JP2563276B2 - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

Info

Publication number
JP2563276B2
JP2563276B2 JP61206348A JP20634886A JP2563276B2 JP 2563276 B2 JP2563276 B2 JP 2563276B2 JP 61206348 A JP61206348 A JP 61206348A JP 20634886 A JP20634886 A JP 20634886A JP 2563276 B2 JP2563276 B2 JP 2563276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin magnet
main permanent
magnet
outer peripheral
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61206348A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6364561A (ja
Inventor
薫 松岡
茂雄 小幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61206348A priority Critical patent/JP2563276B2/ja
Publication of JPS6364561A publication Critical patent/JPS6364561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563276B2 publication Critical patent/JP2563276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダやオーディオカセッ
トテープレコーダ、レコードプレーヤ等の映像・音響機
器に用いられるブラシレスモータに関するものである。
従来の技術 従来の技術としては、例えば、ナショナル・テクニカ
ル・レポート第28巻第3号(1982年6月)第168ページ
に記載されているようなブラシレスモータがある。以下
この従来例について、第3図を参照しながら説明する。
第3図はこの従来例の側断面図である。
第3図において、このブラシレスモータ1は、第1の
平面部2に所定の極数の着磁が施され、第2の平面部3
には磁性材料製のバックヨーク4が当接して接着等の手
段により固着されている円環状の永久磁石5の前記第1
の平面部2と、前記永久磁石5と一体的に回転する磁性
材料製の円環状または円板状のヨーク6とを対向配置す
ることにより磁気空気を構成し、その対向面間に形成さ
れた磁気空間内に複数相の固定子巻線7ならびに前記永
久磁石5の回転位置を検出するための回転位置検出部8
が配設された電気配線部を有するところの非磁性材料製
の固定子平板9を具備してなる。前記永久磁石5は主と
してフェライト、希土類コバルト合金等の焼結磁石から
構成されている。また、前記バックヨーク4には、カシ
メ、ビス止め、接着等の手段により、アルミニウム、ア
ルミニウム合金、真鍮等から成る金属材料製の回転子ボ
ス10が固着され、その回転子ボス10には前記永久磁石5
と一体的に回転するモータ軸11が圧入、接着、ビス止め
等の手段により固着されている。前記モータ軸11はモー
タ基板12に取り付けられた軸受部材13の軸受a13aならび
に軸受b13bに嵌合し、回転自在に軸承され、またスラス
ト受け材14に当接してスラスト支持される。バックヨー
ク4の外周部に取り付けられた円環状の樹脂磁石50は周
面部に複数の着磁が施され、前記樹脂磁石50の近傍に設
けられた回転周波数検出手段51は、前記樹脂磁石50周面
部の着磁を検出することにより前記主永久磁石5の回転
周波数を検出する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記のように構成された従来のブラシ
レスモータ1の永久磁石5は、フェライト、希土類コバ
ルト合金等から成る焼結磁石であるため、焼結した直後
におきましては第1の平面部2ならびに第2の平面部3
の面の反りが大きく、前記永久磁石5の面の反りを無く
すために、前記永久磁石5を研削加工した後にモータに
組み込まなければならないという欠点があった。また前
記永久磁石5をバックヨーク4に固着保持するために、
接着工程が必要であり、ブラシレスモータのコストダウ
ンを妨げていた。
また樹脂磁石50がバックヨーク4の外周部に圧入もし
くは接着等の手段により取り付けられているため、モー
タが衝撃を受けた場合には前記樹脂磁石50が前記バック
ヨーク4から抜け落ちるという欠点があった。また前記
樹脂磁石50の温度膨張係数が磁性材料製の前記バックヨ
ーク4よりも大きいので、温度変化を受けた場合も容易
に抜け落ちたり、もしくは割れたりするという欠点があ
った。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、安
価なブラシレスモータを提供するものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明のブラシレスモー
タは、第1の平面部に所定の極数の着磁が施され、かつ
外周面に複数の着磁が施された円環状または円板状の主
永久樹脂磁石と、その主永久樹脂磁石の第2の平面部側
に配された磁性材料製のバックヨークとを含めてなる回
転子と、前記主永久樹脂磁石の第1の平面部に対向して
固定子巻線が固定子板上に施された固定子と、前記主永
久樹脂磁石の外周面近傍に設けられ、前記主永久樹脂磁
石外周面に施された着磁を検出することにより前記回転
子の回転周波数を検出する少なくとも1個の磁気検出素
子を含めてなる回転周波数検出手段とを具備し、かつ少
なくとも前記主永久樹脂磁石の外周部と内周部とに、断
面がコ字形状であるような凹部を全周にわたって形成
し、前記凹部内に前記バックヨークの外周部と内周部と
を挾着することにより前記バックヨークを一体的に保持
するように、前記主永久樹脂磁石を成型により形成した
構成とするものである。
作用 本発明は、前記した構成により、永久磁石の研削加
工、接着工程を無くすことができ、かつ回転子の回転周
波数検出用の樹脂磁石をも無くすことができ、安価なブ
ラシレスモータを実現することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第1図、第2図を
参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す側断面図であ
る。第1図において、この第1の実施例のブラシレスモ
ータ27は、第1の平面部16に複数の所定の極数の着磁が
施され、かつ外周面41に複数の着磁が施され、その中心
部にモータ軸11を固着保持するボス部29aを設けた円環
状または円板状の主永久樹脂磁石29と、前記主永久樹脂
磁石29の第2の平面部17に当接し、前記主永久樹脂磁石
29と一体的に回転する磁性材料製のバックヨーク2とを
含めてなる回転子21と、前記主永久樹脂磁石29の第1の
平面部16と所定の隙間を有して対向し、電気配線部を有
するところの固定氏板22ならびに、その固定子板22上に
施された複数相の固定子巻線7及び前記回転子21の回転
位置を検出するための回転位置検出部8を含めてなる固
定子23を具備して成る。前記樹脂磁石29は、溶融した、
例えばポリアミド等から成る熱可塑性の樹脂材料に、フ
ェライト、また希土類コバルト合金等の永久磁石材料の
粉末を混入し、混練することにより樹脂材料と永久磁石
材料から成る複合材料とし、この複合材料を用いて例え
ば射出成型等の成型法により成型して形成される。前記
バックヨーク28は、あらかじめ前記主永久樹脂磁石29の
成型金型(図示せず)等に入れられ、インサート成型等
の成型手法により前記主永久樹脂磁石29で一体的に形成
され、前記主永久樹脂磁石29に挾着保持される。前記主
永久樹脂磁石29は第1図に示すように、前記主永久樹脂
磁石29の外周部側及び内周部側に全周にわたってそれぞ
れ設けられた、断面が略々コ字形状であるような凹部28
b,凹部29c内に、前記バックヨーク28の端面部28aならび
に、端面部28bを挾着し、前記バックヨーク28を保持す
るように構成されている。回転子21と一体的に回転する
モータ軸11は、前記ボス部29aに固着保持され、モータ
基板12に取り付けられた軸受部材13の軸受a13aならび
に、軸受b13bに嵌合し、回転自在に軸承され、前記固定
子板22上に設けたスラスト部材(図示せず)によりスラ
スト支持される。主永久樹脂磁石29の外周面近傍には少
なくとも1個の磁気検出素子を含めてなる回転周波数検
出手段40が設けられ、前記主永久樹脂磁石29の外周面41
に施された着磁を検出することにより回転子21の回転周
波数を検出する。なお、前記磁気検出素子はインダクテ
ィブ型ヘッド、もしくは磁気抵抗型ヘッド(MRヘッド)
等にて構成される。
以上のように本実施例のブラシレスモータ27は、従来
例の焼結磁石の代わりに、樹脂材料と永久磁石材料の複
合材料から成る樹脂磁石が使用されており、またバック
ヨーク28はインサート成型等により全周にわたって形成
された主永久樹脂磁石29の凹部29b,凹部29c内に、前記
バックヨーク28の端面部28aと端面部28bとが挾着保持さ
れているので、前記主永久樹脂磁石29を前記バックヨー
ク28に組み込む際、接着は全く不要となり、ブラシレス
モータのコストダウンを容易に実現することができる。
また主永久樹脂磁石29のボス部29aは、直接モータ軸11
を固着保持しているので、第3図に示す回転子ボス10は
不要となり、モータの部品点数を低減することが可能と
なり、モータのコストダウンを容易に実現できる。さら
に主永久樹脂磁石29の第1の平面部16のみならず外周面
41に複数の着磁を施し、この着磁を検出することによ
り、回転子21の回転周波数を検出する構成としているの
で、従来例の樹脂磁石50は不要となり、ブラシレスモー
タのコストダウンを容易に実現することができる。
以下本発明の第2の実施例について、第2図を参照し
ながら説明する。第2図は本発明の第2の実施例を示す
側断面図である。第1図の構成と異なるのは、金属材料
製の回転子ボス31を、インサート成型により成型した主
永久樹脂磁石30に、バックヨーク28とともに挾着保持さ
れるように構成した点である。前記金属材料製の回転子
ボス31は、前記主永久樹脂磁石30の内周部の一部に設け
られた断面が略々コ字形状であるような凹部30a内に包
み込まれるようにして固着保持され、モータ軸11は前記
回転子ボス31の中心部に設けた穴部31aに圧入等の手段
により固着保持される。上記のように構成したモータ軸
11を圧入等により固着保持する回転子ボス31が金属材料
製であるため、前記モータ軸11の前記回転子ボス31から
の抜き強度を大きくすることができ、モータが振動、衝
撃を受けた場合、前記回転子ボス31から前記モータ軸11
の抜けを防止することができる。
発明の効果 以上のように本発明のブラシレスモータは、第1の平
面部に所定の極数の着磁が施され、かつ外周面に複数の
着磁が施された円環状または円板状の主永久樹脂磁石
と、その主永久樹脂磁石の第2の平面部側に配された磁
性材料製のバックヨークとを含めてなる回転子と、前記
主永久樹脂磁石の第1の平面部に対向して固定子巻線が
固定子板上に施された固定子と、前記主永久樹脂磁石の
外周面近傍に設けられ、前記主永久樹脂磁石外周面に施
された着磁を検出すことにより前記回転子の回転周波数
を検出する少なくとも1個の磁気検出素子を含めてなる
回転周波数検出手段とを具備し、かつ少なくとも前記主
永久樹脂磁石の外周部と内周部とに、断面がコ字形状で
あるような凹部を全周にわたって形成し、前記凹部内に
前記バックヨークの外周部と内周部とを挾着することに
より前記バックヨークを一体的に保持するように、前記
主永久樹脂磁石を成型により形成したことにより、ブラ
シレスモータを用いる永久磁石の研削加工工程ならび
に、バックヨークへの接着工程を省くことができるの
で、ブラシレスモータのコストダウンを容易に実現する
ことができる。また、回転周波数検出用の樹脂磁石を永
久樹脂磁石と兼用することができるので、モータの部品
点数が低減し、安価なブラシレスモータを実現できると
いう優れた効果を得ることができる。また、ブラシレス
モータが外部から衝撃を受けても、あるいは著しく温度
変化を受けても、主永久樹脂磁石は凹凸の嵌まり合いに
よってバックヨークから不要に離脱することは無い。ま
たモータが温度変化を受けても、主永久樹脂磁石はモー
タの半径方向に均一に膨張あるいは収縮するので、モー
タの回転子が一回転する間、磁気検出素子との空隙距離
は一定に保たれて、磁気検出素子からは安定した出力を
得ることができ、周波数発電機の精度も劣化せず、モー
タの回転むらを招くことは無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における側断面図、第2
図は本発明の第2の実施例における側断面図、第3図は
従来例のブラシレスモータにおける側断面図である。 7……固定子巻線、29、30……主永久樹脂磁石、28……
バックヨーク、21……回転子、22……固定子板、23……
固定子、40……回転周波数検出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−220060(JP,A) 特開 昭60−28760(JP,A) 特開 昭60−187251(JP,A) 特開 昭58−157361(JP,A) 実開 昭61−96780(JP,U) 実開 昭61−165081(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の平面部に所定の極数の着磁が施さ
    れ、かつ外周面に複数の着磁が施された円環状または円
    板状の主永久樹脂磁石と、その主永久樹脂磁石の第2の
    平面部側に配された磁性材料製のバックモークとを含め
    てなる回転子と、前記主永久樹脂磁石の第1の平面部に
    対向して固定子巻線が固定子板上に子された固定子と、
    前記主永久樹脂磁石の外周面近傍に設けられ、前記主永
    久樹脂磁石外周面に施された着磁を検出することにより
    前記回転子の回転周波数を検出する少なくとも1個の磁
    気検出素子を含めてなる回転周波数検出手段とを具備
    し、かつ前記主永久樹脂磁石の外周部との内周部とに、
    断面がコ字形状であるように凹部を全周にわたって形成
    し、前記凹部内に前記バックヨークの外周部と内周部と
    を挾着することにより前記バックヨークを一体的に保持
    するように、前記主永久樹脂磁石を成型により形成した
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
JP61206348A 1986-09-02 1986-09-02 ブラシレスモ−タ Expired - Fee Related JP2563276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61206348A JP2563276B2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02 ブラシレスモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61206348A JP2563276B2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02 ブラシレスモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6364561A JPS6364561A (ja) 1988-03-23
JP2563276B2 true JP2563276B2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=16521817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61206348A Expired - Fee Related JP2563276B2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02 ブラシレスモ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2563276B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5066072A (en) * 1989-08-23 1991-11-19 Jidosha Kiki Co., Ltd. Hydraulic brake pressure control valve
JP6480157B2 (ja) * 2014-11-17 2019-03-06 日本電産サンキョー株式会社 モータ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59220060A (ja) * 1983-05-25 1984-12-11 Takahashi Yoshiteru 周波数発電機を有するブラシレスモ−タ
JPS60187251A (ja) * 1984-03-02 1985-09-24 Shikoo Giken:Kk 周波数発電機を内蔵するデイスク型ブラシレスモ−タ
JPS6118339A (ja) * 1984-07-03 1986-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシレスモ−タ
JPS6196780U (ja) * 1984-11-26 1986-06-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6364561A (ja) 1988-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI416849B (zh) Axial gap type rotating machine
US6657328B2 (en) Rotor for electric motor and method of making the same
EP0735645B1 (en) Motor bearing structure
JPH11206077A (ja) 扁平形ブラシレス直流モータ
JP2563276B2 (ja) ブラシレスモ−タ
JP4628527B2 (ja) Dcモータ
JP2617921B2 (ja) ブラシレスモータ
JPS6046635B2 (ja) 小型回転電機
JPH0612947B2 (ja) 無整流子モ−タ
JPS62155756A (ja) ブラシレスモ−タ
JPH04222430A (ja) プラスチック・マグネット付きロータ
JPS63114554A (ja) ブラシレスモ−タ
JP2961755B2 (ja) モータ装置
JPH0619297Y2 (ja) モ−タ装置
JPH0783581B2 (ja) ブラシレスモ−タ
JPH088770B2 (ja) ブラシレスモ−タ
JPH04217834A (ja) プラスチック・マグネット付きロータ
JPH0112537Y2 (ja)
JPH0552130B2 (ja)
JPS62155754A (ja) ブラシレスモ−タ
JPH02197245A (ja) 無刷子電動機
JP3128352B2 (ja) 回転多面鏡走査装置
JPS5937875A (ja) ブラシレスモ−タ
JP3865210B2 (ja) スピンドルモータ
JP2699685B2 (ja) 磁気センサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees