JPH03247196A - 映像再生機器におけるカラーバースト信号付加回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明映像再生機器におけるカラーバースト信号付加回
路を以下の項目に従って詳細に説明する。

Ａ、産業上の利用分野 Ｂ１発明の概要 Ｃ０背景技術 り１発明が解決しようとする課題 Ｅ８課題を解決するための手段 Ｆ、実施例［第１図乃至第５図］ ａ、概要［第１図］ ｂ、要部の構成［第２図乃至第４図コ Ｃ０動作［第５図］ ６０作用 Ｇ１発明の効果 （Ａ、産業上の利用分野） 本発明は新規な映像再生機器におけるカラーバースト信
号付加回路に関する。詳しくは、ダビング（転送記録）
時等における色相の安定化を図ることかできる新規な映
像再生機器におけるカラーバースト信号付加回路を提供
しようとするものである。

（Ｂ、発明の概要） 本発明映像再生機器におけるカラーバースト信号付加回
路は、色副搬送波周波数の基準発振信号にもとづいて付
替え用のカラーバースト信号を作り出すバースト信号発
生部と、再生信号の所定位置にバースト信号発生部によ
って得られるカラーバースト信号を付加する信号付加部
とを備えた映像再生機器におけるカラーバースト信号付
加回路であって、再生された映像信号における垂直ブラ
ンキング期間及び／又はその近傍に、バースト信号発生
部によるカラーバースト信号を付加するようにしたもの
であり、ビデオテープレコーダ等の映像再生機器に接続
される外部映像機器側のＡＰＣ（自動位相制御）応答が
垂直ブランキング期間内又はその近傍で収束するように
してバーストＩＤミスによる画面上部の色相変化が生じ
ないようにしたものである。

（Ｃ背景技術） ＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）においては再生時のジ
ッタによる色信号の劣化が避けられない。

これは色信号の基準となるカラーバースト信号に関して
記録再生時に波形劣化が生じるためであり、これが色相
変化等を招く原因となっていた。

そこで、Ｐ　Ａ　Ｌ　（Ｐｈａｓｅ　Ａｌｔｅｒｎａｔ
ｉｏｎ　ｂｙＬｉｎｅ）方式の場合、記録時にパイロッ
トバーストと称される擬似バースト信号と共に映像信号
を記録し、再生時に、これを抜き取って元に戻すといっ
たことがベータ方式のＶＴＲでは行なわれている。

（Ｄ、発明が解決しようとする課題） ところで、ＶＨ５方式のＶＴＲや８ミリＶＴＲにあって
は信号フォーマット上パイロットバースト方式を用いて
いないために、色信号系のＡＰＣ応答性が不安定である
という問題がある。

これは、ＶＴＲに接続される外部の映像機器側でのＡＰ
Ｃ応答が垂直ブランキング期間内で収束しきれずＩＤ（
識別）ミスが起こるためであり、この影響が画面上部に
対応した信号に迄及んでしまい色相の変化（反転）とい
った現象として現われることになる。

（Ｅ、課題を解決するための手段） そこで、本発明映像再生機器におけるカラーバースト信
号付加回路は、上記した課題を解決するために、映像信
号の信号フォーマット上カラーバースト信号の付加が規
定されていない垂直ブランキング期間内及び／又はその
近傍において付替え用のカラーバースト信号（色副搬送
波周波数の基準発振信号をもとにして作られる）を故意
に付加する信号付加部を備えたものである。

従って、本発明によれば、垂直ブランキング期間内及び
／又はその近傍において作為的に付加されたカラーバー
スト信号によって、外部映像機器側のＡＰＣ応答が直ち
に収束し、垂直ブランキング期間内又はその近辺で色信
号に関するカラーロックが完了するのでＡＰＣ応答の安
定化（延いては色相の安定化）を図ることができる。

（Ｆ、実施例）［第１図乃至第５図コ 以下に、本発明映像再生機器におけるカラーバースト信
号付加回路の詳細を図示した実施例に従って説明する。

尚、図示した実施例は本発明をＰＡＬ方式のＶＴＲに適
用したものであり、変速再生時に用いられる既存のバー
スト付替回路を利用して構成した例１を示している。

（ａ、概要）［第１図］ 第１図は再生時に招けるＣ（クロマ）信号処理ブロック
の概要を示している。

図中２．２′は磁気ヘットであり、磁気テープ３の記録
信号を読み出し、図示しないロータリートランスを介し
て各々のプリアンプ３．３′に送られる。

４．４′はスイッチャ−回路であり、各々プリアンプ３
．３′の後段に設けられている。これらスイッチャ−回
路４．４′は、ＰＧ（パルスジェネレータ）によフて発
生される信号に基づいた切換信号（実際にはこの信号は
スイッチャ−回路４．４′毎に対応した信号であるが、
以下ではこれらをｒＲＦ・スイッチパルス」と総称し、
ｒＲＦ−３ＷＰＪと記す、）によフてスイッチング制御
がなされる。これによって磁気ヘッド２．２′の切換制
御が、再生信号のオーバーラツプ分を含む形で行なわれ
る。

５は混合器であり、スイッチャ−回路４．４′からの信
号を継ぎ合わせるものであり、その出力は後段のローパ
スフィルタ６に送出される。

ローパスフィルタ６によって取り出された低域変換色信
号はその後、周波数変換回路７によってｆ　ｓｃ　（副
搬送波周波数）のＣ信号に復調された後、バンドバスタ
フィルタ８、くし型フィルタ９、デイエンファシス回路
１０％ＡＰＣ及びＡＣＫ　（自動カラーキラー）回路１
１を経て変速再生処理回路１２に送られる。

この変速再生処理回路１２は画像編集時等において再生
速度を自由に可変することができる機能に対応した変速
再生処理に係わる部分であり、ＰＡＬ方式に固有の位相
反転処理等を行なうものである。

１３は変速再生処理回路１２の後段に設けられたバース
ト付替回路であり、再生Ｃ信号におけるカラーバースト
信号に代わって、ｆＳＣのローカルオシレータによる基
準信号に基づいて作られたカラーバースト信号への付は
替えを行なうための回路である。このバースト付替回路
１３は変速再生時に用いられる他、標準テープ速度での
再生時において垂直ブランキング期間（これをｒＶ、Ｂ
ＬＫＪと記す。）の近傍又はその期間内にカラーバース
ト信号を信号フォーマット上の所定位置に付加するため
に用いられる。つまり、後者の場合には映像信号フォー
マット上バースト信号の付加が規定されていない期間に
バースト付替回路１３を用いてカラーバースト信号が付
加されることになる。

１４はバースト打込用パルス発生部であり、ＲＦスイッ
チパルスの立ち下（又は上）がりに同期した信号（以下
では、これを「バースト打込用パルス」と呼び、ｒＢＡ
ＰＪと記す。）を作り出してＯＲ回路１５を介してバー
スト付替回路１３にカラーバースト信号の付加に関する
期間の指令信号を送出するようになっている。

また、ＯＲ回路１５には変速再生モード（変速再生時全
般を意味する。）であることを示す信号（これをｒＪＯ
ＧＪと記す。）が人力され、変速再生モード時には再生
Ｃ信号の全期間に亘る所定位置でのカラーバースト信号
の付は替えが行なわれるようになっている。

（ｂ、要部の構成）［第２図乃至第４図］第２図はバー
スト付替回路１３の働きを概念的に示すブロック図であ
る。

図中１６はスイッチ素子であり、入力端端子１６ａ、１
６ｂの一方１６ａには再生Ｃ信号（これをｒＰＢ−Ｃ＋
ｓＪと記す。）が入力され、他方の１６ｂにはバースト
信号発生部１７によって作られるジッタ成分を含まない
カラーバースト信号が入力される。

即ち、バースト信号発生部１７は、ローカルオシレータ
による内部基準のｆｓｃ信号を用いて付は替え用のバー
スト信号を作り出すものである。その際、ＰＡＬ方式で
は２つの色差信号Ｂ−Ｙ、Ｒ−Ｙのうちの一方の信号Ｒ
−Ｙが走査線ごとに位相反転して伝送されるため、色差
信号Ｒ−Ｙの位相切換えに対応してカラーバースト信号
の位相が第３図のベクトルａ、ａ’で示すようにＢ−Ｙ
軸に関して±１３５°　（あるいは±４５°）の角度を
なすようにバースト信号が作られる。

つまり、９０°の位相差をもったバースト信号がＩＨ（
１水平走査周期）毎に繰り返されることになる。

１８は２人力のＡＮＤ回路であり、その一方の入力端子
はＯＲ回路１５を介した信号ＢＡＰ又はＪＯＧが人力さ
れ、他方の入力端子には映像信号においてカラーバース
ト信号の占める位置に対応したバーストフラグパルス（
これをｒＢＦＰＪと記す。）が入力される。このバース
トフラグパルスは、第４図に示すように、そのＨ（ハイ
）レベル区間が複合映像信号（これをｒｃ、ｖ夏ＤＥＯ
Ｊと記す、、）におけるカラーバースト信号すの位置に
対応しており、同期信号分離時に同期信号との時間的な
関係から得られるものである。

そして、ＡＮＤ回路１８の出力はスイッチ素子１６の切
換用信号として用いられ、スイッチ素子１６の出力側端
子１６ｃから再生Ｃ信号（これをｒＰＢ−Ｃｏｕ丁Ｊと
記す。）が得られるようになっている。

即ち、信号ＢＡＰ又はＪＯＧのレベルがＨレベルで、し
かも信号ＢＦＰのレベルがＨレベルになったときにのみ
、ＡＮＤ回路１８のＨ信号出力によりスイッチ素子１６
の接点が第２図に破線で示すように１６ｂ側に切換えら
れるので、このときにバースト信号発生部１７からのカ
ラーバースト信号による信号の付は替えやカラーバース
ト信号の付加が行なわれる。

（ｃ、ａ作）［Ｎ５図コ しかして、上記したカラーバースト信号付加回路１の標
準テープ速度での再生時における動作は以下のようにし
てなされる。

尚、第５図に概略的に示す波形図中のｒＲＦ・５ＷＰＪ
、ｒＢＡＰＪ、ｒＣ，ＶＩＤＥＯＪ（７）意味について
は前述した通りである。そして、ｒＶ、５ＹＮＣＪは垂
直同期パルス期間を意味し、また、ｂ’　　ｂ′　・・
・はバースト付替回路！３によりて付加されたカラーバ
ースト信号を示している。

図かられかるように、ＲＦスイッチパルスの立ち下がり
から所定の時間、例えば１ｍ５（１５Ｈ程度）の幅をも
ったバースト打込用パルスＢＡＰが作られる。

これによってバースト付替回路１３は、信号ＢＡＰのレ
ベルがＨレベルの間、バーストフラグパルスＢＦＰをタ
イミング信号として、再生Ｃ信号における垂直ブランキ
ング期間Ｖ、ＢＬＫ及びその近傍の所定位置にバースト
信号発生部１７によフて作られたカラーバースト信号が
付加される。

再生Ｃ信号ＰＢ　　ＣＯＵ丁はその後、図示しない輝度
信号処理部によって復調等の処理を施されたＹ（輝度）
信号と混合されて複合映像信号Ｃ１ＶＩＤＥＯとして外
部のテレビモニタや転送先となるＶＴＲ等に送られるか
、あるいは、Ｙ／Ｃ分離出力端子を介して外部映像機器
にそのまま送出されることになる。

（ｄ、作用） 上記映像再生機器におけるカラーバースト信号付加回路
１にあっては標準テープ速度での再生時に、バースト付
替回路１３を用いて垂直ブランキング期間及び／又はそ
の近傍においてカラーバースト信号を付加しているので
、このようなカラーバースト信号付加回路１を備えたＶ
ＴＲに接続される外部映像機器内のカラーロツタ回路の
ＡＰＣ応答が垂直ブランキング期間内又はその近辺で完
全に収束することになる。

よって、画面に現われないところでＡＰＣのロックが速
やかにかかるため、従来のようにバーストＩＤミスによ
り画面上部に色相変化が起こり、画像が見苦しくなると
いった不都合が解消される。

しかも、ＰＡＬ方式の場合、これを、変速再生時に用い
られる既存のバースト付替回路１３を利用して行なうこ
とができるので、コストの上昇を招くことなく簡単に回
路を構成することができる。

（Ｇ、発明の効果） 以上に記載したところから明らかなように、本発明映像
再生機器におけるカラーバースト信号付加回路は、色副
搬送波周波数の基準発振信号にもとづいて付替え用のカ
ラーバースト信号を作り出すバースト信号発生部と、再
生信号の所定位置にバースト信号発生部によって得られ
るカラーバースト信号を付加する信号付加部とを備えた
映像再生機器におけるカラーバースト信号付加回路であ
って、再生された映像信号における垂直ブランキング期
間及び／又はその近傍に、バースト信号発生部によるカ
ラーバースト信号を付加するようにしたことを特徴とす
る。

従って、本発明映像再生機器におけるカラーバースト信
号付加回路によれば、垂直ブランキング期間内及び／又
はその近傍において作為的に付加されたカラーバースト
信号によって、外部映像機器側のＡＰＣ応答が直ちに収
束し、垂直ブランキング期間内又はその近辺で色信号に
関するカラーロックが完了するのでＡＰＣ応答の安定化
（延いては色相の安定化）を図ることができる。

尚、本発明は前述したＶＴＲに限らず、レーザーディス
ク装置等各種の映像再生機器に適用することかできる。

【図面の簡単な説明】

′ｔ％１図乃至第５図は本発明映像再生機器におけるカ
ラーバースト信号付加回路の実施の一例を示しており、
第１図は概要を示す回路ブロック図、第２図は要部の構
成を概念的に説明するための図、第３図はカラーバース
ト信号の位相に関する説明図、第４図はバーストフラグ
パルスに関する概略波形図、第５図は回路動作を説明す
るための概略的な波形図である。 符号の説明 １・・・映像再生機器におけるカラーバースト信号付加
回路、 １３．１４・・・信号付加部、 １７・・・バースト信号発生部 概念的な説明図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 色副搬送波周波数の基準発振信号にもとづいて付替え用
   のカラーバースト信号を作り出すバースト信号発生部と
   、再生信号の所定位置にバースト信号発生部によって得
   られるカラーバースト信号を付加する信号付加部とを備
   えた映像再生機器におけるカラーバースト信号付加回路
   であって、再生された映像信号における垂直ブランキン
   グ期間及び／又はその近傍に、バースト信号発生部によ
   るカラーバースト信号を付加するようにしたことを特徴
   とする映像再生機器におけるカラーバースト信号付加回
   路