JPH03254992A - 連年式日記帳 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野Ｊ 本発明は前年数年の同月同日など同時期の日記を同一の
日記帳において参照できるいわゆる連年式日記帳に関す
る。

〔従来の技術〕

連年式日記帳に関しては、従来から第４図に示すが如く
、同一の日記帳の各員に複数年の同月間Ｌ１に対する１
」記欄を設ける技術が知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

現代、私たちは太陽暦を採用しているが、太陽暦では春
夏秋冬の季節が１年周期で訪れ、社会行事なども１年周
期で繰り返えされることが多い。

従って私たちが１＝１記を書くとき、前年同時期の１、
記を参照したいことか度々あるが、１年１冊の普通の日
記帳では、その度に古い［１記帳の該当頁を探す面倒が
ある。この欠点を解消するために考えられたのが、連年
式日記帳である。

ところが、従来の連年式きにＩ日記帳、前述のように同
一の「１記帳に複数年分の１１記欄を設ける構成なので
、その複数年ごとに別冊の日記帳が必要となる。そのた
め、たとえば３年分の日記欄を設ける場合、第４年目に
おいては前年の日記を同一の日記帳において参照できず
、１年１冊の普通の日記帳と同様である。

すなわち、従来の連年式日記帳は、成る複数年経過ごと
に連年が中断し、その度に前年の日記を同一の日記帳に
おいて参照できない問題点がある。

そこで本発明の目的は、前述の問題点を解決し、同一の
日記帳において連年が永久に継続し、常に前年数年の同
月同日など同時期の日記をその各員において参照できる
完全な連年式日記帳を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

従来の連年式日記帳は日記帳と日記欄が一体に構成され
ているが、本発明では日記欄を日記帳から分離する。す
なわち、日記欄を設けるカードとブック状体を別体とし
て作成し、次に両者を分離可能に組み合わせる。この考
えを具体化するために本発明が採用する手段は次のとお
りである。

最初に少なくとも日付表示と一定Ｉ」数分の日記欄を設
けるカード（以下、単にカードという）の１月から１２
月までをカードを出し入れ可能に収納するための透明ポ
ケット（以下、単にポケットという）を各員に付設する
ブック状体に収容して１」記帳を構成する。

次に使用者がこのように収容されたカードに日記の記入
を完了した後は、その時現在の日付を表示するカードに
日記を記入する度に、そのカードを前年同時期の日記が
記入されているノノードの上に重ねてポケットに追加収
納すると共に３年でも５年でも所望の年数を超過する古
いｌ」記を記入したカードをポケットから除外する。

〔作　　用〕

これらの手段により本発明の）」記帳は、同一１１記帳
おいて連年が永久に継続し、常に所望の前年数年のＩ’
ｌ記を同一１」記帳のポケットにファイルすると共に、
なかでも前年の１１記はポケットの透明フィルムを通し
て透視できるようポケット内の前面に表出配置する。

〔実施例〕

本発明においてカードに１、分の日記欄を設ける場合は
、同時期が同月同日であり、１週間分の日記欄を設ける
場合は同時期が同月同週である。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。最初
に第１図に示す如く、少なくとも［１付表示１１と１日
分の日記欄１−２を設けるカードＣの１月から１２月ま
でをブック状体Ｂの各員１３に付設する一側開１」１４
の透明ポケット１５に出し入れ可能に収納して日記帳へ
を構成する。

次に使用者がこのように収納されたカードＣに］］記の
記入を完了した後は、その時現在の日記を記入した例え
ば１９８９年６月１日の日付を表示するカード（図示せ
ず）を前年同月同日の１９８８年６月１日の日記が記入
されているカードＣの上に重ねてポケット１５に追加収
納すると共に、所望の年数を超過する古い目付、例えば
１−９８５年６月１日のカード（図示せず）をポケット
１５から除外する。

その結果、Ｅｌ記帳八へおいて日記を記入しようとする
時は（例えばｔ　９９０年６月ＩＬ（）、第２図に示す
が如く、ブック状体Ｂの各員１３に付設されたポケット
１５に前年同時期（１，９８９年６月１日）の日記り７
．２年前の同時期のｌコ記Ｄ２及び３年前の同時期の日
記り、がポケット１５にファイルされていると共に前年
同時期の１１記り、はポケット１−５の透明フィルムを
通して透視できるようポケッＩ、５内の前面に表出配置
されているのを見る。

カードを奇数年と偶数年の両グループに分けてもよい。

すなわち、第３図に示すが如くブック状体の各見開きの
左方の頁１．３　ａに付設された透明ボケッ）　ｉ　５
　ａに奇数年の日付表示１１ａを設けるカードＣａ、右
方の頁１３１〕に付設された透明ポケットｉ　５　ｂに
偶数年の日付表示１、　］、　ｂを設けるカードｃｂを
収納して日記帳Ａ１を構成する。

この場合、奇数年あるいは偶数年に対するカードが相互
に異色となるように一方あるいは両方に着色することが
望ましい。

なお、カードの両面に１１記欄を設け、２連年、２連続
奇数年あるいは２連続偶数年の同月同日など同時期の日
付を一面と他面に表示してもよい。

〔発明の効果〕

本発明は前述のように構成されているので、従来のよう
に連年がしばしば中断する煩わしさがなく、日記を記入
する時常に所望の前年数年の同時期の日記を同一の１１
記帳の各員において参照できると共に前年同時期の日記
は頁を開けば即時対照できる。

さらに各見開きの左方の頁に奇数年、右方の頁に偶数年
に対すカードを収納する場合は、前年と２年前の同時期
の日記を一覧のもとに比較対照できるので、過去２年間
における自己の生長過程が良く分かる。

この場合は、両方のカードが相互に異色となるようにず
れば、両者間の識別が容易となり、さらに有効である。

現代は情報の時代と言われるが、日記は自己の人生を記
録する重要かつ貴重な情報である。

本発明の連年式日記帳は、その日記を前述のように容易
かつ即時性をもって活用することを可能にし、充実した
豊かな人生を築くために極めて有効である。

以」二、本発明の好適な実施例につき説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内おいて種々の設計変更をな
し得ることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明連年式日記帳の開帳状態を示す斜視図、
第２図はその使用状態を示す一部裁断した斜視図、第３
図は他の実施例を示す平面図、第４図は従来の連年式日
記帳を示す斜視図である。 Ａ、　Ａ、・・・連年式１」記帳、Ｂ・・・ブック状体
、Ｃ・・・カード、Ｃａ・・・奇数年に対するカード、
ＣＩ）・・・偶数年に対するカード、 Ｉ）１・・・前年同時期の日記、 Ｄ２・・・２年前の同時期の日記、 Ｄ３・・・３年前の同時期の日記、１１−・・・Ｉコ付
表示、１−３・・・各員、１−３ａ・・・左方の頁、１
−３ｂ・・・右方の頁、１５・・・透明ポケット。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも日付表示と一定日数分の日記欄を設け
   るカードの１月から１２月までを前記カードを出し入れ
   可能に収納するための透明ポケットを各頁に付設するブ
   ック状体に収容して日記帳を構成し、このように収容さ
   れた前記カードに日記の記入を完了した後は、その時現
   在の日付を表示する前記カードに日記を記入する度に、
   その前記カードを前年同時期の日記が記入されている前
   記カードの上に重ねて前記ポケットに追加収納すると共
   に所望の年数を超過する古い日記を記入した前記カード
   を前記ポケットから除外することにより、常に所望の前
   年数年の日記を同一日記帳の前記ポケットにファイルす
   ると共に、なかでも前年の日記は前記ポケット内の前面
   に表出配置して成る連年式日記帳。
2. （２）各見開きの左右両頁のいずれか一方に付設する前
   記ポケットに奇数年、他方に付設する前記ポケットに偶
   数年の日付を表示する前記カードを収納する特許請求の
   範囲第１項記載の連年式日記帳。
3. （３）前記カードの両面に日記欄を設け、２連年、２連
   続奇数年あるいは２連続偶数年の日付を表示する特許請
   求の範囲第１項又は第２項記載の連年式日記帳。
4. （４）奇数年あるいは偶数年の日付を表示する前記カー
   ドが相互に異色となるように一方あるいは両方に着色す
   る特許請求の範囲第２項又は第３項記載の連年式日記帳
   。
5. （５）前記カードの日記欄の一定日数が１日で、前記同
   時期が同月同日である特許請求の範囲第１、２、３又４
   項記載の連年式日記帳。
6. （６）前記カードの日記欄の一定日数が１週間で、前年
   同時期が同月同週である特許請求の範囲第１、２、３又
   は４項記載の連年式日記帳。