JPH03253022A - 不純物半導体 - Google Patents
不純物半導体Info
- Publication number
- JPH03253022A JPH03253022A JP5091490A JP5091490A JPH03253022A JP H03253022 A JPH03253022 A JP H03253022A JP 5091490 A JP5091490 A JP 5091490A JP 5091490 A JP5091490 A JP 5091490A JP H03253022 A JPH03253022 A JP H03253022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atoms
- crystal
- semiconductor
- substrate
- conduction characteristics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 36
- 239000012535 impurity Substances 0.000 title claims abstract description 18
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims abstract description 23
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 5
- 238000001451 molecular beam epitaxy Methods 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 3
- SBIBMFFZSBJNJF-UHFFFAOYSA-N selenium;zinc Chemical compound [Se]=[Zn] SBIBMFFZSBJNJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 3
- 125000004429 atom Chemical group 0.000 description 20
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 4
- 239000002019 doping agent Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 229910052793 cadmium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 125000002346 iodo group Chemical group I* 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は導電型の制御された半導体結晶に関する。
従来広く用いられていた不純物半導体では半導体結晶に
結晶を構成する原子とは異なる族に属する原子を微量に
添加する事により、n型及びp型の伝導特性を持つ半導
体層を形成しており、トランジスタとはじめとする各種
のデバイス作製の基本的な構成要素となっている。
結晶を構成する原子とは異なる族に属する原子を微量に
添加する事により、n型及びp型の伝導特性を持つ半導
体層を形成しており、トランジスタとはじめとする各種
のデバイス作製の基本的な構成要素となっている。
しかし、II−Vl族化合物半導体やAfflNのよう
な禁制帯幅の大きいI[I−V族化合物半導体などては
、イオン性結合や格子歪なとに起因する伝導特性制御の
因難さか存在している。このためデバイス作製に必須な
p型不純物半導体か得られない等の欠陥を有していた(
アプライド フィジックスレターズ(Applied
Physics Letters)第53巻2403ペ
ージ、1988年)。
な禁制帯幅の大きいI[I−V族化合物半導体などては
、イオン性結合や格子歪なとに起因する伝導特性制御の
因難さか存在している。このためデバイス作製に必須な
p型不純物半導体か得られない等の欠陥を有していた(
アプライド フィジックスレターズ(Applied
Physics Letters)第53巻2403ペ
ージ、1988年)。
前述の問題点を解決するために本発明が提供する手段は
、半導体結晶のp型およびn型不純物添加において、前
記不純物の隣接原子の少なくとも一部分か前記半導体結
晶を構成する元素と同じ族の他の元素からなる事を特徴
とする構成となっている。
、半導体結晶のp型およびn型不純物添加において、前
記不純物の隣接原子の少なくとも一部分か前記半導体結
晶を構成する元素と同じ族の他の元素からなる事を特徴
とする構成となっている。
半導体結晶中の不純物原子の物性は、結合を形成してい
る隣接原子に大きく依存している。この隣接原子を同じ
族の他の元素に置換する事により、半導体結晶の格子定
数や禁制帯幅などの特性を変えず、不純物特性のみを変
える事ができる。
る隣接原子に大きく依存している。この隣接原子を同じ
族の他の元素に置換する事により、半導体結晶の格子定
数や禁制帯幅などの特性を変えず、不純物特性のみを変
える事ができる。
これにより通常任意の伝導特性が得られない材料系にお
いても、任意の伝導特性を得る事ができる。
いても、任意の伝導特性を得る事ができる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の模式図である。■族元素で
あるZnlと■族元素であるSe2からなるZn5e半
導体結晶に、■族元素であるLi3を添加し、Li3に
隣接するSe2の格子位置に■族元素であるT e 4
が存在した構造となっている。
あるZnlと■族元素であるSe2からなるZn5e半
導体結晶に、■族元素であるLi3を添加し、Li3に
隣接するSe2の格子位置に■族元素であるT e 4
が存在した構造となっている。
(100)面より2°傾斜したZn5eからなる基板上
に分子線エピタキシー法によりZn5e半導体結晶を成
長じた。Zn原子1およびSe原子2を1/2原子層分
基板に照射したのち、1/2000原子層分のZn原子
1およびTe原子4と、3 X 109cm−2個のL
i原子3とを同時に照射した。この2つの工程を交互に
繰り返し、Li3濃度が1017cm−3であり、T
e 4を0.1%含むZn5e半導体層を結晶成長した
。
に分子線エピタキシー法によりZn5e半導体結晶を成
長じた。Zn原子1およびSe原子2を1/2原子層分
基板に照射したのち、1/2000原子層分のZn原子
1およびTe原子4と、3 X 109cm−2個のL
i原子3とを同時に照射した。この2つの工程を交互に
繰り返し、Li3濃度が1017cm−3であり、T
e 4を0.1%含むZn5e半導体層を結晶成長した
。
傾斜基板上の結晶成長では原子層ステップを介して成長
が進む。Zn原子1とTe原子4とLi原子3を同時に
照射すると、これらの原子はステップに線状に付着する
ため、Li3の隣接原子の一部はTe原子4となる。
が進む。Zn原子1とTe原子4とLi原子3を同時に
照射すると、これらの原子はステップに線状に付着する
ため、Li3の隣接原子の一部はTe原子4となる。
Li3はZnに置換して格子におさまり、本来p型不純
物半導体を形成する元素であるが、Zn5e半導体結晶
においては、格子欠陥や自己補償効果のために、デバイ
ス作製に必須なlX1015Ca1−3以上の正孔濃度
を得る事ができない。しがし、Li3をZ n T e
半導体結晶に添加した場合には、容易に高濃度のp型不
純物半導体が得られる。これは、Li3とSe2との結
合状態とLi3とT e 4との結合状態の違いによる
ものである。
物半導体を形成する元素であるが、Zn5e半導体結晶
においては、格子欠陥や自己補償効果のために、デバイ
ス作製に必須なlX1015Ca1−3以上の正孔濃度
を得る事ができない。しがし、Li3をZ n T e
半導体結晶に添加した場合には、容易に高濃度のp型不
純物半導体が得られる。これは、Li3とSe2との結
合状態とLi3とT e 4との結合状態の違いによる
ものである。
添加された不純物の特性を決定づけるのに、隣接した元
素は大きな影響を持つ、Zn5e半導体結晶中にあるL
i3の隣接原子の1部をTe4に変えると、Li3の特
性は大きく変化してp型の伝導特性を示す不純物となる
。このようにして得られたZn5e半導体結晶で正孔濃
度5 X 1016C1ll−3という良好なp型不純
物半導体が得られた。
素は大きな影響を持つ、Zn5e半導体結晶中にあるL
i3の隣接原子の1部をTe4に変えると、Li3の特
性は大きく変化してp型の伝導特性を示す不純物となる
。このようにして得られたZn5e半導体結晶で正孔濃
度5 X 1016C1ll−3という良好なp型不純
物半導体が得られた。
この半導体層に含まれるTe4は0.1%と非常に少な
く、結晶の格子の長さの変化はほとんどないため、格子
不整合の問題もない。また禁制帯幅の変化もない。
く、結晶の格子の長さの変化はほとんどないため、格子
不整合の問題もない。また禁制帯幅の変化もない。
上述した実施例ではLiを添加したZn5eにおいてT
eを隣接原子として用いてp型不純物半導体を形成した
が、これに限らず、Liの代りにNaやKを添加しても
良い、あるいはZn5eにおいてドーパントをN又はP
としてCdかHgを添加してZnと置換することにより
p型が得られる。またZn5eにおいてドーパントをN
又はPとすると、Teを添加してSeと置換し、Teを
第2近接原子として用いることによりp型が得られる。
eを隣接原子として用いてp型不純物半導体を形成した
が、これに限らず、Liの代りにNaやKを添加しても
良い、あるいはZn5eにおいてドーパントをN又はP
としてCdかHgを添加してZnと置換することにより
p型が得られる。またZn5eにおいてドーパントをN
又はPとすると、Teを添加してSeと置換し、Teを
第2近接原子として用いることによりp型が得られる。
また、GaをドープしたZ n T eにおいてSeを
隣接原子として用いてn型不純物半導体を形成すること
ができる。またI[[−V族でも例えばA、ONやGa
NにおいてZn、BeやMgをドーパントとした時、P
やAsを添加してNと置きがえることによりp型が得ら
れる。他の材料のII−Vl化合物半導体や■−v族化
合物半導体やSi、Geなどの半導体材料についてもド
ーパントと添加物を選択して適用できる。
隣接原子として用いてn型不純物半導体を形成すること
ができる。またI[[−V族でも例えばA、ONやGa
NにおいてZn、BeやMgをドーパントとした時、P
やAsを添加してNと置きがえることによりp型が得ら
れる。他の材料のII−Vl化合物半導体や■−v族化
合物半導体やSi、Geなどの半導体材料についてもド
ーパントと添加物を選択して適用できる。
以上説明したように本発明により、これまで制御の不可
能であった半導体材料において格子定数や禁制帯幅を変
える事なく、n型およびp型不純物半導体を形成する事
が可能となった。これを用いる事により青色発光半導体
レーザなどの作製が可能となった。
能であった半導体材料において格子定数や禁制帯幅を変
える事なく、n型およびp型不純物半導体を形成する事
が可能となった。これを用いる事により青色発光半導体
レーザなどの作製が可能となった。
第1図は本発明の一実施例の模式図である。
1−−− Z n、2・・・Se、3−・L i 、4
−Te。
−Te。
Claims (1)
- p型あるいはn型不純物を添加した半導体結晶におい
て、前記不純物を隣接原子の少なくとも一部分が前記半
導体結晶を構成する元素と同じ族の他の元素からなる事
を特徴とする不純物半導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050914A JP2712718B2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 不純物半導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050914A JP2712718B2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 不純物半導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03253022A true JPH03253022A (ja) | 1991-11-12 |
JP2712718B2 JP2712718B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=12872050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2050914A Expired - Fee Related JP2712718B2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 不純物半導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712718B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6179281A (ja) * | 1984-09-26 | 1986-04-22 | Nec Corp | 半導体レ−ザの製造方法 |
JPS62119193A (ja) * | 1985-11-15 | 1987-05-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体の製造方法 |
JPS62271438A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 結晶成長方法 |
JPH0272616A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-12 | Fujitsu Ltd | 分子線エピタキシャル成長法 |
-
1990
- 1990-03-02 JP JP2050914A patent/JP2712718B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6179281A (ja) * | 1984-09-26 | 1986-04-22 | Nec Corp | 半導体レ−ザの製造方法 |
JPS62119193A (ja) * | 1985-11-15 | 1987-05-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体の製造方法 |
JPS62271438A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 結晶成長方法 |
JPH0272616A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-12 | Fujitsu Ltd | 分子線エピタキシャル成長法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2712718B2 (ja) | 1998-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5883564A (en) | Magnetic field sensor having high mobility thin indium antimonide active layer on thin aluminum indium antimonide buffer layer | |
Goodman | Direct-gap group IV semiconductors based on tin | |
JPS63240012A (ja) | 3−v族化合物半導体およびその形成方法 | |
KR100711203B1 (ko) | 산화아연을 이용한 p형-진성-n형 구조의 발광 다이오드제조방법 | |
JP2005508077A (ja) | 半導体材料のハイパードーピング方法、ハイパードープされた半導体材料、および、ハイパードープされた半導体装置 | |
JPS63169717A (ja) | 半導体素子 | |
JPH03236218A (ja) | 化合物半導体装置およびその製造方法 | |
US5686350A (en) | Method for fabricating defect-free compound semiconductor thin film on dielectric thin film | |
JPS5856963B2 (ja) | 電子発光化合物半導体の製造方法 | |
Bicknell-Tassius et al. | Photoassisted molecular beam epitaxy of wide gap II–VI heterostructures | |
JPH03253022A (ja) | 不純物半導体 | |
US3793093A (en) | Method for producing a semiconductor device having a very small deviation in lattice constant | |
Larkins et al. | GaAs with very low acceptor impurity background grown by molecular beam epitaxy | |
JP2001226200A (ja) | 低抵抗p型単結晶ZnSおよびその製造方法 | |
JPH043945A (ja) | 化合物半導体 | |
JP2500601B2 (ja) | p形II−VI半導体 | |
JPH01296673A (ja) | 3−v族化合物半導体装置 | |
JPS63252420A (ja) | 化合物半導体結晶とその製造方法 | |
CA1271393A (en) | Method of manufacturing a semi-insulating single crystal of gallium indium arsenide | |
EP0529554A1 (en) | Method for fabricating a semiconductor device | |
JPH01143233A (ja) | 半導体素子の製造方法 | |
JPH01154514A (ja) | 分子線エピタキシャル成長法 | |
JPS62271415A (ja) | 半導体超格子材料 | |
JP2671848B2 (ja) | 2−6半導体不純物添加方法 | |
JPS62188387A (ja) | 半導体発光素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |