JPH03249226A - モップ用糸条 - Google Patents
モップ用糸条Info
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- JPH03249226A JPH03249226A JP4415690A JP4415690A JPH03249226A JP H03249226 A JPH03249226 A JP H03249226A JP 4415690 A JP4415690 A JP 4415690A JP 4415690 A JP4415690 A JP 4415690A JP H03249226 A JPH03249226 A JP H03249226A
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Links
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Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、モツプ用糸条に関するものである。
(従来の技術)
従来、一般にモツプ用糸条として用いられている繊維は
1木綿、アクリル、ナイロン、ポリニス′チル等よりな
る短繊維あるいは長繊維であり、これらをモツプ用糸条
として使用する場合、繊維の強度および集束性を増大さ
せるため、その構成繊維を撚り合わせる方法が通常行わ
れている。
1木綿、アクリル、ナイロン、ポリニス′チル等よりな
る短繊維あるいは長繊維であり、これらをモツプ用糸条
として使用する場合、繊維の強度および集束性を増大さ
せるため、その構成繊維を撚り合わせる方法が通常行わ
れている。
この撚り合わせの糸の撚り戻りを防止する方法としでは
、前記短繊維の綿糸からなるモツプ用糸条の場合、2本
の綿糸を撚り合わせた状態で苛性アルカリ溶液に浸漬し
、この苛性アルカリ溶液の作用により綿糸を収縮させて
撚り糸の撚り戻りを防止する方法が採用されていた。
、前記短繊維の綿糸からなるモツプ用糸条の場合、2本
の綿糸を撚り合わせた状態で苛性アルカリ溶液に浸漬し
、この苛性アルカリ溶液の作用により綿糸を収縮させて
撚り糸の撚り戻りを防止する方法が採用されていた。
また、最近になって、特開昭61−100222号公報
や特開昭61−100223号公報に開示されているよ
うに、前記短繊維や長繊維の天然繊維1合成繊維を撚り
合わせる場合、低融点熱接着性ナイロンフィラメントを
用いて、融着によって撚り戻りを防止する方法が提案さ
れている。
や特開昭61−100223号公報に開示されているよ
うに、前記短繊維や長繊維の天然繊維1合成繊維を撚り
合わせる場合、低融点熱接着性ナイロンフィラメントを
用いて、融着によって撚り戻りを防止する方法が提案さ
れている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記のような従来のモツプ用糸条では、撚り
止袷の効果を向上させるためにかなり高濃度の苛性アル
カリ溶液を使用するので、繊維の損傷が大きく、また、
コスト面でも高くなる欠点がある。さらに、モツプ用糸
条を構成する繊維が綿糸よりなるため、水切れが悪く、
乾燥エネルギーコストが高くなり、また、短繊維である
ため。
止袷の効果を向上させるためにかなり高濃度の苛性アル
カリ溶液を使用するので、繊維の損傷が大きく、また、
コスト面でも高くなる欠点がある。さらに、モツプ用糸
条を構成する繊維が綿糸よりなるため、水切れが悪く、
乾燥エネルギーコストが高くなり、また、短繊維である
ため。
洗濯時および使用中に繊維の脱落が起こり、逆に汚して
しまう欠点も有している。
しまう欠点も有している。
最近上記特許に關示された低融点熱接着性ナイロンフィ
ラメントを用いて融着により撚り戻りが防止されたモツ
プ用糸条は、前記モツプ用糸条の問題点が若干解消され
てはいるものの、低融点熱接着性ナイロンフィラメント
を用いて融着しているため、モツプ用糸条の風合が硬く
なり、使用しづらい欠点がある。
ラメントを用いて融着により撚り戻りが防止されたモツ
プ用糸条は、前記モツプ用糸条の問題点が若干解消され
てはいるものの、低融点熱接着性ナイロンフィラメント
を用いて融着しているため、モツプ用糸条の風合が硬く
なり、使用しづらい欠点がある。
本発明は、このような現状に鑑みて行われたもので、モ
ツプ用糸条の風合が柔らかくてボリュウム感があり、か
つ繊維の脱落もなく、さらに、繰り返し洗濯や長時間使
用においても撚り戻り現象が起こりに<<、また、洗濯
時の乾燥エネルギーの低減化をも図ったモツプ用糸条を
提供することを目的とするものである。
ツプ用糸条の風合が柔らかくてボリュウム感があり、か
つ繊維の脱落もなく、さらに、繰り返し洗濯や長時間使
用においても撚り戻り現象が起こりに<<、また、洗濯
時の乾燥エネルギーの低減化をも図ったモツプ用糸条を
提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するもので1次の構成よりな
るものである。
るものである。
すなわち1本発明は、流体攪乱処理により表面に多数の
ループが形成されている熱可塑性合成繊維マルチフィラ
メントの交絡糸を複数本撚り合わせてなるモツプ用糸条
を要旨とするものである。
ループが形成されている熱可塑性合成繊維マルチフィラ
メントの交絡糸を複数本撚り合わせてなるモツプ用糸条
を要旨とするものである。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明では、モツプ用糸条の元糸として流体攪乱処理に
より表面に多数のループが形成されている熱可塑性合成
繊維マルチフィラメントの交絡糸を用いる。
より表面に多数のループが形成されている熱可塑性合成
繊維マルチフィラメントの交絡糸を用いる。
ここでいう流体攪乱処理とは、空気噴射法による処理を
意味し、その処理機構を第3図によって簡単に説明する
。第3図は9本発明に用いる交絡糸を製造するための説
明図である。熱可塑性合成繊維マルチフィラメントY1
.Y2は、フィードローラ2.2′を通り、それぞれ空
気噴射ノズル3に導入され、デリベリローラ4との間で
各々異なるオーバーフィード率で空気噴射ノズル3を介
して交絡し、捲取ローラ5にて捲取られる。
意味し、その処理機構を第3図によって簡単に説明する
。第3図は9本発明に用いる交絡糸を製造するための説
明図である。熱可塑性合成繊維マルチフィラメントY1
.Y2は、フィードローラ2.2′を通り、それぞれ空
気噴射ノズル3に導入され、デリベリローラ4との間で
各々異なるオーバーフィード率で空気噴射ノズル3を介
して交絡し、捲取ローラ5にて捲取られる。
供給される熱可塑性合成繊維マルチフィラメントとは、
ポリアミド系、ポリエステル系、ポリアクリル系および
ポリオレフィン系等の熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ントであり、これらの熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ントは1通常の方法により仮撚された捲縮加工糸あるい
は捲縮を全く有しないレギュラー糸のどちらであっても
よい。
ポリアミド系、ポリエステル系、ポリアクリル系および
ポリオレフィン系等の熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ントであり、これらの熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ントは1通常の方法により仮撚された捲縮加工糸あるい
は捲縮を全く有しないレギュラー糸のどちらであっても
よい。
これらY、、Y2の空気噴射ノズル3による交絡処理に
おけるフィードローラ2.2′とデリベリローラ4との
間のオーバーフィード率は1表面に多数のループを形成
する意味で1次のオーバーフィード率であることが好ま
しい。まず、芯糸を構成する熱可塑性合成繊維マルチフ
ィラメントY1のオーバーフィード率は、+3〜+30
%の範囲にあることが好ましく、+3.0%以下の場合
には。
おけるフィードローラ2.2′とデリベリローラ4との
間のオーバーフィード率は1表面に多数のループを形成
する意味で1次のオーバーフィード率であることが好ま
しい。まず、芯糸を構成する熱可塑性合成繊維マルチフ
ィラメントY1のオーバーフィード率は、+3〜+30
%の範囲にあることが好ましく、+3.0%以下の場合
には。
空気噴射をほとんど受けず、フィラメントの開繊が起こ
らないた緬、#糸を構成するマルチフイラメン) Y
yとの交絡が十分行われない。+30%以上の場合には
、逆に十分空気噴射によるフィラメントの開繊は起こる
が、開繊が大きすぎて、飾糸用のマルチフィラメントY
2と交絡する際、加工上、糸ゆれ等が起こり、安定した
交絡糸が得られない。
らないた緬、#糸を構成するマルチフイラメン) Y
yとの交絡が十分行われない。+30%以上の場合には
、逆に十分空気噴射によるフィラメントの開繊は起こる
が、開繊が大きすぎて、飾糸用のマルチフィラメントY
2と交絡する際、加工上、糸ゆれ等が起こり、安定した
交絡糸が得られない。
一方、飾糸を構成する熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ントY2のオーバーフィード率は、+10%以上である
ことが好ましい。+10%以下の場合には、交絡糸のル
ープが小さく、モツプ用糸条として用いた場合に風合が
硬く、また、ボリュウム感に乏しくなり、モツプ用の糸
条として不向きである。これらの芯糸用のマルチフイラ
メン)Yと飾糸用のマルチフイラメン)Y2のオーバー
フィード率の設定に際しては、当然のことながら。
ントY2のオーバーフィード率は、+10%以上である
ことが好ましい。+10%以下の場合には、交絡糸のル
ープが小さく、モツプ用糸条として用いた場合に風合が
硬く、また、ボリュウム感に乏しくなり、モツプ用の糸
条として不向きである。これらの芯糸用のマルチフイラ
メン)Yと飾糸用のマルチフイラメン)Y2のオーバー
フィード率の設定に際しては、当然のことながら。
飾糸用マルチフイラメン) Y 2のほうのオーバーフ
ィード率を大きくする。
ィード率を大きくする。
上記のようにオーバーフィード率を設定して交絡処理を
行うと、第2図に拡大図で示すごとく。
行うと、第2図に拡大図で示すごとく。
フイラメン) Y +が糸条の芯糸部を形成し、フイラ
メン) Y 2が多数のループ状に突出部を形成してな
る交絡糸1を製造することができる。
メン) Y 2が多数のループ状に突出部を形成してな
る交絡糸1を製造することができる。
このようにして得られた交絡糸1を1本発明では複数本
撚り合わせて目的とするモツプ用糸条を形成する。
撚り合わせて目的とするモツプ用糸条を形成する。
ここで交絡糸を撚り合わせる方法としては1通常の施撚
方法が用いられる。施撚する交絡糸の本数は、撚り戻り
防止の点で3本撚りが好ましく。
方法が用いられる。施撚する交絡糸の本数は、撚り戻り
防止の点で3本撚りが好ましく。
この3本がお互いに表面の多数のループにより絡み合い
、撚り戻りを防止する。
、撚り戻りを防止する。
撚り数は、50〜150回/m(以下、撚り回数/mを
T/Mと略する)程度が好ましく、特に70〜130
T/Mの範囲にあると、安定性があるのでより一層望ま
しい。撚り数が50T/Mより少ないと、撚り戻り防止
効果が乏しく、一方。
T/Mと略する)程度が好ましく、特に70〜130
T/Mの範囲にあると、安定性があるのでより一層望ま
しい。撚り数が50T/Mより少ないと、撚り戻り防止
効果が乏しく、一方。
150 T/Mより多いと、逆に風合が硬くなり。
しかも表面のループが小さくなってモツプ用糸条として
はフラットな表面になってしまい、不適となる。
はフラットな表面になってしまい、不適となる。
施撚されたモツプ用糸条の撚り戻り防止をさらに強化す
るた約には、熱水処理、水蒸気処理あるいは乾熱処理等
によりモツプ用糸条に収縮を与えておくようにするとよ
い。モツプ用糸条に収縮を与えることにより、撚り合わ
されている交絡糸の表面のループがさらに他の交絡糸の
ループと密に絡み合うようになり、撚り戻り防止を強化
することができる。
るた約には、熱水処理、水蒸気処理あるいは乾熱処理等
によりモツプ用糸条に収縮を与えておくようにするとよ
い。モツプ用糸条に収縮を与えることにより、撚り合わ
されている交絡糸の表面のループがさらに他の交絡糸の
ループと密に絡み合うようになり、撚り戻り防止を強化
することができる。
モツプ用糸条に収縮を与える手段としては9通常の熱セ
ツト方法を採用すればよいが、工程合理化の観点から、
染色時に処理できる熱水処理を利用する方法が好ましい
。例えば、モツプ用糸条をカセ状で染色することにより
、風合面でも優れたモツプ用糸条を得ることができる。
ツト方法を採用すればよいが、工程合理化の観点から、
染色時に処理できる熱水処理を利用する方法が好ましい
。例えば、モツプ用糸条をカセ状で染色することにより
、風合面でも優れたモツプ用糸条を得ることができる。
染色機械としては、パッケージ染色機、懸垂型カセ染機
が使用できる。
が使用できる。
本発明は1以上の構成よりなるものである。
(作 用)
モツプ用糸条の元糸として表面に多数のループが形成さ
れているマルチフィラメントの交絡糸を用いると、この
交絡糸のループ特性により、汚れの捕集性能と柔らかい
風合、ボリュウム感が備わる。しかも、綿等の短繊維に
みられるような繊維の脱落が生じることもない。
れているマルチフィラメントの交絡糸を用いると、この
交絡糸のループ特性により、汚れの捕集性能と柔らかい
風合、ボリュウム感が備わる。しかも、綿等の短繊維に
みられるような繊維の脱落が生じることもない。
本発明のごとく、この交絡糸を複数本撚り合わせて用い
ると1表面に無数に存在するループが互いに絡み合い、
繰り返しの洗濯や長時間の使用時にも撚り戻り現象が起
こりにくくなり、耐久性の優れたモツプ用糸条となる。
ると1表面に無数に存在するループが互いに絡み合い、
繰り返しの洗濯や長時間の使用時にも撚り戻り現象が起
こりにくくなり、耐久性の優れたモツプ用糸条となる。
上述の交絡糸を複数本撚り合わせた状態で、さらに収縮
処理を施すと、各交絡糸の表面のループが他の交絡糸の
表面のループと密に絡み合うようになるので、モツプ用
糸条の撚り戻り防止をより一層強化することができる。
処理を施すと、各交絡糸の表面のループが他の交絡糸の
表面のループと密に絡み合うようになるので、モツプ用
糸条の撚り戻り防止をより一層強化することができる。
(実施例)
以下1本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
、実施例におけるモツプ用糸条の性能の測定評価は1次
の方法により行った。
、実施例におけるモツプ用糸条の性能の測定評価は1次
の方法により行った。
〔1)風合
作成したモツプ用糸条を、触感により次に示す3段階評
価にて判定した。
価にて判定した。
○ 柔らかい △°° 普 通
X゛硬い
(2)洗濯耐久性
作成したモツプ用糸条を渦巻き式自動家庭洗濯機に入れ
、浴比1:40.液体合成洗剤(商品名「トップ」、ラ
イオン油脂株式会社製品)1g/lにて60℃、20分
間の洗濯を行い1次いで、3分間のすすぎを3回行った
。この処理を10回繰り返した後、脱水し。
、浴比1:40.液体合成洗剤(商品名「トップ」、ラ
イオン油脂株式会社製品)1g/lにて60℃、20分
間の洗濯を行い1次いで、3分間のすすぎを3回行った
。この処理を10回繰り返した後、脱水し。
100℃、30分の条件にて乾燥した。
10回洗濯による外観変化(毛羽等の脱落状況)を次の
2段階で評価し、撚りのほつれの長さを調べた。
2段階で評価し、撚りのほつれの長さを調べた。
○ 毛羽脱落なし
×゛ 毛羽脱落あり
(3)捕集率
作成したモツプ用糸条Logと平均粒子径1.1ミクロ
ンの市販カオリン30gとをステンレス製容器に入れ、
蓋をして一定の速度で回転を繰り返し、モツプ用糸条に
カオリンを付着させた後、この操作前後のモツプ用糸条
の重量を測定し9次式により捕集率(%)を求めた。
ンの市販カオリン30gとをステンレス製容器に入れ、
蓋をして一定の速度で回転を繰り返し、モツプ用糸条に
カオリンを付着させた後、この操作前後のモツプ用糸条
の重量を測定し9次式により捕集率(%)を求めた。
実施例1
相対粘度3.3.繊度1260デニール/210フィラ
メントのナイロン6マルチフィラメントを第3図に示す
ごとく芯糸用マルチフィラメントY1とし、一方、相対
粘度2.8.繊度420デニール/48フイラメントの
ナイロン6マルチフィラメントと相対粘度2.6.繊度
70デニール/24フイラメントのナイロン6マルチフ
ィラメント4本とを飾糸用マルチフィラメントY2とし
て引き揃え、第3図に示す装置において、空気噴射ノズ
ル3としてエアーノズルへフジエツト351タイプ(ヘ
パ−ライン社製)を用いて、芯糸Y1のオーバーフィー
ド率+20%、飾糸Y2のオーバーフィード率+200
%、空気圧8kg/cnf、加工速度100 m/mi
nにて交絡処理を行い、約3200デニールの交絡糸を
得た。この交絡糸を3本用いて1通常のリング撚糸機に
てS方向に100T/Mの撚りを施し、トータル繊度9
600デニールのモツプ用糸条を得た。
メントのナイロン6マルチフィラメントを第3図に示す
ごとく芯糸用マルチフィラメントY1とし、一方、相対
粘度2.8.繊度420デニール/48フイラメントの
ナイロン6マルチフィラメントと相対粘度2.6.繊度
70デニール/24フイラメントのナイロン6マルチフ
ィラメント4本とを飾糸用マルチフィラメントY2とし
て引き揃え、第3図に示す装置において、空気噴射ノズ
ル3としてエアーノズルへフジエツト351タイプ(ヘ
パ−ライン社製)を用いて、芯糸Y1のオーバーフィー
ド率+20%、飾糸Y2のオーバーフィード率+200
%、空気圧8kg/cnf、加工速度100 m/mi
nにて交絡処理を行い、約3200デニールの交絡糸を
得た。この交絡糸を3本用いて1通常のリング撚糸機に
てS方向に100T/Mの撚りを施し、トータル繊度9
600デニールのモツプ用糸条を得た。
このモツプ用糸条をカセ状にとり1次の精練および染色
を行った。まず、精練はアクチノールR100(非イオ
ン系界面活性剤、松本油脂製薬株式会社製品>1g/l
水溶液にて60℃、30分間の条件で行い1次いで、下
記染色処方1に示す染色浴にて、懸垂型カセ染機を用い
て染色を行った。
を行った。まず、精練はアクチノールR100(非イオ
ン系界面活性剤、松本油脂製薬株式会社製品>1g/l
水溶液にて60℃、30分間の条件で行い1次いで、下
記染色処方1に示す染色浴にて、懸垂型カセ染機を用い
て染色を行った。
〔染色処方1〕
酢酸(48%) 0.5cc/ R染
色に際しては、染色時の昇温速度2℃/minにて98
℃まで昇温後、98℃、30分間の条件にて染色を行い
、脱水後、100℃、30分間の条件にて乾燥し、杢調
の本発明のモツプ用糸条を得た。
色に際しては、染色時の昇温速度2℃/minにて98
℃まで昇温後、98℃、30分間の条件にて染色を行い
、脱水後、100℃、30分間の条件にて乾燥し、杢調
の本発明のモツプ用糸条を得た。
本発明との比較のだ約、下記比較例1.2により比較用
のモツプ用糸条を作成した。
のモツプ用糸条を作成した。
比較例1
従来の製造方法に従って、綿糸(綿番手1.約5314
デニール、S撚り200T/M)2本と溶融温度120
℃の熱接着性ポリエチレンフィラメント240デニール
/20フイラメント2本を引き揃えて、Z方向に140
T/Mの撚りを施した後、カセ状となし、スチームセ
ッターにて温度130℃、圧力3kg/e[Itの条件
で5分間蒸気処理を行い、比較用のモツプ用糸条を得た
。
デニール、S撚り200T/M)2本と溶融温度120
℃の熱接着性ポリエチレンフィラメント240デニール
/20フイラメント2本を引き揃えて、Z方向に140
T/Mの撚りを施した後、カセ状となし、スチームセ
ッターにて温度130℃、圧力3kg/e[Itの条件
で5分間蒸気処理を行い、比較用のモツプ用糸条を得た
。
比較例2
加熱圧縮流体加工機によって製造したナイロン6捲縮加
工糸(伸長率18%、熱水収縮率6%)1000デニー
ル/48フイラメントを3本合糸し、S方向に130
T/Mの撚りを施して繊度3000デニールの下撚り糸
条とし、この下撚り糸条2本を用いてZ方向に65T/
Mの上撚りを加えるに際し、湿熱溶融温度95℃のポリ
アミド共重合樹脂よりなる熱接着性フィラメント100
デニール/12フイラメント3本を挿入して撚り合わせ
、トータル繊度6300デニールのモツプ用糸条を製造
した。
工糸(伸長率18%、熱水収縮率6%)1000デニー
ル/48フイラメントを3本合糸し、S方向に130
T/Mの撚りを施して繊度3000デニールの下撚り糸
条とし、この下撚り糸条2本を用いてZ方向に65T/
Mの上撚りを加えるに際し、湿熱溶融温度95℃のポリ
アミド共重合樹脂よりなる熱接着性フィラメント100
デニール/12フイラメント3本を挿入して撚り合わせ
、トータル繊度6300デニールのモツプ用糸条を製造
した。
このモツプ用糸条をカセ状にとり1本実施例と同一の方
法で染色を行い、比較用のモツプ用糸条を得た。
法で染色を行い、比較用のモツプ用糸条を得た。
本発明および比較例1,2のモツプ用糸条の性能を測定
評価し、その結果を合わせて第1表に示した。
評価し、その結果を合わせて第1表に示した。
第 1 表
第1表より明らかなように1本発明のモツプ用糸条は、
比較例1〜2に示す従来のモツプ用糸条に比べ、風合に
優れ1毛羽の脱落もなく、シかも捕集率に優れたモツプ
用糸条であった。
比較例1〜2に示す従来のモツプ用糸条に比べ、風合に
優れ1毛羽の脱落もなく、シかも捕集率に優れたモツプ
用糸条であった。
(発明の効果)
本発明によれば、風合が柔らかく2毛羽の脱落もなく、
シかも汚れの捕集性能の優れたモツプ用糸条を得ること
ができる。
シかも汚れの捕集性能の優れたモツプ用糸条を得ること
ができる。
第1図は1本発明のモツプ用糸条の一例を示す側面図、
第2図は、モツプ用糸条に用いる交絡糸の概略拡大側面
図、第3図は、第2図の交絡糸を製造するための装置の
説明図である。 1 ゛ ° 交絡糸 2.2° −・・ フィードローラ 3 °゛ エアーノズル 4 ゛ デリベリローラ 5 °°° 捲取ローラ Y、−・・° 芯糸用の熱可塑性合成繊維マルチフィラ
メント Y2 ° 飾糸用の熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ント
第2図は、モツプ用糸条に用いる交絡糸の概略拡大側面
図、第3図は、第2図の交絡糸を製造するための装置の
説明図である。 1 ゛ ° 交絡糸 2.2° −・・ フィードローラ 3 °゛ エアーノズル 4 ゛ デリベリローラ 5 °°° 捲取ローラ Y、−・・° 芯糸用の熱可塑性合成繊維マルチフィラ
メント Y2 ° 飾糸用の熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ント
Claims (1)
- (1)流体攪乱処理により表面に多数のループが形成さ
れている熱可塑性合成繊維マルチフィラメントの交絡糸
を複数本撚り合わせてなるモップ用糸条。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044156A JP2986111B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | モップ用糸条 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044156A JP2986111B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | モップ用糸条 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03249226A true JPH03249226A (ja) | 1991-11-07 |
JP2986111B2 JP2986111B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=12683754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2044156A Expired - Lifetime JP2986111B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | モップ用糸条 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2986111B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5452491A (en) * | 1994-04-04 | 1995-09-26 | Milliken Research Corporation | Dust mop |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP2044156A patent/JP2986111B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5452491A (en) * | 1994-04-04 | 1995-09-26 | Milliken Research Corporation | Dust mop |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2986111B2 (ja) | 1999-12-06 |
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