JPH03259472A - 光ディスクのトラッキング制御方法 - Google Patents

光ディスクのトラッキング制御方法

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JPH03259472A
JPH03259472A JP5514090A JP5514090A JPH03259472A JP H03259472 A JPH03259472 A JP H03259472A JP 5514090 A JP5514090 A JP 5514090A JP 5514090 A JP5514090 A JP 5514090A JP H03259472 A JPH03259472 A JP H03259472A
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滋明 和智
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、各トラックに所定のグレーコードが付加され
た光ディスクに対するトラッキング制御方式間するもの
である。
[発明の概要] 本発明は、記録面上に形成された各トラックの制御情報
領域に、連接する所定数のトラックを単位として順次所
定のグレーコードが付加された光ディスクに対して、記
録/再生時において、そのグレーコードから得られるR
F信号を利用してトラッキング制御を行なうものである
すなわち、走査中において、そのトラックに形成されて
いるグレーコードだけでなく、隣接する両側のトラック
に形成されているグレーコードにも光スポットが一部照
射されるようにトラックピッチ、光スポツト径等が設定
されていることにより、その内周及び外周の両側のトラ
ックのグレーコードの影響によるRF信号成分を得るこ
とができるため、その各RF信号成分のレベルを減算す
ることによって、トラッキングエラー信号を生成するよ
うにする。
[従来の技術] 光ディスクにおける記録フォーマットに関する技術の一
つとして、サンプルドサーボと呼ばれる技術がある。
これは、ディスク上の同心円状或は渦巻状のトラックに
、予め所定間隔おき、或は所定角度おきにクロック情報
ビットやトラッキング情報ビット等による制御用の信号
をプリフォーマットとして記録しておき、ディスク回転
駆動時には、これらの離散的な制御用信号をサンプリン
グしホールドすることにより連続的なサーボ制御を達成
するものである。この種の光ディスクとして、例えば第
9図に示すような記録フォーマットの光ディスクが知ら
れている。
第9図に示した光ディスク10は、その記録面11に多
数の周回パターンを形成する同心円状の記録トラックT
Kが設けられ、その各1周分、すなわち1周回トラック
が所定数(例えば32)のセクタ(SC,−5C,)に
区画されている。
各周回トラックにおける各セクタ(SC,〜SC,)は
、拡大図に示されるように、その始端部側にアドレス情
報区分ADが配されるとともに、このアドレス情報区分
ADにつづいて記録トラックTKに沿って配列される所
定数(例えば43)のブロック(BL、〜BL、)が形
成されている。また、各ブロック(BL、〜BL、、)
は、その始端部側に制御情報領域AR,が設けられると
ともに、それに続くデータ記録領域ARDが設けられて
、単位記録区分を構成するようになっている。
各制御情報領域AR,には、トラック中心線Kcを挟ん
で偏位するトラッキング情報ビットQA、Q、と、トラ
ック中心線Kc上に位置されたクロック情報ビットQc
とが、所定初相互間隔をもって、予め形成されている。
例えばこのように形成されたトラッキング情報ビットQ
A、Q、や、クロック情報ピ・ントQcは、この光ディ
スク10の記録時、再生時に、記録再生装置に装着され
ている光ビームによって読み取られ、各種サーボやクロ
ック発生に利用される。
すなわち、クロック情報ビットQcの再生出力は、PL
L回路に入力されて、データ記録領域A Roに対する
データの記録再生を行なうためのチャンネルクロックを
形成し、また、トラック中心線Kcを挟んでl/4トラ
ックピッチ偏位した位置に形成されたトラッキング情報
ビットQA。
Q8による再生出力からは、その各再生出力のレベル差
が演算されることによりトラッキングエラー信号が生成
され、このトラッキングエラー信号に基すいてトラッキ
ング制御が行なわれる。
なお、フォーカス制御は1例えばトラッキング情報ビッ
トQ1とクロック情報ビットQc間の無ビット領域(鏡
面領域)の再生出力に基すいて行なわれる。
さらに、トラッキング情報ビットQ、は、16トラツク
毎に位置をずらして配列されることにより、その再生出
力から、光学ピックアップが現在走査中のトラック番号
を求めるための、所謂トラバースカウントを行なうのに
用いられている。
ところで、このようなサンプルドサーボ方式を採用する
と、トラバースカウントが16トラツク単位であるため
、高速のシーク動作のときはアクセスに必要とされるシ
ーク速度を設定できるが、低速移動時では、精度の高い
シーク速度を設定することができない。
そこで、例えば、第10図に示すように、制御情報領域
AR,に、上記したトラッキング情報ビット及びクロッ
ク情報ビットQA−Qcに加え、さらに、周回する各ト
ラック毎に異なる位置となるようにコード化された(い
わゆるグレーコードとされた)一対のビット(Q、、Q
、:)を備えたグレーコード領域AR11,設け、例え
ばトラバース中のトラック位置をより精密に検出し、よ
り的確な動作制御をできるようにしたものが提案されて
いる。
このグレーコードは、両側に隣接するトラックに対して
それぞれどちらか一方のビットのみが隣り合わないよう
になされ、伊りえば16トラツク単位で設定されている
[発明が解決しようとする問題点] ところで、このように、データ記録領域AR。
の前に形成される制御情報AR,に記録される制御用ビ
ットが増えれば、データ記録領域AR,に記録されるデ
ータ量は相対的に少なくならざるを得ない0例えば、ト
ラッキング情報ビット及びクロック情報ビット間は、符
合間干渉を防止するため、各ビット間を少なくとも3チ
ャンネルビット分は離さなければならず、また、グレー
コードを付加するため、9チャンネルビット以上必要な
ため、前記第10図においても示されているように、情
報記録領域AR,とじては例えば30チャンネルビット
程度のエリアが必要になり、情報記録領域AR,が大き
くなる分だけ、データ記録領域AR,は縮小されてしま
う。
つまり、精密な動作制御のためにトラッキング情報ビッ
トQA、Q、、クロック情報ビットQc及びグレーコー
ドQ、、QEは必要であるが、方ではそのために、記録
されるべきデータを無駄にしなければならないという問
題が生じる。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたちので
、グレーコードを利用してトラッキング制御を行なうよ
うにすることにより、制御情報領域における制御情報ビ
ット量を減らし、データ記録領域に記録できるデータ量
を増加させることを目的とする。
そのために、走査中のトラックに形成されているグレー
コードとと6に該トラックの内周側に隣接するトラック
及び外周側に隣接するトラックに形成されているグレー
コードも一部読み込まれるようにし、内周側に隣接する
トラックに形成されたグレーコードから得られるRF信
号成分のレベルと、前記外周側に隣接するトラックに形
成されたグレーコードから得られるRF信号成分のレベ
ルとの間で減算処理を行なうことによってトラッキング
エラー信号を生成し、トラッキング制御を行なうように
するものである。
[作用] グレーコードを利用してトラッキング制御を行なうこと
により、制御情報領域において、少なくとも11チャン
ネルビット分のエリアが必要であったトラッキング情報
ビットは不必要になり、制御情報領域として必要なエリ
アを大幅に縮小することができる。
[実施例] 第1図は本発明のトラッキング制御方式を実現するため
の、光ディスクの各トラックの制御情報領域のフォーマ
ットの一実施例を示したものである。
図示するように、制御情報領域AR,(即ち、各トラッ
クの各セクタ内の各ブロックの始端部に設けられている
制御情報領域)には、クロック情幸侵ピットQcが設け
られるととも番こ、それにつづいてグレーコード領域A
R,が設けられ、グレーコードとして16トラツク単位
で1トラツク毎にコード化された一部ビット(Qo、Q
、)が形成されている。また、グレーコード領tdAR
,としては11チャンネルビット分のエリアが設けられ
ている。なお、O〜9及びA−Fは説明上付加したトラ
ック番号であり、■〜■は説明上、ビット位置(1チャ
ンネルビット単位)を示すために付加した符合である。
このフォーマットにおいては、第2図に示すように、成
るトラックTK、を光ビームで走査する際に、光スポッ
トSPによって、そのトラックTK、上のビットQ1だ
けでなく、隣接するトラックTK、、TK2上のビット
Q。、Q2の情報ち部分的に取り出すことができるよう
に、トラックピッチW(及び又は記録再生装置における
スポット径)が設定されている。
また、このようにトラックピッチWを狭くすることによ
り、隣接トラックのビットからの干渉が大きくなるが、
この第1図のフォーマットにおけるグレーコードでは、
どのトラックにおいて6両側の隣接トラックからの符合
間干渉が一定のレベルであるように設定されている。例
えばビットQo、、 QE□を有するトラック2に関し
ていえば、ビットQ D2から、RF信号上でビットQ
。2に干渉するトラックlのビットQ o +までの距
離が、ビットQE2から、RF信号上でビットQ6□に
干渉するトラック3のビットQ E3までの距離と、等
しくなるようになされている。
このような制御情報領域AR,を有する光ディスクに対
して、本発明のトラッキング制御方式を採用して記録再
生を行なう光ディスク記録再生装置の一実施例を、第3
図に示す。
第3図において、Dは上記フォーマットによる記録可能
型光ディスクであり、スピンドルモータ10によって回
転駆動される。11は記録信号処理系12から供給され
た記録データに基すいてレーザ光を変調し、光ディスク
D上にビットを形成する(又は光磁気ディスクの場合は
、レーザ光とともに磁界を印加して磁気記録を行なう)
光学ヘッドである。13は再生時におし)で、光学へ1
.ドによって読み取られた再生データを処理する再生信
号処理系を示す。以上の回路部はそれぞれ既に公知の構
成であるため、詳細な説明は省略する。
14はクロック再生回路であり、上記第1図に示した制
御情報領@A Rsのクロック情報ビットQcの再生出
力によって、サーボ制御及び記録再生用のチャンネルク
ロックを生成する。このクロック再生回路は、例えば第
4図に示すように、微分回路31.ゼロクロス検出回路
32、アンドゲート33、位相比較器34、ローパスフ
ィルタ35、電圧制御発振器36、及び1/270分周
器37から構成されることにより、クロック情報ビット
Qcの再生出力を検出し、検出された再生出力に基ずい
てPLL動作を行なう。■〜■の各点における信号波形
は第5図に示されるとおりである。つまり、このクロッ
ク再生回路14では、光ディスクDの記録トラックTK
上のクロック情報ビットQc、Qc間を270分割する
周波数の基本クロックΦ、が形成されることになる。
クロック再生回路14から出力された基本クロックΦ、
は、記録信号処理系12、再生信号処理系13に供給さ
れて記録或は再生用のチャンネルクロックとして使用さ
れるとともに、フォーカスサーボ回路15、スピンドル
サーボ回路16、及びトラッキングサーボ回路21に供
給されサーボ制御用基本クロックとして用いられる。
フォーカスサーボ回路15では、制御情報領域A Rs
における無ビット領域(所謂ミラー領域)の再生出力に
基ずいてフォーカスエラー信号EFを生成し、これを光
学ヘッド11に帰還してフォーカスサーボ制御を行なう
ものである。また、スピンドルサーボ回路16は、クロ
ック情報ビットQcの再生出力に基すいてスピンドルモ
ータIOの回転角速度誤差を検出し、スピンドルモータ
の駆動回路部を帰還制御することにより、光ディスクD
の回転速度に対してサーボ制御を行なう。
−点鎖線で囲った21はトラッキングサーボ回路を示す
22はA/D変換器であり、クロック再生回路14から
供給されるチャンネルクロックΦ1に基ずいて、光学ヘ
ッド11で読み取られ出力された再生RF信号をデジタ
ル信号に変換する。
23a〜23にはA/D変換されたデータを保持する1
1個のレジスタであり、各レジスタは、タイミング発生
回路24から供給されるタイミング信号T、〜T 11
に基すいてデータ保持動作を行なう。
タイミング発生回路24は、チャンネルクロックΦ1に
基ずいて各タイミング信号T1〜T ++を生成するち
のであり、後述する第6図の波形図に示すように、光デ
ィスクDのトラックTK上で、グレーコード領域A R
aの11チヤンネルビツト(ビット位置■〜■)それぞ
れの再生出力タイミングに対応したタイミングを設定す
るようになされている。
25は演算回路であり、タイミング信号T、に基すいて
、レジスタ23a〜23kに保持された各データのうち
、数値の大きいデータから順に4個選別し、それぞれD
 t1〜D t4として出力する。
第1番目及び第2番目のデータDt、、 Dt□は、図
示しないコントローラへ供給され、グレーコードデータ
として、トラックナンバ検出等に用いられる。一方、3
番目と4番目のデータD t31 Dt4は減算処理さ
れてトラッキングエラー信号とされることになる。
26は3番目と4番目のデータD t3+ D t4を
減算する減算器、27はD/A変換器である。
D/A変換器27の出力は、トラッキングエラー信号E
アとして光学ヘッド11に供給され、トラッキング制御
が実行される。
このように構成された記録再生装置によって、第1図の
フォーマットの情報記録領域AR,を有する光ディスク
D(光磁気ディスクを含む)の記録或は再生動作を行な
う際のトラッキング制御方式について、以下第6図を参
照して説明する。
なお同時に、上記第1図におけるトラック8゜9、Aの
各制御情報領域を図示し、トラック9を走査する際を例
にあげて、そのトラッキング制御動作を説明する。なお
SPは光スポットを示す。
(I)オントラック状態 記録時或は再生時において、光ビームがトラック9上を
正確に走査していると、その再生RF信号はRF(I)
として示すように、ビット位置■。
■のビットQ。Il+ QE9に対応して最大振幅Sb
Scが現われ、また、ピット位置■に対応してトラック
AのビットQ DAの影響による振幅Saが生じ、さら
にピット位置■に対応してトラック8のビットQ ia
の影響による振幅Sdが生じる。このとき、トラック9
に対してビームスポットSPが正確にオントラック状態
であれば、振幅SaとSdのレベルは等しくなる(トラ
ック9のビットQ DIil+ Qgsに対するビット
Q OAT QEIIの各離間距離は等しいため符合間
干渉によるレベル差ら生じない)。
このようなRF信号がトラッキングサーボ回路21に供
給されると、レジスタ23a〜23にではそれぞれタイ
ミング信号T1〜Tllに基ずいて、デジタル信号に変
換されたRFレベルを保持するため、レジスタ23c、
23d、23h。
23iにそれぞれ振幅Sa、Sb、Sc、Sdのレベル
がデジタルデータとして記憶されることになる。
従って、タイミング信号T、により、演算回路25にお
いてレジスタ23a〜23にのデータの演算処理すると
、振幅Sb、Scに対応するデータがグレーコードデー
タDt++Dtzとして出力されるとともに、データレ
ベルが3番目及び4番目のデータD t3. Dt4と
して、振幅Sa、Sdに対応するデータが出力され、減
算器26で減算される。ここで、振幅SaとSdは同レ
ベルであるため、減算出力が0となり、D/A変換した
トラッキングエラー信号ET=Oが得られる。
(II)トラックA側にずれた場合 光スポットSPがトラックA側にずれていくと、再生R
F信号はRF(II)として示すように、上記(I)と
同様にピット位置■、■のビットQ D9. QE9に
対応して最大振幅Sb、Scが現われるが、ピット位置
■に対応してトラックAのビットQ。Aの影響による比
較的高レベルの振幅Saが生じるようになり、また、ピ
ット位置■に対応するトラック8のビットQ isの影
響による振幅Sdのレベルは低下していく。
従って、上記(I)と同様の手順で第3番目及び第4番
目のデータとして振幅Sa及びSdに対応するデータが
減算処理されることにより、振幅SaとSdのレベル差
が検出されることになり、いうまでもなく、このレベル
差を、光スポットSPがトラックA側へずれていること
を示すトラッキングエラー信号ETとすることができる
(III)トラック8側にずれた場合 光スポットSPがトラックA側にずれていくと、再生R
F信号はRF(IIllとして示すように、上記(II
 )の場合と逆に、トラックAのビットQ I)Aの影
響による振幅Saのレベルは低下していき、トラック8
のビットQtaの影響による振幅Sdのレベルは増大し
ていく。
従って、同様の手順で第3番目及び第4番目のデータと
して振幅Sa及びSdに対応するデータが減算処理され
ることにより、光スポットSPがトラック8側へずれて
いることを示すトラッキングエラー信号E7を生成する
ことができる。
このように生成されたトラックエラー信号は光学へラド
11の例えば2軸機構等のトラッキング制御機構に供給
され、トラッキング制御が為されることは周知のとおり
である。
なお、以上の説明はトラック9の走査を例にあげたが、
第1図に示したフォーマットのグレーコードにおいては
、もちろん何れのトラックでも同様のトラック制御可能
である。ただし、必ずしも、グレーコードがこのフォー
マットに限られるものではなく、ビット間干渉の影響に
ょレベル差が生じないようにしたフォーマットであれば
よい。
このように5グレーコードを利用してトラッキング制御
を行なうことにより、制御情報領域A Rsにトラッキ
ング情報ビットを設ける必要はなく、必要エリアを大幅
に減縮することができる。
なお、本発明を実施するにあたっては、上述したように
、隣接トラックのビット情報を部分的に読み込む必要か
らトラックピッチを狭くするが、この方式の場合、デー
タ領域AR,においては、隣接トラックのビットの影響
により再生信号のS/N比が劣化することになる。
このため、記録再生時には、そのデータ記録領域AR,
においては、例えば第7図に示すように、チャンネルク
ロックΦ1を1/2分周したクロックΦ2.Φ、を生成
し、奇数トラックと偶数トラックで使い分けるようにす
ることが好ましい。
このようにすれば、隣接トラックのビットによる再生R
F信号上への影響を排除できるため、トラックピッチを
狭くしても不都合はない。
また、記録データ変調方式としては、例えばエツジ記録
方式を採用すると、第8図で示すように、その変調デー
タによってビットに長短が生じるため隣接トラックの影
響を受は易くなる。従って、ビット長が一定であるポジ
ション記録方式にすることが好ましい。
なお、上記ように奇数トラックと偶数トラックでビット
が隣り合わないようにする記録方式を採ると、1単位の
データ記録領域ARD内に記録できるデータ量は少なく
なってしまうが、本発明によるトラッキング情報ビット
の省略化及びトラックピッチの短縮によるトラック数の
増加により、全体の記録可能データ量としては、従来の
方式における光ディスクより大幅に増加させることがで
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の光ディスクのトラッキン
グ制御方式は、グレーコードを利用してトラッキングエ
ラー信号を生成し、トラッキング制御を行なうようにし
たため、トラック上の各ブロックにおける制御情報領域
においてトラッキング制御ビットが不必要になり、制御
情報領域を短縮化できるため、相対的にデータ記録領域
を広くし、記録密度を著しく向上させることができると
いう効果がある。さらに、トラック中心から偏位するよ
うにつオブリングさせて形成していたトラッキング情報
ビットを形成する必要がないため、本方式による光ディ
スクは、従来の光ディスクに比べてプリフォーマット時
におけるカッティング作業が非常に簡易化されるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトラッキング制御方式に適合した光デ
ィスクの制御情報領域のフォーマットを示す説明図、 第2図は第1図のフォーマットにおいて光スポットとト
ラックピッチの関係の説明図、第3図は本発明のトラッ
キング制御方式を採用した記録再生装置の一実施例のブ
ロック図、第4図はクロック再生回路の一例を示すブロ
ック図、 第5図は第4図の動作説明のための波形図、第6図は第
3図のトラッキングサーボ回路の動作説明のための波形
図、 第7図は本発明実施の際に好適な記録再生方式第8図は
記録データ変調方式の説明図、第9図はサンプルドサー
ボ方式の光ディスクの説明図、 第10図はグレーコードが付加された制御情報領域の説
明図である。 14はクロッ サーボ回路、2 にはレジスタ、 は演算回路、2 を示す。 り再生回路、21はトラッキング 2はA/D変換器、23a〜23 24はタイミング発生回路、25 6は減算器、27はD/A変換器 第2FiA チャン亭ルビット □ (ビット位1)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光ディスク記録面上に形成された各トラックの制御情報
    領域に、連接する所定数のトラックを単位として順次所
    定のグレーコードを付加した光ディスクに対して、記録
    /再生を行なう際に、走査中のトラックに形成されてい
    るグレーコードとともに該トラックの内周側に隣接する
    トラック及び外周側に隣接するトラックに形成されてい
    るグレーコードも一部読み込まれるようにし、 前記内周側に隣接するトラックに形成されたグレーコー
    ドから得られるRF信号成分のレベルと、前記外周側に
    隣接するトラックに形成されたグレーコードから得られ
    るRF信号成分のレベルとの間で減算処理を行なうこと
    によってトラッキングエラー信号を生成し、トラッキン
    グ制御を行なうようにしたことを特徴とする光ディスク
    のトラッキング制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5757567A (en) * 1996-02-08 1998-05-26 International Business Machines Corporation Method and apparatus for servo control with high efficiency gray code for servo track ID

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5757567A (en) * 1996-02-08 1998-05-26 International Business Machines Corporation Method and apparatus for servo control with high efficiency gray code for servo track ID

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