JPH0325230Y2 - - Google Patents

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JPH0325230Y2
JPH0325230Y2 JP1986195449U JP19544986U JPH0325230Y2 JP H0325230 Y2 JPH0325230 Y2 JP H0325230Y2 JP 1986195449 U JP1986195449 U JP 1986195449U JP 19544986 U JP19544986 U JP 19544986U JP H0325230 Y2 JPH0325230 Y2 JP H0325230Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
memory
output
cpu
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はコンピユータを用いた制御装置、例
えばPOSシステムの装置に設けられるRAM等の
メモリプロテクト回路に関するものである。
[従来例] 従来、この種のメモリプロテクト回路は、例え
ばプログラムによりのソフト的に行うものがあ
る。これは、プログラムの出力命令によりメモリ
の書き込み可、不可(プロテクト可、不可)を選
択し、プロテクト可のプロテクトエリアのRAM
等に書き込むことができないようにしている。
また、これには、フリツプ・フロツプ(FF)
回路を用いたハード的に行うものもある。これ
は、メモリの書き込みを行うときに、そのFF回
路をセツトしてメモリライト信号の禁止ゲートを
開き、RAM等のメモリに書き込むようにする。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記プログラムによりプロテク
ト可を選択し、プロテクロエリアを指定した場合
でも、プログラムの暴走等により一度ゲートが開
いてプロテクト不可になつてしまうと、そのプロ
テクトエリアのRAM等の全体の内容が書き換え
られる場合があり、プロテクト回路の意味がなく
なるという問題点があつた。
また、上記FF回路によりメモリプロテクト回
路についても同様に、メモリに書き込むため一旦
禁止ゲートを開くとその状態が続くため、RAM
等のメモリエリア全体の内容が書き換えられる確
率が高いという問題点があつた。
さらに、上記メモリプロテクト回路にあつて
は、正常なプログラムの実行により書き込みが行
われる際、書き込まれるメモリエリアがメモリの
正しいエリアであるか、書き込み禁止のプロテク
トエリアであるかの判別をすることができなかつ
た。
この考案は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的はメモリの書き込み時のみ書き込み
禁止ゲートを開くようにして、プログラムの暴走
等の際にメモリの書き換えられる確率をより少な
くすることができるメモリプロテクト回路を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、
CPUからのアドレス信号で“L”レベルあるい
は“H”レベルの信号を出力する第1の論理回路
と、そのCPUの命令コードフエツチサイクルで
出力される制御信号(1信号)をクロツクとし、
このクロツクのタイミング上記記第1の論理回路
の出力状態をセツトするフリツプ・フロツプ回路
と、このフリツプ・フロツプ回路の出力信号と上
記CPUの実行サイクルでそのCPUから出力され
るメモリライト信号(信号)とを論理積し、
この論理積した信号をメモリの書き込み信号
(1信号)とする第2の論理回路とを備えたこ
とを要旨とする。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
図において、1はCPU(例えばZ80(商品名))
のアドレス信号が入力されるアンド(AND)回
路(第1の論理回路)であり、このアンド回路1
は所定のアドレス信号のときに“H”レベルを出
力するデコーダの動作をする。アンド回路1の出
力はD形フリツプ・フロツプ回路(FF回路)2
の入力端子Dに入力している。このD形フリツ
プ・フロツプ回路2のクロツク入力端子CKには
CPUの命令フエツチ・サイクルで出力される1
信号が入力し、そのリセツト端子Rには電源の
ON,OFF信号が入力している。また、D形フリ
ツプ・フロツプ回路2の出力信号(出力信号)
およびCPUからのメモリライト()信号は
それぞれ第2の論理回路である2ナンド
(NAND)回路(ORの負論理回路)3に入力し
ている。
次に、上記構成からなるメモリプロテクト回路
の動作を第2図のタイムチヤートに基づいて説明
する。
まず、アンド回路1の出力が“H”レベルにな
るアドレス信号として、例えば7FFE(H)が設
定されているものとする。そして、CPUのプロ
グラムには、例えば下記の命令(式(2)および(3))
が組み込まれる。
7FFD(H) LD(HL),A …(1) 7FFE(H) LD(HL),A …(2) 7FFF(H) RET …(3) すなわち、アドレス7FFE(H)にはAレジス
タの内容をHLレジスタの指定番地のメモリに記
憶するための命令(上記式(2))を設け、アドレス
7FFF(H)にはリターン命令(上記式(3))を設
けておく。
このようにして組まれたプログラムにより、
CPUを動作させると、CPUのアドレスバスには
プログラムを実行するためのアドレス信号が出力
される。そして、CPUはそのアドレス信号によ
つてメモリから読み出したプログラムに基づいて
動作することになる。CPUのプログラムカウン
タが7FFD(H)になると、同図aに示すように、
アドレスバスにはCPUの命令コードのフエツ
チ・サイクル時、すなわちM1サイクル時に7FFD
(H)のアドレス信号が出力され、上記式(1)のLD
(HL),A命令の取り込みが行われる。このと
き、CPUから動作制御信号として1信号が命令
コードフエツチ・サイクル(M1サイクル)のタ
イミングで出力される。また、同図bに示すよう
に、その1信号は、各命令のフエツチ・サイク
ル時に出力されることから、上記式(2),(3)に示す
命令のフエツチ・サイクル時にも出力される。
ところで、同図cに示すように、上記式(2)のフ
エツチ・サイクル時においては、7FFE(H)の
アドレス信号により、アンド回路1の出力が
“H”レベルになるため、D形フリツプ・フロツ
プ回路2にはその“H”レベル信号が上記1信
号の立ち上がりタイミングでセツトされる(同図
dに示す)。なお、上記式(1)のLD(HL),Aの命
令フエツチおよび上記式(3)のRETの命令フエツ
チのときには、アンド回路1の出力が“L”レベ
ルであることから、D形フリツプ・フロツプ回路
2にはその“L”レベルが上記1信号の立ち上
がりタイミングでセツトされる。すなわち、上記
式(2)のLD(HL),Aの命令フエツチ時に、D形フ
リツプ・フロツプ回路2の出力が“L”レベル
になることから、ナンド回路3の禁止ゲートが解
除され、この解除は上記(3)のRET命令のフエツ
チ・サイクル時の1信号まで継続されることに
なる。
そして、上記命令フエツチ・サイクル(M1
イクル)に続く新たなサイクル(M2サイクル)
においては、フエツチした命令の実行が行われ、
上記式(1),(2)に示すLD(HL),A命令の場合、
CPUからは信号が出力されるが(同図eに
示す)、その式(2)のLD(HL),Aの実行サイクル
(M2サイクル)時の信号のみがナンド回路3
を通り、メモリの書き込み信号(1信号)に
される(同図fに示す)。すなわち、既に説明し
たように、その式(1)のLD(HL),A命令のフエツ
チ・サイクル時においては、アンド回路1の出力
が“L”レベルであり、D形フリツプ・フロツプ
回路2にはその“L”レベルがセツトされている
からである(その出力が“H”レベルにされて
いるからである)。したがつて、上記プログラム
中の式(2)のLD(HL),Aの実行においてのみ、A
レジスタの内容をHLレジスタで指定される番地
のメモリ(RAM)に書き込むことができる。
続いて、アドレスバスに7FFF(H)のアドレ
ス信号が出力され、上記式(3)の命令コードRET
のフエツチが行われる。このRET命令のフエツ
チ・サイクル(M1サイクル)時においては、既
に説明したように、アンド回路1の出力が“L”
レベルであり、D形フリツプ・フロツプ回路2の
Q出力は“H”レベルにされる。したがつて、上
記アドレス7FFE(H)がコールさない限り、ナ
ンド回路3が禁止ゲートのままとなる。
このように、この考案のメモリプロテクト回路
は、所定アドレス7FFE(H)がコールされたと
きのみナンド回路3のゲートを開き、メモリにメ
モリ書き込み信号(1信号)を出力する。し
たがつて、プログラムの中に上記式(2),(3)を組み
込み、Aレジスタに書き込みたいデータ等を格納
し、HLに書き込みたいメモリエリアのアドレス
を指定して上記式(2)をコールすれば、正しいメモ
リエリアへの書き込み動作を行うことができ、し
かもプログラムの暴走時に誤つた書き込みが行わ
れる確率も小さくなり、また上記HLレジスタに
指定したアドレスによりプロテクトエリアの判断
ができる。
なお、上記メモリプロテクト回路を構成してい
る論理回路のアンド回路1、ナンド回路3および
D形フリツプ・フロツプ回路2は、他の論理回路
およびフリツプフロツプ回路により構成するよう
にしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のメモリプロテ
クト回路によれば、CPUから出力される動作制
御信号である1信号を利用して、所定のアドレ
ス信号ときのみCPUからのメモリライト信号
(信号)を通し、その他の場合には通さない
禁止ゲートを設けるようにしたので、CPUのプ
ログラム中に書き込み命令(例えば、LD(HL),
A)、リターン命令を設けることにより、その所
定アドレスをコールしたときのみメモリ書き込み
信号(1信号)をメモリ(RAM)に入力す
ることができ、したがつてプログラムの暴走等に
よりRAM等に書き込みが1回(1バイト)毎で
あり、メモリの書き込み確率をより低くすること
ができる。また、この発明によれば、メモリに書
き込む際、その都度上記書き込み命令LD(HL),
AにおけるHLレジスタに書き込みたいメモリエ
リアのアドレスを指定するので、プロテクトエリ
アの判別に相当する働きもするという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すメモリプロ
テクト回路の回路図、第2図は上記メモリプロテ
クト回路の動作タイムチヤート図である。 図中、1はアンド回路、2はD形フリツプ・フ
ロツプ回路、3は2ナンド回路(ORの負論理)
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 CPUからのアドレス信号で“L”レベルある
    いは“H”レベルの信号を出力する第1の論理回
    路と、 前記CPUの命令コードフエツチサイクルで出
    力される制御信号(1信号)をクロツクとし、
    該クロツクのタイミングで前記第1の論理回路の
    出力状態をセツトするフリツプ・フロツプ回路
    と、 該フリツプ・フロツプ回路の出力信号と前記
    CPUの実行サイクルでそのCPUから出力される
    メモリライト信号(信号)とを論理積し、該
    論理積した信号をメモリの書き込み信号(1
    信号)とする第2の論理回路とを備えたことを特
    徴とするメモリプロテクト回路。
JP1986195449U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0325230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195449U JPH0325230Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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JP1986195449U JPH0325230Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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JPS6399948U JPS6399948U (ja) 1988-06-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60239850A (ja) * 1984-05-14 1985-11-28 Fuji Xerox Co Ltd 無停電メモリを備えたマイクロプロセツサシステム

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