JP2755318B2 - トレース回路 - Google Patents

トレース回路

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JP2755318B2
JP2755318B2 JP3348633A JP34863391A JP2755318B2 JP 2755318 B2 JP2755318 B2 JP 2755318B2 JP 3348633 A JP3348633 A JP 3348633A JP 34863391 A JP34863391 A JP 34863391A JP 2755318 B2 JP2755318 B2 JP 2755318B2
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latch
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智美 吉澤
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータ応
用システムの開発に用いられるインサーキット・エミュ
レータに内蔵されるトレース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロコンピュータ応用シス
テムを開発する際に使用されるインサートキット・エミ
ュレータでは、エミュレーション内容をトレースするた
めにトレース回路が用いられる。このトレース回路には
いくつかの機能があって、あらかじめ設定した条件に一
致したステートのみをトレーサに書き込むクオリファイ
トレース機能もその一つである。
【0003】以下、この種のトレース回路のクオリファ
イトレース時の動作について、図4および図5を参照し
て説明する。クオリファイ条件指定バス106には、あ
らかじめ、クオリファイ条件としてアドレス100、デ
ータ2B、およびアドレス107、データ7Cが設定さ
れているものとする。図5に示すように、1命令目のス
テートS1でアドレスバス101からアドレス100
が、データバス102からデータ2Bが、また、R/W
ステータス信号103がトレースデータとして入力され
ると、設定済みのクオリファイ条件と一致していること
をコンパレータ1が検出し、クオリファイ条件成立信号
1aがアクティブになる。したがって、R/Wストロー
ブ信号104が入力されると、NAND回路2の出力で
あるトレースメモリライト信号2aがアクティブにな
り、トレースメモリ4にはカウンタ回路3が示すアドレ
スに、1命令目のステート1が書き込まれる。次に、1
命令目のステートS2から3命令目のステートS1まで
はクオリファイ条件指定バス106のデータと一致しな
いので、クオリファイ条件成立信号1aがアクティブに
ならず、トレースメモリ4には書き込まれない。しか
し、3命令目のステートS2では、アドレスバス101
からアドレス107が、データバス102からデータ7
Cが、また、R/Wステータス信号103がトレースデ
ータとして入力されるので、設定済みのクオリファイ条
件と一致していることをコンパレータが検出し、クオリ
ファイ条件成立信号1aがアクティブになり、トレース
メモリ4にカウンタ回路3命令目のステート2が書き込
まれる。次に、3命令目のステートS3ではクオリファ
イ条件指定バス106のデータと一致しないので、クオ
リファイ条件成立信号1aがアクティブにならず、トレ
ースメモリ4には書き込まれない。したがって、カウン
タ回路3の初期値として「5」が設定されているものと
すると、トレースメモリ4には図6に示すトレースフレ
ームが書き込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のトレース回路では、クオリファイ条件に一致するステ
ートのみがトレースメモリ4に書き込まれる。したがっ
て、2ステート以上のプログラムフェッチにおいて、あ
るステートにのみクオリファイをかけた場合には、全て
のステートをトレースメモリ4に書き込むことができな
いので、命令コードの逆アセンブル表示をすることがで
きず、マイクロコンピュータ応用システムのプログラム
を開発するときのデバッグ効率が低下するという欠点が
あった。
【0005】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、命令の全てのステートにクオリファイ条件
が設定されていなくても、クオリファイ条件が成立する
命令の全てのステートをトレースメモリ4に書き込むこ
とができるトレース回路を提供することを目的をする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、マイクロコンピュータおよび
ターゲットシステムの評価を行なうために使用するイン
サーキット・エミュレータに内蔵されるトレース回路に
おいて、M1信号をデータ入力とし、R/Wストローブ
信号をラッチクロックとする第一のラッチ回路と、この
第一のラッチ回路の出力であるM1遅延信号をリセット
入力とし、クオリファイ条件成立信号をセット入力とす
るSRフリップフロップ回路と、このSRフリップフロ
ップ回路の出力であるクオリファイ条件成立セット反転
信号、R/Wストローブ信号およびM1信号を入力する
AND回路と、このAND回路の出力であるトレースフ
レームアドレスロード信号をロード信号とし、R/Wス
トローブ信号をカウントクロックとし、後記第二のラッ
チ回路の出力であるトレースフレームM1ラッチデータ
をデータ入力とするカウンタ回路と、このカウンタ回路
の出力をデータ入力とし、M1信号をラッチクロックと
する第二のラッチ回路とを有している。
【0007】
【作用】本発明はこのように構成されているので、命令
の全てのステートにクオリファイ条件が設定されていな
くても、クオリファイ条件が成立する命令の全てのステ
ートをトレースメモリに書き込むことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例における回路図である。同
図において、図1と同一回路および同一信号には同一の
符号を付してその説明を省略する。5はM1信号105
をデータ入力とし、R/Wストローブ信号104をラッ
チクロックとする第一のラッチ回路、6は第一のラッチ
回路5の出力であるM1遅延信号5aをリセット入力と
し、クオリファイ条件成立信号1aをセット入力とする
SRフリップフロップ回路、7はSRフリップフロップ
回路6の出力であるクオリファイ条件成立セット反転信
号6b、R/Wストローブ信号104およびM1信号1
05を入力するAND回路、8はAND回路7の出力で
あるトレースフレームアドレスロード信号7aをロード
信号とし、R/Wストローブ信号104をカウントクロ
ックとし、第二のラッチ回路9の出力であるトレースフ
レームM1ラッチデータ9aをデータ入力とするカウン
タ回路、9はカウンタ回路8の出力をデータ入力とし、
M1信号105をラッチクロックとする第二のラッチ回
路、10はクオリファイ条件成立セット信号6aの反転
信号であるクオリファイ条件成立セット反転信号6bを
得るためのインバータ、11はR/Wストローブ信号1
04を反転するインバータである。
【0009】次に、図1および図2を参照して上記実施
例の動作について説明する。図2は上記実施例のトレー
ス回路のタイミングチャートである。従来例と同様に、
クオリファイ条件指定バス106には、あらかじめ、ク
オリファイ条件としてアドレス100、データ2B、お
よびアドレス107、データ7Cが設定されているもの
とする。R/Wストローブ信号104の反転信号がトレ
ースメモリ4のWE端子43に入力されると、トレース
フレームアドレス端子41に入力されるトレースフレー
ムアドレスに、データ端子42に入力されるアドレスバ
ス101およびデータバス102上のデータが書き込ま
れる。したがって、トレースメモリ4にはクオリファイ
条件の成立の有無にかかわらず、常にトレースデータが
書き込まれることになる。
【0010】以下、順に各ステートの動作を説明する。
図2に示すように、1命令目のステートS1でアドレス
バス101からアドレス100が、データバス102か
らデータ2Bが、R/Wステータス信号103がトレー
スデータとして入力されると、設定済みのクオリファイ
条件と一致していることをコンパレータ1が検出し、ク
オリファイ条件成立信号1aがアクティブになり、SR
フリップフロップ回路6がセットされる。したがって、
クオリファイ条件成立セット反転信号6bがアクティブ
となり、M1信号105がアクティブであるからR/W
ストローブ信号104がアクティブの期間中、トレース
フレームアドレスロード信号7aがアクティブとなって
カウンタ回路8のロード端子82がアクティブとなる。
したがって、カウンタ回路8はラッチ回路9から出力さ
れるトレースフレームM1ラッチデータ9aから値
「5」を入力し、トレースフレームアドレス8aに値
「5」を出力するので、1命令目のステートS1では5
番目のトレースフレームにトレースデータが書き込まれ
る。ラッチ回路9は1命令目のS2ステート、すなわ
ち、M1信号105の立ち下がりでトレースフレームア
ドレス8aからの値5をラッチし、次のクオリファイ条
件成立信号1aがアクティブになるまで、またはラッチ
回路5の出力であるM1遅延信号5aがインアクティブ
になるまで保持する。次に、1命令目のステートS2で
はR/Wストローブ信号104の立ち下がりに同期して
M1遅延信号5aがアクティブになり、SRフリップフ
ロップ回路6の出力であるクオリファイ条件成立セット
信号6aがアクティブになってトレースフレームアドレ
スロード信号7aはインアクティブになる。したがっ
て、R/Wストローブ信号104がアクティブになる
と、カウンタ回路8がインクリメントされ、値「6」が
トレースフレームアドレス8aに出力されてトレースメ
モリ4の6番目のフレームにトレースデータが書き込ま
れる。同様に、1命令目のステートS3ではトレースメ
モリ4の7番目のフレームにトレースデータが書き込ま
れる。
【0011】次に、2命令目のステ−トS1ではクオリ
ファイ条件成立セット信号6aがアクティブであり、ク
オリファイ条件成立セット反転信号6bがインアクティ
ブであるから、トレ−スフレ−ムアドレスロ−ド信号7
aがインアクティブになる。したがって、R/Wストロ
−ブ信号104がアクティブになると、カウンタ回路8
がインクリメントされ、値「8」がトレ−スフレ−ムア
ドレス8aに出力されてトレ−スメモリ4の8番目のフ
レ−ムにトレ−スデ−タが書き込まれる。
【0012】次に、2命令目のステ−トS2、すなわ
ち、M1信号105の立ち下がりでラッチ回路9はトレ
−スフレームアドレス8aからの値「8」をラッチし、
次のクオリファイ条件成立信号1aがアクティブになる
まで、またはM1遅延信号5aがインアクティブになる
まで値「8」を保持する。
【0013】次の3命令目のステートS2では、アドレ
スバス101からアドレス107が、データバス102
からデータ7Cが、また、R/Wステータス信号103
がトレースデータとして入力されると、設定済みのクオ
リファイ条件と一致していることをコンパレータ1が検
出し、クオリファイ条件成立信号1aがアクティブにな
り、SRフリップフロップ回路6がセットされるので、
クオリファイ条件成立セット信号6aがアクティブにな
り、トレースフレームアドレスロード信号7aがインア
クティブになる。したがって、R/Wストローブ信号1
04がアクティブになると、カウンタ回路8がインクリ
メントされ、値「9」がトレースフレームアドレス8a
に出力され、トレースメモリ4の9番目のフレームにト
レースデータが上書きされる。
【0014】以上の経過によって、トレースメモリ4に
は図3に示すトレースフレームが書き込まれる。
【0015】したがって、以上のような実施例の構成に
よれば、クオリファイ条件が成立する命令サイクルはク
オリファイ条件が成立したステートの位置によらず、全
てのステートをトレースメモリ4に書き込むことができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、クオリ
ファイ条件が成立する命令は、全てのステートがトレー
スメモリに書き込まれるので、全ステートのコードを解
析することによって正しく逆アセンブル表示することが
でき、マイクロコンピュータ応用システムのプログラム
開発におけるデバッグ効率を高めることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるトレース回路図であ
る。
【図2】実施例のタイミングチャートである。
【図3】実施例のトレースメモリに書き込まれるデータ
を示す説明図である。
【図4】従来例のトレース回路図である。
【図5】従来例のタイミングチャートである。
【図6】従来例のトレースメモリに書き込まれるデータ
を示す説明図である。
【符号の説明】 1 コンパレータ 4 トレースメモリ 5 ラッチ回路 6 SRフリップフロップ回路 7 AND回路 8 カウンタ回路 9 ラッチ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータおよびターゲット
    システムの評価を行なうために使用するインサーキット
    ・エミュレータに内蔵されるトレース回路において、 インストラクションオペレーションコード・フェッチサ
    イクル信号(以下M1信号と称する)をデータ入力と
    し、リード/ライトストローブ信号(以下R/Wストロ
    ーブ信号と称する)をラッチクロックとする第一のラッ
    チ回路と、 この第一のラッチ回路の出力であるM1遅延信号をリセ
    ット入力とし、クオリファイ条件成立信号をセット入力
    とするSRフリップフロップ回路と、 このSRフリップフロップ回路の出力であるクオリファ
    イ条件成立セット反転信号、R/Wストローブ信号およ
    びM1信号を入力するAND回路と、 このAND回路の出力であるトレースフレームアドレス
    ロード信号をロード信号とし、R/Wストローブ信号を
    カウントクロックとし、後記第二のラッチ回路の出力で
    あるトレースフレームM1ラッチデータをデータ入力と
    するカウンタ回路と、 このカウンタ回路の出力をデータ入力とし、M1信号を
    ラッチクロックとする第二のラッチ回路とを含むことを
    特徴とするトレース回路。
JP3348633A 1991-12-06 1991-12-06 トレース回路 Expired - Lifetime JP2755318B2 (ja)

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JPH05158729A JPH05158729A (ja) 1993-06-25
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