JPH032531B2 - - Google Patents

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JPH032531B2
JPH032531B2 JP56173529A JP17352981A JPH032531B2 JP H032531 B2 JPH032531 B2 JP H032531B2 JP 56173529 A JP56173529 A JP 56173529A JP 17352981 A JP17352981 A JP 17352981A JP H032531 B2 JPH032531 B2 JP H032531B2
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TOPUKON KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/107Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for determining the shape or measuring the curvature of the cornea
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/255Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures for measuring radius of curvature

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は曲面の曲率半径を測定する装置に関
し、さらに詳しくは人眼の角膜の曲率半径を測定
するオフサルモメータやコンタクトレンズの曲率
半径を測定するラジアスメータに応用できる曲率
測定装置に関する。
本明細書においては本発明の原理及び実施例を
主にオフサルモメータについて説明するが本発明
はこれに限定されるものではなく、広く光反射性
を有する球面又はトーリツク曲面体の曲面の主径
線の曲率半径(以下、単に「曲率半径」と言うこ
ともある)を測定する装置にも本発明は適用でき
るものである。
人眼角膜自体の屈折力は、眼全体の総屈折力の
略80%、約45Diopterの屈折力をもち、また乱視
眼においては約75%が角膜乱視すなわち角膜前面
が球面でなくトーリツク面形状をしていることに
起因している。また、コンタクトレンズ処方に際
しては、そのベースカーブは、コンタクトレンズ
を装用させる眼の角膜前面の主径線の曲率半径を
もとに処方する必要がある。これら観点から角膜
前面の曲率半径を測定することは重要な意義があ
る。この要求から、人眼角膜前面の曲率半径を測
定する装置として、種々の形式のオフサルモメー
タが実用化されている。いずれの型式のオフサル
モメータも、被検角膜上に1つ、もしくは複数の
視標を投影し、その投影像の大きさ、あるいはそ
の反射像位置を、観察望遠鏡の焦点面で観察し、
投影像の大きさの変化量あるいは視標反射像の相
対的位置ズレ量から被検角膜の曲率半径及び角膜
乱視軸を測定するものであつた。
オフサルモメーにおいては、特に角膜がトーリ
ツク面形状の乱視眼角膜の測定に際しては、その
第1(強主径線)及び第2主径線(弱主径線)の
曲率半径及び少なくとも一方の主径線方向の角度
の3つの被測定量を測定すすることが必要であ
り、上述の従来のオフサルモメータはこれら3つ
の測定値を求めるのに3段階の測定を必要として
いた。しかしながら人眼には生理的な眼球振動が
つねにともなつており、測定時間の長時間化は眼
球振動にともなう投影像の振動となり、それゆえ
に測定誤差や、測定中の頻繁なアライメント調整
操作を必要とするという大きな問題点があつた。
この従来の測置の欠点を解決する装置として例
えば特開昭56−18837号公報、特開昭56−66235号
公報、あるいは米国特許第4159867号明細書には、
投影像の角膜からの反射像を一次元型あるいは二
次元型のポジシヨンセンサで検出して、その検出
位置から賦検眼角膜の曲率半径及び主径線角度を
測定する装置が開示されている。
しかしながら、これらの装置も、従来の実用さ
れているオフサルモメータと同様に、投影視標の
角膜からの反射像を望遠鏡で結像する型式であ
り、測定精度を上げるには望遠鏡の焦点距離を大
きくせねばならず、いきおい装置が大型化すると
いう欠点があつた。また、結像型式であるためそ
の合焦機構を必要としていた。さらに、装置と被
検角膜とのアライメントもこの合焦望遠鏡を利用
してアライメトするためのアライメントも不正確
であり、かつ測定時間の短縮化な完全の自動化に
はつながらなかつた。
非結像光学系を利用して、光学系の屈折特性、
主に眼鏡レンズの球面屈折力は円柱屈折力及びそ
の軸角度を測定する装置が、米国特許第3880525
号明細書に開示されている。この装置は、被検眼
鏡レンズに平行光束を照射し被検レンズの屈折特
性により偏向された光束を点開口を有するマスク
手段で選択し被検レンズの焦点距離より短かい距
離に配置された平面型イメージデイテクターや
TVカメラの撮像面に投影し、上記点開口を通過
した光線の該デイテクター上への投影点の位置か
ら被検レンズの屈折特性をもとめる構成であつ
た。
しかしながら、この米国特許明細書は、屈折光
学系における屈折特性測定を開示するのみであ
り、反射光学系の反射曲面の曲率半径の測定等に
ついては何ら開示も示唆もしていない。さらに、
この装置は点開口を使用して屈折特性を検出する
ため、検出手段には上述の平面型のイメージデイ
テクターやTVカメラを使用せねばなららず、装
置が高価になるばかりか、被検レンズや装置光学
系あるいは検出面にゴミ・ホコリ等が付着すると
点開口を通過すべき光束がゴミ・ホコリ等で遮断
され、被検レンズの屈折特性を測定できない場合
も生じるという欠点を有していた。
そこで、本発明は、上述した従来のオフサルモ
メータの欠点を解決し、非結像型光学系を利用し
て自動測定が可能な、オフサルモメータやラジア
スメータに応用できる曲率測定装置を提供せんと
するものである。
本発明のもう一つの目的は、非結像型光学系を
使用することにより、従来の装置に比較して、小
型で、かつ結像望遠鏡等の検者が視察および操作
する必要のある光学部材を有しない、自動的に曲
率半径を測定出来る曲率測定装置を提供すること
である。
本発明に更にもう一つの目的は、従来の装置が
視準により行なつていた被検曲面と装置光軸との
アライメントのための情報を自動的に出力できる
操作性がすぐれそして測定時間を短縮できる自動
曲率測定装置を提供することである。
本発明に更にもう一つの目的は、マスク手段の
情報量を多くすることにより、従来のオフサルモ
メータはもちろん自動レンズメータより安価な検
出手段が利用でき、しかも装置光学系や検出面に
ゴミやホコリがあつても測定が可能な外乱影響に
強く高精度でしかも安価な自動測定可能な曲率測
定装置を提供することである。
本発明に更にもう一つの目的は、ポジシヨンセ
ンサの組込、調整が不要で、組立、調整コストが
安く、しかもメンテナンスの楽くな曲率半径測定
装置を提供することにある。
本発明によるならば、上記目的を達成するため
に、実質的な平面内で少なくとも2本の平行な直
線からなる少なくとも2組の互いに配列方向の異
なる平行直線群を構成する光源と、光軸上に配置
されたピンホールを通して、前記光源を射出した
照明光束の主光線を前記光軸と平行になるように
被検曲面に投影するための投影レンズとを有する
照明光学系と;前記照明光の前記被検曲面からの
反射光を前記光源と光学的に非共役な面内で検出
する検出手段を有する検出光学系;該検出手段が
検出した前記反射光の前記光源に対応する投影直
線パターンの傾きとピツチの変化から前記被検曲
面の曲率半径を演算する演算手段とから構成され
る曲率測定装置が提供される。
なお本発明で「実質的な(平)面内」とは実際
に一平面内に光源(または検出手段)が配置され
ている場合と、互いに異なる場所にある光源(ま
たは検出手段)が例えば光学的手段により、仮想
的な一平面内にあるがごとくに構成される場合の
両方を包含する。
本発明において、以上の構成上の特徴により、
従来の曲率半径測定装置に比較して、装置が小型
となり、測定時間が短かく、外乱影響に対し強く
かつ測定精度が高く、さらに安価で、しかも自動
的に被検曲面の曲率半径を測定できる。さらにア
ライメント情報を自動的に出力できるので、さら
に測定時間の短縮と測定精度の向上が実現でき
る。これ本発明の長所は、特にオフサルモメータ
に本発明を応用た場合、眼球振動の影響を受けな
い測定精度が高く、測定時間の短かい小型で、か
つ安価な自動測定を可能化したオフサルモメータ
を提供することができる。
また本発明をコンタクトレンズのベースカーブ
あるいは前面の曲率半径を測定する言わゆるラジ
アスメータに応用すれば、ターゲツト像をコンタ
クトレンズの裏面と、その曲率中心に2度合焦
し、そのときの対物レンズの移動量からベースカ
ーブ等の曲率半径を測定していた従来のラジアス
メータに比較して、従来のラジアスメータがもつ
ていたターゲツト像観察及びそれによる測定用の
顕微鏡光学系を一切必要とせず、ゆえに測定精度
を直接左右する視度調節を一切不要としないばか
りか、測定者間のパーソナルエラーも発生しない
自動測定が出来、測定精度の高い、しかも測定時
間の短かい新しいタイプのラジアスメータを提供
することができる。
以下本発明を角膜の曲率半径を測定するオフサ
ルモメータに適用した測定原理及び実施例を図面
を参照して説明する。
第1a図は、本発明の測定原理を説明するため
の斜視図でああり、第1b図はその平面図であ
る。
これらの図において、装置光軸O1〉原点O0
有するX0−Y0直交座標系を考える。このX0−Y0
座標系を含む面に、その頂点を接するように角膜
Cが配置されているものとする。この角膜Cはそ
の光学中心OcをX0軸方向にEH,Y0軸方向にEV
らして配置されており、かつ曲率半径がR1の第
1主径線(強主径線)がX0軸と角度θだけ傾け
て配置されているものとする。またその第2主径
線(弱主径線)の曲率半径をR2とする。第1主
径線と第2主径線は直交している。
今、このX0−Y0座標系から装置光軸O1にそつ
て距離l離れた位置に、その装置光軸O1上に原
点0をもつX−Y直交座標系を想定し、このX−
Y座標面に検出面Dを配置したとする。
ピツチがPで、X0軸と傾きmで交差する少な
くとも2本の平行直線群Lをなす直線光源からの
光が、その主光線を装置光軸O1と平行になるよ
うに前記X0−Y0座標面に結像投影されると、こ
の照明光は、角膜Cの前面の曲率特性、すなわ
ち、もしこの角膜がトーリツク面形状であれば、
その第1主径線の曲率半径R1、その第2主径線
の曲率半径R2、及び第主径線の角度θのそれぞ
れの値に応じて偏向反射され、前記直線光源と光
学的に非共役な面にある前記検出面Dに向う。
そして直線光源に対応した検出面D上の投影直
線群L′はそのピツチをP′に、そのX軸との傾きを
Mに変化させている。
検出面Dと角膜頂点OC間の距離をlとすると、
投影直線群L′の傾きMは次式で表わされる。
M=m〔a(l)sio2θ+b(l)cps2θ〕
+〔a(l)−b(l)〕sioθ・cpsθ/m〔a(l)
−b(l)sioθ・cpsθ〕+〔a(l)cps2θ+b(l
sio2θ〕……(1)式 またピツチP′の変化は次式で表わされる。
P′/P=a2(l)sio2θ+b2(l)cps
+a2(l)−b2(l)/m2+1〔cps2θ+msio2θ〕…
…(2)式 ここで(1)式、(2)式とも である。
実際の測定に際して、(1)、(2)式から平行直線群
の傾きとピツチの変化から被検曲面の曲面特性す
なわち第1、第2主径線の曲率半径R1、R2及び
第1主径線角度θを測定するには、(1)、(2)式の未
和数がR1、R2、θの3つであるため、1つの平
行直線群の傾きとピツチの変化だけでは、(1)、(2)
式の解は得られないことがわかる。このため、実
際には、他の1つの平行直線群と組み合せ、2つ
の平行珍線群の傾きとピツチの変化を知る必要が
ある。この構成を第2図に示す。第2図には、傾
きm1、ピツチP1の2本の平行直線群L1と、傾き
m2、ピツチP2の2本の平行直線群L2とから構成
される光源が配置されており、この光源を射出し
て被検角膜Cで反射された光線束は、検出面D上
で傾きM1、ピツチP1′の2本の投影平行直線群
L1′と傾きM2、ピツチP2′の2本の投影平行直線
L2′を形成する。この2組の投影平行直線群から
(1)、(2)式がそれぞれ2組、合計4式得られるた
め、(1)、(2)式の未知数θ、R1、R2を求めること
ができる。二次方程式(1)、(2)式を解いてR1、R2
θを求めることが演算処理上、複雑で処理機構の
コストアツプ、処理時間の増大をまねくようであ
れば、以下の中間的演算処理をほどこせばよい。
第3a図は第2図の直線光源が形成する平行直
線群L1、L2を示している。L1の傾きはm1でピツ
チP1、L2の傾きはm2でピツチP2であることは第
2図と同様である。今、平行直線L1のうちの1
本L11からピツチP1のe倍の距離eP1へだてて平
行線と、距離fP1の平行線を考える。
また平行直線L2のうちの1本L21から距離gP2
の平行線と距離hP2の平行線を考える。
これら平行線,,,から基準仮想
平行四辺形UVWQが形成され、こらら四頂点の
x0−y0座標系の仮想座標を、U(0x10y1)、V
0x20y2)、W(0x30y3)、Q(0x40y4)とする
第3b図は、第3a図の平行直線群L1,L2
らの照明光束が角膜Cで反射し、検出面D上に投
影された投影平行直線群L1′、L2′を示す図で、こ
のL1′は傾きM1ピツチP1′に、L2′は傾きM2、ピツ
チR2′に変化していることは第2図と同様である。
この投影平行直線群L1′,L2′を検出面Dに配置さ
れた平面型ポジシヨンセンサで検出してもよい
が、今、仮りにX−Y座標の原OからX軸方向に
ξ、Y軸方向にηだけ平行移動された点に原点
O′を有する交差角γで交差するリニアポジシヨ
ンセンサS1,S2で検出するものとすると、リニア
ポジシヨンセンサS1は検出点イ,ロ,ハ,ニで投
影平行直線群L1′,L2′を検出し、リニアポジシヨ
ンセンサS2は検出点ホ,ヘ,ト,チで投影平行直
線群L1′,L2′を検出する。
そして検出点ロ,ヘから投影平行直線群L1′の
うちの1本L11′の方程式を演算し、また検出点
ハ,トから投影平行直線群L2′の1本L21′の方程
式を演算する。また同様に検出点イ,ホから投影
平行直線群L1′のうちの他の1本L12′の、検出点
ニ,チから投影平行直線群LL2′の他の1本L22′の
それぞれの方程式が演算できL11′,L12′間のピツ
チP1′も、L21′,L22′間のビツチP2′も演算きる。
そしてL11′からピツチP1′に第3a図でかけた倍
率と同じ倍率eをかけてeP1′のピツチの平行線
U′V′を考えることができ、同様にfp1′のピツチの
平行線′′を、L21′からgP2′ピツチの平行線V′
W′をhP2′ピツチの平行線′′を考えることがで
き、これら平行線′′,′′,′′,′
′か
ら第1投影仮想平行四辺形U′V′W′Q′をもとめる
ことができる。この仮想平行四辺形の四頂点のx
−y直交座標系における仮想座標をU′(x1,y1)、
V′(x2,y2)、W′(x3,y3)、Q′(x4,y4)とする
と、第3a図の基準仮想平行四辺形UVWQと第
3b図の第1投影仮想平行四辺形U′V′W′Q′は対
応しており、この変化はまさに被検角膜の曲面特
性にかかわるものである。
さてここで仮想4頂点に対し以下の係数と式を
定義する。
Aij=(0xi−xi)−(0xj−xj) Aik=(0xi−xi)−(0xk−xk) Bij=(0yi−yi)−(0yjyj) Bik=(0yi−yi)−(0yk−yk) Cij0xi0xj Cik0xi0xk Dij0yi0yj Dik0yi0yk ……(3a) ここにi,j,kはiを基準としてjもしくは
kをとるものとする。仮想4頂点より、12通りの
組合せが考えられる。
上記(3a)式を用いれば、2つの主系線の曲
率半径R1,R2は以下の2次方程式で表示できる。
4(CikDij−CijDik)(l/R)2−2(AijDik+BikCi
j−AikDij−BijCik)(l/R)+(AikBij−AijBik
=0……(3b) ここで上記係数のカツコ式を以下のもので定義
する。
〔p,q〕≡pijqik−qijpik 〔p,q〕=−〔q,p〕 ここで、p,qはそれぞれA,B,C,Dのい
ずれかをとるものとすると、(3b)式は 4〔C,D〕(l/R)2−{〔B,C〕− 〔A,D〕}(l/R)+〔A,B〕=0 ……(3c)式 として表わされる。
lは第1図で示すように被検角膜Cと検出面D
間の距離をいう。
従つて、第1図のように2外の投影平行直線群
R1′,R2′のピツチR1′,R2′と傾きM1′,M2を検出
し、第3b図のように、第1投影仮想投影四辺形
を作り、その平行四辺形を形成する4頂点より、
(3c)式の二次方程式を解くことにより、その2
根をλ1,λ2とすると λ1=l/R1、λ2=l/R2 ……(4a) となる。ここで第1b図に示すように検出面Dを
角膜Cから距離l′の位置に移動して検出面D′を作
る。第3図cに示すようにこの検出面D′上での
前記投影平行直線群L1″,L2″が作る第2投影仮想
平行四辺形についても前記第(3a)式〜第(3c)
式が適用でき、その2根をλ1′,λ2′とすると λ1′=l′/R1 λ1′=l2/R2 ……(4b) となり、この(4b)式と前記(4a)式より が得られる。
このことは検出をDとD′の2ヶ所で行なうな
らば、本測定原理においては、作動距離、すなわ
ち、第1b図に示すように、装置の基準面Pから
の頂点OCとの間の距離εに、測定結果の一切左
右されない。従つて、従来のオフサルモメータの
ように正確に作動距離を設定して測定する必要が
なく、これは本測定原理の大きな長所である。ま
た、第1主径線がX0軸となす角θは θ=1/2tao -1{〔B,D〕−〔A,C〕/〔A,
D〕+〔B,C〕}+90゜ ……(5) として求めることができる。第2主径線の角度は
θ+90゜である。
上述した第3a図、第3b図及び第3c図で
は、仮想平行四辺形をもとめるのに、ピツチP1
P2,P1′,P2′,P1″及びP2″に任意の倍率e,f,
g,hをそれぞれ掛けたが実際にはe=1、g=
1として仮想平行四辺形U0V0W0Q,及び
U0′V0′W0′Q′を使つて演算した方が、処理はその
分簡略化できる。
また、仮想平行四辺形の各頂点の座標をX0
Y0直交座標系、X−Y直交座標系を使つて説明
したが、リニアセンサS1,S2の配置にそつて斜交
座標系X′−Y′座標系を考えると、X,Y直交座
標系とX′−Y′斜交座標系間の座標変換は第4図
に示すようにX軸とX′軸が角度αで交差し、Y
軸とY′軸が角度ベータで交差し、かつX′−Y′座
標系の原点O2はX−Y座標系の原点O1からX軸
方向にξ,Y軸方向にηずれている。このとき
X′−Y′座標系からX−Y座標系への座標変換は X=X′sioα+Y′sioβ+ξ Y=Y′cpsβ+X′cpsα+η ……(6) 前記(3a)式から Aij=(0xi−xi)−(0xj−xj) これに(6)式を代入して Aij={(0x′i sioα+0y′j sioβ+ξ)−(x′i
sioα
+y′sioβ+ξ)}−{(0x′j sioα+0y′j sioβ+
ε)−
(x′j sioα−y′j sioβ−ξ)}sioα{(0x′i−x
′i)−
0x′j−x′j)}+sioβ{oy′i−y′i)−(0y′j
y′j)}=A′ijsi
α+B′ijsioβ ……(7a) (ここで「′」が付されたものはX′−Y′斜交座
標系に基づく座標値または演算子を意味する、 以下同じ) またBij=(0yi−yi)−(0yj−yj)で 上記同様の計算で Bijcpsβ{(0y′i−y′i)−(0y′j−y′j)}−
cpsα{(0x′i
−x′i)−(0x′j0x′j)}=B′ijcpsβ−A′ijcps
α
……(7b) 以下同様に Cij=C′ijsioα+D′ijsioβ ……(7c) Dij=D′ijcpsβ+C′ijcpsα ……(7c) となる。
ここで〔C,D〕、〔B,C〕、〔A,D〕、〔A,B〕を求める
と、(7a)〜(7d)式から 〔C,D〕=CijDik−DijCik=(C′ijsioα+D′ijs
io

β)(D′ikcpsβ−C′ikcpsα)−(D′ijcpsβ−C′i
jcps
α)
(C′iksioα+D′iksioβ)=(sioαsioβ+cpsαsio
β)〔C′,
D′〕 同様に 〔B,C〕=(sioαsioβ+sioβcpsα)〔A′,B′
〕 〔A,D〕=sioαcpsβ〔A′,D′〕−sioαcpsα〔A
′,
C′〕+sioβcpsβ〔B′,D′〕−sioβcpsα〔B′,C
′〕 〔A,B〕=(sioαcpsβ+cpsαsioβ)〔A′,B′〕 また 〔B,C〕−〔A,D〕=sioαcpsβ+cpsαsioβ)
{〔B′,C′〕−〔A′,D′〕} 従つて(3c)式は sio(α+β)×{4〔C′,D′〕(l/R)2−2(
〔B′,C′〕−〔A′,D′〕)(l/R)+〔A′,B′
〕}=0……(8) となり、この(8)式の{ }内は(3c)式と同一形
式の二次方程式となり、このことから(3c)式の
二次方程式は、座標系の取り方に無関係な不変方
程式であることがわかる。このことは、検出器と
しての2本のリニアセンサの配置において、その
配置の自由度が非常に大きいことを示す。すなわ
ち、従来のように、2本のリニアセンサをX−Y
座標系と直交座標軸上におく必要はなく、X′−
Y′座標系においてもよいことを意味するもので、
リニアセンサの直交精度及び光軸合せはまつたく
考えなくとも、測定精度に無関係にすることがで
きる。そして測定に際しては共役検出面Dにおけ
る投影平行直線群L′1,L′2を斜交座標系X′−Y′座
標のX′軸、Y′軸に配したリニアセンサS1,S2
検出しておき、この検出からつくられる仮想平行
四辺形U′,V′,W′,Q′を第1投影仮想平行四辺
形とし、つぎに共役検出面をD′に移動し、この
ときの第2投影仮想平行四辺形U″V″W″Q″をつ
くり、第1投影仮想平行四辺形と第2投影仮想平
行四辺形とから被検角膜の曲面特性を求めるもの
である。そしてこのとき両平行四辺形は任意に選
択できる斜交座標系X′−Y′に対してのみ座標形
を考えていることとなり、かつこの斜交座標系
X′−Y′は、上述したようにその選択は被検角膜
の曲面特性演算の曲率半径の計算のための二次方
程式に対し、無関係な不変式であり、本発明によ
ればリニアセサS1,S2の配置に対して、何ら組立
上も、メンテナンス上も調整を必要としないとい
う非常に有利な効果をもつ。
被検角膜の軸方向は、(5)式で与えられる。(5)式
は直交座標系による式であるが、斜交座標系
X′−Y′にセンサS1,S2がある場合には、以下の
式を使つて斜交座標系で求めた結果を直交座標系
を使用したときの軸方向として計算することがで
きる。
θ=1/2tan-1X{cos2β〔B′,D′〕−cos(α−
β)・(〔A′,D′〕+〔B′,C′〕cos2α〔A′,C
〕/sin2α〔B′,D′〕+sin(α−β)(〔A′,D′
〕+〔B′C′〕)−sin2α〔A′,C′〕……(9) 次に、角膜の頂点と装置光軸O1の左右上下方
向のズレ量(以下アライメント量という)の測定
原理を第5図をもとに説明する。
X0−Y0,X−Y直交座標系によるアライメン
ト量の算定は、Y0軸に対し、同じ角度γで対称
に配置されたピツテP1の平行直線群L1とピツチ
P2の平行直線群L2のそれぞれいずれか1本の直
線L11,L21からe′P1にある直線,を、同様に
f′P1で,を、gp2で,をh′P2で,を
引き、仮想平行四辺形,,,の四頂点が
X0軸、Y0軸に一致するようにとる。すなわち測
定光軸O1に対し、仮想平行四辺形が対称になる
ように作れば、この仮想平行四辺形の中心は、測
定光軸O1と一致している。次に、被検角膜を測
定して、投影平行直線群L′1,L′2を検出し、投影
平行直線L′11からe′P′1にある直線′,′を引く

同様にf′P′1で直線′,、g′P2′で′,′、
h′,
P′2で′′を引き第1投影仮想平行四辺形
U′′′′をつくる。この第1投影仮想平行四辺
形の四頂点は、X−Y座標系′(x1,y1)、
V′(x2,y2)、′(x3,y3)、′(x4,y4)とな
り、この四頂点の座標から水平方向アライメント
量α、及び垂直方向アライメント量βは次式で表
わされる。
斜交座標系X′−Y′で測定した場合は、直交座
標系の場合と同様に、対称性の原理から、初期仮
想点を(0x10y1)(0x20y2)(0x30y3)(0x40
y4
とおき、0 x10x20x30x4=00 y10y20y30y4=0 ……(12) を満たすように仮想点を設定すればよい。そし
て、水平方向アライメント量α、垂直方向アライ
メント量βは、それぞれ(10)式で与えられるから(12)
式を(6)式により変換すれば となり、(10)式を同様に(6)式で変換すれば となる。アライメント量α,βは被検角膜を測定
しないときの初期仮想点(0xi0yi)の斜交座標系
での座標(0x′i0y′i)と被検角膜を測定系に挿入
したときの測定座標の斜交座標系における座標
(x′i,y′i)との差であるから、(13),(14)式から次
式が得られる。
この式がアライメント量を表わす。
以上のべたように本測定原理では、被検角膜の
曲率半径の測定には、座標系の取り方に無関係な
不変方程式で算出できるが、軸方向、アライメン
ト量において斜交−直交座標変換が必要となり、
(12)式、(15)式の変換が必要であるが、演算機構上
複雑であれば、斜交座標系での測定座標(x′,
y′)から第(6)式で直交座標変換したのち、直交座
標系による算出式(5),(10)式を使つて軸方向、アラ
イメント量を算出してもよい。
このように本願発明では、被検角膜を測定光路
内に設置しない状態でマスク上の平行直線群L1
L2から光軸Oに対し、対称な仮想平行四辺形を
作つておけば、次に被検角膜を測定光学系に挿入
し、投影平行直線像から相似的な投影仮想平行四
辺形を作れば、アライメント量が算出でき、この
アラメント量算出に際しては被検角膜の曲面特性
すなわち、第1、第2主径線の曲率半径やその傾
き角は何ら知らなくとも単独に測定できることを
意味している。これは、従来のオフサルモメータ
では、アライメント量の算出が数値的に出来るも
のは存在せず、まず、その測定しようとする被検
角膜を測定望遠鏡で観察しながらレテクル板の十
字線の中心に目測で合わせていた点を考えれば非
常に有利であり、被検角膜の曲面特性算出ステツ
プとアライメント量算出ステツプが独立にあるい
は平行にして数値算出として進めることができる
ためこのアライメント量を装置移動系に電気的に
入力すれば自動アライメントも可能であり、また
演算時間を短縮できる。
また、仮想平行四辺形を作成するとき、直線
L11,L21にそれら直線の属する直線群L1,L2のピ
ツチをn倍して、直線L11,L21の傾きに平行に仮
想直線を引くことにより仮想平行四辺形を作成し
たが、仮想平行四辺形の作成方法はこれに限定さ
れるものではなく、第3d図のように直線L11
対し、角度βの傾きをもつ仮想直線l11を、また、
直線L21に対し角度αの傾きをもつ仮想直線l21
作り、この作られた仮想直線l11,l21をもとにし
て仮想平行四辺形uvwqを作成してもよいことは
言うまでもなく、これにより、本願の測定原理が
変更をうけるものではない。
以上説明した本発明の原理に基づく実施例を以
下説明する。
第6図は、前述の測定原理を利用したオフサル
モメータの光学配置図である。本実施例において
は、検出器として平面型ポジシヨンセンサを利用
しているが、この平面型ポジシヨンセンサの代り
に、2本の交差するリニア型ポジシヨンセンサを
使用してもよいことは、上述の原理説明から明ら
かであろう。
本実施例のオフサルモメータは、大きく3つの
光学系、即ち、照明光学系1、測定光学系2、固
視光学系3とから構成されている。
照明光学系1の直線光源としては、多数の減少
発光体を直線状に配列したリニア発光素子アレイ
を使用してもよいが、以下の構成を取ることも出
来る。照明光学系1には、光源ランプ4と、この
ランプ4からの光のうち赤外光のみを透過する赤
外フイイルター5と、拡散板6と、コンデンサレ
ンズ7とからなる光源部8があり、この光源部8
からの光は、第7図に示すように、太い直接開口
25aを少なくとも1本と、細い直線開口25
1,252,…259を平行に配列してなる平行
直線群25と、これと配列方向のことなる太線直
線開口26a、及び細い直線開口261,26
2,…269を平行に配列してなる平行直線群2
6が実際に同一平面内に形成された開口板9を照
明する。各平行直線群に太い直線開口25a,2
6aを形成したのは、他の直線開口の投影直線の
方程式をきめる際の基準とするためである。
この開口板9のそれぞれの直線開口25,26
が、前述の原理説明における直接光源としてそれ
ぞれ作用する。直線開口25,26からの光は、
ピンホール板のピンホール10を通つて投影レン
ズ11により角膜Cの頂点OCに接する接平面H
上に結像される。この投影レンズ11は、その焦
点を前記ピンホール10の位置にもつているの
で、投影レンズ11を通つた照明光束は測定光学
系2の光軸O1上に傾設された穴開きハーフミラ
ー12で反射されたのち、その主光線は光軸O1
と平行になつて角膜Cを照明する。
一方、測定光学系2には、その光軸O1に垂直
な平面内に平面型ポジシヨンセンサ、例えば平面
型CCDアレイ13が配置されている。このポジ
シヨンセンサー13は、穴開きリレーレンズ14
によりその光学的共役像がDの位置に結像されて
いる。そして、この光学的共役像Dの位置は、前
記開口板9とは、光学的に非共役な位置になつて
いる。
またリレーレンズ14とポジシヨンセンサ13
との間には、ポジシヨンセンサ13リレーレンズ
14による共役像DをD′の位置にずらすための
例えば平行平面ガラスからなる光路長変換部材9
3が光路中に挿脱可能に配置されている。
また固視光学系3は、光源80、コンデンサレ
ンズ81、投影レンズ83とから構成され固視標
板82からの可視光は、穴開きリレーレンズ1
4、穴開きハーフミラー12の穴を通つて平行光
線となつて被検角膜Cをもつ被検眼に入射され被
検眼により固視される。この固視標板82には、
例えば第8図に示すように2重同心円型の固視標
82aが形成されている。
また、本実施例においては、演算処理上の基準
座標系を設計上予めあたえる代わりに、測定時の
基準座標系が作れるように、穴開きハーフミラー
12の前に装置光軸O1と垂直な反射面をもつ測
定光路内に挿脱可能な反射鏡90が配置されてい
る。
まず、測定に際しては、光路変換部材93を測
定光路内に挿入した状態で、反射鏡90を測定光
たのち、光源4を照明する。光源4の光により、
開口板9の各平行直線群25,26が直線光源と
して働き、その射出光束は、反射鏡90上に照射
される。反射鏡90からの反射光は光軸O1と平
行に反射され、リレーレンズ14を介してポジシ
ヨンセンサー13に入射し、その投影直線群が検
出される。この状態を模式的に第9図に示す。平
行直線群25,26に対応する投影直線群の投影
直線25′,26′から前記測定原理にもとずいて
仮想平行四辺形UVWQを作り、この4頂点のう
ちUとWを結ぶ直線をX軸に、VとQを結ぶ直線
をY軸とするX−Y座標系を作定する。以後この
X−Y座標系を測定演算の基準座標系とする。
次に、反射鏡90を測定光路外に退出させ、被
検角膜Cに直線光源25,26からの光を照射す
る。角膜Cからの反射光はリレーレンズ14を通
りポジシヨンセンサ13で検出され、投影直線2
5″,26″から仮想平行四辺形U′V′W′Q′を作定
する。この仮想平行四辺形の4頂点の座標
U′(x1,y1)、V′(x2,y2)、W′(x3,y3)、Q′(
x4
y4)をもとめ第(10)式によりアライメント差α,β
をもとめ、このアライメント差にしたがつて装置
を図示しない移動機械で左右、上下に移動させア
ライメントする。
第10図に示すようにアライメントが完了した
ら、光路長変換部材93を測定光路外に退出さ
せ、今まで検出に使用していた共役検出面の位置
をD′からDに位置させる。そして、再度、ポジ
シヨンセンサ13を走査して投影直線を検出し、
その検出された投影直線25,26から仮想
平行四辺形U″V″W″Q″を作定し、その4頂点の
座標 U″(x′1,Y′1)、V″(x2′,Y2′), W″(x3′,y3′)、Q″(x4′,Y4′)をもとめ、前

の仮想平行四辺形U′V′W′Q′の4頂点の各座標値
との間で第(3)式から第(5)式を適用して、被検角膜
Cの曲面特性、すなわち第1及び第2主径線の曲
率半径R1,R2及び角度θを演算する。
第11図は、本発明の第2の実施例であり、前
述の第1の実施例の照明光線1の直線光源25,
26を作る別の構成を示す実施例であり、照明光
学系1の一部分のみを図示した部分光学配置図で
ある。
前述の第1実施例では、直線光源として働く平
行直線群25,26を1枚の開口板9に形成した
が、第11図に示す本実施例は、別々の開口板に
それぞれ平行直線群の1方を形成し、投影レンズ
11で接平面H上に投影・結像されたときに2つ
の平行直線群が仮想的に合成される実施例を示し
ている。
本実施例の照明光学系1には、前述の第1実施
例の光源部と同様の構成からなる2つの光源部8
−1,8−2があり、それぞれに開口板9−1,
9−2が配置されている。開口板9−1には第7
図に示した平行直線群の25に相等する平行直線
群のみが、開口板9−2には平行直線群の26に
相等する平行直線群のみがそれぞれ形成されてい
る。開口板9−1,9−2を射出した光束はハー
フミラー91で合成され、ハーフミラー91の上
面に形成されたピンホール92aを有する遮光膜
92のピンホール92aを通つて投影レンズ11
に入射する。以後の作用は前述の第1の実施例と
同様である。
第12図は、上述の測定原理をコンタクトレン
ズのベースカーブあるいは前面のカーブを測定す
るラジアスメータに応用した第3実施例を示す光
学配置図である。第1実施例と同様の構成要素に
は同一符号を附して説明は省略する。
コンクトレンズCLのベースカーブを測定する
時は、コンタクトレンズの凸面を下にして、コン
タクトレンズ保持手段600の円管状突出部60
1に保持される。
この円管状突出部の底面には、第6図の反射鏡
90と同様の作用をする反射鏡602がはめ込ま
れている。コンタクトレンズCLを保持手段60
0に保持する前に、この反射鏡602を使つて基
準座標系の設定が出来るようになつている。
尚、本実施例においては、ポジシヨンセンサ1
3のリレーレンズ14による共役面D,D′は、
それぞれ測定しようとするコンタクトレンズの後
面の焦点距離fCLより内側に位置するように設計
する。
以上説明した測定原理、及び各実施例のマスク
手段には光束を選択的に透過させる直線開口を形
成した例を示したがこのかわりに光束を選択的に
反射する反射型直線パターンを利用しても本発明
と同一の作用効果が得られることは言うまでもな
い。
また、以上説明した実施例では検出手段13と
して平面型ポジシヨンセンサを利用する例を示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、
第3bないし第3d図に基いて説明した本発明の
原理説明からも明らかなように、直交または斜交
する2本のラインポジシヨンセンサを検出手段と
して利用してもよい。この場合、2本のラインポ
ジシヨンセンサは1つの平面内で互いに実際に交
差する必要はなく、別々の場所にそれぞれ配置
し、例えばハーフミラーおよびリレーレンズ14
等の光学手段を介して仮想検出面D(D′)内で光
学的に合成し両者が仮想的に交差するように構成
してもよい。さらに1本のラインポジシヨンセン
サのみを検出手段として用い、これを装置光軸
O1回りにモータ等で回転させ時間的に複数本の
ラインポジシヨンセンサが仮想的に交差するよう
に構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第2図は本発明の測定原理を示す斜
視図、第1b図は上記第1a図の平面図、第3図
a,b,c,dは本発明によつて曲面特性を測定
できることを示す直線光源の投影とリニアセンサ
の関係を示す概略図、第4図は直交座標系と斜交
座標系の関係を示す図、第5図は直線光源と仮想
平行四辺形の関係を示す図、第6図は本発明の第
1の実施例を示す光学配置図、第7図はマスク9
の開口パターンの例を示す図、第8図は固視標の
例を示す平面図、第9図はアライメント量の検出
を説明する概略図、第10図は第1実施例の仮想
平行四辺形の関係を示す概略図、第11図は本発
明の第2の実施例をその照明光学系のみを示す光
学配置図、第12図は本発明の第3の実施例を示
す光学配置図。 9…開口板、10…ピンホール、14…リレー
レンズ、13…平面型ポジシヨンセンサ、25,
26…平行直線開口、25′,26′…投影平行直
線、93…光路長変換部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的な平面内で少なくとも2本の平行な直
    線から成る少なくとも2組の互いに配列方向の異
    なる平行直線群を構成する光源と、光軸上に配置
    されたピンホールを通して前記光源を射出し照明
    光束の主光線を前記光軸と平行になるように被検
    曲面に投影するための投影レンズとを有する照明
    光学系と; 前記照明光の前記被検曲面からの反射光を前記
    光源と光学的に非共役な第1と第2の各々の面内
    で検出する検出手段を有する検出光学系と; 前記検出手段が検出した前記反射光の前記光源
    に対応する投影直線パターンの傾きとピツチの変
    化から前記被検曲面の曲率半径を演算する演算手
    段と から構成されてなることを特徴とする曲率測定装
    置。 2 前記平行直線群を構成する直線の内少なくと
    も1本は他の直線と太さ若しくは本数又は発光強
    度を異にしてなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の曲率測定装置。 3 前記直線光源は、発光光源と、その発光光源
    からの光を通過する直線開口とから構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の曲率測定装置。 4 前記照明光束は、赤外光であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    かに記載の曲率測定装置。 5 前記検出手段は、平面型ポジシヨンセンサで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第4項のいずれかに記載の曲率測定装置。 6 前記検出手段は、前記非共役面内で実質的に
    交差する少なくとも2本のリニア型ポジシヨンセ
    ンサであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第4項のいずれかに記載の曲率測定装
    置。 7 前記検出光学系は、前記検出手段を前記非共
    役面に結像させるリレー光学手段を有してなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6
    項のいずれかに記載の曲率測定装置。 8 前記検出光学系は、前記被検曲面と前記検出
    手段の間に光路長変換手段を配したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれ
    かに記載の曲率測定装置。 9 前記検出光学系は、前記被検曲面と前記検出
    手段の間に前記照明光軸と垂直な反射面をもつ反
    射部材を挿入可能に配して成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに
    記載の曲率測定装置。 10 前記リレー光学手段の光軸と、前記照明光
    軸とを少なくとも一部共通にしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第7項ないし第9項のいずれか
    に記載の曲率測定装置。
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