JPH032556B2 - - Google Patents

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JPH032556B2
JPH032556B2 JP21208882A JP21208882A JPH032556B2 JP H032556 B2 JPH032556 B2 JP H032556B2 JP 21208882 A JP21208882 A JP 21208882A JP 21208882 A JP21208882 A JP 21208882A JP H032556 B2 JPH032556 B2 JP H032556B2
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JP
Japan
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ball
winning
winning device
winning area
pachinko
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JP21208882A
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JPS59103685A (ja
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Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH032556B2 publication Critical patent/JPH032556B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパチンコ遊技機に関し、特に例えば
パチンコ遊技機盤面上のガイドレールで囲まれた
遊技部内に、可動部材を遊技者にとつて有利な第
1状態と遊技者にとつて不利な第2状態とに変換
可能な変動入賞装置と、変動入賞装置の作動に関
与する特定球入賞領域及び特別球入賞領域とを
各々配設し、変動入賞領域が第2状態の時におけ
る特定球入賞領域への入賞検出に基いて予め定め
られた褒賞情報に従つて前記変動入賞装置を第1
状態にするとともに、この変動入賞装置が第1状
態の時における特別球入賞領域への入賞検出に基
いて予め定められた褒賞情報に従つて前記変動入
賞装置を改めて作動させて第1状態を更に継続さ
せる様にした新規なパチンコ遊技機に関する。
周知の様にパチンコ遊技機は盤上に複数の入賞
孔が配設されていて、遊技客が購入したパチンコ
球を盤上に沿つて打ち込んだ時、パチンコ球が或
る確率で入賞孔へ入賞すると、一定数の賞品球を
払い出すものである。
この様なパチンコ遊技機において遊技客のなす
操作は打球待機樋に購入したパチンコ球を入れ、
且つ打球ハンドルでパチンコ球を打球するのみで
ある為遊技が単調となる傾向にある。
そこで、パチンコ遊技機に何らかの機構を付加
し、所定の条件に従つてその機構を作動させるこ
とによつて遊技客にとつて有利な状態を提供し、
遊技客の獲得できる賞品球数が多くなる様な新規
なパチンコ遊技機が提供されれば、遊技客の興趣
を倍加できることである。
又、上記の機構が作動していることを効果音に
よつて遊技客に知らしめることが出来る様な新規
なパチンコ遊技機が提供されれば、遊技客の興趣
は更に倍加されるであろう。
それゆえ、この発明の第1の目的とするところ
は、何らかの機構を付加して、遊技状態に応じて
効率よく賞品球を獲得する機会を遊技客に与える
ことにより、サービスの向上が図れるとともに遊
技客の興趣を倍加できる新規なパチンコ遊技機を
提供することにある。
更に、この発明の第2の目的とするところは入
賞確率が向上した遊技状態にあることを遊技客に
効果音で知らしめる機構を付加して、遊技客の興
趣を更に倍加できる新規なパチンコ遊技機を提供
することにある。
要約すれば、本発明のパチンコ遊技機は;遊技
部内に配設され、可動部材を遊技者にとつて有利
な第1状態と遊技者にとつて不利な第2状態とに
変換可能な変動入賞装置と;前記遊技部内に配設
され、且つ遊技部内を落下するパチンコ球を受け
入れることが可能な特定球入賞領域と;該特定球
入賞領域に入賞したパチンコ球を検出する特定球
検出手段と;前記変動入賞装置を包含する前記遊
技部内に配設され、且つ遊技部内を落下するパチ
ンコ球を受け入れることが可能な特別球入賞領域
と;該特別球入賞領域に入賞したパチンコ球を検
出する特別球検出手段と;前記特定球検出手段の
検出出力に起因して前記特定球入賞領域への入賞
に対して定められた褒賞情報に従つて前記変動入
賞装置を第1状態にするとともに前記特別球検出
手段の検出出力に起因して前記特別球入賞領域へ
の入賞に対して定められた褒賞情報に従つて前記
変動入賞装置を第1状態にする変動入賞装置駆動
制御手段と;前記特定球入賞領域への入賞に対応
した第1の効果音源電気信号を発生する第1の効
果音源手段と、前記特別球入賞領域への入賞に対
応した第2の効果音源電気信号を発生する第2の
効果音源手段と、電気信号を音声信号に変換する
電気−音声変換手段とを具備し、前記特定球検出
手段の検出出力に起因して前記第1の効果音源手
段の出力を前記電気−音声変換手段に供給し、前
記特別球検出手段の検出出力に起因して前記第2
の効果音源手段の出力を前記電気−音声変換手段
に供給する効果音源発生制御手段を具備すること
により上述の目的を達成する様になされている。
本発明の具体的な構成や作用は以下に述べる本
発明の実施例により一層明らかなものとなろう。
第1図はこの発明の一実施例であるパチンコ遊
技機の外観図である。
パチンコ遊技機100のガイドレール101に
囲まれた遊技部102には、複数の入賞孔103
a〜103eと、入賞しないパチンコ球を回収す
るアウト孔104が配設されるとともに、本実施
例の特徴点である特定球入賞領域110a〜11
0c(第2図により詳細に説明する。)及び変動入
賞装置120(第3図A〜第3図C及び第4図
A・第4図Bにより詳細に説明する。)が配設さ
れている。
パチンコ遊技機100の前面パネルの下方には
遊技客が購入したパチンコ球を1個ずつ打球位置
へ導く打球待機樋130と、打球位置へ導かれた
パチンコ球を弾発する打球杆141と、打球杆1
41による弾発力を回動操作によつて調節する打
球ハンドル142と、打球指令を発する為の打球
スイツチ143と、打球待機樋130が一杯にな
つた時に賞品球が払い戻される受皿150及び本
実施例の特徴の一つである効果音を発生するスピ
ーカ161(第6図により詳細に説明する。)が
各々配設されている。
更に本実施例のパチンコ遊技機100は、裏面
において上方から下方に向つて順次、賞品球を貯
えておく上タンク201と、上タンク201から
流下する賞品球を賞球排出装置203に導くシユ
ート202と、入賞球1個につき予め定められた
個数(例えば15個)の賞品球を貯えるとともに入
賞パルスを受けつけると所定数の賞品球を排出す
る賞球排出装置203と、賞球排出装置203に
よつて排出された賞品球を打球待機樋130に導
く流路204と、打球待機樋130に払い戻しき
れない余剰賞品球を受皿150に導く流路205
と、入賞球が通過すると入賞パルスを発生する入
賞パルス発生器206と、入賞球を入賞パルス発
生器206に導く入賞球集合樋207とが設けら
れている。
次に、第2図は本実施例の特徴となる特定球入
賞領域110aの1例を示す縦断面図である。
特定球入賞領域110aはその入賞に対して所
定数(例えば15個)の賞品球を遊技客に対して払
い戻す入賞領域を兼ねるもので、遊技部102に
突出した入賞口111aは遊技部102の裏面に
ある入賞球集合樋207と連絡している。
又、特定球入賞領域110aには、その特徴と
して入賞口111aから入賞集合樋207に至る
パチンコ球の流路の途中の任意箇所に、特定球入
賞領域110aへの入賞を検出する特定球検出手
段112aが設けられている。
第2図の実施例では、特定球検出手段112a
の一例として、パチンコ球の通過による接点がメ
ークするマイクロスイツチを使用したものを示す
が、特定球検出手段112aは特定球入賞領域1
10aへの入賞を検出できるものであればどの様
なものであつてもよい。
特定球検出手段112aの変形的な態様として
は、図示しないが、例えば入賞口111aから入
賞球集合樋207に至るパチンコ球の流路の途中
の任意箇所に発光素子とを対向して配設し、パチ
ンコ球の通過により発光素子から受光素子に至る
光路が遮断されることを利用してパチンコ球の通
過を検出する光学センサ等も考えられる。
特定球入賞領域110aにパチンコ球が入賞し
た時に特定球検出手段112aから出力される特
定球検出信号は駆動制御手段(制御手段の詳細は
第5図及び第6図に基づいて後述する。)に加え
られ、変動入賞装置120を作動させて遊技客に
対して有利な状態を提供する動機となり、更に、
スピーカ161から効果音を発生させる動機とも
なる。
又、特定球入賞領域110b,110cもその
構成において第2図に示した特定球入賞領域11
0aと共通するので重複した説明は避けるが、望
ましくは各特定球入賞領域110a〜110c毎
に遊技客に提供される有利な状態の内容(例えば
変動入賞装置120の開成回数や開成時間)が異
なる様に駆動制御手段が構成されるとともに、そ
の有利な状態の内容を遊技客に知らしめる為の表
示が各特定球入賞領域110a〜110cの前面
になされている。
変動入賞装置120の詳細は後述するが、要約
すれば変動入賞装置120は開閉可能な可動部材
を備えており、可動部材が開成することによつて
遊技客にとつて有利な状態が提供される様に構成
されている。
従つて、変動入賞装置120の開成回数が多く
なり、或いは開成時間が長くなれば、遊技客の利
益も大きくなる。
そこで第1図に示す実施例では、特定球入賞領
域110a及び110bにパチンコ球が入賞した
場合は変動入賞装置120を1回開成し、特定球
入賞領域110cにパチンコ球が入賞した時は変
動入賞装置120を2回開成する様に後述の制御
手段を構成するとともに、各特定球入賞領域11
0a〜110cの前面には変動入賞装置120の
開成回数を示す数字が有色ペイントや発光ダイオ
ード等によつて表示されている。
この様に第1図の実施例では各特定球入賞領域
110a〜110cの中でも、とりわけ特定球入
賞領域110cへの入賞は、遊技客に大きな利益
をもたらすので、特定球入賞領域110cへの入
賞が特定球入賞領域110a及び110bへの入
賞よりも困難性を伴う様に釘調整すれば、遊技客
の興趣は一層高まるであろう。
次に、第3図A、第3図B及び第3図Cは本実
施例の特徴の一つである変動入賞装置120の一
例を示したものであり、このうち第3図Aは変動
入賞装置120の正面図、第3図Bは第3図Aの
A−A′断面図、第3図Cは変動入賞装置120
内に設けられた分流装置121を中心とした斜視
図である。
変動入賞装置120は内部への入賞に対して所
定数(例えば15個)の賞品球の払い戻しをする入
賞領域を兼ねたものであるが、本実施例では特徴
点として変動入賞装置120内部の下部中央に特
別球入賞領域300(特別球入賞領域に関しては
後に詳述する。)が形成されるとともに、特別球
入賞領域300の両側には通常の入賞孔103
f,103gが形成されている。
変動入賞装置120の上部には前述の特別球入
賞領域300及び入賞孔103f,103gを覆
う様に三角形状の笠体122が形成されるととも
に、変動入賞装置120の両側部には、その上端
が前記笠体122の下辺両端の近傍まで達すると
ともにその下端が前記入賞孔103f,103g
の内壁に達する可動片123a,123bが前記
特別球入賞領域300及び入賞孔103f,10
3gを両側から囲い込む様に枢軸124a,12
4bに揺動自在に軸支されている。
可動片123aは初期状態では第3図Aに実線
で示す様に略直立しているが、可動片123aの
枢軸124aは遊技部102の裏面において従動
板125a及び原動板126aを介してソレノイ
ド401aと連結しており、ソレノイド401a
が後述の駆動制御手段によつて付勢されると、ソ
レノイド401aの運動が原動板126aと従動
板125aと枢軸124aを経由して可動片12
3aに伝達され、可動片123aは枢軸124a
を中心として揺動し、第3図Aに二点鎖線で示す
様に開成される。尚、可動片123bに関しても
可動片123aと左右対象である点を除いて同様
である。
可動片123a,123bが第3図Aに実線で
示す様に閉成されている状態では、遊技部102
に沿つて落下したパチンコ球は笠体122及び可
動片123a,123bに妨害されて変動入賞装
置120内に流入する可能性は存在しない。但
し、笠体122と可動片123a,123bの隙
間から若干の流入可能性を与えることは細部の設
計変更として許されよう。
一方、可動片123a,123bが第3図Aに
二点鎖線で示す様に開成されている状態では、遊
技部102に沿つて落下したパチンコ球は、可動
片123a,123bによつて下から受け止めら
れるので、変動入賞装置120内に流入する可能
性が増大する。そして、変動入賞装置120内に
流入したパチンコ球は、特別球入賞領域300あ
るいは入賞孔103f,103gの何れかに入賞
する。
そして特別球入賞領域300及び入賞孔103
f,103gは遊技部102の裏面において入賞
球集合樋207と連絡しているので、特別球入賞
領域300あるいは入賞孔103f,103gに
入賞したパチンコ球は入賞球集合樋207を経由
して入賞パルス発生器206を通過し、賞品球の
払い戻しがなされる。
更に、特別球入賞領域300の内部には、特別
球入賞領域300に入賞したパチンコ球を検出す
る特別球検出手段301が設けられている。
第3図Aの実施例では特別球検出手段301と
してパチンコ球の通過により接点がメークするマ
イクロスイツチを用いた例を示すが、特別球検出
手段301は特別球入賞領域300へのパチンコ
球の入賞を検出できるものであればどの様なもの
(例えば光学式センサ)でもよい。
特別球入賞領域300にパチンコ球が入賞した
時に特別球検出手段301が出力する特別球検出
信号は後述の駆動制御手段に加えられ、この特別
球検出信号は変動入賞装置120の可動片123
a,123bを開成制御して、遊技客に対して有
利な状態を提供する動機となり、更にスピーカ1
61から効果音を発生させる動機となる。
即に述べた様に、特別球入賞領域110a〜1
10cにパチンコ球が入賞した時も変動入賞装置
120は開成されて変動入賞装置120へパチン
コ球の入賞する可能性は向上するが、特別球入賞
領域300にパチンコ球が入賞した時は変動入賞
装置120への入賞の可能性が更に向上する様に
後述の駆動制御手段を構成する。
例えば、特定球入賞領域110a,110bに
パチンコ球入賞した時は変動入賞装置120が1
回、特定球入賞領域110cにパチンコ球が入賞
した時は変動入賞装置120が2回連続して、特
別球入賞領域300にパチンコ球が入賞した時は
変動入賞装置120が18回連続して開成する様に
後述の駆動制御手段を構成する。
この様にすれば遊技客としては先ず特定球入賞
領域110a〜110cにパチンコ球を打ち込み
変動入賞装置120を開成させることを当面の目
標とするであろうし、変動入賞装置120が開成
した後は変動入賞装置120内の特別球入賞領域
300にパチンコ球を入賞させることを目標とす
るであろうから、その興趣はより一層高まるであ
ろう。
この様に特別球入賞領域300へのパチンコ球
の入賞は大量の賞品球を獲得する機会に恵まれる
点で極めて有利な状態をもたらすものであるか
ら、変動入賞装置120内に流入したパチンコ球
が特別球入賞領域300に入賞するか、或いは、
その近傍の入賞孔103f,103gに入賞する
かは遊技客の利益に大きく関わることとなる。
そこで、本実施例では変動入賞装置120内に
流入したパチンコ球を分流させるための分流装置
を設けている。
より具体的には、特別球入賞領域300及び入
賞孔103f,103gの上方に橋架された案内
棚127の中央部にプロペラ状の分流装置121
が回動自在に軸支されており、変動入賞装置12
0内に流入したパチンコ球を分流させている。
尚、分流装置121としては上記以外の形態であ
つても、例えば1本の分流釘を用いても同様の目
的を達し得るであろう。
次に、第4図A、第4図Bは変動入賞装置12
0′の他の態様を示したものであり、このうち第
4図Aは変動入賞装置120′の正面図であり、
第4図Bは第4図AのB−B′断面図である。
この変動入賞装置120′も基本的には内部へ
のパチンコ球の入賞に対して所定数(例えば15
個)の賞品球の払い戻しをする入賞領域であり、
変動入賞装置120゜内部の下部中央に特別球入
賞領域300′が形成されるとともに、特別球入
賞領域300′の両側にには通常の入賞孔103
f′及び103g′が形成されている。
変動入賞装置120′の上部には三角状の笠体
122′が形成されるとともに、変動入賞装置1
20′の両側部には、その上辺が内側に傾斜した
誘導壁128a,128bが上記笠体122′の
両側端より若干張り出して形成されている。
更に、左右の誘導壁128a,128bの間に
は変動入賞装置120′に流入したパチンコ球を
特別球入賞領域300′又は入賞孔103f′,1
03g′の何れかに導く曲折した案内室129の開
口部1210が設けられ、この開口部1210に
は、下端が枢軸1211に回動自在に軸支された
可動片1212が設けられている。
可動片1212は初期状態では第4図Bに実線
で示す様に略直立しているが、可動片1212と
所定の角度をなして固着又は一体成形された作動
片1213はロツド1214を介してソレノイド
401′と連結されており、ソレノイド401′が
後述の駆動制御手段によつて付勢されると、ソレ
ノイド401′の運動はロツド1214、作動片
1213を経由して可動片1212に伝達され、
可動片1212は枢軸1211を中心として回動
し、第4図Bに二点鎖線で示す様に案内室129
の開口部1210を開成する。
遊技部102の盤面に沿つて変動入賞装置12
0′の方向に落下したパチンコ球のあるものは笠
体122′によつて変動入賞装置120′の外には
じかれ、又、あるものは誘導壁128a,128
bの上辺に沿つて開口部1210の方向に流入す
る。
この時可動片1212が開口部1210を閉成
していればパチンコ球は入賞することなく素通り
し、逆に可動片1212が開口部1210を開成
していればパチンコ球は開口部1210から案内
室129に流入し、案内板1215の上を転り、
特別球入賞領域300′及び入賞孔103f′,1
03g′の何れかに入賞する。
特別球入賞領域300′及び入賞孔103f′,
103g′は入賞球集合樋207と連格しているの
で、特別球入賞領域300′或いは入賞孔103
f′,103g′にパチンコ球が入賞すると、所定数
の賞品球が払い戻される。
又、特別球入賞領域300′の内部には特別球
入賞領域300′に入賞したパチンコ球を検出す
る特別球検出手段301′が設けられている。特
別球検出手段301′は具体的にはマイクロスイ
ツチや光学式センサ等によつて構成され、特別球
検出手段301′から出力される特別球検出信号
は後述の駆動制御手段に加えられ、変動入賞装置
120′を開成させる動機となり、又、スピーカ
161から効果音を発生させる動機ともなる点は
第3図の実施例と同様である。
第4図A及び第4図Bに示す変動入賞装置12
0′は第3図A〜第3図Cに示される変動入賞装
置120と同様に、特定球入賞領域110a〜1
10cにパチンコ球が入賞した場合にも開成する
ものであるが、望ましくは特定球入賞領域110
a,110bにパチンコ球が入賞した場合と、特
定球入賞領域110cにパチンコ球が入賞した場
合と、特別球入賞領域300′にパチンコ球が入
賞した場合とでは開成態様(例えば開成回数や開
成時間)が各々異なる様に制御される。
具体的には、例えば特定球入賞領域110a,
110bにパチンコ球が入賞した場合は変動入賞
装置120′が1単位時間(単位時間の長さは任
意)開成し、特定球入賞領域110cにパチンコ
球が入賞した場合は変動入賞装置120′は2単
位時間開成し、特別球入賞領域300′にパチン
コ球が入賞した場合は変動入賞装置120′は18
単位時間開成する様に制御される。
この様に変動入賞装置120′内に流入したパ
チンコ球が特別球入賞領域300′に入賞するか、
或いはその近傍の入賞孔103f′,103g′に入
賞するかは、遊技客の利益に関わるので、望まし
くは案内室129内のパチンコ球の動きが見える
様に案内室129の前面を透明な窓部1216に
するとともに、特別球入賞領域300′の近傍に
分流釘1217等の分流装置を設ければ、遊技客
の興趣はより一層高まることとなろう。
次に第5図は本実施例のパチンコ遊技機の制御
系の概略を示すブロツク図であり、特定球入賞領
域110aにパチンコ球が入賞した時に特定球検
出信号を発生する特定球検出手段112aの出力
ラインと、特定球入賞領域110bにパチンコ球
が入賞した時に特定球検出信号を発生する特定球
検出手段112bの出力ラインはオア結線されて
駆動制御手段500に加えられている。
又、特定球入賞領域110cにパチンコ球が入
賞した時に特定球検出信号を発生する特定球検出
手段112cの出力ラインと、特別球入賞領域3
00にパチンコ球が入賞した時に特別球検出信号
を発生する特別球検出信号301の出力ラインは
各々独立して駆動制御手段500に加えられてい
る。
更に、変動入賞装置120の可動片123a,
123bを開閉駆動する変動入賞装置駆動手段4
00の入力端と効果音を発生する効果音発生手段
160の入力端には駆動制御手段500から各々
駆動信号と効果音発生信号が加えられている。
この駆動制御手段500は変動入賞装置120
が閉成状態(可動片123a,123bが閉成状
態)の時は特定球検出手段112a〜112cか
ら出力される特定球検出信号を監視して、特定球
検出手段112a,112bから特定球検出信号
が加えられると効果音発生信号を効果音発生手段
160に加えて効果音を発生させるとともに、変
動入賞装置手段400に駆動信号を1回加えて変
動入賞装置120を1回開成させる。又、特定球
検出手段112cから特定球検出信号が加えられ
ると効果音発生信号を効果音発生手段160に加
えて効果音を発生させるとともに、変動入賞装置
駆動動手段400に駆動信号を2回加えて変動入
賞装置120を2回開成させる。
更に、駆動制御手段500は変動入賞装置12
0が開成状態の時は特別球検出手段301から出
力される特別球検出信号を監視して、特別球検出
信号が加えられると効果音発生信号を効果音発生
手段160に加えて効果音を発生させるととも
に、変動入賞装置120を一度閉成した後に変動
入賞装置手段160に駆動信号を18回連続して加
えて変動入賞装置120を18回連続して開成させ
る。
次に第6図は第5図に示す制御系の具体的構成
例を示すデジタル回路図である。
先ず、駆動制御手段500は、特定球検出手段
112a,112bから出力される特定球検出信
号をフリツプフロツプ501に伝えるアンドゲー
トG1、アンドゲートG1を介して伝えられる特定
球検出信号を記憶するフリツプフロツプ501、
特定球検出手段112cから出力される特別球検
出信号をフリツプフロツプ502に伝えるアンド
ゲートG2、アンドゲートG2を介して伝えられる
特定球検出信号を記憶するフリツプフロツプ50
2、特別球検出手段301から出力される特別球
検出信号をフリツプフロツプ503に伝えるアン
ドゲートG3,アンドゲートG3を介して伝えられ
る特別球検出信号を記憶するフリツプフロツプ5
03、フリツプフロツプ501,502の出力の
論理和をとるオアゲートG4、フリツプフロツプ
501,502,503の出力の論理和をとるオ
アゲートG5、フリツプフロツプ501,502,
503の出力の論理和を発振器504に伝えるア
ンドゲートG6、パルス状の駆動信号を発生する
発振器504、発振器504によつて発生された
パルス数をカウントして変動入賞装置120が定
められた回数開成すると対応するフリツプフロツ
プ501,502,503の記憶内容をクリアし
て初期状態に戻すカウンタ505、変動入賞装置
120の開成回数を設定するアンドゲートG7
変動入賞装置120が閉成する直前に変動入賞装
置120内に流入したパチンコ球が特別球検出手
段301を通過するまでの有効時間を補完するタ
イマ506、タイマ506の出力とオアゲート
G5の出力の論理和をとるオアゲートG8、特別球
検出信号が加えられると所定期間発振器504を
停止させるタイマ507を各々具備している。
又、効果音発生手段160は特定球入賞領域1
10a〜110cへのパチンコ球の入賞時に可聴
領域の効果音源電気信号を発生する効果音発生回
路162、特別球入賞領域300へのパチンコ球
の入賞時に可聴領域の効果音源電気信号を発生す
る効果音発生回路163、効果音源電気信号を増
幅する増幅回路164及び前記効果音源電気信号
を音声信号に変換するパチンコ遊技機100の前
面下部に設けられたスピーカ161を各々具備す
る。
尚、効果音発生回路162,163は例えば周
知の音声合成用LSI等によつて構成される。
更に、変動入賞装置駆動手段400は可動片1
23a,123bを駆動するソレノイド401
a,401bと、ソレノイド401a,401b
をドライブするためのトランジスタ402を各々
具備する。
尚、波形整形回路601〜603は特定球検出
信号や特別球検出信号を駆動制御手段500に適
合したパルス波形に整えるものである。
次に、第1図乃至第6図を参照して、遊技客が
本実施例のパチンコ遊技機で遊技する場合の本実
施例の動作を説明する。
先ず、遊技客は購入したパチンコ球を打球待機
樋130に入れ、打球待機樋130に入れられた
パチンコ球は1個順次に打球位置まで導かれる。
次に、遊技客は打球ハンドル142及び打球ス
イツチ143を操作し、打球杆141によつてパ
チンコ球を適宜の強さで打球する。
打ち出されたパチンコ球はガイドレール101
に沿つて遊技部102内に入り、遊技部102に
沿つて落下する。
遊技部102に沿つて落下する過程で、パチン
コ球のあるものは入賞孔103a1〜103eや
特定球入賞領域110a〜110cに入賞し、
又、あるものは入賞することなくアウト孔104
に回収される。
尚、初期状態では変動入賞装置120は閉成さ
れており、又、本実施例では特別球入賞領域30
0や入賞孔103f,103gは変動入賞装置1
20内に配設されているので、遊技開始後直ちに
特別球入賞領域300や入賞孔103f,103
gにパチンコ球が入賞することはない。
入賞孔103a〜103eや特定球入賞領域1
10a〜110cに入賞したパチンコ球は入賞球
集合樋207を経由して入賞パルス発生器206
を通過し、その結果入賞パルス発生器206は入
賞パルスを発生する。この入賞パルスは賞球排出
装置203に加えられ、賞球排出装置203から
は所定数(例えば15個)の賞品球が排出され、こ
の賞品球は流路204を経由して打球待機樋13
0に払い戻される。又、何れにも入賞しなかつた
パチンコ球はアウト孔104によつて回収されれ
パチンコ店の利益となる。
この様にして遊技を続けていく過程で、パチン
コ球が特定球入賞領域110a〜110cに入賞
すると対応した特定球検出手段(112a〜11
2cの何れか)が特定球検出信号を発生する。
例えば特定球入賞領域110aに入賞した場合
は特定球検出信号112aが特定球検出信号を発
生し、この特定球検出信号は波形整形回路601
によつて駆動制御手段500にとつて有意なパル
ス波形に整えられてアンドゲートG1に加えられ
る。
このアンドゲートG1の制御端子C1にはフリツ
プフロツプ502の出力が加えられているが、
フリツプフロツプ502は特定球入賞領域110
cへのパチンコ球の入賞を記憶する為のものであ
るから、初期状態ではリセツトされており、アン
ドゲートG1の制御端子C1はHレベルとなつてい
る。
従つて、アンドゲートC1に加えられた特定球
検出信号はアンドゲートG1を経由してフリツプ
フロツプ501のセツト入力端子に加えられる。
フリツプフロツプ501はこの特定球検出信号
の立ち上がりエツジでセツトされて特定入賞領域
110aへの入賞を記憶する。
特定球入賞領域110aにパチンコ球が入賞し
たことを示すフリツプフロツプ501のQ出力
〔Hレベル〕はオアゲートG4、オアゲートG5を経
由してアンドゲートG6に伝えられる。
アンドゲートG6の制御端子C5にはタイマ50
7の出力が加えられているが、タイマ507は
特別球入賞領域300への入賞検出時に所定時間
アンドゲートG6を閉じる為のものであるから、
この時点ではアンドゲートG6の制御端子C5はH
レベルであり、従つて、特定球入賞領域110a
にパチンコ球が入賞したことを示すフリツプフロ
ツプ501のQ出力〔Hレベル〕はオアゲート
G4,G5及びアンドゲートG6を経由して発振器5
04及びカウンタ505のリセツト端子に加えら
れる。
発振器504はその入力がHレベルになると比
較的に周期の長い(例えば数秒)パルス状の駆動
信号を発生するものであり、特定球入賞領域11
0aにパチンコ球が入賞してフリツプフロツプ5
01のQ出力がHレベルとなると発振器504は
パルス状の駆動信号を抵抗Rを経由してトランジ
スタ402のベース端子に加えるとともに、この
駆動信号をカウンタ505のクロツク端子に加え
る。
発振器504から出力される駆動信号がHレベ
ルの時間をT1と定義し、Lレベルの時間をT2
定義すると、トランジスタ402はT1の時間オ
ン状態となり、電源VBからソレノイド401a,
401b及びトランジスタ402を経由してアー
スEに駆動電流が流れ、ソレノイド401a,4
01bはT1の時間付勢される。
ソレノイド401a,401bの運動は原動板
126a,126b、従動板125a,125
b、枢軸124a,124bを経由して可動片1
23a,123bに伝達され、可動片123a,
123bは枢軸124a,124bを中心として
揺動し、第3図Aに二点鎖線で示す様に開成さ
れ、賞品球客にとつて有利な状態が提供される。
この時同時に、特定球入賞領域110aにパチ
ンコ球が入賞したことを示すフリツプフロツプ5
01のQ出力〔Hレベル〕はオアゲートG4を経
由して効果音発生回路162に加えられる。
従つて、効果音発生回路162は効果音源電気
信号を発生し、この効果音源電気信号は増幅回路
164で増幅されたスピーカ161から効果音が
発生される。
この様にして変動入賞装置120が開成してい
るT1の時間内に特別球入賞領域300へのパチ
ンコ球の入賞がないと、駆動信号の立ち下がりエ
ツジで(即ち変動入賞装置120が開成状態から
閉成状態となつた時点で)カウンタ505はカウ
ントアツプし、そのQ1出力がHレベルになつて
フリツプフロツプ501をリセツトする。従つ
て、変動入賞装置120は1回開成しただけで初
期状態に戻り、効果音も停止する。
逆に、特定球入賞領域110aへのパチンコ球
の入賞によつて変動入賞装置120が開成してい
るT1の時間に特別球入賞領域300にパチンコ
球が入賞すると駆動制御手段500は次に述べる
様にして変動入賞装置120を最大18回連続して
開成させる。
特別球入賞領域300に入賞したパチンコ球が
特別球検出手段301を通過すると、特別球検出
手段301は特別球検出信号を発生し、この特別
球検出信号は波形整形回路603で有意のパルス
波形に整えられ、アンドゲートG3に加えられる。
アンドゲートG3の制御端子C3にはオアゲート
G4,G5,G8を経由してフリツプフロツプ501,
502のQ出力が加えられているが、変動入賞装
置120が開成しているT1の時間はフリツプフ
ロツプ501又はフリツプフロツプ502の何れ
か(現在の場合はフリツプフロツプ501)がセ
ツトされているので制御端子C3はHレベルであ
る。
従つて、上記T1の時間内に変動入賞装置12
0内に流入したパチンコ球が、上記T1の時間内
に特別球検出手段301を通過した場合は、特別
球検出信号はアンドゲートG3を経由してタイマ
507及びフリツプフロツプ503のセツト入力
端子に加えられる。
ところで変動入賞装置120に流入したパチン
コ球が特別球検出手段301を通過するまでには
所定の時間が必要であり、特に変動入賞装置12
0が閉成する直前に変動入賞装置120内にパチ
ンコ球が流入すると、このパチンコ球が特別球検
出手段301を通過した時点では既にフリツプフ
ロツプ501,502がリセツトされている場合
がある。
そこで本実施例ではこの様な場合でも特別球検
出信号がアンドゲートG3を確実に通過する様に
タイマ506を設けてある。
即ち、タイマ506はそのセツト入力の立ち下
がりエツジでセツトされ、所定のT3の時間だけ
そのQ出力をHレベルとする様に設定されてお
り、タイマ506のQ出力はオアゲートG8を経
由してアンドゲートG3の制御端子C3に加えられ
ている。
従つて、変動入賞装置120が閉成する直前に
変動入賞装置120内に流入したパチンコ球であ
つても、タイマ506の設定時間であるT3の時
間内に特別球検出手段301を通過できれば、特
別球検出信号はアンドゲートG3を経由してタイ
マ507及びフリツプフロツプ503のセツト入
力端子に加えられることになる。
従つて、タイマ506のセツト時間T3を変動
入賞装置120内に流入したパチンコ球が特別球
検出手段301を通過するのに要する最大時間を
基準として定めておけば、特別球検出信号はもれ
なくアンドゲートG3を通過し、タイマ507及
びフリツプフロツプ503のセツト入力端子に加
えることになる。
この様にして特別球検出信号が加えられると、
その立ち上がりエツジでフリツプフロツプ503
はセツトされて特別球入賞領域300にパチンコ
球が入賞したことが記憶され、又、タイマ507
も特別球検出信号の立ち上がりエツジでセツトさ
れて所定時間発振器504の作動を停止させる。
次に、タイマ507の作用を説明する。
タイマ507は例えば単安定マルチバイブレー
タで構成され、セツト入力端子がトリガされる
と、CR定数で定められたT4の時間内発振するも
のであり、特別球検出信号が加えられるとタイマ
507は立ち上がりエツジをトリガとして発振を
開始し、その出力はT4の時間Lレベルとなる。
タイマ507の出力はアンドゲートG6の制
御入力端子C5に加えられているので、アンドゲ
ートG6の出力は特別球検出信号の発生後タイマ
507が発振しているT4の時間Lレベルとなり、
その間発振器504は発振を停止する。
発振器504が停止して発振器504の出力が
Lレベルになるとトランジスタ402はオフ状態
となり、ソレノイド401a,401bには駆動
電流は流れなくなる。
従つて、特別球検出信号が発生した後、タイマ
507がセツトされているT4の時間は変動入賞
装置120は閉成状態になる。
この様に特別球検出信号の発生後T4の時間だ
け変動入賞装置120を閉成するのは、次に述べ
る効果音の発生とともに、特別球入賞領域300
への入賞を遊技客に対してより一層印象付けるた
めであり、従つて、このT4の時間は発振器50
4の発振周期よりも十分に長いことが望ましい。
一方、特別球入賞領域300にパチンコ球が入
賞したことを示すフリツプフロツプ503のQ出
力〔Hレベル〕は効果音発生回路163に加えら
れるとともに、オアゲートG5を経由してアンド
ゲートG6にも加えられている。
先ず、効果音発生回路163は特別球検出信号
の発生によりフリツプフロツプ503のQ出力が
Hレベルになると可聴領域の効果音源電気信号を
発生し、この効果音源電気信号は増幅回路164
によつて増幅されてスピーカ161に加えられ、
スピーカ161は効果音を発生する。
この時、特別球入賞領域300への入賞をより
一層印象づける為には、効果音発生回路163が
発生する効果音源電気信号を音色や音程の点で効
果音発生回路162が発生する効果音源電気信号
と異なつたものとすることが望ましい。
又、特別球入賞領域300への入賞を示すフリ
ツプフロツプ503のQ出力〔Hレベル〕はオア
ゲートG5を経由してアンドゲートG6に加えられ
ているので、特別球検出信号の発生後T4の時間
が経過して、アンドゲートG6の制御端子C5に加
えられているタイマ507の出力がHレベルと
なるとアンドゲートG6の出力はHレベルとなる。
アンドゲートG6の出力は発振器504及びカ
ウンタ505のリセツト端子に加えられているの
で、特別球検出信号発生後タイマ507のセツト
時間T4が経過すると、発振器504は発振を再
開し、又、カウンタ505はリセツトを解除され
る。
既に述べた様に発振器504が発振を開始する
と、発振器504からはT1の時間がHレベル、
且つT2の時間がLレベルのパルス状の駆動信号
が出力されるので、トランジスタ42はこれと同
期してオンオフを繰り返し、変動入賞装置120
の可動片123a,123bもこれと同期して開
閉を繰り返す。
そしてこの変動入賞装置120の開閉作動はカ
ウンタ505によつてフリツプフロツプ503が
リセツトされるは、又は、特別球検出信号の発生
によつてタイマ507がセツトされるまで継続す
る。
先ず、カウンタ505に関して述べると、カウ
ンタ505はアンドゲートG6の出力がHレベル
となつた時点で(即ち、発振器504が発振を再
開した時点で)リセツトを解除されており、発振
器504から出力される駆動信号の立ち下がりエ
ツジでカウントアツプしていく。即ち、カウンタ
505は変動入賞装置120が1回開成状態を終
了する毎にカウントアツプされる。
カウンタ505は途中でリセツトされない限り
(具体的には途中で特別球検出信号が発生し、タ
イマ507のセツトによつてアンドゲートG6
出力がLレベルにならない限り)発振器504か
ら出力される駆動信号の18回目の立ち下がりエツ
ジで(即ち、変動入賞装置120が18回目の開成
状態を終了した時点で)18回目カウントアツプさ
れ、そのQ2出力とQ5出力が同時にHレベルとな
る。
その結果アンドゲートG7の出力もHレベルに
なり、フリツプフロツプ503がリセツトされる
ので発振器504の入力もLレベルとなり、発振
器504は発振を停止して、変動入賞装置120
は閉成状態に戻る。
又、この時、フリツプフロツプ503がリセツ
トされることにより、効果音発生回路163も作
動を停止し、効果音の発生も停止する。
この様に特別球検出信号の発生により変動入賞
装置120が連続的な開成を開始すると、その間
に再度特別球検出信号が発生しない限り、変動入
賞装置120は18回連続して開成し、その後パチ
ンコ遊技機は初期状態に戻る。
一方、変動入賞装置120が開閉作動を繰り返
している時に特別球入賞領域300にパチンコ球
が入賞し、特別球検出手段301が再度特別球検
出信号を発生した場合はどうであろうか。
先ず、変動入賞装置120が開閉作動を繰り返
している時点では、その前提としてフリツプフロ
ツプ503は当然セツトされているので、アンド
ゲートG3の制御端子C3のレベルはHレベルであ
り、特別球検出信号はタイマ507に加えられ
る。
タイマ507は特別球検出信号によつてセツト
されると発振し、その出力はT4の時間Lレベ
ルになり、アンドゲートG6の出力もその間Lレ
ベルになる。従つて、発振器504はT4の時間
停止し、変動入賞装置120もT4の時間閉成し、
カウンタ505もリセツトされる。
そしてT4の時間が経過してタイマ507のQ
出力がHレベルになると発振器504は発振を再
開し、変動入賞装置120は再び発振器504と
同期して開閉作動を繰り返す。
又、カウンタ505もリセツトを解除されその
時点から改めて駆動信号の立ち下がりエツジを0
からカウントアツプしていく。そしてその間に特
別球検出信号が発生すると、変動入賞装置120
は再びT4の時間閉成し、T4の時間経過後開閉作
動を繰り返す。
逆に変動入賞装置120が開閉作動を繰り返す
間に特別球検出信号が発生しなければカウンタ5
05が18回カウントした時点でフリツプフロツプ
503はリセツトされ、初期状態に戻る。
尚、上記動作例では特定球入賞領域110cに
パチンコ球が入賞した場合の動作を記していない
が、アンドゲートG1をアンドゲートG2と読み替
え、フリツプフロツプ501をフリツプフロツプ
502と読み替えれば、基本的動作は特定球入賞
領域110aにパチンコ球が入賞した場合と同様
であるので重複した説明は避けるが、唯一の相違
点を述べればフリツプフロツプ501のリセツト
入力端子にはカウンタ505のQ1出力が接続さ
れており、フリツプフロツプ502のリセツト端
子にはカウンタ505のQ2出力が接続されてい
るという点である。
従つて、特定球入賞領域110aにパチンコ球
が入賞した時は発振器504が1回発振するとフ
リツプフロツプ501はリセツトされるので、変
動入賞装置120は1回開成し、又、特定球入賞
領域110cにパチンコ球が入賞した時は発振器
504が2回発振した時にフリツプフロツプ50
2がリセツトされるので、変動入賞装置120は
2回連続して開成する。
又、上記では特定球入賞領域110bもパチン
コ球が入賞した場合の動作を記していないが、第
6図からも明らかな様に特定球検出手段112b
の出力は特定球検出手段112aの出力とオア結
線されているので特定球入賞領域110bへの入
賞時の動作は特定球入賞領域110aへの入賞時
の動作と全く同様である。
以上説明した様に、本発明のパチンコ遊技機は
初期状態において特定球入賞領域に入賞すれば変
動入賞装置が開成して、遊技客にとつて有利な状
態が提供され、更に、変動入賞装置の開成時に特
別球入賞領域に入賞すれば変動入賞装置が連続的
に開成して有利な状態が継続する。
従つて、遊技客としては初期状態では特定球入
賞領域に入賞させて変動入賞装置を開成させて有
利な状態を発生させることを目標とし、変動入賞
装置が開成した後は特別球入賞領域に入賞させて
有利な状態を継続させることを目標とする等、パ
チンコ遊技機の状態に応じて目標を変化させるこ
とができ、かつその目標を達成した時は効率よく
賞品球を獲得することができる。更に、遊技者に
対し、目標が段階的に達成された状態を効果音の
変化により演出して知らしめることにより、目標
達成の満足感を十分に高めることができ、ひいて
は遊技に対する興趣を倍加することができる。
尚、上記では変動入賞装置の開成回数を制御す
る様にした制御回路例を示したが、発振器504
の出力と抵抗とR間を開放するとともにアンドゲ
ートG6の出力を抵抗Rを介してトランジスタ4
02のベースに加えれば、変動入賞装置の開成時
間を制御する場合にも適応することができる。
又、上記では特別球入賞領域は変動入賞装置内
に設けるものとしたが、特別球入賞領域を変動入
賞装置外に設けるとともに、変動入賞装置内には
一般の入賞孔を設けてもよい。
又、上記では効果音発生手段は音声合成用LSI
によつて発生された電子音信号をスピーカから発
生するものとして説明したが、効果音発生手段は
より単純にブザーやベルを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるパチンコ遊技
機の正面図、第2図は特定球入賞領域の縦断面
図、第3図Aは変動入賞装置の正面図、第3図B
は第3図AのA−A′断面図、第3図Cは分流装
置の斜視図、第4図Aは変形例に係る変動入賞装
置の正面図、第4図Bは第4図AのB−B′断面
図、第5図は制御系のブロツク図、第6図は制御
系のデジタル回路図。 100…パチンコ遊技機、102a〜102g
…入賞孔、110a〜110c…特定球入賞領
域、112a〜112c…特定球検出手段、12
0…変動入賞装置、160…効果音発生制御手
段、161…スピーカ、162,163…効果音
発生回路、164…増幅回路、300…特別球入
賞領域、301…特別球検出手段、400…変動
入賞装置駆動手段、160…効果音発生手段、5
00…駆動制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊技部内に配設され、可動部材を遊技者にと
    つて有利な第1状態と遊技者にとつて不利な第2
    状態とに変換可能な変動入賞装置と、 前記遊技部内に配設され、且つ遊技部内を落下
    するパチンコ球を受け入れることが可能な特定球
    入賞領域と、 該特定球入賞領域に入賞したパチンコ球を検出
    する特定球検出手段と、 前記変動入賞装置を包含する前記遊技部内に配
    設され、且つ遊技部内を落下するパチンコ球を受
    け入れることが可能な特別球入賞領域と、 該特別球入賞領域に入賞したパチンコ球を検出
    する特別球検出手段と、 前記特定球検出手段の検出出力に起因して前記
    特定球入賞領域への入賞に対して定められた褒賞
    情報に従つて前記変動入賞装置を第1状態にする
    とともに前記特別球検出手段の検出出力に起因し
    て前記特別球入賞領域への入賞に対して定められ
    た褒賞情報に従つて前記変動入賞装置を第1状態
    にする変動入賞装置駆動制御手段と、 前記特定球入賞領域への入賞に対応した第1の
    効果音源電気信号を発生する第1の効果音源手段
    と、前記特別球入賞領域への入賞に対応した第2
    の効果音源電気信号を発生する第2の効果音源手
    段と、電気信号を音声信号に変換する電気−音声
    変換手段とを具備し、前記特定球検出手段の検出
    出力に起因して前記第1の効果音源手段の出力を
    前記電気−音声変換手段に供給し、前記特別球検
    出手段の検出出力に起因して前記第2の効果音源
    手段の出力を前記電気−音声変換手段に供給する
    効果音発生制御手段を具備するパチンコ遊技機。 2 特許請求の範囲第1項記載のパチンコ遊技機
    において、 前記変動入賞装置駆動制御手段は、前記変動入
    賞装置が第1状態から第2状態になつた後も予め
    定められた時間内において前記特別球検出手段の
    検出出力を有効なものとして受け付けることを特
    徴とするパチンコ遊技機。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項記載のパチ
    ンコ遊技機において、 前記特別球入賞領域は前記変動入賞装置内に配
    設され、該特別球入賞領域の近傍には、前記変動
    入賞装置の制御とは無関係な一般入賞領域と、前
    記変動入賞装置内に流入したパチンコ球を前記特
    別球入賞領域と前記一般入賞領域に分流せしめる
    分流装置が配設されたことを特徴とするパチンコ
    遊技機。
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