JPH04112220A - マウス操作によるカーソル制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はカーソル制御装置に関し、特にマウス操作によ
り、ＣＲＴ画面上のカーソル移動を可変的に行なうカー
ソル制御装置に関する。

［従来の技術］ 一般に、この種のカーソル制御装置はマウスを移動させ
た場合、このマウスの移動に応じて、ＣＲＴ画面上のカ
ーソルを、画面上で移動させるための制御を行なってい
る。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のカーソル制御装置では、マウスの１回の移動操作
に対して、マウスの移動量の大小に拘らず、ＣＲＴ画面
上のカーソルは、常に一定の移動量でしか画面上を移動
しない。

従って、ＣＲＴ画面上でカーソルを長い距離移動させる
には、マウスの１回の操作で動＜　ＣＲＴ画面上のカー
ソルの移動量を大きくすれば、長い距離の移動には便利
になる。

しかし、カーソルのボインテングの際には、位置決めの
微調整が難しいという欠点がある。

［問題を解決するための手段］ 本発明によるカーソル制御装置は、カーソル発生回路と
、その出力を格納するインターフェース・レジスターと
、カーソルの発生間隔（時間）により値が格納される係
数レジスターと、ＣＲＴ画面上の　カーソルの表示位置
を格納する、表示位置レジスターと、その表示位置レジ
スターの値によりＣＲＴ画面上にカーソルを表示する、
表示回路によって構成されている。

更に、表示位置レジスターへの値の格納は、１ンターフ
エース・レジスターの値に、係数レジスター中の移動量
補正値を乗する計算手段による。

［実施例］ 本発明の実施例を、図面を参照して説明する第１図は本
発明の一実施例の構成図である。

マウスｌは、ＣＲＴ　９の画面上に表示されるカーソル
を見ながら、入力指示を行なうボインテング装置である
。

カーソル発生回路２は、マウス１の移動の都度、ＣＰＵ
３を介して、マウスの移動量をインターフェース・レジ
スター４に送出する。インターフェース・レジスター４
には、上記したマウス１の移動量の他に操作ボタンの情
報が格納される。

一方、インターフェース・レジスター４にマウス１の移
動量が格納される度に、係数レジスター５には後述する
様な形式で、移動量補正値が格納される。

表示位置レジスター６には、カーソルのＣＲＴ画面上の
表示位置が格納され、表示位置レジスタ６の情報により
、表示回路８がＣＲＴ　９の画面上にカーソルを表示す
る。

第２図は、第１図の動作を示すフロー図である第２図に
おいて、ステップ２１では、カーソル発生回路２から、
インターフェース・レジスター４にマウス１の移動量が
、ＣＰＵ　３の制御のもとに格納される。

ステップ２２では、ＣＰＵ３からクロック回路７にトリ
ガーが入力される。

これによって、前回、マウス１を移動させた時から、今
回、マウスｌを移動させた時までの経過時間に相当する
値（時間差）が、クロック回路７からＣＰＵ３に与えら
れる。

ステップ２３では、インターフェース・レジスター４に
格納されたマウス１の移動量を、ステップ２２で得られ
た値（時間差）で除し、その「商」が予め定められてい
た、ある一定値と比較して大きければ（一定値より早く
動いた場合）ステップ２４へ、小さければ（一定値より
遅く動いた場合）はステップ２５へ、其々、制御動作は
移行する。

ステップ２４では、係数レジスター５の移動量補正値を
増加させ、ステップ２５では、移動量補正値を減少させ
る。

ステップ２６では、インターフェース・レジスター４に
格納された値（マウスの移動量）に、係数レジスター５
の値（移動量補正値）を乗する計算を行なう。

次に、ステップ２７では、ステップ２６で計算された「
積」を、表示位置レジスター６へ格納する。

従って、マウス１の移動量が大きい場合は、大きな移動
量補正値が乗算され、マウスｌの移動量が小さい場合に
は、小さな移動量補正値が乗算される。

ステップ２８では、表示位置レジスター６の位置情報に
従って、表示回路８が、ＣＲＴ　９の画面にカソルを表
示する。

［発明の効果］ 本発明では、ＣＲＴ画面におけるカーソルの発生間隔（
時間）により、格納される値（移動量補正値）が変化す
る係数レジスターを有し、ＣＲＴ画面上のカ　−ソルの
位置を、係数レジスターの値により算出する。

即ち、ＣＲＴ画面上で、カーソルを離れた位置に移動さ
せたい場合は、マウスを連続的に大きく動かし、それに
対応して係数レジスター中の移動量補正値を増加させ、
１回のマウス操作に対してＣＲＴ画面のカーソルの移動
量を大きくする。

一方、カーソルのポインテング（位置決め）の場合は、
マウスは連続的に大きく動かせないので、係数レジスタ
ー中の移動量補正値を減少させ、１回のマウス操作に対
して、ＣＲＴ画面上のカーソルの移動量を小さくする。

従って、ＣＲＴ画面上のカーソルを移動させる場合、長
い距離に対しては大きく動き、ボインテングの様に短い
距離に対しては、細かく動かせるので、滑らかな操作が
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は第１図の
動作を示すフロー図である。 １−マウス ２−カーソル発生回路 −ＣＰＵ ４−インターフェース・レジスター ５−係数レジスター ６−表示位置レジスター ７−クロック回路 ８−表示回路 −ＣＲＴ 第２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＣＲＴ画面のカーソルを移動させるポインテング
   装置（以下、マウスと略称する）に結合して使用され、
   前記マウスの移動量に対応して、前記ＣＲＴ画面上のカ
   ーソルの移動を制御するカーソル制御装置において、前
   記マウスの移動量に対応する移動量補正値を格納する係
   数レジスターと、マウスの移動時間を検出するクロック
   回路と、マウスの移動量とマウスの移動時間との相関関
   係から、係数レジスターに格納されている、前記移動量
   補正値を修正（増または減）し、修正後の移動量補正値
   と、予め定められたカーソルの移動量との間の「積」を
   演算する手段と、該演算結果をＣＲＴ画面上に表示する
   ための手段とを有することを特徴とするマウス操作によ
   るカーソル制御装置。
2. （２）請求項（１）において、前記係数レジスターは、
   マウスの移動量が検出される度毎に、クロック回路によ
   り検出されたマウスの移動時間で、マウスの移動量を除
   した「商」が格納される。 更に、当該係数レジスターでは、予め格納されている移
   動量補正値を、前記「商」により修正（増または減）し
   、前記演算する手段は、この修正後の移動量補正値と、
   予め定められたカーソルの移動量を乗ずることによつて
   、演算結果を得ることを特徴とするマウス操作によるカ
   ーソル制御装置。
3. （３）請求項（１）記載のクロック回路は、前記移動量
   補正値を、前記係数レジスターに格納する際に、トリガ
   ーを入力して現在の時刻と、直前に入力したトリガー時
   刻との差を検出し、マウスの移動時間を通知する手段を
   有することを特徴とするマウス操作によるカーソル制御
   装置。