JPH03259691A - 固体撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ＣＯＤ等の固体撮像素子を用いた固体撮像装
置に関する。

従来の技術 一般に、カラー撮像装置では、撮像光を色分解系にて複
数の色成分に分解して、各色成分の被写体像をそれぞれ
ＣＣＤ等の固体撮像素子にて撮像して得られる各撮像出
力からカラーテレビジョン信号を発生させていも　複数
の固体撮像素子を用いたカラー撮像装置で鳳　各固体撮
像素子により撮像される各色成分の被写体像の重ね合わ
せ、すなわちレジストレーション調整を正確に行１．）
　　その状態を確実に維持する必要があも 固体撮像素子を用いた従来の固体撮像装置として？！、
　　第４図に示すようなカラー固体撮像装置があム　第
４図において、　１は結像レンズ光学系（図示せず）を
通った光束　２はプリズム部材２ａ、２ｂ、　２ｃより
なる色分解プリズムであり、この様なプリズムは例えば
特公昭３８−２３７２．４号公報に記載されていも 光束８は色分解プリズム２に形成されたダイクロイック
ミラー３、４によって、各々異なる色成分（例えば＃、
緑　　青）の光束５．６．７に分解され　各々保持部材
８．９、１０に接合された固体撮像素子１１、１２、１
３において受光され撮像が行なわれも １４は色分解プリズム２と保持部材８、９、１０とが取
り付けられる撮像部品固定部材であり、レジストレーシ
ョン調整也　筺体１５に接着剤による固定やはんだづけ
等の熱溶着により固定されていも 発明が解決しようとする課題 一般番へ　　固体撮像素子は撮像管のように電気的な撮
像画面位置調整を行うことが出来ないた数複数の固体撮
像素子を用いたカラー撮像装置で（よ機械的に各固体撮
像素子のレジストレーションを極めて高い精度に維持す
る必要があり、特に　いわゆる空間絵素ずらし法を採用
して高解像度化を図る様にした固体撮像装置でζよ　１
μｍオーダのレジストレーションを確保する必要があム
従来の撮像装置では　組み立て精度の確保は以下の様な
原理に基づいてい九　節板　撮像素子ζ戴第５図に示す
ように保持部材８の裏面を基準面として保持部材に接合
される。次に　この保持部材８（よ　撮像部品固定部材
１４の取り付は面１６ａ、１６ｂ、　１６ｃに接合され
も　取り付は面１６ａ等（よ　プリズムの出射端面に平
行に形成される必要があも　な耘　この接合時において
ζよ　保持部材８．９、１０を取り付は面上で摺動させ
てレジストレーション調整が行なわれも この様＆ミ　撮像素子１１を、保持部材８に対して位置
決めじ　この保持部材８を撮像部品固定部材１４に対し
て位置決めして、必要とする精度を得ようとするもので
あ４ ここで問題になること４１　　先ず第一に　色分解プリ
ズム２の加工や組立の精度誤差によって出射光束の光軸
５、６、７の方向が必ずしもプリズム出射端面と垂直に
ならないことである。あるいは取り付は面１６ａ等とプ
リズムの出射端面とが常に精度よく平行に形成できない
ことであムこの場合に１よ　光の撮像素子への垂直な入
射が保証されない事とな４ 第二に（よ　撮像素子までの光路長が各部品の寸法精度
で決まってしまうた敢　部品の形状寸法精度については
極めて高精度が要求される事であム第三に（よ　上記の
様に高精度の形状寸法精度が要求されるにも拘らず、現
実にはその要求を満たすだけの精度が得られないことで
あ４　例えば固体撮像素子を実装したパッケージはセラ
ミックなどの焼成部品であり基準たりうる精度の高い面
を有しておらず、しかＬ　それ力交　保持部材の裏面と
いう精度の悪い面に接合されていると言った状況であり
、十分に満足できる精度は望むべくもなｔ℃ 第四に３戴　　従来の撮像装置（友　部品精度の積み重
ねで全体の精度を実現しようとする原理であるた八　現
実に発生する上記の精度低下に対してそれを補償するこ
とが出来ない構造となっていることであも そこで、本発明は　上述のごとき問題点に鑑へ色分解系
の所定位置に各固体撮像素子を正確にかつ簡単に取り付
は固定できるようにして、レジストレーション精度が高
く画質の良好な撮像装置を提供することを目的とすム 課題を解決するための手段 上記課題を解決する為の技術的手段（瓜　剛性のある枠
体と弾性を有する弾性材からなるホルダ板の前記弾性材
に固体撮像素子を接合するようにしたことを特徴とすも
　さらに本発明（よ　ホルダ板の弾性材が粘着性と弾性
を有するシリコン系樹脂からなり、固体撮像素子の前記
プリズムへの搭載時において、固体撮像素子を弾性材に
粘着保持するものであム 作用 本発明３友　前記の構成により固体撮像素子を、剛性の
ある枠体と弾性及び粘着性を有する弾性材からなるホル
ダ板の弾性材に保持されているため出射光束の光軸と垂
直を保って固体撮像素子の受光面を位置合わせする時、
弾性材の変形により自由な位置合わせ調整が可能となる
ものである。

その結果　各部品の加工精度を追求しなくとも良好なレ
ジストレーションの調整が可能となる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すも　第１
図に本発明の固体撮像装置の一実施例を示す。

本実施例に於ける構成は次の通りであム　色分解プリズ
ム２ζ瓜　図示しない撮像レンズを介して入射される撮
像光を赤色成分光　緑色成分光　青色成分光に分光して
各プリズム２ａ〜２ｃの各射出面から出射すム　前記色
分解プリズム２の各射出面には　各固体撮像素子１１、
１２、１３がレジストレーション調整を正確に行った状
態でそれぞれホルダ板１８、１９、２０を介して接着固
定されていも　な抵　枠体２４、２５．２６は　プリズ
ムに接着固定されていも さて、前記ホルダ板の詳細な構成は第２図の様になって
いも　第２図は　各ホルダ板を断面で示すものであも　
図に示すように固体撮像素子１１と、弾性及び粘着性を
有するシリコン系樹脂の弾性材２１と（よ　先ず弾性材
２１の粘着力により接着状態で保持されも　また前記弾
性材２１は剛性のある枠体２４に接着されていも この弾性材２１の材料としてゴム硬度の低いシリコン樹
脂またはゲルタイプのシリコン樹脂があム　さらに　枠
体２４の材料としてセラミツ久ガラ入　ガラスと同程度
の膨張率を有する金属材料のコバールがあム そして、枠体が接合された弾性材に粘着力により接合し
た固体撮像素子１１ｉ＆　　第３図に示すようなレジス
トレーション調整装置にてレジストレーション調整を行
いプリズムに接着固定されもこの調整装置の詳細は図示
しないカミ　上記の枠体弾性材が接合された固体撮像素
子を十分強固に保持し　この固体撮像素子をプリズムの
各出射面に対して押圧しつス　射出面上に沿って移動さ
せ、あるいは回転させ、あるいは傾きを与える機能を有
するものであム　従って、各固体撮像素子１１．１２、
１３間のレジストレーション調覧　フォーカス調整等が
行えるものであム　レジストレーション等の調整の度合
はモニタＴＶによって確認すム　調整が確認された収　
各固体撮像素子のプリズムへの押圧状態　各固体撮像素
子の調整状態をそのまま維持した状態で枠体とプリズム
の接着、枠体と固体撮像素子との接着を接着剤などによ
り行なうものであａ 本実施例でｉｔ　　固体撮像素子は枠体とは弾性を有す
る弾性材２１、２２．２３を介して接続されているので
、プリズムの出射面に対して、両者間の距１　傾き、位
置調整が自由に行え　最適の状態に組み立てることが可
能となム 以下、この調整について更に詳しく説明すも色分解プリ
ズム２とマスターレンズ２７とが図示のように配置され
　このマスターレンズ２７の先端にテストチャートを内
蔵したチャートボックス２８が設けられていも　光源２
９から前記チャートボックス２８、マスターレンズ２７
を介して前記色分解プリズム２にレジストレーション調
整用の撮像光が照射されるようになっていム　まｔ：、
。

弾性材２１、枠体２４等が粘着した各固体撮像素子１１
、１２、１３１よ　上記の通り６次元的の動作が可能な
位置調整治具３０、３１、３２に保持され　前記色分解
プリズム２にて分光された各色成分の撮像光によるテス
トチャート画像を撮像すム 各固体撮像素子１１、１２、１３にて得られる各撮像出
力は　画像信号処理回路３３を介してＴＶモニタ３４と
計測装置３５に供給されてぃもそして、レジストレーシ
ョン調整装置で（よ　前記ＴＶモニタ３４の画面上で各
固体撮像素子１１．１２、１３のレジストレーション状
態を確認しなが収　緑色撮像用の固体撮像素子１３を基
準にして前記各位置調整治具３０、３１、３２を操作し
てレジストレーション調整を行うようになっていも 本実施例でζ友　色分解プリズムと固体撮像素子の間に
介在されるホルダ板に設けた弾性と粘着性を有する弾性
材によりレジストレーション調整時の固体撮像素子の微
少な動きが可能であり、さらに　固体撮像素子と色分解
プリズムとの直接緩衝も弾性材により防止されも 本実施例では　この様にレジストレーションの調整が可
能な構成であるた数　各部品の加工精度を従来に比べ緩
めることが可能で、コストを低減する事が可能であも また　本実施例では　弾性材は固体撮像素子を粘着保持
し得る粘着性を有しているので、固体撮像素子を接着剤
等で弾性材に仮結合する手間が不要であり、効率的な組
み立てが可能となム更番ミ　　固体撮像素子ζ友　プリ
ズムに直接固定されるので従来に比べ撮像部品固定部材
等が不要であム 発明の詳細 な説明したように本発明によれ（′Ｌ　安定したレジス
トレーションで各固体撮像素子を作業性よく接着固定す
ることができ、しかもその様な効果が部品の加工精度を
従来に比べて厳しくする事なく得られる娠　低コストで
高品質の撮像装置が得られるものであり、本発明の効果
は大なるものであム

【図面の簡単な説明】

第１図（友　本発明の一実施例の固体撮像装置の要部断
面弧　第２図は同実施例における固体撮像素子とホルダ
板の拡大断面医　第３図は同実施例に用いたレジストレ
ーション調整装置の構成医第４図は従来例の固体撮像装
置の要部断面弧　第５図は従来例の固体撮像素子とその
保持部材の拡大断面図であム ２・・・色分解プリズム１１、１２、１３・・・固体撮
像素子、　１５・　・筺俵　１７・・プリズム保持Ａ　
　１８、１９、２０・・・ホルダ板　２１、２２、２３
・　・弾性材、　２４、２５．２６・・・枠概

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）弾性材が接合された枠体と、前記弾性材に接合す
   ると共に前記枠体に固着された固体撮像素子を具備して
   なる固体撮像装置。
2. （２）枠体がプリズムの射出面に直接に固着された請求
   項１記載の固体撮像装置。
3. （３）弾性材は、少なくとも固体撮像素子の固体撮像装
   置への装着時において、前記固体撮像素子を粘着保持し
   得る粘着性を有するシリコン系樹脂である事を特徴とす
   る請求項１または２記載の固体撮像装置。