JPH03249446A - クランクシャフト - Google Patents

クランクシャフト

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Publication number
JPH03249446A
JPH03249446A JP4586090A JP4586090A JPH03249446A JP H03249446 A JPH03249446 A JP H03249446A JP 4586090 A JP4586090 A JP 4586090A JP 4586090 A JP4586090 A JP 4586090A JP H03249446 A JPH03249446 A JP H03249446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counterweight
crankshaft
counter weight
separate
fastener
Prior art date
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Pending
Application number
JP4586090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ishizuka
石塚 隆史
Yasuo Matsumoto
松本 泰郎
Masahiko Katsu
雅彦 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP4586090A priority Critical patent/JPH03249446A/ja
Publication of JPH03249446A publication Critical patent/JPH03249446A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、カウンタウェイトの一部がクランクシャフ
ト本体とは別体に形成されたクランクシャフトに関する
(従来の技術) 一般的なりランクシャフト101の一例の要部を第3図
に示した。左右のメインジャーナル103.103と、
その回転軸芯105に対し偏心して形成されるクランク
ピン107とは、左右のウェブ1.09,109によっ
て結合され、回転軸芯105に対しウェブ109の反対
側に左右のカウンタウェイト111,11.1が形成さ
れる。クランクビン107には、コンロッドメタル1−
13を介して図示しないコネクティングロッドが取付け
られる。モしてカウンタウェイト111は、クランクビ
ン107を容易に機械加工できるように、その機械加工
するために必要な加工空間領域(クランクビン107の
軸方向幅を厚みとする板状空間)115内に存在しない
ように形成しである。
この第3図のクランクシャフト101のようにクランク
ビン107の幅を狭く形成し、しかも左右のウェブ10
9に対して細く絞った形に製作したものでは、ウェブ1
09とクランクビン]07との境界部1.17がシャー
プな形となってこの境界部]、]7に応力が集中する。
そこで第4図に示したクランクシャフト]21のように
、クランクビン127の幅を前記第3図のものよりも広
く形成するとともに、ウェブ、129とクランクビン】
27との境界部137,1.47の形を一層滑らかに形
成して、これにより境界部137,1.47への応力集
中を少なくしたものがある。
この第4図のクランクシャフト121では、クランクビ
ン127の幅が広くなっているので、これに伴い加工空
間領域125も広くなる。このためカウンタウェイトコ
11が前記第3図のものと同形状のままであると、カウ
ンタウェイト111の内側部139(第4図中、斜点線
で示した)に相当するウェイト部が、加工空間125内
に存在することとなってクランクビン127の加工がで
きなくなる。
この対策として、例えばウェブ129とカウンタウェイ
ト111との結合部分に形成しである肉盗み部141に
前記ウェイト部を設けるかあるいは、カウンタウェイト
111を外周方向に長く形成することが考えられる。と
ころが、これら何れの方法もクランクシャフト自体の大
型化および重量増を招き、クランクシャフトの加工ある
いは組付けに支障を来たす場合がある。
そこでこれらの問題を解決する方法として、第5図に示
すクランクシャフト151のように、加工空間領域12
5に入り込むことになる内側部をカウンタウェイト11
1から切り離して別体カウンタウェイト143とし、こ
の別体カウンタウェイト143を、切り離し前の位置に
取付ボルト145によってカウンタウェイト1]1に取
付けるという技術が容易に考えられる。
この方法によれば、クランクビン127の機械加工は、
別体カウンタウェイト143を取外した状態で支障なく
行うことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記第5図のクランクシャフト〕51では
、左右のカウンタウェイト111.111間の狭い空間
に別体カウンタウェイト143゜143を介在させ、し
かもボルト145を前記空間内からクランクシャフトの
軸方向に向けて締結する構造であるため、取付ボルト1
45のためにカウンタウェイト111に設ける雌ねじ1
47の加工が非常に困難で、特殊な加工機械が必要とな
る上、取付ボルト145の締結作業も極めて煩雑なもの
となる。
特に4気筒エンジンの場合は、クランクシャフト15]
の軸方向におけるカウンタウェイト111のすぐ隣りに
は、図示は省略したが隣接する気筒のためのクランクビ
ンが位置しているので、前記雌ねじ147の機械加工は
一層困難となる。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、別体カウンタウェイトのカウンタウェイト部
への取付関連各作業を困難なく容易に行えるようにする
ことを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前記課題を解決するためにこの発明は、クランクシャフ
トの回転軸芯にほぼ直交する平面にて構成される、クラ
ンクビン部に対する加工空間領域に、カウンタウェイト
部が存在せず、このカウンタウェイト部の一部位をクラ
ンクシャフト本体と別体に形成してこの別体カウンタウ
ェイトを締結具にてクランクシャフト本体に取り付ける
ようにしたクランクシャフトにおいて、前記別体カウン
タウェイトは、クランクシャフト本体におけるカウンタ
ウェイト部の、少なくともクランクシャフト径方向外方
側にあって、この径方向外方側から締結具により取り付
けたものである。
(作用) 少なくともクランクシャフト径方向外方側に位置する別
体カウンタウェイトは、この径方向外方側から締結具に
より取付けられるので、クランクシャフト本体のカウン
タウェイト部への取付雌ねじ加工や、締結具の締付は作
業は、カウンタウェイト部の外周方向からの広い空間内
で行われることになり、左右のカウンタウェイト部間の
狭い空間でのこれらの加工や取付は作業を行わねばなら
ないもののような困難さは解消される。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図および第2図に基づき
説明する。
第1図は、この発明の第1実施例に係わるクランクシャ
フト1の要部を示している。左右のメインジャーナル3
,3と、その回転軸芯5に対し偏心して形成されるクラ
ンクビン7とは、左右のウェブ9,9によって結合され
、回転軸芯5に対しウェブ9の反対側に左右それぞれの
カウンタウェイト11,1.1が形成されている。これ
らメインジャーナル3.クランクビン73ウエブ9およ
びカウンタウェイト11によってクランクシャフト本体
を構成している。カウンタウェイト11は、クランクビ
ン7の機械加工に必要な加工空間領域]3内に入り込ま
ないように、その軸方向幅が狭く形成してあり、クラン
クシャフト1の回転釣合を保つのに必要なバランスウェ
イト重量を、カウンタウェイト11とこれに取外し自在
に取付けている別体カウンタウェイト15とによって確
保している。
別体カウンタウェイト15は、カウンタウェイト11の
少なくともクランクシャフト径方向外方側に位置する締
結部17と、締結部17に連続して加工空間領域13側
のカウンタウェイト11の側面に位置する内側部19と
から構成される断面はぼL字形状を呈している。そして
締結部〕7には、クランクシャフト1の径方向に向けて
ボルト・孔21が形成されるとともに、カウンタウェイ
ト11には、前記ボルト孔21に整合してクランクシャ
フト1の径方向に向けて締結具としての取付ボルト23
用の雌ねじ25が形成されている。
クランクビン7にはコンロッドメタル27を介して図示
しないコネクティングロッドが取付けられ、一方メイン
ジャーナル3は、メインメタル29を介してシリンダブ
ロックのバルクヘッド31およびバルクヘッド31の下
端に取付けられるベアリングキャップ33により軸支さ
れている。
以上のように構成されているクランクシャフトlは、別
体カウンタウェイト15を取付けない状態では加工空間
領域】3内に支障物は存在しないので、クランクビン7
の機械加工を無理なく行うことができる。そして別体カ
ウンタウェイト15の取付けは、締結部17をカウンタ
ウェイト11の外周面に接合する一方、内側部19をカ
ウンタウェイト11の側面に接合し、取付ボルト23を
ボルト孔21に挿入しつつカウンタウェイト11の雌ね
じ25にねじ込むことにより完了する。
このように取付ボルト23は、カウンタウェイト1]の
外周方向からねじ込むことになるので、その締結作業は
容易に行え、またカウンタウェイト1〕への雌ねじ25
の加工もカウンタウェイト11の外周方向から支障物な
く容易に行うことができる。取付けられた別体カウンタ
ウェイト15は、カウンタウェイト11の外周部付近に
位置してクランクシャフト1の回転軸芯5から充分な距
離を有しているので、回転動作時に充分な遠心バランス
作用を発揮できることになる。
また、別体カウンタウェイト15は、取付状態でカウン
タウェイト11に対し内側部19の反対側には突出しな
い形としであるので、クランクシャフト1をシリンダブ
ロックに組み込むべくベアリングキャップ33をバルク
ヘッド31に取付ける際、予め別体カウンタウェイト1
5をクランクシャフト1に取付けておいても、前記組込
作業には支障はなく、広いスペースで容易に行うことが
できる。
第2図は、この発明の第2実施例に係わるクランクシャ
フト51の要部を示している。なお、ここでは前記第1
実施例と同一構成の部材については同一符号を付してそ
の構造の説明は省略しである。
この第2実施例に使用される別体カウンタウェイト55
は、カウンタウェイト11の少なくともクランクシャフ
ト径方向外方側に位置する締結部57と、締結部57に
連続して加工空間領域13側のカウンタウェイト11の
側面に位置する内側部59と、同じく締結部57に連続
してカウンタウェイト】]に対し内側部59の反対側に
位置する外側部61とから構成され、断面はぼU字形状
を呈【7ている。
別体カウンタウェイト55の外側部61は、メインジャ
ーナル3を機械加工するために必要な加工空間領域(メ
インジャーナル3の軸方向幅を厚みとする板状空間)6
3に取付状態で入り込むことになり、また、内側部59
は前記第1図の内側部19と同様にクランクビン7のた
めの加工空間領域]3に入り込むことになる。但しこの
場合、バルクヘッド31−およびベアリングキャップ3
3をクランクシャフト51の回転時に外側部61−が干
渉しないような形状とする必要がある。また、クランク
シャフト51をシリンダブロックに組み込むべくバルク
ヘッド31にベアリングキャップ33を取付ける際には
、別体カウンタウェイト55が邪魔となるので、別体カ
ウンタウェイト55は、クランクシャフト51をシリン
ダブロックに組み込んだ後、取付けることになる。
この第2実施例のクランクシャフト51も前記第1実施
例のクランクシャフト1と同等に、別体カウンタウェイ
ト55を取付ける前でのクランクビン7とメインジャー
ナル3の機械加工が支障物なく行われ、またカウンタウ
ェイト11への雌ねじ25の加工や取付ボルト23のね
じ込み作業についても、カウンタウェイト〕〕の外周方
向から支障物なく容易に行われるという効果を備えてい
る上、別体カウンタウェイト55は、前記第1図の別体
カウンタウェイト15よりも、回転軸芯5からより離れ
た位置に集中して設けられることになるので、その分遠
心バランス作用が優れ、このため第1実施例のものと同
等の遠心ノ(ランス特性をもつとした場合にカウンタウ
ェイト11側の軽量化あるいは別体カウンタウェイト5
5の軽量化が達成できる。
前記各実施例における別体カウンタウェイト15および
別体カウンタウェイト55は、図示例の断面形状に限ら
れるものではなく、例えば円弧形状であってもよく、ま
た内側部59と外側部61の断面における左右幅、長さ
は互いに不等であっても差支えない。
[発明の効果] 以上によって明らかなようにこの発明の構成によれば、
クランクシャフト本体におけるカウンタウェイト部の、
少なくともクランクシャフト径方向外方側に位置する別
体カウンタウェイトを、この径方向外方向側から締結具
により固定できるようにしたので、別体カウンタウェイ
トのクランクシャフト本体への締結作業はカウンタウェ
イトの外周方向からの広い空間内で容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例に係わるクランクシャフ
トの要部を示す部分断面図、第2図はこの発明の第2実
施例を示す同断面図、第3図、第4図は従来例における
参考図、第5図は従来例を示す部分断面図である。 1、.51.・・クランクシャフト 5・・・回転軸芯
7・・・クランクビン ]1・・・カウンタウェイト1
3・・・加工空間領域 15゜ 55・・・別体カウンタウェイ 3・・・取付ボルト (締結具)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クランクシャフトの回転軸芯にほぼ直交する平面にて構
    成される、クランクピン部に対する加工空間領域に、カ
    ウンタウェイト部が存在せず、このカウンタウェイト部
    の一部位をクランクシャフト本体と別体に形成してこの
    別体カウンタウェイトを締結具にてクランクシャフト本
    体に取り付けるようにしたクランクシャフトにおいて、
    前記別体カウンタウェイトは、クランクシャフト本体に
    おけるカウンタウェイト部の、少なくともクランクシャ
    フト径方向外方側にあって、この径方向外方側から締結
    具により取り付けたことを特徴とするクランクシャフト
JP4586090A 1990-02-28 1990-02-28 クランクシャフト Pending JPH03249446A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4586090A JPH03249446A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 クランクシャフト

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JP4586090A JPH03249446A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 クランクシャフト

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JPH03249446A true JPH03249446A (ja) 1991-11-07

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ID=12730967

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JP4586090A Pending JPH03249446A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 クランクシャフト

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JP (1) JPH03249446A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009197979A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Nissan Motor Co Ltd クランクシャフトおよびその製造方法
JP2015010642A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 新日鐵住金株式会社 レシプロエンジンのクランク軸
JP2015124852A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 本田技研工業株式会社 内燃機関のクランクシャフト構造
JP2016040483A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 新日鐵住金株式会社 レシプロエンジンのクランク軸

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