JP3186749B2 - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各トラックに所定
のグレーコードが付加された光ディスクに関わり、特に
このグレーコードからトラッキングを制御することがで
きる光ディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにおける記録フォーマットに
関する技術の一つとして、サンプルドサーボと呼ばれる
技術がある。これは、ディスク上の同心円状或は渦巻状
のトラックに、予め所定間隔おき、或は所定角度おきに
クロック情報ピットやトラッキング情報ピット等による
制御用の信号をプリフォーマットとして記録しておき、
ディスク回転駆動時には、これらの離散的な制御用信号
をサンプリングしホールドすることにより連続的なサー
ボ制御を達成するものである。この種の光ディスクとし
て、例えば図9に示すような記録フォーマットの光ディ
スクが知られている。
【0003】図9に示した光ディスク10は、その記録
面11に多数の周回パターンを形成する同心円状の記録
トラックTKが設けられ、その各1周分、すなわち1周
回トラックが所定数(例えば32)のセクタ(SC1
SCm )に区画されている。各周回トラックにおける各
セクタ(SC1 〜SCm )は、拡大図に示されるよう
に、その始端部側にアドレス情報区分ADが配されると
ともに、このアドレス情報区分ADにつづいて記録トラ
ックTKに沿って配列される所定数(例えば43)のブ
ロック(BL1 〜BLn )が形成されている。また、各
ブロック(BL1 〜BLn )は、その始端部側に制御情
報領域ARSが設けられるとともに、それに続くデータ
記録領域ARD が設けられて、単位記録区分を構成する
ようになっている。
【0004】各制御情報領域ARS には、トラック中心
線KC を挟んで偏位するトラッキング情報ピットQA
B と、トラック中心線KC 上に位置されたクロック情
報ピットQC とが、所定の相互間隔をもって、予め形成
されている。例えばこのように形成されたトラッキング
情報ピットQA ,QB や、クロック情報ピットQC は、
この光ディスク10の記録時、再生時に、記録再生装置
に装着されている光ビームによって読み取られ、各種サ
ーボやクロック発生に利用される。すなわち、クロック
情報ピットQC の再生出力は、PLL回路に入力され
て、データ記録領域ARD に対するデータの記録再生を
行なうためのチャンネルクロックを形成し、また、トラ
ック中心線KC を挟んで1/4トラックピッチ偏位した
位置に形成されたトラッキング情報ピットQA ,QB
よる再生出力からは、その各再生出力のレベル差が演算
されることによりトラッキングエラー信号が生成され、
このトラッキングエラー信号に基ずいてトラッキング制
御が行なわれる。
【0005】なお、フォーカス制御は、例えばトラッキ
ング情報ピットQB とクロック情報ピットQC 間の無ピ
ット領域(鏡面領域)の再生出力に基づいて行なわれ
る。さらに、トラッキング情報ピットQA は、16トラ
ック毎に位置をずらして配列されることにより、その再
生出力から、光学ピックアップが現在走査中のトラック
番号を求めるための、所謂トラバースカウントを行なう
のに用いられている。ところで、このようなサンプルド
サーボ方式を採用すると、トラバースカウントが16ト
ラック単位であるため、高速のシーク動作のときはアク
セスに必要とされるシーク速度を設定できるが、低速移
動時では、精度の高いシーク速度を設定することができ
ない。
【0006】そこで、例えば、図10に示すように、制
御情報領域ARS に、上記したトラッキング情報ピット
及びクロック情報ピットQA 〜QC に加え、さらに、周
回する各トラック毎に異なる位置となるようにコード化
された(いわゆるグレーコードとされた)一対のピット
(QD ,QE )を備えたグレーコード領域ARG 設け、
例えばトラバース中のトラック位置をより精密に検出
し、より的確な動作制御をできるようにしたものが提案
されている。このグレーコードは、両側に隣接するトラ
ックに対してそれぞれどちらか一方のピットのみが隣り
合わないようになされ、例えば16トラック単位で設定
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このよう
に、データ記録領域ARD の前に形成される制御情報A
S に記録される制御用ピットが増えれば、データ記録
領域ARD に記録されるデータ量は相対的に少なくなら
ざるを得ない。例えば、トラッキング情報ピット及びク
ロック情報ピット間は、符合間干渉を防止するため、各
ピット間を少なくとも3チャンネルビット分は離さなけ
ればならず、また、グレーコードを付加するため、9チ
ャンネルビット以上必要なため、図10においても示さ
れているように、情報記録領域ARS としては例えば3
0チャンネルピット程度のエリアが必要になり、情報記
録領域ARS が大きくなる分だけ、データ記録領域AR
D は縮小されてしまう。つまり、精密な動作制御のため
にトラッキング情報ピットQA ,QB 、クロック情報ピ
ットQC 及びグレーコードQD ,QE は必要であるが、
一方ではそのために、記録されるべきデータを無駄にし
なければならないという問題が生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクは、
同心円状または渦巻状のトラックをセクタ領域に分割す
ると共に、前記各セクタ領域に所定のフォーマットで制
御情報領域と、データ記録領域を形成した光ディスクに
おいて、前記光ディスク記録面上に形成された各トラッ
クの制御情報領域は全てのピットがトラック方向に同一
線上に配置され、さらに、連接する所定数のトラックを
単位として、少なくとも第1のピットと、第2のピット
から形成されているグレーコードをトラックナンバに対
応して記録すると共に、前記各トラックのグレーコード
の第1のピット、または第2のピットの何れか一方のピ
ットのみが、当該トラックに隣接しているトラックに記
録されているグレーコードの第1のピット、または第2
のピットに対して、ディスク上の全部のトラックで、1
ビット分、トラック進行方向の前方又は後方に離間する
ように配置されていることを特徴とするものである。
【0009】グレーコードを利用してトラッキング制御
を行なうことにより、制御情報領域において、少なくと
も11チャンネルビット分のエリアが必要であったトラ
ッキング情報ピットは不必要になり、制御情報領域とし
て必要なエリアを大幅に縮小してディスクの記録領域を
増加させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の光ディスクによっ
てトラッキング制御を実現するための、光ディスクの各
トラックの制御情報領域のフォーマットの一実施例を示
したものである。図示するように、制御情報領域ARS
(即ち、各トラックの各セクタ内の各ブロックの始端部
に設けられている制御情報領域)には、クロック情報ピ
ットQCが設けられるとともに、それにつづいてグレー
コード領域ARG が設けられ、グレーコードとして16
トラック単位で1トラック毎にコード化された一対ピッ
ト(QD ,QE )が形成されている。また、グレーコー
ド領域ARG としては11チャンネルビット分のエリア
が設けられている。なお、0〜9及びA〜Fは説明上付
加したトラック番号であり、〜11は説明上、ピット
位置(1チャンネルビット単位)を示すために付加した
符合である。
【0011】このフォーマットにおいては、図2に示す
ように、或るトラックTK1 を光ビームで走査する際
に、光スポットSPによって、そのトラックTK1 上の
ピットQ1 だけでなく、隣接するトラックTK0,TK2
上のピットQ0,Q2 の情報も部分的に取り出すことがで
きるように、トラックピッチW(及び又は記録再生装置
におけるスポット径)が設定されている。
【0012】また、このようにトラックピッチWを狭く
することにより、隣接トラックのピットからの干渉が大
きくなるが、この図1のフォーマットにおけるグレーコ
ードでは、どのトラックにおいても両側の隣接トラック
からの符合間干渉が一定のレベルであるように設定され
ている。例えばピットQD2,QE2を有するトラック2に
関していえば、ピットQD2から、RF信号上でピットQ
D2に干渉するトラック1のピットQD1までの距離が、ピ
ットQE2から、RF信号上でピットQE2に干渉するトラ
ック3のピットQE3までの距離と、等しくなるようにな
されている。
【0013】このような制御情報領域ARS を有する光
ディスクに対して、トラッキング制御を行い、記録再生
を行なう光ディスク記録再生装置の一実施例を、図3に
示す。この図において、Dは上記フォーマットによる記
録可能型光ディスクであり、スピンドルモータ10によ
って回転駆動される。11は記録信号処理系12から供
給された記録データに基ずいてレーザ光を変調し、光デ
ィスクD上にピットを形成する(又は光磁気ディスクの
場合は、レーザ光とともに磁界を印加して磁気記録を行
なう)光学ヘッドである。13は再生時において、光学
ヘッドによって読み取られた再生データを処理する再生
信号処理系を示す。
【0014】以上の回路部はそれぞれ既に公知の構成で
あるため、詳細な説明は省略する。14はクロック再生
回路であり、上記図1に示した制御情報領域ARS のク
ロック情報ピットQC の再生出力によって、サーボ制御
及び記録再生用のチャンネルクロックを生成する。この
クロック再生回路は、例えば図4に示すように、微分回
路31、ゼロクロス検出回路32、アンドゲート33、
位相比較器34、ローパスフィルタ35、電圧制御発振
器36、及び1/270分周器37から構成されること
により、クロック情報ピットQC の再生出力を検出し、
検出された再生出力に基ずいてPLL動作を行なう。
[a][f]の各点における信号波形は図5に示される
とおりである。つまり、このクロック再生回路14で
は、光ディスクDの記録トラックTK上のクロック情報
ピットQC ,QC 間を270分割する周波数の基本クロ
ックΦ1 が形成されることになる。
【0015】クロック再生回路14から出力された基本
クロックΦ1 は、記録信号処理系12、再生信号処理系
13に供給されて記録或は再生用のチャンネルクロック
として使用されるとともに、フォーカスサーボ回路1
5、スピンドルサーボ回路16、及びトラッキングサー
ボ回路21に供給されサーボ制御用基本クロックとして
用いられる。
【0016】フォーカスサーボ回路15では、制御情報
領域ARS における無ピット領域(所謂ミラー領域)の
再生出力に基ずいてフォーカスエラー信号EF を生成
し、これを光学ヘッド11に帰還してフォーカスサーボ
制御を行なうものである。また、スピンドルサーボ回路
16は、クロック情報ピットQC の再生出力に基ずいて
スピンドルモータ10の回転角速度誤差を検出し、スピ
ンドルモータの駆動回路部を帰還制御することにより、
光ディスクDの回転速度に対してサーボ制御を行なう。
【0017】一点鎖線で囲った21はトラッキングサー
ボ回路を示す。22はA/D変換器であり、クロック再
生回路14から供給されるチャンネルクロックΦ1 に基
ずいて、光学ヘッド11で読み取られ出力された再生R
F信号をデジタル信号に変換する。23a〜23kはA
/D変換されたデータを保持する11個のレジスタであ
り、各レジスタは、タイミング発生回路24から供給さ
れるタイミング信号T1 〜T11に基ずいてデータ保持動
作を行なう。
【0018】タイミング発生回路24は、チャンネルク
ロックΦ1 に基ずいて各タイミング信号T1 〜T11を生
成するものであり、後述する図6の波形図に示すよう
に、光ディスクDのトラックTK上で、グレーコード領
域ARG の11チャンネルビット(ピット位置〜1
1)それぞれの再生出力タイミングに対応したタイミン
グを設定するようになされている。
【0019】25は演算回路であり、タイミング信号T
M に基ずいて、レジスタ23a〜23kに保持された各
データのうち、数値の大きいデータから順に4個選別
し、それそれDt1〜Dt4として出力する。第1番目及び
第2番目のデータDt1,Dt2は、図示しないコントロー
ラへ供給され、グレーコードデータとして、トラックナ
ンバ検出等に用いられる。一方、3番目と4番目のデー
タDt3,Dt4は減算処理されてトラッキングエラー信号
とされることになる。26は3番目と4番目のデータD
t3,Dt4を減算する減算器、27はD/A変換器であ
る。D/A変換器27の出力は、トラッキングエラー信
号ET として光学ヘッド11に供給され、トラッキング
制御が実行される。
【0020】このように構成された記録再生装置によっ
て、図1のフォーマットの情報記録領域ARS を有する
光ディスクD(光磁気ディスクを含む)の記録或は再生
動作を行なう際のトラッキング制御方法について、図6
を参照して説明する。なお、同時に、図1におけるトラ
ック8,9,Aの各制御情報領域を図示し、トラック9
を走査する光スポットPSを例にあげて、そのトラッキ
ング制御動作を説明する。
【0021】(1)オントラック状態 記録時或は再生時において、光ビームがトラック9上を
正確に走査していると、その再生RF信号は RF(1) と
して示すように、ピット位置,のピットQ D9,QE9
に対応して最大振幅Sb,Scが現われ、また、ピット
位置に対応してトラックAのピットQDAの影響による
振幅Saが生じ、さらにピット位置に対応してトラッ
ク8のピットQE8の影響による振幅Sdが生じる。この
とき、トラック9に対してビームスポットSPが正確に
オントラック状態であれば、振幅SaとSdのレベルは
等しくなる(トラック9のピットQD9,QE9に対するピ
ットQDA,QE8の各離間距離は等しいため符合間干渉に
よるレベル差も生じない)。
【0022】このようなRF信号がトラッキングサーボ
回路21に供給されると、レジスタ23a〜23kでは
それぞれタイミング信号T1 〜T11に基ずいて、デジタ
ル信号に変換されたRFレベルを保持するため、レジス
タ23c,23d,23h,23iにそれぞれ振幅S
a,Sb,Sc,Sdのレベルがデジタルデータとして
記憶されることになる。
【0023】従って、タイミング信号TM により、演算
回路25においてレジスタ23a〜23kのデータの演
算処理すると、振幅Sb,Scに対応するデータがグレ
ーコードデータDt1,Dt2として出力されるとともに、
データレベルが3番目及び4番目のデータDt3,Dt4
して、振幅Sa,Sdに対応するデータが出力され、減
算器26で減算される。ここで、振幅SaとSdは同レ
ベルであるため、減算出力が0となり、D/A変換した
トラッキングエラー信号ET =0が得られる。
【0024】(2)トラックA側にずれた場合 光スポットSPがトラックA側にずれていくと、再生R
F信号は RF(2) として示すように、上記(1)と同様
にピット位置,のピットQD9,QE9に対応して最大
振幅Sb,Scが現われるが、ピット位置に対応して
トラックAのピットQDAの影響による比較的高レベルの
振幅Saが生じるようになり、また、ピット位置に対
応するトラック8のピットQE8の影響による振幅Sdの
レベルは低下していく。
【0025】従って、上記(1)と同様の手順で第3番
目及び第4番目のデータとして振幅Sa及びSdに対応
するデータが減算処理されることにより、振幅SaとS
dのレベル差が検出されることになり、いうまでもな
く、このレベル差を、光スポットSPがトラックA側へ
ずれていることを示すトラッキングエラー信号ET とす
ることができる。
【0026】(3)トラック8側にずれた場合 光スポットSPがトラック8側にずれていくと、再生R
F信号は RF(3) として示すように、上記(2)の場合
と逆に、トラックAのピットQDAの影響による振幅Sa
のレベルは低下していき、トラック8のピットQE8の影
響による振幅Sdのレベルは増大していく。
【0027】従って、同様の手順で第3番目及び第4番
目のデータとして振幅Sa及びSdに対応するデータが
減算処理されることにより、光スポットSPがトラック
8側へずれていることを示すトラッキングエラー信号E
T を生成することができる。
【0028】このように生成されたトラックエラー信号
は光学ヘッド11の例えば2軸機構等のトラッキング制
御機構に供給され、トラッキング制御が為されることは
周知のとおりである。なお、以上の説明はトラック9の
走査を例にあげたが、第1図に示したフォーマットのグ
レーコードにおいては、もちろん何れのトラックでも同
様のトラック制御可能である。ただし、必ずしも、グレ
ーコードがこのフォーマットに限られるものではなく、
ピット間干渉の影響によるレベル差が生じないようにし
たフォーマットであればよい。
【0029】このように、グレーコードを利用してトラ
ッキング制御を行なうことにより、制御情報領域ARS
にトラッキング情報ピットを設ける必要はなく、必要エ
リアを大幅に減縮することができる。なお、本発明を実
施するにあたっては、上述したように、隣接トラックの
ピット情報を部分的に読み込む必要からトラックピッチ
を狭くするが、この方法の場合、データ領域ARD にお
いては、隣接トラックのピットの影響により再生信号の
S/N比が劣化することになる。
【0030】このため、記録再生時には、そのデータ記
録領域ARD においては、例えば第7図に示すように、
チャンネルクロックΦ1 を1/2分周したクロックΦ2,
Φ3を生成し、奇数トラックと偶数トラックで使い分け
るようにすることが好ましい。 このようにすれば、隣
接トラックのピットによる再生RF信号上への影響を排
除できるため、トラックピッチを狭くしても不都合はな
い。
【0031】また、記録データ変調方式としては、例え
ばエッジ記録方式を採用すると、図8で示すように、そ
の変調データによってピットに長短が生じるため隣接ト
ラックの影響を受け易くなる。従って、ピット長が一定
であるポジション記録方式にすることが好ましい。な
お、上記ように奇数トラックと偶数トラックでピットが
隣り合わないようにする記録方式を採ると、1単位のデ
ータ記録領域ARD 内に記録できるデータ量は少なくな
ってしまうが、本発明によるトラッキング情報ピットの
省略化及びトラックピッチの短縮によるトラック数の増
加により、全体の記録可能データ量としては、従来の方
式における光ディスクより大幅に増加させることができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
クは、グレーコードを利用してトラッキングエラー信号
を生成し、トラッキング制御を行なうようにしたため、
トラック上の各ブロックにおける制御情報領域において
トラッキング制御ピットが不必要になり、制御情報領域
を短縮化できるため、相対的にデータ記録領域を広く
し、記録密度を著しく向上させることができるという効
果がある。さらに、トラック中心から偏位するようにウ
ォブリングさせて形成していたトラッキング情報ピット
を形成する必要がないため、本発明による光ディスク
は、従来の光ディスクに比べてプリフォーマット時にお
けるカッティング作業が非常に簡易化されるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラッキング制御方法に適合した光デ
ィスクの制御情報領域のフォーマットを示す説明図であ
る。
【図2】第1図のフォーマットにおいて光スポットとト
ラックピッチの関係の説明図である。
【図3】本発明のトラッキング制御方法を採用した記録
再生装置の一実施例のブロック図である。
【図4】クロック再生回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図5】図4の動作説明のための波形図である。
【図6】図3のトラッキングサーボ回路の動作説明のた
めの波形図である。
【図7】本発明実施の際に好適な記録再生方法の説明図
である。
【図8】記録データ変調方式の説明図である。
【図9】サンプルドサーボ方式の光ディスクの説明図で
ある。
【図10】グレーコードが付加された制御情報領域の説
明図である。
【符号の説明】
14 クロック再生回路、21 トラッキングサーボ回
路、22 A/D変換器、23a〜23k レジスタ、
24 タイミング発生回路、25 演算回路、26 減
算器、27 D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−138621(JP,A) 特開 平1−229428(JP,A) 特開 平1−243241(JP,A) 特開 平1−243240(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状または渦巻状のトラックをセク
    タ領域に分割すると共に、前記各セクタ領域に所定のフ
    ォーマットで制御情報領域と、データ記録領域を形成し
    た光ディスクにおいて、 前記光ディスク記録面上に形成された各トラックの制御
    情報領域は全てのピットがトラック方向に同一線上に配
    置され、さらに、連接する所定数のトラックを単位とし
    て、少なくとも第1のピットと、第2のピットから形成
    されているグレーコードをトラックナンバに対応して記
    録すると共に、 前記各トラックのグレーコードの第1のピット、または
    第2のピットの何れか一方のピットのみが、当該トラッ
    クに隣接しているトラックに記録されているグレーコー
    ドの第1のピット、または第2のピットに対して、デ
    スク上の全部のトラックで、1ビット分、トラック進行
    方向の前方又は後方に離間するように配置されているこ
    とを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記制御情報領域は分割されたトラック
    の各セクタ毎に少なくとも2ブロック以上形成されてお
    り、前記グレーコードはプリフォーマットによって予め
    ディスクに形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の光ディスク。
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