JPH032549Y2 - - Google Patents

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JPH032549Y2
JPH032549Y2 JP1849283U JP1849283U JPH032549Y2 JP H032549 Y2 JPH032549 Y2 JP H032549Y2 JP 1849283 U JP1849283 U JP 1849283U JP 1849283 U JP1849283 U JP 1849283U JP H032549 Y2 JPH032549 Y2 JP H032549Y2
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JP
Japan
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handrail
elastic body
handrail guide
frame
guide member
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JP1849283U
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JPS59123065U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マンコンベアのハンドレール案内装
置にかかり、特に乗降口付近のターミナル曲線部
におけるハンドレールを案内するローラの支持構
造の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
乗降口付近の欄干終端部、いわゆるターミナル
曲線部における従来のハンドレール案内装置を第
1図及び第2図に示す。
第1図はマンコンベアの上部乗降口付近の側面
図、第2図は第1図の−線断面図であり、図
中1は欄干2の外周を形成するハンドレールフレ
ーム3に沿つて装架されているハンドレール、4
はハンドレールが曲線を描いて屈曲する部分に多
数配設されハンドレール1のスムーズな摺動を助
けるローラ、4aはローラ4の内部に嵌入されて
いるボールベアリング、Zはハンドレールフレー
ム3の頂部にローラ4を納めるために、相対向す
る二つの立ち上がり片3aおよび3bによつて形
成された溝、4bはハンドレールフレーム3の立
ち上がり片3aおよび3bを貫通し、かつ、その
頭部がつぶされて抜け止めとなつているローラ
軸、4cはボールベアリング4aの両側面と立ち
上がり片3a及び3bの間に設けられたガタつき
防止用のブツシユである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のような部品によつて従来より欄干2にお
けるターミナル曲線部のハンドレール案内装置が
構成されているが、このような従来のハンドレー
ル案内装置には次のような欠点がある。
(イ) ハンドレール1が回転する時の圧縮力(第2
図の矢印A)をローラ軸4bで受けるため、こ
のローラ軸4bを直接支持しているアルミダイ
キヤスト製の立ち上がり片3aおよび3bが変
形したり、ローラ軸4bの取付穴が次第に大き
くなつたりする。
(ロ) ローラ軸4b(両端部)が、ハンドレール1
とハンドレールフレーム3の間から見えて(第
2図矢印Q)しまい、意匠上不体裁なものとな
る。
このため、第3図に示すように、断面略U字状
の硬質材からなるターミナル曲線にそつて曲げ加
工され一体に構成された支持フレーム5をハンド
レールフレーム3′の溝Zに設け、この支持フレ
ーム5の相対向する二つの立ち上がり片5aおよ
び5bにローラ軸4bを取り付ける方法が最近提
案されている。
しかし、このようなハンドレール支持案内装置
に変更すると、今度はハンドレールフレーム3′
の曲げと支持フレーム5の曲げを正確に合わす必
要が生じ、曲げ加工に多大の労力を要することに
なる。
又、例えば実開昭50−85994号公報のように、
ローラ4とローラ軸4bと短尺フレームからなる
ローラユニツトを折り曲り可能に複数個互に連結
したものを両端部でボルトによりハンドレールフ
レーム3′に固定させる構成のものも提案されて
いるが、ローラユニツトを現物合わせで折角ハン
ドレールフレーム3′に取付けても、もし温度変
化などで短尺フレームが延びローラユニツトの全
長が長くなると、ローラユニツトが曲線状のハン
ドレールフレーム3′に弛んだ状態で設けられる
ことになり、ハンドレール1を常に円滑に案内す
ることができなくなる欠点がある。
本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、加
工が容易で、耐摩耗性があり、意匠性が良く、か
つ常に円滑にハンドレールを案内できるハンドレ
ール案内装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は相対向する二つの立ち上がり片と該立
ち上がり片を結ぶ底片を有する断面略U字状の硬
質材からなる直線状の短尺部材の立ち上がり片前
後には少なくとも一つずつのローラを回動自在に
設け、底片の中央部分を除く裏面前後部分には弾
性体を備え、該弾性体を備えない底片の略中央に
設けられた取付け用の穴を介して該直線状の短尺
部材を前記弾性体が圧接される如くに着脱自在に
ハンドレールフレームの溝底に取り付けることに
よりハンドレール案内装置を構成するものであ
る。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、たとえターミナル曲線
部であつても、裏面前後に設けられた弾性体がタ
ーミナル曲線部にそつてたわむことにより直線状
の短尺部材が弾性体の部分と中央部分とでハンド
レールフレームの溝に3点支持でピツタリ取り付
けられて、ローラがハンドレールを円滑に支持案
内することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を用いて
説明する。
第4図は本考案によるターミナル曲線部におけ
るハンドレール案内装置の一実施例を示す全体側
面図、第5図は第4図におけるハンドレール案内
部材10の拡大斜視図、第6図は第4図の−
線断面図である。図中第1図乃至第3図と同一符
号のものは同一のものを示すが、10は相対向す
る二つの立ち上がり片10a,10bと底片10
dを有する断面略U字状の硬質材、列えば冷間圧
延鋼板等からなる直線状の短尺部材で構成された
本考案によるハンドレール案内部材で、立ち上が
り片10a,10bの前後には少なくとも一つず
つローラ4,4′がローラ軸4b,4′bを介して
それぞれ回動自在に設けられ、底片10dの中央
部分を除く裏面前後には、例えば硬質ゴム等から
なる弾性体11,11′が貼り付けられ、弾性体
を備えない底片10dの略中央部分には取付用の
穴10cが設けられている。そして、12はこの
穴10cを介してハンドレール案内部材10をハ
ンドレールフレーム3′の溝Zに取り付けるため
のボルトである。即ち、本考案によるハンドレー
ル案内装置は底片裏面両端部に弾性体11,1
1′を備え、立ち上がり片10a,10bに二つ
のローラ4,4′が取り付けられている短尺の部
材10を適宜ハンドレールフレーム3′の溝Zに
弾性体が圧接されて撓んだ状態で弾性体からの反
発力による支持が加わつた安定状態のまま適当な
数だけ挿入され、底片略中央部をボルト12によ
り取り外し自在にハンドレールフレーム3′に取
り付けられて構成される。
〔考案の効果〕 このため、ハンドレール1を案内するローラ4
及び4′はハンドレール案内部材10に設けられ
た弾性体11のたわみによりそれぞれ独立にハン
ドレールフレーム3′の曲線にそつて忠実にかつ
確実に取り付けられることになり、必要最小限の
個数のハンドレール案内部材10を準備すればよ
いだけでなく、第3図に示す従来技術において必
要であつた支持フレーム5の曲げ加工に対応する
加工が一切不要となり、プレス等による部材10
の量産加工が可能となつて大幅なコストダウンを
はかることができる。さらにローラに故障が発生
した場合でも、故障ローラのハンドレール案内部
材10を取り替えることによりローラの取り替え
が極めて容易にでき、且つ取付用の穴が一つのた
めハンドレールフレーム3′とハンドレール案内
部材10を現物合わせでボルト取付用の穴10c
をあける必要もなく、加工傷の発生の恐れもな
い。又、ハンドレール案内部材10が温度変化な
どでたとえ延びてもハンドレール案内部材10の
取付やハンドレールの案内に何ら支障は生じな
い。
以上延べたように本考案によれば、直線状の短
尺部材を適当な数だけハンドレールフレームの溝
に設ければすむため、手間のかかる曲げ加工が不
要で、意匠性がよくかつ常にハンドレールを円滑
に案内できるハンドレール案内装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマンコンベアの上部乗降口付近
の側面図、第2図及び第3図は第1図の−線
断面従来図、第4図は本考案によるターミナル曲
線部におけるハンドレール案内装置の一実施例を
示す全体側面図、第5図は第4図におけるハンド
レール案内部材10の拡大斜視図、第6図は第4
図の−線断面図である。 1……ハンドレール、3,3′……ハンドレー
ルフレーム、3a,3b,3′a,3′b……ハン
ドレールフレームの立ち上がり片、4,4′……
ローラ、4b,4′b……ローラ軸、10……ハ
ンドレール案内部材、10a,10b……立ち上
がり片、10c……穴、10d……底片、11,
11′……弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 乗降口付近のターミナル曲線部におけるハン
    ドレールフレームの溝の中に、相対向する立ち
    上がり片と立ち上がり片を結ぶ底片を有する硬
    質材からなる断面略U字状のハンドレール案内
    部材を設け、前記立ち上がり片に回動自在に設
    けられたローラによりハンドレールが支持案内
    されるマンコンベアのハンドレール案内装置に
    おいて、 前記ハンドレール案内部材は直線状の短尺部
    材からなり、前記立ち上がり片の前端と後端に
    は少なくとも一個の前記ローラを有し、前記底
    片の中央部分を除く裏面前後部分には弾性体を
    備え、該弾性体を備えない前記底片の略中央部
    分には穴が設けられ、前記ハンドレールフレー
    ムの溝底に前記弾性体が圧接される如くに該穴
    を介して前記ハンドレール案内部材が着脱自在
    に取り付けられて構成されることを特徴とする
    マンコンベアのハンドレール案内装置。 (2) 前記弾性体は硬質の部材からなることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のマ
    ンコンベアのハンドレール案内装置。
JP1849283U 1983-02-09 1983-02-09 マンコンベアのハンドレ−ル案内装置 Granted JPS59123065U (ja)

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JP1849283U JPS59123065U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 マンコンベアのハンドレ−ル案内装置

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JP1849283U JPS59123065U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 マンコンベアのハンドレ−ル案内装置

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Publication Number Publication Date
JPS59123065U JPS59123065U (ja) 1984-08-18
JPH032549Y2 true JPH032549Y2 (ja) 1991-01-23

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JP1849283U Granted JPS59123065U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 マンコンベアのハンドレ−ル案内装置

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US8931615B2 (en) * 2009-03-10 2015-01-13 Otis Elevator Company Modular chain newel with standard bearing

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JPS59123065U (ja) 1984-08-18

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