JPH04180055A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH04180055A
JPH04180055A JP30944590A JP30944590A JPH04180055A JP H04180055 A JPH04180055 A JP H04180055A JP 30944590 A JP30944590 A JP 30944590A JP 30944590 A JP30944590 A JP 30944590A JP H04180055 A JPH04180055 A JP H04180055A
Authority
JP
Japan
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negative film
sensor
fluorescent lamp
light
positive
Prior art date
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Pending
Application number
JP30944590A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumitsu Masuko
益子 晴光
Takashi Seto
隆 瀬戸
Koji Ozaki
尾崎 弘二
Masahiro Ishikawa
石川 正洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH04180055A publication Critical patent/JPH04180055A/ja
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蛍光灯を光源として、スリット露光の光学系に
より作像を行う複写装置に関し、より詳細には、スキャ
ナ部の小型化を図れる複写装置に関する。
〔従来の技術〕
蛍光灯を用いた複写装置では、蛍光灯ヒータによる蛍光
管の予熱と調光(光量側?il)を欠かすことができな
い。即ち、蛍光灯の周囲に、電源投入状態で常に必要と
される光量が発揮できるように蛍光灯を適切な温度に保
温するための蛍光灯ヒータと、蛍光灯点灯時の明るさを
検出する光検出器とを配置する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の複写装置によれば、蛍光灯ヒータ
は、露光のための部分を除き蛍光灯の周囲を2/3〜3
/4程度おおう構成であり、調光のための光検出器は、
露光部分の光を検知して光量の検出を行う構成であるた
め、コンタクトガラスに対して垂直の光軸を中心として
みた場合、蛍光灯の反対側に光検出器が配置されること
となり、原稿台固定型の光学系では、第1スキャナ部が
大きくなりコンパクトな光学系を実現できないという問
題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、第1スキ
ャナ部をコンパクト化することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、蛍光灯を光源とし
、電源投入状態で常に必要とされる光量が発揮できるよ
うに蛍光灯を適切な温度に保温するための蛍光灯ヒータ
と、蛍光灯点灯時の明るさを検出する光検出手段とを備
えた複写装置において、蛍光灯側からみて蛍光灯ヒータ
の裏側の位置に光検出手段を配置し、蛍光灯ヒータに設
けられた切り欠き部を通して蛍光灯の光を受光するよう
にした複写装置を掃供するものである。
〔作用〕
本発明の複写装置において、光検出手段は、蛍光灯側か
らみて蛍光灯ヒータの裏側の位置に配置され、蛍光灯ヒ
ータに設けられた切り欠き部を通して蛍光灯の光を受光
する。
〔実施例〕
以下、本発明の複写装置をインスタント写真装置に適用
したものを例として、■ポジシートアッセンブリーの構
成、■ネガフィルム及びネガフィルムカートリッジの構
成、■装置全体の構成(本発明の要部)、■暗箱装置の
構成、■概略ブロック図、■駆動系の役割及びレイアウ
ト、■各センサの役割及びレイアウト■操作部、■制御
回路の構成、[相]制御部の制御動作、■現像時間報知
タイマの制御動作の順に詳細に説明する。
■ポジシートアッセンブリーの構成 ビールアパート式のインスタント写真装置では、ネガフ
ィルムとポジシートを組み合わせて使用する。本実施例
では、ポジシート(受像シート)に現像剤を封入したポ
ンドや、延展後の余剰現像剤を留めて置くトラップマス
ク等の付属部品を付設してポジシートアッセンブリーと
して使用する。
第1図(a)、 (b)、 (C)は、ポジシートアッ
センブリー100の構成を示し、ポジシートアッセンブ
リー100は、ポジシート101の受像面側の先端部に
貼り付けられた黒色のリーダー102と、現像剤103
aを収納してリーダー102の上に貼り付けられたポン
ド103と、ポジシート101の画像領域(同図(a)
のa X bの領域)の端部の画像を良好なものにする
ために配設された先端マスク1041両サイドマスク1
05.及び、トラップマスク106と、両サイドマスク
105上に貼り付けられたレール部材107とから構成
される。
詳細は後述するが、ポンド103から流出した現像剤1
03aは、レール部材107及び両サイドマスク105
の厚さとほぼ同一の厚みで均一にポジシート101上に
延展できる構成である。
現像剤103aは、画像領域後端まで充分に行き渡るよ
うに、画像形成に必要な量よりも多くボッド103中に
内封されている。余分な現像剤103aは画像領域後端
まで均一に延展した後、トラップマスク106(第1図
(a)のDの部分)と後述するネガフィルム200(第
2図(a)のD゛の部分)との間に溜められる。これに
よって余分な現像剤103aが装置内部にはみ出して現
像ローラ及び搬送路等に付着して汚損するのを防止して
いる。
リーダー102には、ポジシート種類識別コードが3つ
のマーク部MLM2.M3によって形成されている。具
体的には、マーク部MLM2.M3は、例えば、パンチ
等によって穴を設けて、該大の有無の組み合せによって
ポジシート種類識別コードを形成するか、或いは、リー
ダー102と反射率の異なる印刷等で形成しても良い。
本実施例では、パンチによってマーク部Ml、M2.M
3を形成する。
前述したようにリーダー102の上にボッド103を貼
り付けた構成であるため、第1図(C)に示すように、
マーク部MLM2.M3を穴有りとした場合、この穴の
部分はボッド103によって覆われることになる。従っ
て、リーダー102の色を黒色としてボッド103の色
(通常は白色系)と対比させて検知精度を向上させてい
る。
■ネガフィルム及びネガフィルムカートリッジの構成 本実施例では、第2図(a)、 (b)に示すように、
ロール状に巻かれたネガフィルム200を用いる。
ネガフィルム200は、長尺(例えば、36枚分撮影可
能)の感光性帯状材から成り、潜像形成面(感光面)内
側にしてロール状に巻かれて、第2図(d)に示すよう
に、ネガフィルムカートリッジ201に収納される。
ネガフィルムカートリッジ201は、ロール状ネガフィ
ルム200を包含する円筒形状に樹脂成形されており、
成形及びネガフィルム200の装填が容易に行なえるよ
うにするため、軸線を含み平面に2分割された構成であ
る。
同図(d)、 (e)に示すように、分割されたネガフ
ィルムカートリッジ(上容器201a及び下容器201
b)の分割部分には、それぞれ結合のための嵌合部20
2及び203と、ネガフィルム200を繰り出すための
ネガ誘導部204及びネガ繰出部205とが形成されて
いる。嵌合部202及び203は、嵌合部202が嵌合
部203を覆い包む形で形成され、外乱光が進入してネ
ガフィルム200が感光するのを防ぐ。同様に、ネガ繰
出部205からの外乱光を防ぐため、ネガ誘導部204
の内側に一端を上容器201aに貼り付けされ、他端を
自身の弾性力でネガフィルム200に接触した遮光用弾
性部材(例えば、マイラーに植毛布を貼り付けしたもの
)206が配設されている。
ネガフィルムカートリッジ201にネガフィルム200
を収納する際は、下容器201bを設置し、その中にロ
ール状のネガフィルム200の先端部がネガ繰出部20
5から数mm程度外側にでるように載置する。その後、
上容器201aを被せて、嵌合部202及び203を嵌
合させて、上下容器201a、201bの結合を行う。
上下容器201a、201bの結合は、上記の方式に限
らず、例えば、ネジ、或いは、熱シール等を用いても良
い。尚、下容器201b下部にはネガフィルムカートリ
ッジ201を装置本体の定位置に確実に装着するための
足207が設けられている。
また、容器201aの側面には、ネガフィルム2000
種類等を示すマーク部M4.M5.M6が配設されてい
る。
ところで、ネガフィルム200の表面は感光性を有する
が、裏面からの外光(照射)に対しては遮光性を有する
。ロール状のネガフィルム200は明室(手暗室)で、
同図(b)に示す状態でネガフィルムカートリッジ20
1に装填されるため、斜線で示す領域(長尺フィルムの
先端部と後端部)は感光される。他の領域は密着巻きで
あれば感光されない。感光された領域は潜像(画像)形
成が行えずその分無駄となる。ネガフィルム200は銀
塩を用いているため高価でありこの部分の無駄は無視で
きない。このため、本実施例では同図(C)に示すよう
に、長尺のネガフィルム200の先端と後端に、少なく
ともネガフィルムカートリッジ201の内周長さ以上の
ネガフィルム裏面遮光紙(安価な材料)からなる先端部
208及び後端部209を貼り付けである。従って、こ
れにより、先端及び後端部が感光されるのを防止でき、
且つ、ネガフィルム200を安価に構成できる。
尚、ネガ誘導部204には、同図(e)に示すように、
ネガフィルム200を引き出す引出しローラ対312と
嵌合する切欠部210が設けられており、ネガフィルム
カートリッジ201を装置本体に装着した際に、引出し
ローラ対312によってネガフィルム200が確実にニ
ップされる構成となっている。
■装置全体の構成(本発明の要部) 第3図(a)はビールアパート式インスタント写真フィ
ルムを用いるインスタント写真装置の全体構成を示し、
大別して、原稿面を走査しながら照明光を照射し、所定
位置(露光面)に結像させる光学系ユニット301と、
該所定位置にネガフィルム200を搬送・露光させ、更
に、ポジシートアッセンブリー100と位置合わせして
重ね、その間に現像剤を延展させ、ポジシートアッセン
ブリー100に画像を転写形成する搬送ユニット302
とから構成される。
光学系ユニット301は、コンタクトガラス303と、
第1ミラー及び光源からなる第1走行体304と、第2
ミラー及び第3ミラーからなる第2走行体305と、レ
ンズ306.第4ミラ−9及び、第5ミラーからなる第
3走行体307と、第6ミラー308とから構成される
第1走行体304は、光源である蛍光灯373と、第3
図(b)、 (C)、(ロ)に示すように、蛍光灯37
3の周囲の3/4〜2/3程度を覆うように配設された
蛍光灯ヒータ374と、蛍光灯373の光量を検知する
センサS20と、第1 ミ7 304 aとから構成さ
れている。蛍光灯ヒータ374は蛍光灯全周にわたって
蛍光灯全体を均一に温めるためものであるが、露光のた
めに開口部が必要であるので、図示の如く、蛍光灯37
3の周囲3/4〜2/3を覆った構成となっている。ま
た、この開口部は蛍光灯373が原稿に光を照射するの
に必要な角度だけ開口していればよく、ヒータの成形や
、ヒータを蛍光灯に装着するときの作業性等を考慮して
決定される。更に、蛍光灯ヒータ37 ′4は、樹脂を
樋状に成形したものに発熱体を逼し、温度検出のための
サーミスタを内蔵させたものであり、その中央部に窓3
74a (本実施例では、10mm X 10mmの角
穴)が設けられている。この窓374aは、蛍光灯37
3側から見て、蛍光灯ヒータ374の後ろに位置する光
検出器(センサ520)に蛍光灯373の光を通過させ
るためのものである。
従来は、第1走行体304内に光検出器を置く場合、同
図(d)に示す18M域に配置して、開口部からの光を
受けて光検出を行っていた。本実施例では、蛍光灯ヒー
タ374に窓374aを設けることにより、図示の如く
、光検出器(センサ320)を蛍光灯ヒータ374の裏
側に配置できるようにしている。光検出器をZ 6N域
に配置する場合には第1走行体と第2走行体の間に挟ま
れるため、レイアウトが難しく、光検出器を小さくする
とか、第2走行体を小さくするとかの工夫が必要であっ
たが、本実施例の位置あるいはY領域に配置することに
より、レイアウトを容易にすることができる。また、第
1走行体をコンパクトにすることができる。更に、光検
出器をZ領域に配置する場合と比較して蛍光灯に近づけ
ることができるため、周囲の光に影響を受けずに正確な
光量検出を行うことができる。
第2走行体305は、同図(d)に示すように、第2ミ
ラー305aと、第3ミラー305bとから構成されて
いる。
ここで、第1走行体304に含まれる蛍光灯373は、
コンタクトガラス303に下向きに置かれた原稿をコン
タクトガラス303と平行に走査しながら照射する。こ
のとき第2走行体305が第1走行体304の1/2の
速度で同方向に走査されることにより、光路長が一定に
保たれている。
また、レンズ306及び第3走行体307の移動によっ
て、変倍時の倍率及び共役長の調整を行う構成である。
原稿反射光は、図示の如く、第1.第2.及び。
第3ミラーで反射され、更に、レンズ306.第4、第
5.第6ミラーを経て、露光位置Aでスリット露光され
る。
ti 送j−’−ット302は、感光性のネガロールフ
ィルム(ネガフィルム200)繰出部と、繰り出された
ネガフィルム200をカットするネガフィルムカッタ部
と、ネガフィルム200を搬送・露光スるネガフィルム
搬送・露光部と、ポジシートアッセンブリー搬送部と、
現像部とから構成される。
以下、ネガフィルム200(図示せず)の搬送動作を説
明して、ネガロールフィルム繰出部、ネガフィルムカッ
タ部、ネガフィルム搬送・露光部の構成を詳細に示す。
ネガフィルムカートリッジ201内にロール状に収納さ
れたネガフィルム200は、引き出しローラ対312a
、312bにより、回転刃313a及び固定刃313b
の間を通過してガイド板314上に搬送され、中間ロー
ラ対315a。
315bに送られる。搬送されたネガフィルム200の
先端が露光位置AのセンサS1により検知された時(或
いは、検知してから所定時間後)第1走行体304及び
第2走行体305が走査を開始し、ネガフィルム200
が中間ローラ対315a、315bにニップされてから
、ガイド板314上の露光位置Aで露光・潜像形成が実
行される。、 ここで、露光・潜像形成時のネガフィルム200の搬送
速度をVN、第1走行体304の走行速度をVI、コピ
ー倍率をmとしたすると、ネガフィルム200の搬送速
度VNは、 VI = Va X  17m の関係で制御される。
露光値[Aはスリット領域にわたりフラット面であり、
且つ、引き出しローラ対312a。
312b、及び、中間ローラ対315a。
315bのニップ高さと同−或いはそれより高く設けら
れている。更に、中間ローラ対315a。
315bと引き出しローラ対312a、312bの周速
はほぼ同一で、ネガフィルム200がセンサS1により
検知されてから所定時間後(中間ローラ対315a、3
15bにニップされた後、若しくは、露光が開始される
タイミング)、引き出しローラ対312a、312bの
駆動が停止され、適当な負荷を持ってフリーとなる。こ
の結果、ネガフィルム200を露光位置A上で引っ張り
気味に、且つ、ガイド板314上に密着された状態で搬
送することができ、ネガフィルム200面上までの光路
長と搬送速度を一定に保つことができる。
一定長にわたり露光・潜像形成されたネガフィルム20
0は一旦停止され、その後、回転刃313aが固定刃3
13bに接触しながら回転することにより、シート状に
切断される。上記ネガフィルム200の停止タイミング
はセンサS1がネガフィルム200の先端を検知してか
らの時間tをカウントすることにより決定される。
従って、切断されたネガフィルム200の後端部は露光
・潜像形成が行われない(換言すれば、露光・潜像形成
が行えない)。具体的には、少な(とも露光位置Aから
固定刃313bの先端まで距離(この距離をGとする)
以上に相当するネガフィルム200の後端部分が未使用
状態、即ち、不必要に浪費される部分となる。このため
、この距離Gが、ポジシートアッセンブリー100の後
端部からポジシート101上に転写される画像部後端ま
での距離D’(第2図(a)参照)よりも小さくなるよ
う、露光値IAとカッター(回転刃313a及び固定刃
313b)を配置し、ネガフィルム200の画像形成に
利用されない不必要な部分(後端部)の浪費を少なくす
ることができる。
同様に、切断されたネガフィルム200の先端部も、少
なくとも露光位置Aから中間ローラ対315a、315
bまでの距離(この距離をHとする)以上の長さにわた
って露光・潜像形成が行えないが、距離Hが、ネガフィ
ルム200の先端部からネガフィルム200上に作像さ
れる潜像部先端までの距離C’(第2図(a)参照)よ
りも小さくなるように露光位置Aと中間ローラ対315
a。
315bを配置すればネガフィルム200の浪費を少な
くすることができる。
更に、前述したように露光が完全に終了した後、ネガフ
ィルム200を切断することにより、例えば、露光中に
切断する場合と比較して、切断の衝撃による搬送速度の
変化等を避けることができ、安定的な搬送を行える。
切断されたネガフィルム200は、ローラ対316a、
316b、及び、ガイド部材317により約180°方
向転換された後、ガイド板318a、318bによって
導かれ、更に、ローラ320によって、その先端部分が
ローラ対321(ここでは、停止状態)に突き当たるま
で搬送される。
次に、ポジシートアッセンブリー100の搬送動作を説
明して、ポジシートアッセンブリー搬送部の構成を詳細
に示す。実際は、このポジシートアッセンブリー100
の搬送動作が、前述したネガフィルム200の搬送・露
光・切断動作の前に実施される。
ポジシートアッセンブリー100は、ネガフィルム20
0と異なり感光性がないため、装置外部から挿入できる
。本実施例のインスタント写真装置では、ポジシートア
ッセンブリー100を装置本体右下のガイド板311に
沿って、図中の左側へ1枚ずつ手差し挿入する構成であ
る。このため、給紙・分離装置や、給紙カセット等が不
要であり、装置をコンパクトで安価にできる。
ポジシートアッセンブリー100がガイド板311及び
両サイドガイド(図示せず)に沿って挿入され、センサ
S5によってその先端が検知されると、挿入ローラ対3
22が回転する。挿入ローラ対322のコロは、ポジシ
ートアッセンブリー100の先端に貼り付けられた現像
剤ポンド103 (第1図(a)参照)をつぶさないよ
うにボッド103より外側両端のみを把持するように配
設されている。ポジシートアッセンブリー100は挿入
ローラ対322によりガイド板323 a。
323b間を搬送され、停止する。この停止タイミング
は、センサS6がポジシートアッセンブリー100の先
端を検知してからの時間t′をカウントすることにより
求められる。
また、ポジシートアッセンブリー100の搬送路は、図
示の如く、少なくとも1箇所折れ曲がって構成され、ポ
ジシートアッセンブリー100の挿入口から外部の光が
直接機内に侵入してネガフィルム200を感光すること
がないように防止している。
挿入されたポジシートアッセンブリー100は所定位置
に停止し、待機状態となり、プリント動作が可能となる
ここで、所定のプリントスイッチが押下されると、前述
したネガフィルム200の搬送・露光・切断動作が実行
される。停止しているローラ対321ム二当接したネガ
フィルム200は、ガイド板319及びガイド板318
b間でローラ対320の搬送力によって一定量撓まされ
る。所定量のネガフィルム200が撓んだ後、ローラ対
321の回転により案内板324a、324b間を搬送
される。ローラ対321の回転開始はセンサS3がネガ
フィルム200の先端を検知してからの時間をカウント
することにより求められる。
このようにネガフィルム200を撓ませることにより、
ネガフィルム200の先端縁をローラ対321のニップ
になられせてスキュ矯正が行われる。ローラ対321の
回転によって搬送されたネガフィルム200はセンサS
4により先端が検知され、現像ローラ325a、325
bのニップへ搬送される。センサS4の検知からのタイ
ミングにより、先ず挿入ローラ対322が回転してポジ
シートアッセンブリー100を停止している現像ローラ
325a、325bに突き当て、ネガフィルム200と
同様にスキュ矯正が行われる。その後、現像ローラ32
5a、325bが回転を始める。
次に、所定位置で待機しているポジシートアッセンブリ
ー100を先に搬送し、その後、ネガフィルム200の
先端がローラ対321の回転によって現像ローラ325
a、325bのニップに到達し、両者共に現像ローラ3
25a、325bの周速で搬送される。このとき、ポジ
シートアッセンブリー100とネガフィルム200の先
端にはずれJが生じるが、このずれJは、少なくとも第
1図のCよりも小さくなるように制御される。これによ
り、ネガフィルム200の先端とポジシートアッセンブ
リー100の先端とを一致させて搬送するタイプのもの
と比較して、このずれJの量だけ切断されるネガフィル
ム200の長さを短くすることができる。
次に、第4図(a)、 (b)、 (C)、及び、第5
図(a)、 (b)。
(C)、 (d)、 (e)、 (f)、 (g)を参
照しつつ現像動作を説明して、現像部の構成を詳細に示
す。
現像ローラ325aは現像側板341に固定された軸3
43を中心に回動する加圧レバー342に回転可能に軸
支され、これによって現像ローラ325aは現像側板3
41に回転可能に軸支されている。
第4図(C)及び第5図(C)、 ((1)に示す34
9及び350は、現像剤延展時に、ネガフィルム200
及びポジシートアッセンブリー100の両端より現像剤
103aがはみ出して現像ローラ325a。
325b及び搬送路等を汚すのを防止するための規制部
材であり、規制部材349は現像側板341に固定され
たビン352を中心に回動可能に軸支され、規制部材3
50は現像側板341に固定されている。また、規制部
材349.350は共に現像ローラ325a、325b
に設けられた溝部355に入り込んでいる。
第5図(a)、(ハ)、(C)は、装置本体が待機状態
の時の現像部の状態を示し、装置本体が待機状態の時に
は、装置本体の側板に回転可能に支持されたカム軸34
8に固定された現像ローラ離間用カム346及び規制部
材349の離間用カム3470両方のカムとも、加圧レ
バー342に回転可能に軸支されたカムフオロー344
及び規制部材349のレバ一部349aから離間した状
態であり、現像ローラ325aはスプリング345によ
って現像ローラ325bに加圧されている。また、規制
部材349はスプリング351により加圧状態に保持さ
れている。規制部材349は、第5図(C)に示すよう
に、加圧時に規制部材350との間にギャップPを維持
する構成となっている。
一方、カム346及び347が固定されたカム軸348
は、図示しないスプリングクラッチによって1/4回転
ずつ回転できる構成である。このときのカム346及び
347の位置(即ち、待機位置)は、所定のセンサによ
り検知され、例えば、電源投入時にカム346及び34
7が該待機位置にない場合には、待機位置になるように
制御される。
ポジシートアッセンブリー100が、第3図のガイド板
311に沿って挿入されセンサS5によって検知される
と、カム軸348は反時計方向(図中にの方向)へ1/
4回転し、第5図(d)の状態となる。この状態ではカ
ム347によってレバ一部349aが押され、規制部材
349は規制部材350から離間してギャップが広げら
れる。これによって、ポジシートアッセンブリー100
が規制部材349に当たって停止することなく確実に現
像ローラ325a、325bのニップ部まで搬送される
次に、前述したネガフィルム200の搬送が行われ、現
像ローラ325a、325bが回転し、ネガフィルム2
00が規制部材349,350の間に挿入されてから一
定時間後、更に、カム軸348は反時計方向に1/4回
転して、第5図(e)。
げ)の状態となり、規制部材349は第5図(C)と同
様にギャップPを有した状態(ここでは、現像剤のはみ
出し規制状態)となる。このはみ出し規制状態へ移行す
るカム軸348の回転タイミングは、センサS4がネガ
フィルム200の先端を検知してから時間をカウントす
ることにより行われる。
前述したように現像ローラ325a、、325bによる
現像剤103aの延展が終了すると、カム軸348は更
に1/4回転して、第5図(6)の状態となりカム34
6とカムフオロー344が当接して、現像ローラ325
aが現像ローラ325bより離間して、ローラ間に余分
な現像剤103aを溜めるために必要なギャップを開け
る。
ネガフィルム200とポジシートアッセンブリー100
は、現像ローラ325a、325bにより現像剤103
aを延展されながら、暗箱装置(詳細は後述する)に排
出される。
現像剤延展終了後、所定のタイマーがスタートして、定
着時間(約30〜40sec)をカウントし、定着時間
内でのフタ327の開放の禁止表示、及び、定着時間経
過後の暗箱装置内(トレイ326及びフタ327による
暗箱装置)からのネガ・ポジ接合体の取り出し可表示を
行う。ここで、ネガ・ポジ接合体をトレイ326から取
り出すと、センサS7によりその後端が検知され、カム
軸348が反時計方向へ174回転して第5図(a)。
(ハ)、(C)で示した待機状態へと戻る。また、現像
ローラ325a、325bが離間されている間、換言す
れば、センサS7によって後端が検知されるまでの間は
プリント動作が禁止状態となっており、ネガ・ポジ接合
体の取り忘れを防止する。
操作者は現像終了後、ネガ・ポジ接合体よりポジシート
101を引き剥がすことにより、画像を得ることができ
る。第1図で示した、ポジシートアッセンブリー100
のリーダー102.先端マスク1049両サイドマスク
105.及び、トラップマスク106は、ポジシート1
01から離間可能に接着されており、延展された現像剤
103aの接着力によってネガフィルム200側に接着
され、ネガ・ポジ接合体からポジシート101を引き剥
がすことにより容易に分離される。
第1図(a)に示すように、ポジシートアッセンブソー
100上でのボッド103の巾方向の長さしは、搬送時
にコロ等に圧接されて開裂しないように、画像領域の巾
すと同等もしくは短くなっている。このため、ボッド1
03がF部で開裂後、画像領域中すに延展するまでには
多少の距離(図中Eで示す距離)が必要である。また、
前述したようにネガフィルム200とポジシートアッセ
ンブリー100を合わせる際のずれJは、ポジシートア
ッセンブリー100の先端からボッド103の開裂部F
までの距MCより短くすれば良く、従って、第2図(a
)のネガフィルム200先端から潜像部先端までの距離
C゛は少なくとも第1図(a)のボッド103の開裂部
から画像形成部先端までの距離Eより長くすれば良い。
■暗箱装置の構成 第6図(a)、 (b)、 (c)、 (a)を参照し
て、暗箱装置について説明する。
同図(a)に示すように、暗箱装置はトレイ326と、
トレイ326に設けられた支軸328に回転自在、且つ
、取り外し可能に支軸された遮光用のフタ327とから
構成される。暗箱装置は、フタ327とトレイ326と
を閉じた状態で、該フタ327とトレイ326によって
形成される空間にネガ・ポジ接合体を受入れる。この空
間は外乱光が遮断された暗室である。当然のことながら
、ここで、トレイ326に遮光用のフタ327を設ける
のは、例えば、ポジシート101がOHP用の透明な物
や、ペーパライクな薄手の物の場合、現像剤延展後から
ネガフィルム200上の潜像が定着するまでの時間は、
ポジシート101裏面からの透過光によりネガフィルム
200が感光されて、良好な画像が得られなくなるため
、該透過光による不必要な感光を避けるためである。
前述したようにフタ327は、トレイ326に固定され
た支軸328に回転自在、且つ、取外し可能に係合され
いるため、同図(a)に示すように矢印方向へ開放して
、内部のネガ・ポジ接合体が容易に取り出し可能である
。また、トレイ326上を清掃する際にはフタ327を
取り外して、トレイ326の清掃を容易にすることがで
きる。
トレイ326は装置本体側で支軸328と同軸上に設け
られた軸(図示せず)に回転自在、且つ、取外し可能に
ヒンジ部326aを介して係合されており、例えば、装
置本体の運搬時やネガフィルムカートリッジ201の交
換時にカバー329を開放する際に邪魔にならないよう
に容易に取り外すことが可能である。
更に、フタ327には、同図(a)及びら)に示すよう
に、フタ327を閉じた状態(同図(b)に実線で示し
た状態)で、カバー329に設けられたセンサS9をオ
ンする位置に遮閉板327aが設けられており、これに
よって、フタ327が閉じた状態で、且つ、トレイ32
6に取りつけられていることを検知することができる構
成である。換言すれば、センサS9がオフ状態の場合に
は、フタ327が開いた状態及び取り付けられていない
状態を示す。従って、該センサS9の検知信号に基づい
てプリント動作の禁止制御を行うことができる。
本実施例ではセンサS9としてフォトインタラプタ−を
用いるが、マイクロSWや近接スイッチ等のセンサを用
いても良い。
また、前述した構成では、センサS9によるフタ327
の開閉及び有無の検知が、トレイ326の有無検知も兼
ねており、これによりセンサの個数を減らすことができ
、コストの低減及び構成の簡素化を図ることができる。
また、他の構成として本体側にトレイ326の有無検知
用にセンサを設けても良いのは勿論のことである。
フタ327には、同図(a)及び(C)に示すように、
突起327bが設けられており、トレイ326には、同
図(a)及び(d)に示すように、突起327bと嵌合
する位置に溝部326bが設けられている。
この突起327bは、少なくともセンサS7からネガ・
ポジ接合体(図中の100及び200)の後端が抜けた
とき(即ち、ネガ・ポジ接合体の後端がセンサS7をオ
フしたとき)、ネガ・ポジ接合体と突起327bが当接
してフタ327が閉じずに開放状態となり、前述したセ
ンサS9によりフタ327の開放が検知できるように配
置されている。即ち、トレイ326からネガ・ポジ接合
体が完全に取り出されない限り、フタ327の開放が検
知され、次のプリント動作が禁止される構成である。尚
、突起327bはネガ・ポジ接合体と当接したときに画
像をみださないように、第1図(a)に示した画像領域
中すより外側に設けられる。
また、突起327bの搬送方向位置は、第6図(C)に
示すように、現像剤延展後の現像処理中のネガ・ポ゛ジ
接合体の先端より下流にあり、その距離yは、第6図(
d)に示す、現像処理中のネガ・ポジ接合体の後端とセ
ンサS7の検知位置との距11[xより短く配置されい
れば良い。
尚、詳細は後述するがセンサS7及びセンサS9の検知
信号に基づいて、制御手段(後述する制御部400)が
プリント動作の禁止制御を実行する。
本実施例では、構成を簡単にするためにフタ327を自
由に開閉できる構成とするが、例えば、第6図(e)に
示すように、ソレノイド330を用いたフタ327を開
放不能にする構成としても良い。
具体的には、現像剤延展後のネガ−ポジ接合体に光をあ
てても画像に影響の出なくなる所定時間の間、ソレノイ
ド330に通電し、プランジャ301が矢印方向に移動
し、フタ327を開放しようとすると、プランジャ30
1とフタ327が当接して、フタ327の開放を阻止す
る。
また、第6図(f)に示すように、現像剤延展後のネガ
・ポジ接合体に光をあてても画像に影響の出なくなる所
定時間を経過後、自動的にフタ327を開放する構成に
しても良い。具体的には、図示しない駆動手段によって
軸334を中心に回転するカム333を所定の角度(1
72回転)回転させると、カム333は軸307に回転
自在に軸支されたレバー305と当接し、該レバー30
5を上方へ押し上げる。この結果、レバー305と一体
に設けられたレバー306がフタ327と当接し、フタ
327を上方へ開放させる。
或いは、フタ327の回転軸上にファームホイールを設
けて、突起327bに設けたモータによりフオームギア
を介してフタ327を開放させる構成等も考えられるが
、この場合にはフオームを使用するため、フタ327の
開放はモータの駆動以外では不能となる。
■概略ブロック図 次に、第7図に示す概略プッロク図を参照して、制御部
400を中心とした構成を説明する。
制御部400には、メツセージの表示及びキー人力等を
担う操作部500と、装置本体に電力を供給するスイッ
チング電源600と、蛍光灯373(本実施例の光源)
と、安定した蛍光灯373の出力を得るための蛍光灯安
定器372と、蛍光灯ヒータ374と、蛍光灯373の
光量を検知するセンサ520と、ネガフィルムの搬送、
カッター、各ローラ等の動力となるメインモータ361
と、スキャナの駆動を行うスキャナモータ362と、変
倍時のミラー移動用のミラーモータ363と、変倍時の
レンズ移動用のレンズモータ364と、クラッチ365
〜370(詳細は後述する)と、ソレノイド371 (
詳細は後述する)と、各種センサS1〜センサ522(
センサS20を除く)とが接続されている。
■駆動系の役割及びレイアウト 第8図は、モータ、各クラッチ、ソレノイド等の駆動系
のレイアウトを示す。
ネガ引き出しクラッチ365は、引き出しローラ対31
2a、312bの軸上にあって、引き出しローラ対31
2a、312bの駆動を行う。
ネガ送りクラッチ366は、中間ローラ対315a、3
15bと、ローラ対316a。
316bと、ローラ対320とを駆動する。
レジストクラッチ367は、レジストローラ321の軸
上にあり、レジストローラ321を駆動する。
ポジ送りクラッチ368は、挿入ローラ対322の軸上
にあって、挿入ローラ対322を駆動する。
現像ローラクラッチ369は、現像ローラ325a、3
25bを駆動する。
カッタークラッチ370は、回転刃313aを駆動する
現像ソレノイド371は、現像ローラ325a。
325bのモード切り換えを行う。
■各センサの役割及びレイアウト 第9図を参照して、本実施例のインスタント写真装置に
配設したセンサS1〜センサ323の役割及びレイアウ
トを説明する。
センサS1は、ネガフィルム搬送路上のカッター手前に
配設されたネガフィルム先端検知センサである。ネガフ
ィルム200の先端検知を行って、スキャナの開始タイ
ミングに使用する。具体的には、赤外線反射型センサか
らなる。
センサS2は、ネガフィルム搬送路上のネガフィルム中
間検知を行うネガフィルム200のジャム検知用のセン
サである。センサS1による先端検知からセンサS2ま
での時間でジャムの判定を行うのに使用する。具体的に
は、赤外線反射型センサからなる。
センサS3は、ネガフィルム搬送路上のネガフィルム中
間検知を行うネガフィルム200のジャム検知用のセン
サである。センサS2からセンサS3までの時間でジャ
ムの判定を行うのに使用する。具体的には、赤外線反射
型センサからなる。
センサS4は、ネガフィルム現像ローラ前の検知を行う
。ネガフィルム200が該センサS4を検知後、所定の
タイミングで現像ローラ325 a。
325bを回転させる。また、ネガフィルム200の後
端を検知して、現像ローラ325 a。
325bの圧接解除(即ち、現像ローラ325aの離間
)のタイミングを計る。また、レジストローラ321を
回転させてからネガフィルム200を検知するまでの時
間でジャムの判定を行う。具体的には、赤外線反射型セ
ンサからなる。
センサS5は、ポジシートアッセンブリー100の挿入
検知を行う。該センサS5でポジシートアッセンブリー
100の先端が検知された時、ポジシートアッセンブリ
ーlOOのマーク部Ml。
M2.M3がポジシート種類識別コード検知センサ(セ
ンサ510)の読み取り位置に来るように配置されてい
る。具体的には、赤外線反射型センサからなる。
センサS6は、ポジシートアッセンブリー100の現像
ローラ前検知を行う。ポジシートアッセンブリー100
が挿入され現像ローラ325a、325bに搬送される
時、先端を現像ローラ325a、325bに突き当てて
止めるための位置出し用センサ。具体的には、赤外線反
射型センサからなる。
センサS7は、排紙トレイ326上にネガ・ポジ接合体
が有るか否かを検知する。具体的には、赤外線反射型セ
ンサからなる。
センサS8は、ネガフィルム200の裏側をセンスして
ネガフィルム200の有無を検知する。
また、同時にネガフィルム200の先端部及び後端部(
遮光紙208及び209)を識別する。このため、赤外
線反射型センサで構成し、反射光を受けるフォトトラン
ジスタの出力をA/Dコンバーターで読み込んで出力の
違いで検知するようにしている。
センサS9は、フタ327の有無を検知する。
具体的には、ホトインタラプタからなる。
センサSIOは、ポジシートアッセンブリー100に設
けたマーク部Ml、 M2. M3(ポジシート種類識
別コード)の読み取りを行う。具体的には、赤外線反射
型センサをマーク部M1.M2.M3の数l二合わせ3
個(−tr ンt 310−1.10−2.1O−3)
使用している。
センサSllは、ネガフィルムカートリッジ201の側
面にあるマーク部M4. M5. M6(ネガフィルム
種類識別コード)の読み取りを行う。具体的には、赤外
線反射型センサをネガフィルム種類識別マークの数に合
わせ3個(センサ5ll−1゜11−2.1l−3)使
用している。
センサS12は、ジャム取り出し用の右ドアの開閉状態
の検知を行う。ホトインタラプタからなる。
センサS13は、現像ローラ325a、325bの清掃
や、ネガフィルムカートリッジ201のセットに用いる
左ドアの開閉状態を検知する。ホトインタラプタからな
る。
センサS 14−1.14−2は、現像ローラ325 
a。
325bがセットされているが否かの検知を行う。
具体的には、マイクロスイッチからなる。
センサS15は、ホトインタラプタからなり、スキャナ
のホームポジションを検知する。
センサS16は、ホトインタラプタからなり、変倍用レ
ンズ移動のホームポジションを検知する。
センサS17は、ホトインタラプタからなり、変倍用ミ
ラー移動のホームポジションを検知する。
センサS18は、ホトインタラプタからなり、カッター
のホームポジションを検知する。
センサS19は、現像ローラ325a、325bがホー
ムポジションで有るか否かの検知を行う。
現像ローラ325a、325bには、次の4つのモード
がある。
(i)ローラ加圧、エツジコントローラ0N(ii)ロ
ーラ加圧、エツジコントローラ0FF(並)ローラ加圧
、エツジコントローラ0N(iv)ローラ解放 このうち(i)をホームポジションとして、電源ON時
、及び、待機状態としている。
センサS20は、ホトダイオードとオペアンプからなり
、蛍光灯373の明るさをホトダイオードで検知し、電
流・電圧変換回路及び増幅回路で電圧信号に換えて、A
/Dコンバータに入力し、CPUに取り入れ、この値で
蛍光灯373の光量制御を行うのに使用される。
センサS21は、サーミスタからなり、蛍光灯373の
温度を検知する。蛍光灯373は光量とスペクトル分布
において温度特性を持つため、使用温度範囲が限られる
!従って、ヒータ374を用いて温める必要があり、こ
のセンサS21によって温度を検知してヒータ374の
0N10FF制御に使用する。
センサS22は、サーミスタからなり、気温を検知する
センサS23は、リードスイッチからなり、コンタクト
ガラス303上に35mmプロジェクタを載置した時に
該プロジェクタを検知する。インスタント写真装置はこ
の検知によってプロジェクトモードに切り換わる。
■操作部 第10図は操作部500の構成を示し、大別して、装置
の使用条件等を設定する入力部と、入力された設定状態
等の表示を行う表示部とから成り、具体的には1.コピ
ー開始を入力するプリントキー501と、画像濃度を調
整する濃度キー502a及び502bと、縮小ズーム設
定キー503aと、拡大ズーム設定キー503bと、等
倍設定キー503Cと、原稿のサイズを指定する原稿指
定変倍キー504a、504bと、ポジシート101の
排出を指令するポジシート排出スイッチ505と、ジャ
ム発生等のトラブル表示、縮/1い拡大ズーム値等の設
定値表示、及び、rコピーできますj等のメツセージ表
示を行う表示パネル506と、ネガ・ポジ接合体の現像
時間経過を表示する現像時間経過表示LED507とか
ら構成される。
■制御回路の構成 第11図は本実施例の制御回路の構成を示す。
CPU100Iは、1チツプ内にRAM、8ビツトタイ
マ、16ビツトイベントカウンタ、A/Dコンバータ、
シリアルインタフェースを内蔵したタイプのもので、例
えば、NEC社製のμPD7810H或いはこれに相当
するものである。
RAM1002は、内部にリチウム電池を内蔵したタイ
プで容量2Kbytes、装置の個別データやトータル
枚数等のデータを記憶する。
8254 (1003)は、蛍光灯やDCサーボモータ
(メインモータ)を駆動するパルスを出力する。
I10エキスパンダ1004は、各モータ、クラッチ、
ソレノイド等の駆動や、操作部のコントロールを行う。
尚、その他の構成は図示のみで説明を省略する。
[相]制御部の制御動作 以上の構成に基づいて、本実施例のインスタント写真装
置の制御部400の制御動作を詳細に説明する。
制御部4000制御動作は、第12図(a)のフローチ
ャートで示すメインフローと、第12図(b)。
(C)、 (d)、 (e)のフローチャートで示す4
つの割り込み処理ルーチンから成る。
メインフローは、主に、機械のシーケンスコントロール
、及び、操作者に対する応答を行う。
先ず、電源がONされると、CPUの初期設定。
メモリの初期設定2周辺ICの初期設定等のイニシャラ
イズ処理を実行する(401)。次いで、スキャナ、レ
ンズ、現像ローラ、カッター等の機械イニシャライズ処
理(402)を行い、待機処理において操作者の操作を
待つ(403)。その後は、操作者の操作に応じて、複
写動作処理(404)、或いは、サービスマンモード処
理(405)を実行する。
割り込み処理ルーチンは、同図(b)、 (C)、 (
d)、 (e)に示す、2.5m5ecインターバル、
モータエンコータ、蛍光灯点灯、スキャナモータの4つ
のルーチンから成り、2.5m5ecインターバルでは
各種のIloのチエツク及び設定を行い、同時に時間に
関する動作を行う。他の3つは、それぞれモータや蛍光
灯がONLでいるときだけ働き、サーボ等の制御を行う
以下、前述したメインフローの各処理を順をおって具体
的に説明する。
第13図は、機械イニシャライズ処理のフローチャート
を示す。現像ローラが無いと+24Vがダウンするため
動力が働かない。このため、センサ514を用いて現像
ローラの有無を検知する(406)。蛍光灯ヒータ37
4を0N(407)して、スキャナ、レンズ、ミラー等
の状態の変化するメカの初期化を行う(40B)。この
とき、ネガフィルム200が搬送路上にある場合には、
カッターイニシャライズは行わない(409゜410)
。また、ポジシートアッセンブリー100が搬送路上に
ある場合は、これを自動排出する(411,412)。
その後、現像ローラをイニシャライズして(413L蛍
光灯373が温まったら処理を終了する(414)。
第14図は、待機処理のフローチャートを示す。
待機処理は、基本的には機械の状態(ジャム、ドアの開
閉、ネガフィルムカートリッジ装填の有無等)をチエツ
クして、条件によってプリントキーを受は付けて、次の
複写動作処理に仕事を受は渡す。先ず、ネガフィルム2
00の搬送路上のセンサにネガフィルム200が検知さ
れているかをチエツク(415)L、ネガフィルム20
0を検知した場合、ジャムと判定してジャム表示のON
及びエラーフラグの設定を行う(416)。同様に、ド
アの開閉状態をチエツクして、ドアが0PENならばド
ア0PEN表示のON及びエラーフラグの設定を行い(
417,418L現像ローラの有無をチエツクして、現
像ローラがない場合には現像ローラ無し表示及びエラー
フラグの設定を行う(419,420)。フローチャー
トには記載されていないが、暗箱トレイ326のフタ3
27の有無のチエツク、フタ無し表示のON及びエラー
フラグの設定も合わせて行う。その後、ステップ421
から424で、操作部500の変倍キー及び濃度キーに
よる入力を受は付けて、該当する動作を行う。このとき
、決められた幾つかのキーを押下することによりサービ
スマンモード処理に移行する(詳細は省略)。次にネガ
フィルムカートリッジ201の側面に設けられたネガフ
ィルム200の種類、を示す3ビツトの白黒コード(ネ
ガフィルム種類識別マーク)を読み込んで、ネガフィル
ムカートリッジ201の有無及びネガフィルム200の
種類を検知し、ネガフィルムカートリッジ201の有無
及びネガフィルム200の種類を表示する(425)。
その後、上記のステップでエラーフラグの設定があった
場合、該当するエラーに応じたメツセージ等を表示し、
エラーフラグをゼロに初期化する(426,427)。
続いて、ネガフィルムカートリッジ201が有りの場合
(428Lネガフイルム200の有無及びフィルム部か
否かを判定する(429)。前述したようにネガフィル
ム200はロール状に巻かれてネガフィルムカートリッ
ジ201内に収納されており、その先端部と後端部には
遮光紙208.209が取り付けられている。ここでネ
ガフィルム200の有無のチエツクを行うセンサS8は
、ネガフィルム200の有無の他に、フィルム部分と遮
光紙部分の区別を合わせて行う。
具体的には、センサS8は赤外線LEDと、反射光をチ
xyりするフォトトランジスタとから成り、該反射光は
CPUのA/Dコンバータニ入力され、8bit(0〜
255)のデータとして認識される。ネガフィルム20
0がない場合は、反射光がないのでデータはほとんどゼ
ロに近い値となり、フィルム部の裏面(黒色)を検知し
た場合は、少量の光が反射され、例えば、100〜12
0程度の値となる。一方、遮光紙の場合は、フィルム部
の裏面より、反射率を高くしているため、200以上の
値となりCPUはネガフィルム200の有無及びフィル
ム部か否かを判定できる。
上記の判定が遮光紙の場合、換言すれば、フィルム部で
ない場合、遮光紙の排出動作を行う(430,431)
。遮光紙の排出を行うと、該遮光紙が先端部である場合
には、次にフィルム部が検知されるのでそこで搬送を停
止し、カッターで切断後装置外へ排出する。また、遮光
紙が後端部の場合には、フィルム無しが検知されるので
そのまま排出を行う。一方、遮光紙でない場合は、ステ
ップ432へ進む。ネガフィルム200無しの場合は、
ネガフィルム200無し表示(433)を行い、ステッ
プ434でポジシート挿入チエツク及びその対応動作(
詳細は後述する)を実行する。
ネガフィルム200有りの場合は、ネガフィルム無し表
示を0FFL、ポジシートスタンバイフラグ(ポジシー
トの準備が整っていることを示すフラグ)をチエツクす
る(435,436)。スタンバイであれば、ポジシー
ト排出スイッチがONか否かチエツク(437)L、O
Nならばポジシート排出動作を実行(43B)L、ON
でなければ、プリントキーがONされるまでステップ4
15以下の処理を繰り返す(439)。プリントキーが
ONされた場合は、暗箱装置(トレイ326及びフタ3
27)の状態をチエツクする(439a)。具体的には
、センサS7の検知信号を入力し、暗箱装置内のネガ・
ポジ接合体の有無を判定し、センサS9の検知信号を入
力して、フタ327の開閉或いは有無を判定する。ここ
で、暗箱装置の状態がOKでない場合(センサS7がO
FFでセンサS9がON以外の場合)には、LED50
7を点灯させて、トレイ326の異常を通知(439b
)L、ステップ439へ戻る。暗箱装置の状態がOKの
場合(センサS7がOFFでセンサS9がONの場合)
には、LED507を消灯状態にして処理を終了する(
439c)。
尚、ポジシート排出スイッチのONは、操作部500の
ポジシート排出スイッチ505を押下することにより入
力され、これによって、ポジシートアッセンブリー10
0を挿入して、全ての複写準備が整った後でも、操作者
は自由にポジシートアッセンブリー100の自動排出を
行うことができる。
第15図(a)は、ポジシート挿入チエツク及びその対
応動作ルーチン(第14図のステップ434)のフロー
チャートを示す。該ルーチンは、センサS5によるポジ
挿入検知と、センサS10によるポジシート種類識別コ
ード(ポジシートアッセンブリー100のマーク部M1
.M2.M3 )の読み込みとを行い、ポジシートの種
類とネガフィルムの種類とが一致した場合、ポジシート
アッセンブリー100を現像ローラ手前の所定位置に搬
送して停止し、一致しない場合には、装置外部へ排出す
るルーチンである。
装置のポジシート挿入口からポジシートアッセンブリー
100を挿入すると、センサS5によってポジシートア
ッセンブリー100の挿入が検知される。このポジ挿入
検知の瞬間、第15図(ロ)に示すように、センサSI
Oの位置にマーク部Ml。
M2.M3が位置するように構成されており、センサS
5によるポジ挿入検知に基づいて、ポジシートアッセン
ブリー100が所定の位置に到達したこと、換言すれば
、ポジシート種類識別コード(マーク部Ml、M2.M
3 )の読み取りが可能な状態であることを判定できる
。従って、ポジ挿入検知がONでない場合は、ポジ挿入
検知フラグに0を設定して処理を終了する(440,4
41)。
ポジ挿入検知がONの場合、この検知がポジシートアッ
センブリー100の先端部検知か否かをボジ挿入検知フ
ラグで判定する。本実施例のフローチャートでは、ポジ
挿入検知がONで、且つ、ポジ挿入検知フラグがOの場
合、ポジシートアッセンブリー100を始めて検知した
こと、換言すれば、ポジシートアッセンブリー100の
先端部を検知したことを示す。従って、ステップ442
でNOの場合、ポジシート種類識別コードの読み込みを
行い、ポジ挿入検知フラグに1を設定して、ポジシート
種類識別コードの読み込みを実施したことを示す(44
3)。
ここで、ポジシート種類識別コードは、第15図(C)
に示すように、マーク部Ml、M2.M3の白黒パター
ンを設けて形成されており、このマーク部M1.M2.
M3の1つ毎にポジシートの種類を割り振ってコード化
しである。但し、マーク部Ml。
M2.M3は全部白あるいは全部黒パターンのコードは
無効コードとして使用しない。これによって、例えば、
ポジシートアッセンブリー100を裏がえしたり、前後
左右を逆にして挿入した場合、換言すれば、センサSI
Oの検知が全部白あるいは全部黒パターンの場合は、ポ
ジシートアッセンブリー100の誤挿入を検知すること
ができる。
従って、マーク部Ml、M2.M3が全部白あるいは全
部黒パターンの場合は、ポジシートアッセンブリー10
0の誤挿入と判定して、操作部500のr印画紙」を表
示し、且つ、ブザーを鳴らして誤挿入の警告を行い(4
44,449)、ポジシートアッセンブリーを排出する
(450)。一方、マーク部Ml、M2.M3が全部白
あるいは全部黒パターンでない場合は、ネガフィルムカ
ートリッジの有無を判定する(445)。ここで、ネガ
フィルムカートリッジ200が有る場合は、ネガフィル
ムの種類とポジシートの種類が一致するが判定(446
)L、一致したらポジシートアッセンブリー100を現
像ローラ手前の所定位置に停止させ、ポジスタンバイフ
ラグに1を設定し、処理を終了する(447,448)
。ネガフィルムの種類とポジシートの種類が一致しない
場合は、ポジシートアッセンブリー100の誤挿入と判
定して、操作部500のr印画紙Jを表示し、且つ、所
定のブザーを鳴らして誤挿入の警告を行う(444゜4
49)。一方、ネガフィルムカートリッジ200が装填
されてない場合は、ポジシートアッセンブリー100を
現像ローラ手前の所定位置に停止させ、ポジスタンバイ
フラグに1を設定し、処理を終了する(447,448
)。
第16図は、複写動作処理のフローチャートを示す。プ
リントキーが押下されると、先ず、35mmプロジェク
トモードか否かの判定を行い(451)、35mmプロ
ジェクトモードでなければ蛍光灯を点灯させ(452)
、35mmプロジェクトモードならば、ステップ453
に進む。メインモータ、ネガ引き出しクラッチ、ネガ送
りクラッチを0N(453)にして、ネガフィルム20
0の搬送を開始し、ネガフィルム先端検知(センサSl
)に先端が検知されると、設定された倍率及びモードに
応じたタイミングでスキャナをスタートさ廿る(454
,456)。ネガフィルム先端検知に先端が検知されな
い場合は、不送りJAMチエツクを行い、所定の時間内
に先端が検知されない場合は不送りJAMと判定しく4
59)、ジャム処理ルーチン(詳細は省略する)へ進む
ネガフィルム中間検知(1)、 (2) (センサS2
.センサS3)で、同様にJAMチエツクを行う(45
6゜457.460,461)、ネガフィルム中間検知
(2)までネガフィルム200が送られた後、ネガフィ
ルム20〇−枝分の長さを繰り出した時点で搬送を停止
し、スキャナをリターン(リバースで回転)させ、カッ
ターを回転させて、ネガフィルム200を切断後、ネガ
フィルム200の搬送ヲ再開する(458〜464)。
搬送再開後、ネガフィルム200がレジストローラに突
き当って先端がある程度屈曲した時点でレジストローラ
を回転させる。換言すれば、所定のタイミングでレジス
トローラの回転を開始することにより、スキュー補正を
行う(465)。レジストローラを通過したネガフィル
ム200はネガ現像前検知(センサS4)で検知され、
その一定時間後に現像ローラを回転させ、現像を行う(
466,468)、このとき、レジストクラッチをON
してからの時間でJAMチエツクを行い、一定の時間を
経過してもネガ現像前検知で検知されない場合はレジス
トJAMと判定する(467)。また、ネガ現像前検知
(センサS4)をネガフィルム200の後端が通過した
のを検知して、所定時間経過後現像ローラを停止し、現
像ローラを離間させた状態に設定する(469,470
)。この時点から現像時間報知タイマをスタートさせる
(471)。また、フローチャートには記載していない
が、上記複写動作の途中でネガ有無検知(センサS8)
のデータが遮光紙の値を示したときには、CPUはそれ
まで繰り出したネガフィルム200の長さが画像形成可
能な長さ(第2図の2に相当)分あるか否か判定し、短
ければ複写動作を中断し、ネガフィルム200及びポジ
シートアッセンブリー100をそれぞれ排出する。一方
、長ければ、カッタ動作を省いてネガフィルム200の
後端部を全部、ネガフィルムカートリッジ201から引
き出しながら複写動作をフローチャート通り実行する。
メインモータをOFF (472)した後、暗箱トレイ
326の中にネガ・ポジ接合体を保持すべき時間(40
秒間)を計測して表示する(473)。
■現像時間報知タイマの制御動作 次に、第17図(a)、ω)を参照して、現像時間報知
タイマに関するフローチャートの概略を説明する。
先ず、複写動作処理の現像時間報知タイマスタート(ス
テップ471)において、センサ510(サプライ検知
手段)によって検知したポジシート種類識別コードに基
づいて、サプライがOHP用か否かを判定する(701
)。OHP用サプライの場合は、OHP用サプライの現
像時間(240秒)をタイマ1に設定する(702)。
一方、OHP用サプライでない場合は、通常の現像時間
(90秒)をタイマ2に設定する(703)。
続いて、第17図0))に示す表示ルーチンを1秒毎に
コールして、該当するタイマ1或いは2を減算して、時
間経過に応じた現像時間経過表示LED507(第17
図(C)に示す507aから507f)を点灯する。こ
こで、LED507aは40秒たっていない時点(即ち
、現像時間経過の測定が開始直後)で点灯し、暗箱トレ
イ326からネガ・ポジ接合体を出していけない状態を
表し、LED507fは現像終了を表し、LED507
b、507c、507d、507eは途中経過を通知す
る。
表示ルーチンはタイマ1及びタイマ2の何れに現像時間
が設定されているか判定するために、先ず、ステップ7
04でタイマ1が0か否か(即ち、0でなければ現像中
である)を判定し、タイマ1が0の場合は、ステップ7
17でタイマ2が0か否か判定する。ここで、タイマl
及びタイマ2の両方がOの場合は現像が終了しているこ
とを示す。
従って、制御部400は、タイマ1及びタイマ2の両方
が0になるまで、1秒毎に表示ルーチンのコールを繰り
返えして、同図ら)のフローチャートを実行する。
以下、タイマ1=240.タイマ2=0を例として、表
示ルーチンと現像時間経過表示LED507の関係を説
明する。
先ず、タイマ1=240であるので、OHP用サプライ
の現像中であると判断(704)L、ステップ705へ
進む。ステップ705では、タイマ1から1を減算する
。ここでタイマ1の値は239 (240−1)となる
ので、ステップ706.708,710,712,71
4の比較条件に全て該当しないため、ステップ716へ
進みLED507 aを点灯させる。このようにLED
507aのみが点灯している状態は、現像開始直後の状
態(具体的には現像開始から40秒以内であること)を
示す。次にステップ717へ進み、タイマ2=0である
ので処理を終了する。
同様に、表示ルーチンが1秒毎にコールされ、ステップ
705によるタイマ1の減算後の値によって、以下のよ
うにLED507が点灯する。
200以下になると、ステップ714から715へ進み
、LED507bが点灯する。
150以下になると、ステップ712から713へ進み
、LED507 cが点灯する。
100以下になると、ステップ710から711へ進み
、LED507 dが点灯する。
50以下になると、ステップ708から709へ進み、
LED507 eが点灯する。
0になると、ステップ706から707へ進み、LED
507 eが点灯する。
LED507 eの点灯によって現像時間が終了したこ
とを゛示し、タイマ1の値も0となるため(即ち、タイ
マ1=O,タイマ2=0となるため)、表示ルーチンの
コールも停止されて、処理が終了する。
タイマl=0.タイマ2=90の場合には、ステップ7
18から728によって、同様に、LED507a、5
07b、507c、507d。
507eが順次所定の時間に点灯して、現像の開始、現
像時間の経過、及び、現像の終了を表示する。
尚、フローチャートによる説明は省略するが、制御部4
00はLED507 eの表示と同時にブザーを鳴らし
て現像時間の終了を通知する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の複写装置は、蛍光灯を光
源とし、電源投入状態で常に必要とされる光量が発揮で
きるように蛍光灯を適切な温度に保温するための蛍光灯
ヒータと、蛍光灯点灯時の明るさを検出する光検出手段
とを備えた複写装置において、蛍光灯側からみて蛍光灯
ヒータの裏側の位置に光検出手段を配置し、蛍光灯ヒー
タに設けられた切り欠き部を通して蛍光灯の光を受光す
るようにしたため、第1スキャナ部をコンパクトにする
ことができる。
また、光検出手段を蛍光灯に近づけることができるため
、周囲の光に影響を受けずに正確な光量検出を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)、 (C)は本発明の実施例に
使用するポジシートアッセンブリーの構成を示す説明図
、第2図(a)、 (b)、 (C)は本発明の実施例
に使用するネガフィルムの構成を示す説明図、第2図(
(1)、 (e)は実施例のネガフィルムカートリッジ
の構成を示す説明図、第3図(a)はインスタント写真
装置全体の構成を示す説明図、第3図(ハ)、(C)は
蛍光灯ヒータの構成を示す説明図、第3図(ロ)は第1
走行体及び第2走行体の構成を示す説明図、第4図(a
)、 (bl(C)、及び、第5図(a)、 (b)、
 (C)、 (d)、 (e)、げ)、(6)は現像部
の構成及び動作を示す説明図、第6図(a)。 (ロ)、 (C)、 (d)は本発明のインスタント写
真装置の暗箱装置の構成を示す説明図、第6図(e)、
 (f)は暗箱装置のフタの開閉方法の他の実施例を示
す説明図、第7図は本実施例のインスタント写真装置の
概略プッロク図、第8図は、モータ、各クラッチ、ソレ
ノイド等の駆動系のレイアウトを示す説明図、第9図は
本実施例のインスタント写真装置に配設したセンサの役
割及びレイアウトを示す説明図、第10図は操作部の構
成を示す説明図、第11図は本実施例の制御回路の構成
を示す説明図、第12図(a)はメインフローのフロー
チャート、第12図(ロ)、 (C)、 (d)、 (
e)は割り込み処理ルーチンのフローチャート、第13
図は機械イニシャライズ処理のフローチャート、第14
図は待機処理のフローチャート、第15図(a)はポジ
シート挿入チエツク及びその対応動作ルーチンのフロー
チャート、第15図(b)、 (C)はポジシート種類
識別コード(マーク部MLM2.M3 )の検知及び構
成を示す説明図、第16図は複写動作処理のフローチャ
ート、第17図(a)、(9)は現像時間報知タイマに
関するフローチャート、第17図(C)は現像時間経過
表示LEDの表示状態を示す説明図である。 符号の説明 100−・・−・ポジシートアッセンブリー101−−
−−−−・ポジシート 200−・−−−−−ネガフィ
ルム304−・・−・第1走行体 373−m−・−・蛍光灯 37 L−−−−一・−蛍光灯ヒータ 374 a−・・−・−窓(切り欠き部)S 20−−
−−−一・−光検出器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 蛍光灯を光源とし、電源投入状態で常に必要とされる光
    量が発揮できるように蛍光灯を適切な温度に保温するた
    めの蛍光灯ヒータと、蛍光灯点灯時の明るさを検出する
    光検出手段とを備えた複写装置において、 前記蛍光灯側からみて前記蛍光灯ヒータの裏側の位置に
    前記光検出手段を配置し、前記蛍光灯ヒータに設けられ
    た切り欠き部を通して前記蛍光灯の光を受光するように
    したことを特徴とする複写装置。
JP30944590A 1990-11-15 1990-11-15 複写装置 Pending JPH04180055A (ja)

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JP30944590A JPH04180055A (ja) 1990-11-15 1990-11-15 複写装置

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