JPH03248139A - インスタント写真装置 - Google Patents

インスタント写真装置

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JPH03248139A
JPH03248139A JP4619590A JP4619590A JPH03248139A JP H03248139 A JPH03248139 A JP H03248139A JP 4619590 A JP4619590 A JP 4619590A JP 4619590 A JP4619590 A JP 4619590A JP H03248139 A JPH03248139 A JP H03248139A
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JP
Japan
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negative film
positive sheet
positive
type
identification
Prior art date
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Pending
Application number
JP4619590A
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English (en)
Inventor
Koji Ozaki
尾崎 弘二
Masahiro Ishikawa
石川 正洋
Harumitsu Masuko
益子 晴光
Takashi Seto
隆 瀬戸
Kazuhisa Takahashi
和久 高橋
Fumihiko Hoshi
文彦 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はネガフィルムとポジシートを組み合わせて使用
するピールアパート式のインスタント写真装置に関し、
より詳細には、常に適切なネガフィルムとポジシートと
の組み合わせで最適画像を得ることができるインスタン
ト写真装置に関する。
〔従来の技術〕
ピールアパート式のインスタント写真装置では、ネガフ
ィルムとポジシートを組み合わせて使用する。ピールア
パート式のカメラ(インスタント写真装置)においては
、使用するサプライ(ネガフィルム及びポジシート)が
小サイズであるため、予めネガフィルムとポジシートを
組み合わせて、パックフィルムとして用いている。
ところが、インスタント写真装置のサイズが大きくなる
と、ネガフィルムとポジシートとをパックフィルムとし
て使用した場合、パックフィルムのサイズが大きくなる
ため、取扱性が悪くなり、実用的でな(なるという欠点
がある。このため、比較的大きなサプライを使用するイ
ンスタント写真装置においては、ネガフィルムとポジシ
ートとを分けて、それぞれ独立した状態で装置へ載置す
る方法が採用されている。
一方、サプライの種類としては、フィルム感度の違いや
、使用する用途等によって、例えば、印刷原稿用の硬調
タイプ、写真原稿用の軟調タイプ、OHP用のトランス
ペアレンジ−タイプ(T/P)、或いは、白黒用、カラ
ー用のタイプ等がある。これらのサプライは、それぞれ
専用のネガフィルムとポジシートとを組み合わせて最適
画像を得られるように構成されている。このため、これ
らサプライの組み合わせを誤らずに使用することが大切
である。
このようにして用いられるポジシートは、通常、現像剤
を封入したボッドや、延展後の余剰現像側を留めて置く
トラップマスク等の付属部品を付設したポジシートアッ
センブリーのかたちで用いられる。このポジシートアッ
センブリーは付属部品の付設位置によって、前後・左右
・表裏が存在するため、ポジシートアッセンブリー(即
ち、ポジシート)をインスタント写真装置にセットする
時は、挿入方向やシートの表裏等に留意する必要がある
また、−船釣に、ネガフィルムはロールタイプでカート
リッジに装填され、インスタント写真装置内にセットさ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のインスタント写真装置によれば、
ネガフィルムの種類とポジシートの種類とが一致するか
否かに関係なく、セットされたネガフィルム及びポジシ
ートを用いて複写動作を実行するため、セットされたネ
ガフィルムの種類とポジシートの種類とが一致しない場
合には、最適な画像が得られないという問題点があった
また、これを避けるために利用者は、常に、ネガフィル
ムの種類とポジシートの種類を確認する必要があるが、
ネガフィルムが装置内部に装填されているため、確認が
煩わしいという問題点もあった。
また、前述したようにポジシートアッセンブリーは付属
部品の付設位置によって、前後・左右・表裏が存在し、
該ポジシートアッセンブリー(即ち、ポジシート)をイ
ンスタント写真装置にセットする際に、挿入方向やシー
トの表裏等のポジシートのセット状態に留意する必要が
あるが、従来のインスタント写真装置によれば、ポジシ
ートのセット状態に関係なく複写動作を実行するため、
例えば、その挿入方向を誤ってセットした場合には、イ
ンスタント写真装置が前述したボッド内の現像剤等によ
って汚損されたり、ジャム(紙詰まり)等が発生すると
いう問題点があった。一方、実開昭64−36160号
公報には、表裏検知マークを付設してサプライ(この場
合は感熱記録シート)の表裏検知を行う悪態記録装置が
開示されているが、ピールアパート式のインスタント写
真装置に該表裏検知マークを適用した場合でも前述した
ように前後の方向も留意しなければならないため、同様
の問題点が残る。また、実開昭64−36160号公報
の方式で前後の方向検知を併せて実施した場合、コスト
が高くなるという問題点が発生する。更に、前記感熱記
録シートが自動的に供給されるのに対して、−船釣にポ
ジシートが手差しトレイ等を介して手操作で供給され、
ポジシートの供給姿勢のバラツキが起こるため、表裏検
知マークの検知が不安定になるという問題点も発生する
更に、上記の種類の不一致や、誤ったポジシートのセッ
トによって、高価なネガフィルム及びポジシートが無駄
になるという問題点もあった。
一方、特開昭63−184730号公報には、感材カー
トリッジ(ネガフィルムカートリッジ)にバーコードを
付設して、該感材カートリッジを識別する画像記録装置
が開示されているが、バーコードを使用するため、バー
コードを検知スるための検知装置や、バーコードの印刷
等にコストがかかるという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、ネガフィ
ルムとポジシートの組み合わせミスを防ぎ、常に最適な
画像を得ることを第1の目的とする。
また、ネガフィルムとポジシートの組み合わせミスを容
易に確認できることを第2の目的とする。
また、ポジシートの表裏検知及び前後検知を簡単に、且
つ、低コストで実行することを第3の目的とする。
また、ポジシートの表裏検知及び前後検知を確実に実行
することを第4の目的とする。
更に、ネガフィルムとポジシートの組み合わせミスや、
ポジシートのセット不良によるネガフィルム及びポジシ
ートの浪費を避けることを第5の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の第1の目的を達成するため、ネガフィル
ムとポジシートを組み合わせて使用するピールアパート
式のインスタント写真装置において、ネガフィルム、或
いは、ネガフィルムを装填したネガフィルムカートリッ
ジ上に、ネガフィルムの種類等を識別するために配設し
たネガフィルム識別手段と、ポジシート、或いは ポジ
シートで構成されたポジシートアッセンブリー上に、ポ
ジシートの種類等を識別するために配設したポジシート
識別手段と、ネガフィルム識別手段を検知するネガフィ
ルム識別検知手段と、ポジシート識別手段を検知するポ
ジシート識別検知手段と、ネガフィルム識別検知手段及
びポジシート識別検知手段の検知信号に基づいて、ネガ
フィルムの種類とポジシートの種類が一致するか否かを
判定し、−敗した場合のみ複写動作が行えるように制御
する制御手段とを備えたインスタント写真装置を提供す
るものである。
また、第2の目的を達成するため、ネガフィルムの種類
とポジシートの種類とが不一致の場合、制御手段が所定
の警告手段を介して不一致を通知するインスタント写真
装置を提供するものである。
また、第3の目的を達成するため、白黒等の2値の組み
合わせで、且つ、全白及び全黒の組み合わせを除いたコ
ードから成るポジシート識別手段を備えたインスタント
写真装置を提供するものである。
また、第4の目的を達成するため、ポジシート識別手段
を検知するポジシート識別検知手段と、ポジシート或い
はポジシートアッセンブリーが所定の挿入口に挿入され
たか否かを検知する挿入検知手段と、挿入検知手段によ
ってポジシート或いはポジシートアッセンブリーの挿入
が検知されたときのみ、ポジシート識別検知手段を動作
させる制御手段とを備えたインスタント写真装置を提供
するものである。
更に、第5の目的を達成するため、ネガフィルムの種類
とポジシートの種類とが不一致の場合、ポジシートを未
使用の状態で自動排出するように制御する制御手段を備
えたインスタント写真装置を提供するものである。
〔作用〕
本発明のインスタント写真装置において、制御手段は、
挿入検知手段によってポジシート(或いは、ポジシート
アッセンブリー)の挿入が検知されると、ポジシート識
別検知手段を作動させて、ポジシート識別手段を検知し
、同時に、ネガフィルム識別検知手段を介してネガフィ
ルム識別手段を検知する。続いて、ネガフィルム識別検
知手段及びポジシート識別検知手段の検知信号の基づい
て、ネガフィルムの種類とポジシートの種類が一致する
か否かを判定し、一致した場合、複写動作を実行し、不
一致の場合、所定の警告手段を介して不一致を通知し、
且つ、ポジシートを未使用の状態で自動排出する。
〔実施例〕
以下、本発明のインスタント写真装置の一実施例を図面
に基づいて、■ポジシートアッセンブリーの構成、■ネ
ガフィルム及びネガフィルムカートリッジの構成、■装
置全体の構成、■概略ブロック図、■駆動系の役割及び
レイアウト、■各センサの役割及びレイアウト、■操作
部、■制御回路の構成、■制御部の制御動作の順に説明
する。
■ポジシートアッセンブリーの構成 本実施例では、ポジシート(受像シート)に現像剤を封
入したポンドや、延展後の余剰現像剤を留めて置<トラ
ップマスク等の付属部品を付設してポジシートアッセン
ブリーとして使用する。
第1図(a)、 (b)、 (C)は、ポジシートアッ
センブリー100の構成を示し、ポジシートアッセンブ
リー100は、ポジシート101の受像面側の先端部に
貼り付けられた黒色のリーダー102と、現像剤103
aを収納してリーダー102の上に貼り付けられたボッ
ド103と、ポジシート101の画像領域(同図(a)
のaXbの領域)の端部の画像を良好なものにするため
に配設された先端マスク1041両サイドマスク105
.及び、トラップマスク106と、両サイドマスク10
5上に貼り付けられたレール部材107とから構成され
る。
詳細は後述するが、ボンド103から流出した現像剤1
03aは、レール部材107及び両サイドマスク105
の厚さとほぼ同一の厚みで均一にポジシート101上に
延展できる構成である。
現像剤103aは、画像領域後端まで充分に行き渡るよ
うに、画像形成に必要な量よりも多くボッド103中に
内封されている。余分な現像剤103aは画像領域後端
まで均一に延展した後、トラップマスク106(第1図
(a)のDの部分)と後述するネガフィルム200(第
2図(a)c7)D’ノ部分)との間に溜められる。こ
れによって余分な現像剤103aが装置内部にはみ出し
て現像ローラ及び搬送路等に付着して汚損するのを防止
している。
リーダー102には、本発明の要部であるポジシート種
類識別コード(ポジシート識別手段)が3つのマーク部
Ml、M2.M3によって形成されている。具体的には
、マーク部Ml、M2.M3は、例えば、パンチ等によ
って穴を設けて、該穴の有無の組み合せによってポジシ
ート種類識別コードを形成するか、或いは、リーダー1
02と反射率の異なる印刷等で形成しても良い。本実施
例では、パンチによってマーク部Ml、M2.M3を形
成する。
前述したようにリーダー102の上にボッド103を貼
゛り付けた構成であるため、第1図(C)に示すように
、マーク部Ml、M2.M3を穴有りとした場合、この
穴の部分はボッド103によって覆われることになる。
従って、リーダー102の色を黒色としてボッド103
の色(通常は白色系)と対比させて検知精度を向上させ
ている。
■ネガフィルム及びネガフィルムカートリッジの構成 本実施例では、第2図(a)、 (b)に示すように、
ロール状に巻かれたネガフィルム200を用いる。
ネガフィルム200は、長尺(例えば、36枚分撮影可
能)の感光性帯状材から成り、潜像形成面(感光面)内
側にしてロール状に巻かれて、第2図(d)に示すよう
に、ネガフィルムカートリ1.ジ201に収納される。
ネガフィルムカートリッジ201は、ロール状ネガフィ
ルム200を包含する円筒形状に樹脂成形されており、
成形及びネガフィルム200の装填が容易に行なえるよ
うにするため、軸線を含み平面に2分割された構成であ
る。
同図(d)、 (e)に示すように、分割されたネガフ
ィルムカートリッジ(上容器201a及び下容器201
b)の分割部分には、それぞれ結合のための嵌合部20
2及び203と、ネガフィルム200を繰り出すための
ネガ誘導部204及びネガ繰出部205とが形成されて
いる。嵌合部202及び203は、嵌合部202が嵌合
部203を覆い包む形で形成され、外乱光が進入してネ
ガフィルム200が感光するのを防く。同様に、ネガ繰
出部205からの外乱光を防ぐため、ネガ誘導部204
の内側に一端を上容器201aに貼り付けされ、他端を
自身の弾性力でネガフィルム200に接触した遮光用弾
性部材(例えば、マイラーに植毛布を貼り付けしたもの
)2o6が配設されている。
ネガフィルムカートリッジ201にネガフィルム200
を収納する際は、下容器201bを設置し、その中にロ
ール状のネガフィルム200の先端部がネガ繰出部20
5から数mm程度外側にでるように載置する。その後、
上容器201aを被せて、嵌合部202及び203を嵌
合させて、上下容器201a、201bの結合を行う。
上下容器201a、201bの結合は、上記の方式に限
らず、例えば、ネジ、或いは、熱シール等を用いても良
い。尚、下容器201b下部にはネガフィルムカートリ
ッジ201を装置本体の定位置に確実に装着するための
足207が設けられている。
また、容器201aの側面には、ネガフィルム200の
種類等を示すマーク部M4. M5. M6(ネガフィ
ルム種類識別コード)が配設されている。
ところで、ネガフィルム200の表面は感光性を有する
が、裏面からの外光(照射)に対しては遮光性を有する
。ロール状のネガフィルム200は明室(半暗室)で、
同図(b)に示す状態でネガフィルムカートリッジ20
1に装填されるため、斜線で示す領域(長尺フィルムの
先端部と後端部)は感光される。他の領域は密着巻きで
あれば感光されない。感光された領域は潜像(画像)形
成が行えずその分無駄となる。ネガフィルム200は銀
塩を用いているため高価でありこの部分の無駄は無視で
きない。このため、本実施例では同図(C)に示すよう
に、長尺のネガフィルム200の先端と後端に、少なく
ともネガフィルムカートリッジ201の内周長さ以上の
ネガフィルム裏面遮光紙(安価な材料)からなる先端部
208及び後端部209を貼り付けである。従って、こ
れにより、先端及び後端部が感光されるのを防止でき、
且つ、ネガフィルム200を安価に構成できる。
尚、ネガ誘導部204には、同図(e)に示すように、
ネガフィルム200を引き出す引出しローラ対312と
嵌合する切欠部210が設けられており、ネガフィルム
カートリッジ201を装置本体に装着した際に、引出し
ローラ対312によってネガフィルム200が確実にニ
ップされる構成となっている。
■装置全体の構成及び動作 第3図はピールアパート式インスタント写真フィルムを
用いるインスタント写真装置の全体構成を示し、大別し
て、原稿面を走査しながら照明光を照射し、所定位置(
露光面)に結像させる光学系ユニット301と、該所定
位置にネガフィルム200を搬送・露光させ、更に、ポ
ジシートアッセンブリー100と位置合わせして重ね、
その間に現像部を延展させ、ポジシートアッセンブリー
100に画像を転写形成する搬送ユニット302とから
構成される。
光学系ユニット301は、コンタクトガラス303と、
第1ミラー及び光源からなる第1走行体304と、第2
ミラー及び第3ミラーからなる第2走行体305と、レ
ンズ306.第4ミラー、及び、第5ミラーからなる第
3走行体307と、第6ミラー308とから構成される
ここで、第1走行体304に含まれる光源には蛍光灯3
73(詳細は後述する)が用いられ、コンタクトガラス
303に下向きに置かれた原稿をコンタクトガラス30
3と平行に走査しながら照射する。このとき第2走行体
305が第1走行体304の1/2の速度で同方向に走
査されることにより、光路長が一定に保たれている。
また、レンズ306及び第3走行体307の移動によっ
て、変倍時の倍率及び共役長の調整を行う構成である。
原稿反射光は、図示の如く、第1.第2.及び第3ミラ
ーで反射され、更に、レンズ306.第4、第5.第6
ミラーを経て、露光位置Aでスリット露光される。
搬送ユニット302は、感光性のネガロールフィルム(
ネガフィルム200)繰出部と、繰り出されたネガフィ
ルム200をカットするネガフィルムカッタ部と、ネガ
フィルム200を搬送・露光するネガフィルム搬送・露
光部と、ポジシートアッセンブリー搬送部と、現像部と
から構成される。
以下、ネガフィルム200(図示せず)の搬送動作を説
明して、ネガロールフィルム繰出部、ネガフィルムカッ
タ部、ネガフィルム搬送・露光部の構成を詳細に示す。
ネガフィルムカートリッジ201内にロール状に収納さ
れたネガフィルム200は、引き出しローラ対312a
、312bにより、回転刃313a及び固定刃313b
の間を通過してガイド板314上に搬送され、中間ロー
ラ対315a。
315bに送られる。搬送されたネガフィルム200の
先端が露光部fiAのセンサS1により検知された時(
或いは、検知してから所定時間後)第1走行体304及
び第2走行体305が走査を開始し、ネガフィルム20
0が中間ローラ対315a、315bにニップされてか
ら、ガイド板314上の露光位置Aで露光・潜像形成が
実行される。
ここで、露光・潜像形成時のネガフィルム200の搬送
速度を■8、第1走行体304の走行速度を■1、コピ
ー倍率をmとしたすると、ネガフィルム200の搬送速
度■8は、 V H= V N X  1 / m の関係で制御される。
露光位置Aはスリット領域にわたりフラット面であり、
且つ、引き出しローラ対312a。
312b、及び、中間ローラ対315a、315bのニ
ップ高さと同−或いはそれより高く設けられている。更
に、中間ローラ対315a、315bと引き出しローラ
対312a、312bの周速はほぼ同一で、ネガフィル
ム200がセンサS1により検知されてから所定時間後
(中間ローラ対315a、315bにニップされた後、
若しくは、露光が開始されるタイミング)、引き出しロ
ーラ対312a、312bの駆動が停止され、適当な負
荷を持ってフリーとなる。この結果、ネガフィルム20
0を露光位置A上で引っ張り気味に、且つ、ガイド板3
14上に密着された状態で搬送することができ、ネガフ
ィルム200面上までの光路長と搬送速度を一定に保つ
ことができる。
一定長にわたり露光・潜像形成されたネガフィルム20
0は一旦停止され、その後、回転刃313aが固定刃3
13bに接触しながら回転することにより、シート状に
切断される。上記ネガフィルム200の停止タイミング
はセンサSlがネガフィルム200の先端を検知してか
らの時間tをカウントすることにより決定される。
従って、切断されたネガフィルム200の後端部は露光
・潜像形成が行われない(換言すれば、露光・潜像形成
が行えない)。具体的には、少なくとも露光位置Aから
固定刃313bの先端まで距離(この距離をGとする)
以上に相当するネガフィルム200の後端部分が未使用
状態、即ち、不必要に浪費される部分となる。このため
、この距離Gが、ポジシートアンセンブリ−100の後
端部からポジシート101上に転写される画像部後端ま
での距離D’(第2図(a)参照)よりも小さくなるよ
う、露光位置Aとカッター(回転刃313a及び固定刃
313b)を配置し、ネガフィルム200の画像形成に
利用されない不必要な部分(後端部)の浪費を少なくす
ることができる。
同様に、切断されたネガフィルム200の先端部も、少
なくとも露光位置Aがら中間ローラ対315a、315
bまでの距離(この距離をHとする)以上の長さにわた
って露光・潜像形成が行えないが、距離Hが、ネガフィ
ルム200の先端部からネガフィルム200上に作像さ
れる潜像部先端までの距離C’(第2図(a)参照)よ
りも小さくなるように露光位置Aと中間ローラ対315
a。
315bを配置すればネガフィルム200の浪費を少な
くすることができる。
更に、前述したように露光が完全に終了した後、ネガフ
ィルム200を切断することにより、例えば、露光中に
切断する場合と比較して、切断の衝撃による搬送速度の
変化等を避けることができ、安定的な搬送を行える。
切断されたネガフィルム200は、ローラ対316a、
316b、及び、ガイド部材317により約180°方
向転換された後、ガイド板318a、318bによって
導かれ、更に、ローラ320によって、その先端部分が
ローラ対321(ここでは、停止状B)に突き当たるま
で搬送される。
次に、ポジシートアッセンブリー100の搬送動作を説
明して、ポジシートアッセンブリー搬送部の構成を詳細
に示す。実際は、このポジシートアッセンブリー100
の搬送動作が、前述したネガフィルム200の搬送・露
光・切断動作の前に実施される。
ポジシートアッセンブリー100は、ネガフィルム20
0と異なり感光性がないため、装置外部から挿入できる
。本実施例のインスタント写真装置では、ポジシートア
ッセンブリー100を装置本体右下のガイド板311に
沿って、図中の左側へ1枚ずつ手差し挿入する構成であ
る。このため、給紙・分離装置や、給紙カセット等が不
要であり、装置をコンパクトで安価にできる。
ポジシートアッセンブリー100がガイド板311及び
両サイドガイド(図示せず)に沿って挿入され、センサ
S5によってその先端が検知されると、挿入ローラ対3
22が回転する。挿入ローラ対322のコロは、ポジシ
ートアッセンブリー100の先端に貼り付けられた現像
剤ボンド103(第1図(a)参照)をつぶさないよう
にボンド103より外側両端のみを把持するように配設
されている。ポジシートアッセンブリー100は挿入ロ
ーラ対322によりガイド板323 a。
323b間を搬送され、停止する。この停止タイミング
は、センサS6がポジシートアッセンブリー100の先
端を検知してからの時間t°をカウントすることにより
求められる。
また、ポジシートアッセンブリー100の搬送路は、図
示の如く、少なくとも1箇所折れ曲がって構成され、ポ
ジシートアンセンブリ−100の挿入口から外部の光が
直接機内に侵入してネガフィルム200を感光すること
がないように防止している。
挿入されたポジシートアッセンブリー100は所定位置
に停止し、待機状態となり、プリント動作が可能となる
ここで、所定のプリントスイッチが押下されると、前述
したネガフィルム200の搬送・露光・切断動作が実行
される。停止しているローラ対321に当接したネガフ
ィルム200は、ガイド板319及びガイド板318b
間でローラ対320の搬送力によって一定量撓まされる
。所定量のネガフィルム200が撓んだ後、ローラ対3
21の回転により案内板324a、324b間を搬送さ
れる。ローラ対321の回転開始はセンサS3がネガフ
ィルム200の先端を検知してからの時間をカウントす
ることにより求められる。
このようにネガフィルム200を撓ませることにより、
ネガフィルム200の先端縁をローラ対321のニップ
になられせてスキュ矯正が行われる。ローラ対321の
回転によって搬送されたネガフィルム200はセンサS
4により先端が検知され、現像ローラ325a、325
bのニップへ搬送される。センサS4の検知からのタイ
ミングにより、先ず挿入ローラ対322が回転してポジ
シートアッセンブリー100を停止している現像ローラ
325a、325bに突き当て、ネガフィルム200と
同様にスキュ矯正が行われる。その後、現像ローラ32
5a、325bが回転を始める。
次に、所定位置で待機しているポジシートアッセンブリ
ー100を先に搬送に、その後、7ガフイルム200の
先端がローラ対321の回転によって現像ローラ325
a、325bのニップに到達し、両者共に現像ローラ3
25a、325bの周速で搬送される。このとき、ポジ
シートアッセンブリー100とネガフィルム200の先
端にはずれJが生じるが、このずれJは、少なくとも第
1図のCよりも小さくなるように制御される。これによ
り、ネガフィルム200の先端とポジシートアッセンブ
リー100の先端とを一致させて搬送するタイプのもの
と比較して、このずれJの量だけ切断されるネガフィル
ム200の長さを短くすることができる。
最後に、第4図(a)、 (b)、 (C)、及び、第
5図(a)。
(b)、 (C)、(ロ)、(e)、げ)、((至)を
参照しつつ現像動作を説明して、現像部の構成を詳細に
示す。
現像ローラ325aは現像側板341に固定された軸3
43を中心に回動する加圧レバー342に回転可能に軸
支され、これによって現像ローラ325aは現像側板3
41に回転可能に軸支されている。
第4図(C)及び第5図(C)、 (d)に示す349
及び350は、現像剤延展時に、ネガフィルム200及
びポジシートアッセンブリー100の両端より現像剤1
03aがはみ出して現像ローラ325 a。
325b及び搬送路等を汚すのを防止するための規制部
材であり、規制部材349は現像側板341に固定され
たピン352を中心に回動可能に軸支され、規制部材3
50は現像側板341に固定されている。また、規制部
材349,350は共に現像ローラ325a、325b
に設けられた溝部355に入り込んでいる。
第5図(a)、 (b)、 (C)は、装置本体が待機
状態の時の現像部の状態を示し、装置本体が待機状態の
時には、装置本体の側板に回転可能に支持されたカム軸
348に固定された現像ローラ離間用カム346及び規
制部材349の離間用カム347の両方のカムとも、加
圧レバー342に回転可能に軸支されたカムフオロー3
44及び規制部材349のレバ一部349aから離間し
た状態であり、現像ローラ325aはスプリング345
によって現像ローラ325bに加圧されている。また、
規制部材349はスプリング351により加圧状態に保
持されている。規制部材349は、第5図(C)に示す
ように、加圧時に規制部材350との間にギャップPを
維持する構成となっている。
一方、カム346及び347が固定されたカム軸348
は、図示しないスプリングクラッチによって1/4回転
ずつ回転できる構成である。このときのカム346及び
347の位W(即ち、待機位置)は、所定のセンサによ
り検知され、例えば、電源投入時にカム346及び34
7が該待機位置にない場合には、待機位置になるように
制御される。
ポジシートアッセンブリー100が、第3図のガイド板
311に沿って挿入されセンサS5によって検知される
と、カム軸348は反時計方向(図中にの方向)へ1/
4回転し、第5図(d)の状態となる。この状態ではカ
ム347によってレバ一部349aが押され、規制部材
349は規制部材350から離間してギャップが広げら
れる。これによって、ポジシートアッセンブリー100
が規制部材349に当たって停止することなく確実に現
像ローラ325a、325bのニップ部まで搬送される
次に、前述したネガフィルム200の搬送が行われ、現
像ローラ325a、325bが回転し、ネガフィルム2
00が規制部材349,350の間に挿入されてから一
定時間後、更に、カム軸348は反時計方向に1/4回
転して、第5図(e)。
(f)の状態となり、規制部材349は第5図(C)と
同様にギャップPを有した状態(ここでは、現像剤のは
み出し規制状11i)となる。このはみ出し規制状態へ
移行するカム軸348の回転タイミングは、センサS4
がネガフィルム200の先端を検知してから時間をカウ
ントすることにより行われる。
前述したように現像ローラ325a、325bによる現
像剤103aの延展が終了すると、カム軸348は更に
1/4回転して、第5図(g)の状態となりカム346
とカムフオロー344が当接して、現像ローラ325a
が現像ローラ325bより離間して、ローラ間に余分な
現像剤103aを溜めるために必要なギャップを開ける
ネガフィルム200とポジシートアッセンブリー100
は、現像ローラ325a、325bにより現像剤103
aを延展されながら、第3図に示す遮光用のフタ327
が設けられたトレイ326上に排出される。フタ327
はトレイ326に設けられた支軸328によって上方に
回転可能に支持されている。
ここで、トレイ326に遮光用のフタ327を設けるの
は、例えば、ポジシート101がOHP用の透明な物や
、ペーパライクな薄手の物の場合、現像剤延展後からネ
ガフィルム200上の潜像が定着するまでの時間は、ポ
ジシート101裏面からの透過光によりネガフィルム2
00が感光されて、良好な画像が得られなくなるため、
該透過光による不必要な感光を避けるためである。
フタ327はトレイ326に固定された支軸328に回
転自在、且つ、取外し可能に保合されており、また、ト
レイ326は装置本体側で支軸328と同軸上に設けら
れた軸に回転自在、且つ、取外し可能に係合されている
。更に、フタ327は、後述するセンサS9により開閉
泳ぎ取り受けの有無を検知される。このセンサS9の検
知により、フタ327が開いた状態及び取り付けられて
いない状態の時にはプリント動作を禁止することができ
る。
現像剤延展終了後、所定のタイマーがスタートして、定
着時間(約30〜40sec)をカウントし、定着時間
内でのフタ327の開放の禁止表示、及び、定着時間経
過後の暗箱内(トレイ326及びフタ327による暗箱
)からのネガ・ポジ接合体の取り出し可表示を行う。こ
こで、ネガ・ポジ接合体をトレイ326から取り出すと
、センサS7によりその後端が検知され、カム軸348
が反時計方向へ!/4回転して第5図(a)、 (b)
、 (C)で示した待機状態へと戻る。また、現像ロー
ラ325 a。
325bが離間されている間は、プリント動作は禁止状
態となっており、ネガ・ポジ接合体の取り忘れを防止す
る。
操作者は現像終了後、ネガ・ポジ接合体よりポジシート
101を引き剥がすことにより、画像を得ることができ
る。第1図で示した、ポジシートアッセンブリー100
のリーダー102.先端マスク1041両サイドマスク
105.及び、トラップマスク106は、ポジシート1
01から離間可能に接着されており、延展された現像剤
103aの接着力によってネガフィルム200側に接着
され、ネガ・ポジ接合体からポジシート1o1を引き剥
がすことにより容易に分離される。
第1図(a)に示すように、ポジシートアッセンブリー
100上でのボッド103の巾方向の長さしは、搬送時
にコロ等に圧接されて開裂しないように、画像領域の巾
すと同等もしくは短くなってぃる、このため、ポンド1
03がF部で開裂後、画像領域中すに延展するまでには
多少の距離(図中Eで示す距till)が必要である。
また、前述したようにネガフィルム200とボジシート
アッセンブ!J−100を合わせる際のずれJは、ポジ
シートアッセンブリー100の先端からポンド103の
開裂部Fまでの距MCより短くすれば良く、従って、第
2図(a)のネガフィルム200先端から潜像部先端ま
での距離C”は少なくとも第1図(a)のボッド103
の開裂部から画像形成部先端までの距jlllEより長
くすれば良い。
■概略ブロック図 次に、第6図に示す概略プッロク図を参照して、制御部
400を中心とした構成を説明する。
制御部400には、メツセージの表示及びキー人力等を
担う操作部500と、装置本体に電力を供給するスイッ
チング電源600と、蛍光灯373(本実施例の光源)
と、安定した蛍光灯373の出力を得るための蛍光灯安
定器372と、蛍光灯ヒータ374と、蛍光灯373の
光量を検知するセンサS20と、ネガフィルムの搬送、
カッター、各ローラ等の動力となるメインモータ361
と、スキャナの駆動を行うスキャナモータ362と、変
倍時のミラー移動用のミラーモータ363と、変倍時の
レンズ移動用のレンスモータ364と、クラッチ365
〜370(詳細は後述する)と、ソレノイド371 (
詳細は後述する)と、各種センサS1〜センサ522(
センサS20を除く)とが接続されている。
■駆動系の役割及びレイアウト 第7図は、モータ、各クラッチ、ソレノイド等の駆動系
のレイアウトを示す。
ネガ引き出しクラッチ365は、引き出しローラ対31
2a、312bの軸上にあって、引き出しローラ対31
2a、312bの駆動を行う。
ネガ送りクラッチ366は、中間ローラ対315a、3
15bと、ローラ対316a。
316bと、ローラ対320とを駆動する。
レジストクラッチ367は、レジストローラ321の軸
上にあり、レジストローラ321を駆動する。
ポジ送りクラッチ368は、挿入ローラ対322の軸上
にあって、挿入ローラ対322を駆動する。
現像ローラクラッチ369は、現像ローラ325a、3
25bを駆動する。
カッタークラッチ370は、回転刃313aを駆動する
現像ソレノイド371は、現像ローラ325a。
325bのモード切り換えを行う。
■各センサの役割及びレイアウト 第8図を参照して、本実施例のインスタント写真装置に
配設したセンサS1〜センサS23の役割及びレイアウ
トを説明する。
センサ31は、ネガフィルム搬送路上のカッター手前に
配設されたネガフィルム先端検知センサである。ネガフ
ィルム200の先端検知を行って、スキ中すの開始タイ
ミングに使用する。具体的には、赤外線反射型センサか
らなる。
センサS2は、ネガフィルム搬送路上のネガフィルム中
間検知を行うネガフィルム200のジャム検知用のセン
サである。センサS1による先端検知からセンサS2ま
での時間でジャムの判定を行うのに使用する。具体的に
は、赤外線反射型センサからなる。
センサS3は、ネガフィルム搬送路上のネガフィルム中
間検知を行うネガフィルム200のジャム検知用のセン
サである。センサS2からセンサS3までの時間でジャ
ムの判定を行うのに使用する。具体的には、赤外線反射
型センサからなる。
センサS4は、ネガフィルム現像ローラ前の検知を行う
。ネガフィルム200が該センサS4を検知後、所定の
タイミングで現像ローラ325 a。
325bを回転させる。また、ネガフィルム200の後
端を検知して、現像ローラ325 a。
325bの圧接解除(即ち、現像ローラ325aの離間
)のタイミングを計る。また、レジストローラ321を
回転させてからネガフィルム200を検知するまでの時
間でジャムの判定を行う。具体的には、赤外線反射型セ
ンサからなる。
センサS5は、ポジシートアッセンブリー100の挿入
検知を行う。本発明の要部である挿入検知手段である。
該センサS5でポジシートアッセンブリー100の先端
が検知された時、ポジシートアッセンブリー100のマ
ーク部Ml、M2M3がポジシート種類識別コード検知
センサ(センサ510)の読み取り位置に来るように配
置されている。具体的には、赤外線反射型センサからな
る。
センサS6は、ポジシートアッセンブリー100の現像
ローラ前検知を行う。ポジシートアッセンブリー100
が挿入され現像ローラ325a、325bに搬送される
時、先端を現像ローラ325a、325bに突き当てて
止めるための位置出し用センサ。具体的には、赤外線反
射型センサからなる。
センサS7は、排紙トレイ326上にネガ・ポジ接合体
が有るか否かを検知する。具体的には、赤外線反射型セ
ンサからなる。
センサS8は、ネガフィルム200の裏側をセンスして
ネガフィルム200の有無を検知する。
また、同時にネガフィルム200の先端部及び後端部(
遮光紙208及び209)を識別する。このため、赤外
線反射型センサで構成し、反射光を受けるフォトトラン
ジスタの出力をA/Dコンバーターで読み込んで出力の
違いで検知するようにしている。
センサS9は、フタ327の有無を検知する。
具体的には、ホトインタラプタからなる。
センサSIOは、本発明の要部であるポジシート識別検
知手段であり、ポジシートアッセンブリー100に設け
たマーク部M1.M2.M3(ポジシート種類識別コー
ド)の読み取りを行う。具体的には、赤外線反射型セン
サをマーク部M1.M2.M3の数に合わせ3個(セン
サS 10−1.10−2.1O−3)使用している。
センサSllは、本発明の要部であるネガフィルム識別
検知手段であり、ネガフィルムカートリッジ201の側
面にあるマーク部M4. M5. M6(ネガフィルム
種類識別コード)の読み取りを行う。具体的には、赤外
線反射型センサをネガフィルム種類識別マークの数に合
わせ3個(センサS 11−1゜11−2.1l−3)
使用している。
センサS12は、ジャム取り出し用の右ドアの開閉状態
の検知を行う。ホトインタラプタからなる。
センサS13は、現像ローラ325a、325bの清掃
や、ネガフィルムカートリッジ201のセットに用いる
左ドアの開閉状態を検知する。ホトインタラプタからな
る。
センサ514−1.14−2は、現像ローラ325a。
325bがセットされているか否かの検知を行う。
具体的には、マイクロスイッチからなる。
センサS15は、ホトインタラプタからなり、スキャナ
のホームポジションを検知する。
センサS16は、ホトインタラプタがらなり、変倍用レ
ンズ移動のホームポジションを検知する。
センサ317は、ホトインタラプタからなり、変倍用ミ
ラー移動のホームポジションを検知する。
センサS1Bは、ホトインタラプタからなり、カッター
のホームポジションを検知する。
センサS19は、現像ローラ325a  325bがホ
ームポジションで有るか否がの検知を行う。
現像ローラ325a、325bには、次の4つのモード
がある。
(i ) ローラ加圧、  エツジコントローラ0N(
ii)ローラ加圧、エツジコントローラ0FF(iii
)ローラ加圧、エツジコントロー−7ON(iv)ロー
ラ解放 このうち(i)をホームポジションとして、電源ON時
、及び、待機状態としている。
センサS20は、ホトダイオードとオペアンプがらなり
、蛍光灯373の明るさをホトダイオードで検知し、電
流・電圧変換回路及び増幅回路で電圧信号に換えて、A
/Dコンバータに入力し、CPUに−をり入れ、この値
で蛍光灯373の光量制御を行うのに使用される。
センサS21は、サーミスタがらなり、蛍光灯373の
温度を検知する。蛍光灯373は光量とスペクトル分布
において温度特性を持つため、使用温度範囲が限られる
。従って、ヒータ374を用いて温める必要があり、こ
のセンサS21によって温度を検知してヒータ374の
0N10FF制御に使用する。
センサS22は、サーミスタからなり、気温を検知する
センサS23は、リードスイッチからなり、コンタクト
ガラス303上に35mmプロジェクタを載置した時に
該プロジェクタを検知する。インスタント写真装置はこ
の検知によってプロジェクトモードに切り換わる。
■操作部 第9図は操作部500の構成を示し、大別して、装置の
使用条件等を設定する入力部と、入力された設定状態等
の表示を行う表示部とから成り、具体的には、コピー開
始を入力するプリントキー501と、画像濃度を調整す
る濃度キー502a及び502bと、縮小ズーム設定キ
ー503aと、拡大ズーム設定キー503bと、等倍設
定キー503cと、原稿のサイズを指定する原稿指定変
倍キー504a、504bと、ポジシート101の排出
を指令するポジシート排出スイッチ505と、ジャム発
生等のトラブル表示、縮小・拡大ズーム値等の設定値表
示、及び、「コピーできますj等のメツセージ表示を行
う表示パネル506と、ネガ・ポジ接合体の現像時間経
過を表示する現像時間経過表示LED507とから構成
される。
■制御回路の構成 第10図は本実施例の制御回路の構成を示す。
CPU100Iは、1チツプ内にRAM、8ビツトタイ
マ、16ビツトイベントカウンタ、A/Dコンバータ、
シリアルインタフェースを内蔵したタイプのもので、例
えば、NEC社製のμPD7810M或いはこれに相当
するものである。
RAM1002は、内部にリチウム電池を内蔵したタイ
プで容量2Kbytes、装置の個別データやトータル
枚数等のデータを記憶する。
8254 (1003)は、蛍光灯やDCサーボモータ
(メインモータ)を駆動するパルスを出力する。
110エキスパンダ1004は、各モータ、クラッチ、
ソレノイド等の駆動や、操作部のコントロールを行う。
尚、その他の構成は図示のみで説明を省略する。
■制御部の制御動作 以上の構成に基づいて、本実施例のインスタント写真装
置の制御部400の制御動作を詳細に説明する。
制御部400の制御動作は、第11図(a)のフローチ
ャートで示すメインフローと、第11図(ハ)。
(C)、 (d)、 (e)のフローチャートで示す4
つの割り込み処理ルーチンから成る。
メインフローは、主に、機械のシーケンスコントロール
、及び、操作者に対する応答を行う。
先ず、電源がONされると、CPUの初期設定。
メモリの初期設定1周辺rcの初期設定等のイニシャラ
イズ処理を実行する(401)。次いで、スキャナ、レ
ンズ、現像ローラ、カッター等の機械イニシャライズ処
理(402)を行い、待機処理において操作者の操作を
待つ(403)、その後は、操作者の操作に応じて、複
写動作処理(404)、或いは、サービスマンモード処
理(405)を実行する。
割り込み処理ルーチンは、同図(b)、 (C)、 (
d)、 (e)に示す、2.5m5ecインターバル、
モータエンコータ、蛍光灯点灯、スキャナモータの4つ
のルーチンから成り、2.5…Secインターバルでは
各種のIloのチエツク及び設定を行い、同時に時間に
関する動作を行う。他の3つは、それぞれモータや蛍光
灯がONしているときだけ働き、サーボ等の制御を行う
以下、前述したメインフローの各処理を順をおって具体
的に説明する。
第12図は、機械イニシャライズ処理のフローチャート
を示す。現像ローラが無いと+24Vがダウンするため
動力が働かない。このため、センサS14を用いて現像
ローラの有無を検知する(406)。蛍光灯ヒータ37
4を0N(407)して、スキャナ、レンズ、ミラー等
の状態の変化するメカの初期化を行う(40B)。
このとき、ネガフィルム200が搬送路上にある場合に
は、カッターイニシャライズは行わない(409,41
0)。また、ポジシートアッセンブリー100が搬送路
上にある場合は、これを自動排出する(411.412
)。その後、現像ローラをイニシャライズして(413
)、蛍光灯373が温まったら処理を終了する(414
)。
第13図は、待機処理のフローチャートを示す。
待機処理は、基本的には機械の状態(ジャム、ドアの開
閉、ネガフィルムカートリッジ装填の有無等)をチエツ
クして、条件によってプリントキーを受は付けて、次の
複写動作処理に仕事を受は渡す。先ず、ネガフィルム2
00の搬送路上のセンサにネガフィルム200が検知さ
れているかをチエツク(415)L、ネガフィルム20
0を検知した場合、ジャムと判定してジャム表示のON
及びエラーフラグの設定を行う(416)。同様に、ド
アの開閉状態をチエツクして、ドアが0PENならばド
ア0PEN表示のON及びエラーフラグの設定を行い(
417,418)、現像ローラの有無をチエツクして、
現像ローラがない場合には現像ローラ無し表示及びエラ
ーフラグの設定を行う(419,420)。フローチャ
ートには記載されていないが、暗箱トレイ326のフタ
327の有無のチエツク、フタ無し表示のON及びエラ
ーフラグの設定も合わせて行う。その後、ステップ42
1から424で、操作部500の変倍キー及び濃度キー
による入力を受は付けて、該当する動作を行う。このと
き、決められた幾つかのキーを押下することによりサー
ビスマンモード処理に移行する(詳細は省略)。次にネ
ガフィルムカートリッジ201の側面に設けられたネガ
フィルム200の種類を示す3ビツトの白黒コード(ネ
ガフィルム種1[11に別マーク)を読み込んで、ネガ
フィルムカートリッジ201の有無及びネガフィルム2
00の種類を検知し、ネガフィルムカートリッジ201
の有無及びネガフィルム200の種類を表示する(42
5)。その後、上記のステップでエラーフラグの設定が
あった場合、該当するエラーに応じたメツセージ等を表
示し、エラーフラグをゼロに初期化する(426,42
7)。
続いて、ネガフィルムカートリッジ201が有りの場合
(42B)、ネガフィルム200の有無及びフィルム部
か否かを判定する(429)。前述したようにネガフィ
ルム200はロール状に巻かれてネガフィルムカートリ
ッジ201内に収納されており、その先端部と後端部に
は遮光紙208.209が取り付けられている。ここで
ネガフィルム200の有無のチエツクを行うセンサS8
は、ネガフィルム200の有無の他に、フィルム部分と
遮光紙部分の区別を合わせて行う。
具体的には、センサS8は赤外線LEDと、反射光をチ
エツクするフォトトランジスタとから成り、該反射光は
CPUのA/Dコンバータに入力され、8bit(0〜
255)のデータとして認識される。ネガフィルム20
0がない場合は、反射光がないのでデータはほとんどゼ
ロに近い値となり、フィルム部の裏面(黒色)を検知し
た場合は、少量の光が反射され、例えば、100〜12
0程度の値となる。一方、遮光紙の場合は、フィルム部
の裏面より、反射率を高くしているため、200以上の
値となりCPUはネガフィルム200の有無及びフィル
ム部か否かを判定できる。
上記の判定が遮光紙の場合、換言すれば、フィルム部で
ない場合、遮光紙の排出動作を行う(430,431)
。遮光紙の排出を行うと、該遮光紙が先端部である場合
には、次にフィルム部が検知されるのでそこで搬送を停
止し、カッターで切断後装置外へ排出する。また、遮光
紙が後端部の場合には、フィルム無しが検知されるので
そのまま排出を行う。一方、遮光紙でない場合は、ステ
ップ432へ進む。ネガフィルム200無しの場合は、
ネガフィルム200無し表示(433)を行い、ステッ
プ434でポジシート挿入チエツク及びその対応動作(
詳細は後述する)を実行する。ネガフィルム200有り
の場合は、ネガフィルム無し表示をOF F L、ポジ
シートスタンバイフラグ(ポジシートの準備が整ってい
ることを示すフラグ)をチエツクする(435,436
)。
スタンバイであれば、ポジシート排出スイッチがONか
否かチエツク(437)L、ONならばポジシート排出
動作を実行(43B)L、ONでなければ、プリントキ
ーのONを待って処理を終了する(439)。
尚、ポジシート排出スイッチのONは、操作部500の
ポジシート排出スイッチ505を押下することにより入
力され、これによって、ポジシートアッセンブリー10
0を挿入して、全ての複写準備が整った後でも、操作者
は自由にポジシートアッセンブリー100の自動排出を
行うことができる。
第14図(a)は、ポジシート挿入チエツク及びその対
応動作ルーチン(第13図のステップ434)のフロー
チャートを示す。該ルーチンは、センサS5によるポジ
挿入検知と、センサSIOによるポジシート種類識別コ
ード(ポジシートアッセンブリー100のマーク部Ml
、M2.M3 )の読み込みとを行い、ポジシートの種
類とネガフィルムの種類とが一致した場合、ポジシート
アッセンブリー100を現像ローラ手前の所定位置に搬
送して停止し、一致しない場合には、装置外部へ排出す
るルーチンである。
装置のポジシート挿入口からポジシートアンセンブリ−
100を挿入すると、センサS5によってポジシートア
ッセンブリー100の挿入が検知される。このポジ挿入
検知の瞬間、第14図ら)に示すように、センサSIO
の位置にマーク部Ml。
M2.M3が位置するように構成されており、センサS
5によるポジ挿入検知に基づいて、ポジシートアッセン
ブリー100が所定の位置に到達したこと、換言すれば
、ポジシート種類識別コード(マーク部M1.M2.M
3 )の読み取りが可能な状態であることを判定できる
。従って、ポジ挿入検知がONでない場合は、ポジ挿入
検知フラグに0を設定して処理を終了する(440,4
41)。
ポジ挿入検知がONの場合、この検知がポジシートアッ
センブリー100の先端部検知か否かをポジ挿入検知フ
ラグで判定する。本実施例のフローチャートでは、ポジ
挿入検知がONで、且つ、ポジ挿入検知フラグが0の場
合、ポジシートアッセンブリー100を始めて検知した
こと、換言すれば、ポジシートアッセンブリー100の
先端部を検知したことを示す。従って、ステップ442
でNoの場合、ポジシート種類識別コードの読み込みを
行い、ポジ挿入検知フラグに1を設定して、ポジシート
種類識別コードの読み込みを実施したことを示す(44
3)。
ここで、ポジシート種類識別コードは、第14図(C)
に示すように、マーク部M1.M2.M3の白黒パター
ンを設けて形成されており、このマーク部Ml、M2.
M、301つ毎にポジシートの種類を割り振ってコード
化しである。但し、マーク部Ml。
M2.M3は全部臼あるいは全部黒パターンのコードは
無効コードとして使用しない、これによって、例えば、
ポジシートアワセンブリ−100を裏がえしたり、前後
左右を逆にして挿入した場合、換言すれば、センサSI
Oの検知が全部臼あるいは全部黒パターンの場合は、ポ
ジシートアッセンブリー100の誤挿入を検知すること
ができる。
従って、マーク部Ml、M2.M3が全部臼あるいは全
部黒パターンの場合は、ポジシートアッセンブリー10
0の誤挿入と判定して、操作部500のr印画紙1を表
示し、且つ、ブザーを鳴らして誤挿入の警告を行い(4
44,449)、ポジシートアッセンブリーを排出する
(450)。一方、マーク部Ml、M2.M3が全部臼
あるいは全部黒パターンでない場合は、ネガフィルムカ
ートリッジの有無を判定する(445)。ここで、ネガ
フィルムカートリッジ200が有る場合は、ネガフィル
ムの種類とポジシートの種類が一致するが判定(446
)L、一致したらポジシートアッセンブリー100を現
像ローラ手前の所定位置に停止させ、ポジスタンバイフ
ラグに1を設定し、処理を終了する(447,448)
。ネガフィルムの種類とポジシートの種類が一致しない
場合は、ポジシートアッセンブリー100の誤挿入と判
定して、操作部500のr印画紙jを表示し、且つ、所
定のブザーを鳴らして誤挿入の警告を行う(444゜4
49)。一方、ネガフィルムカートリッジ200が装填
されてない場合は、ポジシートアッセンブリ−100を
現像ローラ手前の所定位置に停止させ、ポジスタンバイ
フラグに1を設定し、処理を終了する(447.448
)。
第15図は、複写動作処理のフローチャートを示す。プ
リントキーが押下されると、先ず、35mmプロジェク
トモードか否かの判定を行い(451)、35mmプロ
ジェクトモードでなければ蛍光灯を点灯させ(452)
、35mmプロジェクトモードならば、ステップ453
に進む。
メインモータ、ネガ引き出しクラッチ、ネガ送りクラッ
チを0N(453)にして、ネガフィルム200の搬送
を開始し、ネガフィルム先端検知(センサSl)に先端
が検知されると、設定された倍率及びモードに応じたタ
イミングでスキャナをスタートさせる(454,456
)。ネガフィルム先端検知に先端が検知されない場合は
、不送りJAMチエツクを行い、所定の時間内に先端が
検知されない場合は不送りJAMと判定しく459Lジ
ヤム処理ルーチン(詳細は省略する)へ進む。
ネガフィルム中間検知(1)、 (2) (センサ32
.センサS3)で、同様にJAMチエツクを行う(45
6゜457.460.461)。ネガフィルム中間検知
(2)までネガフィルム200が送られた後、ネガフィ
ルム20〇−枚分の長さを繰り出した時点で搬送を停止
し、スキャナをリターン(リバースで回転)させ、カッ
ターを回転させて、ネガフィルム200を切断後、ネガ
フィルム200の搬送を再開する(458〜464)。
搬送再開後、ネガフィルム200がレジストローラに突
き当って先端がある程度屈曲した時点でレジストローラ
を回転させる。換言すれば、所定のタイミングでレジス
トローラの回転を開始することにより、スキュー補正を
行う(465)。レジストローラを通過したネガフィル
ム200はネガ現像前検知(センサS4)で検知され、
その一定時間後に現像ローラを回転させ、現像を行う(
466,468)。このとき、レジストクラッチをON
Lでからの時間でJAMチエツクを行い、一定の時間を
経過してもネガ現像前検知で検知されない場合はレジス
トJAMと判定する(467)。また、ネガ現像前検知
(センサS4)をネガフィルム200の後端が通過した
のを検知して、所定時間経過後現像ローラを停止し、現
像ローラを離間させた状態に設定する(469,470
)。この時点から現像時間報知タイマをスタートさせる
(471)。また、フローチャートには記載していない
が、上記複写動作の途中でネガ有無検知(センサS8)
のデータが遮光紙の値を示したときには、CPUはそれ
まで繰り出したネガフィルム200の長さが画像形成可
能な長さ(第2図の2に相当)分あるか否か判定し、短
ければ複写動作を中断し、ネガフィルム200及びポジ
シートアッセンブリー100をそれぞれ排出する。一方
、長ければ、カッタ動作を省いてネガフィルム200の
後端部を全部、ネガフィルムカートリッジ201から引
き出しながら複写動作をフローチャート通り実行する。
メインモータをOFF (472)した後、暗箱トレイ
326の中にネガ・ポジ接合体を保持すべき時間(40
秒間)を計測して表示する(473)。
次に、第16図(a)、 (b)を参照して、現像時間
報知タイマに関するフローチャートの概略を説明する。
現像動作処理(ステップ471)のタイマスタートで複
写動作終了時にポジシート種類識別コードによって検知
したサプライ(OHP用が否が)に応じた現像時間をタ
イマI或いはタイマ2に設定する(同図(a))。その
後、同図(ロ)に示す表示ルーチンを1秒毎にコールし
て、該当するタイマ1或いは2を減算して、時間経過に
応じた現像時間経過表示LED507 (第16図(C
)に示す507aから507f)を点灯する。ここで、
LED507aは40秒たっていない時点(即ち、現像
時間経過の測定が開始されると直ぐ)で点灯し、暗箱ト
レイ326からネガ・ポジ接合体を出していけない状態
を表し、LED507fは現像終了を表し、LED50
7b、507c。
507d、507eは途中経過を通知する。
前述した構成及び動作で示したように、本実施例のイン
スタント写真装置は、ネガフィルム及びポジシートの種
類を識別し、これらネガフィルムとポジシートの種類が
一致したときのみ複写動作を行えるように制御している
ため、操作ミス等によるサプライの誤使用等の複写ミス
を未然に防止することができる。
また、ネガフィルムとポジシートの種類が異なる場合に
は、ポジシートが挿入されたときに、表示及びブザー等
の警告手段を介して通知するため、機械に不慣れな操作
者でも誤って使用することなく、操作性が向上し、更に
、複写動作が行えなくてもその原因が通知されるので故
障等と間違えることがない。
また、ネガフィルムとポジシートの種類が異なる場合に
は、ポジシートアッセンブリーを自動排出するため、操
作者がポジシートアッセンブリーを引っ張り出して、ポ
ジシートを傷つけたりすることを回避することができる
。ポジシートアッセンブリーは高価であるので汚損を避
けることは有用である。
また、ポジシートアッセンブリーの挿入状態を検知して
から、ポジシート識別検知手段(センサ510)を動作
させるため、誤検知を防止して、手差し機構を備えたポ
ジシート供給装置において確実な識別を行うことができ
る。
また、ポジシート種類識別コードとして、白黒等の2値
の組み合わせで、且つ、全白及び全黒の組み合わせを除
いたコードを用いたため、挿入されたポジシートアッセ
ンブリーのセット状態を併せて判定でき、他の特別な誤
挿入検知手段や、誤挿入防止機構等を設ける必要がない
更に、ポジシートアッセンブリーのマーク部M1.M2
.M3  (ポジシート種類識別コード)をパンチによ
って設けたため、特別に識別シールや。
コードの印刷工程等を設ける必要がなく、安価に製造す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のインスタント写真装置は
、ネガフィルムとポジシートを組み合わせて使用するピ
ールアパート式のインスタント写真装置において、ネガ
フィルム、或いは、ネガフィルムを装填したネガフィル
ムカートリッジ上に、ネガフィルムの種類等を識別する
ために配設したネガフィルム識別手段と、ポジシート、
或いは。
ポジシートで構成されたポジシートアッセンブリー上に
、ポジシートの種類等を識別するために配設したポジシ
ート識別手段と、ネガフィルム識別手段を検知するネガ
フィルム識別検知手段と、ポジシート識別手段を検知す
るポジシート識別検知手段と、ネガフィルム識別検知手
段及びポジシート111+別検知手段の検知信号に基づ
いて、ネガフィルムの種類とポジシートの種類が一致す
るか否かを判定し、一致した場合のみ複写動作が行える
ように制御する制御手段とを備えたため、ネガフィルム
とポジシートの組み合わせミスを防ぎ、常に最適な画像
を得ることができる。
また、ネガフィルムの種類とポジシートの種類とが不一
致の場合、制御手段が所定の警告手段を介して不一致を
通知する構成したため、ネガフィルムとポジシートの組
み合わせミスを容易に確認することができる。
また、白黒等の2値の組み合わせで、且つ、全白及び全
黒の組み合わせを除いたコードから成るポジシート識別
手段を備えたため、ポジシートの表裏検知及び前後検知
を確実に、且つ、低コストで実行することができる。
また、ネガフィルムの種類とポジシートの種類とが不一
致の場合、ポジシートを未使用の状態で自動排出するよ
うに制御する制御手段を備えたため、ネガフィルムとポ
ジシートの組み合わせミスや、ポジシートのセット不良
によるネガフィルム及びポジシートの浪費を避けること
ができる。
更に、ポジシート或いはポジシートアッセンブリーが所
定の挿入口に挿入されたか否かを検知する挿入検知手段
を設け、挿入検知手段によってポジシート或いはポジシ
ートアッセンブリーの挿入が検知されたときのみ、ポジ
シート識別検知手段を動作させることにより、ポジシー
ト識別検知手段の誤動作、誤検知等を避けることができ
、例えば、ポジシートを手差し操作で挿入する場合でも
、確実にポジシートの識別等を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)、 (C)は本発明の実施例に
使用するポジシートアッセンブリーの構成を示す説明図
、第2図(a)、 (b)、 (C)は本発明の実施例
に使用するネガフィルムの構成を示す説明図、第2図(
d)、 (e)は実施例のネガフィルムカートリッジの
構成を示す説明図、第3図はインスタント写真装置全体
の構成を示す説明図、第4図(a)、 (b)、 (C
)、及び、第5図(a)、(ロ)、 (C)、 (d)
、 (e)、げ)、((至)は現像部の構成及び動作を
示す説明図、第6図は本実施例のインスタント写真装置
の概略ブッロク図、第7図は、モータ、各クラッチ、ソ
レノイド等の駆動系のレイアウトを示す説明図、第8図
は本実施例のインスタント写真装置に配設したセンサの
役割及びレイアウトを示す説明図、第9図は操作部の構
成を示す説明図、第10図は本実施例の制御回路の構成
を示す説明図、第11図(a)はメインフローのフロー
チャート、第11図Φ)、 (C)、同、(e)は割り
込み処理ルーチンのフローチャート、第12図は機械イ
ニシャライズ処理のフローチャート、第13図は待機処
理のフローチャート、第14図(a)はポジシート挿入
チエツク及びその対応動作ルーチンのフローチャート、
第14図(b)、 (C)はポジシート種類識別コード
(マーク部Ml、M2.M3 )の検知及び構成を示す
説明図、第15図は複写動作処理のフローチャート、第
16図(a)、■)は現像時間報知タイマに関するフロ
ーチャート、第16図(C)は現像時間経過表示LED
の表示状態を示す説明図である。 符号の説明 100−・・−・−ポジジードア、アセンブリー101
−・−・−ポジシート 200−・−−−一−ネガフィルム 201−・−−−−−ネガフィルムカートリッジ400
−一−−−・−制御部(制御手段)50(L−一−・−
・操作部(警告手段)Ml、M2.M3・・−−−−−
マーク部(ポジシート識別手段)M4. M5. M6
、−一〜・−・マーク部(ネガフィルム識別手段)S5
・−−−−一−センサ(挿入検知手段)S10−−−−
−−−センサ(ポジシート識別検知手段)Sll−・−
・ センサ (ネガフィルム識別検知手段) 特 許 出 願 人 株 式 第1 図 (b) 第2 図 (a) 第2 図 (bl 後尾 第2 図 ζa) 5 図 (b) (C) (d) (e) 第5 図 (f) rgノ (a) (b) 11図 第12図 機械イニシャライズ処理 ボジシ 第14図 ト挿入チエツク及びその対応動作ルーチンTo)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ネガフィルムとポジシートを組み合わせて使用す
    るピールアパート式のインスタント写真装置において、 前記ネガフィルム、或いは、前記ネガフィルムを装填し
    たネガフィルムカートリッジ上に、前記ネガフィルムの
    種類等を識別するために配設したネガフィルム識別手段
    と、 前記ポジシート、或いは、前記ポジシートで構成された
    ポジシートアッセンブリー上に、前記ポジシートの種類
    等を識別するために配設したポジシート識別手段と、 前記ネガフィルム識別手段を検知するネガフィルム識別
    検知手段と、 前記ポジシート識別手段を検知するポジシート識別検知
    手段と、 前記ネガフィルム識別検知手段及びポジシート識別検知
    手段の検知信号に基づいて、前記ネガフィルムの種類と
    、前記ポジシートの種類が一致するか否かを判定し、一
    致した場合のみ複写動作が行えるように制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とするインスタント写真装置。
  2. (2)前記請求項1において、 前記制御手段は、前記ネガフィルムの種類と前記ポジシ
    ートの種類とが不一致の場合、所定の警告手段を介して
    不一致を通知することを特徴とするインスタント写真装
    置。
  3. (3)前記請求項1、及び、2において、 前記制御手段は、前記ネガフィルムの種類と前記ポジシ
    ートの種類とが不一致の場合、前記ポジシートを未使用
    の状態で自動排出するように制御することを特徴とする
    インスタント写真装置。
  4. (4)ネガフィルムとポジシートを組み合わせて使用す
    るピールアパート式のインスタント写真装置において、 前記ネガフィルム、或いは、前記ネガフィルムを装填し
    たネガフィルムカートリッジ上に、前記ネガフィルムの
    種類等を識別するためのネガフィルム識別手段を設けた
    ことを特徴とするインスタント写真装置。
  5. (5)ネガフィルムとポジシートを組み合わせて使用す
    るピールアパート式のインスタント写真装置において、 前記ポジシート、或いは、前記ポジシートで構成された
    ポジシートアッセンブリー上に、前記ポジシートの種類
    等を識別するためのポジシート識別手段を設けたことを
    特徴とするインスタント写真装置。
  6. (6)前記請求項5において、 前記ポジシート識別手段を検知するポジシート識別検知
    手段と、 前記ポジシート或いはポジシートアッセンブリーが所定
    の挿入口に挿入されたか否かを検知する挿入検知手段と
    、 前記挿入検知手段によって前記ポジシート或いはポジシ
    ートアッセンブリーの挿入が検知されたときのみ、前記
    ポジシート識別検知手段を動作させる制御手段とを備え
    たことを特徴とするインスタント写真装置。
  7. (7)前記請求項5、及び、6において、 前記ポジシート識別手段は、白黒等の2値の組み合わせ
    で、且つ、全白及び全黒の組み合わせを除いたコードか
    ら成ることを特徴とするインスタント写真装置。
  8. (8)前記請求項7において、 前記コードは、パンチ(穴)によって形成されることを
    特徴とするインスタント写真装置。
JP4619590A 1990-02-27 1990-02-27 インスタント写真装置 Pending JPH03248139A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5828909A (en) * 1993-06-07 1998-10-27 Nikon Corporation Driving apparatus

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