JPH03248148A - 長尺感光性シート - Google Patents

長尺感光性シート

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JPH03248148A
JPH03248148A JP4619690A JP4619690A JPH03248148A JP H03248148 A JPH03248148 A JP H03248148A JP 4619690 A JP4619690 A JP 4619690A JP 4619690 A JP4619690 A JP 4619690A JP H03248148 A JPH03248148 A JP H03248148A
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JP
Japan
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negative film
sensor
positive sheet
positive
light
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Pending
Application number
JP4619690A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Seto
隆 瀬戸
Harumitsu Masuko
益子 晴光
Koji Ozaki
尾崎 弘二
Masahiro Ishikawa
石川 正洋
Kazuhisa Takahashi
和久 高橋
Fumihiko Hoshi
文彦 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は露光前後に所定長さに切断して使用する長尺感
光性シートに関し、より詳細には、コストダウンを図れ
る長尺感光性シートに関する。
〔従来の技術〕
ビールアパート式のインスタント写真装置では、感光性
シート(ネガフィルム)とポジシートを組み合わせて使
用する。ビールアパート式のカメラ(インスタント写真
装置)においては、使用するサプライ(感光性シート及
びポジシート)が小サイズであるため、予め感光性シー
トとポジシートを組み合わせて、パックフィルムとして
用いている。
ところが、インスタント写真装置のサイズが大きくなる
と、感光性シートとポジシートとをパックフィルムとし
て使用した場合、パックフィルムのサイズが大きくなる
ため、取扱性が悪くなり、実用的でなくなるという欠点
がある。このため、比較的大きなサプライを使用するイ
ンスタント写真装置においては、感光性シートとポジシ
ートとを分けて、それぞれ独立した状態で装置へ載置す
る方法が採用されている。
このようなインスタント写真装置に用いる感光性シート
は、−船釣に長尺であり、具体的には、第17図(a)
、 (b)に示すように、潜像形成面(感光面)を内側
にしてロール状に巻いた長尺(例えば、36枚分撮影可
能)感光性シートTを専用のカートリッジに装填したも
のが用いられる。また、長尺感光性シートは、その表面
が感光性を有する感光層からなり、裏面は裏側からの照
射に対して前述した感光層が反応しないように遮光紙か
ら構成されている。この長尺感光性シートTは、必要に
応じてカートリッジから繰り出されて、所定長さに切断
して使用される。このような長尺感光性シートTを用い
ることにより、省スペース化を図ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の長尺感光性シートによれば、前述
したロール状の長尺感光性シートは、明室(手暗室)で
、カートリッジに装填するため、第17図伽)の斜線で
示す領域(長尺感光性シートの先端部と後端部)がカー
トリッジ装填作業時に感光されてしまうという問題点が
あった。この感光された領域は潜像(画像)形成が行え
ずその分無駄となる。
また、先端部と後端部に感光されて使用できない部分が
あるため、例えば、36枚分撮影可能な長さの長尺感光
性シートを得る場合には、先端部と後端部の感光される
部分を考慮して、実際に複写処理に使用する長さより長
くする必要があり、長尺感光性シートの感光層は銀塩を
用いているため高価であり、この部分が全体のコストを
上昇させるという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、無駄な部
分を無くし、コストの上昇を回避することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、露光前後に所定長
さに切断して使用する長尺感光性シートにおいて、長尺
感光性シートの先端部と後端部に、同一材質で、且つ、
遮光性を有する先端遮光部及び後端遮光部を設けた長尺
感光性シートを提供するものである。
〔作用] 本発明の長尺感光性シートは、ロール状の長尺感光性シ
ートに巻き取った後、明室で行われるカートリッジへの
装填作業時において、光の照射を受ける部分を先端遮光
部及び後端遮光部によって遮光し、先端部分及び後端部
分の感光を防く。
〔実施例〕
以下、本発明の長尺感光性シート(以下、ネガフィルム
と記す)を適用したインスタント写真装置の一実施例を
図面に基づいて、■ポジシートアッセンブリーの構成、
■ネガフィルム及びネガフィルムカートリッジの構成、
■装置全体の構成■概略ブロック図、■駆動系の役割及
びレイアウト、■各センサの役割及びレイアウト、■操
作部。
■制御回路の構成、■制御部の制御動作の順に説明する
■ポジシートアッセンブリーの構成 本実施例では、ポジシート(受像シート)に現像剤を封
入したボッドや、延展後の余剰現像剤を留めて置くトラ
ップマスク等の付属部品を付設してポジシートアッセン
ブリーとして使用する。
第1図(a)、 (b)、 (C)は、ポジシートアッ
センブリー100の構成を示し、ポジシートアッセンブ
リー100は、ポジシート101の受像面側の先端部に
貼り付けられた黒色のリーダー102と、現像剤103
aを収納してリーダー102の上に貼り付けられたボッ
ド103と、ポジシート101の画像領域(同図(a)
のaXbの領域)の端部の画像を良好なものにするため
に配設された先端マスク1041両サイドマスク105
.及び、トラップマスク106と、両サイドマスク10
5上に貼り付けられたレール部材107とから構成され
る。
詳細は後述するが、ボッド103から流出した現像剤1
03aは、レール部材107及び両サイドマスク105
の厚さとほぼ同一の厚みで均一にポジシート101上に
延展できる構成である。
現像剤103aは、画像領域後端まで充分に行き渡るよ
うに、画像形成に必要な量よりも多(ボッド103中に
内封されている。余分な現像剤103aは画像領域後端
まで均一に延展した後、トラップマスク106(第1図
(a)のDの部分)と後述するネガフィルム200(第
2図(a)のD゛の部分)との間に溜められる。これに
よって余分な現像剤103aが装置内部にはみ出して現
像ローラ及び搬送路等に付着して汚損するのを防止して
いる。
リーダー102には、ポジシート種類識別コード(ポジ
シート識別手段)が3つのマーク部MIM2.M3によ
って形成されている。具体的には、マーク部Ml、M2
.M3は、例えば、パンチ等によって穴を設けて、該穴
の有無の組み合せによってポジシート種類識別コードを
形成するか、或いは、リーダー102と反射率の異なる
印刷等で形成しても良い。本実施例では、パンチによっ
てマーク部Ml、M2.M3を形成する。前述したよう
にリーダー102の上にボンド103を貼り付けた構成
であるため、第1図(C)に示すように、マーク部Ml
、M2.M3を穴有りとした場合、この穴の部分はボン
ド103によって覆われることになる。従って、リーダ
ー102の色を黒色としてボンド103の色(通常は白
色系)と対比させて検知精度を向上させている。
■ネガフィルム及びネガフィルムカートリ、ツジの構成 本実施例では、長尺感光性シートとして、第2図(a)
、 (b)に示すようなロール状に巻かれたネガフィル
ム200を用いる。ネガフィルム200は、長尺(例え
ば、36枚分撮影可能)の感光性シートから成り、潜像
形成面(感光面)内側にしてロール状に巻かれて、第2
図(d)に示すように、ネガフィルムカートリッジ20
1に収納される。
ネガフィルム200は、フィルム表面に感光層が設けら
れており、その反対側の面には裏面からの外光(照射)
に対しては遮光性を有する裏面遮光紙が貼付されている
。また、ロール状のネガフィルム200は明室(半暗室
)で、同図(b)に示す状態でネガフィルムカートリッ
ジ201に装填されるため、斜線で示す長尺フィルムの
先端部分と後端部分の領域は光の照射を受ける(他の領
域は密着巻きであれば光の照射を受けない)。このため
、本発明では、同図(C)に示すように、長尺のネガフ
ィルム200の先端と後端に、少なくともネガフィルム
カートリッジ201の内周長さ以上のネガフィルム裏面
遮光紙(安価な材料)を貼り付けてなる先端遮光部20
8及び後端遮光部209を設けている。即ち、先端遮光
部208及び後端遮光部209により、ネガフィルム2
00の感光層を有する先端及び後端部が感光されるのを
防く構成である。
ネガフィルムカートリッジ201は、ロール状ネガフィ
ルム200を包含する円筒形状に樹脂成形されており、
成形及びネガフィルム200の装填が容易に行なえるよ
うにするため、軸線を含み平面に2分割された構成であ
る。
同図(d)、 (e)に示すように、分割されたネガフ
ィルムカートリッジ(上容器201a及び下容器201
b)の分割部分には、それぞれ結合のための嵌合部20
2及び203と、ネガフィルム200を繰り出すための
ネガ誘導部204及びネガ繰出部205とが形成されて
いる。嵌合部202及び203は、嵌合部202が嵌合
部203を覆い包む形で形成され、外乱光が進入してネ
ガフィルム200が感光するのを防ぐ。同様に、ネガ繰
出部205からの外乱光を防ぐため、ネガ誘導部204
の内側に一端を上容器201aに貼り付けされ、他端を
自身の弾性力でネガフィルム200に接触した遮光用弾
性部材(例えば、マイラーに植毛布を貼り付けしたもの
)206が配設されている。
ネガフィルムカートリッジ201にネガフィルム200
を収納する際は、下容器201bを設置し、その中にロ
ール状のネガフィルム200の先端部がネガ繰出部20
5から数mm程度外側にでるように載置する。その後、
上容器201aを被せて、嵌合部202及び203を嵌
合させて、上下容器201a、201bの結合を行う。
上下容器201a、201bの結合は、上記の方式に限
らず、例えば、ネジ、或いは、熱シール等を用いても良
い。尚、下容器201b下部にはネガフィルムカートリ
ッジ201を装置本体の定位置に確実に装着するための
足207が設けられている。
また、容器201aの側面には、ネガフィルム200の
種類等を示すマーク部M4. M5. M6(ネガフィ
ルム種類識別コード)が配設されている。
尚、ネガ誘導部204には、同図(e)に示すように、
ネガフィルム200を引き出す引出しローラ対312と
嵌合する切欠部210が設けられており、ネガフィルム
カートリッジ201を装置本体に装着した際に、引出し
ローラ対312によってネガフィルム200が確実にニ
ップされる構成となっている。
■装置全体の構成及び動作 第3図はビールアパート式インスタント写真フィルムを
用いるインスタント写真装置の全体構成を示し、大別し
て、原稿面を走査しながら照明光を照射し、所定位置(
露光面)に結像させる光学系ユニット301と、該所定
位置にネガフィルム200を搬送・露光させ、更に、ポ
ジシートアッセンブリー100と位置合わせして重ね、
その間に現像剤を延展させ、ポジシートアッセンブリー
100に画像を転写形成する搬送ユニット302とから
構成される。
光学系ユニット301は、コンタクトガラス303と、
第1ミラー及び光源からなる第1走行体304と、第2
ミラー及び第3ミラーからなる第2走行体305と、レ
ンズ306.第4ミラ、及び、第5ミラーからなる第3
走行体307と、第6ミラー308とから構成される。
ここで、第1走行体304に含まれる光源には蛍光灯3
73(詳細は後述する)が用いられ、コンタクトガラス
303に下向きに置かれた原稿をコンタクトガラス30
3と平行に走査しながら照射する。このとき第2走行体
305が第1走行体304の1/2の速度で同方向に走
査されることにより、光路長が一定に保たれている。
また、レンズ306及び第3走行体307の移動によっ
て、変倍時の倍率及び共役長の調整を行う構成である。
原稿反射光は、図示の如く、第1.第2.及び第3ミラ
ーで反射され、更に、レンズ306.第4、第5.第6
ミラーを経て、露光位置Aでスリット露光される。
搬送ユニット302は、感光性のネガロールフィルム(
ネガフィルム200)繰出部と、繰り出されたネガフィ
ルム200をカットするネガフィルムカッタ部と、ネガ
フィルム200を搬送・露光するネガフィルム搬送・露
光部と、ポジシートアッセンブリー搬送部と、現像部と
から構成される。
以下、ネガフィルム200(図示せず)の搬送動作を説
明して、ネガロールフィルム繰出部、ネガフィルムカッ
タ部、ネガフィルム搬送・露光部の構成を詳細に示す。
ネガフィルムカートリッジ201内にロール状に収納さ
れたネガフィルム200は、引き出しローラ対312a
、312bにより、回転刃313a及び固定刃313b
の間を通過してガイド板314上に搬送され、中間ロー
ラ対315a。
315bに送られる。搬送されたネガフィルム200の
先端が露光位置AのセンサS1により検知された時(或
いは、検知してから所定時間後)第1走行体304及び
第2走行体305が走査を開始し、ネガフィルム200
が中間ローラ対315a、315bにニップされてから
、ガイド板314上の露光位置Aで露光・潜像形成が実
行される。
ここで、露光・潜像形成時のネガフィルム200の搬送
速度をVN、第1走行体304の走行速度をVl、コピ
ー倍率をmとしたすると、ネガフィルム200の搬送速
度■8は、 V、=  VNX  17m の関係で制御される。
露光位置Aはスリット領域にわたりフラット面であり、
且つ、引き出しローラ対312a312b、及び、中間
ローラ対315a、315bのニップ高さと同−或いは
それより高く設けられている。更に、中間ローラ対31
5a、315bと引き出しローラ対312a、312b
の周速はほぼ同一で、ネガフィルム200がセンサs1
により検知されてから所定時間後(中間ローラ対315
a、315bにニップされた後、若しくは、露光が開始
されるタイミング)、引き出しローラ対312a、31
2bの駆動が停止され、適当な負荷を持ってフリーとな
る。この結果、ネガフィルム200を露光位置A上で引
っ張り気味に、且つ、ガイド板314上に密着された状
態で搬送することができ、ネガフィルム200面上まで
の光路長と搬送速度を一定に保つことができる。
一定長にわたり露光・潜像形成されたネガフィルム20
0は一旦停止され、その後、回転刃313aが固定刃3
13bに接触しながら回転することにより、シート状に
切断される。上記ネガフィルム200の停止タイミング
はセンサS1がネガフィルム200の先端を検知してか
らの時間tをカウントすることにより決定される。
従って、切断されたネガフィルム200の後端部は露光
・潜像形成が行われない(換言すれば、露光・潜像形成
が行えない)。具体的には、少なくとも露光位置Aから
固定刃313bの先端まで距離(この距離をGとする)
以上に相当するネガフィルム200の後端部分が未使用
状態、即ち、不必要に浪費される部分となる。このため
、この距離Gが、ポジシートアッセンブリー100の後
端部からポジシート101上に転写される画像部後端ま
での距離D’(第2図(a)参照)よりも小さくなるよ
う、露光位]Aとカッター(回転刃313a及び固定刃
313b)を配置し、ネガフィルム200の画像形成に
利用されない不必要な部分(後端部)の浪費を少なくす
ることができる。
同様に、切断されたネガフィルム200の先端部も、少
なくとも露光位置Aから中間ローラ対315a、315
bまでの距離(この距離をHとする)以上の長さにわた
って露光・潜像形成が行えないが、距離Hが、ネガフィ
ルム200の先端部からネガフィルム200上に作像さ
れる潜像部先端までの距離C’(第2図(a)参照)よ
りも小さくなるように露光位置Aと中間ローラ対315
a315bを配置すればネガフィルム200の浪費を少
なくすることができる。
更に、前述したように露光が完全に終了した後、ネガフ
ィルム200を切断することにより、例えば、露光中に
切断する場合と比較して、切断の衝撃による搬送速度の
変化等を避けることができ、安定的な搬送を行える。
切断されたネガフィルム200は、ゴーラ対316a、
316b、及び、ガイド部材317により約180°方
向転換された後、ガイド板318a、318bによって
導かれ、更に、ローラ320によって、その先端部分が
ローラ対321(ここでは、停止状態)に突き当たるま
で搬送される。
次に、ポジシートアッセンブリー100の搬送動作を説
明して、ポジシートアッセンブリー搬送部の構成を詳細
に示す。実際は、このポジシートアッセンブリー100
の搬送動作が、前述したネガフィルム200の搬送・露
光・切断動作の前に実施される。
ポジシートアッセンブリー100は、ネガフィルム20
0と異なり怒光性がないため、装置外部から挿入できる
。本実施例のインスタント写真装置では、ポジシートア
ッセンブリー100を装置本体右下のガイド板311に
沿って、図中の左側へ1枚ずつ手差し挿入する構成であ
る。このため、給紙・分離装置や、給紙カセット等が不
要であり、装置をコンパクトで安価にできる。
ポジシートアッセンブリー100がガイド板311及び
両サイドガイド(図示せず)に沿って挿入され、センサ
S5によってその先端が検知されると、挿入ローラ対3
22が回転する。挿入ローラ対322のコロは、ポジシ
ートアッセンブリー100の先端に貼り付けられた現像
剤ボッド103(第1図(a)参照)をつふさないよう
にボッド103より外側両端のみを把持するように配設
されている。ポジシートアッセンブリー100は挿入ロ
ーラ対322によりガイド板323a。
323b間を搬送され、停止する。この停止タイミング
は、センサS6がポジシートアシセンブリ−100の先
端を検知してからの時間t゛をカウントすることにより
求められる。
また、ポジシートアッセンブリー100の搬送路は、図
示の如く、少なくとも1箇所折れ曲がって構成され、ポ
ジシートアッセンブリー100の挿入口から外部の光が
直接機内に侵入してネガフィルム200を感光すること
がないように防止している。
挿入されたポジシートアッセンブリー100は所定位置
に停止し、待機状態となり、プリント動作が可能となる
ここで、所定のプリントスイッチが押下されると、前述
したネガフィルム200の搬送・露光・切断動作が実行
される。停止しているローラ対321に当接したネガフ
ィルム200は、ガイド板319及びガイド板318b
間でローラ対320の搬送力によって一定量撓まされる
。所定量のネガフィルム200が撓んだ後、ローラ対3
21の回転により案内板324a、324b間を搬送さ
れる。ローラ対321の回転開始はセンサS3がネガフ
ィルム200の先端を検知してからの時間をカウントす
ることにより求められる。
このようにネガフィルム200を撓ませることにより、
ネガフィルム200の先端縁をローラ対321のニップ
になられせてスキュ矯正が行われる。ローラ対321の
回転によって搬送されたネガフィルム200ばセンサS
4により先端が検知され、現像ローラ325a、325
’bのニンプヘ搬送される。センサS4の検知からのタ
イミングにより、先ず挿入ローラ対322が回転してポ
ジシートアッセンブリー100を停止している現像ロー
ラ325a、325bに突き当て、7ガフイルム200
と同様にスキュ矯正が行われる。その後、現像ローラ3
25a、325bが回転を始める。
次に、所定位置で待機しているポジシートアンセンブリ
−100を先に搬送に、その後、ネガフィルム200の
先端がローラ対321の回転によって現像ローラ325
a、325bのニップに到達し、両者共に現像ローラ3
25a、325bの周速で搬送される。このとき、ポジ
シートアッセンブリー100とネガフィルム200の先
端にはずれJが生じるが、このずれJは、少なくとも第
1図のCよりも小さくなるように制御される。これによ
り、享ガフィルム200の先端とポジシートアッセンブ
リー100の先端とを一致させて搬送するタイプのもの
と比較して、このずれJの量だけ切断されるネガフィル
ム200の長さを短くすることができる。
最後に、第4図(a)、 (b)、 (c)、及び、第
5図(a)(b)、 (c)、 (d)、 (e)、 
(f)、 (g)を参照しつつ現像動作を説明して、現
像部の構成を詳細に示す。
現像ローラ325aは現像側板341に固定された軸3
43を中心に回動する加圧レバー342に回転可能に軸
支され、これによって現像ローラ325aは現像側板3
41に回転可能に軸支されている。
第4図(C)及び第5図(C1,(d)に示す349及
び350は、現像剤延展時に、ネガフィルム200及び
ポジシートアッセンブリー100の両端より現像剤10
3aがはみ出して現像ローラ325a325b及び搬送
路等を汚すのを防止するための規制部材であり、規制部
材349は現像側板341に固定されたピン352を中
心に回動可能に軸支され、規制部材350は現像側板3
41に固定されている。また、規制部材349.350
は共に現像ローラ325a、325bに設けられた溝部
355に入り込んでいる。
第5図(a)、 (b)、 (C)は、装置本体が待機
状態の時の現像部の状態を示し、装置本体が待機状態の
時には、装置本体の側板に回転可能に支持されたカム軸
348に固定された現像ローラ離間用カム346及び規
制部材349の離間用カム347の両方のカムとも、加
圧レバー342に回転可能に軸支されたカムフオロー3
44及び規制部材349のレバ一部349aから離間し
た状態であり、現像ローラ325aはスプリング345
によって現像ローラ325bに加圧されている。また、
規制部材349はスプリング351により加圧状態に保
持されている。規制部材349は、第5図(C)に示す
ように、加圧時に規制部材350との間にギャップPを
維持する構成となっている。
一方、カム346及び347が固定されたカム軸348
は、図示しないスプリングクラッチによって1/4回転
ずつ回転できる構成である。このときのカム346及び
347の位置(即ち、待機位置)は、所定のセンサによ
り検知され、例えば、電源投入時にカム346及び34
7が該待機位置にない場合には、待機位置になるように
制御される。
ポジシートアッセンブリー100が、第3図のガイド板
311に沿って挿入されセンサS5によって検知される
と、カム軸348は反時計方向(図中にの方向)へ1/
4回転し、第5図(d)の状態となる。この状態ではカ
ム347によってレバ一部349aが押され、規制部材
349は規制部材350から離間してギャップが広げら
れる。これによって、ポジシートアッセンブリー100
が規制部材349に当たって停止することなく確実に現
像ローラ325a、325bのニップ部まで搬送される
次に、前述したネガフィルム200の搬送が行われ、現
像ローラ325a、325bが回転し、ネガフィルム2
00が規制部材349,350の間に挿入されてから一
定時間後、更に、カム軸348は反時計方向に1/4回
転して、第5図(e)げ)の状態となり、規制部材34
9は第5図(C)と同様にギャップPを有した状態(こ
こでは、現像剤のはみ出し規制状態)となる。このはみ
出し規制状態へ移行するカム軸348の回転タイミング
は、センサS4がネガフィルム200の先端を検知して
から時間をカウントすることにより9〒ねれる。
前述したように現像ローラ325a、325bによる現
像剤103aの延展が終了すると、カム軸348は更に
1/4回転して、第5図(g)の状態となりカム346
とカムフオロー344が当接して、現像ローラ325a
が現像ローラ325bより離間して、ローラ間に余分な
現像剤103aを溜めるために必要なギャップを開ける
ネガフィルム200とポジシートアッセンブリー100
は、現像ローラ325a、325bにより現像剤103
aを延展されながら、第3図に示す遮光用のフタ327
が設けられたトレイ326上に排出される。フタ327
はトレイ326に設けられた支軸328によって上方に
回転可能に支持されている。
ここで、トレイ326に遮光用のフタ327を設けるの
は、例えば、ポジシート101がOHP用の透明な物や
、ベーパライクな薄手の物の場合、現像剤延展後からネ
ガフィルム200上の潜像が定着するまでの時間は、ポ
ジシート101裏面からの透過光によりネガフィルム2
00が感光されて、良好な画像が得られなくなるため、
該透過光による不必要な感光を避けるためである。
フタ327はトレイ326に固定された支軸328に回
転自在、且つ、取外し可能に係合されており、また、ト
レイ326は装置本体側で支軸328と同軸上に設けら
れた軸に回転自在、且つ、取外し可能に係合されている
。更に、フタ327は、後述するセンサS9により開閉
泳ぎ取り受けの有無を検知される。このセンサS9の検
知により、フタ327が開いた状態及び取り付けられて
いない状態の時にはプリント動作を禁止することができ
る。
現像剤延展終了後、所定のタイマーがスタートして、定
着時間(約30〜40sec)をカウントし、定着時間
内でのフタ327の開放の禁止表示、及び、定着時間経
過後の暗箱内(トレイ326及びフタ327による暗箱
)からのネガ・ポジ接合体の取り出し可表示を行う。こ
こで、ネガ・ポジ接合体をトレイ326から取り出すと
、センサS7によりその後端が検知され、カム軸348
が反時計方向へ1/4回転して第5図(a)、 (b)
、 (Cll来示た待機状態へと戻る。また、現像ロー
ラ325a325bが離間されている間は、プリント動
作は禁止状態となっており、ネガ・ポジ接合体の取り忘
れを防止する。
操作者は現像終了後、ネガ・ポジ接合体よりポジシート
101を引き剥がすことにより、画像を得ることができ
る。第1図で示した、ポジシートアッセンブリー100
のリーダー102.先端マスク1042両サイドマスク
105.及び、トラップマスク106は、ポジシート1
01から離間可能に接着されており、延展された現像剤
103aの接着力によってネガフィルム200側に接着
され、ネガ・ポジ接合体からポジシート101を引き剥
がすことにより容易に分離される。
第1図(a)に示すように、ポジシートアッセンブリー
100上でのボッド103の巾方向の長さしは、搬送時
にコロ等に圧接されて開裂しないように、画像領域の巾
すと同等もしくは短くなっている。このため、ボッド1
03がF部で開裂後、画像領域中すに延展するまでには
多少の距離(図中Eで示す距離)が必要である。また、
前述したようにネガフィルム200とポジシートアッセ
ンブリー100を合わせる際のずれJは、ポジシートア
ッセンブリー100の先端からボンド103の開裂部F
までの距離Cより短くすれば良く、従って、第2図(a
)のネガフィルム200先端から潜像部(lの領域)先
端までの距離C゛は少なくとも第1図(a)のボッド1
03の開裂部から画像形成部先端までの距離Eより長く
すれば良い。
■概略ブロック図 次に、第6図に示す概略ブッロク図を参照して、制御部
400を中心とした構成を説明する。
制御部400には、メツセージの表示及びキー人力等を
担う操作部500と、装置本体に電力を供給するスイッ
チング電源600と、蛍光灯373(本実施例の光源)
と、安定した蛍光灯373の出力を得るための蛍光灯安
定器372と、蛍光灯ヒータ374と、蛍光灯373の
光量を検知するセンサS20と、ネガフィルムの搬送、
カッター、各ローラ等の動力となるメインモータ361
と、スキャナの駆動を行うスキャナモータ362と、変
倍時のミラー移動用のミラーモータ363と、変倍時の
レンズ移動用のレンズモータ364と、クラッチ365
〜370(詳細は後述する)と、ソレノイド371 (
詳細は後述する)と、各種センサS1〜センサ522(
センサS20を除く)とが接続されている。
■駆動系の役割及びレイアウト 第7図は、モータ、各クラッチ、ソレノイド等の駆動系
のレイアウトを示す。
ネガ引き出しクラッチ365は、引き出しローラ対31
2a、312bの軸上にあって、引き出しローラ対31
2a、312bの駆動を行う。
ネガ送りクラッチ366は、中間ローラ対315a、3
15bと、ローラ対316a。
316bと、ローラ対320とを駆動する。
レジストクラッチ367は、レジストローラ321の軸
上にあり、レジストローラ321を駆動する。
ポジ送りクラッチ368は、挿入ローラ対322の軸上
にあって、挿入ローラ対322を駆動する。
現像ローラクラッチ369は、現像ローラ325a、3
25bを駆動する。
カッタークラッチ370は、回転刃313aを駆動する
現像ソレノイド371は、現像ローラ325 a。
325bのモード切り換えを行う。
■各センサの役割及びレイアウト 第8図を参照して、本実施例のインスタント写真装置に
配設したセンサS1〜センサS23の役割及びレイアウ
トを説明する。
センサS1は、ネガフィルム搬送路上のカッター手前に
配設されたネガフィルム先端検知センサである。ネガフ
ィルム200の先端検知を行って、スキャナの開始タイ
ミングに使用する。具体的には、赤外線反射型センサか
らなる。
センサS2は、ネガフィルム搬送路上のネガフィルム中
間検知を行うネガフィルム200のジャム検知用のセン
サである。センサS1による先端検知からセンサS2ま
での時間でジャムの判定を行うのに使用する。具体的に
は、赤外線反射型センサからなる。
センサS3は、ネガフィルム搬送路上のネガフィルム中
間検知を行うネガフィルム200のジャム検知用のセン
サである。センサS2からセンサS3までの時間でジャ
ムの判定を行うのに使用する。具体的には、赤外線反射
型センサからなる。
センサS4は、ネガフィルム現像ローラ前の検知を行う
。ネガフィルム200が該センサS4を検知後、所定の
タイミングで現像ローラ325a。
325bを回転させる。また、ネガフィルム200の後
端を検知して、現像ローラ325a。
325bの圧接解除(即ち、現像ローラ325aの離間
)のタイミングを計る。また、レジストローラ321を
回転させてからネガフィルム200を検知するまでの時
間でジャムの判定を行う。具体的には、赤外線反射型セ
ンサからなる。
センサS5は、ポジシートアッセンブリー100の挿入
検知を行う。本発明の要部である挿入検知手段である。
該センサS5でポジシートアッセンブリー100の先端
が検知された時、ポジシートアッセンブリー100のマ
ーク部M1. M2゜M3がポジシート種類識別コード
検知センサ(センサ510)の読み取り位置に来るよう
に配置されている。具体的には、赤外線反射型センサか
らなる。
センサS6は、ポジシートアッセンブリー100の現像
ローラ前検知を行う。ポジシートアッセンブリー100
が挿入され現像ローラ325a、325bに搬送される
時、先端を現像ローラ325a、325bに突き当てて
止めるための位置出し用センサ。具体的には、赤外線反
射型センサからなる。
センサS7は、排紙トレイ326上にネガ・ポジ接合体
が有るか否かを検知する。具体的には、赤外線反射型セ
ンサからなる。
センサS8は、ネガフィルム200の裏側をセンスして
ネガフィルム200の有無を検知する。
また、同時にネガフィルム200の先端部及び後端部(
先端遮光部208及び後端遮光部209)を識別する。
このため、赤外線反射型センサで構成し、反射光を受け
るフォトトランジスタの出力をA/Dコンバーターで読
み込んで出力の違いで検知するようにしている。
センサS9は、フタ327の有無を検知する。
具体的には、ホトインタラプタからなる。
センサSIOは、本発明の要部であるポジシート識別検
知手段であり、ポジシートアッセンブリー100に設け
たマーク部Ml、 M2. M3(ポジシート種類識別
コード)の読み取りを行う。具体的には、赤外線反射型
センサをマーク部MLM2.M3の数に合わせ3個(セ
ンサS 104.10−2.1O−3)使用している。
センサSllは、本発明の要部であるネガフィルム識別
検知手段であり、ネガフィルムカートリッジ201の側
面にあるマーク部M4. M5. M6(ネガフィルム
種類識別コード)の読み取りを行う。具体的には、赤外
線反射型センサをネガフィルム種類識別マークの数に合
わせ3個(センサS 11−1゜11−2 、1l−3
)使用している。
センサ312は、ジャム取り出し用の右ドアの開閉状態
の検知を行う。ホトインタラプタからなる。
センサS13は、現像ローラ325a、325bの清掃
や、ネガフィルムカートリッジ201のセットに用いる
左ドアの開閉状態を検知する。ホトインタラプタからな
る。
センサS 14−1.14−2は、現像ローラ325a
325bがセットされているか否かの検知を行う。
具体的には、マイクロスイッチからなる。
センサS15は、ホトインタラプタからなり、スキャナ
のホームポジションを検知する。
センサS16は、ホトインタラプタがらなり、変倍用レ
ンズ移動のホームポジションを検知する。
センサS17は、ホトインタラプタがらなり、変倍用ミ
ラー移動のホームポジションを検知する。
センサS18は、ホトインタラプタからなり、カッター
のホームポジションを検知する。
センサS19は、現像ローラ325a、325bがホー
ムポジションで有るか否がの検知を行う。
現像ローラ325a、325bには、次の4つのモード
がある。
(i)ローラ加圧、エツジコントローラON(ii )
 ロー ラ加圧、 エツジコントローラ0FF(iti
)ローラ加圧、エツジコントローラ0N(iv)ローラ
解放 このうち(i)をホームポジションとして、電源08時
、及び、待機状態としている。
センサ320は、ホトダイオードとオペアンプがらなり
、蛍光灯373の明るさをホトダイオードで検知し、電
流・電圧変換回路及び増幅回路で電、圧信号に換えて、
A/Dコンバータに入力し、CPUに取り入れ、この値
で蛍光灯373の光量制御を行うのに使用される。
センサS21は、サーミスタからなり、蛍光灯373の
温度を検知する。蛍光灯373は光量とスペクトル分布
において温度特性を持つため、使用温度範囲が限られる
。従って、ヒータ374を用いて温める必要があり、こ
のセンサS2]によって温度を検知してヒータ374の
0N10FF制御に使用する。
センサ322は、サーミスタからなり、気温を検知する
センサS23は、リードスイッチからなり、コンタクト
ガラス303上に35mmプロジェクタを載置した時に
該プロジェクタを検知する。インスタント写真装置はこ
の検知によってプロジェクトモードに切り換わる。
■操作部 第9図は操作部500の構成を示し、大別して、装置の
使用条件等を設定する入力部と、入力された設定状態等
の表示を行う表示部とから成り、具体的には、コピー開
始を入力するプリントキー501と、画像濃度を調整す
る濃度キー502a及び502bと、縮小ズーム設定キ
ー503aと、拡大ズーム設定キー503bと、等倍設
定キー5030と、原稿のサイズを指定する原稿指定変
倍キー504a、504bと、ポジシート101の排出
を指令するポジシート排出スイッチ505と、ジャム発
生等のトラブル表示、縮lJい拡大ズーム値等の設定値
表示、及び、「コピーできます1等のメツセージ表示を
行う表示パネル506と、ネガ・ポジ接合体の現像時間
経過を表示する現像時間経過表示LED507とから構
成される。
■制御回路の構成 第10図は本実施例の制御回路の構成を示す。
CPU100Iは、■チップ内にRAM、8ビツトタイ
マ、16ビツトイベントカウンタ、A/Dコンバータ、
シリアルインタフェースを内蔵したタイプのもので、例
えば、NEC社製のμPD7810H或いはこれに相当
するものである。
RAM1002は、内部にリチウム電池を内蔵したタイ
プで容量2Kbytes、装置の個別データやトータル
枚数等のデータを記憶する。
8254 (1003)は、蛍光灯やDCサーボモータ
(メインモータ)を駆動するパルスを出力する。
I10エキスパンダ1004は、各モータ、クラッチ、
ソレノイド等の駆動や、操作部のコントロールを行う。
尚、その他の構成は図示のみで説明を省略する。
■制御部の制御動作 以上の構成に基づいて、本実施例のインスタント写真装
置の制御部400の制御動作を詳細に説明する。
制御部400の制御動作は、第11図(a)のフローチ
ャートで示すメインフローと、第11図(b)(C)、
 (d)、 (e)のフローチャートで示す4つの割り
込み処理ルーチンから成る。
メインフローは、主に、機械のシーケンスコントロール
、及び、操作者に対する応答を行う。
先ず、電源がONされると、CPUの初期設定メモリの
初期設定1周辺ICの初期設定等のイニシャライズ処理
を実行する(401)。次いで、スキャナ、レンズ、現
像ローラ、カッター等の機械イニシャライズ処理(40
2)を行い、待機処理において操作者の操作を待つ(4
03)。その後は、操作者の操作に応じて、複写動作処
理(404)、或いは、サービスマンモード処理(40
5)を実行する。
割り込み処理ルーチンは、同IF(b)、 (c)、 
(d)、 (e)に示t、2.5m5ecインターバル
、モータエンコータ、蛍光灯点灯、スキャナモータの4
つのルーチンから成り、2.5m5ecインターバルで
は各種のIloのチエツク及び設定を行い、同時に時間
に関する動作を行う。他の3つは、それぞれモータや蛍
光灯がONしているときだけ働き、サーボ等の制御を行
う。
以下、前述したメインフローの各処理を順をおって具体
的に説明する。
第12図は、機械イニシャライズ処理のフローチャート
を示す。現像ローラが無いと+24Vがダウンするため
動力が働かない。このため、センサS14を用いて現像
ローラの有無を検知する(406)。蛍光灯ヒータ37
4を0N(407)して、スキャナ、レンズ、ミラー等
の状態の変化するメカの初期化を行う(40B)。
このとき、ネガフィルム200が搬送路上にある場合に
は、カンタ−イニシャライズは行わない(409,41
0)。また、ポジシートアッセンブリー100が搬送路
上にある場合は、これを自動排出する(411,412
)。その後、現像ローラをイニシャライズして(413
)、蛍光灯373が温まったら処理を終了する(414
)。
第13図は、待機処理のフローチャートを示す。
待機処理は、基本的には機械の状態(ジャム、ドアの開
閉、ネガフィルムカートリッジ装填の有無等)をチエツ
クして、条件によってプリントキーを受は付けて、次の
複写動作処理に仕事を受は渡す。先ず、ネガフィルム2
00の搬送路上のセンサにネガフィルム200が検知さ
れているかをチエツク(415)L、ネガフィルム20
0を検知した場合、ジャムと判定してジャム表示のON
及びエラーフラグの設定を行う(416)。同様に、ド
アの開閉状態をチエツクして、ドアが0PENならばド
ア0PEN表示のON及びエラーフラグの設定を行い(
417,418)、現像ローラの有無をチエツクして、
現像ローラがない場合には現像ローラ無し表示及びエラ
ーフラグの設定を行う(419,420)。フローチャ
ートには記載されていないが、暗箱トレイ326のフタ
327の有無のチエツク、フタ無し表示のON及びエラ
ーフラグの設定も合わせて行う。その後、ステップ42
1から424で、操作部500の変倍キー及び濃度キー
による入力を受は付けて、該当する動作を行う。このと
き、決められた幾つかのキーを押下することによりサー
ビスマンモード処理に移行する(詳細は省略)。次にネ
ガフィルムカートリッジ201の側面に設けられたネガ
フィルム200の種類を示す3ビツトの白黒コード(ネ
ガフィルム種類識別マーク)を読み込んで、ネガフィル
ムカートリッジ201の有無及びネガフィルム200の
種類を検知し、ネガフィルムカートリッジ201の有無
及びネガフィルム200の種類を表示する(425)。
その後、上記のステップでエラーフラグの設定があった
場合、該当するエラーに応じたメツセージ等を表示し、
エラーフラグをゼロに初期化する(426,427)。
続いて、ネガフィルムカートリッジ201が有りの場合
(428)、ネガフィルム200の有無及びフィルム部
か否かを判定する(429)。前述したようにネガフィ
ルム200はロール状に巻かれてネガフィルムカートリ
ッジ201内に収納されており、その先端部と後端部に
は遮光紙208.209が取り付けられている。ここで
ネガフィルム200の有無のチエツクを行うセンサS8
は、ネガフィルム200の有無の他に、フィルム部分と
遮光紙部分の区別を合わせて行う。
具体的には、センサS8は赤外線LEDと、反射光をチ
エ7りするフォトトランジスタとから成り、該反射光は
CPUのA/Dコンバータに入力され、8bit(0〜
255)のデータとして認識される。ネガフィルム20
0がない場合は、反射光がないのでデータはほとんどゼ
ロに近い値となり、フィルム部の裏面(黒色)を検知し
た場合は、少量の光が反射され、例えば、100〜12
0程度の値となる。一方、先端遮光部208及び後端遮
光部209を形成する遮光紙の場合は、フィルム部の裏
面より、反射率を高くしているため、200以上の値と
なりCPUはネガフィルム200の有無及びフィルム部
か否かを判定できる。
上記の判定が遮光紙の場合、換言すれば、フィルム部で
ない場合、遮光紙の排出動作を行う(430,431)
。遮光紙の排出を行うと、該遮光紙が先端遮光部208
である場合には、次にフィルム部が検知されるのでそこ
で搬送を停止し、カッターで切断後装置外へ排出する。
また、遮光紙が後端遮光部209の場合には、フィルム
無しが検知されるのでそのまま排出を行う。一方、遮光
紙でない場合は、ステップ432へ進む。ネガフィルム
200無しの場合は、ネガフィルム200無し表示(4
33)を行い、ステップ434でポジシート挿入チエツ
ク及びその対応動作(詳細は後述する)を実行する。ネ
ガフィルム200有りの場合は、ネガフィルム無し表示
を0FFL、ポジシートスタンバイフラグ(ポジシート
の準備が整っていることを示すフラグ)をチエツクする
(435,436)。スタンバイであれば、ポジシート
排出スイッチがONか否かチエツク(437)L、ON
ならばポジシート排出動作を実行(43B)L、ONで
なければ、プリントキーのONを待って処理を終了する
(439)。
尚、ポジシート排出スイッチのONは、操作部500の
ポジシート排出スイッチ505を押下することにより入
力され、これによって、ポジシートアッセンブリー10
0を挿入して、全ての複写準備が整った後でも、操作者
は自由にポジシートアッセンブリー100の自動排出を
行うことができる。
第14図(a)は、ポジシート挿入チエツク及びその対
応動作ルーチン(第13図のステップ434)のフロー
チャートを示す。該ルーチンは、センサS5によるポジ
挿入検知と、センサS10によるポジシート種類識別コ
ート (ポジシートアッセンブリー100のマーク部M
L、M2.M3 )の読み込みとを行い、ポジシートの
種類とネガフィルムの種類とが一致した場合、ポジシー
トアッセンブリー100を現像ローラ手前の所定位置に
搬送して停止し、一致しない場合には、装置外部へ排出
するルーチンである。
装置のポジシート挿入口からポジシートアッセンブリー
100を挿入すると、センサS5によってポジシートア
ッセンブリー100の挿入が検知される。このポジ挿入
検知の瞬間、第14図(b)に示すように、センサSI
Oの位置にマーク部Ml。
M2.M3が位置するように構成されており、センサS
5によるポジ挿入検知に基づいて、ポジシートアッセン
ブリー100が所定の位置に到達したこと、換言すれば
、ポジシート種類識別コード(マーク部M1.M2.M
3 )の読み取りが可能な状態であることを判定できる
。従って、ポジ挿入検知がONでない場合は、ポジ挿入
検知フラグに0を設定して処理を終了する(440,4
41)。
ポジ挿入検知がONの場合、この検知がポジシートアッ
センブリー100の先端部検知か否かをポジ挿入検知フ
ラグで判定する。本実施例のフローチャートでは、ポジ
挿入検知がONで、且つ、ポジ挿入検知フラグが0の場
合、ポジシートアッセンブリー100を始めて検知した
こと、換言すれば、ポジシートアッセンブリー100の
先端部を検知したことを示す。従って、ステップ442
でNOの場合、ポジシート種類識別コードの読み込みを
行い、ポジ挿入検知フラグに1を設定して、ポジシート
種類識別コードの読み込みを実施したことを示す(44
3)。
ここで、ポジシート種類識別コードは、第14図(C)
に示すように、マーク部Ml、M2.M3の白黒パター
ンを設けて形成されており、このマーク部Ml、M2.
M3の1つ毎にポジシートの種類を割り振ってコード化
しである。但し、マーク部Ml。
M2.M3は全部白あるいは全部黒パターンのコードは
無効コードとして使用しない。これによって、例えば、
ポジシートアッセンブリー100を裏がえしたり、前後
左右を逆にして挿入した場合、換言すれば、センサSI
Oの検知が全部白あるいは全部黒パターンの場合は、ポ
ジシートアッセンブリー100の誤挿入を検知すること
ができる。
従って、マーク部Ml、M2.M3が全部白あるいは全
部黒パターンの場合は、ポジシートアッセンブリー10
0の誤挿入と判定して、操作部500の「印画紙jを表
示し、且つ、ブザーを鳴らして誤挿入の警告を行い(4
44,449)、ポジシートアッセンブリーを排出する
(450)。一方、マーク部Ml、M2.M3が全部白
あるいは全部黒パターンでない場合は、ネガフィルムカ
ートリッジの有無を判定する(445)。ここで、ネガ
フィルムカートリッジ200が有る場合は、ネガフィル
ムの種類とポジシートの種類が一致するか判定(446
)L、一致したらポジシートアッセンブリー100を現
像ローラ手前の所定位置に停止させ、ポジスタンバイフ
ラグに1を設定し、処理を終了する(447.448)
。ネガフィルムの種類とポジシートの種類が一致しない
場合は、ポジシートアッセンブリー100の誤挿入と判
定して、操作部500のr印画紙」を表示し、且つ、所
定のブザーを鳴らして誤挿入の警告を行う(444゜4
49)。一方、ネガフィルムカートリッジ200が装填
されてない場合は、ポジシートアッセンブリー100を
現像ローラ手前の所定位置に停止させ、ポジスタンバイ
フラグに1を設定し、処理を終了する(447,448
)。
第15図は、複写動作処理のフローチャートを示す。プ
リントキーが押下されると、先ず、35mrnプロジェ
クトモードか否かの判定を行い(451)、35mmプ
ロジェクトモードでなければ蛍光灯を点灯させ(452
)、35mmプロジェクトモードならば、ステップ45
3に進む。
メインモータ、ネガ引き出しクラッチ、ネガ送りクラッ
チを0N(453)にして、ネガフィルム200の搬送
を開始し、ネガフィルム先端検知(センサSl)に先端
が検知されると、設定された倍率及びモードに応じたタ
イミングでスキャナをスタートさせる(454,456
)。ネガフィルム先端検知に先端が検知されない場合は
、不送りJAMチエツクを行い、所定の時間内に先端が
検知されない場合は不送りJAMと判定しく459)、
ジャム処理ルーチン(詳細は省略する)へ進む。
ネガフィルム中間検知(1)、 (2) (センサS2
.センサS3)で、同様にJAMチエツクを行う(45
6457,460,461)。ネガフィルム中間検知(
2)までネガフィルム200が送られた後、ネガフィル
ム20〇−枚分の長さを繰り出した時点で搬送を停止し
、スキャナをリターン(リバースで回転)させ、カッタ
ーを回転させて、ネガフィルム200を切断後、ネガフ
ィルム200の搬送を再開する(458〜464)。搬
送再開後、ネガフィルム200がレジストローラに突き
当って先端がある程度屈曲した時点でレジストローラを
回転させる。換言すれば、所定のタイミングでレジスト
ローラの回転を開始することにより、スキュー補正を行
う(465)。レジストローラを通過したネガフィルム
200はネガ現像前検知(センサS4)で検知され、そ
の一定時間後に現像ローラを回転させ、現像を行う(4
66,468)。このとき、レジストクラッチをONL
でからの時間でJAMチエツクを行い、一定の時間を経
過してもネガ現像前検知で検知されない場合はレジスト
JAMと判定する(467)。また、ネガ現像前検知(
センサS4)をネガフィルム200の後端が通過したの
を検知して、所定時間経過後現像ローラを停止し、現像
ローラを離間させた状態に設定する(469,470)
。この時点から現像時間報知タイマをスタートさせる(
471)。また、フローチャートには記載していないが
、上記複写動作の途中でネガ有無検知(センサS8)の
データが遮光紙の値を示したときには、CPUはそれま
で繰り出したネガフィルム200の長さが画像領域に相
当するだけの長さがあるか否か判定し、短ければ複写動
作を中断し、ネガフィルム200及びポジシートアッセ
ンブリー100をそれぞれ排出する。一方、長ければ、
カッタ動作を省いてネガフィルム200の後端部を全部
、ネガフィルムカートリッジ201から引き出しながら
複写動作をフローチャート通り実行する。メインモータ
をOFF (472)した後、暗箱トレイ326の中に
ネガ・ポジ接合体を保持すべき時間(40秒間)を計測
して表示する(473)。
次に、第16図(a)、 (b)を参照して、現像時間
報知タイマに関するフローチャートの概略を説明する。
現像動作処理(ステップ471)のタイマスタートで複
写動作終了時にポジシート種類識別コードによって検知
したサプライ(OHP用か否か)に応じた現像時間をタ
イマl或いはタイマ2に設定する(同図(a))。その
後、同図(b)に示す表示ルーチンを1秒毎にコールし
て、該当するタイマ1或いは2を減算して、時間経過に
応じた現像時間経過表示LED507 (第16図(C
)に示す507aから507f)を点灯する。ここで、
LED507aは40秒たっていない時点(即ち、現像
時間経過の測定が開始されると直く)で点灯し、暗箱ト
レイ326からネガ・ポジ接合体を出していけない状態
を表し、LED507f4;!現像終了を表し、LED
507b、507c。
507d、507eは途中経過を通知する。
前述したように、ネガフィルム200に先端遮光部20
8及び後端遮光部209を設けることにより、ネガフィ
ルム200の感光層を確実に保護することができ、また
、高価なネガフィルム200を必要最小限の長さとする
ことができる。
従って、従来の同様な長さ(例えば、36枚分撮影可能
な長さ)のネガフィルムと比較して、先端遮光部208
及び後端遮光部209に相当する長さの分だけ、感光層
の部分を短くすることができ、ネガフィルムの価格を安
価にすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の長尺感光性シートは、露
光前後に所定長さに切断して使用する長尺感光性シート
において、長尺感光性シートの先端部と後端部に、同一
材質で、且つ、遮光性を有する先端遮光部及び後端遮光
部を設けたため、無駄な部分を無くし、コストの上昇を
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)、 (C)は本発明の実施例に
使用するポジシートアッセンブリーの構成を示す説明図
、第2図(a)、 (b)、 (C)は本発明の実施例
に使用するネガフィルムの構成を示す説明図、第2図(
d)、 (e)は実施例のネガフィルムカートリッジの
構成を示す説明図、第3図はインスタント写真装置全体
の構成を示す説明図、第4図(a)、 (b)、 (C
)、及び、第5図(a)、 (b)、 (c)、 (d
)、 (e)、 (f)、 (g)は現像部の構成及び
動作を示す説明図、第6図は本実施例のインスタント写
真装置の概略ブッロク図、第7図は、モータ、各クラッ
チ、ソレノイド等の駆動系のレイアウトを示す説明図、
第8図は本実施例のインスタント写真装置に配設したセ
ンサの役割及びレイアウトを示す説明図、第9図は操作
部の構成を示す説明図、第10図は本実施例の制御回路
の構成を示す説明図、第11図(a)はメインフローの
フローチャート、第11図(b)、 (c)、 (d)
、 (e)は割り込み処理ルーチンのフローチャート、
第12図は機械イニシャライズ処理のフローチャート、
第13図は待機処理のフローチャート、第14図(a)
はポジシート挿入チエツク及びその対応動作ルーチンの
フローチャート、第14図(b)、 (C)はポジシー
ト種類識別コード(マーク部Ml、M2.M3 )の検
知及び構成を示す説明図、第15図は複写動作処理のフ
ローチャート、第16図(a)、 (b)は現像時間報
知タイマに関するフローチャート、第16図(C)は現
像時間経過表示LEDの表示状態を示す説明図、符号の
説明 100−−一−−・−ポジシートアッセンブリー101
−−−−−−−ポジシート 200−−−−−−−ネガフィルム(長尺感光性シート
)20 B −−−−−−一先端遮光部 209−−−
−−・−後端遮光部201−一−−−・ネガフィルムカ
ートリッジ400−−−−−一制御部 500・−・−
操作部第1 図 (bl 第2 図 (a) 第2 図 (bl 後端 第2 図 (d) to) 5 図 (b) (C) (d) (e) 第5 図 (f) (ct) (a) 第 (b) 11図 (C) (d) (el 第12図 機械イニシャライズ処理 ポジシ 第14図 ト挿入チエツク及びその対応動作ルーチン(a) 第14図 (b) (C) 第17図 (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露光前後に所定長さに切断して使用する長尺感光
    性シートにおいて、 前記長尺感光性シートの先端部と後端部に、同一材質で
    、且つ、遮光性を有する先端遮光部及び後端遮光部を設
    けたことを特徴とする長尺感光性シート。
  2. (2)前記請求項1において、 前記先端遮光部及び後端遮光部は、同一長さであること
    を特徴とする長尺感光性シート。
JP4619690A 1990-02-27 1990-02-27 長尺感光性シート Pending JPH03248148A (ja)

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