JPH032560Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032560Y2 JPH032560Y2 JP1983137205U JP13720583U JPH032560Y2 JP H032560 Y2 JPH032560 Y2 JP H032560Y2 JP 1983137205 U JP1983137205 U JP 1983137205U JP 13720583 U JP13720583 U JP 13720583U JP H032560 Y2 JPH032560 Y2 JP H032560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- fork
- shifter
- finger
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F9/00—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
- B66F9/06—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
- B66F9/075—Constructional features or details
- B66F9/12—Platforms; Forks; Other load supporting or gripping members
- B66F9/14—Platforms; Forks; Other load supporting or gripping members laterally movable, e.g. swingable, for slewing or transverse movements
- B66F9/147—Whole unit including fork support moves relative to mast
- B66F9/148—Whole unit including fork support moves sideways
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、フオークリフトにおけるフオーク
のサイドシフト装置に係り、詳しくはフオークの
シフターをリフトブラケツト前面に固着されたフ
インガーバーにフツク式にて摺動可能に取付けて
なるサイドシフト装置に関する。
のサイドシフト装置に係り、詳しくはフオークの
シフターをリフトブラケツト前面に固着されたフ
インガーバーにフツク式にて摺動可能に取付けて
なるサイドシフト装置に関する。
（従来の技術とその解決すべき課題）
従来、この種のサイドシフト装置は、第５図お
よび第６図に示すように、リフトブラケツト１０
１の前面上下部にフインガーバー１０２，１０３
を備え、下部フインガーバー１０３にはフオーク
１０４の下部を掛止するための下部フオークバー
１０５の背面に固着されたフツク形状の下部シフ
ター１０６が掛止めされるとともに、下部シフタ
ー１０６と下部フインガーバー１０３との対向面
間にはローラ１０７（ライナーを用いた従来装置
もある。）を介装して摺動可能に設けられている。
また、上部フインガーバー１０２にはフオーク１
０４の上部を掛止支持するための上部フオークバ
ー１０８の背面に固着されたフツク形状の上部シ
フター１０９をライナー及びシム１１１を介装し
て摺動可能に支持する構成となつている。
よび第６図に示すように、リフトブラケツト１０
１の前面上下部にフインガーバー１０２，１０３
を備え、下部フインガーバー１０３にはフオーク
１０４の下部を掛止するための下部フオークバー
１０５の背面に固着されたフツク形状の下部シフ
ター１０６が掛止めされるとともに、下部シフタ
ー１０６と下部フインガーバー１０３との対向面
間にはローラ１０７（ライナーを用いた従来装置
もある。）を介装して摺動可能に設けられている。
また、上部フインガーバー１０２にはフオーク１
０４の上部を掛止支持するための上部フオークバ
ー１０８の背面に固着されたフツク形状の上部シ
フター１０９をライナー及びシム１１１を介装し
て摺動可能に支持する構成となつている。
この場合、上部フオークバー１０８の背面と上
部フインガーバー１０２の前面との対向面間には
サイドシフト時の金属同士の接触による摺動抵抗
を回避することを目的として、一般には前記ロー
ラ１０７の下部フオークバー背面からの突出量に
相当する程度の〓間ｅを設定しており、〓間ｅの
調整はシム１１１により行うのが普通となつてい
る。
部フインガーバー１０２の前面との対向面間には
サイドシフト時の金属同士の接触による摺動抵抗
を回避することを目的として、一般には前記ロー
ラ１０７の下部フオークバー背面からの突出量に
相当する程度の〓間ｅを設定しており、〓間ｅの
調整はシム１１１により行うのが普通となつてい
る。
仮に、上部フオークバー１０８と上部フインガ
ーバー１０２との対向面間に〓間が無いような場
合には、上記のサイドシフト時の大なる摺動抵抗
に加え、マスト後傾時の後傾初期に対向面１０９
ｂ，１０２ｂ相互が上下方向に関して擦れ合うよ
うにして摺動し、かなりの抵抗を生じ、両対向面
が摩耗して耐久性が劣化するという問題も発生す
る。
ーバー１０２との対向面間に〓間が無いような場
合には、上記のサイドシフト時の大なる摺動抵抗
に加え、マスト後傾時の後傾初期に対向面１０９
ｂ，１０２ｂ相互が上下方向に関して擦れ合うよ
うにして摺動し、かなりの抵抗を生じ、両対向面
が摩耗して耐久性が劣化するという問題も発生す
る。
このようなことから、上部フオークバー１０８
と上部フインガーバー１０２との対向面間には適
正な〓間ｅを必要とするものであるが、ところが
この〓間ｅの存在によつて、フオーク１０４の突
込み作業時には荷重Ｐにより上部シフター１０９
は〓間ｅだけ後方へ移動し、フオーク１０４に荷
重Ｗが働くとモーメント荷重Ｆが働いて上部シフ
ター１０９は前方へ移動され、この前後への移動
の繰返しでライナー１１０が“おどり”このため
シム１１１が脱落し、最終的には上部シフター１
０９が外れてしまう等の欠点があつた。
と上部フインガーバー１０２との対向面間には適
正な〓間ｅを必要とするものであるが、ところが
この〓間ｅの存在によつて、フオーク１０４の突
込み作業時には荷重Ｐにより上部シフター１０９
は〓間ｅだけ後方へ移動し、フオーク１０４に荷
重Ｗが働くとモーメント荷重Ｆが働いて上部シフ
ター１０９は前方へ移動され、この前後への移動
の繰返しでライナー１１０が“おどり”このため
シム１１１が脱落し、最終的には上部シフター１
０９が外れてしまう等の欠点があつた。
そこで本考案は、上述した従来の欠点を排除し
得るフオークリフトにおけるサイドシフト装置を
提供することを、その目的とする。
得るフオークリフトにおけるサイドシフト装置を
提供することを、その目的とする。
（課題を解決するための手段）
上記課題を解決するために本考案は、リフトブ
ラケツトの前面に配置された上下のフインガーバ
ーにフオークを上下のシフターを介して横方向に
摺動可能に取付けてなるフオークリフトのサイド
シフト装置において、前記フオークの下端部を掛
止めするための下部フオークバーの背面に固着さ
れた下部シフターを前記リフトブラケツトの前面
下部に固着された横方向に延在する下部フインガ
ーバーに掛止めするとともに、下部フインガーバ
ーの背面には後方へ突出した状態で下部フインガ
ーバー前面に転動可能に当接する左右一対のロー
ラを配設し、また前記リフトブラケツトの前面上
部に固着され横方向に延在する上部フインガーバ
ーには前記フオークの上端を掛止支持するための
上部フオークバーの背面に固着された上部シフタ
ーをライナーを介装して摺動可能に掛止支持する
とともに、上部シフターの背面には前記ローラの
後方突出量に対応して形成される上部シフター背
面と上部フインガーバー前面との間の〓間に相当
する厚みを有した左右一対のストリツプをローラ
のほぼ真上に配設したものである。
ラケツトの前面に配置された上下のフインガーバ
ーにフオークを上下のシフターを介して横方向に
摺動可能に取付けてなるフオークリフトのサイド
シフト装置において、前記フオークの下端部を掛
止めするための下部フオークバーの背面に固着さ
れた下部シフターを前記リフトブラケツトの前面
下部に固着された横方向に延在する下部フインガ
ーバーに掛止めするとともに、下部フインガーバ
ーの背面には後方へ突出した状態で下部フインガ
ーバー前面に転動可能に当接する左右一対のロー
ラを配設し、また前記リフトブラケツトの前面上
部に固着され横方向に延在する上部フインガーバ
ーには前記フオークの上端を掛止支持するための
上部フオークバーの背面に固着された上部シフタ
ーをライナーを介装して摺動可能に掛止支持する
とともに、上部シフターの背面には前記ローラの
後方突出量に対応して形成される上部シフター背
面と上部フインガーバー前面との間の〓間に相当
する厚みを有した左右一対のストリツプをローラ
のほぼ真上に配設したものである。
（作用）
上記のように構成したことにより、フオークに
作用する下向き荷重及びモーメント荷重をライナ
ーにより受け、またフオーク前方から作用する荷
重についてはストリツプにより受けることができ
るので、このことにより荷役作業時のとくにフオ
ーク突込み作業時のライナーの“おどり”を回避
することができる。また、サイドシフト時あるい
はマスト後傾時における上部シフターと上部フイ
ンガーバーとの間の摺動はストリツプにより円滑
化される。
作用する下向き荷重及びモーメント荷重をライナ
ーにより受け、またフオーク前方から作用する荷
重についてはストリツプにより受けることができ
るので、このことにより荷役作業時のとくにフオ
ーク突込み作業時のライナーの“おどり”を回避
することができる。また、サイドシフト時あるい
はマスト後傾時における上部シフターと上部フイ
ンガーバーとの間の摺動はストリツプにより円滑
化される。
（実施例）
次に、本考案の一実施例を第１図〜第４図にし
たがつて説明すると、図中１はマスト２５に沿つ
て昇降される左右一対のリフトブラケツトで、そ
の両側面にはマスト内を転動する上下に配列され
た複数個のローラ２を備え、左右のリフトブラケ
ツト１はその前面上下部に横方向（車幅方向）に
延在する上下のフインガーバー３，４によつて相
互に連結され、上部フインガーバー３の上端縁及
び下部フインガーバー４の下端縁にはそれぞれ段
差係止部３ａ，４ａが形成されている。
たがつて説明すると、図中１はマスト２５に沿つ
て昇降される左右一対のリフトブラケツトで、そ
の両側面にはマスト内を転動する上下に配列され
た複数個のローラ２を備え、左右のリフトブラケ
ツト１はその前面上下部に横方向（車幅方向）に
延在する上下のフインガーバー３，４によつて相
互に連結され、上部フインガーバー３の上端縁及
び下部フインガーバー４の下端縁にはそれぞれ段
差係止部３ａ，４ａが形成されている。
また、フオーク５を係留支持するための上下一
対のフオークバー６，７はその左右部が連結板８
にて互いに結合されており、上部フオークバー６
の背面には前記上部フインガーバー３の段差係止
部３ａにライナー１２を介して摺動可能に係合す
るハンガー１０と取付板１１とからなる上部シフ
ター９が固着され、また、下部フオークバー７の
背面には同下部フオークバー７の前方への動きを
規制すべく前記下部フインガーバー４の段差係止
部４ａと係合するフツク部１４と取付板１５とか
らなる下部シフター１３が固着されるとともに、
下部フオークバー７の背面左右部には前記下部フ
インガーバー４の前面４ｂに摺動可能に当接する
ことで該下部フオークバー７を案内する摺動案内
部材としてのローラ１６が後方へ突出した状態で
取付けられている。
対のフオークバー６，７はその左右部が連結板８
にて互いに結合されており、上部フオークバー６
の背面には前記上部フインガーバー３の段差係止
部３ａにライナー１２を介して摺動可能に係合す
るハンガー１０と取付板１１とからなる上部シフ
ター９が固着され、また、下部フオークバー７の
背面には同下部フオークバー７の前方への動きを
規制すべく前記下部フインガーバー４の段差係止
部４ａと係合するフツク部１４と取付板１５とか
らなる下部シフター１３が固着されるとともに、
下部フオークバー７の背面左右部には前記下部フ
インガーバー４の前面４ｂに摺動可能に当接する
ことで該下部フオークバー７を案内する摺動案内
部材としてのローラ１６が後方へ突出した状態で
取付けられている。
また、フオークバー６，７を横移動させるため
のサイドシフトシリンダ１７は上下のフインガー
バー３，４間に横向きに配置され、一端が固定側
である上部フインガーバー３に、他端が可動側で
ある連結板８にそれぞれシリンダブラケツト１
８，１９を介して支持されている。
のサイドシフトシリンダ１７は上下のフインガー
バー３，４間に横向きに配置され、一端が固定側
である上部フインガーバー３に、他端が可動側で
ある連結板８にそれぞれシリンダブラケツト１
８，１９を介して支持されている。
また、前記上部シフター９の取付板１１の背面
１１ａと上部フインガーバー３の前面３ｂとの間
には、前記ローラ６の後方突出量に対応して〓間
ｅが形成され、そしてこの〓間ｅに相当する厚み
を持つ左右一対のストリツプ２０が介在されてい
る。すなわち、上部シフター９の左右の取付板１
１の背面１１ａには、それぞれ上部フインガーバ
ー３の前面３ｂに摺動可能に当接し、かつ両面１
１ａ，３ｂ間の〓間ｅに対する上部フオークバー
の後方への移動を規制するストリツプ２０が取付
板１１に貫設した取付孔１１ｂに着脱可能に遊嵌
状に取付けられている。そして、左右のストリツ
プ２０は第１図に示すように実質的には上部フオ
ークバー６の左右端部に取付けられており、した
がつて、その配設間隔はフオーク５をフオークバ
ー６，７に係留するときの標準的な間隔に相当す
る位置、つまり前記左右のローラ１６のほぼ真上
に対応している。
１１ａと上部フインガーバー３の前面３ｂとの間
には、前記ローラ６の後方突出量に対応して〓間
ｅが形成され、そしてこの〓間ｅに相当する厚み
を持つ左右一対のストリツプ２０が介在されてい
る。すなわち、上部シフター９の左右の取付板１
１の背面１１ａには、それぞれ上部フインガーバ
ー３の前面３ｂに摺動可能に当接し、かつ両面１
１ａ，３ｂ間の〓間ｅに対する上部フオークバー
の後方への移動を規制するストリツプ２０が取付
板１１に貫設した取付孔１１ｂに着脱可能に遊嵌
状に取付けられている。そして、左右のストリツ
プ２０は第１図に示すように実質的には上部フオ
ークバー６の左右端部に取付けられており、した
がつて、その配設間隔はフオーク５をフオークバ
ー６，７に係留するときの標準的な間隔に相当す
る位置、つまり前記左右のローラ１６のほぼ真上
に対応している。
このストリツプ２０は摺動面２１ａを有する砲
金材質等からなる摺動板２１と軟鉄材等からなる
基板２２とからなる複合板に形成され、摺動面２
１ａには油だまりの凹部２１ｂが多数個凹設さ
れ、基板２２には取付孔１１ｂに遊嵌するピン２
３が固着されている。
金材質等からなる摺動板２１と軟鉄材等からなる
基板２２とからなる複合板に形成され、摺動面２
１ａには油だまりの凹部２１ｂが多数個凹設さ
れ、基板２２には取付孔１１ｂに遊嵌するピン２
３が固着されている。
本実施例は上述のように構成したものであるか
ら、ワークに対する突込み作業時に受ける荷重Ｐ
は従来においては〓間を有するため、上部シフタ
ーの背面で支持していたが、本例においては同〓
間ｅにストリツプ２０を介装して〓間ｅを実質的
に零に近づけたものであるから荷重Ｐはストリツ
プ２０の摺動面２１ａで支えるので上部シフター
９の後方への移動が規制されて上部シフター９と
上部フインガーバー３との相互に摺接することを
回避して摺動の円滑化及び摩耗を著減することを
得て耐用度を高めることができる。また、下向き
の荷重Ｗ及びそれに伴うモーメント荷重Ｆは、専
らライナー１２により支持することとができる。
したがつて、このライナー１２とストリツプ２０
との協働により上部シフター９の前後方向への移
動が規制されてライナー１２の“おどり”を防止
することができる。また、〓間ｅにストリツプ２
０を介装したので従来のシム１１１を排除するこ
とができてシム調整が不要となることから組付工
数を著減することができる。
ら、ワークに対する突込み作業時に受ける荷重Ｐ
は従来においては〓間を有するため、上部シフタ
ーの背面で支持していたが、本例においては同〓
間ｅにストリツプ２０を介装して〓間ｅを実質的
に零に近づけたものであるから荷重Ｐはストリツ
プ２０の摺動面２１ａで支えるので上部シフター
９の後方への移動が規制されて上部シフター９と
上部フインガーバー３との相互に摺接することを
回避して摺動の円滑化及び摩耗を著減することを
得て耐用度を高めることができる。また、下向き
の荷重Ｗ及びそれに伴うモーメント荷重Ｆは、専
らライナー１２により支持することとができる。
したがつて、このライナー１２とストリツプ２０
との協働により上部シフター９の前後方向への移
動が規制されてライナー１２の“おどり”を防止
することができる。また、〓間ｅにストリツプ２
０を介装したので従来のシム１１１を排除するこ
とができてシム調整が不要となることから組付工
数を著減することができる。
（考案の効果）
さて、本考案はリフトブラケツトの前面上部に
固着され横方向に延在する上部フインガーバー
に、フオークの上端を掛止支持するための上部フ
オークバーの背面に固着された上部シフターをラ
イナーを介装して摺動可能に掛止支持し、しか
も、上部シフターの背面と上部フインガーバーの
前面との対向面間には前方からの荷重を受け止め
るための左右一対のストリツプを、下部フオーク
バーに設けられる左右一対のローラのほぼ真上に
摺動可能に介装したものであり、このことにより
ライナーにより下向きの荷重及びそれに関連する
モーメント荷重を受けさせる一方、フオーク突込
作業時の如く前方から荷重が作用する場合の、い
わゆる前荷重を左右２個のストリツプにより最も
効果的にバランスよく受けさせることができる。
固着され横方向に延在する上部フインガーバー
に、フオークの上端を掛止支持するための上部フ
オークバーの背面に固着された上部シフターをラ
イナーを介装して摺動可能に掛止支持し、しか
も、上部シフターの背面と上部フインガーバーの
前面との対向面間には前方からの荷重を受け止め
るための左右一対のストリツプを、下部フオーク
バーに設けられる左右一対のローラのほぼ真上に
摺動可能に介装したものであり、このことにより
ライナーにより下向きの荷重及びそれに関連する
モーメント荷重を受けさせる一方、フオーク突込
作業時の如く前方から荷重が作用する場合の、い
わゆる前荷重を左右２個のストリツプにより最も
効果的にバランスよく受けさせることができる。
従つて、本考案によれば、荷役作業時における
上部シフターの前後方向への移動を規制してライ
ナーの“おどり”を防止し、ひいては上部シフタ
ーの脱落を防止し得るとともに、上部シフターと
上部フインガーバーとの直接的な摺接を回避して
摺動の円滑化及び摩耗を著減することを得てその
耐用度を高めることができ、また、従来のシム調
整が不要となつて組付工数を著減することのでき
る経済性を有するので、その実用性が極めて大で
ある。
上部シフターの前後方向への移動を規制してライ
ナーの“おどり”を防止し、ひいては上部シフタ
ーの脱落を防止し得るとともに、上部シフターと
上部フインガーバーとの直接的な摺接を回避して
摺動の円滑化及び摩耗を著減することを得てその
耐用度を高めることができ、また、従来のシム調
整が不要となつて組付工数を著減することのでき
る経済性を有するので、その実用性が極めて大で
ある。
また、本考案によれば、サイドシフト時の摺動
抵抗を減少してサイドシフトシリンダの負担を軽
減できることから、シリンダ径の縮小が可能とな
り、このことはサイドシフトシリンダの上下に存
在する空間をより拡大して前方視野を良化向上す
る上で有効となり、さらにはフオーク突込み作業
時の前方からの荷重がサイドシフトシリンダに及
ぶことが回避され、該シリンダの保護を図る上で
も有効となる。
抵抗を減少してサイドシフトシリンダの負担を軽
減できることから、シリンダ径の縮小が可能とな
り、このことはサイドシフトシリンダの上下に存
在する空間をより拡大して前方視野を良化向上す
る上で有効となり、さらにはフオーク突込み作業
時の前方からの荷重がサイドシフトシリンダに及
ぶことが回避され、該シリンダの保護を図る上で
も有効となる。
図は本考案の一実施例を示し、第１図はサイド
シフト装置の一例を分解して示す斜視図、第２図
は組付けられた状態の側断面図、第３図は第２図
のＡ部拡大断面図、第４図はストリツプの拡大斜
視図、第５図は従来装置を示す側断面図、第６図
は第５図のＢ部拡大断面図である。 １……リフトブラケツト、３，４……フインガ
ーバー、３ｂ，４ｂ……フインガーバー前面、５
……フオーク、６，７……フオークバー、９，１
３……シフター、９ａ，１３ａ……シフター後
面、１２……ライナー、１６……ローラ、２０…
…ストリツプ。
シフト装置の一例を分解して示す斜視図、第２図
は組付けられた状態の側断面図、第３図は第２図
のＡ部拡大断面図、第４図はストリツプの拡大斜
視図、第５図は従来装置を示す側断面図、第６図
は第５図のＢ部拡大断面図である。 １……リフトブラケツト、３，４……フインガ
ーバー、３ｂ，４ｂ……フインガーバー前面、５
……フオーク、６，７……フオークバー、９，１
３……シフター、９ａ，１３ａ……シフター後
面、１２……ライナー、１６……ローラ、２０…
…ストリツプ。
Claims (1)
- リフトブラケツトの前面に配置された上下のフ
インガーバーにフオークを上下のシフターを介し
て横方向に摺動可能に取付けてなるフオークリフ
トのサイドシフト装置であつて、前記フオークの
下端部を掛止めするための下部フオークバーの背
面に固着された下部シフターを前記リフトブラケ
ツトの前面下部に固着された横方向に延在する下
部フインガーバーに掛止めするとともに、下部フ
オークバーの背面には後方へ突出した状態で下部
フインガーバー前面に転動可能に当接する左右一
対のローラを配設し、また前記リフトブラケツト
の前面上部に固着され横方向に延在する上部フイ
ンガーには前記フオークの上端を掛止支持するた
めの上部フオークバーの背面に固着された上部シ
フターをライナーを介装して摺動可能に掛止支持
するとともに、上部シフターの背面には前記ロー
ラの後方突出量に対応して形成される上部シフタ
ー背面と上部フインガー前面との間の〓間に相当
する厚みを有した左右一対のストリツプをローラ
のほぼ真上に配設したフオークリフトにおけるサ
イドシフト装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983137205U JPS6043698U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | フォ−クリフトにおけるサイドシフト装置 |
| US06/645,616 US4607997A (en) | 1983-09-02 | 1984-08-29 | Side shifting attachment for fork lift trucks |
| DE19843432207 DE3432207A1 (de) | 1983-09-02 | 1984-09-01 | Seitlich verschiebbare gabelhalterung fuer einen gabelstapler |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983137205U JPS6043698U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | フォ−クリフトにおけるサイドシフト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6043698U JPS6043698U (ja) | 1985-03-27 |
| JPH032560Y2 true JPH032560Y2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=15193241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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