JPH03248847A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH03248847A
JPH03248847A JP4817690A JP4817690A JPH03248847A JP H03248847 A JPH03248847 A JP H03248847A JP 4817690 A JP4817690 A JP 4817690A JP 4817690 A JP4817690 A JP 4817690A JP H03248847 A JPH03248847 A JP H03248847A
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inkjet
tank
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仁 杉本
Kentaro Yano
健太郎 矢野
Naoji Otsuka
尚次 大塚
Miyuki Matsubara
松原 美由紀
Hiroshi Tajika
博司 田鹿
Norifumi Koitabashi
規文 小板橋
Atsushi Arai
篤 新井
Hiromitsu Hirabayashi
弘光 平林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクを吐出するインクジェットユニット及
びインクジェットカートリッジ、並びにこれらを具備す
るインクジェット装置に関するものである。
〔背景の技術1 従来より、インクジェットヘッドの回復手段としてイン
クを強制的に排出させる吸引排出・加圧排出等のインク
強制排出手段を装備したインクジェット記録装置が提案
されており、公知の技術となっている。 特願昭59−
280722は、記録ヘッド内の液体が占める体積より
も、一動作当りの吸引量を太き(することで、回復後の
安定吐出を確実にするものとして重要な提案である。
一方、近年、インクジェット記録ヘッドとインクタンク
とを一体化したインクジェットカートリッジが提案・実
用化され、その特長を生かせる分野において多用されて
きている。 しかしながら、インクジェットカートリッ
ジとしての構造的な特質から、従来とは異なる回復上の
問題が生じている。
〔発明が解決しようとしている課題] インクジェットカートリッジは、インクジェット記録ヘ
ッドとインクタンクとを一体的に備えたものであり、■
所定の記録量ごとに確実且つ自動的に記録ヘッドを容易
に更新できるので、常に良好な記録品位を維持できる。
 ■万が一記録品位が低下して回復不能になっても、記
録装置のダウンタイムが著しく短縮できる。 ■インク
供給路の内容積が小さ(吐出口へのインク供給が容易。
■記録装置内にインク供給路が不要で、装置構成が簡素
化・小型化出来る。 等の特長がある反面、■インク保
持部であるインクタンクと吐出の為の開口とが直結して
いるので、インク漏れの対策が必要であり、吐出口での
負圧(引き込む力)が必要となる。 ■そのために、イ
ンクタンク側にインクを引き込む(吸収する)機能が必
要。
■万が一1吐出口でのメニスカスが破断すると、インク
タンクまでインクが引き戻され回復しずらい場合がある
。 ■収納出来るインク量が限られており、記録に有効
に利用するためには回復時のインク消費を出来るだけ小
さくしなければならない。
という制約が生じて、 問題となっている。
〔課題を解決するだめの手段1 本発明は、上述の課題を解消する為に提案されたもので
あって、 吐出部とインク供給路とインクタンク結合端側に設けた
フィルタ部材とをインク流通経路として有するインクジ
ェット記録ヘッドと、 記録のためのインクを保持し記録ヘッドへ供給するイン
クタンクとを有し、インクタンクとインクジェット記録
ヘッドとを一体化して用いるインクジェットカートリッ
ジを、搭載して記録するインクジェット記録装置におい
て、 吐出部からインクを強制排出する回復手段を設けるとと
もに、一動作の強制排出量を記録ヘッドのインク流通経
路の内容積よりも太き(することにより、 インクジェット記録装置における回復信頼性に優れたイ
ンクジェットカートリッジを提供することができ、記録
特性の安定したインクジェット装置を提供することがで
きる。
〔実施例〕
第2図乃至第6図は、本発明が実施もしくは適用される
好適なインクジェットユニットIJU。
インクジェットヘッドIJH,インクタンクIT、イン
クジェットカートリッジIJC,インクジェット記録装
置本体IJRA、キャリッジHCの夫々及び夫々の関係
を説明するための説明図である。以下これらの図面を用
いて各部構成の説明を行う。
本例でのインクジェットカートリッジIJCは、第3図
の斜視図でわかるように、インクの収納割合が大きくな
っているもので、インクタンクITの前方面よりもわず
かにインクジェットユニットIJUの先端部が突出した
形状である。このインクジェットカートリッジIJCは
、インクジェット記録装置本体IJRAに載置されてい
るキャリッジHC(第5図)の後述する位置決め手段及
び電気的接点とによって固定支持されると共に、該キャ
リッジHCに対して着脱可能なディスポーザブルタイプ
である。本例第2図乃至第6図には、本発明の成立段階
において成された数々の新規な技術が適用された構成と
なっているので、これらの構成を簡単に説明しながら、
全体を説明(il インクジェットユニットIJU構成
説明インクジェットユニットIJUは、電気信号に応じ
て膜沸騰をインクに対して生じせしめるための熱エネル
ギーを生成する電気熱変換体を用いて記録を行うバブル
ジェット方式のユニットである。
第2図において、100はSL基板上に複数の列状に配
された電気熱変換体(吐出ヒータ)と、これに電力を供
給するへβ等の電気配線とが成膜技術により形成されて
成るヒータボードである。
200はヒータボード100に対する配線基板であり、
ヒータボード100の配線に対応する配線(例えばワイ
ヤボンディングにより接続される)と、この配線の端部
に位置し本体装置からの電気信号を受けるパッド201
とを有している。
1300は複数のインク流路を夫々区分するための隔壁
や各インク流路へインクを与えるためにインクを収納す
るための共通液室等を設けた溝付天板で、インクタンク
ITから供給されるインクを受けて上述の共通液室へ導
入するインク受は口 0 ] 500と、各インク流路に対応した吐出口を複数有
するオリフィスプレート400を一体成型したものであ
る。これらの一体成型材料としてはポリサルフオンが好
ましいが、他の成型用樹脂材料でも良い。
300は配線基板200の裏面を平面で支持する例えば
金属製の支持体で、インクジェットユニットの底板とな
る。500は押えばねであり、M字形状でそのM字の中
央で共通液室を軽圧で押圧すると共に前だれ部501で
液路の一部、好ましくは吐出口近傍の領域を線圧で集中
押圧する。
ヒータボード100および天12ii1300を押えば
ねの足部が支持体300の穴3121を通って支持体3
00の裏面側に係合することでこれらを挟み込んだ状態
で両者を係合させることにより、押えばね500とその
前だれ部501の集中付勢力によってヒータボード10
0と天板1300とを圧着固定する。又支持体300は
、インクタンクITの2つの位置決め凸起1012及び
位置決め且つ熱融着保持用凸起1800.1801に係
1 合する位置決め用穴312,1900.2000を有す
る他、装置本体IJRAのキャリッジHCに対する位置
決め用の突起2500.2600を裏面側に有している
。加えて支持体300はインクタンクからのインク供給
を可能とするインク供給管2200 (後述)を貫通可
能にする穴320をも有している。支持体300に対す
る配線基板200の取付は、接着剤等で貼着して行われ
る。
尚、支持体300の凹部2400,2400は、それぞ
れ位置決め用突起2500.2600の近傍に設けられ
ており、組立てられたインクジェットカートリッジIJ
C(第3図)において、その周囲の3辺を平行溝300
0.3001の複数で形成されたヘッド先端域の延長点
にあって、ゴミやインク等の不要物が突起2500.2
600に至ることがないように位置している。この平行
溝3000が形成されている。蓋部材800は、第5図
でわかるように、インクジェットカートリッジIJCの
外壁を形成すると共に、インクタンクとでインクジェッ
トユニットIJUを収納する空2 間部を形成している。又、この平行溝3001が形成さ
れているインク供給部材600は、前述したインク供給
管2200に連続するインク導管1600を供給管22
00側が固定の片持ちばっとして形成し、インク導管の
固定側とインク供給管2200との連結を確保するため
の封止ビン602が挿入されている。尚、601はイン
クタンクITと供給管2200との結合シールを行うパ
ツキン、700は供給管のタンク側端部に設けられたフ
ィルターである。
フィルター700は、インクタンク側からインク供給路
及び共通液室へ混入する恐れのあるインクタンク内のゴ
ミ等の異物や、気泡の流入を防止するために必要なもの
である。
このインク供給部材600は、モールド成型されている
ので、安価で位置精度が高(形成製造上の精度低下を無
(しているだけでなく、片持ちばりの導管1600によ
って大量生産時においても導管1600の上述インク受
は口1500に対する圧接状態が安定化できる。本例で
は、この圧接 3 状態下で封止用接着剤をインク供給部材側から流し込む
だけで、より完全な連通状態を確実に得ることができて
いる。尚、インク供給部材600の支持体300に対す
る固定は、支持体300の穴1901.1902に対す
るインク供給部材600の裏面側ビン(不図示)を支持
体300の穴1901.1902を介して貫通突出せし
め、支持体300の裏面側に突出した部分を熱融着する
ことで簡単に行われる。尚、この熱融着された裏面部の
わずかな突出領域は、インクタンクITのインクジェッ
トユニットIJU取付面側壁面のくぼみ(不図示)内に
収められるのでユニットIJUの位置決め面は正確に得
られる。
■ (11)インクタンクIT構成説明 インクタンクは、カートリッジ本体1000と、インク
吸収体900とインク吸収体900をカートリッジ本体
1000の上記ユニットIJU取付面とは反対側の側面
から挿入した後、これを封止する蓋部材1100とで構
成されている。
900はインクを含浸させるための吸収体であり、カー
トリッジ本体1000内に配置される。
吸収体900はカートリッジとして次のような必要不可
欠な機能を要求されるものである。 ■インク吐出口で
の負圧を確保し、吐出口におけるインクのメニスカス形
状を後退させた状態で安定に維持する。 ■取り扱い時
にカートリッジへの加振等が生じても吐出口や大気連通
口からインク漏れが生じないようにする。 ■記録時の
姿勢差が生じても■の状態を実現する。 上記のような
機能上の理由から吸収体900には、記録時の吐出に応
じて必要となるインク供給に影響を与えない範囲で吸収
力に優れた材質のものが用いられるとともに、吐出口で
の負圧が所定の範囲になるよう 5 にそれに含浸保持されるインク量が設定されている。 
即ち、通常の状態では、吐出口ではインクタンクの吸収
体による吸引力とメニスカスを維持する力とがバランス
を保っている状態である。
従って、万一、吐出口でのメニスカスが破断した場合は
、吸収体によるインク吸収力によって、インクタンク側
面部までインクが引き戻されることになり、吐出記録を
行なうインクジェットユニットIJUにインクが無(な
るインク落ちと称する状態になることがある。
1200は上記各部100〜600からなるユニットI
JUに対してインクを供給するための供給口であると共
に、当該ユニットをカートリッジ本体1000の部分1
010に配置する前の工程で供給口1200よりインク
を注入することにより吸収体900のインク含浸を行う
ための注入口でもある。
1401はカートリッジ内部を大気に連通ずるために蓋
部材に設けた大気連通口である。1400は大気連通口
1401の内方に配置される撥液 6 材であり、これにより、万一吸収体からインクの遊離が
生じても、大気連通口1400からのインク漏洩が防止
される。
加えて、本実施例では、インクジェットカートリッジI
JCのヘッドに対する後方面を平面化して、装置に組み
込まれたときの必要スペースを最小化ならしめるととも
に、インクの収容量を最大化している構成をとっている
ために、装置の小型化を達成できるだけではなく、カー
トリッジの交換頻度を減少できる優れた構成をとってい
る。そして、インクジェットユニットIJUを一体化す
るための空間の後方部を利用して、そこに、大気連通口
1401用の突出部分を形成し、この突出部分の内部を
空洞化して、ここに前述した吸収体900厚み全体に対
する大気圧供給空間1402を形成しである。
又、インクタンクITの上記ユニットIJUの取付面の
構成は第4図によって示されている。オリフィスプレー
ト400の突出口のほぼ中心を通って、タンクITの底
面もしくはキャリッジの表面の載置基準面に平行な直線
をLlとすると、支持体300の穴312に係合する2
つの位置決め凸起1012はこの直線L+上にある。こ
の凸起1012の高さは支持体300の厚みよりわずか
に低(、支持体300の位置決めを行う。この図面上で
直線り、の延長上にはキャリッジの位置決め用フック4
001の90°角の係合面4002が係合する爪210
0が位置しており、キャリッジに対する位置決めの作用
力がこの直線り、を含も上記基準面に平行な面領域で作
用するように構成されている。第5図で後述するが、こ
れらの関係は、インクタンクのみの位置決めの精度がヘ
ッドの吐出口の位置決め精度と同等となるので有効な構
成となる。
又、支持体300のインクタンク側面への固定用穴19
00.2000に夫々対応するインクタンクの突起18
00.1801は前述の凸起1012よりも長(、支持
体300を貫通して突出した部分を熱融着して支持体3
00をその側面に固定するためのものである。上述の!
IL、に垂 8 直でこの突起1800を通る直線をL3、突起1801
を通る直線をL2としたとき、直11 L 3上には上
記供給口1200のほぼ中心が位置するので、供給部の
口1200と供給管2200との結合状態を安定化する
作用をし、落下や衝撃によってもこれらの結合状態への
負荷を軽減できるので好ましい構成である。又、直線L
x、Lxは一致していす、ヘッドIJHの吐出口側の凸
起1012周辺に突起1800.1801が存在してい
るので、さらにヘッドIJHのタンクに対する位置決め
の補強効果を生んでいる。尚、L4で示される曲線は、
インク供給部材600の装着時の外壁位置である。突起
1800.1801はその曲線L4に沿っているので、
ヘッドIJHの先端側構成の重量に対しても充分な強度
と位置精度を与えている。尚、2700はインクタンク
ITの先端ツバで、キャリッジの前板4000の穴に挿
入されて、インクタンクの変位が極端に悪(なるような
異変時に対して設けられている。
2101は、キャリッジに対する抜は止めで、キ 9 ヤリツジHCの不図示のバーに対して設けれ、カートリ
ッジIJCが後述のように旋回装着された位置でこのバ
ーの下方に侵入して、不要に位置決め位置から離脱させ
る上方方向へ力が作用しても装着状態を維持するための
保護用部材である。
インクタンクITは、ユニットIJUを装着された後に
N800で覆うことで、ユニットIJUと一体化されイ
ンクジェットカートリッジIJCとして組み立てられる
インクジェットカートリッジIJCとして組立てられる
と、インクはインクタンク内部の吸収体より供給口12
00からインクジェットユニットへと供給される。 イ
ンクシェドユニットにおいては、インクタンク内部のゴ
ミなどの異物や気泡を供給タンク600の中実面側に設
けた導入口に設けたフィルタにて排除したうえで、イン
クが供給タンク600内に供給されその内部を通った後
、導出口より適宜の供給管および天板400のインク導
入口1500を介して共通液室内へと流入した後、禎数
のインク流路となっているノズルに 0 到達する。 ノズルは細管構造を為しているので、通常
はインク吸引等の特別の外力がな(でも毛細管現象によ
って、各ノズルの吐出口までインクが達する。
以上におけるインク連通用の接続部には、例えばシリコ
ンゴムやブチルゴム等のパツキンが配設され、これによ
って封止が行われてインク供給路が確保される。
尚、本実施例においては天板1300は耐インク性に優
れたポリサルフオン、ポリエーテルサルフオン、ポリフ
ェニレンオキサイド、ポリプロピレンなとの樹脂を用い
、オリフィスプレート部400と共に金型内で一体に同
時成型しである。
上述のように一体成型部品は、インク供給部材600、
天板・オリフィスプレート一体、インクタンク本体10
00としたので組立て精度が高水準になるばかりでなく
、大量生産の品質向上に極めて有効である。又部品点数
の個数は従来に比較して減少できているので、優れた所
望特性を確実に発揮できる。
1 また、本発明実施例では、上記組立後の形状において、
第2図乃至第4図で示されるように、インク供給部材6
00は、その上面部603がインクタンクITのスリッ
トl 700を備えた屋根部の端部4008との間に第
3図に示したようにスリットSを形成し、下面部604
がインクタンクITの下方のN800が接着される薄板
部材のヘッド側端部4011との間に上記スリットSと
同様のスリット(不図示)を形成している。これらのイ
ンクタンクITとインク供給部材600との間のスリッ
トは、上記スリット1700の放熱を一層促進させる作
用を実質的に行うとともに、タンクITへ加わる不要な
圧力があってもこれを直接供給部材、強いては、インク
ジェットユニットIJTへ及ぼすことを防止している。
上述した第2図乃至第6図に対してインクの流通に関係
する部分について詳述するため、以下、第1図及び第7
図を用いながら説明する。
第1図(A)は、本発明のインクジェットユニットを模
式的に示した分解斜視図である。同図 2 において、符号400はインクの吐出口111に連通ず
るインク路を形成する溝を有する天板(インク路形成部
材)、符号100はインク路の一部を構成し且つインク
を吐出するために利用されるエネルギーを発生ずるエネ
ルギー発生素子としてのヒータ100Aを有するヒータ
ボード、符号1600はインクタンクよりインクを天板
400のインク受は口1500に供給するインク供給管
2200と一体成形された片持ちばり構造をもつインク
導管である。天板400とヒータボード100とは板バ
ネによって密着している。インク導管1600とインク
供給管2200とは、インクジェットヘッドの外装部品
であるインク供給部材600(第2図)につけられ一体
成形されている。
第1図(B)は、本発明のインクジェットユニットの模
式的斜視図である。組み付は後の天板400のインク受
は口1500の部分には剛性をもつインク導管1600
のたわみによる弾性力が働き、インク導管1600の一
端はインク受は口 3 1500の部分と密着している。−例として、たわみに
よる圧力は約100〜200g程度である。この様にイ
ンク導管は、一端がインク路形成部材に圧接される自由
端であり、他端が圧接の基点としてインク供給部材に固
定された固定端である片持ちぼり構造を有する。
インク導管1600、インク供給管2200及びインク
供給部材600は、樹脂(例えばポリサルフオン)の一
体成型品であり、成型のみで完全なインク供給路を作る
事は、型構造上無理な為、封止ビン602をインク供給
管2200に圧入してインク供給路を形成している。イ
ンク供給部材600がインクジェットカートリッジに組
込まれると、インク導管1600の一端と天板400と
は密着する。その密着性を一層向上させるために封止剤
(例えばTSE399Black (商品名、東芝シリ
コーン社製)を密着部分に付与してもよい。この封止剤
は、ヒータボード100の電気的接続をとる為のワイヤ
ポンディングパッド部を同時に保護する為に使用されて
もよい。
 4 フィルタ700がついたインク供給管2200の端部は
、インクタンク内のインクを含浸している発泡体に押し
つけられ、インクタンクのインクを取り込める様になっ
ている。
第7図では、供給タンクの構成を示す。
本例では、供給タンク600は天板400と同様に耐イ
ンク性に優れた樹脂材料を用いて成型で得る。供給タン
ク600のインクカートリッジからのインク導入口60
0aにフィルター700を熱溶着したものを前述の記録
ヘッド本体に位置決め固定する。本例では位置決めに際
し、予め供給タンク600に位置決めビン600bを成
型しておき、支持体300に設けである貫通穴に前記位
置決めビンを挿通し、支持体300の裏面側より熱溶着
する。本例においては、前記供給タンク600とフィル
ター700の接合ならびに供給タンク600と支持体3
00の接合は熱溶着で接合したが、他の接合方法として
接着剤を用いて接合する方法でも良い。しかしながら、
供給タンク600とフィルター700の接合ではフィル
ター705 Oのメツシュの中に接着剤が流れ込み、有効面積を確保
することが極めて難しい。本例では、該フィルターの熱
溶着に於いて第7図示す様に供給タンク600のフィル
ター溶着部分にフィルター700の位置決めの凹み60
0Cを設け、溶着後は前記凹み600cがフィルター7
00を保護する構造をとっている。 従って、インクカ
ートリッジとの着脱を頻繁に行なったとしてもフィルタ
700が剥れ落ちる心配はない。
上記のように、インクを保持しているインクタンクIT
と吐出部との間には、インク供給部・供給路としての供
給タンクと、各ノズルへインクを供給するための共通液
室と、異物や気泡を除去するフィルタとが存在する。 
こうしたインク流通経路を有する形で第2図、第3図に
示すようなカドリッジが得ることができ、さらにこれを
用いて第6図のようなインフジエラトラプリンタ、すな
わち、ディスポーザブルのカートリッジを用いるインク
ジェットプリンタを構成することができる。
 6 (iiil キャリッジHCに対するインクジェットカ
ドリッジIJCの取付説明 第5図において、5000はプラテンローラで、記録媒
体Pを紙面下方から上方へ案内する。
キャリッジHCは、プラテンローラ3000に沿って移
動するもので、キャリッジの前方プラテン側にインクジ
ェットカートリッジIJCの前面側に位置する前板40
00 (厚さ2 m m )と、カートリッジIJCの
配線基板200のパッド201に対応するパッド201
1を具備したフレキシブルシート4005及びこれを裏
面側から各パッド2011に対して押圧する弾性力を発
生するためのゴムパッドシート4007を保持する電気
接続部用支持板4003と、インクジェットカートリッ
ジIJCを記録位置へ固定するための位置決め用フック
4001とが設けられている。前板4000は位置決め
用突出面4010をカートリッジの支持体300の前述
した位置決め突起2500.2600に夫々対応して2
個有し、カートリッジの装着後はこの突出面4010に
向 7 う垂直な力を受ける。このため、補強用のリブが前板の
プラテンローラ側に、その垂直な力の方向に向っている
リブ(不図示)を複数有している。
このリブは、カートリッジIJC装着時の前面位置し5
よりもわずかに(約0.1mm程度)プラテンローラ側
に突出しているヘッド保護用突出部をも形成している。
電気接続部用支持板40o3は、補強用リブ4004を
前記リブの方向ではなく垂直方向に複数有し、プラテン
側からフック4001側に向って側方への突出割合が減
じられている。これは、カートリッジ装着時の位置を図
のように傾斜させるための機能も果している。
又、支持板4003は電気的接触状態を安定化するため
、上記2つの位置決め用突出面4010がカートリッジ
に及ぼす作用方向と逆方向に、カートリッジへの作用力
を及ぼすためのフック側の位置決め面4006を突出面
4010に対応して2個有し、これらの間にパッドコン
タクト域を形成すると共にパッド2011対応のボッチ
付ゴムシート4007のボッチの変形量を一義的に規定
 8 する。これらの位置決め面は、カートリッジIJCが記
録可能な位置に固定されると、配線基板300の表面に
当接した状態となる。本例では、さらに配線基板300
のパッド201を前述した線L1に関して対称となるよ
うに分布させているので、ゴムシート40o7の各ボッ
チの変形量を均一化してパッド2011.201の当接
圧をより安定化している。本例のパッド201の分布は
、上方、下方2列、縦2列である。
フック4001は、固定軸4009に係合する長大を有
し、この長穴の移動空間を利用して図の位置から反時計
方向に回動した後、プラテンローラ5000に沿って左
方側へ移動することでキャリッジHCに対するインクジ
ェットカートリッジIJCの位置決めを行う。このフッ
ク4001の移動はどのようなものでも良いが、レバー
等で行える構成が好ましい。いずれにしてもこのフック
4001の回動時にカートリッジIJCはプラテンロー
ラ側へ移動しつつ位置決め突起2500゜2600が前
板の位置決め面4010に当接可能 9 な位置へ移動し、フック4001の左方側移動によって
90″のフック面4002がカートリッジIJCの爪2
100の90″面に密着しつつカートリッジIJCを位
置決め面2500.4010同志の接触域を中心に水平
面内で旋回して最終的にパッド201.2011同志の
接触が始まる。
そしてフック4001が所定位置、即ち固定位置に保持
されると、パッド201.2011同志の完全接触状態
と、位置決め面2500.4010同志の完全面接触と
、90度面4002と爪の90度面の2面接触と、配線
基板300と位置決め面4006との面接触とが同時に
形成されてキャリッジに対するカートリッジIJCの保
持が完了する。
(iv)装置本体の概略説明 第6図は本発明が適用されるインクジェット記録装置I
JRAの概観図で、駆動モータ5013の正逆回転に連
動して駆動力伝達ギア5011゜5009を介して回転
するリードスクリュー5005のら線溝5004に対し
て係合するキャ 0 リッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a、 b方向
に往復移動される。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジ移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して
押圧する。5007.5008はフォトカブラでキャリ
ッジのレバー5006のこの域での存在を確認してモー
タ5013の回転方向切換等を行うためのホームポジシ
ョン検知手段である。
キャリッジに装着されたインクジェットカートリッジI
JCに、キャリッジの動きに同期して記録信号を送るこ
とによって、プラテン上の紙にたいして、記録が為され
る。
(v)回復動作の説明 5016は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部
材5022を支持する部材で、5015はこのキャップ
内を吸引する吸引手段でキャップ内開口5023を介し
て記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニン
グブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移
動可能にする1 部材であり、本体支持板5018にこれらは支持されて
いる。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニング
ブレードが本例に適用できることはいうまでもない。又
、5012は、吸引回復の吸引を開始するためのレバー
で、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って
移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切換等の公
知の伝達手段で移動制御される。
これらのキャッピング、クリーニング、吸引回復は、キ
ャリッジがホームポジション側領域にきたときにリード
スクリュー5005の作用によってそれらの対応位置で
所望の処理が行えるように構成されているが、周知のタ
イミングで所望の作動を行うようにすれば、本例には何
れも適用でき2 (吸引ポンプの詳細な説明) 第2図は本発明の一実施例に係る液体噴射記録装置(イ
ンクジェットプリンタ)を示す全体斜視図、 第9図 は回復系の分解斜視図、第1θ図はそのポンプ部の断面
図である。
まず、第3図において、1はシャーシであり、紙等の記
録媒体のガイドを兼ねた左側板La、右側板1bが奥側
に立設されている。また、右側端部には前側板1cが立
設され、手前側にはキャリアガイド板1dが立設されて
いる。1eはキャリアをガイドするための長大であり、
後述する゛キャリアガイドローラが嵌合し、摺動する。
シャーシ1には後述するキャリア干−夕を回動可能に支
持するためのモータ取f」穴が設けられているが、図示
は省略する。
lhは後述するリードスクリューを、軸方向および径方
向で支持するリードアームであり、軸受部(図示省略)
に軸支されている。
2はリードスクリューであり、リード溝2aが記録範囲
に相対して所定のピッチで形成されている。また、リー
ドスクリュー2のキャリアホームポジション側には、キ
ャップポジション設定用のキャップ溝3bおよび回復ポ
ジション設定用のポンプ溝3Cが軸に垂直な断面の周り
に沿フて形成され、これらキャップ溝3bとポンプ溝3
0とは連結溝3dにより滑らかに連続している。さらに
、リード溝28とキャップ溝3bとも同様に導入溝30
により滑らかに連続している。
リードスクリュー2の右端には軸2gが設けられるとと
もに左端側にも軸が設けられ、それぞれ、前側板1cお
よびリードアームlbに設けられた軸受部に嵌入され、
それらに対して回転自在に支持される。3は上記?晶’
i 3 b〜3cを含み、リードスクリュー2の軸に設
けられたり−ドブーリであり、その端部にプーリ3aが
設けられている。そして、そのプーリ3aにモータ11
よりタイミングベルト13を介して駆動力が伝達される
。また、リードスクリュー2の右端側の軸2gは、図示
しない板ばね等によりスラスト方向に押圧されている。
4はクラッチギヤであり、リードプーリ3に軸方向に摺
動自在に支持され、回転方向には図示しない回り止めで
係合してリードスクリュー2の回動力が伝達されるよう
になフている。5はクラッチばねであり、クラッチギヤ
4をリード溝方向に付勢する圧縮スプリングとしている
。なお、クラッチギヤ4が所定の範囲内しかB動じない
ようにする規制部材がクラッチギヤ4とリードプーリ3
との間に形成されるが、図示を省略する。
6はキャリアであり、リードスクリュー2に摺動自在に
取り付けられる。6aはクラッチギヤ4の端面な押圧す
るための押圧部であり、キャリアの左側に一体に形成さ
れている。6bはキャリア6の5 ボームポジション検出用の検出片である。7はソー1:
ビンであり、リードスクリュー2のリード溝28に係合
しており、キャリア6のガイド穴(図示せず)にて案内
されている。8はリードビンばねであり、キャリア6に
一端が取り付けられており、他端でリードビン7を押圧
している。
9はキャリア6に搭載される記録ヘッドであり、本例で
はインク吐出を行うためのヘッドエレメント9aとイン
ク供給源をなすインクタンク9bとを一体化してキャリ
ア6に着脱可能としたカートリッジの形態を有し、イン
クが消費されたとき等に交換可能な使い捨て型のものと
しである。なお、ヘッドエレメント9aに配設されてイ
ンクに吐出エネルギを作用させる吐出エネルギ発生素子
としては、電気熱変換体や電気機械変換体が用いられる
が、インク吐出口等の高密度実装化が可能であること、
製造工程が簡略であること等の理由により、前者が好ま
しく用いられる。
10はキャリアコロであり、キャリア6の後端面側に回
転自在に取り付けられており、前述した6 シャーシlの長穴1cに回転自在に係合している。
11は、例えば、パルスモータよりなるキャリアモータ
であり、この前面および後面の下部に回動ビンllaが
アライメントをとった状態で設けられており、それら回
動ビンlla、(後面側のものは図示せず)がシャーシ
1に設けたモータ取付穴に回動自在に取り付けられてい
る。そして、キャリアモータ11は、回動ビンllaを
中心にして回動可能に取り付けられている。llbはば
ね受けであり、キャリア千−夕11に一体に形成され、
後述するモータばね14を受けるべくモータ軸と平行に
立設されている。そしてそのばね受は部には円柱状の突
起が形成され、コイル状のモータばね14の端部が固定
されている。
12は干−タプーリであり、キャリアモータ11のモー
タ軸に固着している。13はタイミングベルトであり、
モータプーリ12とリードスクリュー2の軸に設けたプ
ーリ3aとの間に張架されている。
モータばね14は、本例の構成において圧縮ばねで7 あり、リードアーム1hの一端と、キA・リアモータ+
1のばね受けllbとの間に取り付けられており、これ
によってキャリアモータ11が図中へ方向に回動するよ
うに付勢されるようにすれば、タイミングベルト13に
張力が与えられる。
15はセット軸であり、左側板1aに立設されて、吐出
口形成面を良好にするための手段や、キャップおよび吐
出回復に係る機構が取り付けられる。
次に、主として第9図および第10図を参照して回復系
ユニットについて述べる。
第9図および第1O図において、24はシリンダであり
、円筒状のシリンダ部24aと、後述するピストン軸を
ガイドするガイド部24bとを有しており、ガイド部2
4bには軸方向に一部を切欠くことによりインク流路2
4cを形成しである。24dはキャップレバー受けであ
り、後述するレバーシールが嵌入されるように形成され
ている。また、24aはインク流路であり、シリンダ部
り4a内の所定の位置に開口している。24fは回動レ
バーであり、シリンダ24に一体に形成され、前述した
インり吸収体はね22のばね部22bにJ:り回動力が
与えられる。24gは廃インク管であり、シリンダ24
に一体に形成されるとともに、その先端部を鋭角状にカ
ットすることにより後述する廃インク吸収体に挿入し易
くしである。24bは廃インク管24g内に形成された
インク流路である。
25はシリンダキャップであり、シリンダ24の端部に
圧入される。25aはレバーガイドであり、前述したシ
リンダ24のキャップレバー受け24dと対向した位置
に配置される。
26はシリンダ24に゛嵌入されるピストンシールであ
り、その内径を若干小として後述するピストン軸と所定
の圧接力が得られるようにする。また、表面に潤滑塗装
を施して、ピストン軸の摺動力を低減するようにしても
よい。
27はピストン軸であり、動作軸27a、ピストン押工
27b、ピストン受け27c、連結軸27d、およびガ
イド軸27eが形成されており、さらにインク流路とな
る溝27fが連結軸27dおよびガイド軸27eに沿っ
て形成されている。27gは回り止めであり、動作9 づ’Ill 27 aに71−1どして形成される。ま
た、動作刊127aの端面には、軸受部27bは設けら
れている。
28はピストンであり、シリンダ摺動部側からみた内層
をなす本体は弾性多孔質体で形成する。これには、単泡
気孔を有する発泡体(スポンジなど)と連続微細多孔質
体など連続気孔を有する多孔質体とがあるが、好適には
連続微細多孔質体、例えば連通発泡したウレタンフオー
ムで形成できる。また、複数本の連続気孔が弾性変形の
方向とは交差する方向に存在するものであってもよい。
そして、その外径はシリ゛ンダ24の内径より所定量大
きく形成されて、シリンダ24に挿入されたときは適度
に圧縮された状態となる。また、外周面28aおよびピ
ストン軸27のピストン押え27bに当接する端面28
bはピストンの発泡成形時のソリッド層(スキン膜)を
位置させるようにしである。
ここに、ピストン本体をなす部材が連通発泡しているも
のでも、スキン膜は液体連通しないものであって気密性
が保たれるので、ピストン28がその機能を果すことに
なる。なお、スキン膜を有しな0 いものであれば、気密性を保つための被服を別途設けて
もよい。
42はポンプ室である。29はピストン抑圧ローラであ
り、ピストン軸27の端部に回動自在に取り付け、られ
る。30はピストン復帰ローラであり、同様にピストン
軸27の端部に回動自在に取り付けられる。31はそれ
らローラの軸である。
32はキャップレバーであり、回転軸32a、インクガ
イド32bおよびレバーガイド32cが形成されている
。また、先端部には凸形の球面状をしたシール面32d
が形成されている。また、後述するキャップホルダの爪
が係合するための係合部32eが上下一対の部材として
設けられている。さらに、インク流路32fが、シール
面32dよりレバー内部を通り、途中で直角に曲フてイ
ンクガイド32bの中心を通り、その端面に開口してい
る。なお、インクガイド32bの下側には切欠32gが
設けである。
33はレバーシールであり、インクガイド32bが嵌入
されるとともに、キャップレバー受け24d内に圧入さ
れる。33aは連通穴であり、インクガイド32bの切
欠32gとインク流路24cとを連通ずる。
34はキャップホルダであり、キャップレバー32の係
合部32eと係合するフック34aが対向した位置に設
けられる。34bは後述するキャップ取付用の開口部で
ある。
35はキャップであり、通常のインクの乾燥を防ぐため
の密閉キャップ35aが形成され、またこれに隣接して
吸引用の吸引キャップ35bが形成されている。吸引キ
ャップ35bには吸引口35cが形成され、キャップ内
でインク流路を曲げ、その中心部を介してキャップホル
ダ34方向に開口している。
35dはフランジ部であり、キャップホルダ34に取り
付けた時の外れ止めになる。また、フランジ部35dは
キャップレバー32のシール面32dと同じ曲率を有し
た凹形の球面状をしたキャップシール部35eが形成さ
れ、キャップレバー32に押圧した場合に中央の開口部
のみが連通して他はシールさ2 れるJごうになっている。そして、シール部(32d。
35c)は球面状であるのでキャップ部材のエコライズ
機能は優れたものであり、吐出口形成面に段差がある場
合           でもその段差を即、座に吸収
して安定した密閉状態を保つことができる。
次に予備吐出によっても吐出状態が良好とならなかった
ような場合等に行われる吸引回復動作について述べる。
これを起動するときに番よ、キャップ位置からさらにタ
イミングギヤ21を回転させ、キャップカム21bによ
りキャップレバー32を押圧して第12図(C)に示す
ようにキャップ35を吐出口形成面より弱化に離隔させ
る。
次に、リードビン7が連結溝3dを通り、ポンプ溝3C
に移るので、キャリア6がB方向に所定量(キャップ溝
とポンプ溝との距11i1f)移動する。
タイミングギヤ21がさらにD方向に回転すると、再び
キャップカム21dより外れるので、キャップ35は吐
出口形成面に圧接する。このとき記録ヘッド9が移動し
ているので、吸引キャップ3 3Sbで吐出]]形成而面ソギャソブされる。
木実施例においては、第11図に示すように吐出口形成
面に対し吐出口9cが記録領域側に偏倚しており、吸引
を伴わない通常キャップ時は第1/図(B)で示すよう
にキャップ35の全面が完全に吐出口形成面に対向して
いるので、キャップ35の各リブ部に対する圧力は減少
する。しかしこのときは、外気との密閉性を保つだけで
よいため、乾燥防止に支障はなく、空隙では10g程度
の押圧カーで密閉できる。また、リブ部のっぷれが少な
いためキャップ内容積の減少がわずかで済み、キャップ
時のインクメニスカスの後退が発生しない利点ゐくある
さらに、回復処理時のキャップは第1/図(c)のよう
に、通常キャップ部分が吐出口形成面より外れるため、
圧力が回復用キャップのリブ部のみにかかり、密閉性が
向上し、従って負圧によるリークの防止が確実となる。
なお、このとき、キャップによるキャップ内容積の減少
によりメニスカス4 が後退しても吸引動作によって復帰するので問題が生し
ない。
さて、ポンプ動作について述べるに、前述した密閉キャ
ップが終了した後に回復動作に入ると吸引動作に入るこ
とになる。
このとき、まず、タイミングギヤ21の回動によりピス
トンセットカム21fがピストン軸27に取り付けられ
たピストン抑圧ローラ29を押すので、ピストン軸27
は第13図(A)に示すようにH方向に移動する。そし
てピストン28はピストン押え27bにより押圧されて
H方向に移動し、ポンプ室42は負圧状態となる。ピス
トン28の外周およびピストン押え27bとの接触面に
はスキン層があるので、発泡材の連通穴を通ってインク
が漏洩することはない。
また、シリンダ24のインク流路24eはピストン28
により閉塞されているので、ポンプ室42の負圧が高ま
るのみでピストン28は移動可能な状態である。一方、
前述した再キャップの後に第73図(^)にボすように
、インク流路24eが開くので、第1/4夕 図(C) に示ずj:うにキャップ35の吸引口35C
よりヘッド9のインクが吸引される。吸引されたインク
はキャップレバー32の内部に形成されたインク流路3
2fを通り、レバーシール33の連通穴を通り、さらに
シリンダ24のインク流路24eを通って、ポンプ室4
2に流入する。
二載が4〉フの歳入により庄J〉プ的の砕稽変JiSよ
り戊来丘自斤ダ鴻和するlで′フッ〈。
さらにタイミングギヤ21が回動すると、再びキャップ
カム21eによりキャップ35が吐出口形成面より若干
離れ、ポンプ室の残存負圧に上り吐出口形成面、吸引キ
ャップ35b内のインクが吸引されてこれら部分のイン
クの残留をなくす。
次に、タイミングギヤ21を逆方向 に回動させると、ピストン リセットカム21gがピストン復帰ローラ30を引っ張
り、第73図(8)、に示すように矢印J方向にピスト
軸27を移動させる。このとき、ピストン28はピスト
ン軸27のピストン受け27cが接してからB動するの
で、ピストン28の端面28bとピストン押え6 27b と間に間隙Δkが生じる。
しかして、ピストン軸27およびピストン28の移動に
より、ビンブ室42内に吸引されている廃インクは、前
述した間隙ΔIを通り、ピストン軸の渚27fを通り、
シリンダ24のインク流路24cを通り、さらに廃イン
ク管248を通って廃インク吸収体37の中央付近に排
出される。なお、このとき、ピストン28の動作初期に
シリンダ24のインク流路24eはピストン28により
閉塞されるので、キャップ方向に廃インクが逆流するこ
とはない。
7 (インク落ちの回復例) 正常な吐出が可能となる状態では、 第14図(a)に
示すように、インクタンクITから供給されたインクが
毛細管現象によって各々のノズル(インク路)401に
満たされた上で、各吐出口において、インクタンクIT
の吸引力によって、無圧の状態よりも若干後退した形で
安定してメニスカスか保持されている。 尚、図中の斜
線部はインクの存在域を示す。 この状態では、インク
の吐出によるノズル401内のインク減少は、インクタ
ンクITのインクがインクタンクの吸収体900の吸引
力に勝る毛細管現象によって、順次供給・補充され、断
続的に吐出が可能である。
しかしながら、前述したように、本実施例では、ノズル
401のメニスカスが破断して大気と共通液室とが連通
ずると、インクタンクITの吸引力によってノズル40
1を含むインクジェットユニットIJU内のインク流通
経路内のインクがインクタンクITまで引き戻されてイ
ンク落ちと称する状態になる場合がある。 第14図(
b)にイ 8 ンク落ちした状態を示すが、この状態では、フィルタ7
00にインクが接した状態であるが、インク落ちの原因
によっては、フィルタ700に圧接する吸収体900の
部分のインクも希薄になってしまう場合がある。 例え
ば、インクジェットカートリッジIJCを長期間使用せ
ずにインクか蒸発・乾燥しやすい状態で放置された場合
、吐出口からインクの蒸発が進むとともにインク流通経
路内に残存していた微小気泡が成長増大するなどしてイ
ンク落ちに至った後、更に放置された場合には、そうし
た状態になることもある。 こうした状態では、何れに
せよ吐出は不可能で、回復手段を動作させる必要がある
。 本実施例では、前述のごとく吸引動作によって斯か
る状態を回復するようにしているが、吸引手段の構成を
次のどとすることによって、確実に回復できるようにし
ている。
即ち、本実施例では、一動作の強制排出量である吸引量
を、記録ヘッドであるインクジェットユニットIJUの
インク流通経路全体の内容積よりも大きくすることによ
って、インクがインクタンクITの吸収体900からイ
ンク流通経路を通って複数のインク路から成るノズル部
401まて確実に供給されるようにしている。 こうし
た吸引動作によって、インク落ちした場合でも第14図
(a)の状態に確実に回復できる。
第14図(C)には、本実施例の比較例として一動作の
吸引量を約半分にした場合の吸引時のインク供給の様子
を示す。 同図で、吸引動作によって、インクタンクI
Tからインク流通経路のほぼ半分までは、−旦はインク
供給が為される。
しかしながら、前述した如くインクジェットカドリッジ
の場合には機能上の問題からインクタンク側からの吸引
力が必要であり、そのために同図中に矢印で示したよう
に、吸引動作の終了後に吐出0口111を大気と連通さ
せると、−旦供給されたインクが再びインクタンクIT
内に引き戻されてしまい、第14図(b)の状態に逆戻
りしてしまう。 これは、インクジェットカートリッジ
特有の問題であり、記録ヘッドとインクタンクとを細く
長いチューブ等の供給部材で結合している場合ては、吐
出の安定化を図るために吐出口部て負圧が発生するよう
にインクタンクを吐出口よりも低い位置に配して負の水
頭圧が生ずるようにした場合にも同じ傾向のインク後退
が発生する可能性があるか、実際には、インク供給チュ
ーブの流路抵抗が大きくそうした現象は極微であり、問
題を生ぜず、再び吸引動作を繰返すことによって確実に
回復できる。
次に、本実施例の効果を具体的な数値をもって以下に示
す。
インクジェットカートリッジIJCとして、360DP
I−64ノズル・75 p l / d r o p・
最大駆動周波数3kHzの吐出特性を有し、インクNE
T25cc・ヘッドの流通経路内容積0.07ccのも
のを用いて、ポンプ50としては第1表に示す特性値を
有する物を用いてインク落ち時の回復テストを行なった
。 第1表に、本発明の実施例及び比較例の回復状況と
、回復後の印字特性評価を示した。
1 ソ 魁 本テスト例では、回復状況については、通常のヘッド(
インク落ちしていない)における吸引量か流通経路の全
内容積よりも大きければ確実にインクの再充填が為され
るのにたいして、それよりもやや小さい場合には安定せ
ず、更に小さくした場合には全く再充填てきなかった。
 次に、再充填後の印字特性についてみてみると、吸引
量がやや小さい時には再充填てきた場合ても印字特性と
しては満足できない状況てあった。 又、本テストにお
いて、吸、用量が3倍を越えるような場合に 2 は印字特性においてやや劣る評価結果が出たが、これは
、インクジェットカートリッジの特性として、吸引等の
強制排出手段による単位時間当りのインク排出量か、イ
ンクタンクIT内のインクが単位時間当りにインク供給
口に移動・供給てきる移動量よりも大きくなった場合に
は、フィルタ700を通過すべきインクの供給が間に合
わずインクタンクITの吸収体900に内在する微小な
気泡か記録ヘッドであるインクジェットユニットIJU
側へ混入した事によると考えられる。 本テストの例て
、そうした事態か生じない場合にフィルター700を通
過するインク流量を測定したところ、インクタンクIT
からのインク排出量は瞬間的に示す最大値でも0.6c
c/see以下であり、  フィルタ700の面積から
換算すると、フィルタ部てのインクの流速を、0.2c
c/sec”mm”以下にすれば良い。 従って、この
ような事態を避けるためには、フィルタ700の断面積
を大きくして単位面積・単位時間当りのインク流量(流
速)を小さくするとともに、インクタンクIT内の吸収
体900の形状や材質を変更してインクタンクIT内て
のインクの移動を容易にすることも可能である。
しかしながら、記録に使用可能なインクを大きく確保す
るという観点からも考えあわせると、好ましくは、イン
クの流通経路の全内容積の1〜3倍程度の吸引量にする
と良い。
尚、第15図は、吸引回復動作時のポンプの圧力波形を
示したものてあり、インクの流入によって、徐々にポン
プ内の負圧力が解消されてくる事か分かる。 但し、同
図で、吸引動作の後半で若干の負圧力が残っている状態
て飽和しているのはノズル部401等の流路抵抗とイン
クタンクITの吸引力とによりインク流入量が小さくな
ってきていることと、ノズル401の吐出口111ての
メニスカスが作用してその程度の圧力差ではインクが流
れなくなフていることが考えられる。
同図では、最後にキャップの解放を行なって、全ての負
圧力が解消されている。 本実施例においては、インク
の強制排出手段として吸引手段を例にして説明したか、
インクを吐出部まて到達させられる物てあればこれに限
定されず、例えば、大気連通口から加圧することにより
吐出部まてインクを押し出すような加圧手段でも良い。
 又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるのて好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのインク強制排出手段としての加圧或は吸引手段
に加えて、キャビンタ手段、クリーニング手段、電気熱
変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれらの組み合わ
せによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備
吐出モートを行なうことも安定した記録を行なうために
有効である。 又、インクジェットカートリッジIJC
自体の構成についても本実施例に限定されることなく、
インクタンクITの吸引圧によって、メニスカスが安定
に維持される構成てあって、吐出口111とインクタン
クITのインクとかインク流通経路によって直結される
物°であれば 5 良く、 例えばヒータボート100と天板400とから
成る記録ヘッド本体について、」二側では天板側にのみ
インク流路や共通液室の形成用四部を設けたが、これら
を双方に設けてもよい。
(他の実施例) 本実施例は、インクジェットカートリッジIJCとして
、インクジェットユニットIJUのノズル401の断面
積が小さく毛細管現象によるノズル部てのインク充填が
行なわれ易いものを用いた例である。 本実施例では、
強制排出手段による吸引量を複数のインク路からなるノ
ズル部401を除くインク流通経路の内容積よりも大き
くすれば良い。 本実施例てテストしたインクジェット
カー1ヘリツジIJCは、400DPI・128ノズル
・28 p 1 / d r o p・最大駆動周波数
4kHzの吐出特性を有し、インクNET35cc・ヘ
ッドの流通経路内容積0.06ccのものである。 第
16図(a)、(b)、(C)に、インクの充填状態を
示した。 図中の斜線部は、インクの存在域を示してい
る。 本例では(C)図に 6 示すインク落ちの状態から(a)図に示す良好な吐出特
性が得られる状態にするのに、(b)図に示すように、
ノズル部401の共通液室側端迄インクを再充填してや
れば、強い毛細管現象によって、吐出口111迄確実に
再充填できる。 また回復後の印字特性についても、問
題がなく安定した画像が得られた。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもバツル
ジェット方式の記録ヘッド、記録装置に於いて、優れた
効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行なうものが
好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニ
ュアス型のいずれにも適用可能であるが、特にオンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核佛眠を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも一つの駆動信号な印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信
号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来る
ので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開
口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一
つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると
、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応
答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好
ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許
第4463359号明細書、同第4345262号明細
書に記載されているようなものが適している。尚、上記
熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第431
3124号明細書に記載されている条件を採用すると、
更に優れた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を
吸収する開孔な吐出部に対応せる構成を開示する特開昭
59年第138461号公報に基づいた構成としても本
発明は有効である。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの記
録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせに 9 よってでもよいか、異なる色の複色カラー、又は混色に
よるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発
明は極めて有効である。
(発明の効果) 以上の様な構成の本発明によれば、 ■安定した吐出記録が可能で、■インク漏れが生ぜず、
@万か−、インク落ちか発生しても確実に且つ効率的に
回復可能であって、■インクジェットカートリッジの特
長を生かした小型で信頼性の高いインクジェット記録装
置を提供することができる。
 0
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び第1図(B)は、夫々本発明の一実施
例のインクジェットカートリッジを示す分解斜視図及び
組立斜視図である。 第2図は本発明に係るインクジェットカートリッジの一
例の分解斜視図、 第3図は本発明に係るインクジェットカートリッジの概
略斜視図、 第4図はインクジェットカートリッジのインクタンクを
インクジェット記録ヘッドか装着される側から見た概略
斜視図、 第5図はインクジェットカートリッジがインクジェット
記録装置本体のキャリッジに装着される様子を示す上面
図、 第6図は本発明のインクジェット記録装置を示す概略斜
視図、 第7図は本発明に係るインクジェットユニットのインク
供給部の構成の一部を概略的に示す概略正面図とその一
部破断図、 第8図は本発明のインクジェット記録装置の回復装置の
概略を示す一部破断図、 第9図はインクの強制排出手段である吸引ポンプを含む
回復系の一実施例を示す分解斜視図、第10図はインク
の強制排出手段である吸引ポンプを含む回復系の一実施
例を示す断面図、第11図(A)〜(C)は予備吐出時
、キャップ時および吸引回復時における記録ヘッドとそ
れら処理に供せられる部材との位置関係を説明するため
の平面図、 第12図(A)〜(C)はキャップ部の順次の動作を説
明するための側面図、 第13図(A)及び(B)は吸引回復を行うためのポン
プ部の動作を説明するための側断面図、第14図(a)
〜(C)は本発明の一実施例におけるインクジェットカ
ートリッジのインクの充填を説明するための通常時、イ
ンク落ち時およびインク充填不足時の断面図、 第15図はポンプ吸引動作時のポンプ内の負圧力の経時
変化図。 第16図(a)〜(c)は本発明の他の実施例における
インクシェツトカートリッジのインクの充填を説明する
ための通常時、吸引動作終了時、およびインク落ち時の
断面図。 111・・・吐出口、1600・・・インク導管、22
00・・・インク供給管、700・・・フィルター、9
00・・・吸収体、401・・・ノズル、50・・・ポ
ンプ −一8゛

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吐出部とインク供給路とインクタンク結合端側に
    設けたフィルタ部材とをインク流通経路として有するイ
    ンクジェット記録ヘッドと、 記録のためのインクを保持し記録ヘッドへ供給するイン
    クタンクとを有し、インクタンクとインクジェット記録
    ヘッドとを一体化して用いるインクジェットカートリッ
    ジを、搭載して記録するインクジェット記録装置におい
    て、 吐出部からインクを強制排出する回復手段を設けるとと
    もに、一動作の強制排出量を記録ヘッドのインク流通経
    路の内容積よりも大きくしたことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  2. (2)前記回復手段による強制排出は、吸引動作によっ
    て行われることを特徴とする請求項(1)に記載のイン
    クジェット記録装置。
  3. (3)前記記録ヘッドには、前記吐出部からインクを吐
    出するために利用される熱エネルギー発生手段として電
    気熱変換体が設けられていることを特徴とする請求項(
    1)に記載のインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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