JP2614530B2 - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JP2614530B2 JP2185839A JP18583990A JP2614530B2 JP 2614530 B2 JP2614530 B2 JP 2614530B2 JP 2185839 A JP2185839 A JP 2185839A JP 18583990 A JP18583990 A JP 18583990A JP 2614530 B2 JP2614530 B2 JP 2614530B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電話回線に接続された基地局とこの基地局
に無線で接続された移動局とからなるコードレス電話装
置に関し、特にその空きチャネル判定動作に関するもの
である。
従来の技術 第2図は従来のコードレス電話装置の構成を示してい
る。第2図において、1は基地局、2は移動局、3はこ
れらを結ぶ無線回線、4は基地局の制御回路、5は移動
局の制御回路、6は基地局の無線受信回路、7は移動局
の無線受信回路、8は基地局の無線送信回路、9は移動
局の無線送信回路、10は通話回路、11は移動局のレシー
バアンプ、12は移動局のマイクロホンアンプ、13,14は
それぞれ基地局1と移動局2の空中線、15は基地局1か
ら移動局2を呼び出す際に押下する呼出ボタン、16はレ
シーバ、17はマイクロホン、18は移動局の操作ボタン類
である。
次に前記従来例の動作について説明する。基地局1の
通話回路10に電話回線からの着信信号が受信されると、
これが制御回路4に通知され、無線回線3を通じて移動
局2を局線着信動作にする。この際、基地局1から移動
局2への無線回線3の接続動作を行なうに際して、最初
に送出する制御チャネルの空きの判定を、基地局1の無
線受信回路6を働かせてその電界検出信号CD1のレベル
により行なっている。そして制御チャネルが空きと判定
されれば、無線送信回路8を働かせて、無線回線3に対
して電波を送出し、無線受信回路7から制御回路5に制
御データを送って、以後、移動局2は電話回線からの着
信動作に移行する。
同様に、移動局2の操作ボタン類18を操作者が押下し
て通話の開始動作を行なう場合も、移動局2は、電波の
送出前に、送出しようとする制御シャネルの空き判定を
無線受信回路7を働かせて、その電界検出信号CD1によ
り空きと判定された場合のみ、無線送信回路9を働かせ
て無線回線3を形成し、基地局1の無線受信回路6を経
由して制御回路4と通信を行ない、通話回路10を閉じ
て、以後、局線通話状態に移行する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記従来のコードレス電話装置では、
局線(電話回線)からの着信動作における基地局1から
移動局2への下り制御、および移動局2から基地局1へ
の発呼動作における上り制御のいずれの場合において
も、初めに送出される制御チャネルの空き判定を、基地
局1または移動局2のそれぞれの無線受信回路6,7を働
かせてのみ行なっている。このため、上りおよび下りの
2つの周波数で1ペアとなる無線チャネルの片側のチェ
ックしか行なっておらず、複数台のコードレス電話装置
の同時使用や同時着信時において、無線チャネルの片方
の周波数送出時に衝突が発生する可能性があった。制御
チャネルにおける衝突が発生すると、発呼操作を行なっ
ても、接続ができなかり遅れたりし、また局線からの着
信に対しても移動局の局線着信表示ができなかったり遅
れたりして、使用者に不便を与える問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、確実で迅速な無線回線の接続を行なうことのできる
コードレス電話装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、前記目的を達成するために、制御チャネル
の空き判定を行なう際、基地局および移動局のそれぞれ
自局の受信周波数における電界検出をして自局の受信周
波数の空きチャネル判定を行なう第1の無線受信回路
と、自局の送信周波数における電界検出をして自局の受
信周波数の空きチャネル判定も行なう第2の無線受信回
路と、基地局側にのける送受信動作を制御する制御回路
とを設け、送信および受信の両方の周波数について空き
チャネルの判定を行なった後、送信を開始するようにし
たものである。
作用 したがって、本発明によれば、制御チャネルの上りお
よび下りの両方の周波数について空きチャネルの判定を
行なう。そして、基地局および移動局において、制御回
路は、第1の無線受信回路及び第2の無線受信回路のい
ずれの出力も不感である場合、無線送信回路により制御
チャネルを接続し、また前記第2の無線受信回路の出力
が有感である場合、不感になるまで待機し、不感になる
と無線送信回路により制御チャネルを接続する。したが
って、他の同時使用のコードレス電話装置の制御チャネ
ルの使用が終わり次第、発呼または着呼の無線接続動作
を行なうことできる。このため、複数台のコードレス電
話装置が同時に使用されるような環境においても、発呼
または着呼動作が衝突する可能性をなくすことができ、
衝突による通信エラーのためのリトライ動作や再接続動
作による接続の遅れや接続不能がなくなり、また他のコ
ードレス電話装置の接続動作への妨害もない優れたコー
ドレス電話装置を実現することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の構成を示しており、第2
図に示した従来例と同様の要素には同じ符号を付してあ
る。第1図において、1は基地局、2は移動局、3はこ
れらを結ぶ無線回線、4は基地局の制御回路、5は移動
局の制御回路、6は基地局の第1の無線受信回路、7は
移動局の第1の無線受信回路、8は基地局の無線送信回
路、9は移動局の無線送信回路、10は通信回路、11は移
動局のレシーバアンプ、12は移動局のマイクロホンアン
プ、13,14はそれぞれ基地局1と移動局2の空中線、15
は基地局1から移動局2を呼び出す際に押下する呼出ボ
タン、16はレシーバ、17はマイクロホン、18は移動局の
操作ボタン類である。また、19は基地局1に設けた第2
の無線受信回路であり、20は移動局2に設けた第2の無
線受信回路であり、それぞれ自局の送信周波数について
空きチャネルを判定する。
次に前記実施例の動作について説明する。いま、電話
回線から着信があったとすると、通話回路10に到来した
電話回線からの局着信号は、制御回路4に通知され、基
地局1から移動局2宛の下りの無線回路接続動作に入
る。はじめに第1の無線受信回路6を働かせて、空中線
13から入力された無線回線3の受信電波の強さを検出す
る空きチャネル判定を行なう。これは、基地局1の受信
周波数すなわち上り回線側の空きチャネルのチェックで
あり、これにより不感であれば、次に第2の無線受信回
路19を動作させ、基地局1側の送信周波数すなわち下り
回線側の空きチャネルの判定を行なう。そして、こちら
も不感であれば、無線回線3は、上りおよび下りの両周
波数について制御チャネルの空きと判定され、無線送信
回路8を働かせて、制御回路4からの接続データを送信
開始する。
一方、移動局2側は、待機中、第1の無線受信回路7
を間欠に動作させており、基地局1からの受信電波によ
り第1の無線受信回路7からの電界検出信号CD1が有感
となった場合に、制御回路5により連続受信に切り換え
て、前記接続データを取り込み、無線送信回路9を通し
て、基地局1に返答した後、通話のための通話チャネル
に移行し、電話回線からの着信動作に移り、移動局2に
設けた図示されないランプの点滅やリンがによる音響出
力により、使用者に着信を知らせる動作を行なう。
以上の動作において、他にも同時に電話回線からの着
信を受けているコードレス電話装置がある場合は、制御
チャネルにおける無線回線3の接続が、上り下り両周波
数について完了していなくても、他のコードレス電話装
置の基地局からの発信電波を、基地局1の第2の無線受
信回路19が検出することができるので、無旋回線接続が
衝突することを未然に防止することができる。この場合
は、第2の無線受信回路19の電界検出が有感の間は、無
線送信回路8からの電波の発射を一時待ち、第2の無線
受信回路19の出力が不感となった場合に直ちに無線送信
回路8を働かせて、制御チャネルの接続に移るように動
作する。制御チャネルの占有時間は法律により決められ
ているので、複数台のコードレス電話装置が制御チャネ
ルの接続で衝突した場合、再接続を行なっているよりも
一時待って、空きを検出した後に直ちに接続に移った方
が、結果的に速い接続が可能となる。
前記接続の手順を、移動局2側からの上りの発呼動作
に置き換えても同様であり、移動局2側の送信周波数に
ついての空き判定は、第2の無線受信回路20からの電界
検出信号CD2により行なう。第1の無線受信回路7と22
の両出力が不感となった時、無線送信回路9からの電波
を送出することにより、他のコードレス電話装置との発
呼接続の衝突時も、スムーズにかつ他のコードレス電話
装置を妨害することなく接続動作を行なうことができ
る。
基地局1から移動局2への呼び出し、または移動局2
から基地局1への呼び出しやインターホン通話時の接続
時においても、それぞれ上りおよび下りの両周波数の空
き判定を行なうことは同様に有用である。
発明の効果 本発明は、前記実施例から明らかなように以下に示す
効果を有する。
(1)複数台のコードレス電話装置の使われている環境
において、同時に電話回線からの着信があり、無線回線
の接続動作をほぼ同時に行なう場合においても、基地局
側からの電波の発射前に、上り下り両無線周波数につい
て制御チャネルの空き判定を行なうので、他のコードレ
ス電話装置の無線回線接続が途中で片チャネルのみの電
波発射状態にあることも検出することができ、制御チャ
ネルにおける衝突を未然に防止することができる。した
がって、他のコードレス電話装置の接続を妨害すること
もなく、かつ他のコードレス電話装置の制御チャネルの
使用が終わった後に直ちに電波を発射することにより、
一定時間の待ち動作や衝突による制御データの誤りを検
出して再接続を行なうような動作の遅延をもたらすこと
もなく、確実で迅速な無線回線の接続を行なうことがで
きる。
(2)同様に、移動局からの発呼動作においても、他の
コードレス電話装置における発呼動作と衝突することが
なく、他のコードレス電話装置のチャネル接続動作を妨
害せず、制御チャネルの空きを判定し次第接続すること
ができ、確実で迅速な無線回線の接続を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例をコードレス電話装置の概略
ブロック図、第2図は従来のコードレス電話装置の概略
ブロック図である。 1……基地局、2……移動局、3……無線回線、4……
基地局制御部、5……移動局制御部、6……基地局側の
第1の無線受信回路、7……移動局側の第1の無線受信
回路、8……基地局側の無線送信回路、9……移動局側
の無線送信回路、10……通話回路、11……レシーバアン
プ、12……マクロホンアンプ、13……基地局側の空中
線、14……移動局側の空中線、15……基地局から移動局
を呼び出す際の押下する呼出ボタン、16……レシーバ、
17……マクロホン、18……移動局の操作ボタン類、19…
…基地局送信周波数について電界検出を行なう第2の無
線受信回路、20……移動局送信周波数について電界効果
を行なう第2の無線受信回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された基地局とこの基地局
    に無線で接続された移動局とからなり、基地局から移動
    局への下り無線電波発射前に行なう空きチャネル判定動
    作の際に、基地局側の受信周波数による空きチャネル判
    定を行なう第1の無線受信回路と、基地局側の送信周波
    数における空きチャネルの判定を行なうための第2の無
    線受信回路と、基地局側における送受信動作を制御する
    制御回路とを基地局に設け、制御回路は、第1の無線受
    信回路及び第2の無線受信回路のいずれの出力も不感で
    ある場合、無線送信回路により制御チャネルを接続し、
    また前記第2の無線受信回路の出力が有感である場合、
    不感になるまで待機し、不感になると無線送信回路によ
    り制御チャネルを接続することを特徴とするコードレス
    電話装置。
  2. 【請求項2】電話回線に接続された基地局とこの基地局
    に無線で接続された移動局とからなり、移動局から基地
    局への上り無線電波発射前に行なう空きチャネル判定動
    作の際に、移動局側の受信周波数による空きチャネル判
    定を行なう第1の無線受信回路と、移動局側の送信周波
    数における空きチャネルの判定を行なうための第2の無
    線受信回路、移動局側における送受信動作を制御する制
    御回路とを移動局に設け、制御回路は、第1の無線受信
    回路及び第2の無線受信回路のいずれの出力も不感であ
    る場合、無線送信回路により制御チャネルを接続し、ま
    た前記第2の無線受信回路の出力が有感である場合、不
    感になるまで待機し、不感になると無線送信回路により
    制御チャネルを接続することを特徴とするコードレス電
    話装置。
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