JPS6232984A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPS6232984A
JPS6232984A JP17114985A JP17114985A JPS6232984A JP S6232984 A JPS6232984 A JP S6232984A JP 17114985 A JP17114985 A JP 17114985A JP 17114985 A JP17114985 A JP 17114985A JP S6232984 A JPS6232984 A JP S6232984A
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新山 吉平
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ガイドレールで囲まれた遊技領域内に打ち込
まれた遊技球が入賞領域内に入賞することにより遊技者
に特別の利益を与えるようにしたパチンコ機に関するも
のである。
〈従来の技術〉 近時のパチンコ機においては、遊技内容に変化を加える
とともに遊技者へのサービス向−Lを図るため、種々の
役物を設けである。例えば、特定入賞口を有する補助遊
技手段を設け、遊技球が特定入賞口へ入った場合に新た
に特別遊技状態を発生させ、この特別遊技状態で遊技球
が所定の入賞流路に入ると入賞口を大きく開いて入賞率
を急激に高めるようにしたパチンコ機が開発されている
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが上記したパチンコ機は、補助遊技手段に複数の
特定入賞口を設けるとともに、これら特定入賞口に至る
球流路を複雑にしであるので、遊技球を発射する場合、
特定入賞口に遊技球を入れるべく発射するにはどの辺り
を目標に発射してよいのか甚だ不明確であり、狙いがつ
け難い。したがって、遊技者は、潜熱と発射した遊技球
が偶然に特定入賞口に入って特別遊技状態が発生するこ
とを期待するだけであり、自分のテクニックを発揮し難
い。このため、上手、下手に拘らず公平に遊技できる反
面、パチンコ遊技本来の面白さが稀釈されていた。
〈問題点を解決するための手段) 本発明は上記に鑑み提案されたもので、取付基板に開口
する凹室と、該凹室内に流入して誘導手段により誘導さ
れた遊技球を分別する分別手段とを補助遊技手段に配設
し、該補助遊技手段には特定入賞流路を通った遊技球が
凹室内に流入する特定入賞口を一箇所だけ設け、分別手
段による分別により特定遊技結果が生じたときに制御手
段の制御の下で、第1制御状態から第2制御状態に移行
し、この第2制御状態において前記特別入賞作用流路に
入った遊技球にもとづく検出出力により前記特別入賞口
手段を開成駆動して、予め定められた条件で遊技する第
3制御状態に移行し、に記条件の下で遊技して再び第2
制御状態に復帰し、この第2制御状態で上記補助遊技手
段が再度特定の遊技結果を成立した場合に上記第2制御
状態を上記第1制御状態に復帰させるようにしたもので
ある。
(作用〉 本発明は上記した構成により、補助遊技手段の分別手段
で特定遊技結果を生じ得る遊技球は唯一の入口である特
定入賞口を必ず通った遊技球であり、それ以外の遊技球
により特定遊技結果が発生することがない。
〈実施例〉 以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて説明する
第1図に示すパチンコ機lは、遊技盤2を交換可能にし
た所謂分離式パチンコ機であり、機枠3に開閉自在に軸
支した額縁状前面枠4の裏面に枠状の遊技盤収納枠5を
設け、該遊技盤収納枠5の内部に収納した遊技盤2を係
止具6・・・で着脱可能に止着し、遊技盤収納枠5の裏
側には、賞球タンク7や賞球排出装置(図示せず)等の
裏機構を装備した裏機構板8を開閉自在に設け、該裏機
構板8を閉じたときに裏機構板8の前面−が遊技盤2の
裏面に臨むようにしである。
したがって、裏機構板8を開放した後、係止具6・・・
を外すと、遊技盤2だけを取り出して交換することがで
きる。
遊技盤2は、合板の表面にプラスチックシート状のセル
を貼着したもので、表面には、鋼帯板を円弧状に彎曲成
型した外区画板9と両区画板lOを略円形状に止着する
ことにより両区画板9、lOに囲まれた遊技領域11を
形成し、左右及び−L端縁には所定幅の平坦な装着部2
′・・・を形成しである。そして、この装着部2′・・
・と内外区画板9.10との間の領域内に表示部材等を
設け、また、内外区画板9,10に囲まれた遊技領域1
1内には無数の障害釘を植設するとともに、はぼ中央に
は補助遊技手段12を配設する。
図面で示す補助遊技手段12は、遊技g12表面に取付
ける取付基板13の中央開口部14の上方に断面U字状
の一般入賞口15を突設し、該一般入賞口15の下方に
緩い円孤形庇状の第1鎧部16と第2鎧部17を遊技球
が通過し得る上下間隔で突設し、第1鎧部16の頂部に
は底面が取付基板13側に向って僅かに下り傾斜した誘
導四部18を形成し、第2鎧部17の頂部には特定入賞
口19を開設し、第1鎧部16を配設した取付基板13
の裏面に小凹室20を設けである。したがって、第1鎧
部16−Lに流下した遊技球が運良く誘導四部18に落
下すると、この遊技球が取付基板13に開口する導入口
21から小凹室20内に入り、第1鎧部16と第2鎧部
17との間に開口する導溝出口22から取付基板13の
表側に流出し、連の良い遊技球が特定入賞口19から後
述する凹室内に流入する。なお、特定入賞口19は、開
口+1@dが約11乃至13+w腸であることが望まし
い。そして、特定入賞口19の開口幅dに対して導出口
22の幅を適宜に設定すると、導出口22から流出した
遊技球が特定入賞口19に入る確率を適宜に設定するこ
とができる。
即ち、特定入賞口19の幅dよりも導出口22の幅を広
くすればするほど特定入賞口19に入る確率が低下し、
反対にすると特定入賞口19に入る確率が向上する。ま
た、第1鎧部16上の遊技球を小凹室20内に流入させ
る導入口21の幅を広くすると、特定入賞口19に向け
て流出する遊技球の数が多くなり、反対にすると減少す
る。したがって、導入口21の開口幅を適宜に設定する
と、第1鎧部16上から導出口22に案内して特定入賞
口19に向けて流出する遊技球の率を適宜に設定するこ
とができる。
なお、上記特定入賞口19は、プラスチック製第2鎧部
17を欠切するようにして構成したが、釘を植設するこ
とにより構成してもよい。この場合、釘の内法間隔は前
記と同様に約11乃至13mmであることが望ましい。
上記実施例の様に、特定入賞流路62の一部を第1鎧部
16及び第2鎧部17とで構成することにより流下方向
を複数回変換させることにより滞流時間を長くして入賞
に対する期待感を高めることができる。
また、上記した取付基板13の裏面には中央開口部14
を裏側から塞ぐようにして凹室23を設け、該凹室23
内にライダーを模した装飾体24を設けるとともに、該
装飾体24を支持するようにして誘導手段25を設ける
。なお、凹室23の」二面及び側面の一部は、透光性を
有し多数の溝を形成したレンズ板26・・・で構成し、
各レンズ板26の外方にランプ等の発光源27・・・を
設け、レンズ板26を通して乱反射した光により凹室2
3内を照明できるようにしである。
図面で示す誘導手段25は、起立部28を有する前端部
分を中央開口部14から前方に突出させ、後部を凹室2
3の奥に向って僅かに下り傾斜させた状態で設けた棚板
状であって1幅方向の中央に開設した貫通部29内にタ
イヤを模した誘導部30を支軸31により回転可能に軸
支しである。誘導部30は、中空な円柱体の一部を欠切
して球入口32を形成したものであり、後述する駆動源
の駆動により回転する。また、上記誘導手段25の下方
には、凹室23の底部を構成する球流下板33を前方に
向って下り傾斜した状態で設けるとともに、球流下板3
3に2列に開設した各小孔内に発光ダイオード等の発光
源34・・・を各々臨ませる。そして、球流下板33の
傾斜下端には分別手段35を設ける。
分別手段35は、仕切板36.36で仕切った3つの球
入宵口を取付基板13の表面に突出させた状態で並設し
たものであり、中央の球入宵口を特別入賞口37、左右
の球入宵口を一般入賞口38.38としである。
そして、分別手段35の左右上方には、遊技領域11か
ら直接遊技球が流入するのを阻止するため、取付基板1
3の表面に突出する阻止板39゜39を設け、該阻止板
39.39の上端を前記した第2鎧部17の傾斜下端に
接続しである。したがって、凹室23の中央開口部14
は第2鎧部17、左右の阻止板39.39、及び分別手
段35により包囲され、第2鎧部17の特定入賞口19
を通った遊技球だけが凹室23内に流入し得る。そして
図面の実施例では阻止板39.39、第1鎧部16、及
び第2鎧部17の前端縁に前部板40を取付け、装飾゛
効果を高める。なお、この前部板40は、窓40’を開
設することにより、第1鎧部16.第2鎧部17上を転
動したり、特定入賞口19を通る遊技球が見えるように
してもよいし、或は全体を透明プラスチック等透光性の
ある材質で作成してもよい。
また、図面で示す補助遊技手段12は、特別入賞口手段
41を中央開口部14の左右に一体的に設けである。特
別入賞口手段41は、取付基板13の左右延出部分に開
設しである球通過開口部42に扉板43を軸44により
開閉可能に軸着し、扉板43から延設した受動部材45
に作用部材46を係止し、ソレノイド47の作動で回動
する作動レバ48の先端部分を上記作用部材46に上方
から臨ませてなる。したがって、上記特別入賞口手段4
1は、ソレノイド47が消磁した状態においては、スプ
リング49の付勢により作動レバ48の先端部分が作用
部材46を下方に押圧し、作用部材46の先端が受動部
材45の先端部を押圧して扉板43を起立させ、該扉板
43により球通過開口部42を閉じて遊技球を全く入賞
させない第1状態を維持する。一方、ソレノイド47が
励磁すると、スプリング49の付勢に抗して作動レバ4
8の先端部が上昇するので、作用部材46が回動自在に
解放される。これにより、扉板43が自重により前方に
回動し、球通過開口部42を開放する第2状態に変換す
る。なお、扉板43は、第2状態に変換すると、扉板4
3の側部に設けた扇状のサイドガード50の端部が取付
基板13の表面に当接するので、球通過開口部42に向
けて僅かに下り傾斜した状態で停止す1す る。したがって、上記した特別入賞口手段41は、扉板
43が前方に回動して球通過開口部42を開放した第2
状態に変換すると、流下してきた遊技球を受は入れ易い
状態となる。なお、左右の特別入賞口手段41は、取付
位置が異なるだけであり、同じ構造である。
また、取付基板13の裏側には、第3図で示すように、
右裏基板51と左裏基板左52を取付ける。
右裏基板51は、分別手段35の特別入賞口37に連通
する流路53に特別検出器54を臨設するとともに、右
側の特別入賞口手段41に連通する流路55に計数用検
出器56を臨設し、裏側には右側の特別入賞口手段41
を駆動するソレノイド47を取付けてあり、補助遊技手
段12の取付基板13の裏面に突設しである係止突起5
7を係止孔58内に係合することにより補助遊技手段1
2の所定位置に装着できるようにしである。したがって
、右裏基板51を補助遊技手段12の裏側に取付けると
、流路53が特別入賞口37に、流路55が右側の特別
入賞口手段41に各々連通し、また作動レバ48の先端
が特別入賞口手段41の作用部材46の上方の所定位置
に位置する。
一方、左裏基板左52は、補助遊技手段12の左側の特
別入賞口手段41に連通する流路58に計数用検出器5
6を臨設し、裏側には誘導部30を回転駆動するギアー
ドモータ等の駆動源59と、左側の特別入賞口手段41
を駆動するソレノイド47を取付けである。したがって
、取付基板13裏面の係止突起57を左裏基板左52の
係止孔58に嵌合して左裏基板左52を補助遊技手段1
2の裏側の所定位置に装着すると、波路55′が左側の
特別入賞口手段41に連通し、作動レバ48の先端が作
用部材46の上方に位置し、また、駆動源59の歯車列
60の最先が誘導部30の支軸31の歯車61に噛み合
う。
そして、本実施例では上記した構成から成る補助遊技手
段12を遊技領域11のほぼ中央に設ける一方、遊技領
域1x内には、第2図に示すように、複数の障害釘を植
設することにより、また庇状の第1鎧部16、第2鎧部
17を設けることにより、遊技領域ll内を流下する遊
技球を特定入賞口19の方に案内する特定入賞流路62
・・・を形成するとともに、遊技球を特別入賞口手段4
1に案内する特別入賞流路63を形成する。また、遊技
領域11の下部の左右には特別変換入賞口64.64を
配設するとともに、各特別変換入賞口64のに一方には
遊技球を当該特別変換入賞口に案内する特別入賞作用流
路65を各々形成し、特別入賞作用流路65に通じる流
路には入賞した遊技球を検出する特別変換入賞検出器6
6を臨ませる。
なお、本発明に係るパチンコ機lは、上記した各検出器
54.56.66、ソレノイド47、駆動源59等を、
遊技盤2の裏側に制御手段として設けである電気的制御
装置67に各々電気的に接続し、該電気的制御装置67
の制御の下で遊技を進行するようにしである。
以下に斯るパチンコIa1における遊技を説明する。
遊技者がパチンコ機l前面の発射操作部68を操作する
ことにより打球発射部69を作動して、供給皿70内の
遊技球を1個宛遊技領域ll内に発射すると、遊技領域
ll内に入った遊技球は障害釘に当って弾かれながら流
下する。
特別遊技状態が発生していない第1制御状態においては
、駆動源59の駆動により誘導部3oが回転し、球流下
板33に設けた発光ダイオード34・・・が上方のもの
から下方にゆっくりと順次点滅する。なお、この第1制
御状態において、特別入賞口手段41は閉じたままであ
る。
そして、第1鎧部16上の第1特定入賞流路62aを通
った遊技球が導入口21から小凹室20内を介して導出
口22から特定入賞口19に向って流出すると、運の良
い遊技球が特定入賞口19を通って誘導手段25上に落
下し、凹室23内に入る。一方、導出口22から流出し
ても運が悪く特定入賞口19に入らなかった遊技球は、
第2鎧部17上面の下り傾斜により流下し、再び遊技領
域11に戻る。また、第1鎧部16と第2鎧部17との
間の第2特定入賞流路62b内に遊技球が流入すると、
運の良い遊技球が特定入賞口19から凹室23内に流入
するが、運の悪い遊技球は特定入賞口19に到達する前
に逆走して遊技領域14に戻ったり、特定入賞口19を
通り過ぎて反対側の第2特定入賞流路62bから遊技領
域11に戻ってしまう。この様に遊技球が特定入賞流路
62内に入ったからといって必ずしも特定入賞口19か
ら凹室23内に流入する訳ではない。また、第1鎧部1
6上や第2鎧部17上を転動する遊技球は比較的動きが
遅いので、特定入賞口19に入るか否か決まるまでの滞
流時間が長く、その間遊技者は利益獲得の期待感を抱く
ことができる。したがって、これらにより遊技の興趣を
一層高揚することができる。
上記したように、補助遊技手段の特定入賞口19に入る
遊技球は原則として特定入賞流路62を通った遊技球で
ある。したがって、特定入賞口19に入賞させるべく遊
技球を発射する場合には、特定入賞流路62を通る範囲
を狙って発射操作を行えばよい。
特定入賞口19に入った遊技球は、誘導手段25上に落
下するが、誘導手段25先端に起立部28が起立してい
るので、落下した遊技球がガラス方向に跳ね返るのを防
止している。誘導手段25上に落下した遊技球は、誘導
手段25の上面が僅かに下り傾斜しているので、この傾
斜により凹室23内の奥に向ってゆっくりと転勤し、誘
導手段25の傾斜下端から球流下板33上に落下する0
球流下板33上に落下した遊技球は、球流下板33の傾
斜により前方に向って転動し、分別手段35の特別入賞
口37か或は一般入賞口38に入り、遊技球は遊技盤2
の裏側に流出して入賞球となり、この入賞球により賞球
排出装置(図示せず)が作動し、パチンコ機1前面の球
供給器70に所定数の賞球が排出される。
一方、回転している誘導部30の球入口32が第5図で
示すように誘導手段25の貫通部29に臨んで開口して
いるとき、運良く遊技球が誘導手段25−ヒに落下し、
この遊技球が球入口32から誘導部30内に入ると、こ
の遊技球は、誘導部30内に静かに保留され、第6図で
示すように、球入口32が下方に向いたときに球入口3
2から球流下板33上に落下する。そして、この遊技球
は、球流下板33のほぼ中央に落下し且つ静かに落下す
るので、球流下板33のほぼ中央を流下し、高い確率で
特別入賞口37に入る。したがって、特定入賞流路62
・・・から流入した遊技球を特別入賞口37に誘導する
確率は、誘導部30の球入口32の大きさを適宜に設定
したり、誘導部30の回転速度を適宜に調整して球入口
32から遊技球が入る入り易さを調整するなどにより、
パチンコ店の係員が予測できる範囲内に設定することが
できる。この様に誘導手段25は、特定入賞流路62・
・・から流入した遊技球の流下方向を所定の率に近い値
で補助的に誘導する機能を有するが、誘導部30内に入
った遊技球が必ず特別入賞口37に入るとは限らないし
、誘導部30に入らないで流下した遊技球が特別入賞口
37に入る可飽性もあるので、常に遊技者に利益獲得の
期待感を抱かせることができるし、実施例では遊技球が
誘導手段25の緩やかな傾斜にしたがい後方へゆっくり
転動し、又1球流下板33により流下方向を変換して分
別手段35へ流下させるようにしたので、遊技者に一層
大きな期待感を持たせることができる。
特別入賞口37に遊技球が入ると、該遊技球は流路53
内を流下し特別検出器54を作動した後遊技112の裏
側に入賞球として流出する。したがって、この入賞球に
より賞球排出装置が球供給皿63に賞球を排出する。ま
た、特別検出器54が遊技球を検出すると、該特別検出
器54からの信号により電気的制御装置67が特別遊技
状態に変換する。
実施例における特別遊技状態は、特別検出器54が遊技
球を検出することを条件として第1制御状態から第2制
御状態に変換し、特別変換入賞口64の特別変換入賞検
出器66が有効に遊技球を検出し得る第2制御状態から
、特別変換入賞口出塁66が遊技球を検出したことを条
件として特別入賞口手段41が開いて遊技球を入賞し得
る第3制御状態に変換し、第3制御状態に変換してから
10秒間が経過するか、或は10個の遊技球が入賞する
かいずれか一方の充足で停止条件が成立し、この停止条
件が実質的に8回成立するまで、即ち特別入賞口手段4
1が開いてから10秒間経過するか、或はその間に10
個の遊技球が入るまでを1サイクルとすると、実質的に
8サイクルまで繰り返して遊技できるようにしである。
なお、特別変換入賞口64に遊技球が入って特別変換入
賞検出器66が該遊技球を検出すると、その都度上記サ
イクルが更新されるが、特別遊技状態において遊技球が
補助遊技手段12の特別入賞口37に入賞した場合には
、残りサイクル数に拘らず特別遊技状態をその時点で終
了させるようにしである。更に、本実施例では、特別変
換入賞口64に8個の遊技球が入賞した場合には、サイ
クルの更新実効数に拘らず特別遊技状態をその時点で終
了する。但し、残りサイクル数が残存している場合には
、サイクル更新とは別に1回だけ第3制御状態で遊技す
ることができるようにしである。
また、本実施例では上記制御状態の変換を遊技者に認識
させるため、第2制御状態に変換した場合には補助遊技
手段12の発光ダイオード34・・・の点滅を第1制御
状態のときよりも速くするとともに、補助遊技手段12
の凹室23の設けた発光源27・・・、遊技盤2の−E
端に設けたランプ表示部71、及び遊技領域11の左右
に配設したランプ表示器72.72を点滅或は点灯し、
第3制御状態に変換した場合には特別入賞口手段41に
設けたランプ73、及び発光ダイオード34・・・を点
滅する。
上記ランプ71.72等が点滅或は点灯している第2制
御状態において、遊技球が運良く特別入賞作用流路65
を通って特別変換入賞口64に入り、特別変換入賞検出
器66が該遊技球を検出して電気的制御装置67に信号
を伝送すると、電気的制御装置67がソレノイド47.
47を励磁し、特別入賞口手段41.41を遊技球が入
賞可能な第2状態に変換する。なお、特別変換入賞口6
4に入った遊技球は、遊技盤2の裏側に流出して入賞球
となり、賞球排出装置を作動する。
特別入賞口手段41が開いてlサイクル目の第3制御状
態に変換すると、補助遊技手段12の発光ダイオード3
4・・・の全てが同時に点滅するとともに、特別入賞口
手段41のランプ73゜73が点滅或は点灯して遊技者
に第3制御状態に変換したことを可視表示する。この第
3制御状態においては、前記したように、遊技球が特別
入賞口37に入るとその時点で特別遊技状態が終了して
しまうし、特別変換入賞口64に遊技球が入ってサイク
ル更新されても損なので、特別入賞口37や特別変換入
賞口64に遊技球が入らないように注意し、出来るだけ
特別入賞口手段41に入るように特別入賞流路63を狙
って遊技球の発射操作を行う。発射した遊技球が特別入
賞流路63を通ると、これら遊技球の殆どが扉板43上
に流下し、これら遊技球は球通過開口部42を通って流
路55,58内に入り、計数用検出器56を作動した後
遊技g12の裏側に流出して入賞球となる。計数用検出
器56が遊技球を検出すると、電気的制御装置67にカ
ウント信号を伝送する。そして、電気的制御装置67が
10個の入賞球をカウントするか、又は第3制御状態に
変換してから10秒間が経過して停止条件が成立すると
、電気的制御装置67がソレノイド47゜47を消磁し
てlサイクル目を終了し、第2制御状態に復帰する。
そして、復帰した第2制御状態で遊技球が特別変換入賞
口64に入り特別変換入賞検出器66が電気的制御装置
67に信号を伝送すると、電気的制御装置67が特別入
賞口手段41を再度第2状態に変換して2サイクル目に
更新する。
この様にして、補助遊技手段12の特別入賞口37に遊
技球が入り特別遊技状態が開始されると、特別変換入賞
口64に遊技球が入る度にサイクル更新が行われ、最高
8サイクルまで更新される。但し、補助遊技手段12の
特別入賞口37に再度遊技球が入ってしまったり、特別
変換入賞口64に8個の遊技球が入賞した場合には、サ
イクルの更新回数(8回)に拘らずその時点での特別遊
技状態の終了条件(10個又は10秒)で特別遊技状態
を終了とし、第1制御状態に復帰する。
なお、遊技盤2左上端に設けたデジタル式第1表示手段
74にサイクル更新数を、同じく遊技盤2左上端に設け
たデジタル式第2表示手段75に特別入賞口手段41へ
の入賞球数を、遊技盤2の右上端に設けたデジタル式第
3表示手段76に特別変換入賞口64への入賞球数を各
々可視表示する。
次に補助遊技手段12を上記したように作動する電気的
制御装置67について説明する。なお、説明の便宜上、
信号をHレベル「H」、LレベルrLJで表わす。
第8図に示す電気的制御装置67の実施例は、補助遊技
手段12の特別検出器54を第1Dフリツプフロツプ7
7の入力側に波形整形回路78を介して接続し、第1D
フリップフロップ77のQ出力側をD入力側に接続し、
Q出力側を第1効果音発生器79と発光源制御器80に
接続するとともに1発振器81の出力を一方の入力とす
る第1アンドゲート82の他方の入力側に接続する。し
たがって、第1Dフリツプフロツプ77がリセットした
状態ではQ出力が[H」となり、このrHJがD入力に
入力されている。
この状態で遊技球が補助遊技手段12の特別入賞口37
に入ると、特別検出器54がこの遊技球を検出して第1
Dフリツプフロツプ77の入力側にrHJ信号を送る。
第1Dフリツプフロツプ77はこのrHJを受けると、
Q出力側からD入力側と同じ信号、即ちQからの「H」
信号を出力する。この出力は、第1効果音発生器79を
作動してスピーカ83から効果音を発生し、また発光源
制御器80を作動して補助遊技手段12の発光ダイオー
ド34・・・を速い点滅移動に変えるとともに、補助遊
技手段12の凹室23に設けた発光源27・・・、及び
遊技盤2の上端に設けたランプ表示部71を発振器81
の出力に同調して点滅し、第2制御状態に変換したこと
を遊技者に知らせる。また、この第1Dフリツプフロツ
プ77のrHJ出力は、第27ンドゲート84の一方の
入力側に送られ、特別変換入賞口64に入った遊技球を
特別変換入賞検出器66で検出可能にする。
したがって、この状態で遊技球が特別変換入賞口64に
入り、この遊技球を検出した特別変換入賞検出器66の
信号が波形整形回路85を介して第27ンドゲート84
の他方の入力側に入力すると、該第2アンドゲート84
のアンドが採れ第1カウンタ86の入力側にカウント信
号rHJを送る。第1カウンタ86は、特別変換入賞口
64に入った遊技球をカウント記憶しておき、この記憶
内容を第1デコーダ87を介して第3表示手段76に可
視表示する。第1カウンタ86のQo ”Q3 出力に
はコンパレータ88の一方の入力側を接続し、該コンパ
レータ88の他方の入力側を第2カウンタ89のQo 
”Q3出力に接続し、コンパレータ88の出力側を第1
オアゲート90を介して第3アントゲ−)91の一方の
入力側に接続する。第3アントゲ−)91は、出力側が
第2Dフリツプフロツプ92の入力側に接続し、該第2
Dフリツプフロツプ92のQ出力を一方の入力とする第
4アントゲ−193出力を他方の入力としている。そし
て、第2Dフリツプフロツプ92のQ出力がrHJであ
り、この「H」が第4アンドゲート93の一方の入力側
に供給されるとともに、遅延回路94を介してrHJが
他方の入力側に供給される。コンパレータ88は、第1
カウンタ86の出力と第2カウンタ89の出力とを比較
して第1カウンタ86の記憶値が第2カウンタ89の記
憶値よりも大きいと「H」を第37ンドゲート91の一
方の入力側に送る。
このため第4アンドゲート93からのrHJとによりア
ンドが採れ、rHJを第2Dフリ、ンプフロップ92の
入力側に送り、該フリップフロップをセットする。第2
Dフリツプフロツプ92は、Q出力側を微分回路95を
介して第2カウンタ89に接続する他に、ドライバ96
を介してソレノイド47と、第5アンドゲート97を介
してうンブ73と、第2効果音発生器98と、発光源制
御器80とに各々接続する。したがって、第2Dフリツ
プフロツプ92がセットされると、Q出力がrHJにな
り、この「H」により第2効果音発生器98が作動して
スピーカ83から前記とは異なる効果音を発生し、同時
に発光源制御器80が発光ダイオード34・・・の全て
を同時点滅させる。また、これらの動作と同時に第2D
フリツプフロツプ92からのrHJによりソレノイド4
7が励磁し、特別入賞口手段41を遊技球が入賞可能な
第2状態に変換し、lサイクル目を開始する。
この様にして特別入賞口手段41が第2状態に変換する
と、停止に条件が成立するまで第2状態を維持し、遊技
球を入賞可能な状態とする。そして本実施例では特別入
賞口手段41の計数用検出器56からの信号をカウント
入力する第3カウンタ99に設定した入賞球数、及びタ
イマー100に設定した時間のいずれか一方の停止ト条
件が成立したときに特別入賞口手段41を第2状態から
第1状態に戻し、当該サイクルを終了させるようにしで
ある。即ち、サイクル継続最長時間lO秒を設定したタ
イマー100の出力側を微分回路lotを介して第2オ
アゲー)102の一方の入力側に接続し、該第2オアゲ
ート102の出力側を第2Dフリツプフロツプ92のリ
セット入力側に接続する。また、第3カウンタ99のQ
1出力側とQ3出力側とを第6アンドゲー)103の各
入力側に各々接続し、該第6アンドゲート103の出力
側を前記した第2オアゲート102の他方の入力側に接
続する。
したがって、特別入賞口手段41に遊技球が次々に入賞
し、計数用検出器56.56がこれらの遊技球を1個宛
検出し、波形整形回路104を介・して第3カウンタ9
9に「H」信号を送ると、該カウンタ99が入賞球数を
逐一カウントし、QO”Q3出力を順次変換する。この
ため該カウンタ99のQO”Q3に第2デコーダ105
を介して接続した第2表示手段75に当該サイクルにお
ける入賞個数をデジタル表示することができる。そして
特別入賞口手段41に10個の遊技球が入賞すると、第
3カウンタ99のQo出力がrLJ 、Q+出力がr)
(J 、 Q2出力が「L」、Q3出力が「H」、即ち
「10」となり、第2オアゲート102を介して第2D
フリツプフロツプ92のリセット入力側に「H」信号が
送られ、第2Dフリツプフロツプ92をリセットして、
lサイクル目を終了させる。
一方、特別入賞口手段41に遊技球が10個入賞する前
にタイマー100の設定時間10秒が経過すると、タイ
マー100からの「H」信号が第2オアゲート102を
介して第2Dフリツプフロツプ92のリセット入力側に
送られ、特別入賞口手段41への入賞個数に拘らず第2
Dフリツプフロツプ92がリセットされる。
第2Dフリツプフロツプ92がリセットされると、Q出
力がrLJに変換するので、各ソレノイド47が消磁し
、各特別入賞口手段41が遊技球を受は入れ易い第2状
態から遊技球を全く受は入れない第1状態に復帰すると
ともに、Q出力の立下がりによりカウントする第2カウ
ンタ89が第3デコーダ106を介して第1表示手段7
4に終了サイクル数を可視表示する。また、第2カウン
タ89がカウントすると、第1カウンタ86との出力が
同じになるので、コンパレータ88の出力がrLJに変
換する。したがって、この状態では第2Dフリツプフロ
ツプ92は直ちにセットされない。また第2Dフリツプ
フロツプ92がリセットされるとQ出力がrHJに変換
するので、このrHJが第3カウンタ99をリセットす
るとともに、タイマー100をリセットする。
この状態で特別変換入賞口64に遊技球が入り特別変換
入賞検出器66からのrHJ信号が第1カウンタ86に
入ると、前記と同様にコンパレータ8BがrHJを第3
アンドゲート91に送る。第3アンドゲート91は、第
4アンドゲート93出力を他方の入力としており、第4
アンドゲート93が遅延回路94の作動により第2Dフ
リツプフロツプ92がリセットした後僅かに(実施例で
は1秒間)遅れてからrHJを出力し統けるので、この
rHJとアンドが採れ次第第2Dフリツプフロツプ92
を再度セットする。したがって、特別入賞口手段41が
再度第2状態に変換し、2サイクル目に更新される。な
お、■サイクル目が終了した後、直ちにコンパレータ8
8からrHJが第3アンドゲート91に送られても、少
なくとも第47ンドゲート93の遅延回路94に設定し
た時間だけはソレノイドの再励磁が遅れる。したがって
、特別入賞口手段の扉板43がスプリング49の付勢に
より一旦完全に閉じた後、再度ソレノイド47の駆動に
より遊技球を受は入れ易い第2状態に変換する。
このようして特別入賞口手段41は、タイマー100に
設定した「10秒」、或は第3カウンタ99に設定した
rlO個」という停止条件が成立する度に球を受は入れ
易い第2状態から受は入れない第1状態に復帰し、特別
変換入賞口64に遊技球が入ることを条件として次のサ
イクルに更新される。そして、この実行されたサイクル
数は第1表示手段74により遊技者に可視表示される。
特別変換入賞検出器66は、特別遊技が行われている間
継続して、即ち、第1Dフリツプフロツプ77がセット
状態を維持すする限り、特別変換入賞口64に入った遊
技球を検出して第1カウンタ86にサイクル開始信号を
送る。第1カウンタ86が特別変換入賞検出器66から
の信号を記憶し、第2カウンタ89が終了したサイクル
数を記憶し、コンパレータ88が再記憶内容を比較する
ので、第1カウンタ86の記憶内容が用尺されるまで、
即ち特別変換入賞検出器66が検出した遊技球数と、特
別入賞口手段41が第2状態に変換した数とが一致する
までコンパレータ88がrHJを出力し、特別入賞口手
段41を繰り返し第2状態に変換し、サイクルの更新を
行う。
特別変換入賞口64に遊技球が入り続ける限り特別入賞
口手段41のサイクルを無制限に更新したのでは、健全
な遊技とならないし、パチンコ店に大きな損害を与える
。したがって、−回の特別遊技当りの利益を制限する必
要がある。そこで本実施例では特別変換入賞口64に入
る遊技球数を8個に制限し、特別変換入賞検出器66か
ら8個目のrl(Jが第1カウンタ86に送られてQ3
出力がrHJになった場合には、このrH」を第1Dフ
リツプフロツプ77のリセット側入力に送ることにより
第1Dフリツプフロツプ77をリセットする。第1Dフ
リツプフロツプ77がリセットされると、Q出力がrl
Jに変換するので第2アンドゲート84が閉じたままと
なり、特別変換入賞検出器66が遊技球を検出しない状
態にする。また、第1Dフリツプフロツプ77がリセッ
トするとQ出力が「H」になるので、この「H」が第1
カウンタ86と第2カウンタ89のリセット信号として
作用するとともに、第3Dフリツプフロツプ107のク
ロック信号として作用する。第3Dフリツプフロツプ1
07はコンパレータ88出力をD入力側に接続し、Q出
力側を第1オアゲート90の一方の入力側に接続しであ
る。そして、第1カウンタ86に8個目のrHJが入っ
たときにはコンパレータ88から「H」が送出されるの
で、第3Dフリツプフロツプ107に上記クロック信号
が入ると、D入力側の「H」がQから送出される。した
がって、第1Dフリツプフロツプ77がリセットしても
、第3Dフリツプフロツプ107の作動により、第2D
フリツプフロツプ92が再度セットされる。第2Dフリ
ツプフロツプ92がセットされると、前記と同様にソレ
ノイド47が励磁するので、特別入賞口手段41が第2
状態に変換する。
そして、前記した「10カウント」或は「10秒」の停
止条件が成立すると、第2Dフリツプフロツプ92がリ
セットするので、補助遊技手段41が第1状態に復帰す
るとともに、補助遊技手段12が初期の第1制御状態に
復帰する。
また、第1カウンタ86の記憶が「7」であって第2カ
ウンタ89が「7」の状態で特別変換入賞口に8個目の
遊技球が入った場合、上記と同様に第1カウンタ86の
Q3のrHJにより第1Dフリツプフロツプ77がリセ
ットし、コンパレータ88からのrHJにより第3Dフ
リップフロップ107のQから「H」が送出され、ソレ
ノイド47が再度励磁する。したがって、特別入賞口手
段41は、1回当りの大当りで実質的には最大8回まで
サイクル更新することになる。なお、特別変換入賞口に
9個目の遊技球が入っても、第2アンドゲート84の一
方の入力側が既にrLJであり、またコンパレータ88
がrHJを送出しないので、特別入賞口手段41が9回
開くことはない。
更に本実施例においては、第1Dフリツプフロツプ77
のD入力側にQ出力を接続しであるので、第10フリツ
プフロツプ77がセットされて特別遊技を行っている途
中において、補助遊技手段12の凹室23内に入った遊
技球が特別入賞口37に分別されると、特別検出器54
からの信号によりQ出力がD入力側と同じレベルの信号
になる。即ち、特別遊技を行っている途中で遊技球が特
別入賞口37に分別されると、Q出力がQ出力からの「
L」に変換する。したがって、リセ−/ トされたこと
となり、第1Dフリップフロップ77のQ出力側からの
「H」により第1カウンタ86、及び第2カウンタ89
がリセットされ、特別遊技状態を終了する。ただし、第
1カウンタ86、第2カウンタ89がリセットされる前
にコンパレータ88から「H」が送出されていた場合、
即ち第1カウンタ86で記憶している遊技球の数が第2
カウンタ89で記憶しているサイクル実行数よりも多い
場合には、第1Dフリツプフロツプ77のQから第3D
フリツプフロツプ107にrHJが入力したときにD入
力側で保持していたコンパレータ88のrHJがQから
送出される。したがって、この場合には、特別入賞口手
段41がその後1回だけ第2状態に変換する。
この様にすることにより、特別遊技状態の権利が発生し
、この権利が特別入賞口への再入賞などにより剥奪され
た場合に、第1カウンタ86の記憶内容が第2カウンタ
89の記憶内容よりも大きいときには第3Dフリツプフ
ロツプ107による別途な利益を与えることができるの
で、遊技者を失望させることが少なく、最大利益(8サ
イクル)との利益のバランスを図ることができる。
この様に本実施例では補助遊技手段12に入った遊技球
が特別入賞口に分別されて特別遊技の権利を獲得したと
しても、その後の入賞態様の如何により利益の大きさが
異なる。したがって、遊技者は、特別遊技開始後は補助
遊技手段12の凹室23内に遊技球が入らないように注
意しながら。
尚且つ先ずは特別変換入賞口64を狙って遊技球の発射
操作を行い、特別変換入賞口64に入ったならば開放さ
れた特別入賞口手段41.41に出来るだけ多くの遊技
球が入るように発射操作し、特別入賞口手段41.41
が閉じたならばサイクル更新を行うべく特別変換入賞口
64.64だけを狙って発射操作を行い、特別遊技の特
典を出来る限り活用する。
この様に、遊技者は特別遊技が開始される前であれば特
定入賞流路62・・・を狙って遊技球の発射操作を行い
、特別遊技が開始されたならば、遊技の進行状況に応じ
て狙いを変更しながら遊技でき、パチンコ遊技本来の楽
しさを満喫することができる。
なお、上記実施例においては特別入賞口手段41を補助
遊技手段12と一体に設けたが、この特別入賞口手段は
、例えば遊技領域11の下方部分に配置するなど、補助
遊技手段12から離隔して別個に設けてもよい。
また、特別変換入賞口64は、上記実施例では遊技領域
11の下方部分に配設したが、補助遊技手段12の分別
手段35の入賞口を特別変換入賞口としてもよい。この
場合には、補助遊技手段12の裏基板の流路に特別変換
入賞検出器を設け、特別変換入賞口に入った遊技球を検
出して信号を電気的制御装置に送るようにする。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、特定入賞流路を狙
って遊技球を発射すると遊技球が特定入賞口に入り易く
なる。したがって、遊技者は弾発の目標を絞り易く自分
のテクニックを発揮することができ、パチンコ遊技本来
の面白さを満喫することができる。しかも、特定遊技結
果が生じた場合には遊技状態に応じて遊技球の発射操作
を行う方が遊技者にとって有利になる。このため、特定
入賞流路ばかりを狙う単純な遊技に陥ることがない。
また、本発明は、遊技球が1つの特定入賞口から凹室内
に流入するので、遊技球が誘導手段の略々同じ位置に落
下する。したがって、分別手段で分別する遊技球のスタ
ート位置が略々同じになり、分別手段の機能にもとづく
遊技興趣の向上効果を一層顕著にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図は遊技盤の正面図、第3図は補助遊技手段
の一部分解斜視図、第4図は、補助遊技手段の断面図、
第5図は誘導部の球入口が貫通部に臨んだ状態における
誘導手段の斜視図、第6図は誘導部の球入口が下方に向
いて誘導部内の遊技球を球流下板上に落下する状態にお
ける誘導手段の斜視図、第7図は特別入賞口手段の分解
斜視図、第8図は電気的制御装置の配線図である。 1はパチンコ機、2は遊技盤、11は遊技領域、l・2
は補助遊技手段、13は取付基板、16は第1鎧部、1
7は第2鎧部、19は特定入賞口、21は導入口、22
は導出口、23は凹室、25は誘導手段、35は分別手
段、37は特別入賞口、41は特別入賞口手段、47は
ソレノイド、54は特別検出器、56は計数用検出器、
62は特定入賞流路、63は特別入賞流路、64は特別
変換入賞口、65は特別入賞作用流路、66は特別変換
入賞検出器、67は電気的制御装置、68は発射操作部
、69は打球発射部。 特許出願人 株式会社 ソ フ ィ ア第5閃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技領域内に特定入賞流路と、特別入賞作用流路と、上
    記特定入賞流路に入った遊技球によって新たな遊技状態
    を生じさせるように構成した補助遊技手段と、入賞の機
    会を増大する特別入賞流路に一時的に開成する特別入賞
    口手段とを設けたパチンコ機において、 補助遊技手段には取付基板に開口する凹室と、該凹室内
    に流入して誘導手段により誘導された遊技球を分別する
    分別手段とを配設するとともに、特定入賞流路を通った
    遊技球が凹室内に流入する特定入賞口を一箇所設け、分
    別手段による分別により特定遊技結果が生じたときに制
    御手段の制御の下で、第1制御状態から第2制御状態に
    移行し、この第2制御状態において前記特別入賞作用流
    路に入った遊技球にもとづく検出出力により前記特別入
    賞口手段を開成駆動して、予め定められた条件で遊技す
    る第3制御状態に移行し、上記条件の下で遊技して再び
    第2制御状態に復帰し、この第2制御状態で上記補助遊
    技手段が再度特定の遊技結果を成立した場合に上記第2
    制御状態を上記第1制御状態に復帰させるようにしたこ
    とを特徴とするパチンコ機。
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