JPH03251292A

JPH03251292A - ２本針ミシンの糸通し装置

Info

Publication number: JPH03251292A
Application number: JP2047537A
Authority: JP
Inventors: Shiro Satoma; 里麻　資朗
Original assignee: Juki Corp
Current assignee: Juki Corp
Priority date: 1990-02-28
Filing date: 1990-02-28
Publication date: 1991-11-08
Anticipated expiration: 2010-08-09
Also published as: DE4104456C2; DE4104456A1; US5072678A; JPH0773639B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、２本針ミシンの糸通し機構に関するもので
ある。

［従来技術とその課題］ミシンの縫針に縫糸を通す作業は、縫製作業の中ても傾
線て手間のかかる作業の一つである。

このため、現在ては、第６図に示すような糸通し機構が
提案されている。

図において、Ｆは枠体てあり針棒ｌと平行で上下に滑動
可能にミシンヘッド（不図示）に設けられている。

Ｓ２は、上昇バネで下端を枠体Ｆに、上端をミシンヘッ
ドに止具５により固定され、枠体Ｆを常時は上方へ付勢
している。そして、２は回動軸て、枠体Ｆに回動可能に
支持されている。

３は当接ピンであり１回動軸２に両端が突出するように
貫設されていて、一端は第７図（ａ）に示すように、枠
体Ｆに設けられた傾斜孔Ｆａに係合している。

Ｓｌは、下降バネで１回動軸２を捲装するように設けら
れ、上端を枠体Ｆ、下端を当接ピン３にそれぞれ当接し
、当接ピン３が傾斜孔Ｆａの下端に位置するよう回動軸
２を下方へ付勢している。

（第７図（ａ）参照）また、４は針ｓ１に固定された当接体である。

ココで、枠体Ｆに設けられたレバーＬにより、上昇バネ
Ｓ２に抗して枠体Ｆを下降させると、当接ピン３は、当
接体４の上面に当接し、さらに下降バネＳｌに抗して枠
体Ｆを下降させれば、当接ピン３は、第７図（ａ）に示
す傾斜孔Ｆａに沿って滑動し、これによって回動軸２は
回動することかてきる。　一方、６は、回動軸２の下端
に設けられた糸掛は体てあり、この糸掛は体６は、糸掛
はフック６ａと、その両側方に設けられる縫針保持体６
ｂとからなっている。

そして、この糸掛は体６は、回動軸２とともに下降およ
び回動をなし１回動軸２の回動停止位置すなわち、第７
図（ａ）に示す当接ピン３が傾斜ＪＬＦａの上端に位置
した際、同図（ｂ）に示すように、縫針Ｎと係合するよ
うになっている。

同図（ｃ）は、この保合状態を側面から示す図て１図示
のように、糸掛は体６の糸Ｄ１けフック６ａは、縫針Ｎ
の針穴Ｏから突出する。この状態で、糸掛はフック６ａ
に縫糸を係止し、枠体Ｆの下方への付勢を解放すれば、
糸掛はフック６ａは、前記上昇バネＳ２の回復付勢力に
より、縫糸を係止したまま針穴０を通過し、原位置とな
り。

縫針を針穴０に通すことかてきる。

以上、説明したように、この糸通し機構によれば、針穴
Ｏに対し１Ｍ糸を迅速かつ容易に通ずことがてき、Ｎ製
能率が向上する。

しかしながら、この糸通し機構は１以上に示した１本の
Ｕ針を具えたいわゆる１本針ミシンには設置可能である
が、第８図に示すような、２本の隣接する縫針Ｎｌ、Ｎ
２を有し、各縫針Ｎ１．Ｎ２の針穴０１．０２の高さ位
置の異なる。

いわゆる２本針ミシンにおいては、糸通しａｔｅを、そ
れぞれの縫針に設置することは、スペース上困難である
ため搭載されていない。

このため、２本針ミシンにおける糸通し作業は、指先に
よる煩緒な作業をよぎなくされＮ製能率向上を妨げる原
因となっている。

［課題を解決するための手段］この発明は、２本針ミシンの糸通し装置を、＆ｉ釦の針
穴に挿通可能な糸掛はフ・ンクを具え、この糸掛はフッ
つて縫針を係止して、針穴に縫糸を通すようにした糸通
し機構と。

この糸通し機構の糸掛はフックを並立する２本の縫針の
いずれか一方の縫針に対向させるため。

糸通し機構を並立する針量で水平方向に往復動させる移
動手段と、前記移動手段によって糸掛はフックが対向した縫針の針
穴と同一直線上に糸掛はフックを上下方向に平行移動さ
せる位置合せ手段と、によりＩ／Ｉ４成し、上記従来の課題を解決しようとす
るものである。

［作用］この発明に係る２本針ミシンの糸通し装置は。

移動手段により、糸通し機構を、並立する針量て水平方
向に往復動させ、糸掛はフックを２木の縫針のいずれか
一方の縫針に対向させ、次いて、位置合せ手段により糸
掛はフ・ンクを上下方向に平行移動させ、糸掛はフック
か対向した縫針の針穴と同一直線上に糸掛はフックを位
置させ、それぞれの縫針の４穴に糸掛はフックを挿通さ
せて縫糸通しを行う。

［発明の実施例］図面に基ずいて、この発明の詳細な説明する。なお、従
来例と同一箇所には、同一符号を４＝Ｊして重複説明は
省略する。

第１図ないし第５図は、この発明の１実施例を示す図で
ある。

第１図は、２本針ミシンの糸通し装置を示す平面図てあ
り１図においてＤは糸通し機構である。

この糸通しｌＩ！、４ｉＩＤは、従来技術と同様に、枠
体Ｆ、糸掛は体６を有する回動軸２等を具え、レバーＬ
によりこれらを下降させることて、回動軸２に貫設され
る当接ピン３を、枠体Ｆに設けた傾斜孔に沿って滑動さ
せ、糸掛は体６を縫針方向へ回動させることがてきるよ
うになっている。　　（！［７図（ａ）、（ｂ）参照）７は、この糸通し機構りを設置する設置板てあり２枠体
Ｆを上下に滑動可能に支持するとともに、この枠体Ｆを
上昇状態に付勢する上昇バネＳ２の上端を保持している
。

一方、ｌは、２本針ミシンの針棒て、下降時には、第１
針Ｎ１．第２針Ｎ２が針幅Ｗをおいて設けられている。

そして、この容重Ｎ１．ＮＺの針穴０１．０２は、高さ
位置が、高さ輻Ｈたけ異なっている。

次に、第２図および第３図により移動手段を説明する。

第２図は、第１図に示す２未開ミシンの糸通し装置を矢
符Ｘ方向から示したちのである。

移動手段は図示のように、回動機構Ｃと、係止機構Ｂと
からなっている。

回動機ＩＩＩＩｉＣは、ミシン機枠に固定される固定体
ＣＩと、この固定体Ｃ１にピンＰにより回動可能に支持
される回動腕Ｃ２とを具えていて、回動腕Ｃ２の先端は
前記設置板７を固定している。

これにより、回動ａｒｃは、糸通し機構りを水平方向に
回動させることができる。

また、係止機構Ｂは１円柱棒Ｂ２と輻合せ板Ｂ２とから
なっている０円柱棒Ｂ２は、弾性材により形成され、前
記設置板７に立設されている。

そして、輻合せ板Ｂ１は、第３図（ａ）に示すように、
円柱棒Ｂ２と係合するＵ字形状の貫通孔Ｕを有し、ミシ
ン機枠Ｍに固定されている。この輻合せ板Ｂｌは、貫通
孔Ｕにより、円柱棒Ｂｌを針幅Ｗ移動可能にしている。

すなわち、係止機構Ｂは、糸通し機構りを４輻Ｗ移動可
能としていて、この実施例ては１円柱棒Ｂｌを図中左方
（実線位置）にした場合には、同図（ｂ）に示すように
糸通し機構りの糸掛は体６がｌ’ｓ１針Ｎｌと係合可能
な位置にし、円柱棒Ｂｌを図中右方（点線位置）にした
場合には、同図（Ｃ）に示すように糸掛は体６が第２針
Ｎ２と係合可能な位置にすることがてきる。

次に位置合せ手段を説明する。

第１図において、Ａは、位置合せ手段てあり、糸通し機
構りの回動軸２に設けられる円形当接体Ａｌと、針棒ｌ
に設けられる係止体Ａ２とからなっている。

第４図は、この位置合せ手段Ａの構成を示す一部切欠斜
視図である。

図に示すように、円形当接体Ａｌは、断面コ字状の逆皿
形状をなしていて、回動軸２に固着されるとともに、当
接ピン３を貫通して設けられ、回動軸２、当接ピン３と
ともに下降、回動するようになフている。

なお、この実施例において、当接ピン３は１円形当接体
Ａｌに貫設されるよう設けた例を示したか２円形当接体
Ａｌと当接ピン３とを個別に回動軸２に設けても良い。

また、係止体Ａ２は、半円形の四部８を上方に具え、円
形当接体Ａｌの下方て、針棒ｌに固定されている。この
係止体Ａ２の凹部８の膚の深さは、２本針ミシンの各組
の針穴高さ幅Ｈと回し長さとなっている。

そして、前記レバーＬを下降させると、この円形当接体
Ａ１と、係止体Ａ２とが当接し、その後さらにレバーＬ
を下降させれば前記当接ピンが、枠体Ｆに設けられた傾
斜孔Ｆａに沿って滑動し回動軸２を回動することがてき
るようになっている。［７図（ａ）参照）ここで、前記移動手段により、糸通し機構りが第１針Ｎ
ｌと係合する位置とな９ている場合には、第５［ｉ１！
Ｉ（ａ）に示すように円形当接体Ａｔは係止体Ａ２の上
面に当接する。

この円形当接体ＡＩの高さ位置において、前記糸掛は体
６は、同図（ｂ）に示すようにｆｔ５１６１　Ｎｌの針
穴０１と同じ高さとなり、糸掛は体６により第１針Ｎｌ
に縫糸を通すことがてきる。

また、移動手段により、糸通し機構りが、第２針Ｎ２と
係合する位置となワている場合には、第５図（Ｃ）に示
すように円形当接体Ａ２は、係止体Ａ２の凹部８に入り
込み、同図（ａ）に示した高さ位置より針穴高さ幅Ｈ分
だけ低くなる。

これによフて、同図（ｄ）に示すように、糸掛け体６は
、第２針Ｎ２の針穴０２と回し高さとなり、糸掛は体６
により、第２針Ｎ２に縫糸を通すことができる。

［発明の効果］この発明に係る２本針ミシンの糸通し装置は、糸掛はフ
ックを具えた糸通し機構と、この糸通し機構を２本針ミ
シンの縫針間て往復動させる移動手段と、各縫針の針穴
高さに糸通し機構の糸掛はフッ、りを対向させる位置合
せ手段と、により構成したので、針穴高さが異なり、隣
接して設けられる２木の縫針を具えた２本針ミシンの各
縫針に縫糸を迅速かつ容易に通すことができ、縫製能率
を大幅に向上させることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る２本針ミシンの糸通し装置の
１実施例の構成を示す平面図、第２図は、第１図に示す
２本針ミシンの糸通し装置を側方から示す側面図、第３
図は、移動手段を示す図て、同図（ａ）は、円柱棒と輻
合せ板との保合状態を示す平面図、同図（ｂ）、（ｃ）
は移動手段による糸通し機構の移動状態を示す説明図、
第４図は１位置合せ手段の構成を示す一部切欠斜視図、
第５図は、位置合せ手段の作用を示ず図て。同図（ａ）は１円形当接体か、係止体の上面に当接した
状態を示す断面図、同図（ｂ）は糸掛は体が第１針と係
合した状態を示す一部切欠斜視図。同図（Ｃ）は、円形当接体が、係止体の四部に入り込ん
だ状態を示す断面図、同図（ｄ）は、糸掛は体がｔｆＳ
Ｚ針と係合した状態を示す一部切欠側面図、第７図は、
ＭＳ６図に示す糸通し機構の作用を示す図で、同図（ａ
）は当接ピンと傾剥孔の係合状態および当接ピンの滑動
状態を示す平面図、同図（ｂ）は、糸掛は体と縫針との
係合状態を示す説明図、同図（Ｃ）は、糸掛は体とＮ釦
との係合状態を示す一部切欠斜視図、第８図は、２本針
ミシンの縫針を示す一部切欠側面図である。図において、糸通し機構　ａ糸掛はフック第１図

Claims

【特許請求の範囲】縫針の針穴に挿通可能な糸掛けフックを具え、この糸掛
けフックで縫針を係止して、針穴に縫糸を通すようにし
た糸通し機構と、この糸通し機構の糸掛けフックを並立する２本の縫針の
いずれか一方の縫針に対向させるため、糸通し機構を並
立する針間で水平方向に往復動させる移動手段と、前記移動手段によって糸掛けフックが対向した縫針の針
穴と同一直線上に糸掛けフックを上下方向に平行移動さ
せる位置合せ手段と、で構成したことを特徴とする２本針ミシンの糸通し装置
。