JPH0324972A - サーマルヘッドの蓄熱予測装置 - Google Patents

サーマルヘッドの蓄熱予測装置

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JPH0324972A
JPH0324972A JP1159727A JP15972789A JPH0324972A JP H0324972 A JPH0324972 A JP H0324972A JP 1159727 A JP1159727 A JP 1159727A JP 15972789 A JP15972789 A JP 15972789A JP H0324972 A JPH0324972 A JP H0324972A
Authority
JP
Japan
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temperature
recording
heating
cooling
signal
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Pending
Application number
JP1159727A
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English (en)
Inventor
Toshio Konaka
胡中 俊雄
Seikichi Nakamura
盛吉 中村
Tomohisa Mikami
三上 知久
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 サーマルヘッドの各部分における蓄熱量を検出し、一検
出した蓄熱量に基づき印加電力を制御する熱記録装置に
おけるヘッド蓄熱予測装置に関し、サーマルヘッドの放
熱板温度の蓄熱状態の変化に基づき高精度のヘッド蓄熱
予測を可能にすることを目的とし、 画素若しくは複数画素を単位とするサーマルヘッドの蓄
熱検出機構を備え、検出した蓄熱量をもとに印加電力を
制御して一定の記録濃度制御を行う熱記録装置において
、階調数、記録周期、前記記録周期開始直前の予測温度
で対応付けした加熱量テーブルと、前記加熱量テーブル
の出力値をスケーリングする定数テーブルと、記録周期
で対応付けした冷却定数テーブルと、前記記録周期開始
直前の予測温度と放熱板温度との差を得る減算器と、前
記記録周期内での加熱量を求めるため前記加熱量テーブ
ルの出力と前記減算器の出力間の第1の乗算、及び前記
記録周期開始時の温度が前記記録周期間に冷却されて到
達する温度と前記放熱板温度との差を求めるため前記冷
却定数テーブルと前記定数テーブルの出力間の第2の乗
算を行う乗算器と、前記放熱板温度に対する前記記録周
期までの加熱冷却の総量を前記乗算器による第1及び第
2の乗算結果として累積する累積器と、前記累積器の出
力に前記放熱板温度を加える加算器とを備え、前記放熱
板温度の変化に応じて記録周期毎にサーマルヘッドの基
板での蓄熱予測演算を行い、現記録周期開始直前の予測
温度を演算するように構或する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、サーマルへッドの各部分における蓄熱量を検
出し、検出した蓄熱量に基づき印加電力を制御する熱記
録装置におけるヘッド蓄熱予測装置に関し、特に、サー
マルヘッドの放熱板温度の変化に基づき高精度な蓄熱予
測を可能にしたサーマルヘッド蓄熱予測装置に関する。
〔従来の技術〕
サーマルヘッドを使用して熱記録を行う′時、サーマル
ヘッド自体が加熱されるので、多値階調記録を行う場合
、サーマルヘッドの蓄熱量に応じて通電制御する必要が
ある。このために、熱記録での濃度制御はサーマルヘッ
ド内での蓄熱を検出し、その蓄熱量に応じてサーマルヘ
ッドへの印加電力を制御する。印加電力の制御は電圧を
制御する方法や通電する時間にあたる記録パルス幅変化
で行う方法が既に提案されている。
熱記録で問題となるサーマルヘッドの蓄熱現象はその物
理的な構造に対応付けられ主に3つのレベルに分類でき
る。第1レベルは熱記録に必要な熱エネルギを得る図6
の発熱抵抗体50、発熱抵抗体からの発熱のうち熱記録
に寄与しなかった熱エネルギを外部に放熱することを防
ぎ、熱記録面を保温する熱伝導率の比較的低いグレーズ
層51によるものでありこれらの熱定数に係わる。第2
のレベルは発熱抵抗体50、グレーズ層5lを形或する
ための熱伝導率の比較的高い基板52による蓄熱現象で
あり、その熱定数に係わる。第3のレベルは発熱抵抗体
50、グレース層51基板52での蓄熱をサーマルヘッ
ドの外部へ放熱させる放熱板53での蓄熱現象であり、
その熱定数に係わる。このレベルでの蓄熱現象の特徴と
して外気に接しているために外気の温度変化の影響を強
く受ける。
これらの蓄熱現象は発熱抵抗体50、グレース層51、
基板52放熱板53の順に応答が緩慢となる。熱記録に
おいてはこれらの蓄熱現象を十分に把握することにより
良好な記録が可能となる。
これらの蓄熱現象は記録画像、サーマルヘッドの物理定
数、周囲温度を元に熱伝導方程式を解くことで算出でき
るが、記録画像を特定したり、複雑なサーマルヘッドの
構造を含めての解析は実用性を欠いている。
そこで、従来より様々な発明がなされているが、第2、
第3レベルでの蓄熱現象は記録画像全般にわたり、その
品位に大きな影響を与える。これを改善するためにサー
マルヘッド内部の蓄熱現象を記録開始直前のサーマルヘ
ッドの温度と前記記録期間内での加熱冷却量を逐次累算
することで予測演算により求める方式がある。この方式
によると、nラインを記録直後の予測温度は雰囲気温度
Taとnラインでの加熱による温度上昇ΔTnと、直前
のn−1ラインでの゜予測温度Tn−1が雰囲気温度T
aとの差で冷却されていく頃との和となる。
Tn=Ta+ΔTn+ (T,l−+ −Ta) ex
p(−t/ r p )・・・ (1) (1)式において、tは、ライン間の記録周期、τpは
画素位置pでの熱時定数である。
ただし、 To =Ta               ・・・(
2)この(1〉式での温度予測は、n  1ラインまで
の画素位置pでの蓄熱がnラインの画素位置pのみに全
て寄与する場合に限られる。即ち、隣接する画素位置間
で熱伝導がない同一温度で変化する状態に限られる。そ
こで、一般的にはこのクロストーク現象を加味した下記
の(3)式とする方式がある。
Tn. p= Tn, p−(r−1)/2 xw−c
,−I),2+−・・+TI,,,xWo+・・・+’
rrtl p+ (r=。72×W (r − 1) 
/2          −・・(3)ここで、Tn,
 pは、p画素目の発熱抵抗体の予測温度、W−(r−
1)/2”’WO ””W(r−1)/2は、r個から
なるクロストークの重み付け係数であり、rはクロスト
ークの影響する範囲の画素数である。
ただし、サーマルヘッドの発熱抵抗体の総数をLこする
と、 p−(r−1)/2<1の時 Th+ P− (r − 1) /2 ” T II 
op+(r − 1 ) / 2 >Lの時TI1# 
p* tr− 1) /2 = Tn+ Lとなる。
このうよに、(1).  (3)式にしたがって演算を
することで、サーマルヘッドの蓄熱現象を予測すること
ができ、高品位な熱記録を実現できる。
ところで、従来の発明において雰囲気温度Taは、(1
)式に示されるように蓄熱現象に大きく関係することが
示されている。そこで、従来の発明では、記録を始める
時点でのサーマルヘッドの放熱板の温度をサーミスタで
実測し、この値を雰囲気温度としている。放熱板の温度
を雰囲気温度とする理由は、放熱板がサーマルヘッドの
熱的に主要な構戊要素である発熱抵抗体、グレース層、
基板に比べ十分大きな熱容量をもち、外気に直接接触し
ていることによる。従って、記録を開始した以降に放熱
板自体の温度が変化しなければ、良好な蓄熱予測を実現
できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来方式では、記録速度を高速にしたり記録エネ
ルギを大きくすると、発熱抵抗体、グレース層、基板で
の蓄熱が大きくなり放熱板自体の温度が記録中に急激に
変化する。例えば、一定の記録エネルギで連続して熱記
録を行う場合、記録速度を高速化した時の放熱板の温度
変化の様子を第7図に示す。第7図の内、記録速度が比
較的遅く放熱板の温度が変化しない曲線■の場合、サー
マルヘッドの基板での過渡的な蓄熱現象の後に蓄熱によ
る温度変化は安定な状態となる。しかし、記録速度が高
速になり放熱板の温度が徐々に上昇する曲線Iの場合、
過渡的な蓄熱現象の後にも放熱板自体が蓄熱し、基板の
温度が徐々に変化する。
このために、従来の発明を放熱板の温度変化が生じる高
速な熱記録や大きな記録エネルギでの熱記録に適用する
と、蓄熱予測の基準となる雰囲気温度が変動し、高精度
な蓄熱予測をできないという問題があった。
本発明の目的は、放熱板自体の温度変化に応じて、その
検出温度を雰囲気温度として、記録周期毎にサーマルヘ
ッドの基板での蓄熱予測演算を行うサーマルヘッド蓄熱
予測装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明では、基
板5■での蓄熱による温度変化を予測する記録周期毎に
放熱板53の温度を逐次計測して、その温度変化をもと
に高精度な予測する。第1図は、本発明の原理説明図で
あり、一定の記録エネルギで高速記録した時のサーマル
ヘッドの温度変化とその予測に関するものである。第1
図において、横軸は、記録周期tを単位とする時間推移
を示し、縦軸は、温度を示す。図中、曲線1はサーマル
ヘッドの発熱抵抗体の表面温度、曲線2は基板での蓄熱
変化、曲線3は放熱板自体の温度を記録周期毎にサーミ
スタにより実測したもの、4は従来の発明による予測温
度の冷却特性、5は本発明による予測温度の冷却特性、
Tlは時刻t1での基板温度、Tslは時刻t1での放
熱板温度の測定値を示す。
記録を開始するO点では、温度曲線1.2.3は、とも
に雰囲気温度Taに等しく、記録とともに温度上昇して
いく。従来の(1),  (2)式によれば、0〜t1
の期間においては、(1)式の第2項は零となり、第1
項での加熱分のみが温度上昇に寄与する。したがって、
t1においても、本発明および従来の発明の予測結果は
、ともにT1に上昇する。このt1において、本発明で
は、放熱板の温度をサーミスタで実測し、この実測値を
もとに(1)式の内の雰囲気温度TaをTlに修正し(
4)式とする。
L=Tsh−++ΔT.,+ (Tn−+−Ts,,−
+)exp(−t/ r p )(4) 以後、各記録周期毎に放熱板の温度を実測しなおすこと
で、放熱板の温度変化を加味した予測をできることにな
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第2図〜第5図により説明する。
第2図は、本発明の一実施例を示すブロック構或図、第
3図は、第2図における温度予測部の詳細図、第4図、
第5図は温度予測部の動作を示すタイムチャートである
第2図において、6は本発明の温度予測部、7はサーマ
ルヘッド、8はサーマルヘッドを駆動するサーマルヘッ
ド駆動部、9はサーマルヘッド駆動部8の印加電力を決
定するパルス幅テーブル、lOはサーマルヘッド7の放
熱板の温度検出するサーミスタ、11はサーミスタ10
で検出した温度をデジタル信号に変換する温度検出部、
12は上記のブロックを制御するサーマルヘッド制御部
である。
サーマルヘッド制1i12は、サーマルヘッド7による
各ライン記録を開始する直前に、まず、サーミスタ10
、温度検出部11によりサーマルヘッド7の放熱板温度
を実測し、デジタル化をするための制御を行う。次に、
この放熱板の温度データ、記録画素の階調数、記録速度
等の温度予測に必要なデータを温度予測部6へ転送する
。温度予測部6はこれらのデータより逐次サーマルヘッ
ド7の温度を予測する。サーマルヘッド制御部l2は温
度部6で予測した温度値、記録画素の階調数、記録速度
(記録周期)等をパルス幅テーブル9へ送る。パルス幅
テーブル9はこれらのデータに応じてパルス幅を決定す
る。サーマルヘッド駆動部8はパルス幅テーブル9の出
力パルス幅に従ってサーマルヘッド7を電力制御して最
適な熱記録を行う。以下、温度予測部6の詳細な動作を
第3図のブロック図、第4図、第5図のタイムチャート
図を用いて述べる。
第3図は、本発明の温度予測部の詳細を示すブロック図
である。第3図中、信号13、信号14は加熱量を決定
する画素毎の階調数、記録速度を示す信号、信号15は
放熱板温度データを人力する信号である。16は記録ラ
イン毎に温度センサで実測した放熱板温度の値を1画素
毎に1ライン分格納する放熱板温度ラインバッファ、1
7は演算した予測温度の値を1画素毎に1ライン分格納
する予測温度ラインバッファ、l8はサーマルヘッドの
抵抗値バラツキを補正する抵抗値補正テーブル、l9は
記録ライン内の加熱量を求める加熱量テーブル、20は
前ラインでの予測温度と放熱板温度との差を求める減算
器、2lは定数1を出力する定数テーブル、22は予測
温度を求めるサーマルヘッドの位置を画素数をカウント
することで検出する画素数カウンタ、23はサーマルヘ
ッドの熱時定数分布を含めた冷却定数テーブル、24.
25はマルチブレクサ、26は記録ライン内の加熱量を
求めるために加熱量テーブル19、定数テーブル21の
出力、放熱板温度に対する冷却量を求めるために減算器
20の出力、冷却定数テーブル23の出力を乗算する乗
算器、27は放熱板温度に対する加熱、冷却総量を求め
るために乗算器26の出力を累算する累算器、28は累
算器27の出力である加熱冷却予測温度を記憶する加熱
冷却ラインバッファ、29はクロストーク演算において
の画素位置を示すアドレスを更新するクロックであるア
ドレスクロック、30はアドレスクロック29をカウン
トしてクロストーク演算のアドレスを発生するアドレス
カウンタ、3lは画素数カウンタ22とアドレスカウン
タ30の値が比較し一致した時に信号を出力する比較器
、32はクロストーク演算の対象となる隣接した画素の
参照画素数rに対してr−1と(r−1)/2を設定す
る参照画素数スイッチ、33は参照画素数スイッチ32
の値を初期ロードして比較器31の出力に従ってカウン
トダウンする参照画素数カウンタ、34.35は加熱冷
却ラインバッファ28を指定する最大アドレス値、被選
択アドレス値を計算する加算器、36 . 37はマル
チブレクサ、38は参照画素数スイッチ32による最小
アドレス値を与える1入力、加算器34による最大アド
レス値を与える1人力と加算器35による被選択アドレ
ス値を与える1入力の3人力の内、被選択アドレス値入
力が最小アドレス値以下の場合最小アドレス値を選択し
、被選択アドレス値入力が最大アドレス値以上の場合最
大アドレス値を選択し、その他の場合被選択アドレス値
そのものを選択するバッファアドレス選択器、39はク
ロストーク演算のための隣接した参照画素毎にクロスト
ークの重み付けする係数を記憶した重み係数テーブル、
40は加熱冷却ラインバッファに記憶している画素位置
毎の加熱冷却予測温度と重み係数テーブル39の係数を
乗算する乗算器、41は重み付け乗算した画素位置毎の
クロストーク結果を参照画素数分累積する累算器、42
は累算器の出力を画素位置毎に記憶するクロストークラ
インバッファ、43はクロストークラインバッファ42
の出力であるクロストークを加味した最終的な予測温度
に放熱板温度を加える加算器、44は加算器43の出力
データを画素位置毎に一時格納するレジスタ、45は演
算出力となる予測温度を示す信号である。
第3図の動作の詳細を述べる前に、その概要を述べる、
動作は、まずクロストークを考慮しない時の画素位置毎
の加熱冷却温度予測を行い、この予測温度値を加熱冷却
ラインバッファ28に記憶する。この1ライン分の予測
温度値を隣接する画素間で平均化して、クロストークを
加味した予測温度値をクロストークラインバッファ42
に記憶する。得た予測温度値は、放熱板温度からの増分
であるので、画素位置毎の温度を加えて出力する。
この予測温度は、次ラインでの温度予測に必要であるの
で、同時に予測温度ラインバッファ17に記録させる。
この一連の動作を到着ラインごとに行う。
次に第4図、第5図のタイムチャートを用いて第3図装
置の動作を説明する。この内、タイムチャート第4図は
、記録動作を開始する第0ライン目、タイムチャート第
5図は、1ライン目以降を代表する第1ラインのものを
表わし、ライン先頭の第0画素について隣接するr画素
を参照して予測に関するものである。信号aは、ライン
毎の予測演算を行う期間を示すライン信号、信号bは第
2図内のサーマルヘッド7による各ライン記録を開始す
る直前に、サーミスタ10、温度検出部11によりサー
マルヘッド7の放熱板温度を実測し終えたことを示す放
熱板温度データ信号、信号Cは第3図内の画素毎の階調
数信号13、記録速度信号14、放熱板温度センサ信号
15が入力されることを示し、ライン内の画素数分生起
する画素データ人力信号、信号dは放熱板温度ラインバ
ッファl6の入出力データを表わす放熱板温度ラインバ
ッファデータ信号、信号lは予測温度ラインバッファ1
7の入出力データを表わす予測温度ラインバッファデー
タ信号、信号fは1画素の加熱冷却予測演算を行う期間
を示す加熱冷却予測演算信号、信号gは予測演算のため
の基本クロック信号、信号hは累積演算に先立ち累算器
27をリセットする加熱冷却リセット信号、信号lはマ
ルチブレクサ24.25の加熱冷却マルチプレクサ制御
信号、信号j.kは画素数カウンタ22のカウント値の
一部を示す画素数カウンタ信号、信号lは発熱抵抗体個
々の抵抗値補正する抵抗値補正テーブル18からの抵抗
値補正信号、信号m,nはマルチプレクサ24.25の
加熱冷却マルチプレクサデータ信号、信号0,pは参照
画素数カウンタ33のカウント値の一部を示す参照画素
数カンウタ信号、信号qは加熱冷却ラインバッファアド
レス信号、信号rは夕ロストークの演算期間を示すクロ
ストーク演算信号、信号Sはクロストーク演算に先立ち
クロストークリセット信号、信号tはクロストークの累
算演算において累算器41をリセットするクロストーク
初期信号、信号Uはアドレスクロック29の出力クロツ
クであるアドレスクロック信号、信号Vはクロック演算
する画素位置から同画素数分離れた画素位置についって
のクロストーク演算の完了を示す参照画素位置アドレス
信号、信号Wはクロストークラインバッファデータ信号
、信号Xは加熱冷却ラインバッファデータ信号、信号y
は重み係数テーブル39からの重み係数を示す重み係数
出力信号、信号2はレジスタ44の最終的な予測温度デ
ータ信号を示す。
予測演算を開始する第0番目のラインにおいて、ライン
信号aがハイレベルになるにともない、放熱板温度セン
サ信号bがハイレベルとなり、放熱仮温度を実測したこ
とを示す。次に、画素データ人力信号Cにより画素毎に
記録開始時点での放熱板温度データ信号を放熱板温度ラ
インバッファ16に書き込む。この放熱板温度は、実質
的にサーマルヘッドの周辺温度となる。これと同時に、
ライン信号aと画素データ入力信号Cと図示しない第0
ラインを示す制御信号によりマルチブレクサ46が放熱
板温度データ信号l5を予測温度ラインバッファ17へ
入力する。この結果、放熱板温度ラインバッファ16お
よび予測温度ラインバッファ17の同一画素に対応する
メモリアドレスに同じ放熱板温度データ信号15を記憶
し、サーマルヘッド周辺の雰囲気温度に初期化する。ま
た、画素データ人力信号Cがハイレベルになることによ
って、階調数信号13、記録速度信号14が人力される
。画素データ入力信号Cがローレベルになることによっ
て、画素数カウンタ22がリセット状態になり、予測す
るサーマルヘッド7の第0画素の位置を出力する。この
位置情報、および記録速度信号■4により冷却定数テー
ブル23、および発熱抵抗体の抵抗値バラツキを補正し
た抵抗値補正信号lにより加熱量テーブル19が確定し
、第0画素について予測演算が可能となる。、予測演算
準備ができると、加熱冷却予測演算信号fは、基本クロ
ック信号gの立ち上がりに同期してハイレベルとなる。
加熱冷却予測演算信号fがハイレベルになると、加熱冷
却リセット信号hおよび加熱冷却マルチプレクサ制御信
号lを発生する。加熱冷却リセット信号hは、累算器2
7をリセットする。
加熱冷却マルチプレクサ制御信号iは、マルチプレクサ
24.25の出力に第0ラインの第0画素での加熱量演
算に必要な加熱量テーブル19からの加熱量と冷却定数
テーブル23からの出力係数値一1を乗算器26に入力
する。乗算器26は基本クロック信号gの立ち上がりで
マルチプレクサ24.25の出力である加熱冷却マルチ
プレクサデータ信号m,nを取り込む。その乗算結果Δ
Th0.0を累算器27に累算し、基本クロック信号g
の立ち上がりで、加熱冷却ラインバッファデータ信号X
とする。なお、この立ち上がりに先立ち、加熱冷却マル
チプレクサ制御信号iをローレベルとすることで、マル
チプレクサ24.25は第0ラインの第0画素での冷却
量演算に必要な予測温度ラインバッファ17と放熱板温
度ラインバッファ16とを減算器20により減算した温
度差と冷却定数テーブル23の出力を乗算器26に人力
する。すなわち、加熱量の演算結果の出力と冷却量の演
算のためのデータのフェッチを同一タイミングにて行う
。引き続き、乗算器26は冷却量を演算実行するが、予
測温度ラインバッファ■7と放熱板温度ラインバッファ
16との差は、記録の第0ライン目の全ての画素で零と
なるので、累算器27での累算結果ΔTtO,Oは、加
熱魚の演算結果ΔTh0.0に等しくなる。演算結果は
、次の基本クロック信号gの立ち上がりで加熱冷却ライ
ンバッファデータ信号Xとなる。この加熱冷却ラインバ
ッファデータ信号Xは、バッファアドレス選択器38で
指定した加熱冷却ラインバッファ28に記憶するが、こ
の時のアドレスは次の条件下で選択される。最大アドレ
ス値は画素数カウンタ22の値と参照画素数スイッチ3
2の値を加算した値であり、(r−1)/2となる。最
小アドレス値は参照画素数スイッチ32の値であり(r
−1)/2となる。被選択アドレス値は、画素数カウン
タ22の値と参照画素数スイッチ32の値を加算した値
であり、(r−1)/2となる。すなわち、最大アドレ
ス値と同じである。この結果、バッファアドレス選択器
38は最大アドレス値を選択して加熱冷却ラインバッフ
ァ28を指定して加熱冷却ラインバッファデータ信号X
を記憶する。続いて、画素データ入力信号Cがハイレベ
ルになることによって、第1画素に関する階調数信号、
記録速度信号が入力される。次に、画素データ入力信号
Cがローレベルになることによって、画素数カンウタ2
2がカウントアップし、予測するサーマルヘッドの位置
を更新する。この位置情報、および記録速度信号14に
より冷却定数テーブル23、抵抗値補正テーブルl8、
加熱量テーブルl9が確定し、第1画素について予測演
算が可能となる。以下、第0ライン終了までこれらの演
算を繰り返す。第0ライン終了時、画素数カウンタ22
はライン内の画素数−1を示し、加熱冷却ラインバッフ
ァ28は(r−1)/2から画素数カウンタ22の値+
(r−1)/2まで加熱冷却演算の値を記憶する。
第0ラインの加熱冷却演算が全て終わると、クロストー
ク演算に入る。クロストーク演算開始にともない、クロ
ストーク演算信号rが立ち上がり、クロストークリセッ
ト信号Sにより、アドレスカウンタ30、参照画素数カ
ウンタ33をリセットする。参照画素数カウンタ33は
、参照画素数r−1に初期設定する。基本クロック信号
gの立ち上がりに先立ち、クロストーク初期信号tによ
り累算器41をリセットのモードにし、基本クロツク信
号g入力でリセットする。この間に加熱冷却ラインバッ
ファ28をバッファアドレス選択器38によりアドレス
指定し、重み係数テーブル39を参照画素数カウンタ3
3で指定する。バツファアドレス選択器38は次の条件
下で選択する。
最大アドレス値は画素数カウンタ22と参照画素数スイ
ッチ32の加算値であり、画素数カンウタ22の値+(
r−1)/2となる。最小アドレス値は参照画素数スイ
ッチ32の(r−1)/2である。被選択アドレス値は
アドレスカウンタ30と参照画素数カウンタ33の加算
値でありr−1となる。通常、画素数カウン22の値す
なわち1ライン内に画素数−1は(r−1)/2より大
きいので、バッファアドレス選択器38は被選択アドレ
ス値を選択し、加熱冷却ラインバッファ28のアドレス
を指定する。この結果、加熱冷却ラインバッファ28の
出力値はΔTtQ,r−1となる。
ここで、参照画素数カウンタ33によって重み係数テー
ブル39が出力する値をWr−1とする。
ΔThO,r−1とWr−1は次の基本クロック信号g
の立ち上がりで乗算器40で乗算され、累算器41に累
算される。累算値はアドレスカウンタ30で指定するク
ロストークラインバッファ42に記録され、その値は(
5)式となる。
ΔTl 0.0 =ΔTV Q.r IXWr−1  
   (5)続いて、アドレスクロック信号Uが入ると
、アドレスカウンタ30がインクリメントされ、バッツ
ァアドレス選択器38は加熱冷却ラインバッファ28の
アドレスrを指定する。クロストーク初期信号tで累算
器41をリセットし、指定した加熱冷却ラインバッファ
28のデータΔTtQ,rについて乗算、累算し、(6
)式の演算を行う。
ΔTI0,1=ΔTt O,rXWr−1      
(6)以下、この動作を、アドレスカウンタ30と画素
数カウンタ22が等しくなるまで繰り返す。両方のカウ
ンタが一致すると、比較器31は参照画素位置アドレス
信号Vを出力して、参照画素数カウ:・′夕33をデク
リメントし、アドレスカウンタ30をリセットする。次
の基本クロック信号gの立ち上がりに先立ち、クロスト
ーク初期信号tをローレベルとして、アドレスカウンタ
30の指定したクロストークラインバッファ42のデー
タΔTI0.0を累算器41にロードする。この間に、
加熱冷却ラインバッファ28をバッファアドレス選択器
38によりアドレス指定し、重み係数テーブル39を参
照画素数カウンタ33で指定する。
バッファアドレス選択器38は、次の条件下で選択する
。最大アドレス値は画素数カウンタ22と参照画素数ス
イッチ32の加算値であり、画素数カウンタ22の値+
(r−1)/2となる。最小アドレス値は参照画素数ス
イッチ32の(r−1)/2である。被選択アドレス値
は、アドレスカウンタ30と参照画素数カウンタ33の
加算値であり、r−2となる。通常、画素数カウンタ2
2の値すなわちlライン内に画素数−1は(r−1)/
2より大きいので、バッファアドレス選択器38は被選
択アドレス値を選択し、加熱冷却ラインバッファ28の
アドレスを指定する。この結果、加熱冷却ラインバッフ
ァ28の出力値はΔTtO,r−2となる。ここで、参
照画素数カウンタ33によって重み係数テーブル39が
出力する値をWr=2とする。ΔTtO,r−2とWr
−2は次の基本クロック信号gの立ち上がりで乗算器4
0で乗算され、累算器4lに累算される。累算値はアド
レスカウンタ30で指定するクロストークラインバッフ
ァ42に記録されるが、その値はクロストークラインバ
ッファ42からロードしたΔT10.0を累算した(7
)式となる。
ΔT10.0=ΔT t O, r−2x Wr−2+
ΔTI0,0  (7)続いて、アドレスクロック信号
Uが入ると、アドレスカウンタ30がインクリメントさ
れ、バッファアドレス選択器38は加熱冷却ラインバッ
ファ28のアドレスr−1を指定する。クロストーク初
期信号tで累算器41をリセットし、指定した加熱冷却
ラインバッファ28のデータΔTtO,r−1について
乗算、累算し、(8)式の演算を行う。
ΔT10.1=ΔTt O, r−1 xWr−2+Δ
TlO.1  (8)この一連の動作を、参照画素数カ
ウンタ33がOになるまで繰り返すが、参照画素数カウ
ンタ33がD−1)/2−1以下になると、バッファア
ドレス選択器38の選択値が最小アドレス値となる。例
えば、参照画素数カウンタ33が(r−1)/2−1に
なると、選択条件は次のようになる。
最大アドレス値は、画素数カウンタ22の値十(r−1
)/2−1、最小アドレス値は、参照画素数カウンタ3
2の(r−1)/2である。被選択アドレス値は、アド
レスカウンタ30と参照画素数カウンタ33の加算値で
あり、(r−1)/2−1となる。被選択アドレス値は
、最小アドレス値以下となり、バッファアドレス選択器
38は、最小アドレス値を選択し、加熱冷却ラインバッ
ファ28のアドレスを指定する。これは、サーマルヘッ
ドの両端から(r−1)/2以内の画素位置でのクロス
トーク演算する時、着目する画素位置に対して隣接する
r画素位置の一部が物理的に存在しないからである。こ
の場合の演算結果は、(9〉式となる。
ΔTl O.0 =ΔTt.o+(r−+)7z  X
W(y−1)72−1+ΔT10.0        
   (9)参照画素数カウンタ33がOまでインクリ
メントされ、比較器31が参照画素位置アドレス信号V
を出力した時のクロストークラインバッファ42の先頭
アドレスの値は、(10)式となる。
ΔTI0・0=ΔT、。,(・−1)/2XW0+・・
・+ΔTL at (r−1)/2 X W(r−+)
/2−++ΔT t Q+ <r − 1) /2 X
 W (r− 1) /2+ΔTtOn (r−1) 
xw(,−,,    ++ (10)これが、クロス
トーク演算結果である。ただし、この値は、放熱板温度
に対するものである。そこで、この値に放熱板温度ライ
ンバッファ16に記憶している記録開始直前の第0画素
位置の放熱板温度値Ta0.0を加算器43によって加
算する。この加算結果が求めるべき第0ライン第0画素
記録後の予測温度となる。予測温度は、レジスタ44に
一時記憶し、マルチブレクサ46を介して予測温度ライ
ンバッファ17をTa0.0+ΔTIO,Oに更新する
。ここで、TaO.0+ΔTlO.0をTpO.0とす
る。同様に、第0ラインのすべての画素位置について更
新する。そして、この予測演算値が第2図のパルス幅テ
ーブル9に送出され、これに応じたパルス幅がサーマル
ヘッド駆動部8に出力される。
予測演算を開始する第1ライン以降の第5図においても
、ライン信号aのみハイレベルになり、放熱板温度の実
測を終えると放熱板温度センサ信号bがハイレベルにな
ることによって、階調数信号13、記録速度信号l4、
および放熱板温度データ信号15が人力される。この結
果、放熱板温度ラインバッファ16に記録開始時点での
サーマルヘッドの放熱板温度が記憶される。次に、画素
データ入力信号Cがローレベルになることによって、画
素数カウンタ22がリセット状態になり、予測するサー
マルヘッド7の第0画素の位置を出力する。この位置情
報および記録速度信号14により、冷却テーブル23、
抵抗値補正テーブル18、加熱量テーブル19が確定し
、前ラインでの演算により予測温度ラインバッファ17
がすでに更新されており、第0画素について予測演算が
可能となる。予測演算準備ができると、加熱冷却予測演
算信号bは基本クロック信号の立ち上がりに同期してハ
イレベルとなる。加熱冷却予測演算信号fがハイレベル
になると、加熱冷却リセット信号hおよび加熱冷却マル
チブレクサ制御信号iを発生する。加熱冷却リセット信
号は累算器27をリセットする。加熱冷却マルチプレク
サ制御信号lはマルチブレクサ24.25の出力に第1
ラインの第0画素での加熱量演算に必要な加熱量テーブ
ル19からの加熱量ΔThl,0と冷却定数テーブル2
3からの出力係数値=1を乗算器26に入力する。乗算
器26は基本クロック信号gの立ち上がりでマルチブレ
クサ24.25の出力である加熱冷却マルチプレクサデ
ータ信号m.nを取り込む。その乗算結果ΔThl.0
を累算器27に累算し、基本クロック信号gの次の立ち
上がりで、加熱冷却ラインバッファデータ信号とXとす
る。なお、この立ち上がりに先立ち、加熱冷却マルチブ
レクサ制御信号iをローレベルとすることで、マルチブ
レクサ24.25は第1ラインの第O画素での冷却量演
算に必要な予測温度ラインバッファ17と放熱板温度ラ
インバッファ16とを減算器20により減算した温度差
と冷却定数テーブル23の出力を乗算器26に入力する
。すなわち、加熱量の演算結果の出力と冷却量の演算の
ためのデータのフェッチを同一タイミングにて行う。す
なわち、乗算器26は第1ライン第0画素を記録する直
前の予測温度Tp0.0.  と放熱板温度Tal.0
の差に冷却定数テーブル23の値を乗算する。その演算
結果は累算器27で加熱量ΔThl,0に累算され、記
録開始から第1ライン第0画素記録直後までの加熱冷却
総量となり、次の基本クロック信号gの立ち上がりで累
算器出力データとなる。第5図ではこの放熱板温度に対
する加熱冷却総量をΔTtl.0とする。
演算結果は次の基本クロック信号gの立ち上がりで加熱
冷却ラインバッファデータ信号Xとなる。
この加熱冷却ラインバッファデータ信号Xは、バッファ
アドレス選択器38で指定した加熱冷却ラインバッファ
28の(r−1)/2に記憶する。
続いて、画素データ人力信号Cがハイレベルになること
によって、第1画素に関する階調数信号13、記録速度
信号14が入力される。次に、画素データ人力信号Cが
ローレベルなることによって、画素数カウンタ22がカ
ウントアップし、予測するサーマルヘッドの位置を更新
する。この位置情報、および記録速度信号14により冷
却定数テーブル23、抵抗値補正テーブル18、加熱量
テーブル19が確定し、第1画素について予測演算が可
能となる。以下、第1ライン終了までこれらの演算を繰
り返す。第1ライン終了時、画素数カウンタ22は、ラ
イン内の画素数−1を示し、加熱冷却ラインバッファ2
8は、(r−1)/2から画素数カウンタ22の値+(
r−1)/2まで加熱冷却演算の値を記憶する。
第1ラインの加熱冷却演算が全て終わると、第0ライン
でのクロストーク演算同様に演算を行い、(1l〉式の
結果を得る。
ΔTl 1,0 =ΔT t In (r−+)/2X
Wo +−+ΔTt In (r−1) /2 X W
tr−1>7x−+ + −+ΔTt In (r−1
)/2 ×W(r−1)/2+...+ΔTt In 
(r−1) XW(r−o   (11)この値に放熱
板温度ラインバッファ16に記憶している記録開始直前
の第0画素位置の放熱板温度値Tal.Oを加算器43
によって加算する。この加算結果が求めるべき第1ライ
ン第0画素記録後の予測温度となる。予測温度は、レジ
スタ44に一時記憶し、マルチブレクサ46を介して予
測温度ラインバッファ17をTal,0+ΔTll,0
に更新する。ここで、Tal,0+ΔTll,0をTp
l.0とする。
同様に、第■ラインのすべての画素位置について更新す
る。
以下、予測ライン終了までのこれらの演算を繰り返して
、全ラインを予測演算する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、サーマルヘッド
の放熱板温度の蓄熱変化、あるいは記録期間内のサーマ
ルヘッド環境温度をも補正した高精度な蓄熱予測が可能
であり、蓄熱現象をより効果的に利用する熱記録を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例ブロック図、第3図は本発明
の温度予測部の詳細ブロック図、第4・5図は本発明の
実施例タイムチャート、第6図はサーマルヘッドの構造
図、および第7図は従来例の説明図である。 〈符号の説明) 1・・・表面温度曲線、 2・・・基板温度曲線、3・
・・放熱板温度曲線、6・・・温度予測部、7・・・サ
ーマルヘッド、 8・・・サーマルヘッド駆動部、 9・・・パルス幅テーフノペ 10・・・サーミスタ、  11・・・温度検出部、1
2・・・サーマルヘッド制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画素若しくは複数画素を単位とするサーマルヘッド
    の蓄熱検出機構を備え、検出した蓄熱量をもとに印加電
    力を制御して一定の記録濃度制御を行う熱記録装置にお
    いて、 階調数、記録周期、前記記録周期開始直前の予測温度で
    対応付けした加熱量テーブル(19)と、前記加熱量テ
    ーブルの出力値をスケーリングする定数テーブル(21
    )と、 記録周期で対応付けした冷却定数テーブル(23)と、 前記記録周期開始直前の予測温度と放熱板温度(T_s
    )との差を得る減算器(20)と、前記記録周期内での
    加熱量を求めるため前記加熱量テーブルの出力と前記定
    数テーブル間の第1の乗算、及び前記記録周期開始時の
    温度が前記記録周期間に冷却されて到達する温度と前記
    放熱板温度との差を求めるため前記冷却定数テーブルと
    前記減算器の出力間の第2の乗算を行う乗算器(26)
    と、 前記放熱板温度に対する前記記録周期までの加熱冷却の
    総量を前記乗算器による第1及び第2の乗算結果として
    累積する累積器(27)と、前記累積器の出力に前記放
    熱板温度を加える加算器(43)とを備え、 前記放熱板温度の変化に応じて記録周期毎にサーマルヘ
    ッドの基板での蓄熱予測演算を行い、現記録周期開始直
    前の予測温度を演算するようにしたことを特徴とするサ
    ーマルヘッド蓄熱予測演算装置。
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