JPH03255313A - 回転角度検出装置および回転角度検出方法 - Google Patents
回転角度検出装置および回転角度検出方法Info
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- JPH03255313A JPH03255313A JP5337990A JP5337990A JPH03255313A JP H03255313 A JPH03255313 A JP H03255313A JP 5337990 A JP5337990 A JP 5337990A JP 5337990 A JP5337990 A JP 5337990A JP H03255313 A JPH03255313 A JP H03255313A
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は多回転の絶対角度を検出する方法に関するもの
である。
である。
[従来の技術]
回転角度を検出する装置としてインクリメンタルエンコ
ーダが広く用いられている。このインクリメンタルエン
コーダは第7図に示すように互いに位相がずれたA相と
B相の出力信号と、1回転に1パルスのZ相出力信号を
出力する。このZ相はインクリメンタルエンコーダの原
点位置を与える。従来行なわれているインクリメンタル
エンコーダを用いた絶対角度検出方法をロボットアーム
を例として第8図、第9図により説明する。第8図に示
されるロボットアームの1軸部分において、17はアー
ム、18は減速機、19はモータ、20はインクリメン
タルエンコーダ、21は本体である。第9図において2
2は第8図17に相当するアーム、23は原点センサで
あり、この原点センサは本体21のアーム原点位置付近
に固定されているものとする。
ーダが広く用いられている。このインクリメンタルエン
コーダは第7図に示すように互いに位相がずれたA相と
B相の出力信号と、1回転に1パルスのZ相出力信号を
出力する。このZ相はインクリメンタルエンコーダの原
点位置を与える。従来行なわれているインクリメンタル
エンコーダを用いた絶対角度検出方法をロボットアーム
を例として第8図、第9図により説明する。第8図に示
されるロボットアームの1軸部分において、17はアー
ム、18は減速機、19はモータ、20はインクリメン
タルエンコーダ、21は本体である。第9図において2
2は第8図17に相当するアーム、23は原点センサで
あり、この原点センサは本体21のアーム原点位置付近
に固定されているものとする。
以上のように構成されるロボットアームが電源投入時な
どの初期状態に第9図の位置Aにあるとき、回転角度の
基準位置を与える原点位置を検出するために原点復帰を
行なうと矢印で示される原点位置方向にアームが回転す
る0位置Bにおいて原点センサがアームを検出し、次に
インクリメンタルエンコーダのZ相を検出する。このZ
相を検出した位置をアームの原点位置としてインクリメ
ンタルエンコーダからのパルス数を積算することにより
、原点位置からの回転角度である絶対角度を得る。
どの初期状態に第9図の位置Aにあるとき、回転角度の
基準位置を与える原点位置を検出するために原点復帰を
行なうと矢印で示される原点位置方向にアームが回転す
る0位置Bにおいて原点センサがアームを検出し、次に
インクリメンタルエンコーダのZ相を検出する。このZ
相を検出した位置をアームの原点位置としてインクリメ
ンタルエンコーダからのパルス数を積算することにより
、原点位置からの回転角度である絶対角度を得る。
上記のように、絶対的な角度情報をもたないインクリメ
ンタルエンコーダを用いた回転角度検出は、電源投入時
などの初期状態に必ず基準位置を検出するための原点復
帰が必要である。この問題に対し、インクリメンタルエ
ンコーダの欠点を補うため、常に絶対的な角度情報を与
える絶対値エンコーダを利用することが報告されている
。この絶対値エンコーダとして、特開昭62−1684
12号広報に示される常に電池バックアップにより絶対
角度を記憶しておく方式や、実開昭63−181813
号広報に示される多ビットによる絶対角度の検出方法が
ある。また、インクリメンタルエンコーダと低分解能の
絶対値エンコーダを用い、原点復帰時間の短縮化を図っ
た例として特開昭64−31209号広報、特開平1−
171792号広報がある。
ンタルエンコーダを用いた回転角度検出は、電源投入時
などの初期状態に必ず基準位置を検出するための原点復
帰が必要である。この問題に対し、インクリメンタルエ
ンコーダの欠点を補うため、常に絶対的な角度情報を与
える絶対値エンコーダを利用することが報告されている
。この絶対値エンコーダとして、特開昭62−1684
12号広報に示される常に電池バックアップにより絶対
角度を記憶しておく方式や、実開昭63−181813
号広報に示される多ビットによる絶対角度の検出方法が
ある。また、インクリメンタルエンコーダと低分解能の
絶対値エンコーダを用い、原点復帰時間の短縮化を図っ
た例として特開昭64−31209号広報、特開平1−
171792号広報がある。
[発明が解決しようとする課題]
上記のように、インクリメンタルエンコーダを用いた回
転角度検出方法は電源投入時などの初期状態には絶対角
度の情報をもっていないため、必ず基準位置を検出する
ための原点復帰が必要である。しかし、従来の方法では
原点センサが1点に固定されているため、原点復帰をす
るとき必ず原点位置まで移動しなくてはならず、その時
間も長くかかるという課題を有している。また、絶対値
エンコーダを用いた場合、絶対値エンコーダを付加する
ことによる大型化、電池バックアップの寿命、角度情報
記録のためのビット数増大による信頼性の低下などの課
題が存在する。
転角度検出方法は電源投入時などの初期状態には絶対角
度の情報をもっていないため、必ず基準位置を検出する
ための原点復帰が必要である。しかし、従来の方法では
原点センサが1点に固定されているため、原点復帰をす
るとき必ず原点位置まで移動しなくてはならず、その時
間も長くかかるという課題を有している。また、絶対値
エンコーダを用いた場合、絶対値エンコーダを付加する
ことによる大型化、電池バックアップの寿命、角度情報
記録のためのビット数増大による信頼性の低下などの課
題が存在する。
そこで本発明はこのような課題を解決するもので、その
目的とするところはエンコーダ軸が高々1回転以内で従
来の原点復帰と同様の目的を達成し、従来の原点復帰の
ような原点位置まで移動することを必要とせず、短時間
に絶対角度を得ることを可能とする回転角度検出装置お
よび回転角度検出方法を提供するところにある。
目的とするところはエンコーダ軸が高々1回転以内で従
来の原点復帰と同様の目的を達成し、従来の原点復帰の
ような原点位置まで移動することを必要とせず、短時間
に絶対角度を得ることを可能とする回転角度検出装置お
よび回転角度検出方法を提供するところにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の回転角度検出装置はインクリメンタルエンコー
ダと、回転角度変換装置と、回転角度変換装置の軸に設
けた基準位置検出装置を用いたことを特徴とする。また
、本発明の回転角検出方法は請求項1記載の装置を用い
、前記回転角度変換装置の入出力軸間の位相差をインク
リメンタルエンコーダのパルス数で検出する工程と、絶
対角度を求めるために必要な偏差パルス数および偏差角
度を求める工程と、偏差パルス数と偏差角度および、イ
ンクリメンタルエンコーダにより検出する位相差を表わ
すパルス数を用いて絶対角度を求める工程を有すること
を特徴とする。
ダと、回転角度変換装置と、回転角度変換装置の軸に設
けた基準位置検出装置を用いたことを特徴とする。また
、本発明の回転角検出方法は請求項1記載の装置を用い
、前記回転角度変換装置の入出力軸間の位相差をインク
リメンタルエンコーダのパルス数で検出する工程と、絶
対角度を求めるために必要な偏差パルス数および偏差角
度を求める工程と、偏差パルス数と偏差角度および、イ
ンクリメンタルエンコーダにより検出する位相差を表わ
すパルス数を用いて絶対角度を求める工程を有すること
を特徴とする。
[作用]
本発明は上記の構成により、原点に相当する基準位置を
与える点が1点に固定されておらず、インクリメンタル
エンコーダ1回転に1点の絶対角度の基準位置が得られ
ることを特徴とする。
与える点が1点に固定されておらず、インクリメンタル
エンコーダ1回転に1点の絶対角度の基準位置が得られ
ることを特徴とする。
本方法により、高々インクリメンタルエンコーダ1回転
以内で絶対角度を得ることが可能となり、従来行なわれ
ている原点復帰と同様の目的を短時間、小動作領域で達
成する。また、絶対値エンコーダを用いないため、8!
構の簡単化、小型化、高信頼化を図ることができる。
以内で絶対角度を得ることが可能となり、従来行なわれ
ている原点復帰と同様の目的を短時間、小動作領域で達
成する。また、絶対値エンコーダを用いないため、8!
構の簡単化、小型化、高信頼化を図ることができる。
[実施例]
本発明の一実厖例を第1図により説明する。第1図は回
転角度変換装置として平歯車を用いたものである。この
実施例は回転角度変換装置として平歯車による壇速機を
用い、大歯車2がインクリメンタルエンコーダ(以後エ
ンコーダと記す)lと同軸上に取り付けられている。こ
のエンコーダの回転角度をθとする。また、小歯車3と
同軸上に1箇所に光を透過する溝をもつスリット板4を
取り付け、この回転角度をθs1とする。このスリット
位置を透過型フォトセンサ5により検出する。
転角度変換装置として平歯車を用いたものである。この
実施例は回転角度変換装置として平歯車による壇速機を
用い、大歯車2がインクリメンタルエンコーダ(以後エ
ンコーダと記す)lと同軸上に取り付けられている。こ
のエンコーダの回転角度をθとする。また、小歯車3と
同軸上に1箇所に光を透過する溝をもつスリット板4を
取り付け、この回転角度をθs1とする。このスリット
位置を透過型フォトセンサ5により検出する。
スリット板と透過型フォトセンサが請求項1記載の回転
角度変換装置の軸に設けられた基準位置検出装置に相当
する。
角度変換装置の軸に設けられた基準位置検出装置に相当
する。
この構成により、エンコーダの回転角度θを検出する原
理を第2図で説明する。第2図はエンコーダのZ相と、
スリット板の溝の位置関係を表わしたものである。ここ
で、大歯車6の歯数を01、小歯車7の歯数を02とし
、エンコーダのZ相の位置を21、スリット板の溝の位
置を22で表わす0例として、小歯車の歯数02が大歯
車の歯数01より1歯だけ少ない場合(G2=G1−1
’)を考える。Zlと22を同時に検出する位置を原点
(θ=0)とする、この位置から矢印の方向にスリット
板が1回転してZ2を検出するとき、大歯車の歯数が小
歯車の歯数より1枚多いため、Zlは1歯分だけ遅れた
■の位置をとる。さらにスリット板の回転数を増やすと
同様に21の位置は■、■、■と移動する。このように
スリット板の回転数が21の遅れ角度θdlとして記憶
される。この遅れ角度θdlは、Z2を検出してからZ
lを検出するまでのエンコーダの出力パルス数PNに比
例する。したがって、このPNの値からエンコーダの回
転角度θを求めることができる。第3図はエンコーダの
信号を4週倍してPNをカウントする場合の各信号の時
間変化を示すものである。この例ではzlと22の立ち
上がりで挟まれた間にカウントされるパルス数をPNと
したが、Zl、22両者の立ち上がり、立ち下がりのど
ちらを基準としてPNを求めてもよい。
理を第2図で説明する。第2図はエンコーダのZ相と、
スリット板の溝の位置関係を表わしたものである。ここ
で、大歯車6の歯数を01、小歯車7の歯数を02とし
、エンコーダのZ相の位置を21、スリット板の溝の位
置を22で表わす0例として、小歯車の歯数02が大歯
車の歯数01より1歯だけ少ない場合(G2=G1−1
’)を考える。Zlと22を同時に検出する位置を原点
(θ=0)とする、この位置から矢印の方向にスリット
板が1回転してZ2を検出するとき、大歯車の歯数が小
歯車の歯数より1枚多いため、Zlは1歯分だけ遅れた
■の位置をとる。さらにスリット板の回転数を増やすと
同様に21の位置は■、■、■と移動する。このように
スリット板の回転数が21の遅れ角度θdlとして記憶
される。この遅れ角度θdlは、Z2を検出してからZ
lを検出するまでのエンコーダの出力パルス数PNに比
例する。したがって、このPNの値からエンコーダの回
転角度θを求めることができる。第3図はエンコーダの
信号を4週倍してPNをカウントする場合の各信号の時
間変化を示すものである。この例ではzlと22の立ち
上がりで挟まれた間にカウントされるパルス数をPNと
したが、Zl、22両者の立ち上がり、立ち下がりのど
ちらを基準としてPNを求めてもよい。
次に示す表は、このθ、θslとPNの関係を表わした
ものである。ただし、エンコーダが1回転に出力するパ
ルス数をDV、歯車の増速比をG=G2/Glで表わす
、また、PNの僅の数値例として、G1=50、G2=
49. DV=lOOOとL4場合を示す、このPN
とエンコーダの回転数nの関係は次式で表わされる。
ものである。ただし、エンコーダが1回転に出力するパ
ルス数をDV、歯車の増速比をG=G2/Glで表わす
、また、PNの僅の数値例として、G1=50、G2=
49. DV=lOOOとL4場合を示す、このPN
とエンコーダの回転数nの関係は次式で表わされる。
PN=n (1−G)DV
=20n (e−1)この
関係式を用い、Zlを検出したときのエンコーダの回転
角度θは次式で与えられる。
関係式を用い、Zlを検出したときのエンコーダの回転
角度θは次式で与えられる。
−
ここでG2=G1−1とおくと、
表 角度関係
DV
=0. 1yrPN (e
−3)上式はエンコーダ回転角θの原点(θ=0度)に
おいて、zlと22が同時に検出される位置関係をとる
場合に成立する計算式である。
−3)上式はエンコーダ回転角θの原点(θ=0度)に
おいて、zlと22が同時に検出される位置関係をとる
場合に成立する計算式である。
次にエンコーダの原点位置におけるZlと22の位置関
係が任意であるときについて説明する。
係が任意であるときについて説明する。
大歯車の歯数01=10、小歯車の歯数G2=9、エン
コーダ1回転のパルス数D V = 100として、エ
ンコーダの回転数nに対するPNの値の数値例を第4図
に示す、この図のように、エンコーダの回転数nが0の
位置ではPNは0とはならない。
コーダ1回転のパルス数D V = 100として、エ
ンコーダの回転数nに対するPNの値の数値例を第4図
に示す、この図のように、エンコーダの回転数nが0の
位置ではPNは0とはならない。
この回転数nが0の位置でのPNの値が請求項2記載の
偏差パルス数PNinである。また、上式で計算される
θΦ値はZlを検出した位置での回転角度であるため1
回転分の角度2πずつ変化し、1回転以内の角度情報を
含まない、そこで、PN値より計算される回転角度は実
際の絶対角度に対して偏差を含む、この角度が請求項2
記載の偏差角度θ1n(0≦θin≦〈2π)である。
偏差パルス数PNinである。また、上式で計算される
θΦ値はZlを検出した位置での回転角度であるため1
回転分の角度2πずつ変化し、1回転以内の角度情報を
含まない、そこで、PN値より計算される回転角度は実
際の絶対角度に対して偏差を含む、この角度が請求項2
記載の偏差角度θ1n(0≦θin≦〈2π)である。
以上の理白により、PNinとθfnをあらかじめ求め
ておけば、PNの値からエンコーダの絶対角度θを求め
ることができる。このPNinとθinは変化しないた
め、最初に一度求めておけばよい。
ておけば、PNの値からエンコーダの絶対角度θを求め
ることができる。このPNinとθinは変化しないた
め、最初に一度求めておけばよい。
以下に、このPNfnとθinを求める方法を述べる。
括弧内には、大歯車歯数01=10、小歯車歯数02=
9、エンコーダ1回転パルス数DV=100(7)数値
例を示す。
9、エンコーダ1回転パルス数DV=100(7)数値
例を示す。
第5図において、
■任意位置Sで絶対角度θmeを測定する。
(θme= 10.5π)
■エンコーダを正方向に回転し、位置Sから最初に22
を検出する位置Tまでのエンコーダ出力パルス数Pst
、および、その次に21を検出する位置Uまでのパルス
数Psuを測定する。
を検出する位置Tまでのエンコーダ出力パルス数Pst
、および、その次に21を検出する位置Uまでのパルス
数Psuを測定する。
(Pst=75、P su= 118)■位置S−U間
の角度θSUをPsuから求める。
の角度θSUをPsuから求める。
θ5u=2yr (Psu/DV) (
e−4)(θ5u=2π(118/100)=2.38
π)■2πm≦θme+θsu<2π(m+1)を満足
する整数mを求める。
e−4)(θ5u=2π(118/100)=2.38
π)■2πm≦θme+θsu<2π(m+1)を満足
する整数mを求める。
(2πx6≦10.5π+2.36π< 2yr x
(6+1)よりm=6)■θin=θme+θsu −
2yr m (e−5)(θin= 12
.86π−2πx 8= 0.86π)■P N =
P su −P st (e−6
)(P N = 118−75= 43)0次式により
PNinを求める。
(6+1)よりm=6)■θin=θme+θsu −
2yr m (e−5)(θin= 12
.86π−2πx 8= 0.86π)■P N =
P su −P st (e−6
)(P N = 118−75= 43)0次式により
PNinを求める。
PN−(Gl−G2)DV−m/Gl≧OではPNin
=PN−(Gl−G2)DV −m/GIPN −(G
l−G2)DV−m/Gl<OではPNin=PN−(
Gl−G2)DV −m/Gl+ D V
(e−7)(43−60=−17<0よ
りP N in= −17+100 = 83)以上に
よりPNinとθinを得る。
=PN−(Gl−G2)DV −m/GIPN −(G
l−G2)DV−m/Gl<OではPNin=PN−(
Gl−G2)DV −m/Gl+ D V
(e−7)(43−60=−17<0よ
りP N in= −17+100 = 83)以上に
よりPNinとθinを得る。
次に、PNinとθinを用いてPNの値からエンコー
ダの絶対角度θを求める方法を以下に示す。
ダの絶対角度θを求める方法を以下に示す。
エンコーダを正方向に回転させ、Z2を検出してからz
lを検出するまでのエンコーダ出力パルス数PNをカウ
ントする。このPNO値より21を検出した位置でのエ
ンコーダ絶対角度θは次式により求められる。
lを検出するまでのエンコーダ出力パルス数PNをカウ
ントする。このPNO値より21を検出した位置でのエ
ンコーダ絶対角度θは次式により求められる。
P N−P Nin≧0では、
PN−PNin<Oでは、
(e−8)
(PN−PNin=13−83=−70<0より=2π
X 3+ 0.86π =6.86π ) 第4図において、nとPNが正比例の関係となる式(e
−1)を適用できるようにPNの値を矢印の方向に平行
移動し、この補正されたPNの値よりエンコーダの回転
数nを求め、この回転数nに相当する角度2πnに偏差
角度θinを加えることによりエンコーダ絶対角度θ得
る操作を上式で行なっている。
X 3+ 0.86π =6.86π ) 第4図において、nとPNが正比例の関係となる式(e
−1)を適用できるようにPNの値を矢印の方向に平行
移動し、この補正されたPNの値よりエンコーダの回転
数nを求め、この回転数nに相当する角度2πnに偏差
角度θinを加えることによりエンコーダ絶対角度θ得
る操作を上式で行なっている。
上記の方法により、高々エンコーダ1回転以内を動作さ
せることにより、エンコーダの絶対角度θが求められる
。本方法によれば、Zlと22の位相が一巡するまでの
エンコーダの回転数n max=G1/ (Gl−G2
) までの絶対角度θを誤りなく求めることが可能で
ある。このため、ロボットアームなどの動作領域が限定
される場合に本発明を適用することは極めて有効である
。また、本発明はエンコーダ自身の分解能DVを利用し
エンコーダ回転数nを検出するため、理想的な場合PN
の値はエンコーダの1回転につきDV/nmaxずつ変
化する。したがって第4図に示すようにPNの値は±Δ
PN=DV/C2nmax)未満の誤差(数値例では±
4パルス)が許容され、この値以内であれば誤りなく絶
対角度θを求めることが可能である。このため、適当な
りVと01、G2を選定すれば坩速機、z2検出装置の
精度を要求せず、機構の簡略化と高信頼化を図ることが
できる。
せることにより、エンコーダの絶対角度θが求められる
。本方法によれば、Zlと22の位相が一巡するまでの
エンコーダの回転数n max=G1/ (Gl−G2
) までの絶対角度θを誤りなく求めることが可能で
ある。このため、ロボットアームなどの動作領域が限定
される場合に本発明を適用することは極めて有効である
。また、本発明はエンコーダ自身の分解能DVを利用し
エンコーダ回転数nを検出するため、理想的な場合PN
の値はエンコーダの1回転につきDV/nmaxずつ変
化する。したがって第4図に示すようにPNの値は±Δ
PN=DV/C2nmax)未満の誤差(数値例では±
4パルス)が許容され、この値以内であれば誤りなく絶
対角度θを求めることが可能である。このため、適当な
りVと01、G2を選定すれば坩速機、z2検出装置の
精度を要求せず、機構の簡略化と高信頼化を図ることが
できる。
ここに示したアルゴリズムはP N in、θinが正
の場合を示したが、負の場合も計算式を変更することに
より同様にθが求められる。また、回転角度変換装置と
して減速機を使用した場合や、zlを検出してからZ2
を検出するまでのパルス数にに基づいて計算を行なって
も同様にθを求めることが可能である。
の場合を示したが、負の場合も計算式を変更することに
より同様にθが求められる。また、回転角度変換装置と
して減速機を使用した場合や、zlを検出してからZ2
を検出するまでのパルス数にに基づいて計算を行なって
も同様にθを求めることが可能である。
第6図はエンコーダ一体型モータを駆動軸に取り付け、
タイミングベルトにより動力を伝達する機構に本発明を
適用した他の実施例である。駆動側と被駆動側ブーりの
歯数に差を与え、上記と同様のアルゴリズムにより絶対
角度を得ることができる。この場合、タイミングベルト
とプーリは動力伝達機構と回転角度変換機構の働きを兼
ねるため、新たに回転角度変換装置を設ける必要がなく
、機構の簡単化、小型化を図ることができる。
タイミングベルトにより動力を伝達する機構に本発明を
適用した他の実施例である。駆動側と被駆動側ブーりの
歯数に差を与え、上記と同様のアルゴリズムにより絶対
角度を得ることができる。この場合、タイミングベルト
とプーリは動力伝達機構と回転角度変換機構の働きを兼
ねるため、新たに回転角度変換装置を設ける必要がなく
、機構の簡単化、小型化を図ることができる。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、請求項1記載の回転
角度検出装置により、回転角度変換装置の入出力軸の位
相差をインクリメンタルエンコーダを用いて検出し、こ
の情報を用いて絶対角度を高々エンコーダが1回転以内
で得ることを可能とする。また、請求項2記載の回転角
度検出方法によれば、回転角度検出装置の21と22の
位置関係は任意であるため機械的な調整を必要としない
。
角度検出装置により、回転角度変換装置の入出力軸の位
相差をインクリメンタルエンコーダを用いて検出し、こ
の情報を用いて絶対角度を高々エンコーダが1回転以内
で得ることを可能とする。また、請求項2記載の回転角
度検出方法によれば、回転角度検出装置の21と22の
位置関係は任意であるため機械的な調整を必要としない
。
これより、
■インクリメンタルエンコーダ自身の分解能を利用して
絶対角度を検出するため、絶対値エンコーダを併用した
ものに比べ機構の簡単化、小型化を実現する。
絶対角度を検出するため、絶対値エンコーダを併用した
ものに比べ機構の簡単化、小型化を実現する。
■機械的に回転角度を言己憶するため、電池等を必要と
しない。
しない。
■インクリメンタルエンコーダに付加するIl構は誤差
が許容され、高精度を必要としないため製作価格の低減
を実現する。
が許容され、高精度を必要としないため製作価格の低減
を実現する。
■絶対角度を計算により求めるため、機械的な調整を必
要としない。
要としない。
という効果を有する。
第1図は本発明の一実施例における角度変換装置として
平歯車を使用した場合の斜視図、第2図は本発明を説明
するための原理図、第3図は本発明の各信号の時間的変
化図、第4図は本発明のnとPNの関係図、第5図は本
発明のθinとPNinを求めるための説明図、第6図
は角度変換装置としてタイミングベルトを使用した本発
明の実施例の斜視図、第7図は従来技術のインクリメン
タルエンコーダの出力信号の時間的変化図、第8図は従
来技術のロボットアーム1軸分の正面図、第9図は第8
図の平面図。 1・・・インクリメンタルエンコーダ、2・・・大歯車
、3・・・小歯車、4・・・スリット板、5・・・透過
型フォトセンサ、10・・・ インクリメンタルエンコ
ーダ、11・・・モータ、12・・・大プーリ、13・
・・小プーリ、14・・・タイミングベルト、15・・
・スリット板、16・・・透過型フォトセンサ。 以上 第]、図
平歯車を使用した場合の斜視図、第2図は本発明を説明
するための原理図、第3図は本発明の各信号の時間的変
化図、第4図は本発明のnとPNの関係図、第5図は本
発明のθinとPNinを求めるための説明図、第6図
は角度変換装置としてタイミングベルトを使用した本発
明の実施例の斜視図、第7図は従来技術のインクリメン
タルエンコーダの出力信号の時間的変化図、第8図は従
来技術のロボットアーム1軸分の正面図、第9図は第8
図の平面図。 1・・・インクリメンタルエンコーダ、2・・・大歯車
、3・・・小歯車、4・・・スリット板、5・・・透過
型フォトセンサ、10・・・ インクリメンタルエンコ
ーダ、11・・・モータ、12・・・大プーリ、13・
・・小プーリ、14・・・タイミングベルト、15・・
・スリット板、16・・・透過型フォトセンサ。 以上 第]、図
Claims (2)
- (1)インクリメンタルエンコーダと、回転角度変換装
置と、回転角度変換装置の軸に設けた基準位置検出装置
を用いたことを特徴とする回転角度検出装置。 - (2)請求項1記載の装置を用い、前記回転角度変換装
置の入出力軸間の位相差をインクリメンタルエンコーダ
のパルス数で検出する工程と、絶対角度を求めるために
必要な偏差パルス数および偏差角度を求める工程と、偏
差パルス数と偏差角度および、インクリメンタルエンコ
ーダにより検出する位相差を表わすパルス数を用いて絶
対角度を求める工程を有することを特徴とする回転角度
検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5337990A JPH03255313A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 回転角度検出装置および回転角度検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5337990A JPH03255313A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 回転角度検出装置および回転角度検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03255313A true JPH03255313A (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=12941187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5337990A Pending JPH03255313A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 回転角度検出装置および回転角度検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03255313A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007307677A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 測定機能付電動チャックを備えたワーク搬送装置 |
JP2012145380A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Oriental Motor Co Ltd | 多回転アブソリュート回転角検出装置 |
JPWO2016068302A1 (ja) * | 2014-10-30 | 2017-08-10 | 株式会社ニコン | エンコーダ装置、駆動装置、ステージ装置、ロボット装置、及び多回転情報算出方法 |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP5337990A patent/JPH03255313A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007307677A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 測定機能付電動チャックを備えたワーク搬送装置 |
JP2012145380A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Oriental Motor Co Ltd | 多回転アブソリュート回転角検出装置 |
JPWO2016068302A1 (ja) * | 2014-10-30 | 2017-08-10 | 株式会社ニコン | エンコーダ装置、駆動装置、ステージ装置、ロボット装置、及び多回転情報算出方法 |
CN107110669A (zh) * | 2014-10-30 | 2017-08-29 | 株式会社尼康 | 编码器装置、驱动装置、平台装置、机器人装置以及多旋转信息算出方法 |
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