JPH0325686B2 - - Google Patents

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JPH0325686B2
JPH0325686B2 JP58043840A JP4384083A JPH0325686B2 JP H0325686 B2 JPH0325686 B2 JP H0325686B2 JP 58043840 A JP58043840 A JP 58043840A JP 4384083 A JP4384083 A JP 4384083A JP H0325686 B2 JPH0325686 B2 JP H0325686B2
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JP
Japan
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operating lever
core
wick
ignition
adjustment
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JP58043840A
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Masayuki Kubo
Hirosuke Kubo
Yutaka Onda
Yoshio Inui
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Sharp Corp
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【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、液体燃料燃焼器、例えば石油ストー
ブの芯昇降装置に関するものである。
<従来技術> 従来の対震自動消火機能を有する液体燃料燃焼
器の芯昇降装置においては、その対震自動消火機
能との関連において、直接的に芯の上昇をレバー
操作式でを行う機構とは別に、燃焼量調節のため
に芯露出長の微調節を行う機構が設けられ、この
微調節機構はダイヤル式摘みを回転操作する構成
であつたため、構造が複雑で高価となる欠点があ
つた。
<目的> 本発明は、上記した点に鑑がみなされたもの
で、芯の上昇操作を行う機構と、燃焼量調節のた
めに芯露出長の微調節を行う機構との大部分を共
通化可能にすると共に、両機構共レバー操作式と
し、かつ一回のレバー操作のみで芯上昇操作と芯
点火操作とを同時に可能とすることにより、構造
が簡単安価でかつ使い易い液体燃料燃焼器の芯昇
降装置を提供しようとするものである。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は燃料タンク部分を含む芯昇降装置の一
部の分解斜視図で、1は中央部に芯内筒2を立設
された燃料タンクで、芯内筒2と芯外筒3との間
には芯ホルダー4を有する燃料吸上用芯5が上下
摺動自在に介挿されている。6は、前記芯ホルダ
ー4の中腹部外周面に装着された芯ホルダー係着
片で、前後二個所に装着されており、中央部に切
欠溝6aを有している。この切欠溝6aには、芯
調節軸7に連結された回転アーム8の両端部に固
着された第一ピン9が挿入される。前記芯調節軸
7の一端は、燃料タンク1に設けられた孔10に
挿入され、また他端部は、燃料タンク1の対辺部
の孔11に芯調節軸受けナツト12で固定された
芯調節軸受け13の中央の貫通孔に挿入される。
14は油もれ防止のためのパツキンで、芯調節軸
受け13と芯調節軸受けナツト12の間に固定さ
れる。15は芯外パツキンで燃料タンク1と芯外
筒3の間に固定される。2aは芯天板で芯内筒上
部に固定される。
第2図は芯昇降装置の芯下降状態の正面図、第
3図は同平面図、第4図は同分解斜視図、第5図
は同要部の芯上昇状態の側面図である。そしてま
ず第2,3,4図の対震自動消火用の振動感知部
分を説明すると、16は、基板17に連結された
支持台18上に載置された重りで、その下端部に
は、鎖り19が取付られている。20は、基板1
7の第二ピン21に回転自在に軸支されたL字型
の係止板で、その上端の遊端部には前記重り16
の鎖り19の下端部が取付られていると共に、下
方の遊端部の案内孔22の中ほどには第一係止部
22aが形成されている。23は、基板17の第
三ピン24に軸支された可動板で、その遊端部に
は前記第一係止部22aに接離自在となる第一係
止突子25が突設されていると共に、遊端部中ほ
どには、可動板23を常時下方向に附勢するスプ
リング26が設けられ、前記第一係止突子25の
反対方向には作動板28を反時計方向のみに回転
させる爪27が形成されている。前記作動板28
は、基板17の第三ピン24に可動板23と同時
に回転自在に軸支されており、その遊端部上方に
は透孔29と常時時計方向に附勢せしめるスプリ
ング30が設けられていると共に、遊端部下方に
は、弾性保持板44を反時計方向のみに回転させ
る爪31が形成されている。32は、基板17の
第四ピン33に回転自在に軸支されたセツトレバ
ーで、その左方遊端部には、前記作動板28の透
孔29に挿入する第五ピン34が突設されている
と共に、右方遊端部32aには爪が形成され、こ
れにセツト摘み61が挿入されている。
次に第2〜5図の芯昇降部分を説明する。35
は、基板17の中央部にある円孔36に挿入され
た連動軸受けで、その中央部には前記芯調節軸7
が挿入固定される貫通孔35aが形成されてい
る。37は、連動軸受け35に上下の爪38によ
つて固定された連動板で、その右端には第六ピン
39が突設されている。40は揺動板で、その中
央部に前記連動軸受け35の一端挿入用の円孔4
0aが形成され、この円孔40aを中心として回
転自在に連動軸受け35に軸支されている。また
揺動板40の左方遊端部には第二係止突子41が
突設されていると共に、中ほどには常時下方に附
勢せしめる芯下降スプリング42が設けられてい
る。揺動板40の右方遊端部には、前記連動板3
7に突設された第六ピン39が挿入自在な小判形
の遊動孔43が形成されている。44は、基板1
7の第八ピン45に軸支された回転自在な弾性保
持板で、その下方遊端部の案内孔46の中ほどに
は第二係止部46aが形成され、前記揺動板40
の第二係止突子41が第二係止部46aに接離自
在となる様形成されている。47は、前記揺動板
40に第七ピン48によつて回転自在に軸支され
た芯上昇・芯調節共通レバーで、その中央部に前
記連動板37に突設された第六ピン39に挿入可
能な透孔49を有していると共に、右方遊端部に
も透孔50が形成されている。そして前記透孔4
9、前記第六ピン39および前記遊動孔43によ
り、前記揺動板40と、芯調節軸7および連動軸
受け35に固定された連動板37と芯上昇・芯調
節共通レバー47とを芯微調節範囲のみの遊動を
許すよう連結する遊動連結手段Aが構成される。
また、遊動連結手段Aを含んで、前記揺動板40
および弾性保持板44により、芯5を燃焼位置で
かつ芯上昇調節操作レバー57による微調節範囲
で昇降可能に係止する係止手段が構成される。
51は第一摺動体で、基板17上に固定された
ガイド板53に上下摺動可能に嵌合されている。
54は第一摺動体51に連結された点火操作レバ
ーで、その基板17の裏側部には、自動点火装置
に連動する押下片55が形成されると共に、第一
摺動体51を常時上方向に附勢する復帰スプリン
グ56が設けられ、かつその基板17表側の爪に
は操作摘み63が挿入されている。57は、第二
摺動体52に連結された芯上昇調節操作レバー
で、その基板17表側の爪には芯調節摘み62が
挿入されている。そして、芯上昇調節操作レバー
57は、点火操作レバー54と同一ガイドである
ガイド板53の溝に案内されると共に点火操作レ
バー54の下側に配され、点火操作レバー54の
押下げ動作により同時に押下げ可能とされると共
に点火操作レバー54の上方復帰後に前記ガイド
である溝内で上下動可能とされている。そして、
前記第二摺動体52の下方には前記芯上昇・芯調
節共通レバー47の右方遊端部の透孔50に挿入
された突子58が形成されている。これにより、
芯上昇調節操作レバー57と点火操作レバー54
とは、同一ガイド内で鉛直方向に直線的に移動可
能とされる。また前記燃料タンク1部分から突出
した芯調節軸7は前記連動軸受け35の貫通孔3
5aに挿入され、これは芯調節軸固定筒60で連
動軸受け35に固定される。すなわち、芯上昇調
節操作レバー57の押下げ動作は、共通レバー4
7、揺動板40、連動板37、および連動軸受け
35からなる連係機構により、芯調節軸7の回転
運動に変換される。59は各部品を保護するカバ
ー、64は弾性保持スプリングで、前記弾性保持
板44を確実に作動させるためにこれを時計方向
に附勢するために弾性保持板44と基板17との
間に介装されている。
次に、第6図の自動点火装置65の作動機構を
説明すると、点火ヒータ66の支枠66aは第一
支板67に対し横軸68の周りに回転自在に取付
られ、かつこれら66a,67の間には復帰スプ
リング69が介装され、前記支枠66aは点火ア
ーム70に横軸71で枢支され、該アーム70は
横軸72で支板67に枢支され、リンク73の一
端がアーム70に係合され、該リンク73は第二
支板74に横軸75で枢支され、リンク73の他
端の突子76は、前記点火操作レバー54の押下
片55の昇降経路に配設されている。
次に作用について説明する。
先ず振動感知部分のセツト操作は、第2図にお
いて、セツトレバー32の右遊端部32aを上方
向に引き上げる。すると、第四ピン33を中心に
左遊端部に突設された第五ピン34が反時計方向
に回転し、これに連動した作動板28は第三ピン
24を中心に時計方向に回転する。同時に作動板
28は可動板23に設けられた爪27を押し、可
動板23は第三ピン24を中心に時計方向に回転
する。そして可動板23の先端に突設された第一
係止突子25が、係止板20の案内孔22内を移
動し第一係止部22aに引つ掛かり振動感知部分
がセツトされる。このとき、作動板28の爪31
はスプリング30によつて、時計方向に回転し、
弾性保持板44から離れた状態なる。
次に燃料吸上用芯5を上昇位置にセツトする操
作は、点火操作レバー54を第2図の上方位置5
4Aから第5図の下方位置54Bまで下降させ
る。すると、点火操作レバー54に連結された第
一摺動体51は、第二摺動体52を押しながら芯
上昇調節操作レバー57を上方位置57Aから下
方位置57Bまで下降させ、第二摺動体52の突
子58に挿入された芯上昇・芯調節共通レバー4
7を芯下降姿勢47Aから芯上昇姿勢47Bまで
下方に押し下げる。このとき、芯上昇・芯調節共
通レバー47の透孔49には、連動板37の右端
に突設された第六ピン39が揺動板40の小判形
の遊動孔43を介して挿入されているため、芯上
昇・芯調節共通レバー47は第七ピン48を中心
に小判形の遊動孔43の下端部の範囲まで移動し
たのち、連動軸受け35の貫通孔35aを中心に
時計方向に回転する。同時に揺動板40は芯下降
姿勢40Aから芯上昇姿勢40Bまで回転し、左
遊端部に突設された第二係止突子41が弾性保持
板44の案内孔46内を移動し第二係止部46a
に引つ掛かかるので、弾性保持板44も非係止姿
勢44Aから係止姿勢44Bに切換り、セツトさ
れる。連動板37に固定された連動軸受け35に
固定筒60で固定されている芯調節軸7も時計方
向に回転し、芯調節軸7に固定された回転アーム
8が時計方向に回転し、その両端部の第一ピン9
が芯ホルダー係着片6の切欠溝6a内で摺動しな
がら、芯ホルダー4を押し上げるため、芯5が上
がりセツトされる。
また、第6図の様に、上記の点火操作レバー5
4の摘み63の押し下げにより、押下片55は突
子76を押し下げるので、リンク73は回転して
その一端は上昇し、アーム70も上方へ回転し、
スプリング69に抗してヒータ66を芯に接近さ
せるので、芯は点火される。
なお、点火操作レバー54から手を離して押し
下げを解除すると、これと第一摺動体51とは復
帰スプリング56によつて上方にもどされ、また
同時に、第6図の様に、押下片55は上昇するの
で、復帰スプリング69の力により自動点火装置
65の各部品も元の位置にもどされる。
次に自動消火動作について説明する。先ず振動
によつて消火する場合は、液体燃料燃焼器を傾け
たりこれに振動を与えると、重り16が前後、左
右に動き、鎖り19を引き上げる。すると、鎖り
19に取付られている係止板20が第二ピン21
を中心に反時計方向に回転し、第一係止部22a
に掛かつていた可動板23の遊端部に突設されて
いる第一係止突子25が離脱し、スプリング26
によつて可動板23は反時計方向に回転し、可動
板23の爪27により、作動板28を反時計方向
に回転させる。作動板28の上遊端部にある透孔
29も同時に反時計方向に回転し、この透孔29
に挿入された第五ピン34が時計方向に回転し、
第五ピン34を突設されているセツトレバー32
が第四ピン33を中心に時計方向に回転する。作
動板28が時計方向に回転することにより、爪3
1が弾性保持板44を反時計方向に回転させ、弾
性保持板44の案内板46の係止部46aに係止
されている揺動板40は、その左遊端部の第二係
止突子41が離脱するので、芯下降スプリング4
2により芯上昇姿勢40Bから芯下降姿勢40A
に切換るべく、連動軸受け35の貫通孔35aを
中心に反時計方向に回転する。連動板37の第六
ピン39は揺動板40の遊動孔43を介して芯上
昇・芯調節共通レバー47の透孔49に嵌合して
いるので、揺動板40はその回転途中に遊動孔4
3の下端部にピン39が当たり、反時計方向に回
転する。ピン39を有する連動板37も同方向に
回転し、これに固定された連動軸受け35も同方
向に回転する。また、第七ピン48で揺動板40
に軸支された芯上昇・芯調節共通レバー47も透
孔49に第六ピン39が挿入されているため、芯
下降姿勢47Aまで反時計方向に回転し、第二摺
動体52を押し上げる。固定筒60で連動軸受け
35に固定された芯調節軸7は連動軸受け35と
同様に反時計方向に回転し、芯調節軸7に固定さ
れた回転アーム8が反時計方向に回転し、その両
端部の第一ピン9が芯ホルダー係着片6の切欠溝
6a内で摺動しながら芯ホルダー4を下げるた
め、芯5が芯内筒2と摺動しながら降下する。
また、通常の消火操作に際しては、セツトレバ
ー32の上方位置にある右遊端部32aを押し下
げる。すると、第四ピン33を支点にして右遊端
部に突設されている第五ピン34が時計方向に回
転する。この第五ピン34が挿入された透孔29
を有する作動板28が第四ピン33を中心に反時
計方向に回転し、遊端部下方の爪31で弾性保持
板44を反時計方向に回転させる。これ以降の動
作は振動によつて自動消火する場合と同様の動作
を行う。
なお、セツトレバー32の右遊端部32aを押
し下げる押力を解除すれば、可動板23の爪27
が反時計方向に回転しない限り、スプリング30
によつてセツトレバー32は時計方向に回転し、
振動感知部分がセツトされた状態にもどる。
上記の様に消火操作を行えば、これらの一連の
動作が瞬時に行なわれ、瞬時に消火する。
次に、燃焼量調節のための芯露出長微調整操作
について説明すると、第5図の様に、下方位置5
7Bにある芯上昇調節操作レバー57を上方に少
し引き上げると、これに連結されている第二摺動
体52も引き上げられる。第二摺動体52の下方
の突子58に挿入された芯上昇・芯調節共通レバ
ー47は第七ピン48を支点にして反時計方向に
回転する。芯上昇・芯調節共通レバー47の透孔
49に挿入された第六ピン39も揺動板40の小
判形の遊動孔43内で同時に反時計方向に回転
し、第六ピン39を突設されている連動板37
と、連動板37に固定された連動軸受け35が反
時計方向に回転する。揺動板40は第二係止突子
41が弾性保持板44の第二係止部46aに係止
されているため全く回転しない。連動軸受け35
に固定筒60で固定された芯調節軸7も反時計方
向に回転し、芯調節軸7に固定された回転アーム
8が反時計方向に回転し、両端部の第一ピン9が
芯ホルダー係着片6の切欠溝6aを摺動しながら
芯ホルダー4を押し下げるため芯が少し下がる。
また芯5を少し下げすぎたときは、芯調節レバ
ー57を少し押し下げる。すると前記と逆の動作
が揺動板40の小判形の遊動孔43の範囲内で行
なわれる。
なお、上記実施例では、芯上昇・芯調節共通レ
バー47と連動板37とはピン39と透孔49と
で連結され、また共通レバー47と揺動板40と
はピン48で連結されているが、これは揺動板4
0の揺動角度に対する共通レバー47の回転角度
の比率を大にするためである。しかし、その必要
性が小さい場合には共通レバー47と連動板37
とを一体化しピン48は芯調節軸7と一致させて
もよい。また共通レバー47と連動板37が図示
例の如く別体の場合でも共通レバー47と連動板
37にピン39、透孔49の適当な一方を選択し
て設ければよく、また共通レバー47および連動
板37の組と、揺動板40とは、ピン39と遊動
孔43との一方を選択できる。
なお、上記実施例において、時計方向とは本発
明の正転方向を意味し、また反時計方向とは本発
明の逆転方向を意味する。
<効果> 以上の説明から明らかな通り、本発明は、燃料
吸上用芯を昇降するために正逆回転する芯調節軸
と、 鉛直方向の直線的な押下げ動作により芯調節軸
を芯上昇方向へ回動させるための芯上昇調節操作
レバーと、 該芯上昇調節操作レバーの押下げ動作を芯調節
軸の回動運動に変換するよう芯調節軸と芯上昇調
節操作レバーとを連係する連係機構と、 芯調節軸を芯下降方向へ回動させるよう付勢す
る芯下降スプリングと、 芯上昇調節操作レバーによつて上昇した芯を芯
上昇調節操作レバーによる調節範囲で昇降可能に
係止する係止手段と、 前記芯に近接した点火位置と芯から離間した解
除位置とに切換可能とされ常時解除位置側に強制
された点火装置と、 鉛直方向の直線的な押下げ動作により該点火装
置を解除位置から点火位置に切換える点火操作レ
バーと、 該点火操作レバーを上方へ付勢する復帰スプリ
ングとを備え、 前記芯上昇調節操作レバーは、点火操作レバー
と同一ガイドに案内されると共に点火操作レバー
の下側に配され、点火操作レバーの押下げ動作に
より同時に押下げ可能とされると共に点火操作レ
バーの上方復帰後に前記ガイド内で上下動可能と
されたものである。
したがつて、本発明によれば、芯上昇調節操作
レバーは、点火操作レバーと同一ガイドに案内さ
れると共に点火操作レバーの下側に配されている
から、点火操作レバーの押下げ動作により芯上昇
調節操作レバーも押下げ可能となり、点火動作と
芯上げ動作を一回のレバー操作のみで同時に行な
うことができる。
また、点火操作レバーは、その点火動作後に操
作力を解除すれば、復帰スプリングにより上方へ
移動することとなるので、これにより点火装置を
解除位置に戻し、また、点火操作レバーと芯上昇
調節操作レバーとは同一ガイドで案内されるにも
拘わらず、ガイド上には芯上昇調節操作レバーを
移動操作するだけの充分な調節ストロークを得る
ことができる。このため、芯上昇調節操作レバー
を長いストロークの範囲で移動させることが可能
となり、その分、芯の僅かな微調節量でも芯上昇
調節レバーを大きく移動させることができること
となり、芯の調節を容易に行なうことができる。
しかも、芯上昇調節操作レバーと点火操作レバ
ーとは同一ガイドで鉛直方向へ直線的に案内する
ため、点火操作レバー用のガイドと芯上昇調節操
作レバー用のガイドを別々に2個設ける場合に比
べて、左右のガイド幅を小にでき、案内機構の構
造を簡単にすることができ、1個のガイドを形成
すればよいので、その加工も容易に行なえる。
さらに、芯上昇調節操作レバーと点火操作レバ
ーとは、同一ガイドでしかも鉛直方向に直線的に
移動するため、これらのレバーを芯調節軸の周り
に回動自在に設けて円弧運動を行なわせる場合に
比べて、芯上昇調節操作と点火操作のいずれの操
作性もよく、しかも、これらのレバーの左右方向
のガイド幅も、円弧運動を行なわせる場合に比べ
て小にし得、機構の小型化が可能となるといつた
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明液体燃料燃焼器の芯昇降装置の実
施例を示すもので、第1図は燃料タンク部分を含
む芯昇降装置の分解斜視図、第2図は芯昇降装置
の芯下降状態の正面図、第3図は同平面図、第4
図は同分解斜視図、第5図は同一部の芯上昇状態
の側面図、第6図は同自動点火装置部分の斜視図
である。 5:燃料吸上用芯、7:芯調節軸、35:連動
軸受け、37:連動板、40:揺動板、44:弾
性保持板、47:芯上昇・芯調節共通レバー、4
7A:その芯下降姿勢、47B:同芯上昇姿勢、
54:点火操作レバー、54A:その上方位置、
54B:同下方位置、55:押下片、57:芯上
昇調節操作レバー、65:自動点火装置、66:
点火ヒータ、76:突子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃料吸上用芯を昇降するために正逆回転する
    芯調節軸と、 鉛直方向への直線的な押下げ動作により芯調節
    軸を芯上昇方向へ回動させるための芯上昇調節操
    作レバーと、 該芯上昇調節操作レバーの押下げ動作を芯調節
    軸の回動運動に変換するよう芯調節軸と芯上昇調
    節操作レバーとを連係する連係機構と、 芯調節軸を芯下降方向へ回動させるよう付勢す
    る芯下降スプリングと、 芯上昇調節操作レバーによつて上昇した芯を芯
    上昇調節操作レバーによる調節範囲で昇降可能に
    係止する係止手段と、 前記芯に近接した点火位置と芯から離間した解
    除位置とに切換可能とされ常時解除位置側に強制
    された点火装置と、 鉛直方向への直線的な押下げ動作により該点火
    装置を解除位置から点火位置に切換える点火操作
    レバーと、 該点火操作レバーを上方へ付勢する復帰スプリ
    ングとを備え、 前記芯上昇調節操作レバーは、点火操作レバー
    と同一ガイドに案内されると共に点火操作レバー
    の下側に配され、点火操作レバーの押下げ動作に
    より同時に押下げ可能とされると共に点火操作レ
    バーの上方復帰後に前記ガイド内で上下動可能と
    された ことを特徴とする液体燃料燃焼器の芯昇降装置。
JP4384083A 1983-03-15 1983-03-15 液体燃料燃焼器の芯昇降装置 Granted JPS59167615A (ja)

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JPS59167615A JPS59167615A (ja) 1984-09-21
JPH0325686B2 true JPH0325686B2 (ja) 1991-04-08

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JPS58189416U (ja) * 1982-06-09 1983-12-16 株式会社富士通ゼネラル 石油燃焼器具

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