JPH04308847A - インスタント写真装置 - Google Patents

インスタント写真装置

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JPH04308847A
JPH04308847A JP7329991A JP7329991A JPH04308847A JP H04308847 A JPH04308847 A JP H04308847A JP 7329991 A JP7329991 A JP 7329991A JP 7329991 A JP7329991 A JP 7329991A JP H04308847 A JPH04308847 A JP H04308847A
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JP
Japan
Prior art keywords
time
negative film
development
sensor
developing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7329991A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ozaki
尾 崎  弘 二
Masahiro Ishikawa
石 川  正 洋
Harumitsu Masuko
益 子  晴 光
Takashi Seto
瀬 戸  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピールアパート方式の
インスタント写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ピールアパート方式のインスタ
ント写真装置では、ネガシート(感光性材料)を露光し
、ポジシートと重ね合わせてポッド(現像剤封入容器)
内に封入されている現像剤を延展し、その状態でしばら
く放置することにより現像プロセスが行われ、所定時間
経過後にネガシートを重ね合わされたポジシートから剥
離する。この放置状態で行われる現像プロセスの時間は
、ネガシートやポジシートの種類により異なる。現像プ
ロセスは、作像工程においては重要なプロセスであり画
像に及ぼす影響は大きい。このため現像プロセス時間を
守ってネガシートとポジシートを剥離する必要がある。
【0003】従来、タイマを設けて現像プロセス時間経
過後をユーザに知らせる方法があるが、前述したように
ネガシートやポジシートの種類により現像プロセス時間
が異なるためシートによりユーザがタイマのスタート時
間や設定時間を変えなければならず、操作が煩わしい。 又、誤動作やセット不良等の原因にもなる。
【0004】これに対し、ネガシートやポジシートの種
類を検出して、タイマを自動的に設定し、現像剤延展後
の現像プロセス時間の終了をユーザに知らせる構成の装
置が知られている。
【0005】一方、現像プロセス時間は周囲温度によっ
ても異なるため、シートの種類の検出に加えて周囲温度
を検出して、周囲温度に適合するように現像プロセス時
間の補正を行い、タイマ等で知らせる構成の装置が開示
されている(特開昭63−304255号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タイマを自動
設定する装置や特開昭63−304255号公報による
装置では、その時用いられる現像時間の設定値や算出値
は、使用しているユーザにはわからず現像プロセス時間
経過後、報知手段(ブザー等)が作動することによりユ
ーザははじめて知ることになる。
【0007】本発明は、現像プロセス時間をリアルタイ
ムでユーザに知らせるインスタント写真装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1態様の発明は
、露光・現像処理後に受像部材(100)と感光部材(
200)を分離するピールアパート方式のインスタント
写真装置において、温度を検知する温度検出手段(S2
4);受像部材(100)と感光部材(200)の種類
および検知された温度により現像時間を設定する時間設
定手段(400);現像時間を測定する時間測定手段(
400);受像部材(100)の挿入を検知する検知手
段(S5);設定された倍率を表示する表示手段(50
8);および、受像部材(100)が挿入されると、時
間設定手段(400)により設定された現像時間および
時間測定手段(400)により測定された時間に対応し
て残りの現像時間を、表示手段(508)に表示させる
制御手段(400);を備える。なお、カッコ内の記号
は、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項
を示す。
【0009】本願の第2態様の発明は、露光・現像処理
後に受像部材(100)と感光部材(200)を分離す
るピールアパート方式のインスタント写真装置において
、温度を検知する温度検出手段(S24);受像部材(
100)と感光部材(200)の種類および検知された
温度により現像時間を設定する時間設定手段(400)
;現像時間を測定する時間測定手段(400);現像時
間を表示する表示手段(508);および、現像処理が
開始されると、時間設定手段(400)により設定され
た現像時間および時間測定手段(400)により測定さ
れた時間に対応して残りの現像時間を、表示手段(50
8)に表示させる制御手段(400);を備える。
【0010】本願の第3態様の発明は、露光・現像処理
後に受像部材(100)と感光部材(200)を分離す
るピールアパート方式のインスタント写真装置において
、温度を検知する温度検出手段(S24);受像部材(
100)と感光部材(200)の種類および検知された
温度により現像時間を設定する時間設定手段(400)
;現像時間を測定する時間測定手段(400);現像時
間を表示する表示手段(508);および、コピー開始
指示があると、時間設定手段(400)により設定され
た現像時間および時間測定手段(400)により測定さ
れた時間に対応して残りの現像時間を、表示手段(50
8)に表示させる制御手段(400);を備える。
【0011】
【作用】第1態様の発明によれば、制御手段(400)
は、受像部材(100)と感光部材(200)の種類お
よび検知された温度に対応して時間設定手段(400)
により設定された現像時間および時間測定手段(400
)により測定された時間から残りの現像時間を算出し、
残りの現像時間を、受像部材(100)が挿入されしだ
い設定倍率を表示する表示手段(508)にリアルタイ
ムで表示するので、複数の異なる受像部材(100)お
よび感光部材(200)を使用する場合または、温度変
化により現像時間を補正する場合に残りの現像時間をコ
ピー開始前にユーザは知ることができ操作性が向上する
。特に、コピーサービス等で使用する場合には客に対し
て待ち時間を事前に知らせることができる。
【0012】また、既存の設定倍率を表示する表示手段
(508)に残りの現像時間を表示させるので、特別に
表示を設ける必要がないためコストダウンが図れ、必要
時に表示部の切り換えを行うため操作性も向上する。
【0013】また、第2態様の発明によれば、残りの現
像時間を、現像処理が開始されることにより、表示手段
(508)に表示させ、第3態様の発明によれば、残り
の現像時間を、コピー開始指示があると、表示手段(5
08)に表示させるので、必要時に表示部の切り換えを
行い、残りの現像時間を知ることができ操作性が向上す
る。本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以
下の実施例の説明より明らかになろう。
【0014】
【実施例】本発明のインスタント写真装置の一実施例を
、(1)ポジシートアッセンブリーの構成,(2)ネガ
フィルム及びネガフィルムカートリッジの構成,(3)
装置全体の構成,(4)暗箱装置の構成,(5)概略ブ
ロック図,(6)駆動系の役割及びレイアウト,(7)
各センサの役割及びレイアウト,(8)操作部,(9)
制御回路の構成,(10)制御部の制御動作,(11)
現像時間表示タイマの制御動作の順に説明する。
【0015】(1)ポジシートアッセンブリーの構成本
実施例では、ポジシート(受像シート)に現像剤を封入
したポッドや、延展後の余剰現像剤を留めて置くトラッ
プマスク等の付属部品を付設してポジシートアッセンブ
リーとして使用する。
【0016】図2の(a),(b),(c)は、ポジシ
ートアッセンブリー100の構成を示し、ポジシート1
01の受像面側の先端部に貼付られた黒色のリーダー1
02と、現像剤103aを収納してリーダー102の上
に貼付られたポッド103と、ポジシート101の画像
領域(同図(a)のa×bの領域)の端部の画像を良好
なものにするために配設された先端マスク104,両サ
イドマスク105,及びトラッドマスク106と両サイ
ドマスク105上に貼付られたレール部材107とから
構成される。
【0017】詳細は後述するが、ポッド103から流出
した現像剤103aは、レール部材107及び両サイド
マスク105の厚さとほぼ同一の厚みで均一にポジシー
ト101上に延展できる構成である。
【0018】現像剤103aは、画像領域後端まで充分
に行き渡るように、画像形成に必要な量よりも多くポッ
ド103中に内封されている。余分な現像剤103aは
画像領域後端まで均一に延展した後、トラップマスク1
06(図2の(a)のDの部分)と後述するネガフィル
ム200(図3の(a)D1の部分)との間に留められ
る。これによって余分な現像剤103aが装置内部には
み出して現像ローラ及び搬送路等に付着して汚損するの
を防止している。
【0019】リーダー102には、ポジシート種類識別
コードが3つのマーク部M1,M2,M3によって形成
されている。具体的には、マーク部M1,M2,M3は
、例えばパンチ等によって穴を設けて、該穴の有無の組
み合せによってポジシート種類識別コードを形成するか
、あるいはリーダー102と反射率の異なる印刷等で形
成してもよい。本実施例では、パンチによってマーク部
M1,M2,M3を形成する。前述したようにリーダー
102の上にポッド103を貼り付けた構成であるため
図2の(c)に示すように、マーク部M1,M2,M3
を穴有りとした場合、この穴の部分はポッド103によ
って覆われることになる。従って、リーダー102の色
を黒色としてポッド103の色(通常は白色系)と対比
させて検知精度を向上させている。
【0020】(2)ネガフィルム及びネガフィルムカー
トリッジの構成 本実施例では、図3(a),(b)に示すようにロール
状に巻かれたネガフィルム200を用いる。ネガフィル
ム200は、長尺(例えば、36枚分撮影可能)の感光
性帯状材から成り、潜像形成面(感光面)を内側にして
ロール状に巻かれて、図4(a)に示すように、ネガフ
ィルムカートリッジ201に収納される。
【0021】ネガフィルムカートリッジ201は、ロー
ル状ネガフィルム200を包含する円筒形状に樹脂成形
されており、成形及びネガフィルム200の装填が容易
に行えるようにするため、軸線を含み平面に2分割され
た構成である。
【0022】図4(a),(b)に示すように分割され
たネガフィルムカートリッジ(上容器201a及び下容
器201b)の分割部分には、それぞれ結合のための嵌
合部202及び203と、ネガフィルム200を繰り出
すためのネガ誘導部204及びネガ繰出部205とが形
成されている。嵌合部202及び203は、嵌合部20
2が嵌合部203を覆い包む形で形成され、外乱光が進
入してネガフィルム200が感光するのを防ぐ。同様に
、ネガ繰出部205からの外乱光を防ぐため、ネガ誘導
部204の内側に一端を上容器201aに貼り付けされ
、他端を自身の弾力性でネガフィルム200に接触した
遮光用弾力部材(例えば、マイラーに植毛布を貼り付け
したもの)206が配設されている。
【0023】ネガフィルムカートリッジ201にネガフ
ィルム200を収納する際は、下容器201bを設置し
、その中にロール状のネガフィルム200の先端部がネ
ガ繰出部205から数mm程度外側にでるように載置す
る。その後、上容器201aを被せて、嵌合部202及
び203を嵌合させて、上下容器201a,201bの
結合を行う。
【0024】上下容器201a,201bの結合は、上
記の方式に限らず、例えばネジ,あるいは熱シール等を
用いても良い。なお、下容器201b下部にはネガフィ
ルムカートリッジ201を装置本体の定位置に確実に装
着するための足207が設けられている。また、容器2
01aの側面にはネガフィルム200の種類等を示すマ
ーク部M4,M5,M6が配設されている。
【0025】ところで、ネガフィルム200の表面は感
光性を有するが裏面からの外光(照射)に対しては遮光
性を有する。ロール状のネガフィルム200は明室(半
暗室)で、図3(b)に示す状態でネガフィルムカート
リッジ201に装填されるため、斜線で示す領域(長尺
フィルムの先端部と後端部)は感光される。他の領域は
密着巻きであれば感光されない。感光された領域は潜像
(画像)形成が行えずその分無駄となる。ネガフィルム
200は銀塩を用いているため高価でありこの部分の無
駄は無視できない。このため本実施例では同図(c)に
示すように、長尺のネガフィルム200の先端と後端に
、少なくともネガフィルムカートリッジ201の内周長
さ以上のネガフィルム裏面遮光紙(安価な材料)からな
る先端部208及び後端部209を貼り付けてある。 従って、これにより先端及び後端部が感光されるのを防
ぎかつネガフィルム200を安価に構成できる。
【0026】なお、ネガ誘導部204には図4(b)に
示すようにネガフィルム200を引き出す引出ローラ対
312と嵌合する切欠部210が設けられており、ネガ
フィルムカートリッジ201を装置本体に装着した際に
、引出しローラ対312によってネガフィルム200が
確実にニップされる構成となっている。
【0027】(3)装置全体の構成及び動作図1は、ピ
ールアパート式インスタント写真フィルムを用いるイン
スタント写真装置の全体構成を示し、大別して原稿面を
走査しながら照明光を照射し、所定位置(露光面)に結
像させる光学系ユニット301と、該所定位置にネガフ
ィルム200を搬送・露光させ、更にポジシートアッセ
ンブリー100と位置合わせして重ね、その間に現像剤
を延展させ、ポジシートアッセンブリー100に画像を
転写形成する搬送ユニット302とから構成される。
【0028】光学系ユニット301は、コンタクトガラ
ス303と、第1ミラー及び光源からなる第1走行体3
04と、第2ミラー及び第3ミラーからなる第2走行体
305と、レンズ306,第4ミラー及び第5ミラーか
らなる第3走行体307と,第6ミラー308とから構
成される。
【0029】ここで、第1走行体304に含まれる光源
には蛍光灯373が用いられ、コンタクトガラス303
に下向きに置かれた原稿をコンタクトガラス303と平
行に走査しながら照射する。このとき第2走行体305
が第1走行体304の1/2の速度で同方向に走査され
ることにより、光路長が一定に保たれている。
【0030】また、レンズ306及び第3走行体307
の移動によって、変倍時の倍率及び共役長の調整を行う
構成である。
【0031】原稿反射光は、図示のごとく第1,第2及
び第3ミラーで反射され、更にレンズ306,第4,第
5,第6ミラーを経て露光位置Aでスリット露光される
【0032】搬送ユニット302は、感光性のネガロー
ルフィルム(ネガフィルム200)繰出部と、繰り出さ
れたネガフィルム200をカットするネガフィルムカッ
タ部と、ネガフィルム200を搬送・露光するネガフィ
ルム搬送・露光部と、ポジシートアッセンブリー搬送部
と、現像部とから構成される。
【0033】以下、ネガフィルム200(図示せず)の
搬送動作を説明して、ネガロールフィルム繰出部,ネガ
フィルムカッタ部,ネガフィルム搬送・露光部の構成を
詳細に示す。
【0034】ネガフィルムカートリッジ201内にロー
ル状に収納されたネガフィルム200は、引き出しロー
ラ対312a,312bにより回転刃313a及び固定
刃313bの間を通過してガイド板314上に搬送され
、中間ローラ対315a,315bに送られる。搬送さ
れたネガフィルム200の先端が露光位置AのセンサS
1により検知された時(あるいは、検知してから所定時
間後)第1走行体304及び第2走行体305が走査を
開始し、ネガフィルム200が中間ローラ対315a,
315bにニップされてから、ガイド板314上の露光
位置Aで露光・潜像形成が実行される。
【0035】ここで、露光・潜像形成時のネガフィルム
200の搬送速度をVN,第1走行体304の走行速度
をV1,コピー倍率をmとしたとすると、ネガフィルム
200の搬送速度VNは、 V1=VN×1/m の関係で制御される。
【0036】露光位置Aはスリット領域にわたりフラッ
ト面であり、かつ引き出しローラ対312a,312b
及び中間ローラ対315a,315bのニップ高さと同
一あるいはそれより高く設けられている。更に、中間ロ
ーラ対315a,315bと引き出しローラ対312a
,312bの周速はほぼ同一で、ネガフィルム200が
センサS1により検知されてから所定時間後(中間ロー
ラ対315a,315bにニップされた後、もしくは露
光が開始されるタイミング)、引き出しローラ対312
a,312bの駆動が停止され、適当な負荷を持ってフ
リーとなる。この結果、ネガフィルム200を露光位置
A上で引っ張り気味に、かつガイド板314上に密着さ
れた状態で搬送することができ、ネガフィルム200面
上までの光路長と搬送速度を一定に保つことができる。
【0037】一定長にわたり露光・潜像形成されたネガ
フィルム200は一旦停止され、その後回転刃313a
が固定刃313bに接触しながら回転することによりシ
ート状に切断される。上記ネガフィルム200の停止タ
イミングはセンサS1がネガフィルム200の先端を検
知してからの時間tをカウントすることにより決定され
る。
【0038】従って、切断されたネガフィルム200の
後端部は露光・潜像形成が行われない(換言すれば、露
光・潜像形成が行えない)。具体的には、少なくとも露
光位置Aから固定刃313bの先端までの距離(この距
離をGとする)以上に相当するネガフィルム200の後
端部分が未使用状態、すなわち不必要に浪費される部分
となる。このため、この距離Gがポジシートアッセンブ
リー100の後端部からポジシート101上に転写され
る画像部後端までの距離D1(図3の(a)参照)より
も小さくなるよう、露光位置Aとカッター(回転刃31
3a及び固定刃313b)を配置し、ネガフィルム20
0の画像形成に利用されない不必要な部分(後端部)の
浪費を少なくすることができる。
【0039】同様に、切断されたネガフィルム200の
先端部も、少なくとも露光位置Aから中間ローラ対31
5a,315bまでの距離(この距離をHとする)以上
の長さにわたって露光・潜像形成が行えないが、距離H
がネガフィルム200の先端部からネガフィルム200
上に作像される潜像部先端までの距離C1(図3(a)
参照)よりも小さくなるように露光位置Aと中間ローラ
対315a,315bを配置すればネガフィルム200
の浪費を少なくすることができる。
【0040】更に、前述したように露光が完全に終了し
た後、ネガフィルム200を切断することにより、例え
ば露光中に切断する場合と比較して切断の衝撃による搬
送速度の変化等を避けることができ、安定的な搬送を行
える。
【0041】切断されたネガフィルム200は、ローラ
対316a,316b及びガイド部材317により約1
80°方向転換された後、ガイド板318a,318b
によって導かれ、更にローラ320によってその先端部
分がローラ対321(ここでは、停止状態)に突き当た
るまで搬送される。
【0042】次に、ポジシートアッセンブリー100の
搬送動作を説明して、ポジシートアッセンブリー搬送部
の構成を詳細に示す。実際は、このポジシートアッセン
ブリー100の搬送動作が前述したネガフィルム200
の搬送・露光・切断動作の前に実施される。
【0043】ポジシートアッセンブリー100は、ネガ
フィルム200と異なり感光性がないため、装置外部か
ら挿入できる。本実施例のインスタント写真装置では、
ポジシートアッセンブリー100を装置本体右下のガイ
ド板311に沿って、図中の左側へ1枚ずつ手差し挿入
する構成である。このため、給紙・分離装置や給紙カセ
ット等が不要であり装置をコンパクトで安価にできる。
【0044】ポジシートアッセンブリー100がガイド
板311及び両サイドガイド(図示せず)に沿って挿入
され、センサS5によってその先端が検知されると、挿
入ローラ対322が回転する。挿入ローラ対322のコ
ロは、ポジシートアッセンブリー100の先端に貼付ら
れた現像剤ポッド103(図2(a)参照)をつぶさな
いようにポッド103より外側両端のみを把持するよう
に配設されている。ポジシートアッセンブリー100は
挿入ローラ対322によりガイド板323a,323b
間を搬送され、停止する。この停止タイミングは、セン
サS6がポジシートアッセンブリー100の先端を検知
してからの時間t1をカウントすることにより求められ
る。
【0045】また、ポジシートアッセンブリー100の
搬送路は図示のごとく少なくとも1箇所折れ曲がって構
成され、ポジシートアッセンブリー100の挿入口から
外部の光が直接機内に侵入してネガフィルム200を感
光することがないように防止している。
【0046】挿入されたポジシートアッセンブリー10
0は、所定位置に停止し待機状態となりプリント動作が
可能となる。
【0047】ここで、所定のプリントスイッチが押下さ
れると、前述したネガフィルム200の搬送・露光・切
断動作が実行される。停止しているローラ対321に当
接したネガフィルム200は、ガイド板319及びガイ
ド板318b間でローラ対320の搬送力によって一定
量撓まされる。所定量のネガフィルム200が撓んだ後
、ローラ対321の回転により案内板324a,324
b間を搬送される。ローラ対321の回転開始はセンサ
S3がネガフィルム200の先端を検知してからの時間
をカウントすることにより求められる。
【0048】このようにネガフィルム200を撓ませる
ことによりネガフィルム200の先端縁をローラ対32
1のニップにならわせてスキュー矯正が行われる。ロー
ラ対321の回転によって搬送されたネガフィルム20
0はセンサS4によって先端が検知され、現像ローラ3
25a,325bのニップへ搬送される。センサS4の
検知からのタイミングにより、先ず挿入ローラ対322
が回転してポジシートアッセンブリー100を停止して
いる現像ローラ325a,325bに突き当て、ネガフ
ィルム200と同様にスキュー矯正が行われる。その後
、現像ローラ325a,325bが回転を始める。
【0049】次に、所定位置で待機しているポジシート
アッセンブリー100を先に搬送し、その後ネガフィル
ム200の先端がローラ対321の回転によって現像ロ
ーラ325a,325bのニップに到達し、両者共に現
像ローラ325a,325bの周速で搬送される。この
とき、ポジシートアッセンブリー100とネガフィルム
200の先端には、ずれJが生じるが、このずれJは少
なくとも図2(a)のCよりも小さくなるように制御さ
れる。これにより、ネガフィルム200の先端とを一致
させて搬送するタイプのものと比較して、このずれJの
量だけ切断されるネガフィルム200の長さを短くする
ことができる。
【0050】次に、図5(a),(b),(c),(d
),(e),(f),(g)を参照しつつ現像動作を説
明して、現像部の構成を示す。
【0051】現像ローラ325aは現像側板341に固
定された軸343を中心に回動する加圧レバー342に
回転可能に軸支され、これによって現像ローラ325a
は現像側板341に回転可能に軸支されている。
【0052】図5(c),(d)に示す349及び35
0は、現像剤延展時にネガフィルム200及びポジシー
トアッセンブリー100の両端より現像剤103aがは
み出して現像ローラ325a,325b及び搬送路等を
汚すのを防止するための規制部材であり、規制部材34
9は現像側板341に固定されたピン352を中心に回
動可能に軸支され、規制部材350は現像側板341に
固定されている。また、規制部材349,350は共に
現像ローラ325a,325bに設けられた溝部に入り
込んでいる。
【0053】図5(a),(b),(c)は、装置本体
が待機状態の時の現像部の状態を示し、装置本体が待機
状態の時には、装置本体の側板に回転可能に支持された
カム軸348に固定された現像ローラ離間用カム346
及び規制部材349の離間用カム347の両方のカムと
も、加圧レバー342に回転可能に軸支されたカムフォ
ロー344及び規制部材349のレバー部349aから
離間した状態であり、現像ローラ325aはスプリング
345によって現像ローラ325bに加圧されている。 また、規制部材349はスプリング351により加圧状
態に保持されている。規制部材349は、図5(c)に
示すように、加圧時に規制部材350との間にギャップ
Pを維持する構成となっている。
【0054】一方、カム346及び347が固定された
カム軸348は、図示しないスプリングクラッチによっ
て1/4回転ずつ回転できる構成である。このときのカ
ム346及び347の位置(すなわち、待機位置)は、
所定のセンサにより検知され例えば電源投入時にカム3
46及び347が該待機位置にない場合には、待機位置
になるように制御される。
【0055】ポジシートアッセンブリー100が図1の
ガイド板311に沿って挿入されセンサS5によって検
知されると、カム軸348は反時計方向(図中Kの方向
)へ1/4回転し、図5(d)の状態となる。この状態
ではカム347によってレバー部349aが押され、規
制部材349は規制部材350から離間してギャップが
広げられる。これによってポジシートアッセンブリー1
00が規制部材349に当って停止することなく確実に
現像ローラ325a,325bのニップ部まで搬送され
る。
【0056】次に、前述したネガフィルム200の搬送
が行われ現像ローラ325a,325bが回転し、ネガ
フィルム200が規制部材349,350の間に挿入さ
れてから一定時間後、更にカム軸348は反時計方向に
1/4回転して図5(e),(f)の状態となり、規制
部材349は図5(c)と同様にギャップPを有した状
態(ここでは、現像剤のはみ出し規制状態)となる。こ
のはみ出し規制状態へ移行するカム軸348の回転タイ
ミングは、センサS4がネガフィルム200の先端を検
知してから時間をカウントすることにより行われる。
【0057】前述したように現像ローラ325a,32
5bによる現像剤103aの延展が終了するとカム軸3
48は更に1/4回転して図5(g)の状態となりカム
346とカムフォロー344が当接して現像ローラ32
5aが現像ローラ325bより離間して、ローラ間に余
分な現像剤103aを留めるために必要なギャップを開
ける。
【0058】ネガフィルム200とポジシートアッセン
ブリー100は、現像ローラ325a,325bにより
現像剤103aを延展されながら、暗箱装置に排出され
る。現像剤延展終了後、所定のタイマがスタートして定
着時間(約30〜40sec)をカウントし、定着時間
内でのフタ327の開放の禁止表示,及び定着時間経過
後の暗箱装置内(トレイ326及びフタ327による暗
箱装置)からのネガ・ポジ接合体の取り出し可表示を行
う。 ここで、ネガ・ポジ接合体をトレイ326から取り出す
と、センサS7によりその後端が検知され、カム軸34
8が反時計方向へ1/4回転して図5(a),(b),
(c)で示した待機状態へと戻る。また、現像ローラ3
25a,325bが離間されている間、換言すれば、セ
ンサS7によって後端が検知されるまでの間はプリント
動作が禁止状態となっており、ネガ・ポジ接合体の取り
忘れを防止する。
【0059】操作者は現像終了後、ネガ・ポジ接合体よ
りポジシート101を引き剥がすことにより、画像を得
ることができる。図2で示したポジシートアッセンブリ
ー100のリーダー102,先端マスク104,両サイ
ドマスク105及びトラップマスク106はポジシート
101から離間可能に接着されており、延展された現像
剤103aの接着力によってネガフィルム200側に接
着され、ネガ・ポジ接合体からポジシート101を引き
剥がすことにより容易に分離される。
【0060】図2(a)に示すようにポジシートアッセ
ンブリー100上でのポッド103の幅方向の長さLは
、搬送時にコロ等に圧接されて開裂しないように画像領
域の幅bと同等もしくは短くなっている。このためポッ
ド103がF部で開裂後、画像領域幅bに延展するまで
には多少の距離(図中Eで示す距離)が必要である。 また、前述したようにネガフィルム200とポジシート
アッセンブリー100を合わせる際のずれJは、ポジシ
ートアッセンブリー100の先端からポッド103の開
裂部Fまでの距離Cより短くすれば良く、従って図3(
a)のネガフィルム200先端から潜像部先端までの距
離C1は少なくとも図2(a)のポッド103の開裂部
から画像形成部先端までの距離Eより長くすれば良い。
【0061】(4)暗箱装置の構成 暗箱装置はトレイ326と、トレイ326に設けられた
支軸328に回転自在かつ取り外し可能に支軸された遮
光用のフタ327とから構成される。暗箱装置は、フタ
327とトレイ326とを閉じた状態で、該フタ327
とトレイ326によって形成される空間にネガ・ポジ接
合体を受入れる。この空間は外乱光が遮断された暗室で
ある。当然のことながら、ここでトレイ326に遮光用
のフタ327を設けるのは、例えばポジシート101が
OHP用の透明な物や、ペーパライクな薄手の物の場合
、現像剤延展後からネガフィルム200上の潜像が定着
するまでの時間は、ポジシート101裏面からの透過光
によりネガフィルム200が感光されて、良好な画像が
得られなくなるため、該透過光による不必要な感光を避
けるためである。
【0062】前述したようにフタ327は、トレイ32
6に固定された支軸328に回転自在かつ取り外し可能
に係合されているため開放することにより、内部のネガ
・ポジ接合体が容易に取り出し可能である。また、トレ
イ326上を清掃する際にはフタ327を取り外して、
トレイ326の清掃を容易にすることができる。
【0063】トレイ326は装置本体側で支軸328と
同軸上に設けられた軸(図示せず)に回転自在かつ取り
外し可能にヒンジ部326aを介して係合されており、
例えば装置本体の運搬時やネガフィルムカートリッジ2
01の交換時にカバー329を開放する際に邪魔になら
ないように容易に取り外すことができる。
【0064】更に、フタ327には、フタ327を閉じ
た状態でカバー329に設けられたセンサS9をオンす
る位置に遮閉板が設けられており、これによってフタ3
27が閉じた状態でかつトレイ326に取りつけられて
いることを検知することができる構成である。換言すれ
ば、センサS9がオフ状態の場合にはフタ327が開い
た状態及び取り付けられていない状態を示す。従って、
該センサS9の検知信号に基づいてプリント動作の禁止
制御を行うことができる。
【0065】本実施例ではセンサS9としてフォトイン
タラプターを用いるが、マイクロSWや近接スイッチ等
のセンサを用いても良い。
【0066】また、前述した構成ではセンサS9による
フタ327の開閉及び有無の検知が、トレイ326の有
無検知も兼ねており、これによりセンサ個数を減らすこ
とができ、コストの低減及び構成の簡素化を図ることが
できる。また、他の構成として本体側にトレイ326の
有無検知用にセンサを設けても良いのは勿論のことであ
る。
【0067】フタ327には、突起が設けられており、
トレイ326には突起と嵌合する位置に溝部が設けられ
ている。この突起は、少なくともセンサS7からネガ・
ポジ接合体(図中の100及び200)の後端が抜けた
とき(すなわち、ネガ・ポジ接合体の後端がセンサS7
をオフしたとき)、ネガ・ポジ接合体と突起が当接して
フタ327が閉じずに開放状態となり前述したセンサS
9によりフタ327の開放が検知できるように配置され
ている。すなわち、トレイ326からネガ・ポジ接合体
が完全に取り出されない限りフタ327の開放が検知さ
れ、次のプリント動作が禁止される構成である。なお、
突起はネガ・ポジ接合体と当接したときに画像をみださ
ないように図2(a)に示した画像領域幅bにより外側
に設けられる。また、突起の搬送方向位置は現像剤延展
後の現像処理中のネガ・ポジ接合体の先端より下流にあ
り、その距離は、現像処理中のネガ・ポジ接合体の後端
とセンサS7の検知位置との距離より短く配置されてい
れば良い。
【0068】なお、詳細は後述するがセンサS7及びセ
ンサS9の検知信号に基づいて制御手段がプリント動作
の禁止制御を実行する。
【0069】(5)概略ブロック図 次に、図6に示す概略ブロック図を参照して制御部40
0を中心とした構成を説明する。
【0070】制御部400にはメッセージの表示及びキ
ー入力等を担う操作部500と装置本体に電力を供給す
るスイッチング電源600と、蛍光灯373(本実施例
の光源)と安定した蛍光灯373の出力を得るための蛍
光灯安定器372と、蛍光灯ヒータ374と、蛍光灯3
73の光量を検知するセンサS20と、ネガフィルムの
搬送,カッター,各ローラ等の動力となるメインモータ
361と、スキャナの駆動を行うスキャナモータ362
と、変倍時のミラー移動用のミラーモータ363と、変
倍時のレンズ移動用のレンズ移動用のレンズモータ36
4と、クラッチ365〜370(詳細は後述する)と、
ソレノイド371(詳細は後述する)と、各種センサS
1〜センサS24(センサS20を除く)が接続されて
いる。
【0071】(6)駆動系の役割及びレイアウト図7は
、モータ,各クラッチ,ソレノイド等の駆動系のレイア
ウトを示す。
【0072】ネガ引き出しクラッチ365は、引き出し
ローラ対312a,312bの軸上にあって、引き出し
ローラ対312a,312bの駆動を行う。
【0073】ネガ送りクラッチ366は、中間ローラ対
315a,315bとローラ対316a,316bと、
ローラ対320とを駆動する。
【0074】レジストクラッチ367は、レジストロー
ラ321の軸上にありレジストローラ321を駆動する
【0075】ポジ送りクラッチ368は、挿入ローラ対
322の軸上にあって、挿入ローラ対322を駆動する
【0076】現像ローラクラッチ369は、現像ローラ
325a,325bを駆動する。
【0077】カッタークラッチ370は、回転刃313
aを駆動する。
【0078】現像ソレノイド371は、現像ローラ32
5a,325bのモード切り換えを行う。
【0079】(7)各センサの役割及びレイアウト図8
を参照して、本実施例のインスタント写真装置に配設し
たセンサS1〜センサS24の役割及びレイアウトを説
明する。
【0080】センサS1は、ネガフィルム搬送路上のカ
ッター手前に配設されたネガフィルム先端検知センサで
ある。ネガフィルム200の先端検知を行って、スキャ
ナの開始タイミングに使用する。具体的には赤外線反射
型センサからなる。
【0081】センサS2は、ネガフィルム搬送路上のネ
ガフィルム中間検知を行うネガフィルム200のジャム
検知用のセンサである。センサS1による先端検知から
センサS2までの時間でジャムの判定を行うのに使用す
る。具体的には、赤外線反射型センサからなる。
【0082】センサS3は、ネガフィルム搬送路上のネ
ガフィルム中間検知を行うネガフィルム200のジャム
検知用のセンサである。センサS2からセンサS3まで
の時間でジャムの判定を行うのに使用する。具体的には
、赤外線反射型センサからなる。
【0083】センサS4は、ネガフィルム現像ローラ前
の検知を行う。ネガフィルム200が該センサS4を検
知後、所定のタイミングで現像ローラ325a,325
bを回転させる。また、ネガフィルム200の後端を検
知して現像ローラ325a,325bの圧接解除(すな
わち、現像ローラ325aの離間)のタイミングを計る
。また、レジストローラ321を回転させてからネガフ
ィルム200を検知するまでの時間でジャムの判定を行
う。具体的には、赤外線反射型センサからなる。
【0084】センサS5は、ポジシートアッセンブリー
100の挿入検知を行う。該センサS5でポジシートア
ッセンブリー100の先端が検知された時、ポジシート
アッセンブリー100のマーク部M1,M2,M3がポ
ジシート種類識別コード検知センサ(センサS10)の
読み取り位置に来るように配置されている。具体的には
、赤外線反射型センサからなる。
【0085】センサS6は、ポジシートアッセンブリー
100の現像ローラ前検知を行う。ポジシートアッセン
ブリー100が挿入され現像ローラ325a,325b
に搬送される時、先端を現像ローラ325a,325b
に突き当てて止めるための位置出し用センサである。具
体的には、赤外線反射型センサからなる。
【0086】センサS7は、排紙トレイ326上にネガ
・ポジ接合体が有るか否かを検知する。具体的には、赤
外線反射型センサからなる。
【0087】センサS8は、ネガフィルム200の裏側
をセンスしてネガフィルム200の有無を検知する。ま
た、同時にネガフィルム200の先端部及び後端部(遮
光紙208及び209)を識別する。このため、赤外線
反射型センサで構成し、反射光を受けるフォトトランジ
スタの出力をA/Dコンバータで読み込んで出力の違い
で検知するようにしている。
【0088】センサS9は、フタ327の有無を検知す
る。具体的には、フォトインタラプタからなる。
【0089】センサS10は、ポジシートアッセンブリ
ー100に設けたマーク部M1,M2,M3(ポジシー
ト種類識別コード)の読み取りを行う。具体的には、赤
外線反射型センサをマーク部M1,M2,M3の数に合
わせ3個(センサS10−1,10−2,10−3)使
用している。
【0090】センサS11は、ネガフィルムカートリッ
ジ201の側面にあるマーク部M4,M5,M6(ネガ
フィルム種類識別コード)の読み取りを行う。具体的に
は、赤外線反射型センサをネガフィルム種類識別マーク
の数に合わせ3個(センサS11−1,11−2,11
−3)使用している。
【0091】センサS12は、ジャム取り出し用の右ド
アの開閉状態の検知を行う。フォトインタラプタからな
る。
【0092】センサS13は、現像ローラ325a,3
25bの清掃や,ネガフィルムカートリッジ201のセ
ットに用いる左ドアの開閉状態を検知する。フォトイン
タラプタからなる。
【0093】センサS14−1,14−2は、現像ロー
ラ325a,325bがセットされているか否かの検知
を行う。具体的には、マイクロスイッチからなる。
【0094】センサS15は、フォトインタラプタから
なり、スキャナのホームポジションを検知する。
【0095】センサS16は、フォトインタラプタから
なり、変倍用レンズ移動のホームポジションを検知する
【0096】センサS17は、フォトインタラプタから
なり、変倍用ミラー移動のホームポジションを検知する
【0097】センサS18は、フォトインタラプタから
なり、カッターのホームポジションを検知する。
【0098】センサS19は、現像ローラ325a,3
25bがホームポジションで有るか否かの検知を行う。 現像ローラ325a,325bには、次の4つのモード
■  ローラ加圧,エッジコントローラON■  ロー
ラ加圧,エッジコントローラOFF■  ローラ加圧,
エッジコントローラON■  ローラ解放がある。
【0099】このうち■をホームポジションとして、電
源ON時及び待機状態としている。
【0100】センサS20は、フォトダイオードとオペ
アンプからなり、蛍光灯373の明るさをフォトダイオ
ードで検知し、電流・電圧変換回路及び増幅回路で電圧
信号に換えて、A/Dコンバータに入力し、CPUに取
り入れ、この値で蛍光灯373の光量制御を行うのに使
用される。
【0101】センサS21は、サーミスタからなり蛍光
灯373の温度を検知する。蛍光灯373は光量とスペ
クトル分布において温度特性を持つため使用温度範囲が
限られる。従って、ヒータ374を用いて温める必要が
あり、このセンサS21によって温度を検知してヒータ
347のON/OFF制御に使用する。
【0102】センサS22は、サーミスタからなり気温
を検知する。
【0103】センサS23は、リードスイッチからなり
、コンタクトガラス303上に35mmプロジェクタを
載置した時に該プロジェクタを検知する。インスタント
写真装置はこの検知によってプロジェクトモードに切り
換わる。
【0104】センサS24は、サーミスタからなり現像
ローラ325a,325bの後に配設され周囲温度を検
知する。現像時間は、シートの種類の他、周囲温度によ
っても異なるためセンサS24の検知温度により後述す
る設定現像時間を補正する。 (8)操作部 図9は、操作部500の構成を示し、大別して装置の使
用条件等を設定する入力部と、入力された設定状態等の
表示を行う表示部とからなり、具体的にはコピー開始を
入力するプリントキー501と、画像濃度を調整する濃
度キー502a及び502bと、縮小ズーム設定キー5
03aと、拡大ズーム設定キー503bと、等倍設定キ
ー503cと、原稿のサイズを指定する原稿指定変倍キ
ー504a及び504bと、ポジシート101の排出を
指令するポジシート排出スイッチ505と、ジャム発生
等のトラブル表示、縮小・拡大ズーム値等の設定値表示
、及び『コピーできます』等のメッセージ表示を行う表
示パネル506と、ネガ・ポジ接合体の現像時間経過を
表示する現像時間経過表示LED507と、ズーム/現
像時間表示部508とから構成される。なお、ズーム/
現像時間表示部508は、3ケタの表示(7セグメント
による数字表示)によりズーム倍率又は残り現像時間(
設定現像時間−現像測定時間)を表示し、切換えは制御
部400により行われる。
【0105】(9)制御回路の構成 図10は、本実施例の制御回路の構成を示す。
【0106】CPU1001は、1チップ内にRAM、
8ビットタイマ、16ビットイベントカウンタ、A/D
コンバータ、シリアルインタフェースを内蔵したタイプ
のもので、例えば、NEC社製のμPD7810H或い
はこれに相当するものである。  RAM1002は、
内部にリチウム電池を内蔵したタイプで容量2Kバイト
,装置の個別データやトータル枚数等のデータを記憶す
る。
【0107】8254(1003)は、蛍光灯やDCサ
ーボモータ(メインモータ)を駆動するパルスを出力す
る。
【0108】I/Oエキスパンダ1004は、各モータ
、クラッチ、ソレノイド等の駆動や、操作部のコントロ
ールを行う。
【0109】尚、その他の構成は図示のみで説明を省略
する。
【0110】(10)制御部の制御動作以上の構成に基
づいて、本実施例のインスタント写真装置の制御部40
0の制御動作を説明する。
【0111】制御部400の制御動作は、主に、機械の
シーケンスコントロール、及び、操作者に対する応答を
行うメインフローと、4つの割り込み処理ルーチンから
成る。
【0112】メインフローは、電源がONされると、C
PUの初期設定、メモリの初期設定、周辺ICの初期設
定等のイニシャライズ処理を実行し、次いで、スキャナ
、レンズ、現像ローラ、カッター等の機械イニシャライ
ズ処理を行い、待機処理において操作者の操作を待つ。 その後は、操作者の操作に応じて、複写動作処理、或い
は、サービスマンモード処理を実行する。
【0113】割り込み処理ルーチンは、2.5msec
インターバル、モータエンコーダ、蛍光灯点灯、スキャ
ナモータの4つのルーチンから成り、2.5msecイ
ンターバルでは、各種のI/Oのチェック及び設定を行
い、同時に時間に関する動作を行う。他の3つは、それ
ぞれモータや蛍光灯がONしているときだけ働き、サー
ボ等の制御を行う。
【0114】以下、前述したメインフローの処理を説明
する。
【0115】機械イニシャライズ処理について説明する
。現像ローラがないと+24Vがダウンするため動力が
働かない。このため、センサS14を用いて現像ローラ
の有無を検知し、蛍光灯ヒータ374をONして、スキ
ャナ、レンズ、ミラー等の状態の変化するメカの初期化
を行う。このとき、ネガフィルム200が搬送路上にあ
る場合には、カッターイニシャライズは行わない。また
、ポジシートアッセンブリー100が搬送路上にある場
合は、これを自動排出する。その後、現像ローラをイニ
シャライズして、蛍光灯373が温まったら処理を終了
する。
【0116】図11に、待機処理のフローチャートを示
す。待機処理は、基本的には機械の状態(ジャム、ドア
の開閉、ネガフィルムカートリッジ装填の有無等)をチ
ェックして、条件によってプリントキーを受け付けて、
次の複写動作処理に仕事を受け渡す。先ず、ネガフィル
ム200の搬送路上のセンサにネガフィルム200が検
知されているかをチェック(415)し、ネガフィルム
200を検知した場合、ジャムと判定してジャム表示の
ON及びエラーフラグの設定を行う(416)。同様に
、ドアの開閉状態をチェックして、ドアがOPENなら
ばドアOPEN表示のON及びエラーフラグの設定を行
い(417,418)、現像ローラの有無をチェックし
て、現像ローラが無い場合には現像ローラ無し表示及び
エラーフラグの設定を行う(419,420)。フロー
チャートには記載されていないが、暗箱トレイ326の
フタ327の有無のチェック,フタ無し表示のON及び
エラーフラグの設定も合わせて行う。その後、ステップ
421から424で、操作部500の変倍キー及び温度
キーによる入力を受け付けて、該当する動作を行う。 このとき、決められた幾つかのキーを押下することによ
りサービスマンモード処理に移行する(詳細は省略)。 次にネガフィルムカートリッジ201の側面に設けられ
たネガフィルム200の種類を示す3ビットの白黒コー
ド(ネガフィルム種類識別マーク)を読み込んで、ネガ
フィルムカートリッジ201の有無及びネガフィルム2
00の種類を検知し、ネガフィルムカートリッジ201
の有無及びネガフィルム200の種類を表示する(42
5)。その後、上記のステップでエラーフラグの設定が
あった場合、該当するエラーに応じたメッセージ等を表
示し、エラーフラグをゼロに初期化する(426,42
7)。
【0117】続いて、ネガフィルムカートリッジ201
が有りの場合(428)、ネガフィルム200の有無及
びフィルム部か否かを判定する(429)。前述したよ
うにネガフィルム200はロール状に巻かれてネガフィ
ルムカートリッジ201内に収納されており、その先端
部と後端部には遮光紙208,209が取り付けられて
いる。ここでネガフィルム200の有無のチェックを行
うセンサS8は、ネガフィルム200の有無の他に、フ
ィルム部分と遮光紙部分の区別を合わせて行う。
【0118】具体的には、センサS8は赤外線LEDと
、反射光をチェックするフォトトランジスタとから成り
、該反射光はCPUのA/Dコンバータに入力され、8
ビット(0〜255)のデータとして認識される。ネガ
フィルム200がない場合は、反射光がないのでデータ
はほとんどゼロに近い値となり、フィルム部の裏面(黒
色)を検知した場合は、少量の光が反射され、例えば、
100〜120程度の値となる。一方、遮光紙の場合は
、フィルム部の裏面より、反射率を高くしているため、
200以上の値となりCPUはネガフィルム200の有
無及びフィルム部か否かを判定できる。
【0119】上記の判定が遮光紙の場合、換言すれば、
フィルム部でない場合、遮光紙の排出動作を行う(43
0,431)。遮光紙の排出を行うと、該遮光紙が先端
部である場合には、次にフィルム部が検知されるのでそ
こで搬送を停止し、カッタ−で切断後装置外へ排出する
。また、遮光紙が後端部の場合には、フィルム無しが検
知されるのでそのまま排出を行う。一方、遮光紙でない
場合は、ステップ432へ進む。ネガフィルム200無
しの場合は、ネガフィルム200無し表示(433)を
行い、ステップ434aでポジシート挿入チェック及び
その対応動作を実行する。次に、ポジシートアッセンブ
リー100の挿入を検知するセンサS5がONか否かチ
ェックし(434b)、ONであればズーム/現像時間
表示部508を、ズーム倍率から残り現像時間を表示さ
せるように切換える(434c)。ネガフィルム200
有りの場合は、ネガフィルム無し表示をOFFし、ポジ
シートスタンバイフラグ(ポジシートの準備が整ってい
ることを示すフラグ)をチェックする(435,436
)。スタンバイであれば、ポジシート排出スイッチがO
Nか否かチェック(437a)し、ONならばポジシー
ト排出動作を実行(437b)し、ONでなければ、現
像時間を設定する時間決定処理を行い(438)、プリ
ントキーがONされるまでステップ415以下の処理を
繰り返す(439)。プリントキーがONされた場合は
、暗箱装置(トレイ326及びフタ327)の状態をチ
ェックする(439a)。具体的には、センサS7の検
知信号を入力し、暗箱装置内のネガ・ポジ接合体の有無
を判定し、センサS9の検知信号を入力して、フタ32
7の開閉或いは有無を判定する。ここで、暗箱装置の状
態がOKでない場合(センサS7がOFFで、センサS
9がON以外の場合)には、LED507を点灯させて
、トレイ326の異常を通知(439b)し、ステップ
439へもどる。暗箱装置の状態がOKの場合(センサ
S7がOFFで、センサS9がONの場合)には、LE
D507を消灯状態にして処理を終了する(439c)
【0120】尚、ポジシート排出スイッチのONは、操
作部の500ポジシート排出スイッチ505を押下する
ことにより入力され、これによってポジシートアッセン
ブリー100を挿入して全ての複写準備が整った後でも
、操作者は自由にポジシートアッセンブリー100の自
動排出を行うことができる。
【0121】図12に、時間決定処理ルーチン(図11
のステップ438)のフローチャートを示す。このルー
チンでは、周囲温度により補正を加えた各シート毎の現
像時間を設定する。白黒であれば(4381)、それに
対応した所定温度時の白黒データをレジスタHLに設定
し(4385)、これに現在の(センサS24により計
測される)周囲温度により補正(A)を加えた値をタイ
マT1(後述する現像時間表示タイマ)に設定する(4
386〜4388)。又、カラー印画紙であれば(43
82)、それに対応した所定温度時の印画紙データをレ
ジスタHLに設定し(4384)、温度補正を加えた値
をタイマT1に設定する(4386〜4388)。カラ
ーOHPの場合も同様である(4383〜4388)。
【0122】図13は、複写動作処理のフローチャート
を示す。プリントキーが押下されると、先ず、35mm
プロジェクトモードか否かの判定を行い(451)、3
5mmプロジェクトモードでなければ蛍光灯を点灯させ
(452)、35mmプロジェクトモードならば、ステ
ップ453に進む。メインモータ,ネガ引き出しクラッ
チ,ネガ送りクラッチをONにして(453)、ネガフ
ィルム200の搬送を開始し、ネガフィルム先端検知(
センサS1)に先端が検知されると、設定された倍率及
びモードに応じたタイミングでスキャナをスタートさせ
る(454,455)。
【0123】ネガフィルム先端検知に先端が検知されな
い場合は、不送りJAMチェックを行い、所定の時間内
に先端が検知されない場合は不送りJAMと判定し(4
59)、ジャム処理ルーチン(詳細は省略する)へ進む
。ネガフィルム中間検知(1),(2)(センサS2,
S3)で、同様にJAMチェックを行う(456,45
7,460,461)。ネガフィルム中間検知(2)ま
でネガフィルム200が送られた後、ネガフィルム一枚
分の長さを繰り出した時点で搬送を停止し、スキャナを
リターン(リバースで回転)させ、カッターを回転させ
てネガフィルム200の搬送を再開する(458〜46
4)。搬送再開後、ネガフィルム200がレジストロー
ラに突き当って先端がある程度屈曲した時点でレジスト
ローラを回転させる。換言すれば、所定のタイミングで
レジストローラの回転を開始することにより、スキュー
補正を行う(465)。レジストローラ通過したネガフ
ィルム200はネガ現像前検知(センサS4)で検知さ
れ、その一定時間後に現像ローラを回転させ、現像を行
う(466,468)。このときレジストクラッチをO
Nしてからの時間でJAMチェックを行い、一定の時間
を経過してもネガ現像前検知で検知されない場合はレジ
ストJAMと判定する(467)。また、ネガ現像前検
知(センサS4)をネガフィルム200の後端が通過し
たのを検知して、所定時間経過後現像ローラを停止し、
現像ローラを離間させた状態に設定する(469,47
0)。この時点から現像時間表示タイマをスタートさせ
る(471)。また、フローチャートには記載していな
いが、上記複写動作の途中でネガ有無検知(センサS8
)のデータが遮光紙の値を示したときには、CPUはそ
れまで繰り出したネガフィルム200の長さが画像形成
可能な長さ(図3のlに相当)分あるか否か判定し、短
かければ複写動作を中断し、ネガフィルム200及びポ
ジシートアッセンブリー100をそれぞれ排出する。一
方、長ければ、カッター動作を省いてネガフィルム20
0の後端部を全部ネガフィルムカートリッジ201から
引き出しながら複写動作をフローチャート通り実行する
。その後、メインモータをOFFする(472)。
【0124】(11)現像時間表示タイマの制御動作図
14に、現像時間表示タイマのフローチャートを示す。 これは、1秒毎にコールされタイマT1(図12のステ
ップ4388)を減算して時間経過に応じた残り現像時
間をズーム/現像時間表示部508に表示する。
【0125】次ず、タイマT1が0か否かをチェックし
(4711)、0でないと、すなわち現像が終了してい
ないとタイマT1を1秒減算し(4712)、その値(
残り現像時間)をズーム/現像時間表示部508に表示
する(4713)。なお、このときステップ434c(
図11)により508の表示は現像時間表示に切り換っ
ている。タイマT1が0になると、すなわち現像時間が
終了するとブザー警告を行わせ(4714)、508に
現在表示している現像時間をズーム表示に切り換える(
4715)。これにより操作者はリアルタイムで残り現
像時間を知ることができる。なお、詳細は省略するが、
タイマT1の時間経過に応じて現像時間経過表示LED
507(図9)を点灯する。ここで、LED507aは
現像時間経過の測定が開始直後で点灯し、LED507
fは現像終了を表し、LED507b,507c,50
7d,507eは途中経過を通知する。
【0126】なお、本実施例では、タイマT1を1秒毎
にコールするようにしたが、これに替えて外部で1〜2
sec程度まで分周したクロックを用いてもよい。
【0127】また、ズーム表示から現像時間表示への切
り換え(図11のステップ434c)をポジシートアッ
センブリー100の挿入を検知したとき(センサS5の
ON時:ステップ434b)に行ったが、これに替えて
現像処理の開始に連動して(ステップ470とステップ
471の間にステップ434cを挿入),あるいはプリ
ントキーをONすることにより(ステップ439とステ
ップ439aの間にステップ434cを挿入)行っても
よい。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように本願の第1態様の発
明によれば、以下に示す効果がある。 (1) 複数の現像時間の異なる受像部材(100)お
よび感光部材(200)を使用する場合でもユーザが容
易にその現像時間を知ることができ操作性が向上する。
【0129】(2) 温度変化により現像時間をリアル
タイムで補正する場合でもユーザが容易にその現像時間
を知ることができ操作性が向上する。
【0130】(3) コピー時の現像時間をコピー開始
前にユーザは知ることができ操作性が向上する。特に、
コピーサービス等で使用する場合には客に対して待ち時
間を事前に知らせることができる。
【0131】(4) 特別に現像時間の表示を設ける必
要がなく、又表示部の切り換えキーも不要であるためコ
ストダウンが図れる。
【0132】(5) 必要時に表示部が自動で切り換わ
るため操作性も向上する。
【0133】また、第2態様の発明によれば、現像処理
が開始される時に、上記(1),(2)および(5)の
効果が得られる。
【0134】(5) 必要時に表示部が自動で切り換わ
るため操作性も向上する。
【0135】また、第3態様の発明によれば、コピース
タート時に、上記(1),(2)および(5)の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例のインスタント写真装置
の構成概要を示す横断面図である。
【図2】  本発明の一実施例に使用するポジシートア
ッセンブリー100の構成を示す説明図であり、(a)
はその斜視図,(b)はその横断面図,(c)はその平
面図である。
【図3】  本発明の一実施例に使用するネガフィルム
200の構成を示す説明図であり、(a)はその外観図
,(b)はその横断面図,(c)はその斜視図である。
【図4】  本発明の一実施例に使用するネガフィルム
カートリッジ201の構成を示す説明図であり、(a)
はその外観図,(b)はその横断面図である。
【図5】  図1に示す装置の現像部の動作を示す横断
面図である。
【図6】  図1に示す装置の概略ブロック図である。
【図7】  図1に示す装置の、モータ,各クラッチ,
ソレノイド等の駆動系のレイアウトを示す説明図である
【図8】  図1に示す装置に配設したセンサのレイア
ウトを示す説明図である。
【図9】  図1に示す装置の操作部の構成概要を示す
平面図である。
【図10】  図1に示す装置の制御回路の構成概要を
示すブロック図である。
【図11】  図6に示す制御部400の待機処理40
3の内容を示すフローチャートである。
【図12】  図11に示す時間決定処理438の内容
を示すフローチャートである。
【図13】  図6に示す制御部400の複写動作処理
404の内容を示すフローチャートである。
【図14】  現像時間を表示するタイマに関するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
100:ポジシートアッセンブリー(受像部材)101
:ポジシート                200
:ネガフィルム(感光部材) 301:光学系ユニット 400:制御部(時間設定手段,時間測定手段,制御手
段) 500:操作部 508:ズーム/現像時間表示部(表示手段)S5:セ
ンサ(挿入検知手段)          S24:セ
ンサ(温度検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光・現像処理後に受像部材と感光部材を
    分離するピールアパート方式のインスタント写真装置に
    おいて、温度を検知する温度検出手段;受像部材と感光
    部材の種類および検知された温度により現像時間を設定
    する時間設定手段;現像時間を測定する時間測定手段;
    受像部材の挿入を検知する検知手段;設定された倍率を
    表示する表示手段;および、受像部材が挿入されると、
    前記時間設定手段により設定された現像時間および前記
    時間測定手段により測定された時間に対応して残りの現
    像時間を、前記表示手段に表示させる制御手段;を備え
    ることを特徴とするインスタント写真装置。
  2. 【請求項2】露光・現像処理後に受像部材と感光部材を
    分離するピールアパート方式のインスタント写真装置に
    おいて、温度を検知する温度検出手段;受像部材と感光
    部材の種類および検知された温度により現像時間を設定
    する時間設定手段;現像時間を測定する時間測定手段;
    現像時間を表示する表示手段;および、現像処理が開始
    されると、前記時間設定手段により設定された現像時間
    および前記時間測定手段により測定された時間に対応し
    て残りの現像時間を、前記表示手段に表示させる制御手
    段;を備えることを特徴とするインスタント写真装置。
  3. 【請求項3】露光・現像処理後に受像部材と感光部材を
    分離するピールアパート方式のインスタント写真装置に
    おいて、温度を検知する温度検出手段;受像部材と感光
    部材の種類および検知された温度により現像時間を設定
    する時間設定手段;現像時間を測定する時間測定手段;
    現像時間を表示する表示手段;および、コピー開始指示
    があると、前記時間設定手段により設定された現像時間
    および前記時間測定手段により測定された時間に対応し
    て残りの現像時間を、前記表示手段に表示させる制御手
    段;を備えることを特徴とするインスタント写真装置。
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