JPH07191934A - 二重バス装置 - Google Patents
二重バス装置Info
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- JPH07191934A JPH07191934A JP5347695A JP34769593A JPH07191934A JP H07191934 A JPH07191934 A JP H07191934A JP 5347695 A JP5347695 A JP 5347695A JP 34769593 A JP34769593 A JP 34769593A JP H07191934 A JPH07191934 A JP H07191934A
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- bus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、二重バス装置において、システム全
体の映像や音声など連続した信号をバスの上で扱つて
も、各信号の等時性を崩さず処理能力を向上させるよう
にする。 【構成】複数ブロツクから入出力されるデータのうち、
量が多く、一定時間間隔で一定量の処理を必要とするデ
ータを扱う第1のバスと、複数ブロツク間でのデータの
交換や、複数ブロツクの動作や処理の指示を必要とする
データ及び量が多く、時間に関係なく確実な伝送を必要
とするデータを扱う第2のバスとに分ける。
体の映像や音声など連続した信号をバスの上で扱つて
も、各信号の等時性を崩さず処理能力を向上させるよう
にする。 【構成】複数ブロツクから入出力されるデータのうち、
量が多く、一定時間間隔で一定量の処理を必要とするデ
ータを扱う第1のバスと、複数ブロツク間でのデータの
交換や、複数ブロツクの動作や処理の指示を必要とする
データ及び量が多く、時間に関係なく確実な伝送を必要
とするデータを扱う第2のバスとに分ける。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図4〜図8) 発明が解決しようとする課題(図8) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は二重バス装置に関し、例
えばコンピユータの中央処理装置(CPU)とその周辺
装置とのデータの授受に適用し得る。
えばコンピユータの中央処理装置(CPU)とその周辺
装置とのデータの授受に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、複数個のプロセツサ、例えばCP
UとDSP(デジタルシグナルプロセツサ)あるいはイ
ーサネツトやFDDIに代表されるようなネツトワーク
インターフエースプロセツサ等が互いにバスで結合され
ており、各々のプロセツサ(ブロツク)がバスの使用権
を獲得し、データを出力する機能を有するいわゆるマル
チバスマスタ方式のシステムがある。ここでマルチバス
マスタ方式ようにアドレスバスとデータバスの2本のバ
スだけで構成されるものを一重バスと見なす。この一重
バスの代表的なものにはVMEバス等がある。
UとDSP(デジタルシグナルプロセツサ)あるいはイ
ーサネツトやFDDIに代表されるようなネツトワーク
インターフエースプロセツサ等が互いにバスで結合され
ており、各々のプロセツサ(ブロツク)がバスの使用権
を獲得し、データを出力する機能を有するいわゆるマル
チバスマスタ方式のシステムがある。ここでマルチバス
マスタ方式ようにアドレスバスとデータバスの2本のバ
スだけで構成されるものを一重バスと見なす。この一重
バスの代表的なものにはVMEバス等がある。
【0004】またIC内部に関しては、例えばマイクロ
コードのインストラクシヨン用のバスとデータバスを2
本用いたハーバードアーキテクチヤがある。あるいは、
リスク(RISC(reduced instruction set compute
r))プロセツサチツプのように、個々のブロツクを並
行に動作させるため複数のデータバスを有する(例えば
足し算用のバスと掛け算用のバスを用意し、同時に両方
の演算を実行する)ものもある。しかし、これらのバス
構造におけるバスに流れるデータの性質には基本的に区
別はない。またバス動作クロツクも一種類であるため、
用途別にバス幅を拡げただけと見なすことができる。
コードのインストラクシヨン用のバスとデータバスを2
本用いたハーバードアーキテクチヤがある。あるいは、
リスク(RISC(reduced instruction set compute
r))プロセツサチツプのように、個々のブロツクを並
行に動作させるため複数のデータバスを有する(例えば
足し算用のバスと掛け算用のバスを用意し、同時に両方
の演算を実行する)ものもある。しかし、これらのバス
構造におけるバスに流れるデータの性質には基本的に区
別はない。またバス動作クロツクも一種類であるため、
用途別にバス幅を拡げただけと見なすことができる。
【0005】ここで複数のブロツクが互いにバスで接続
されている様子を図4に示す。またこのときのデータの
流れを図5に示す。図4では、複数のブロツクとしてC
PUブロツク1、音声処理ブロツク2、映像処理ブロツ
ク3及びネツトワーク処理ブロツク4が各データの授受
のために一重のバス5で接続されている。また図5
(A)及び(B)では、映像や音声信号などデータ量も
多く、一定の時間間隔で一定量のデータを処理しなけれ
ばならない性質(等時性又はIsochronous と言う)を持
つデータすなわち等時的データの流れを示す。また図5
(C)及び(D)に各々のプロセツサ間で情報を交換
し、各々の動作や処理を指示するコンピユータデータ
(テキストデータ)のようにデータ量は極少量であるが
瞬時に伝送される必要があるデータや、データ量は多い
が伝送時間がかかつても確実に伝送する必要がある性質
を持つデータすなわち離散的データの流れを示す。
されている様子を図4に示す。またこのときのデータの
流れを図5に示す。図4では、複数のブロツクとしてC
PUブロツク1、音声処理ブロツク2、映像処理ブロツ
ク3及びネツトワーク処理ブロツク4が各データの授受
のために一重のバス5で接続されている。また図5
(A)及び(B)では、映像や音声信号などデータ量も
多く、一定の時間間隔で一定量のデータを処理しなけれ
ばならない性質(等時性又はIsochronous と言う)を持
つデータすなわち等時的データの流れを示す。また図5
(C)及び(D)に各々のプロセツサ間で情報を交換
し、各々の動作や処理を指示するコンピユータデータ
(テキストデータ)のようにデータ量は極少量であるが
瞬時に伝送される必要があるデータや、データ量は多い
が伝送時間がかかつても確実に伝送する必要がある性質
を持つデータすなわち離散的データの流れを示す。
【0006】ここで、ネツトワーク処理ブロツク4から
等時的なデータS1である音声データSA1と映像デー
タSV1が、それぞれ音声処理ブロツク2と映像処理ブ
ロツク3に送出され、図5(A)で示すタイミングによ
つて音声データSA1と映像データSV1が送られる。
これと同時にCPUブロツク1から離散的なデータS2
であるコマンド列SC1が、図5(B)で示すタイミン
グでネツトワーク処理ブロツク4に送られる。このとき
コマンド列SC1の長さは、等時的な音声データSA1
及び映像データSV1がバス5を占有していない時間t
より長いものとする。
等時的なデータS1である音声データSA1と映像デー
タSV1が、それぞれ音声処理ブロツク2と映像処理ブ
ロツク3に送出され、図5(A)で示すタイミングによ
つて音声データSA1と映像データSV1が送られる。
これと同時にCPUブロツク1から離散的なデータS2
であるコマンド列SC1が、図5(B)で示すタイミン
グでネツトワーク処理ブロツク4に送られる。このとき
コマンド列SC1の長さは、等時的な音声データSA1
及び映像データSV1がバス5を占有していない時間t
より長いものとする。
【0007】さて、従来の一重バス5では、各ブロツク
1、2、3及び4のバス5の使用権に固定的な優先権
(この場合ネツトワーク処理ブロツク4のバス使用権が
CPUブロツク1のバス使用権より高い)が割り付けて
あるため、コマンド列SC1は、図5(C)及び(D)
に示すようにいくつかの部分に分割され、バス5中を流
れる。このような場合、各ブロツクから出力されるデー
タの性質が一種類であり、データの優先順位とハードウ
エアの優先順位が1対1に結びついているため、ハード
ウエアの優先順位を固定すればデータ転送上の問題は生
じない。
1、2、3及び4のバス5の使用権に固定的な優先権
(この場合ネツトワーク処理ブロツク4のバス使用権が
CPUブロツク1のバス使用権より高い)が割り付けて
あるため、コマンド列SC1は、図5(C)及び(D)
に示すようにいくつかの部分に分割され、バス5中を流
れる。このような場合、各ブロツクから出力されるデー
タの性質が一種類であり、データの優先順位とハードウ
エアの優先順位が1対1に結びついているため、ハード
ウエアの優先順位を固定すればデータ転送上の問題は生
じない。
【0008】次に、図4との対応部分に同一符号を付し
て示す図6において、流れるデータの向きと種類が異な
るものを示す。またこのときのデータの出力の様子を図
7に示し、データの流れを図8に示す。図6では、音声
処理ブロツク2からネツトワーク処理ブロツク4へ等時
性のある音声データS3が出力され、同様に映像処理ブ
ロツク3からネツトワーク処理ブロツク4へ等時性のあ
る映像データS3が出力される。これと同時に音声処理
ブロツク2と映像処理ブロツク3の双方から各々の処理
を表すコマンドS4がCPUブロツク1に離散的に出力
される。このときバスの使用権の優先順位は図4の条件
を拡張し、音声ブロツク2>映像処理ブロツク3>ネツ
トワーク処理ブロツク4>CPUブロツク1とする。
て示す図6において、流れるデータの向きと種類が異な
るものを示す。またこのときのデータの出力の様子を図
7に示し、データの流れを図8に示す。図6では、音声
処理ブロツク2からネツトワーク処理ブロツク4へ等時
性のある音声データS3が出力され、同様に映像処理ブ
ロツク3からネツトワーク処理ブロツク4へ等時性のあ
る映像データS3が出力される。これと同時に音声処理
ブロツク2と映像処理ブロツク3の双方から各々の処理
を表すコマンドS4がCPUブロツク1に離散的に出力
される。このときバスの使用権の優先順位は図4の条件
を拡張し、音声ブロツク2>映像処理ブロツク3>ネツ
トワーク処理ブロツク4>CPUブロツク1とする。
【0009】図7では、基準タイミングを(A)に示
し、音声処理ブロツク2からの出力の様子を(B)に示
す。また映像処理ブロツク3からの出力の様子を(C)
に示している。ここで、(B)に示すように音声信号S
A2がAの基準タイミングで表される基準信号S5に同
期して発生し、音声処理ブロツク2からCPUブロツク
1へのコマンド(CMD A)SC2やコマンド(CM
D A′)SC3が離散的に発生する。これと同様に、
(C)に示すように映像信号SV2が基準信号S5に同
期して発生し、映像処理ブロツク3からCPUブロツク
1へのコマンド(CMD B)SC4が離散的に発生す
る。
し、音声処理ブロツク2からの出力の様子を(B)に示
す。また映像処理ブロツク3からの出力の様子を(C)
に示している。ここで、(B)に示すように音声信号S
A2がAの基準タイミングで表される基準信号S5に同
期して発生し、音声処理ブロツク2からCPUブロツク
1へのコマンド(CMD A)SC2やコマンド(CM
D A′)SC3が離散的に発生する。これと同様に、
(C)に示すように映像信号SV2が基準信号S5に同
期して発生し、映像処理ブロツク3からCPUブロツク
1へのコマンド(CMD B)SC4が離散的に発生す
る。
【0010】このときネツトワーク処理ブロツク4は、
音声信号SA2と映像信号SV2を受信し、ネツトワー
ク上に出力するため基準信号S5に同期し、図8(B)
に示す所望するバスの中のデータの流れのようにデータ
の流れを操作しなければならないとする。すなわち図8
(A)に示す基準タイミング直後に音声信号SA2を置
き、次に映像信号SV2が来るように毎基準タイミング
ごとに制御し、残りの隙間に離散的データをはめ込む。
すなわちコマンド(CMD A)SC2は前半SC2′
と後半SC2′′とに分けられ、それぞれ図8(B)に
示すaとbに振り分けられなければならない。
音声信号SA2と映像信号SV2を受信し、ネツトワー
ク上に出力するため基準信号S5に同期し、図8(B)
に示す所望するバスの中のデータの流れのようにデータ
の流れを操作しなければならないとする。すなわち図8
(A)に示す基準タイミング直後に音声信号SA2を置
き、次に映像信号SV2が来るように毎基準タイミング
ごとに制御し、残りの隙間に離散的データをはめ込む。
すなわちコマンド(CMD A)SC2は前半SC2′
と後半SC2′′とに分けられ、それぞれ図8(B)に
示すaとbに振り分けられなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
場合、バス5の使用権の優先順位はハードウエア的に固
定されており、音声処理ブロツク2>映像処理ブロツク
3>ネツトワーク処理ブロツク4>CPUブロツク1で
あるため実際には所望のタイミング通りにならず、図8
(E)に示す実際のバスの中のデータの流れのようなタ
イミングになる。すなわち、音声信号SA2は図8
(E)のcで示される位置に所望のタイミングで置くこ
とができるが、映像処理ブロツク3が映像信号SV2を
所望の位置に出力しようとしても、音声処理ブロツク2
からは引き続きコマンド(CMD A)SC2が出力さ
れるため、バス5の使用権の優先順位の関係で、dの位
置にはコマンド(CMD A)SC2により占有され
る。
場合、バス5の使用権の優先順位はハードウエア的に固
定されており、音声処理ブロツク2>映像処理ブロツク
3>ネツトワーク処理ブロツク4>CPUブロツク1で
あるため実際には所望のタイミング通りにならず、図8
(E)に示す実際のバスの中のデータの流れのようなタ
イミングになる。すなわち、音声信号SA2は図8
(E)のcで示される位置に所望のタイミングで置くこ
とができるが、映像処理ブロツク3が映像信号SV2を
所望の位置に出力しようとしても、音声処理ブロツク2
からは引き続きコマンド(CMD A)SC2が出力さ
れるため、バス5の使用権の優先順位の関係で、dの位
置にはコマンド(CMD A)SC2により占有され
る。
【0012】従つて、映像処理ブロツク3はdの位置に
コマンド(CMD A)SC2が置かれてからバス5を
使用し、映像信号SV2をバス5に出力し始めるが、全
てのデータを出力し終わる前に次の基準タイミングが来
てしまう。このため音声処理ブロツク2はeの位置に次
の音声信号SA3を出力するためバス5を占有する。こ
の結果、映像信号SV2は前半のSV2′と後半のSV
2′′とに分けられてしまい、しかも後半のSV2′′
はeの位置の音声信号SA3の後ろのfの位置になつて
しまうという問題がある。
コマンド(CMD A)SC2が置かれてからバス5を
使用し、映像信号SV2をバス5に出力し始めるが、全
てのデータを出力し終わる前に次の基準タイミングが来
てしまう。このため音声処理ブロツク2はeの位置に次
の音声信号SA3を出力するためバス5を占有する。こ
の結果、映像信号SV2は前半のSV2′と後半のSV
2′′とに分けられてしまい、しかも後半のSV2′′
はeの位置の音声信号SA3の後ろのfの位置になつて
しまうという問題がある。
【0013】また一重バスとバスに接続されている各々
のブロツクとを、ハードウエア的にバスの使用権の優先
順位を付けたシステムでは、扱うデータの性質に無関係
にバス上のデータ並びが決まつてしまう。このため処理
する際に等時性が重要となる音声や映像信号において、
バス上のデータ並びすなわちこれらの信号を受信して処
理させるためのタイミングや順番は必ずしも等時性が保
たれるわけではないという問題がある。
のブロツクとを、ハードウエア的にバスの使用権の優先
順位を付けたシステムでは、扱うデータの性質に無関係
にバス上のデータ並びが決まつてしまう。このため処理
する際に等時性が重要となる音声や映像信号において、
バス上のデータ並びすなわちこれらの信号を受信して処
理させるためのタイミングや順番は必ずしも等時性が保
たれるわけではないという問題がある。
【0014】さらに映像や音声を円滑に処理するために
バスのクロツク速度を早くするが、クロツク速度を上げ
た分に比例して処理能力が向上するとは限らず、効率の
面で得策とはいえないという問題がある。
バスのクロツク速度を早くするが、クロツク速度を上げ
た分に比例して処理能力が向上するとは限らず、効率の
面で得策とはいえないという問題がある。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、システム全体の映像や音声など連続した信号をバス
の上で扱つても、各信号の等時性を崩さず処理能力を向
上させることができる二重バス装置を提案しようとする
ものである。
で、システム全体の映像や音声など連続した信号をバス
の上で扱つても、各信号の等時性を崩さず処理能力を向
上させることができる二重バス装置を提案しようとする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数ブロツク6、7及び8間にお
けるデータの授受に用いるバスにおいて、複数ブロツク
6、7及び8と接続され、複数ブロツク6、7及び8か
ら入出力されるデータのうち、量が多く、一定時間間隔
で一定量の処理を必要とするデータを扱う第1のバス9
と、複数ブロツク6、7及び8と接続され、複数ブロツ
ク6、7及び8から入出力されるデータのうち、複数ブ
ロツク6、7及び8間でのデータの交換や、複数ブロツ
ク6、7及び8の動作や処理の指示を必要とするデータ
及び量が多く、時間に関係なく確実な伝送を必要とする
データを扱う第2のバス10とを備えるようにする。
め本発明においては、複数ブロツク6、7及び8間にお
けるデータの授受に用いるバスにおいて、複数ブロツク
6、7及び8と接続され、複数ブロツク6、7及び8か
ら入出力されるデータのうち、量が多く、一定時間間隔
で一定量の処理を必要とするデータを扱う第1のバス9
と、複数ブロツク6、7及び8と接続され、複数ブロツ
ク6、7及び8から入出力されるデータのうち、複数ブ
ロツク6、7及び8間でのデータの交換や、複数ブロツ
ク6、7及び8の動作や処理の指示を必要とするデータ
及び量が多く、時間に関係なく確実な伝送を必要とする
データを扱う第2のバス10とを備えるようにする。
【0017】
【作用】複数ブロツク6、7及び8から入出力されるデ
ータのうち、量が多く、一定時間間隔で一定量の処理を
必要とするデータを扱う第1のバス9と、複数ブロツク
6、7及び8間でのデータの交換や、複数ブロツク6、
7及び8の動作や処理の指示を必要とするデータ及び量
が多く、時間に関係なく確実な伝送を必要とするデータ
を扱う第2のバス10とに分けることにより、各データ
の等時性を崩さずに処理能力を向上させることができ
る。
ータのうち、量が多く、一定時間間隔で一定量の処理を
必要とするデータを扱う第1のバス9と、複数ブロツク
6、7及び8間でのデータの交換や、複数ブロツク6、
7及び8の動作や処理の指示を必要とするデータ及び量
が多く、時間に関係なく確実な伝送を必要とするデータ
を扱う第2のバス10とに分けることにより、各データ
の等時性を崩さずに処理能力を向上させることができ
る。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0019】図1に本発明の二重バス装置の概念図を示
す。複数のプロセツサ6、7、8間はデータ伝送のため
に2種類のバスで接続されている。この2種類のバスの
うち一方は映像や音声信号などデータ量も多く、一定の
時間間隔で一定量のデータを処理しなければならない性
質(等時性又はIsochronous と言う)を持つデータを扱
うためのバス9であり、他方は各々のプロセツサ間で情
報を交換し、各々の動作や処理を指示するコンピユータ
データ(テキストデータ)のようにデータ量は極少量で
あるが瞬時に伝送される必要があるデータや、データ量
は多いが伝送時間がかかつても確実に伝送する必要があ
る性質を持つデータすなわち離散的データを扱うための
バス10である。
す。複数のプロセツサ6、7、8間はデータ伝送のため
に2種類のバスで接続されている。この2種類のバスの
うち一方は映像や音声信号などデータ量も多く、一定の
時間間隔で一定量のデータを処理しなければならない性
質(等時性又はIsochronous と言う)を持つデータを扱
うためのバス9であり、他方は各々のプロセツサ間で情
報を交換し、各々の動作や処理を指示するコンピユータ
データ(テキストデータ)のようにデータ量は極少量で
あるが瞬時に伝送される必要があるデータや、データ量
は多いが伝送時間がかかつても確実に伝送する必要があ
る性質を持つデータすなわち離散的データを扱うための
バス10である。
【0020】図1及び図6との対応部分に同一符号を付
して示す図2は、図1で示した形を実際に近い形で表し
たものである。すなわち音声処理ブロツク2、映像処理
ブロツク3及びネツトワーク処理ブロツク4が、出力を
ハイインピーダンスに制御可能な双方向バツフア11A
を介し、等時的データ用バス9と接続されている。同様
に音声処理ブロツク2、映像処理ブロツク3及びネツト
ワーク処理ブロツク4が双方向バツフア11Bを介し、
離散的データ用バス10に接続されている。
して示す図2は、図1で示した形を実際に近い形で表し
たものである。すなわち音声処理ブロツク2、映像処理
ブロツク3及びネツトワーク処理ブロツク4が、出力を
ハイインピーダンスに制御可能な双方向バツフア11A
を介し、等時的データ用バス9と接続されている。同様
に音声処理ブロツク2、映像処理ブロツク3及びネツト
ワーク処理ブロツク4が双方向バツフア11Bを介し、
離散的データ用バス10に接続されている。
【0021】また全体を制御するためのCPUブロツク
1と全体を制御するための実行プログラムを蓄えるメモ
リーブロツク12とはCPUローカルバス13上に配置
されている。このCPUローカルバス13は、等時性の
あるデータである音声データSA5や映像データSV5
及び離散的なデータである音声処理ブロツクからのコマ
ンドSC10や映像処理ブロツクからのコマンドSC1
1をアクセス可能とするために双方向バツフア11Cを
介し、等時的データ用バス9と離散的データ用バス10
に接続されている。
1と全体を制御するための実行プログラムを蓄えるメモ
リーブロツク12とはCPUローカルバス13上に配置
されている。このCPUローカルバス13は、等時性の
あるデータである音声データSA5や映像データSV5
及び離散的なデータである音声処理ブロツクからのコマ
ンドSC10や映像処理ブロツクからのコマンドSC1
1をアクセス可能とするために双方向バツフア11Cを
介し、等時的データ用バス9と離散的データ用バス10
に接続されている。
【0022】この接続における各ブロツクからの出力は
各性質により等時的と離散的とに二分される。このため
音声処理ブロツク2からの音声データSA5や映像処理
ブロツク3からの映像データSV5は等時的データ用バ
ス9に出力される。また音声処理ブロツク2や映像処理
ブロツク3からCPUブロツク1へのコマンドSC10
やSC11は離散的データ用バス10に出力されるよう
になされている。
各性質により等時的と離散的とに二分される。このため
音声処理ブロツク2からの音声データSA5や映像処理
ブロツク3からの映像データSV5は等時的データ用バ
ス9に出力される。また音声処理ブロツク2や映像処理
ブロツク3からCPUブロツク1へのコマンドSC10
やSC11は離散的データ用バス10に出力されるよう
になされている。
【0023】ここで各ブロツク1、2、3及び4のバス
9及び10の使用権の優先順位は図6の場合と同様に、
音声処理ブロツク2>映像処理ブロツク3>ネツトワー
ク処理ブロツク4>CPUブロツク1とする。
9及び10の使用権の優先順位は図6の場合と同様に、
音声処理ブロツク2>映像処理ブロツク3>ネツトワー
ク処理ブロツク4>CPUブロツク1とする。
【0024】以上の構成において、データの流れを図3
に示す。ここで図3(A)は基準タイミングを示し、
(B)は等時的データ用バスのデータの流れを示す。こ
れに対して離散的データ用バスの流れを(E)に示す。
図3(A)に示す基準タイミングのある1点S5に置い
て同時に発生する音声信号SA2と映像信号SV2は定
められた優先順位に従つて図3(B)ようにまず音声処
理ブロツク2からの音声信号SA2がgの位置に出力さ
れる。次に音声信号SA2と同時に発生した映像処理ブ
ロツク3からの映像信号SV2がgによるバスの占有が
終了した後、hの位置に出力される。
に示す。ここで図3(A)は基準タイミングを示し、
(B)は等時的データ用バスのデータの流れを示す。こ
れに対して離散的データ用バスの流れを(E)に示す。
図3(A)に示す基準タイミングのある1点S5に置い
て同時に発生する音声信号SA2と映像信号SV2は定
められた優先順位に従つて図3(B)ようにまず音声処
理ブロツク2からの音声信号SA2がgの位置に出力さ
れる。次に音声信号SA2と同時に発生した映像処理ブ
ロツク3からの映像信号SV2がgによるバスの占有が
終了した後、hの位置に出力される。
【0025】以下、次の基準タイミングにおいては、同
様に音声信号、映像信号の順番でバス上にデータが現
れ、その時間間隔は一定となり等時性が保たれる。この
ためネツトワーク処理ブロツク4は、基準タイミング毎
に音声信号と映像信号を順序よく受け取る。
様に音声信号、映像信号の順番でバス上にデータが現
れ、その時間間隔は一定となり等時性が保たれる。この
ためネツトワーク処理ブロツク4は、基準タイミング毎
に音声信号と映像信号を順序よく受け取る。
【0026】一方、音声処理ブロツク2からCPUブロ
ツク1へのコマンド(CMD A)SC2やコマンド
(CMD A′)SC3及び映像処理ブロツク3からC
PUブロツク1へのコマンド(CMD B)SC4は離
散的データ用バス10に出力される。コマンド(CMD
A)SC2は音声信号SA2が等時的データ用バス9
に出力された直後に図3の(E)に示すiの位置に出力
される。また、映像処理ブロツク3からのコマンド(C
MD B)SC4は、映像処理ブロツク3が映像信号S
V3をjの位置へ出力することを終えてから、図3
(E)に示すkの位置に出力される。同様に、音声処理
ブロツク2からのコマンド(CMD A′)SC3はm
の位置に出力される。
ツク1へのコマンド(CMD A)SC2やコマンド
(CMD A′)SC3及び映像処理ブロツク3からC
PUブロツク1へのコマンド(CMD B)SC4は離
散的データ用バス10に出力される。コマンド(CMD
A)SC2は音声信号SA2が等時的データ用バス9
に出力された直後に図3の(E)に示すiの位置に出力
される。また、映像処理ブロツク3からのコマンド(C
MD B)SC4は、映像処理ブロツク3が映像信号S
V3をjの位置へ出力することを終えてから、図3
(E)に示すkの位置に出力される。同様に、音声処理
ブロツク2からのコマンド(CMD A′)SC3はm
の位置に出力される。
【0027】以上の構成によれば、バス機構を等時的デ
ータ用バスと離散的データ用バスとに分けることによ
り、バスの使用権の優先順位を変えず、扱うデータが同
じであつても音声や映像信号の等時性を崩さずにバス上
にのせることができる。
ータ用バスと離散的データ用バスとに分けることによ
り、バスの使用権の優先順位を変えず、扱うデータが同
じであつても音声や映像信号の等時性を崩さずにバス上
にのせることができる。
【0028】なお上述の実施例においては、コンピユー
タの中央処理装置(CPU)とその周辺装置とのデータ
の授受について述べたが、本発明はこれに限らず、映像
(特に動画)や音声信号を信号処理の対象や記憶装置へ
のストアの対象としたり、何らかの通信手順に従つて外
部へ出力するデータとしたりするために、中核にCPU
が必要で、各ブロツク間で交換されるこれらのデータを
CPUが直接的にアクセスするシステム全てにおいて適
用し得る。
タの中央処理装置(CPU)とその周辺装置とのデータ
の授受について述べたが、本発明はこれに限らず、映像
(特に動画)や音声信号を信号処理の対象や記憶装置へ
のストアの対象としたり、何らかの通信手順に従つて外
部へ出力するデータとしたりするために、中核にCPU
が必要で、各ブロツク間で交換されるこれらのデータを
CPUが直接的にアクセスするシステム全てにおいて適
用し得る。
【0029】例えば、デジタルオーデイオワークステー
シヨンやシリコンスタジオと称されるUNIXワークス
テーシヨンに+Xウインドウを加えたようなマンマシン
インターフエイスを備えた装置で、映像(特に動画)や
音声信号をコンピユータデータのように扱い編集するよ
うなシステムの各端末装置の基本的な内部構成として利
用できる。
シヨンやシリコンスタジオと称されるUNIXワークス
テーシヨンに+Xウインドウを加えたようなマンマシン
インターフエイスを備えた装置で、映像(特に動画)や
音声信号をコンピユータデータのように扱い編集するよ
うなシステムの各端末装置の基本的な内部構成として利
用できる。
【0030】またビデオオンデイマンドやビデオサーバ
と称されるような、まるで大型コンピユータと大型デイ
スク装置とそのネツトワークからなるシステムのよう
に、任意の数の装置が任意の時間に大型記憶装置から動
画や音声信号を取り出して使用するようなシステムの各
端末装置の基本的な内部構成として利用できる。
と称されるような、まるで大型コンピユータと大型デイ
スク装置とそのネツトワークからなるシステムのよう
に、任意の数の装置が任意の時間に大型記憶装置から動
画や音声信号を取り出して使用するようなシステムの各
端末装置の基本的な内部構成として利用できる。
【0031】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、扱うデー
タの性質すなわち等時的か離散的かによつて2種類のバ
スを使い分けることにより、各ブロツクにおける内部処
理順序や各ブロツクのバス使用の優先順位など従来通り
のものを使用し、また特別に複雑なバスプロトコルなど
用いることなく容易に等時性のあるデータを扱うことが
できる二重バス装置を実現できる。かくするにつき、シ
ステム全体の映像や音声など連続した信号の処理能力が
向上する。
タの性質すなわち等時的か離散的かによつて2種類のバ
スを使い分けることにより、各ブロツクにおける内部処
理順序や各ブロツクのバス使用の優先順位など従来通り
のものを使用し、また特別に複雑なバスプロトコルなど
用いることなく容易に等時性のあるデータを扱うことが
できる二重バス装置を実現できる。かくするにつき、シ
ステム全体の映像や音声など連続した信号の処理能力が
向上する。
【図1】本発明による二重バス装置の概念を示すブロツ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明による二重バス装置の一実施例を示すブ
ロツク図である。
ロツク図である。
【図3】本発明によるデータの流れを示す略線図であ
る。
る。
【図4】従来のバス装置を示すブロツク図である。
【図5】図4におけるデータの流れを示す略線図であ
る。
る。
【図6】流れるデータの向きと種類が異なる従来のバス
装置を示すブロツク図である。
装置を示すブロツク図である。
【図7】図6におけるデータ出力の様子を示す略線図で
ある。
ある。
【図8】図6におけるデータの流れを示す略線図であ
る。
る。
1……CPUブロツク、2……音声処理ブロツク、3…
…映像処理ブロツク、4……ネツトワーク処理ブロツ
ク、5……バス、6、7、8……ブロツク、9……等時
的データ用バス、10……離散的データ用バス、11
A、11B、11C……双方向バツフア、12……メモ
リブロツク、13……CPUローカルバス。
…映像処理ブロツク、4……ネツトワーク処理ブロツ
ク、5……バス、6、7、8……ブロツク、9……等時
的データ用バス、10……離散的データ用バス、11
A、11B、11C……双方向バツフア、12……メモ
リブロツク、13……CPUローカルバス。
Claims (2)
- 【請求項1】複数ブロツク間におけるデータの授受に用
いるバスにおいて、 上記複数ブロツクと接続され、上記複数ブロツクから入
出力される上記データのうち、量が多く、一定時間間隔
で一定量の処理を必要とするデータを扱う第1のバス
と、 上記複数ブロツクと接続され、上記複数ブロツクから入
出力される上記データのうち、上記複数ブロツク間での
上記データの交換や、上記複数ブロツクの動作や処理の
指示を必要とするデータ及び量が多く、時間に関係なく
確実な伝送を必要とするデータを扱う第2のバスとを具
えることを特徴とする二重バス装置。 - 【請求項2】上記複数ブロツクはコンピユータの中央処
理装置とその周辺装置でなり、上記データの授受に使用
することを特徴とする請求項1に記載の二重バス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5347695A JPH07191934A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 二重バス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5347695A JPH07191934A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 二重バス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07191934A true JPH07191934A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18391954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5347695A Pending JPH07191934A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 二重バス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07191934A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0932090A3 (en) * | 1998-01-21 | 2000-09-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Plant supervisory system |
WO2007000869A1 (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | 情報処理装置、テレビジョン放送受像表示機、テレビジョン放送記録再生機、情報処理プログラム、および、記録媒体 |
JP2015032008A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 株式会社東芝 | ディジタルシグナルプロセッサによるメモリ転送装置およびディジタルシグナルプロセッサによるメモリ転送方法 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5347695A patent/JPH07191934A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0932090A3 (en) * | 1998-01-21 | 2000-09-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Plant supervisory system |
US6327510B1 (en) | 1998-01-21 | 2001-12-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Plant supervisory system |
WO2007000869A1 (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | 情報処理装置、テレビジョン放送受像表示機、テレビジョン放送記録再生機、情報処理プログラム、および、記録媒体 |
JP2015032008A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 株式会社東芝 | ディジタルシグナルプロセッサによるメモリ転送装置およびディジタルシグナルプロセッサによるメモリ転送方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040607 |