JPH03259640A - デジタルネットワーク通信システムにおけるデータ転送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 デジタルネットワーク通信システムにおいて、ノード間
でのデータ転送方式に関し、 中間ノードを介したデータ転送を高速に行い、デジタル
ネットワークを効率よく動作させることを目的とし、 デジタルネットワーク通信システムの各ノードでのデー
タ送受信モードに、伝送路からの転送データが自分宛で
ないことを認識したとき、特定のデータ転送を行うスル
ーモードのと、各ノード内の受け取り専用バッファ（Ｒ
Ｂ）と、送り出し専用バッファ（ＷＢ）との間にバイパ
ス経路■と、上記バイパス経路■からのデータと、自ノ
ードから送られてくるデータを切り替える手段（ＳＥＬ
）とを設けて、伝送路から該ノードに送られてきたデー
タが自分宛でないと認識したとき、該ノードでのデータ
転送モードを上記スルーモードのにして、上記バイパス
経路■と、上記切り替え手段（ＳＥＬ）とを介して、伝
送路からのデータをバイパスして、即、伝送路に転送す
るように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、デジタルネットワーク通信システムにおける
、ノード間でのデータ転送方式に関する。

ＬＡＮ、　ＶＡＮ等のデジタルネットワーク通信システ
ムの普及に伴い、信頼度の向上９通信速度の向上が要求
されている。

該デジタルネットワーク通信システムとしては、例えば
、星形、或いは、リング状等がある。

これらのシステムにおいて、特定のノード、或いは、伝
送路を介して通信を行っているとき、該ノード、或いは
、伝送路に障害が発生すると、迂回をすることが行われ
るが、この迂回ルートでの伝送時間に時間がかかる問題
があり、該迂回をしても、データ伝送時間が余り増加す
ることのないデータ転送方式が必要とされる。

又、該データネットワーク通信システムでの信頼度を向
上させる為に、複数個、例えば、２つの伝送路を介して
データを伝送し、各伝送路からのデータを受信側のノー
ドで照合する方式をとることがある。

この場合、２つの伝送路での伝送時間が異なると、該照
合制御が困難になることから、各伝送路での伝送時間に
、余り、差のないデータ転送方式が要求される。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題］第３図は
従来のデータ転送方式を説明する図であり、（ａ）はノ
ード間転送の概念を示し、（ｂ）は各ノードでの従来の
データの流れを示している。

例えば、本図（ａ）に示したような、ノードＮ１からノ
ードＮ３にデータを転送するには、ノードＮ２を経由す
ることになるが、この場合、ノードＮ１はノードＮ２に
対してデータを転送し、その次に、ノードＮ２からノー
ドＮ３に、あらためて、データ転送するという２段階の
方法をとっていた。

そのときの、ノードＮ２でのデータの流れは、（ｂ）図
に示すように、チャネルを介して、−旦、該ノードＮ２
内の主記憶部まで転送されて、ある定められた処理を施
された後、次のノードＮ３へ転送されていた。

よ 従って、この侍うな従来方式においては、該主記憶部へ
のストア、フェッチを行う為、時間がかかり、新たに、
ノードＮ１からノードＮ２にデータを転送したくても、
ノードＮ２からノードＮ３ヘデータを転送している為、
待ち時間を生しることになる。

このため、（ａ）図に示したようなネットワークにおい
て、中間ノードを介してデータ転送を行う場合、中間ノ
ードがない場合のデータ転送時間に比較して、各中間ノ
ードの入出カプロセッサでのデータ処理時間を除いても
、凡そ、（中間ノードの数＋１）倍の時間がかかるとい
う問題があった。

本発明は上記従来の欠点に鑑み、中間ノードを介したデ
ータ転送を高速に行い、ネットワークを効率よく動作さ
せることができるデジタルネットワーク通信システムに
おけるデータ転送方式を提供することを目的とするもの
である。

〔課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理説明図であり、（ａ）は構成例を
示し、（ｂ）は動作図を示している。

上記の問題点は下記の如くに構成したデータ転送方式に
よって解決される。

データネットワーク通信システムにおいて、各ノードで
のデータ送受信モードに、伝送路からの転送データが自
分宛でないことを認識したとき、特定のデータ転送を行
うスルーモードのと。

各ノード内の受け取り専用バッファ（ＲＢ）　１と。

送り出し専用バッファ（ＷＢ）　２との間にバイパス経
路■と。

上記バイパス経路■からのデータと、自ノードから送ら
れてくるデータを切り替える手段（ＳＥＬ）４とを設け
て、 伝送路から該ノードに送られてきたデータが自分宛でな
いと認識したとき、該ノードでのデータ転送モードを上
記スルーモードのにして、上記バイパス経路■と、上記
切り替え手段（ＳＥＬ）　４とを介して、伝送路からの
データをバイパスして、即、伝送路に転送するように構
成する。

〔作用〕

即ち、本発明によれば、デジタルネットワーク通信シス
テムにおいて、該ネットワークを流れるデータの先頭に
、宛先等の情報（第１図（ｂ）参照）をのせるようにし
、各ノードの制御部３で、その宛先情報を解析し、若し
、該ノードに転送されてきたデータが自分宛でなければ
、該ノードでのデータ転送モードを、「スルーモード」
に切り換え、該「スルーモード」情報を、当該ノードの
上位層のｒＤＡＴＡ−ＢＩＩＦＦＥＲＪ部に通知する。

この「スルーモード」では、受け取り専用バッファ（Ｒ
Ｂ）　１から転送されてきたデータは、上記ｒＤＡＴＡ
−ＢＵＦＦＥＲＪ部に転送されることなく、バイパス経
路■を介して、切り換え部（ＳＥＬ）　４にバイパスさ
れ、送り出し専用バッファ（ＷＢ）　２に書き込まれ、
該送り出し専用バッファ（ＷＢ）　２から読み出された
データは、当該ノードのインタフェース部に転送され、
次のノードに転送される。

従って、本発明によるデータ転送では、転送データの宛
先情報が自分宛でない場合には、該ノードの主記憶部ま
で転送されることがない為、高速なデータ転送が可能と
なる効果がある。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

前述の第１図が本発明の原理説明図であり、第２図は本
発明の一実施例を示した図であって、デジタルネットワ
ーク通信システムを構成している各ノードに、自分宛で
ないデータが転送されてきたことを検出して、該ノード
を「スルーモード」のとする制御部３と、該「スルーモ
ー　ド」■のとき、伝送路からのデータを上位層のｒ　
ＤＡＴＡ−ＢＵＦＦＦ。

Ｒ」部に転送することなく、バイパスするバイパス経路
■と、該バイパスデータと、上記上位層のｒＤＡＴＡ−
ＢＵＦＦＥＲＪ部からの書き込みデータとを切り換える
手段（ＳＥＬ）　４とを設けて、該制御部３が伝送路か
らのデータの宛名情報を解析して「スルーモード」のを
検出したとき、該データを上記バイパス経路■と、切り
換え手段（ＳＥＬ）　４を介して、該データを、即、伝
送路に転送する手段が本発明を実施するのに必要な手段
である。尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を示し
ている。

以下、第１図を参照しながら、第２図によって、本発明
のデータ転送方式を説明する。

先ず、伝送路からインタフェース部を介して転送されて
きたデータが自分宛の場合、該転送データを受け取り専
用バッファ（以下、リードバッファ（ＲＢ）という）１
に格納する。

該リードバッファ（ＲＢ）　１への格納は、当該デジタ
ルネットワーク通信システムが持っているデータ転送に
同期したクロックで、該リードバッファ（ＲＢ）　１へ
の書き込み時のアドレスポインタ　（以下、ＲＢＷＡＰ
という）　ｌａを歩進させながら行う。

該リードバッファ（ＲＢ）　１が飽和（該飽和は、ＲＢ
ＷＡＰ　ｌａのオーバフローで検出できる）するか、又
は、データが途中で終了したら、上記ＲＢＷＡＰ　ｌａ
はｒ　ＬＡＳＴ　Ｊ信号を上層部のｒＤＡＴＡ−ＢＵＦ
ＦＥＲＪ部に、例えば、割込み信号として出力する。

該ｒ　ＬＡＳＴ　Ｊ信号で割込まれたｒＤＡＴＡ−ＢＵ
ＦＦＥＲＪ部のソフトウェアは、リードバッファ（ＲＢ
）　１の読み出し時のアドレスポインタ　（以下、ＲＢ
ＲＡＰという）　ｌｂを歩進させながら、上記リードバ
ッファ（ＲＢ）　１のデータをブロック単位として、該
ｒＤＡＴＡ−ＢＵＦＦＥＲＪ部に転送する。

同様にして、該ｒＤＡＴＡ−ＢｔｌＦＦＥＲＪ部からの
転送されるデータは、送り出し専用バッファ（以下、ラ
イトバッファ（ＷＢ）という）２に格納していき、該ラ
イトバッファ（ＷＢ）　２が飽和するか、又は、データ
が途中で終了すると、そのときのライトバッファ（ＷＢ
）　２のデータをブロック単位として、インタフェース
部に転送する。

上記インタフェース部からｒＤＡＴＡ−ＢＵＦＦＥＲ、
部ヘのデータ転送と、該ｒＤＡＴＡ−ＢＵＦＦＥＲ、部
からインタフェース部へのデータ転送とは、該ｒＤＡＴ
Ａ−ＢＯＦＦＥＲＪ部内の制御により、排他的に行って
いる。

これは、例えば、該ｒＤＡＴＡ−ＢＵＦＦＥＲＪ部がイ
ンタフェース部を介して伝送路にデータ転送していると
き、インタフェース部からのデータを取り込むことがで
きないからである。

次に、該インタフェース部からのデータが自分宛でない
場合、本発明においては、以下のように動作する。

先ず、第１図（ｂ）の動作図から明らかなように、デー
タが転送されてくると、バリッド信号（ＶＡＬＩＤ）と
ファースト信号（ＦＩＲＳＴ）が付加されてくる。

このバリッド信号（ＶＡＬＩＤ）の立ち上がりを、上記
ファースト信号（ＦＩＲＳＴ）を用いてｒ　ＥＤＧＥ　
Ｊ部３ａで捕捉して、イネーブル信号（ＥＮＡＢＬＥ）
を生威し、デコーダ（ＤＥＣ）　３ｂは該イネーブル信
号（ＥＮＡＢＬＥ）があるとき、該データの先頭にある
宛先情報を解析し、自分宛でないことを認識すると、「
スルーモード」■信号を出力する。

リードバッファ（ＲＢ）　１へのデータの書き込みは、
上記通常動作の場合と同じであるが、該リードバッファ
（ＲＢ）　１からの読み出しは、上記ＲＢＷＡＰ　ｌａ
から出力されたｒ　ＬＡＳＴ　Ｊ信号により、上記ＲＢ
ＲＡＰ１ｂを歩進させて行い、該読み出しデータは、本
発明のバイパス経路■を通って、切り換え部（ＳＥＬ）
　４で選択され、ライトバッファ（間）２に書き込まれ
る。該ライトバッファ（ＷＢ）　２へ書き込むときのア
ドレスポインタ（ＷＢＷＡＰ）　２ａの値は、上記ＲＢ
ＲＡＰ　ｌｂＯ値を遅延部５で遅延させて、該バイパス
データと同期させるようにする。

又、ｒＤＡＴＡ−ＢＵＦＦＥＲＪ部は、上記「スルーモ
ード」■信号を受信すると、該リードバッファ（１２Ｂ
）１からのデータを受信しないように動作する。

ライトバッファ（ＷＢ）　２からの読み出しは、上記ア
ドレスポインタ（ＷＢＷＡＰ）　２ａから出力されてｒ
ＬＡＳＴＪ信号を、該ライトバッファ（ＷＢ）を読み出
すときのアドレスポインタ（ＷＢＲＡＰ）　２ｂが受け
て、歩進を行い、インタフェース部に該バイパスデータ
の転送を行う。

万一　ｒＤＡＴＡ−ＢＵＦＦＥＲＪ部からデータ転送し
ているときに、当該ノードへの自分宛でないデータが転
送されてきた場合の排他制御は、例えば、上記ＲＢＷＡ
Ｐ　ｌａが出力したｒ　ＬＡＳＴ　Ｊ信号を、ｒ　ＤＡ
ＴＡ−ＢＵＦＦＥＲＪ部からのビジー信号（ＢＵＳＹ）
により、排他制御部６で蓄積しておき、該ｒＤＡＴＡ−
ＢＵＦＦＥＲＪ部からの空き信号（ＩＤＬＥ）信号に基
づいて、上記ＲＢＲＡＰ　ｌｂに転送することで、該ｒ
ＤＡＴＡ−ＢＵＦＦＥＲＪ部からデータ転送が終了しだ
い、該バイパス制御に入るように制御することで達成さ
せることができる。

又、このビジー信号（ＢＵＳＹ）が、前もって出力され
ているときは、インタフェース部からの信号を受け取ら
ないようにする。

このように、本発明は、インタフェース部からの転送デ
ータが自分宛でないことを検出すると、動作モードを「
スルーモード」のとし、該データをバイパス経路■を通
して、直接、インタフェース部に転送するようにした所
に特徴がある。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように、本発明のデジタルネット
ワーク通信システムにおけるデータ転送方式は、デジタ
ルネットワーク通信システムの各ノードでのデータ送受
信モードに、伝送路からの転送データが自分宛でないこ
とを認識したとき、特定のデータ転送を行うスルーモー
ドのと、各ノード内のり−ドバッファ（ＲＢ）と、ライ
トバッファ（ＷＢ）との間にバイパス経路■と、上記バ
イパス経路■からのデータと、各ノードから送られてく
るデータを切り替える手段（ＳＥＬ）とを設けて、伝送
路から該ノードに送られてきたデータが自分宛でないと
認識したとき、該ノードでのデータ転送モードを上記ス
ルーモードのにして、上記バイパス経路■と、上記切り
替え手段（ＳＥＬ）とを介して、伝送路からのデータを
バイパスして、即、伝送路に転送するようにしたもので
あるので、自分宛のデータでないとき、当該ノードのリ
ードバッファ（ＲＢ）とライトバッファ（ＷＢ）間をバ
イパスして、インタフェース部に転送され、ｒＤＡＴＡ
−ＢＵＦＦＥＲＪ部のソフトウェアへの割込み制御がな
くなるという効果を奏し、更に、ネットワークを効率よ
く使用できるので、データ転送の高速化に寄与するとこ
ろが大きいという効果がある。

■はバイパス経路 をそれぞれ示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図。 第２図は本発明の一実施例を示した図。 第３図は従来のデータ転送方式を説明する図。 である。 図面において、 １は受け取り専用バッファ。 ア（ＲＢ）。 ２は送り出し専用バッファ。 ア（ＷＢ）。 ３は制御部。 ４は切り換え部（ＳＥＬ）　、又は、 ６は排他制御部。 ■は「スルーモード」信号。 又は、 リードバッフ 又は、 ライトバッフ 切り換え手段。 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 データネットワーク通信システムにおいて、各ノードで
   のデータ送受信モードに、伝送路からの転送データが自
   分宛でないことを認識したとき、特定のデータ転送を行
   うスルーモード（［１］）と、 各ノード内の受け取り専用バッファ（ＲＢ）（１）と、
   送り出し専用バッファ（ＷＢ）（２）との間にバイパス
   経路（［２］）と、 上記バイパス経路（［２］）からのデータと、各ノード
   から送られてくるデータを切り替える手段（ＳＥＬ）（
   ４）とを設けて、 伝送路から該ノードに送られてきたデータが自分宛でな
   いと認識したとき、該ノードでのデータ転送モードを上
   記スルーモード（［１］）にして、上記バイパス経路（
   ［２］）と、上記切り替え手段（４）とを介して、伝送
   路からのデータをバイパスして、即、伝送路に転送する
   ことを特徴とするデジタルネットワーク通信システムに
   おけるデータ転送方式。