JPH0325636Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0325636Y2 JPH0325636Y2 JP8789985U JP8789985U JPH0325636Y2 JP H0325636 Y2 JPH0325636 Y2 JP H0325636Y2 JP 8789985 U JP8789985 U JP 8789985U JP 8789985 U JP8789985 U JP 8789985U JP H0325636 Y2 JPH0325636 Y2 JP H0325636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide hole
- bracket
- stopper pin
- seat
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は自動車、航空機、船舶等のシート、特
にシートバツクがシートクツシヨンに対して所定
角度で傾倒するリクライニングシートのリクライ
ニングヒンジに関するものである。
にシートバツクがシートクツシヨンに対して所定
角度で傾倒するリクライニングシートのリクライ
ニングヒンジに関するものである。
〈従来技術〉
リクライニングシートのリクライニングヒンジ
はシートバツクに取り付けられた可動ブラケツト
がシートクツシヨンに取り付けられた固定ブラケ
ツトに対して回動するようになつており、この回
動中心軸にばねが取り付けられ、ばねの付勢力で
シートバツクが前方に転倒し、次いでラツチ機構
によつて前記転倒を抑制しシートバツクの傾倒角
度の調整を行うようになつている。ここでシート
バツクの転倒の停止は、従来、第3図に示すよう
に、いずれか一方のブラケツトに円弧状のガイド
孔11が形成されると共に、他方のブラケツトに
ガイド孔11内を摺動するストツパピン12が設
けられ、このストツパピン12がガイド孔の端部
に当接して規制されるようになつている。
はシートバツクに取り付けられた可動ブラケツト
がシートクツシヨンに取り付けられた固定ブラケ
ツトに対して回動するようになつており、この回
動中心軸にばねが取り付けられ、ばねの付勢力で
シートバツクが前方に転倒し、次いでラツチ機構
によつて前記転倒を抑制しシートバツクの傾倒角
度の調整を行うようになつている。ここでシート
バツクの転倒の停止は、従来、第3図に示すよう
に、いずれか一方のブラケツトに円弧状のガイド
孔11が形成されると共に、他方のブラケツトに
ガイド孔11内を摺動するストツパピン12が設
けられ、このストツパピン12がガイド孔の端部
に当接して規制されるようになつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら、従来のリクライニングヒンジに
おいては、ストツパピンがガイド孔内の端部に当
接する際に、ばねの付勢力が作用しているため衝
撃が大きいと共に、衝撃音が発生し、車室内の居
住感を低下させている。
おいては、ストツパピンがガイド孔内の端部に当
接する際に、ばねの付勢力が作用しているため衝
撃が大きいと共に、衝撃音が発生し、車室内の居
住感を低下させている。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は上記事情を考慮してなされ、ストツパ
ピンがガイド孔の端部に当接しても衝撃が少な
く、しかも衝撃音の発生がないリクライニングヒ
ンジを提供するものである。
ピンがガイド孔の端部に当接しても衝撃が少な
く、しかも衝撃音の発生がないリクライニングヒ
ンジを提供するものである。
このため、本考案によるリクライニングヒンジ
はストツパピンが当接するガイド孔の端部を先細
りに形成したことを特徴としている。
はストツパピンが当接するガイド孔の端部を先細
りに形成したことを特徴としている。
〈実施例〉
以下、本考案によるリクライニングヒンジの一
実施例を第1図ないし第2図を参照して具体的に
説明する。
実施例を第1図ないし第2図を参照して具体的に
説明する。
第1図において、シートバツク(図示せず)の
側面に可動ブラケツトが取り付けられると共に、
シートクツシヨンの側面には固定ブラケツト2が
取り付けられている。可動ブラケツト1は枢軸3
を中心にして固定ブラケツト2に回動可能に枢着
されており、固定ブラケツト2に形成された円弧
状のガイド孔5内に可動ブラケツト1に取り付け
られたストツパピン6が摺動可能に挿入されてい
る。従つて、可動ブラケツト1の回動はガイド孔
5の範囲内で行われるようになつている。ここで
前記枢軸3にはばね4が渦巻状に巻回されてお
り、ばね4の一端4aが枢軸3内に挿入され、他
端4bが前記ストツパピン6に掛着しており、ス
トツパピン6を介して可動ブラケツト1が矢印で
示す方向に転倒(前倒方向)するように付勢され
ている。
側面に可動ブラケツトが取り付けられると共に、
シートクツシヨンの側面には固定ブラケツト2が
取り付けられている。可動ブラケツト1は枢軸3
を中心にして固定ブラケツト2に回動可能に枢着
されており、固定ブラケツト2に形成された円弧
状のガイド孔5内に可動ブラケツト1に取り付け
られたストツパピン6が摺動可能に挿入されてい
る。従つて、可動ブラケツト1の回動はガイド孔
5の範囲内で行われるようになつている。ここで
前記枢軸3にはばね4が渦巻状に巻回されてお
り、ばね4の一端4aが枢軸3内に挿入され、他
端4bが前記ストツパピン6に掛着しており、ス
トツパピン6を介して可動ブラケツト1が矢印で
示す方向に転倒(前倒方向)するように付勢され
ている。
次に前記可動ブラケツト1の下端部には複数の
ラチエツト歯7が刻設されており、このラチエツ
ト歯7に噛合するラツチ機構8が固定ブラケツト
2の内側に枢着されている。又、このラツチ機構
8は連設杆を介して操作レバー9に連結してお
り、操作レバー9を操作することでラツチ機構8
とラチエツト歯7との噛合解除を行うことによつ
て相互の噛合位置が変化してシートバツクの傾倒
角度が段階的に調整されるようになつている。
ラチエツト歯7が刻設されており、このラチエツ
ト歯7に噛合するラツチ機構8が固定ブラケツト
2の内側に枢着されている。又、このラツチ機構
8は連設杆を介して操作レバー9に連結してお
り、操作レバー9を操作することでラツチ機構8
とラチエツト歯7との噛合解除を行うことによつ
て相互の噛合位置が変化してシートバツクの傾倒
角度が段階的に調整されるようになつている。
このような本実施例において、ストツパピン6
が当接するガイド孔端部5a(第1図における左
端部)は、第2図に示すように、先細形状となつ
ている。すなわち、ガイド孔5の曲率半径に対し
て端部5aがテーパ状に先細となつており、スト
ツパピン6は、まず先細りの端部5aに接して摺
動速度が低下し、次いで端部5a内に嵌まつて停
止する。従つて、ストツパピン6はガイド孔5の
端面に直接衝突しないから、衝撃や衝撃音が発生
することがない。
が当接するガイド孔端部5a(第1図における左
端部)は、第2図に示すように、先細形状となつ
ている。すなわち、ガイド孔5の曲率半径に対し
て端部5aがテーパ状に先細となつており、スト
ツパピン6は、まず先細りの端部5aに接して摺
動速度が低下し、次いで端部5a内に嵌まつて停
止する。従つて、ストツパピン6はガイド孔5の
端面に直接衝突しないから、衝撃や衝撃音が発生
することがない。
次に以上のように構成された本実施例の作動を
説明する。操作レバー9を引き上げてラツチ機構
8とラチエツト歯7との噛合を解除すると、ばね
4の付勢力で可動ブラケツト1が矢印方向に回動
する。この回動はストツパピン6がガイド孔5の
先細り状端部5aに嵌まつて停止する。シートバ
ツクの傾倒角度を調整するには操作レバー9を引
き上げた状態でシートバツクを反矢印方向に押す
ことで行われ、所望の角度位置で操作レバー9を
開放する。これにより、ラツチ機構8がラチエツ
ト歯7と噛合してシートバツクの固定が行われ
る。
説明する。操作レバー9を引き上げてラツチ機構
8とラチエツト歯7との噛合を解除すると、ばね
4の付勢力で可動ブラケツト1が矢印方向に回動
する。この回動はストツパピン6がガイド孔5の
先細り状端部5aに嵌まつて停止する。シートバ
ツクの傾倒角度を調整するには操作レバー9を引
き上げた状態でシートバツクを反矢印方向に押す
ことで行われ、所望の角度位置で操作レバー9を
開放する。これにより、ラツチ機構8がラチエツ
ト歯7と噛合してシートバツクの固定が行われ
る。
なお、上記実施例では可動ブラケツトにストツ
パピンを形成し、固定ブラケツトにガイド孔を形
成したが、これらを反対に形成してもよく、この
場合には可動ブラケツトの回動に伴つてストツパ
ピンをはガイド孔に対して相対的に摺動すること
になる。
パピンを形成し、固定ブラケツトにガイド孔を形
成したが、これらを反対に形成してもよく、この
場合には可動ブラケツトの回動に伴つてストツパ
ピンをはガイド孔に対して相対的に摺動すること
になる。
〈考案の効果〉
以上のとおり本考案によれば、ストツパピンが
当接するガイド孔の端部を先細形状としたから、
ストツパピンがガイド孔の端部に当接しても衝撃
が生じたり、衝撃音が発生することがなく、シー
トバツクの転倒をソフトに行うことができ、車室
内の居住感が向上する。
当接するガイド孔の端部を先細形状としたから、
ストツパピンがガイド孔の端部に当接しても衝撃
が生じたり、衝撃音が発生することがなく、シー
トバツクの転倒をソフトに行うことができ、車室
内の居住感が向上する。
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
そのA矢印部分の拡大側面図、第3図は従来例の
要部の拡大側面図である。 1……可動ブラケツト、2……固定ブラケツ
ト、4……ばね、5……ガイド孔、5……端部、
6……ストツパピン。
そのA矢印部分の拡大側面図、第3図は従来例の
要部の拡大側面図である。 1……可動ブラケツト、2……固定ブラケツ
ト、4……ばね、5……ガイド孔、5……端部、
6……ストツパピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シートバツクにより固定され該シートバツクの
前倒方向に回動可能にばね付勢された可動ブラケ
ツトと、 シートクツシヨンに固定され前記可動ブラケツ
トを回動可能に支持する固定ブラケツトと、 前記可動あるいは固定ブラケツトの内いずれか
一方のブラケツトに形成されたガイド孔と、 他方のブラケツトに取り付けられガイド孔内を
相対的に摺動するストツパピンとを具備してな
り、 前記ストツパピンが当接するガイド孔の端部が
先細形状に形成されていることを特徴とするシー
トのリクライニングヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8789985U JPH0325636Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8789985U JPH0325636Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61204549U JPS61204549U (ja) | 1986-12-23 |
JPH0325636Y2 true JPH0325636Y2 (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=30640537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8789985U Expired JPH0325636Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325636Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-11 JP JP8789985U patent/JPH0325636Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61204549U (ja) | 1986-12-23 |
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