JPH02248264A - 温度予測定数調整機能を持つ熱記録装置 - Google Patents

温度予測定数調整機能を持つ熱記録装置

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JPH02248264A
JPH02248264A JP6896689A JP6896689A JPH02248264A JP H02248264 A JPH02248264 A JP H02248264A JP 6896689 A JP6896689 A JP 6896689A JP 6896689 A JP6896689 A JP 6896689A JP H02248264 A JPH02248264 A JP H02248264A
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JP
Japan
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temperature
thermal head
thermal
recording
pulse width
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JP6896689A
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Seikichi Nakamura
盛吉 中村
Toshio Ebinaka
胡中 俊雄
Tomohisa Mikami
三上 知久
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 サーマル・ヘッドの温度を予測し、予測温度を参照して
サーマル・ヘッドに供給する電力を制御する熱記録装置
に関し、 この種の熱記録装置において、温度予測のために使用さ
れる定数を個六のサーマル・ヘッドに自動的に適合させ
ることを目的とし、 低濃度と高濃度の繰り返しパターンを熱記録装置に印刷
させ、印刷結果をイメージ・センサで読み取り、イメー
ジ・センサ出力に基づいて温度予測のための定数(熱抵
抗値や等価熱時定数など)の値を実質的に調整するもの
である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、サー°フル・−・・ンドの温度を予測し予測
温度を参照してサーマル・ヘッドに供給する電力を制御
する熱記録装置、特に温度予測のための定数を自動的に
調整する機能を持つ熱記録装置に関するものである。
(従来の技術〕 熱記録装置では、サーマル・ヘッドに記録濃度に対応す
る電流を?A シ、ヘッドを加熱して記録を行い、その
後、冷却期間を設けてヘッドの温度を所定の温度に戻す
。しかし、高速に記録左行って冷却期間が十分に取れな
くなると、サーマル・ヘッド自体の温度が]二昇し、同
じ電流をヘッドに与えても同一記録濃度にならず、記録
流度も上胃する。従って、高速に階調記録を行うには、
サーマル・ヘッドの蓄熱量に応じて通電制御することが
必要である。
第6図にサーマル・ヘッドの構造を示す。同図において
、1は発熱抵抗体、2はグLノーズ層、3は基板、4は
放熱板、1は保護層、6はリード線をそれぞれ示してい
る。
サーマル・ヘッドの蓄熱現象は、サーマル・ヘッド自体
の物理的な構造に対応して、グレーズ層2での高速蓄熱
、基板3での中速蓄熱、放熱板4での低速蓄熱の3つに
分類できる。その蓄熱の応答は、高速蓄熱がミリ秒オー
ダ(ライン間)、中速蓄熱が秒オーダ(ページ内)、低
速蓄熱が分オダ(ページ間)である。これらの蓄熱の内
、低速蓄熱は実測可能であり、高速り熱はせいぜい数ラ
インの履歴杏考慮すれば良く、比較的容易に求まる。こ
れに対して、中速蓄熱は、100ライン程度の熱履歴の
累積である(時定数は秒オーダで、ライン記録周間は1
0ないし30ミリ秒程度である)ため、膨大な量の演算
が必要となりミリアルタイムで求めることは困難である
。そこで、中速蓄熱の演算をリアルタイムで行うために
、■ 熱時定数を1つで代表する。
■ 冷却曲線を指数関数に置き換える。
ことによって、精度を太きく tiなうことなく演算を
大幅に筒略化する方式を提案した(特願昭62−044
657号)。この方式では、n番目のラインを記録した
直後の予測温度T0を Tn=Tn十八Tへl +(Tn−+ −Ta )exp (−t/τ)  (
1)で表される式から求める。ここで、T4は放熱板温
度、ΔTnはn番目のライン周間での加り、さ量、Tr
i−1は直前のラインの予測温度、tは記録周!llI
、τは等価熱時定数である。n@日の加熱量ΔTnは熱
抵抗Rの関数で表される。
第7図はサーマル・ヘッドの温度の変化を示す図である
。同図において、C1は発熱抵抗体での温度変化、C2
は基板での予測温度の変化を示す。
予測温度T。は、記録を開始するし。点では雰囲気温度
Tnに等しく、記録と共に上胃していく9L O””’
 Ln−1の期間においては(1)式の第3項のTn、
、、Iが雰囲気温度Tnになるので第3項は霊となり、
第2項での加熱量のみが温度−■1胃に寄りする。
tn−1”’ L hの期間においては、記録による加
熱量ΔTnと、L7−1での予測温度がり。までに冷却
された温度、すなわち(1)式の第2項、第3項との和
になる。
〔発明が解決しようとする!!!!題〕上述の熱抵抗R
と等偏熱時定数τは、従来、種々の画像に対して誤差が
最も少なくなるものを選んでいたが、選択に当たっては
非常に時間がかかること及び評価関数の作成が難しいと
言う問題があった。更に、サーマル・ヘッド個々によっ
て熱の拡散の仕方が異なるために、サーマル・ヘッド毎
に熱抵抗Rと等偏熱時定数τの設定が必要であると言う
問題もあった。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、サ
ーマル・ヘッドの温度を予測する温度予測部を持つ熱記
録装置において、温度予測のために使用される定数を個
々のサーマル・ヘッドに自動的に適合させることを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。本発明の熱記録装
置は、サーマル・ヘッドと、サーマル・ヘッドの放熱板
温度を検出する温度検出手段と、サーマル・ヘッド制御
部と、温度予測部と、パルス幅テーブルと、パルス幅テ
ーブルから出力されたパルス幅データに基づいてサーマ
ル・ヘッド−1供給する電力をパルス幅制御するサーマ
ル・ヘッド駆動部と、イメージ・センサとを具備してい
る。
パルス幅テーブルは、階調データ、記録速度データおよ
び温度予測部から渡された予測温度に対応するパルス幅
データを出力する。
温度予測部は、階調データ、記録速度データおよびλ1
度検出手段から渡された放熱板温度に基づいて、現ライ
ンを記録した直後の温度T。をTn%−Tn十ΔTn1 + (T1%−1−TA )exp  (−t、/τ)
なる弐(但し、T4は放熱板温度、ΔTnは現ライン周
期での加熱量、T□、は直前のラインの予測温度、tは
記録周期、τは等偏熱時定数)に従って予測する。また
、温度予測部は、exp(−L/τ)を求めるための冷
却定数テーブルを複数個有すると共に、加熱情へT0を
求めるための加熱量テーブルを複数個有している。
サーマル・ヘッド制御部は、低21=度と高濃度の繰り
返しパターンを発生するテスト・パターン発生回路と、
加熱量テーブルおよび冷却定数テーブルを選択するため
の制御信号を記憶する制御信号記憶部と、テーブル選択
処理手段とを有している。
テーブル選択処理手段は、繰り返しパターンを印刷させ
、印刷結果をイメージ・センサに読み取らせ、イメージ
・センサ出力に基づいて加熱量テーブルおよび冷却定数
テーブルを選択するための制御信号を出力し、最終的な
テーブル選択のための制御信号を制御信号記憶部に記↑
、なさせる処理を行う。
低濃度と高濃度の繰り返しパターンは、蓄熱の影響が最
も顕著に現れるパターンであり、この繰り返し周期が異
なる2種以上(例えば基t?!熱時定数をτ。とすると
周M2τ。、4τ。、・・・)のパターンを用いること
により、最適な熱抵抗Rと等偏熱時定数τの設定を行う
、熱抵抗とは、上昇した温度を与えられたエネルギーで
割ったものである。なお、第1図では、記録速度データ
をサーマル・ヘッド制御部から温度予測部に送っている
が、熱記録装置の記録速度が一定の場合には、記録速度
データをサーマル・ヘッド制御部から温度子at11部
に送る必要がない。
〔実施例〕
熱記録装置の構成および温度予測部の構成は上述の特願
昭61−044657号のものと略ぼ同一である。異な
るのは以下の点である。
■ サーマル・ヘッド制御部内に低濃度と高濃度の印字
パターンを発生さ〜Uるテトス・パターン発生回路を設
ける。
■ 印刷結果を読み取るためのイメージ・センサを設け
、イメージ・センサ出力をサーマル・ヘッド制御部にフ
ィードバックする。
■ サーマル・ヘッド制御部から加熱量テーブルおよび
冷却定数テーブルを選択するための制?’[lI信号を
出力する。
■ テーブル選択のための制御信号を記憶する記す、α
素子を設ける。
本発明によるテーブル選択動作は、熱記録装置にサーマ
ル・ヘッドが搭載された後、最初に記録する直前での1
回のみ行われる。これは、熱抵抗と等偏熱時定数がサー
マル・ヘッド固有のものであるが、不変のものであるか
らである。以下、本発明を図面を参照しつつ説明する。
第2図は本発明の熱記録装置の概要を示すブロック図で
ある。同図において、10はサーマル・ヘッド制御部、
11は温度予測部、12はパルス幅テーブル、13はサ
ーマル・ヘッド駆動部、14はサーマル・ヘッド、11
はサーミスタ、16はアナログ温度信号をディジタル温
度信号に変換する温度検出部、101はイメージ・セン
サをそれぞれ示している。
サーマル・ヘッド制御部10は、サーマル・ヘッド14
により熱記録を開始する直前に、先ずサーミスタ15に
より雰囲気温度を検出し、これを温度検出部16により
ディジタル化するための制御を行う0次に、この雰囲気
データに相当する検出温度データ、記録画素の階調デー
タ、記録速度データ等の温度予測に必要なデータを温度
予測部11へ転送する。温度予測部11は、これらのデ
ータより逐次サーマル・ヘッドの温度を予測する。
記録画素の階調データや記録速度データ、温度予測部1
1で予測された温度データ等は、パルス幅テーブル12
に送られる。
パルス幅テーブル12は、これらのデータに基づいてパ
ルス幅壱決定する。パルス幅テーブル12は、濃度1’
F’調記録を行うときに必要なものである。濃度階調記
録では、記録濃度は印加エネルギーに比例する(ただし
、最大記録濃度まで)。印加エネルギーは、発熱抵抗体
に与えられる電圧。
抵抗体に流れる7S流および電流を流す時間(パルス幅
)の積で表される。印加エネルギーを変えるには、電流
、電圧では非線形で汲い難く、コスト等を考慮すると、
パルス幅を変えるのが最も有利であり、通常よく行われ
る。パルス幅テーブルとは、階調数(データ値)に対応
するパルス幅合テーブル化したものであり、パルス幅と
濃度はほぼ直線で表されるため、最大濃度を記録するの
に必要な時間(パルス幅)を最大階調数で割ったものを
刻みとしてテーブル化したものである。
サーマル・ヘッド駆動部13は、パルス幅テーブル12
の出力パルス幅に従ってサーマル・ヘラF 14を電力
制御して最適な熱記録を行う。イメージ・センサ101
は、用紙上に印刷された画像に対応する読取データを出
力するものである。サーマル・ヘッド制御部10は、こ
の読取データを受け、印刷画像の階調値を調べ、その結
果に応じて温度予測部11の中に存在する加熱量テーブ
ルや冷却定数テーブルを選択する。
第3図は本発明の温度予測部の1例を示すブロック図で
ある。同図において、17は雰囲気温度ライン・バッフ
ァ、18は画素数カウンタ、19はマルチプレクサ、2
0は予測温度ライン・バッファ、21は加熱量テーブル
、22は減算器、23は定数出力部、24は冷却定数テ
ーブル、25と26はマルチプレクサ、27は乗算器、
28は累算器、29は加算器、30はレジスタ、31は
階調データ、32は記録速度データ、33は雰囲気温度
データ、50は加熱量テーブル選択信号、51は冷却定
数テーブル選択信号をそれぞれ示している。
第3図の温度予測部は、特願昭62−044657号の
ものと略ぼ同じであるので、節tnに説明する。雰囲気
温度ライン・バッファ17には、サーマル・ヘッドの各
発熱素子に対応する雰囲気温度データが格納される。な
お、サーマル・ヘッドには、例えば1280個程度0発
熱素子が横1列に配置されている。画素数カウンタ18
は、画素数をカウントするものである。マルチプレクサ
19は、選択指示信号に従って雰囲気温度データ33ま
たたはレジスタ30の出力する予ffiす温度データの
内の何れか一方を選択するものである。記録開始に先立
って、雰囲気温度データ33が予測温度ライン・バッフ
ァ20に格納され、ぞの後はレジスタ30から出力され
る予測)1v度データが予測温度ライン・バッファ20
に格納される。加熱量テーブル21は複数個存在し、そ
の内の1つが加熱型テーフ゛ル選1尺信号−50のイ直
によって選1尺される。なお、加熱量テーブルとはパル
ス幅と加熱h1の関係をテーブル化したものであり、加
熱量をパルス幅で割ったものが熱抵抗に対応する。選択
された加熱量テーブル21から階調データ3′1.記録
速度データ32及び予測温度Tn−1を併せたものに対
応する加熱量ΔTn、が読み出される。減算2’ji2
2は、予測温度ライン・バッファ20から出力された温
度データTn−i と雰囲気温度ライン・バッファ17
から読み出された温度データT4との差を出力するもの
である。定数出力部23は、定数“1”を出力するもの
である。冷却定数テーブル24は複数個存在し、その内
の1つが冷却定数テーブル選択信号51の値によって選
択される。
選択された冷却定数テーブル24から記録速度データ3
2及び画素数カウンタ18の出力データを併せたものに
対応するexp(−t/τ)が出力される。マルチプレ
クサ21は、選択指示信号の値に従って、加熱量テーブ
ル21の出力または減算器22の出力の内の何れか一方
を選択する。マルチプレクサ26は、選択指示信号の値
に従って、定数出力部23の出力または冷却定数テーブ
ル24の出力の内の何れか一方を出力する。乗算器27
は、マルチプレクサ25の出力とマルチプレクサ26の
出力との乗算を行う。乗算器27の出力は、累算器28
に入力される。加算器29は、累算器28と雰囲気温度
う・fン・バッファ17の出力Taとを加算する。加算
器2つの出力は、レジスタ30にセットされる。レジス
タ30の出力は、予測温度ライン・バッファ20に書き
込まれる。
第3図に示す温度予測部は、 Tfi=Tn+ΔTll + (Ta−t −Ta )exp  (−t/τ)な
る式に従って温度を予測するものである。サーマル・ヘ
ッド14のi番目の発熱素子に対応する予測温度Tnを
求めるには、次のような動作が行われる。まず、i番目
の発熱素子に対応する予測温度Tn、を予測温度ライン
・バッファ20から読み出し、予測温度Tn−1.加熱
量テーブル選択信号50.i番目の画素の階調データ3
1および記録速度データ32を加熱量テーブル21の集
合に与え、対応する加熱量ΔTnを読み出す。この加熱
量ΔTnと定数“1°゛とを乗算器27で乗算し、乗算
結果を累算器28に送る。なお、累算器2日は、予めリ
セットされている。
次に、予測温度ライン・バッファ20からi番目の発熱
素子に対応する予測温度Tn−1を読み出すと共に雰囲
気温度ライン・バッファ17からi番目の発熱素子に対
応する雰囲気温度Tnを読み出し、両にの差(Tn、−
Tn)を減算器22で計算する。これと並行して、冷却
定数テーブル選択信号51.記録速度データ32および
画素カウンタ18の出力を冷却定数テーブル24の集合
に対して与え、対応するexp(−t/τ)を読み出す
。eXP(t/τ)と(’r、、−,−’r、 )の乗
算を乗算器27で行い、乗算結果を累算器28に送る。
この結果、累算器28は、 ΔT’+s + (Tll−I  Ta ) exp(
t / r)を出力する。
次に、雰囲気温度ライン・バッファ17からi番目の発
熱素子に対応する雰囲気温度Tnを読み出し、これと累
算器28の出力とを加算器29で加算し、加算結果をレ
ジスタ30にセットする。
この結果、レジスタ30の出力は、 Tn =TII −i−ΔTn。
+  (Tnl−+  −Tn  )exp  (−t
/τ)となる。以上の動作を全ての発熱素子について1
1う。
第4図はサーマル・ヘッド制御部の構成例を示す図であ
る。同図において、61はマイクロプロセンサ、σ2は
RAM、63はプロゲラJ、 ROM、64は外部装置
インタフェース、61は画像ブタ・バッファ、66はテ
ーブル選択信号記憶部、67はテーブル選択バッファ、
68はイメージセンサ制御部、69はテスト・パターン
発生回路、70は切替スイッチ、71は論理和回路をぞ
れぞれ示している。
マイクロプロセッサ61は、プログラムROM63のプ
ログラムを実行する。RAM(32には、バッファや作
業領域等が存在する。夕1部装置インタフェース64は
、ホスト計算機などの外部装置との通信を制御する部分
である。画(1zデータ・バッファ65には、外部装置
から送られて来た画像データが格納される。テーブル選
択信号記憶部66はEEPROMなどから構成され、テ
ーブル選択信号記憶部66にはQ柊的に決定されたテー
ブル選択信号50.51が格納される。テーブル選1尺
バッファ67には、テーフ゛ル選1尺過程におけるテー
ブル選択信号50.51が記憶される。イメージ・セン
サ制御部68は、イメージ・センサ101をtll i
卸したり、イメージ・センサ101の出力を読み取った
りする部分である。テスト・パターン発生回路69は、
テーブルを選択する際に使用されるテスト・パターンを
発生する部分である。
論理和回路71には、テスト・パターン発生回路69の
出力と画像データ・バッファ65の出力とが入力される
。論理和回路71の出力は、温度予測部11やパルス幅
テーブル12に送られる。切替スイッチ70は、テーブ
ル選択の過程ではテーブル選択バッファ67に接続され
、テーブル選択終了後はテーブル選択信号記憶部66に
接続される。
次に、本発明による加熱量テーブルの選択および冷却定
数テーブルの選択について説明する。
熱記録装置にサーマル・ヘッドが搭載された後1、最初
の記録を行う前に、図示しないスイッチ等により最適値
設定モードを指示する。テーブル選択のためのテーブル
選択信号50.51の値を記憶するテーブル信号記憶部
66には、初期値が入−9ている。この最適値設定モー
ドが指示されると、サーマル・ヘッド制御部10は、テ
ーブル信号記憶部66からテーブル選択信−号50,5
1を読み出し、複数の加熱量テーブル21から1つの加
熱量テーブル21を選択し、同iηに複数の冷却定数テ
ーブル24から1つの冷却定数テーブル24を選択する
。この後、低濃度と高濃度のパターンを発生させるテス
ト・パターン発生回路が動作してこのパターンを熱記録
装置に印刷させる。この印刷結果をイメージ・センサ1
01で読み取る。サーマル・ヘッド制御部10は、パタ
ーンの読取結果が基準濃度範囲内であるか否かを判定す
る。もし、パターンの読取結果が基’QC度NE囲外で
あれば、テーブル選択信号50.51を更新する。この
ように、パターンの読取結果が5tlu範囲内に入るま
でテーブル選択信号50と51の更新、テスト・パター
ンの印刷、印刷結果の読取りを繰り返す。この後、最終
的なテーブル選択信号50.51をテーブル選択信号記
憶部66に記憶させ、最適値設定モードから抜ける。こ
の後、サーマル・ヘッドが交換されるまでテーブル選択
信号記憶部66の内容を更新することなくテーブル選択
信号50.51として利用する。
第5図はテーブル選tJVの処理フローの例を示す図で
ある。最初は加熱量テーブルの選択処理を行い、加熱量
テーブルの選択が終了した後で冷却定数テーブルの選択
を行う。加熱量テーブルの選択には高濃度パターンの印
刷結果杏使用し、冷却定数テーブルの選択には低濃度パ
ターンの印刷結果を使用する。
加熱量テーブルの選択は次のようにして行われる。先ず
、テスト・パターンを発生させ、テスト・パターンを印
刷させ、印刷結果を読み取る。そして、高濃度パターン
の印刷結果が所定範囲に入っているか否かを調べ、入っ
ている場合には加熱量テーブル選択完了フラグを立てる
。入っていない場合には、所定範囲より上か否かを調べ
、所定範囲より上の場合には加熱量テーブル選択信号タ
デクリメントし、そうでない場合には加熱■テーブル選
択信号をインクリメントする。加熱量テーブル選択信号
のインクリメント又はデクリメントを行った後、テスト
・パターン発生処理に戻り、同様な処理を繰り返す。
加熱量テーブルの選択が行われた後、冷却定数テーブル
の選択杏行う。先ず、テスト・パターンを発生させ、テ
スト・パターンを印刷さ・U、印刷結果を読み取る。低
濃度パターンの印刷結果が所定範囲に入っている場合に
は、その時の加熱量テーブル選択信号および冷却定数テ
ーブル選択信号を記憶する。低濃度パターンの印刷結果
が所定範囲に入っていない場合には、所定範囲より」二
であるか否かを調べる。所定範囲より一トである場合に
は冷却定数テーブル選択信号杏デクリメントシ、そうで
ない場合には冷却定数テーブル選択信号をインクリメン
トする。冷却定数テーブル選沢信号のインクリメント又
はデクリメントを行った後、テスト・パターン発生処理
に戻り、同様な処理を繰り返す。
上記のようなテーブル選択処理を複数種類のテスト・パ
ターンを使用して行えば、テーブル選択の信頼性がより
向上する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、低濃
度と高濃度の縁り返しパターンを印刷し、その印刷結果
を読み取って蓄熱量が最小となる熱抵抗Rと等偏熱時定
数τを自動的に設定する機能を備えるため、ヘッド搭載
時における熱抵抗Rと等偏熱時定数τの設定に要する時
間が従来に比べ極めて短くなる。
第5図はテーブル選択の処理フローの例を示す図、第6
図はサーマル・ヘッドの構造を示す図、第7図はサーマ
ル・ヘッドの温度変化を示す図である。
l・・・発熱抵抗体、2・・・グレーズ層、3・・・基
板、4・・・放熱板、5・・・保護府、6・・・リード
線、10・・・サーマル・ヘッド制御部、11・・・温
度予測部、12・・・パルス幅テーブル、13・・・サ
ーマル・ヘッド駆動部、14・・・サーマル・ヘッド、
15・・・サーミスタ、16・・・アナログ温度信号を
ディジタル温度信号に変換する温度検出部、101・・
・イメージ・センサ。
特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  京 谷 四 部
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の1実施
例の概要を示すブロック図、第3図は本発明の温度予測
部の1例を示すブロック図、第4図はサーマル・ヘッド
制御部の構成例を示す図、82図 1書そ3月の1 爽方社/IJIJの才U寸−7ルへ・
ソド午り4卸部のイ%A倖1」第4−図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 サーマル・ヘッドと、 サーマル・ヘッドの放熱板温度を検出する温度検出手段
    と、 サーマル・ヘッド制御部と、 階調データ、記録速度データおよび温度検出手段から渡
    された放熱板温度に基づいて、現ラインを記録した直後
    の温度T_nを T_n=T_a+ΔT_n +(T_n_−_1−T_a)exp(−t/τ)なる
    式(但し、Tnは放熱板温度、ΔT_nは現ライン周期
    での加熱量、T_n_−_1は直前のラインの予測温度
    、tは記録周期、τは等価熱時定数)に従って予測する
    温度予測部と、 階調データ、記録速度データおよび温度予測部から渡さ
    れた予測温度に対応するパルス幅データを出力するパル
    ス幅テーブルと、 パルス幅テーブルから出力されたパルス幅データに基づ
    いてサーマル・ヘッドへ供給する電力をパルス幅制御す
    るサーマル・ヘッド駆動部と、イメージ・センサと を具備し、 温度予測部は、exp(−t/τ)を求めるための冷却
    定数テーブルを複数個有すると共に、加熱量ΔT_nを
    求めるための加熱量テーブルを複数個有し、 サーマル・ヘッド制御部は、 低濃度と高濃度の繰り返しパターンを発生するテスト・
    パターン発生回路と、 加熱量テーブルおよび冷却定数テーブルを選択するため
    の制御信号を記憶する制御信号記憶部と、繰り返しパタ
    ーンを印刷させ、印刷結果をイメージ・センサに読み取
    らせ、イメージ・センサ出力に基づいて加熱量テーブル
    および冷却定数テーブルを選択するための制御信号を出
    力し、最終的なテーブル選択のための制御信号を制御信
    号記憶部に記憶させる処理を行うテーブル選択処理手段
    とを有する ことを特徴とする温度予測定数調整機能を持つ熱記録装
    置。
JP6896689A 1989-03-20 1989-03-20 温度予測定数調整機能を持つ熱記録装置 Pending JPH02248264A (ja)

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