JPH03259620A - プレストークスイッチ制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無線機のプレストークスイッチ制御に係わり、
特に時分割スイッチを介して接続された無線機のプレス
トークスイッチの制御を行うプレストークスイッチ制御
システムに関する。

〔従来の技術〕

一般に、無線機では、常時は送受信機を受信状態におき
、送信を行う際は送受転換器により送信状態に切り換え
て通信を行うようになっている。

この受信状態から送信状態への切り換えは、通常、送受
信機に備えられているプレストークスイッチボタンを押
下することにより行われ、このボタンを離すことにより
受信状態に復帰するようになっている。

ところで、無線通信は単一局から行われるばかりでな（
、複数局により１台の無線機を共有して行われるのが一
般的である。このような場合には、時分割通話路スイッ
チ等で構成される交換機による中継が行われる。従来、
このような複数局間での無線通信では、次のようにして
プレストークスイッチの制御が行われていた。すなわち
、交換機に備えられた中央処理装置は常時操作台のプレ
ストークスイッチボタンを監視し、その押下を検出した
とき、その時点で操作台と接続状態にある無線インタフ
ェイスを検索する。そして、検索された無線インクフェ
イスに対して制御信号を送出することにより、ブレスト
ークスインチの制御を行うようになっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような従来のプレストークスイッチ制御システムで
は、中央処理装置によりプレストークスイッチ制御が行
われるようになっていたので、プレストークスイッチの
操作を検出するための処理時間、および操作台が接続し
ていた無線インクフェイスを検出するための検出時間が
必要であった。このため、操作に対する遅延が生じると
共に、中央処理装置の負担が大きいという欠点があった
。

そこで、本発明の目的は、操作に対する遅延が少なく、
中央処理装置の負担を軽減することのできるプレストー
クスイッチ制御システムを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

請求項１記載の発明では、（１）通話を行うための操作
台に設けられ送信を行うときに操作される第１のプレス
トークスイッチと、（１１）この第１のブレストークス
インチの操作が行われたとき、その旨を示すプレストー
クスイッチ情報を音声信号の送信制御に必要な制御信号
に付加するプレストークスイッチ情報付加手段と、（ｉ
ｉｉ　）音声信号および制御信号を所定の通話路に接続
する時分割通話路スイッチと、（ｉｖ　）自己の送受信
モードを送信モードに切り換えるための第２のプレスト
ークスイッチを有する無線機と、（ｖ）ｔｆｉ作台より
時分割通話路スイッチを介して入力された制御情報から
プレストークスイッチ情報を検出したとき、無線機の第
２のプレストークスイッチを動作させるための検出信号
を出力する検出信号出力手段とをプレストークスイッチ
制御システムに具備させる。

そして、請求項１記載の発明では、操作台の第１のプレ
ストークスイッチが操作された旨を表示するプレストー
クスイッチ情報を制御情報の一部として無線機側に送出
し、無線機側の検出信号出力手段ではこのプレストーク
スイッチ情報を検出して無線機のプレストークスイッチ
を動作させることにより送信を行うこととする。

請求項２記載の発明では、（１）音声信号に先立って送
信される制御信号に、音声信号の送信が要求されたこと
を示すプレストークスイッチ情報を付加するプレストー
クスイッチ情報付加手段と、（ｉｉ　）通話路を時分割
的に接続する時分割通話路スイッチを介して受信した制
御信号からプレストークスイッチ情報を検出する検出手
段と、（１１１）この検出手段がプレストークスイッチ
情報を検出したとき、音声信号および制御信号の送受信
を行う無線機のモードを送信モードに切り換える送受信
モード切換手段とをプレストークスイッチ制御システム
に具備させる。

そして、請求項２記載の発明では、ブレス）−クスイッ
チ情報付加手段により制御情報に付加され時分割通話路
を介して入力されたプレストークスイッチ情報を検出手
段ｉこより検出し、送受信モード切換手段により無線機
の送受信モードを送信モードに切り換えることとする。

〔実施例〕

以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例におけるプレストークスイッ
チ制御システムを表わしたものである。

このシステムには中央処理装置１１が備えられ、操作台
１２、時分割通話路スイッチ１３、およびトランク１４
に接続されている。このうち操作台１２にはプレストー
クスイッチ情報付与回路１６が備えられ、プレストーク
スイッチボタンリレー１７に接続されている。このプレ
ストークスイッチボタンリレー１７は、第２図にその正
面図を示した操作金工２に配置されたプレストークスイ
・ソチボタンを押下することにより接点が閉じるように
なっている。

ブレストークスインチ情報付与回路１６は、時分割通話
路スイッチ１３によりトランク１４の無線インクフェイ
ス２１に接続されるようにｊ；っている。この無線イン
クフェイス２１にはブレストークスインチ制ｉ卸リレー
２２が接続され、無線インタフェイス２１からの指示に
より動作するようになっている。また、トランク１４に
は無線機２４を送信状態に切り換えるためのプレストー
クスイッチ２５が設けられ、プレストークスイッチ制Ｈ
ＩＪシレー２と連動して作動するようになっている。

次に以上のようＩ；構成のブレストークスインチ制御シ
ステムの動作を説明する。

中央処理装置１１から時分割通話路スイッチ１３に対し
て接続指示が与えられると、時分割通話路スイッチ１３
は操作台１２とトランク１４との間の接続を行う。

この状態で、操作台１２のプレストークスイッチボタン
１８（第２図）がオペレータ等により押下されると、プ
レストークスイッチボタンリレー１７の接点が閉じる。

これによりプレストークスイッチ情報付与回路１６は、
送信に必要な各種のパラメータよりなる制御信号に対し
プレストークスイッチが押されたことを通知するブレス
トークスインチ情報を付与する。

第３図は、時分割通話路スイッチ１３を伝送する情報２
７の形式を表わしたものである。この図に示すように、
操作台１２の図示しない音声入力部に入力された音声は
符号化され音声信号２８として送出されるが、これに先
立って送信の制御に必要な制御信号２９が送出される。

そして、操作台１２のプレストークスイッチボタン１８
（ｆｆ２図）が押下されている間、この制御信号２９に
所定のフォーマットのプレストークスイ・ソチ情報３１
が付与され、時分割通話路スイッチ１３を介してトラン
ク１４の無線インタフェイス２１に入力される。

無線インクフェイス２１は、受信した制御信号２９から
プレストークスイッチ情報３１を検出すると、プレスト
ークスイッチ制御リレー２２の接点を閉じる。これに連
動してプレストークスイッチ２５の接点が閉じると、無
線機２４は送信状態に切り換わり、続いて送られてくる
音声信号２８の送信を行うこととなる。

このように本実施例では、中央処理装置によらずにプレ
ストークスイッチ制御を行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、請求項１および請求項２記載の発
明によれば、プレストークスイッチ情報を制御情報に付
加して無線機側に送出することにより無線機の送受信モ
ートの切換制御を行うこととしたので、従来プレストー
クスイッチ制御を行っていた中央処理装置の負担を軽減
することができるという効果がある。

また、中央処理装置によって操作台と無線機側との接続
状態を検出する必要がないので、この動作に起因する遅
延が生じない。従って、プレストークスイッチの操作に
連動した迅速なプレストークスイッチ制御を行うことが
できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を説明するためのもので、この
うち第１図はプレストークスイッチ制御システムを示す
ブロック図、第２図は操作台の正面図、第３図は時分割
通話路スイッチを伝送する情報の形式を示す説明図であ
る。 １１・・・・・・中央処理装置、１２・・・・・・操作
台、１３・・・・・・時分割通話路スイッチ、１４・・
・・・・トランク、 １６・・・・・・プレストークスイッチ情報付与回路、
１８・・・・・プレストークスイッチボタン、２１・・
・・・・無線インタフェイス、２４・・・・・・無線機
、 ２５・・・・・・プレストークスイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通話を行うための操作台に設けられ送信を行うとき
   に操作される第１のプレストークスイッチと、 この第１のプレストークスイッチの操作が行われたとき
   、その旨を示すプレストークスイッチ情報を音声信号の
   送信制御に必要な制御信号に付加するプレストークスイ
   ッチ情報付加手段と、前記音声信号および制御信号を所
   定の通話路に接続する時分割通話路スイッチと、 自己の送受信モードを送信モードに切り換えるための第
   ２のプレストークスイッチを有する無線機と、 前記操作台より前記時分割通話路スイッチを介して入力
   された前記制御情報からプレストークスイッチ情報を検
   出したとき、前記無線機の第２のプレストークスイッチ
   を動作させるための検出信号を出力する検出信号出力手
   段 とを具備することを特徴とするプレストークスイッチ制
   御システム。 ２、音声信号に先立って送信される制御信号に、音声信
   号の送信が要求されたことを示すプレストークスイッチ
   情報を付加するプレストークスイッチ情報付加手段と、 通話路を時分割的に接続する時分割通話路スイッチを介
   して受信した前記制御信号から前記プレストークスイッ
   チ情報を検出する検出手段と、この検出手段が前記プレ
   ストークスイッチ情報を検出したとき、前記音声信号お
   よび制御信号の送受信を行う無線機のモードを送信モー
   ドに切り換える送受信モード切換手段 とを具備することを特徴とするプレストークスイッチ制
   御システム。