口面積を大きくして可動ルーフ装置の重量が重くなった場合においても、多数の支持ブラケットを配設することなく、少ない個数の支持ブラケットによって上記可動ルーフ装置を安定して支持することができる。
【0025】
また、上記実施形態では、スライディングパネル6のスライド変位に応じて可動ルーフ装置の重心が、センタピラー2の設置位置の近傍G1からこのセンタピラー2の後方に配設されたクォータピラー3の設置位置の近傍G2に移動するように可動ルーフ装置の重心位置を設定するとともに、上記センタピラー2の設置部およびクォータピラー3の設置部に対応した位置にそれぞれ上記支持ブラケット12,13を配設したため、上記スライディングパネル6が開口部7を閉止する前端位置あるいはこの開口部7を開放した後端位置のいずれの位置にある場合においても、上記可動ルーフ装置を安定して支持することができる。
【0026】
特に、上記実施形態に示すように、センタピラー2のピラーインナパネル15およびクォータピラー3のピラーレインフォースメント26からなるピラーインナ部材の上端部に、車体の前後方向に伸びるフランジ部17,27を設け、このフランジ部17,27と、上記レールインナパネル10とを重合させるように構成した場合には、上記支持ブラケット12,13の取付部を広範囲に亘って支持することができるため、上記可動ルーフ装置の支持状態を効果的に安定化させることができるという利点がある。
【0027】
さらに、上記実施形態では、センタピラー2のピラーインナパネル15およびクォータピラー3のピラーレインフォースメント26からなるピラーインナ部材の上端部に設けられたフランジ部17,27と、上記レールインナパネル10とによって形成された閉断面22を取付ボルト18の設置位置の外側方部に配設したため、上記支持ブラケット12,13の取付部を補強して上記可動ルーフ装置の支持状態を効果的に安定化させることができるとともに、車体の振動に応じて上記フランジ部17,27とレールインナパネル10との接合部が互いに接離することに起因した騒音の発生を防止できるという利点がある。
【0028】
なお、可動ルーフ装置の支持強度を効果的に向上させるためには、上記ピラーインナ部材となるセンタピラー2のピラーインナパネル15およびクォータピラー3のピラーレインフォースメント26の板厚をピラーアウタパネル14,24よりも大きな値に設定することが望ましい。このように構成した場合には、いわゆるワンボックスカー等の箱型に形成された車体の剛性を効果的に向上させることができるとともに、上記センタピラー2に取り付けられる前部席用のシートベルトのベルトアン等の支持強度を効果的に増大させることができ、かつ上記クォータピラー3に取り付けられる後部席用のシートベルトのベルトアンおよび後部席のシードバック用キャッチャ等の支持強度を、より効果的に増大させることができる。
【0029】
また、上記実施形態では、開口部7の大きさを通常の可動ルーフ装置よりも大きな値に設定した例について説明したが、上記開口部5の後端位置をセンタピラー2の設置部の前方側に位置させることにより、上記開口部7の大きさを通常の大きさに設定してもよい。この場合には、上記センタピラー2の設置部に対応した位置のみに支持ブラケット12を配設し、クォータピラー3の設置部に配設された支持ブラケット13を省略した構造とすることができる。
【0030】
さらに、センタピラーの後方側にリヤピラーが配設されてなるセダンタイプの車両において、このリヤピラーのピラーインナパネルの壁面に沿って車体の上下方向に伸びるように、ピラーレインフォースメントからなる補強パネルを設置し、その上端部をルーフ部の左右両側辺部に配設されたルーフサイドレールの設置部に延長してルーフサイドレールの壁面に接合した構造としてもよい。
【0031】
また、上記実施形態では、ルーフサイドレール11を構成するレールインナパネル10と、クォータピラー3を構成するピラーインナパネル25とを一体に形成した例について説明したが、上記レールインナパネル10と、ピラーインナパネル25とを別体に形成した構造としてもよく、この場合には、上記レールインナパネル10の内側面、つまり車内側に位置する壁面に上記ピラーレインフォースメント26の上部を接合した構成とすることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、車体の側部に形成されたドア用開口部の後方側に配設されたクォータピラーの後方に開口部が形成されるとともに、この開口部の後方側にリヤピラーが配設された自動車の側部補強構造であって、上記クォータピラーの上部に対してその下部が車体の後方側に位置するようにクォータピラーを傾斜状態で設置するとともに、このクォータピラー用の補強パネルをピラーインナパネルの壁面に沿って車体の上下方向に伸びるように傾斜させた状態で設置し、上記補強パネルの上端部を、ルーフ部の左右両側辺部に配設されたルーフサイドレールの設置部に延長してルーフサイドレールの壁面に接合し、かつ上記補強パネルの下部を、サスペンションタワーの設置部から上方に向かって延びるサスペンションレインフォースメントの上部前方部分とオーバラップさせ、このオーバラップ部にシート装置のシートバックを車体に係止させるためのキャッチャを設置するとともに、このキャッチャの設置部の上方にシートベルトアンカの取付部を設けたため、上記ピラーを構成するピラーインナパネルに設けられたベルトアンカの取付部またはシートキャッチャの設置部等を、簡単な構成で効果的に補強し、上記ベルトアンカの取付部またはシートキャッチャの設置部等から入力された荷重をルーフサイドレールから車体の全体に伝達して効果的に支持できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る側部補強構造を有する自動車の平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 センタピラーとルーフサイドレールとの接続部の構成を示す説明図である。
【図4】 図3のB−B線断面図である。
【図5】 クォータピラーとルーフサイドレールとの接続部の構成を示す説明図である。
【図6】 図5のC−C線断面図である。
【符号の説明】
3 クォータピラー
5 ルーフ部
6 スライディングパネル
7 開口部
8 ガイドレール
10 レールインナパネル
11 ルーフサイドレール
13 支持ブラケット
26 ピラーレインフォースメント(補強パネル)
30 サスペンションタワー
31 サスペンションレインフォースメント

Claims (1)

  1. 車体の側部に形成されたドア用開口部の後方側に配設されたクォータピラーの後方に開口部が形成されるとともに、この開口部の後方側にリヤピラーが配設された自動車の側部補強構造であって、上記クォータピラーの上部に対してその下部が車体の後方側に位置するようにクォータピラーを傾斜状態で設置するとともに、このクォータピラー用の補強パネルをピラーインナパネルの壁面に沿って車体の上下方向に伸びるように傾斜させた状態で設置し、上記補強パネルの上端部を、ルーフ部の左右両側辺部に配設されたルーフサイドレールの設置部に延長してルーフサイドレールの壁面に接合し、かつ上記補強パネルの下部を、サスペンションタワーの設置部から上方に向かって延びるサスペンションレインフォースメントの上部前方部分とオーバラップさせ、このオーバラップ部にシート装置のシートバックを車体に係止させるためのキャッチャを設置するとともに、このキャッチャの設置部の上方にシートベルトアンカの取付部を設けたことを特徴とする自動車の側部補強構造。
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