JPH05326280A - ロータリトランス - Google Patents

ロータリトランス

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JPH05326280A
JPH05326280A JP4157556A JP15755692A JPH05326280A JP H05326280 A JPH05326280 A JP H05326280A JP 4157556 A JP4157556 A JP 4157556A JP 15755692 A JP15755692 A JP 15755692A JP H05326280 A JPH05326280 A JP H05326280A
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JP
Japan
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core
drum
coil
rotary transformer
fixed
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JP4157556A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Akiyasu
均 秋保
Naoki Ono
直樹 小野
Tetsuya Iguchi
哲也 井口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリトランスのコアをドラムに簡単にか
つ正確な位置に取り付け固定する。また、コイルをコイ
ル溝に強固に接着する。また、ドラムモータを薄型化し
てモータの回転制御を行なう。 【構成】 フェライト樹脂で形成されたコア3と金属板
で円板状に形成された取付金具31とを射出インサート
成形で一体に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
などに設けられ、回転ドラムと固定ドラムとの間で電気
的信号の授受を行なうロータリトランスに関する。
【0002】
【従来の技術】回転部材に設けられた回路と固定部材に
設けられた回路との間で電気的信号の授受を行なう手段
の1つにロータリトランスがある。例えばビデオテープ
レコーダにおいて、磁気ヘッドが搭載された回転ドラム
と、前記回転ドラムと同心状に設けられた固定ドラムと
の間で信号の授受を行なうために、回転ドラム側に設け
られたロータコアと、固定ドラム側に設けられたステー
タコアとからなるロータリトランスが用いられている。
【0003】前記ロータリトランスの1つとして、ロー
タコアとステータコアとを円板状に形成し、微小間隙を
介して同心状に対向させ、各コアの対向面に同心状に複
数個のコイル溝を設け、前記コイル溝にコイルを装着し
たものがある。このように構成されたロータリトランス
において、各コアを各ドラムに取り付ける場合、従来は
コアをドラムに装着するか、または図23に示すように
取付金具1を用いて取り付けていた。
【0004】すなわち図23において、固定ドラム2上
にステータコア3が同心状に載置されており、ステータ
コア3の上面には2個のコイル溝3aが同心状に形成さ
れている。またコイル溝3a内には、それぞれコイル4
が装着固定されており、ステータコア3の上面外周には
段差部3bが同心状に形成されている。そして一端が固
定ドラム2の上面にネジ5で固定された少くとも2個の
取付金具1の上端が段差部3bに係止されている。また
固定ドラム2とステータコア3の中心には、それぞれ図
示しない回転軸が回転自在に挿通される貫通孔2a、3
cが形成されている。このようにしてステータコア3は
取付金具1により固定ドラム2にネジ止め固定されてい
る。
【0005】図24に一般的なコアの形状を示す。なお
以降の各図において、図23に示す従来例の部分に対応
する部分には同一の符号を付しており、その説明は適宜
省略する。図24において、ステータコア3は焼結フェ
ライト樹脂で円板状に形成されており、ステータコア3
のコア対向面には複数個、例えば2個のコイル溝3aが
同心状に形成されている。またコイル溝3a内には図2
5に示すようにコイル4が装着され、接着剤6で接着固
定されている。そして従来はコイル溝3aの底面3dは
面粗度が10μm以下であり、比較的平滑であった。な
お図示しないがロータコアもほぼ同様に構成されてい
た。
【0006】一方、図26に従来のドラム回転装置の構
成を示す。固定ドラム2の中心には軸受11を介して回
転軸12が回転自在に支持されており、回転軸12の上
端にはフランジ13が同心状に圧入固定されている。フ
ランジ13の上部には回転ドラム14がネジ15により
同心状に固定されており、回転ドラム14の下面外周に
は複数個の磁気ヘッド16がネジ17により固定され、
外周に僅かに突出している。またフランジ13の下端に
はロータコア18が同心状に固定されており、ロータコ
ア18はステータコア3と対向している。
【0007】回転軸12の下端にはフランジ19を介し
て腕形のモータロータ20がネジ21により同心状に取
り付けられており、固定ドラム2の下面にはモータステ
ータ22がネジ23により同心状に固定されている。ま
たモータステータ22の外周にはモータ駆動用コイル2
4が巻装されており、モータロータ20の内周にはコイ
ル24に対向してモータ駆動用着磁マグネット25が同
心状に取り付けられている。
【0008】一方、モータステータ22の下端外周には
方形波状にパターニングしたプリント基板26が同心状
に取り付けられており、モータロータ20の内側底面に
はプリント基板26に対向して着磁マグネット27が設
けられている。そして着磁マグネット27の回転により
プリント基板26にFGパルスを発生させ、FGパルス
を検知することによりドラムモータの回転を制御するよ
うになっている。なお、プリント基板26の代りにホー
ル素子やMR素子を配することもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】コアをドラムに装着に
より固定する方法によると、接着剤の劣化により接着強
度が長期間保持されないおそれがあり、しかも装着面を
平坦にしないと十分な接着強度が得られないという問題
もあった。
【0010】また図23に示すように、取付金具1を介
してネジ止めする場合は、2個以上の取付金具1を固定
ドラム2とコア3との心合わせしながら固定ドラム2に
ネジ止め固定しなければならず、取付作業性が悪いとい
う問題があった。
【0011】また図24に示すコア3によると、コイル
溝3aの底面3dの面粗度が低いため、接着剤の接触面
積が小さくコイル4の接着強度が弱いという問題があっ
た。この問題を解決するためには、コイル溝3aの底面
3dの面粗度を上げて粗くすればよいが、金型成形で粗
面を成形しようとすると、焼結フェライトを使用した場
合には金型がすぐ摩耗してしまう。また後加工や化学処
理によって面粗度を上げることもできるが、工数やコス
トが増大する。さらにコア3を焼結フェライトで成形し
た場合は、面粗度を上げるともろくなり、欠けが発生す
るおそれがあるなどの問題があった。
【0012】一方、図26に示す従来のドラム回転装置
によると、PGパルスを発生させるためにモータステー
タ22にプリント基板26を設け、モータロータ20に
着磁用マグネット27を設けなければならないため、モ
ータの構造が複雑となり薄型化の支障となるという問題
があった。
【0013】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、第1の発明はコアをドラムに簡単にかつ正確な
位置に取り付け固定することのできるロータリトランス
を提供することを目的とする。
【0014】また第2の発明はコアに形成されたコイル
溝にコイルを強固にかつ安価に接着することのできるロ
ータリトランスを提供することを目的とする。
【0015】また第3の発明はモータを薄型化してモー
タの回転制御を行なうことのできる安価なロータリトラ
ンスを提供することを目的とする。。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の第1の
発明のロータリトランスは、フェライト樹脂で形成され
たコア3を有し、磁気記録再生装置の固定ドラムと回転
ドラムとの間の信号の授受を行なうロータリトランスに
おいて、コア3をドラムに取り付けるために、コア3と
射出インサート成形により一体に構成された取付金具3
1を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項2に記載のロータリトランスは、取
付金具31がコア3と同心の円板状に構成され、コア3
内に突出する同心状の折曲部31eを有することを特徴
とする。
【0018】請求項3に記載の第2の発明のロータリト
ランスは、フェライト樹脂で形成されたコア3と、コア
3の表面に同心状に形成されたコイル溝3aとを有し、
磁気記録再生装置の固定ドラムと回転ドラムとの間の信
号の授受を行なうロータリトランスにおいて、コイル溝
3aの底面3dに粗面41を形成したことを特徴とす
る。
【0019】請求項4に記載のロータリトランスは、コ
イル溝3aにコイル接着のための接着剤6が流入する凹
部42、43を形成したことを特徴とする。
【0020】請求項5に記載の第3の発明のロータリト
ランスは、磁気記録再生装置の固定ドラム2と回転ドラ
ム14とにそれぞれ同心状に固定されたコア3、18を
有し、コア3、18を介して両ドラム2、14間の信号
の授受を行なうロータリトランスにおいて、回転ドラム
14に固定されたコア18をフェライト樹脂で形成する
とともに、コア18の外周に複数個の凹凸部51、52
を等配に設け、コア18の回転によってパルスを発生す
るコイル53を凹凸部51、52に対向して固定ドラム
2に設けたことを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1に記載のロータリトランスにおいて
は、コア3をドラムに取り付けるための取付金具31を
コア3と一体に射出インサート成形により構成したの
で、コア3の取付工数を削減し取り付けの位置出しを容
易にかつ正確に行なうことができる。
【0022】請求項2に記載のロータリトランスにおい
ては、取付金具31に同心状に折曲部31eを設けてコ
ア3内に突出させたので、折曲部31eをコイル溝3a
間に突出させることによりショートリングと同様の作用
が得られ、クロストーク特性を向上させることができ
る。
【0023】請求項3に記載のロータリトランスにおい
ては、コア3をフェライト樹脂で形成したので、コア3
のコイル溝3aの底面3dを欠けを発生させることなく
容易に面粗度を上げることができる。そしてコイル溝3
aの底面3dの面粗度を上げることによりコイル4の接
着剤6による接着力を増すことができる。
【0024】請求項4に記載のロータリトランスにおい
ては、コイル溝3aに凹部42、43を形成したので、
コイル溝3a内に注入された接着剤6がコイル4を挿入
するときに凹部42、43内に逃げ、接着剤6のコイル
溝3aからのはみ出しを少くすることができる。
【0025】請求項5に記載のロータリトランスにおい
ては、ロータコア18の外周に凹凸部51、52を設
け、モータの回転制御用のFGパルスを発生させるコイ
ル53をロータコア18の外周に設けたので、ドラムモ
ータの薄型化とコストの低減を図ることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明のロータリトランスの実施例を
図面を参照して説明する。なお各図面の図23乃至図2
6に示す従来例の部分には対応する部分には同一の符号
を付してあり、その説明は適宜省略する。
【0027】図1乃至図3に第1の発明の一実施例の構
成を示す。取付金具31は図3に示すように、真鍮、ス
テンレス鋼、アルミニウムなどの厚さ約1mmの金属板
を、プレス加工などでほぼ円板状に形成されてなってい
る。取付金具31には直径方向に1対の突出部31aが
形成されており、突出部31aには取付用孔32が設け
られている。また突出部31aに対して直角方向には、
位置決め用の凸部31b及び凹部31cが形成されてい
る。さらに取付金具31の表面には剥離防止用孔33が
設けられており、その表面にはフェライト樹脂で円板状
に形成されたコア3が、インサート成形により同心状に
一体に構成されている。なお符号31dは取付金具31
の中心に形成された回転軸挿通孔である。
【0028】次に図4を参照して、本実施例の製造工程
を説明する。前述したような金属板30を工程101に
おいて、プレスなどにより図3に示すようにほぼ円板状
に打ち抜くプレス加工を行なう。次に工程102におい
て、図3に示す形状にプレス加工された取付金具31を
射出成形機の金型内にセットし、取付金具31の表面に
図1及び図2に示すようにフェライト樹脂をインサート
成形して、コア3を取付金具31と同心状に一体に構成
する。次に工程103において、コア3のロータリトラ
ンス対向面などを研削加工して平面とする。
【0029】次に工程104において、コイル溝3a内
に図示しないコイルを組み込み、工程105においてス
テータコア34を完成する。さらに工程105において
ステータコア34を図23に示す固定ドラム2にネジ5
を取付孔32を通してネジ止め固定する。
【0030】本実施例によれば、ステータコア3と取付
金具31とがインサート成形により一体に構成され、取
付金具31を介して固定ドラム2に固定されるので、取
付工数を削減し取付位置の精度を向上させることができ
る。
【0031】また取付金具31に図7、8に示すように
プレス加工により3個の折曲部31dを形成して、図
5、6に示すようにフェライト樹脂を取付金具31の両
面にインサート射出成形し、折曲部31dをコア3のコ
イル溝3a間に埋め込むことにより、ショートリングの
作用をもたせてクロストーク特性を向上させることがで
きる。従って別部材としてのショートリングは不要とな
る。
【0032】なお上記各実施例ではステータコア3につ
いて説明したが、ロータコア側も同様に構成してもよ
い。
【0033】図9乃至図11に第2の発明の一実施例の
構成を示す。本実施例の特徴は図24に示すコア3のコ
イル溝3aの底面3dに粗面41を形成した点にある。
コア3はフェライト樹脂で一体成形されており、粗面4
1も同時に形成される。また底面3dには複数個の接着
剤の逃げ凹部42が設けられており、コイル溝3aの周
壁には複数個の接着剤の逃げ溝43が設けられている。
なお粗面の面粗度としては50乃至200μm程度が適
当である。
【0034】本実施例によれば、コイル溝3aの底面3
dに粗面41が形成されているので、接着剤6とコア3
との接着面積が広くとれる。この結果後加工や化学処理
をすることなくコイル4とコア3との接着力を向上させ
ることができる。またコイル溝3aには接着剤6の逃げ
凹部42及び逃げ溝43が設けられているので、コイル
4を挿入するときに接着剤が逃げ凹部42及び逃げ溝4
3に逃げ、接着剤6がコイル溝3aの外部にはみ出す可
能性が少ない。さらにコイル4の接着力が増すためコイ
ル4の浮きなどの不良の発生を防止することができ、接
着剤6の使用量を少くすることができる。またコア3の
材料としてフェライト樹脂を用いているため、成形が容
易となり金型の摩耗を少くおさえることができ、しかも
欠けの発生も少くすることができる。
【0035】図12乃至図16に第3の発明の一実施例
の構成を示す。本実施例の特徴は図26に示す従来例に
おけるプリント基板26及びFG用着磁マグネット27
を取り除き、ロータコア18の外周に凸部51及び凹部
52を交互に設け、固定ドラム2の内周に凹凸部51、
52に対向してPGコイル53を設けた点にある。他の
部分の構成は図26に示す従来例と同様である。
【0036】ロータコア18は図13、14に示すよう
にフェライト樹脂の射出成形により円板状に形成されて
おり、外周に等ピッチで凸部51と凹部52とが交互に
設けられており、ステータコア3との対向面に2個のコ
イル溝18aが同心状に形成されている。またコイル溝
18a内にはそれぞれコイル54が固定されており、中
心にステータドラム2のボス部が遊嵌する貫通孔18b
が形成されている。なお図13に示す符号55はコイル
4に接続されたリード線である。
【0037】PGコイル53は図15、16に示すよう
に、フェノールなどの非磁性樹脂で鼓状に形成されたボ
ビン61にコイル62が巻回されてなっており、中心孔
に着磁マグネット63が装着されている。また巻線の外
周には図示しない絶縁テープが巻回されており、コイル
62の両端にはリード線64が接続されている。
【0038】次に本実施例の作用を図17乃至図19を
参照して説明する。PGコイル53からは図17に示す
ように磁束71が発生している。PGコイル53に対向
しているロータコア18が回転し、図18に示すように
凸部51がA1 →A2 →A3と移動すると、PGコイル
53の鎖交磁束が変化する。この結果、PGコイル53
のリード線64間の電圧が図19に示すように変化し、
ロータコア18が1回転する間に凸部51の数だけのF
Gパルスが発生する。
【0039】本実施例によれば、従来ドラムモータ側に
設けられていたプリント基板26及び着磁マグネット2
7がなくなるので、モータを薄型化することができる。
またPGコイル53はプリント基板26と着磁マグネッ
ト27のコストの合計より安いのでコストの低減を図る
ことができる。さらにロータコア18がフェライト樹脂
で形成されており成形性がよいので、焼結フェライトで
は困難であった凹凸部51、52を容易に成形すること
ができる。従って、後加工が殆んど必要とせず、この点
からもコストを低減することができる。
【0040】上記実施例ではPGコイル53の軸方向が
ロータコア18の表面に平行な場合について説明した
が、図20に示すようにロータコア18の表面に直角の
方向に配設してもよい。また上記実施例では平板型ロー
タリトランスについて説明したが、円筒型ロータリトラ
ンスにも応用することができる。この場合は図21、2
2に示すように外側に設けられた円筒形のロータコア8
1の外周に、円周方向に凸部82と凹部83を交互に等
ピッチで設け、図示しないPGコイルを凹凸部82、8
3に対向配置すればよい。なお図22に示す符号84は
2チャンネルのコイルであり、符号85は各コイル84
に接続されたリード線である。また上記各実施例におけ
るステータコア3はフェライト樹脂製でも焼結フェライ
ト製でもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
ロータリトランスによれば、コアと取付金具とを射出イ
ンサート成形により一体に構成したので、コアの取付工
数を削減し取り付けの位置出しを容易にかつ正確に行な
うことができる。
【0042】請求項2に記載のロータリトランスによれ
ば、取付金具に同心状に折曲部を設けてコア内のコイル
溝間に突出させたので、別部材を用いることなくクロス
トーク特性を向上させることができる。
【0043】請求項3に記載のロータリトランスによれ
ば、コアをフェライト樹脂で形成したので、コイル溝の
底面を欠けを発生させることなく容易に面粗度を上げる
ことができコイルの接着剤によるコアへの接着力を増す
ことができる。
【0044】請求項4に記載のロータリコアによれば、
コイル溝に凹部を形成したので、コイルをコイル溝に挿
入するときにコイル溝内に注入された接着剤が凹部内に
逃げ、接着剤のコイル溝内からのはみ出しを少くするこ
とができる。
【0045】請求項5に記載のロータリトランスによれ
ば、ロータコアの外周に凹凸部を設け、凹凸部に対向し
てFGコイルを設けたので、ドラムモータの薄型化とコ
ストの低減を図ることができる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリトランスの第1の発明の一実
施例の構成を示す裏面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の取付金具の構成を示す平面図である。
【図4】図1に示すロータリトランスの製造工程を示す
工程図である。
【図5】第1の発明の他の実施例の構成を示す裏面図で
ある。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図5の取付金具を示す平面図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】本発明のロータリトランスの第2の発明の一実
施例の構成を示す斜視図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】図9のE−E線断面図である。
【図12】本発明のロータリトランスの第3の発明の一
実施例が用いられた回転ドラム装置の構成を示す縦断面
図である。
【図13】図12のロータコアの構成を示す平面図であ
る。
【図14】図13のF−F線断面図である。
【図15】図12のPGコイルのボビンの構成を示す斜
視図である。
【図16】図12のPGコイルの構成を示す正面図であ
る。
【図17】図16のPGコイルが発生する磁束を示す説
明図である。
【図18】図16のPGコイルの作用を示す説明図であ
る。
【図19】図18のPGコイルが発生するFGパルスを
示す線図である。
【図20】第3の発明の他の実施例による回転ドラム装
置の構成を示す縦断面図である。
【図21】第3の発明の別の実施例によるロータリトラ
ンスの構成を示す平面図である。
【図22】図21のG−G線断面図である。
【図23】従来のロータリトランスの一例の構成を示す
縦断面図である。
【図24】従来のロータリトランスのステータコアの一
例の構成を示す斜視図である。
【図25】図24のステータコアにコイルを接着した状
態を示す断面図である。
【図26】従来の回転ドラム装置の一例の構成を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
2 回転ドラム 3 ステータコア 3a コイル溝 3d 底面 6 接着剤 14 回転ドラム 18 ロータコア 31 取付金具 31e 折曲部 41 粗面 42 逃げ凹部(凹部) 43 逃げ溝(凹部) 51 凸部 52 凹部 53 PGコイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト樹脂で形成されたコアを有
    し、磁気記録再生装置の固定ドラムと回転ドラムとの間
    の信号の授受を行なうロータリトランスにおいて、 前記コアを前記ドラムに取り付けるために、前記コアと
    射出インサート成形により一体に構成された取付金具を
    設けたことを特徴とするロータリトランス。
  2. 【請求項2】 取付金具がコアと同心の円板状に構成さ
    れ、コア内に突出する同心状の折曲部を有することを特
    徴とする請求項1記載のロータリトランス。
  3. 【請求項3】 フェライト樹脂で形成されたコアと、前
    記コアの表面に同心状に形成されたコイル溝とを有し、
    磁気記録再生装置の固定ドラムと回転ドラムとの間の信
    号の授受を行なうロータリトランスにおいて、 前記コイル溝の底面に粗面を形成したことを特徴とする
    ロータリトランス。
  4. 【請求項4】 コイル溝にコイル接着のための接着剤が
    流入する凹部を形成したことを特徴とする請求項3記載
    のロータリトランス。
  5. 【請求項5】 磁気記録再生装置の固定ドラムと回転ド
    ラムとにそれぞれ同心状に固定されたコアを有し、前記
    コアを介して前記両ドラム間の信号の授受を行なうロー
    タリトランスにおいて、 前記回転ドラムに固定された前記コアをフェライト樹脂
    で形成するとともに、前記コアの外周に複数個の凹凸部
    を設け、前記コアの回転によってパルスを発生するコイ
    ルを前記凹凸部に対向して前記固定ドラムに設けたこと
    を特徴とするロータリトランス。
JP4157556A 1992-05-25 1992-05-25 ロータリトランス Withdrawn JPH05326280A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021212000B3 (de) 2021-10-25 2023-03-23 Mahle International Gmbh Elektrischer Drehtransformator zur induktiven Energieübertragung und fremderregte elektrische Synchronmaschine

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