JPH03254460A - 回転ヘッドシリンダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に用いることができる回転ヘ
ッドシリンダ装置に関するものである。

従来の技術 一般に回転ヘッドシリンダ装置は、第３図（７）。

（イ）に示すように、複数個のヘッド（ヘッドチップと
ヘッドベースが組立てられた状態をヘッドと呼ぶ。）ｓ
ａ　、ｓｂがヘッド固定用ビス６１Ｌ、６ｂによって固
定された上シリンダ１と、下シリンダ８にシャフト付ベ
アリング２を焼きばめし下シリンダ８に前記ヘッドに夫
々対応したチャンネルをもつ１ターン又は、複数回巻線
されたロータリートランス了ａを接着したものを備え、
かつシャフト付ベアリング２にディスク４と１ターン又
は、複数回巻線されたロータリートランス７ｂの接着し
たものを圧入しヘッド３＆、３ｂからの信号をリード線
又は、端子及びコネクタ（図示しない）等を経由し回転
側ロータリートランス７ｂに至らせている。そして回転
側ロータリートランス７ｂと対向する前記下シリンダ８
のロータリートランス７ａとによシ、回転体から固定側
へと信号を効率よく伝達している。

前記ヘッド３ｍ、３ｂの信号を正確にテープパターン上
に記録再生するために下シリンダ８には、テープを安定
よく走行させるよう一定の区間テープ下側を規制する段
差リード都１３が設けられている。！たシャフト付ベア
リング２の下端に固定されたモータボス１１０を介して
マグネッ）１１ａ。

マグネットケース１１ｂ、ロータボス固定用ビス１１ｄ
からなるモータロータユニット１１２５：設ケられ、こ
れと対向して下シリンダと一体に設けられたステータコ
イ１ｖＩＯＩＬ、１０ｂとで回転ヘッドシリンダを駆動
する構成となっている。

発明が解決しようとする課題 ところがこのような構成の回転ヘッドシリンダにお・い
て第３図（イ）に示す上シリンダ下面図より明らかなよ
うにヘッド３１Ｌ、３ｂを上シリンダ１にヘッド固定用
ビスｓａ　、ｓｂによって固定するとヘッド固定用ビス
ａａ、ｓｂの締め付は応力によって上シリンダ１に歪が
生じることがあった。オた、ヘッドａａ、３ｂをヘッド
固定用ビス６ａ。

６ｂによっ固定するためにヘッドベース３ａ’３ｂ′及
び上シリンダ１の厚みを薄くすることができず小型軽量
化を図ることが困難であった。

本発明は、このような従来の欠点を解消するものであり
、ヘッドのヘッドベースを接着する構成の回転ヘッドシ
リンダを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明の回転ヘッドシリンダは上シリンダのヘッドベー
スが当接する部分に黄銅の部材を鍛造又は圧入か接着も
しくは、メツキをすることによってヘッドを効率的な接
着による固定する構成としたものである。

作用 本発明の回転ヘッドシリンダ装置は、上シリンダ又はヘ
ッドベースのどちらかに接着剤を流すだけで簡単にヘッ
ドの取り付けができ応力歪の発生がないものである。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図、第２図とともに説明す
る。第１図（７）は上シリンダ下面図であり、第３図（
イ）と同一の部材には同一の符号を付す。また第１図（
イ）はヘッド取付用の部材の斜視図、第１図（つ）は前
記の部材を上シリンダに挿入した状態を示す断面図であ
る。第１図（イ）に示すヘッド取付用の部材２０ＩＬ（
２０ｂ）は黄銅又はニッケル製で、その表面には放射状
及び中央の円形状に溝２１１Ｌ（２１ｂ　）が形成され
ている。この部材２０ａ　。

２０ｂを第１図（つ）又は（７）に示すように、上シリ
ンダ１のヘッド３ａ、３ｂのべ−７，３Ｌ’　、３ｂ’
ノ当接するところにあらかじめ圧入もしくは接着してお
きこの部材２０ａ　、２０ｂ又はヘッドベース３ａ’　
、３ｂ’に第２図（７）に示すように接着剤を塗布し上
シリンダ上の部材２０＆　、２０ｂとヘッドベース３！
Ｌ’　、　３ｂ’を接着固定する。なお、部材２０ａ　
、２０ｂは鍛造により上シリンダ１と一体に形成しても
良い。

ここで回転ヘッドシリンダの上シリンダ１に取り付けら
れるヘッド３ａ、３ｂは、高さ方向及び回転方向共に精
度良く取り付ける必要がある。接着剤３０ａ　、ｓｏｂ
が部材２０ａ、２０ｂとへッドベ−Ｒ３ａ’　、３ｂ’
の間に介在すると精度が出にぐくなるため、部材２０ａ
　、２ｏｂに溝２１＆。

２１ｂを設けることによう余分な接着剤３０ａ。

３ｏｂを流し込みその影響をなくすように構成されてい
る。この構成は、さらにヘッド３　ａ　／３ｂ’の接着
面を全面で受けないため異物による精度悪化等が減す高
精度な接着によるヘッド３１Ｌ。

３ｂの取り付けが可能となる。他にヘッドベース３１Ｌ
’　、３ｂ’に同様の溝を設けても同様の効果が得られ
る。

発明の効果 以上のように本発明の回転ヘッドシリンダは上シリンダ
に黄銅又はニッケルの部材を最適な形状で鍛造か、圧入
もしくは接着しておくことによってヘッドベースとの接
着を効果的に早く行なうことができる構成とした回転ヘ
ッドシリンダ装置であるから、シリンダユニットでの組
立てに釦けるヘッド取り付はビス７５：不要で、それに
ともなう上シリンダのへンド取り付はビス用の穴加工と
タップ加工も不要となる。また上シリンダにヘッドを取
り付けるためのビスによって発生してｂた締め付はトル
クによる歪も発生しないため極めて高い精度でヘッドが
取り付けできる同時に、上シリンダ及びヘッドベースの
大幅な薄型化と小型軽量化が図れる。オた多ヘツド化に
も効果的である。特に本発明によれば回転ヘッドシリン
ダの小型軽量化と同時に性能向上及び合理化も図れ実用
上極めて有利なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（７）は本発明の一実施例に卦ける回転ヘッドシ
リンダの上シリンダの下面図、第１図（イ）はその断面
図、第１図（つ）は部材の斜視図、第２図（７）は、本
実施例の組立工程に訃ける上シリンダの下面図、第２図
（イ）はヘッド取付完成状態を示す下面図、第３図（７
）は従来の回転ヘッドシリンダの断面図、第３図（イ）
は従来例の上シリンダの下面図である。 １・−・・・・上シリンダ、３ＩＬ、３ｂ・・・・・・
ヘッド、２０ａ　、２０ｂ−・−・−、部材、２１ａ、
２１ｂ−−−−＝溝、３０１Ｌ　、　３ｏｂ・・・−・
・接着剤。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープに信号を記録再生するための磁気ヘッドと、
   前記磁気ヘッドを固定しかつテープのガイドである回転
   ドラムとを回転自在に軸承するシャフトと、テープを一
   定の条件で走行させるための固定ドラムをそなえた回転
   ヘッドシリンダ装置において、前記磁気ヘッドのベース
   を取り付ける回転ドラム上に前記ベースと当接する部分
   に黄銅又はニッケルの部材を設けたことを特徴とする回
   転ヘッドシリンダ装置。