JPH03253891A - カーソル制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカーソル制御装置に関し、特にカーソルの移動
操作に対して表示装置の画面上におけるカーソルの移動
を可変的に行うカーソル制御装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のカーソル制御装置では、マウスやキーボ
ード等のカーソル移動操作装置によるカーソルの移動操
作に対して、カーソルは常に一定の移動速度でしか表示
装置の画面上を移動しなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のカーソル制御装置では、カーソルの移動
操作に対してカーソルは常に一定の移動速度でしか表示
装置の画面上を移動しなかったので、表示装置の画面上
でカーソルを長い距離移動させる場合には時間がかかる
とともに、場合によっては何回もカーソルの移動操作を
行わなければならないという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、カーソルの連続的な
移動操作に対して表示装置の画面上におけるカーソルの
移動速度を次第に大きくして、短時間でかつ少ない操作
回数でカーソルの長距離移動を行えるようにしたカーソ
ル制御装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のカーソル制御装置は、一定時間ごとにカーソル
の移動操作量を採取するカーソル発生回路と、このカー
ソル発生回路により採取されたカーソルの移動操作量を
格納するインタフェースレジスタと、カーソルの連続的
な移動操作に従って値が増加する係数を格納する係数レ
ジスタと、前記インタフェースレジスタに格納されたカ
ーソルの移動操作量と前記係数レジスタに格納された係
数とを乗じた結果を表示装置の画面上におけるカーソル
の直前の表示位置に加えてカーソルの表示位置を計算す
る演算手段と、この演算手段により計算されたカーソル
の表示位置を格納する表示位置レジスタと、この表示位
置レジスタに格納されたカーソルの表示位置に基づいて
表示装置の画面上にカーソルを表示する表示回路とを有
する。

〔作用〕

本発明のカーソル制御装置では、カーソル発生回路が一
定時間ごとにカーソルの移動操作量を採取し、インタフ
ェースレジスタがカーソル発生回路により採取されたカ
ーソルの移動操作量を格納し、係数レジスタがカーソル
の連続的な移動操作に従って値が増加する係数を格納し
、演算手段がインタフェースレジスタに格納されたカー
ソルの移動操作量と係数レジスタに格納された係数とを
乗じた結果を表示装置の画面上におけるカーソルの直前
の表示位置に加えてカーソルの表示位置を計算し、表示
位置レジスタが演算手段により計算されたカーソルの表
示位置を格納し、表示回路が表示位置レジスタに格納さ
れたカーソルの表示位置に基づいて表示装置の画面上に
カーソルを表示する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るカーソル制御装置の
構成を示す回路ブロック図である。本実施例のカーソル
制御装置は、マウス１と、カーソル発生回路２と、イン
タフェースレジスタ３と、係数レジスタ４と、表示位置
レジスタ５と、表示回路６と、ＣＲＴ（Ｃａｔｈｏｄｅ
　　Ｒａｙ　　Ｔｕｂｅ）７と、ＣＰＵ　（Ｃｅｎｔｒ
ａｌ　　Ｐｒ。

ｃｅａｓｉｎｇ　　Ｕｎｉｔ）８とから構成されている
。

マウス１は、ＣＲＴ７の画面上に表示されるマウスカー
ソルを見ながら入力を行うポインティング装置である。

カーソル発生回路２は、一定時間ごとにマウス１の移動
操作量（ΔＸ、Δｙ）およびボタンのクリック情報を採
取してインタフェースレジスタ３に格納する。

インタフェースレジスタ３には、マウスｌの移動操作量
（ΔＸ、Δｙ）とボタンのクリック情報とが格納される
。

係数レジスタ４には、マウス１の連続的な移動操作に従
って増加する係数ｋが格納される。

表示位置レジスタ５には、ＣＲＴ７の画面上におけるマ
ウスカーソルの表示位置が格納される。

表示回路６は、表示位置レジスタ５に格納されたマウス
カーソルの表示位置に基づいてＣＲＴ７の画面上にマウ
スカーソルを表示する。

ＣＲＴ７は、マウスカーソルを画面上に表示する表示装
置である。

ＣＰＵ８は、マウスカーソルの表示位置を計算したり、
カーソル制御装置全体の動作を制御したりする演算兼制
御手段である。

第２図を参照すると、本実施例のカーソル制御装置にお
ける一定時間ごとの処理は、移動操作量格納ステップ２
１と、移動操作量０判定ステップ２２と、連続移動操作
判定ステップ２３と、係数０設定ステツプ２４と、係数
増加ステップ２５と、係数デフォルト値設定ステップ２
６と、表示位置計算ステップ２７と、表示位置格納ステ
ップ２８と、表示ステップ２９とからなる。

次に、このように構成された本実施例のカーソル制御装
置の動作について説明する。

カーソル発生回路２は、ＣＰＵ８からの一定時間ごとの
クロック等に同期してマウス１の移動操作量（ΔＸ、Δ
ｙ）を採取し、インタフェースレジスタ３に格納する（
ステップ２１）。

ＣＰＵ８は、インタフェースレジスタ３に格納されたマ
ウス１の移動操作量（ΔＸ、Δｙ）がＸ方向にＯかつｙ
方向に０かどうかを判定する（ステップ２２）。

マウス１の移動操作量（ΔＸ、Δｙ）がＸ方向に０かつ
ｙ方向に０であれば、マウス１の移動操作の停止を意味
するので、ＣＰＵ８は、係数レジスタ４にＯを格納して
処理を終了する（ステップ２４）。

マウス１の移動操作量（ΔＸ、Δｙ）が少なくともＸ方
向またはｙ方向にＯでなければ、マウス１の移動操作が
あったことを意味するので、ＣＰＵ８は、係数レジスフ
４に格納された係数ｋが０かどうかを確認することによ
りマウス１が連続移動操作中かどうかを判断する（ステ
ップ２３）。

係数レジスタ４の係数ｋが０でなければ、マウス１の連
続移動操作中であるので、ＣＰＵ８は、係数レジスタ４
の係数ｋを増加させる（ステ・７プ２５）。係数レジス
タ４の係数ｋが０であれば、マウス１の連続移動操作中
ではないので、ＣＰＵ８は、係数レジスタ４に係数にの
デフォルト値を格納する（ステップ２６）。

次に、ＣＰＵ８は、インタフェースレジスタ３に格納さ
れたマウス１の移動操作量（ΔＸ、Δｙ〉に係数レジス
タ４に格納された係数ｋを乗じてから表示位置レジスタ
５に格納されているＣＲＴ７の画面上におけるマウスカ
ーソルの直前の表示位置（ｘ、ｙ）を足すことによりマ
ウスカーソルの表示位置（ｘ十ｋ・Δｘ、ｙ＋ｋ・Δｙ
）を計算しくステップ２７）、計算されたマウスカーソ
ルの表示位置（ｘ＋ｋ・Δｘ、ｙ＋ｋ・Δｙ〉を表示位
置レジスタ５に格納する（ステップ２８）。

表示回路６は、ＣＰＵ８からの一定時間ごとのクロック
等に同期して表示位置レジスタ５に格納されたマウスカ
ーソルの表示位置（ｘ＋ｋ・ΔＸ。

ｙ＋］＜・Δｙ）に基づいて、ＣＲＴ７の画面上にマウ
スカーソルを表示する（ステップ２９）。

なお、上記実施例では、カーソル移動操作装置をマウス
１とし、表示装置をＣＲＴ７とした場合について説明し
たが、これらはキーボードや液晶デイスプレィ等の他の
装置であっても本発明が同様に適用可能であることはい
うまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、カーソルの連続的な移動
操作に従って値が増加する係数を係数レジスタに格納し
、係数レジスタに格納された係数を使用して表示装置の
画面上におけるカーソルの表示位置を決定するようにし
たことにより、カーソルを長距離移動させたい場合に連
続的にカーソルの移動操作を行えば、それに対応して係
数レジスタの係数が増加されて表示装置の画面上におけ
るカーソルの移動速度が大きくなるので、短時間でかつ
少ない操作回数でカーソルの長距離移動が行えるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るカーソル制御装置の構
成を示す回路ブロック図、 第２図は本実施例のカーソル制御装置における処理を示
す流れ図である。 図において、 １・・・マウス、 ２・・・カーソル発生回路、 ３・・・インタフェースレジスタ、 ４・・・係数レジスタ、 ５・・・表示位置レジスタ、 ６・・・表示回路、 ７・・・ＣＲＴ　（表示装置）、 ８・・・ＣＰＵ　（演算手段）である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一定時間ごとにカーソルの移動操作量を採取するカーソ
   ル発生回路と、 このカーソル発生回路により採取されたカーソルの移動
   操作量を格納するインタフェースレジスタと、 カーソルの連続的な移動操作に従って値が増加する係数
   を格納する係数レジスタと、 前記インタフェースレジスタに格納されたカーソルの移
   動操作量と前記係数レジスタに格納された係数とを乗じ
   た結果を表示装置の画面上におけるカーソルの直前の表
   示位置に加えてカーソルの表示位置を計算する演算手段
   と、 この演算手段により計算されたカーソルの表示位置を格
   納する表示位置レジスタと、 この表示位置レジスタに格納されたカーソルの表示位置
   に基づいて表示装置の画面上にカーソルを表示する表示
   回路と を有することを特徴とするカーソル制御装置。