JPH0324657A - バス診断方式 - Google Patents

バス診断方式

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Publication number
JPH0324657A
JPH0324657A JP1158245A JP15824589A JPH0324657A JP H0324657 A JPH0324657 A JP H0324657A JP 1158245 A JP1158245 A JP 1158245A JP 15824589 A JP15824589 A JP 15824589A JP H0324657 A JPH0324657 A JP H0324657A
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JP
Japan
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bus
address
diagnostic
data
register
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Application number
JP1158245A
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English (en)
Inventor
Ryohei Konuma
良平 小沼
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0324657A publication Critical patent/JPH0324657A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マイクロプロセッサを使用したデータ処理シ
ステムのバスを診断するバス診断方式に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、バス診断装置として、第2図に示すものがある(
特開昭62−217347号公報〉。
第2図において、マイクロプロセッサ1は、通常の動作
モードでは、マイクロプログラム用ROMメモリ2に格
納されているプログラムを実行し、データの出力時には
、パリティチェックジエネレータ3を介してデータにパ
リテイビットを付加してデータバス4にデータを出力さ
せると共に、マイクロプログラム用ROMメモリ2から
アドレス可変指令をシーケンサ5に与えさせてシーケン
サ5からアドレスを出力させ、パリテイチェツクジェネ
レータ6を介してアドレスにパリテイビットを付加して
アドレスバス7にアドレスを出力させる。また、マイク
ロプロセッサ1は、マイクロプログラム用ROMメモリ
2からコントロール指令をロジック回路8に与えさせて
ロジック回路8からコントロール信号(書込み指令)を
データを受信するメモリRAM9に与える. かくして、メモリRAM9は、パリテイチェックジェネ
レータ10を介して受信したアドレスが指示するエリア
に、パリテイチェツクジエネレータ11を介して受信し
たデータを書込む。
マイクロプロセ゛ツサ■は、メモリRAM9からデータ
を転送させる場合にも、ほぼ同様に動作する。ここでは
、その説明は省略する。
このような通常の動作中において、いずれかのパリティ
チェックジエネレー夕が異常を検出すると、バス診断動
作を実行する。
このときには、マイクロプロセッサ1はロジック回路5
からスイッチ回路l2に切換指令を指示するコントロー
ル信号を出力させてアドレスバス7とデータバス4とを
接続させ、その後、シーケンサ5から所定のアドレスを
アドレスバス7に出力させる.アドレスバス7に出力さ
れたアドレスは、スイッチ回路l2を介してデータバス
4に与えられる.マイクロプロセッサ1は、このような
アドレスバス7からデータバス4に伝送されたアドレス
を取り込み、このアドレスがシーケンサ5から出力させ
たアドレスと一致しているか否かに基づいてバスを診断
し、アドレスバス7又はデータバス4の異常が発生した
ビットを検出する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来装置では以下に示す問題があ
った。
(1〉異常であることを指示したパリテイチェックジエ
ネレータと検出された異常ビット情報から異常が発生し
たバスの種類及びビットを特定することができるが、ア
ドレスバス7及びデータバス4がそれぞれ1ビットずつ
切断された場合にはこのような特定を行なうことができ
ない.すなわち、異常と判断された各ビットがアドレス
バス又はデータバスのどちらの異常によるものかを判断
できない。これは、何ビット目が異常であるかを検出で
きてもスイッチ回路12を介してアドレスバス7及びデ
ータバス4がループ接続されているため、また、アドレ
スバス7及びデータバス4にかかるバリティチェツクジ
エネレータが共に異常発生を指示するため、いずれのバ
スにかかるものかを特定できないためである。
(2)アドレスバス7及びデータバス4が共通バス形式
で何枚ものパッケージ(メモリユニットや入出力ユニッ
ト〉が接続される情報処理システムにおいては、データ
バス4の正常性について完全に診断することができない
。これは、スイッチ回路l2が切換動作した場合に、マ
イクロプロセッサlからみてスイッチ回路l2より遠い
位置のデータバスはループを構或しないためである。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、故
障内容に関係なくバスのビット異常を正しく特定するこ
とができる、しかも、共通バス形式の情報処理システム
に対してもバス診断を広い範囲で行なうことができるバ
ス診断方式を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するため、本発明においては、マイク
ロプロセッサが制御動作を実行するデータ処理システム
における共通バス方式のデータバス又はアドレスバスを
診断するバス診断方式において、被診断バスに診断用レ
ジスタを接続させ、マイクロプロセッサが診断用レジス
タをアクセスして取り込んだ情報に基づいて、被診断バ
スを診断するようにした。
ここで、診断用レジスタをアクセスして行なう診断とし
ては、第lに、マイクロプロセッサが診断用レジスタに
診断用情報を書込み、その後、診断用レジスタから診断
用情報を読出し、書き込んだ診断用情報と読出した診断
用情報とを比較して行なう方法がある. また、第2に、診断用レジスタを、マイクロプロセッサ
が知得している診断用情報が書き込まれている読出し専
用のものとし、マイクロプロセッサが診断用レジスタか
ら読出した診断用情報と、予め知得している診断用情報
とを比較して行なう方法がある. 被診断バスがアドレスバスである場合には、マイクロプ
ロセッサのデータ入出力端子とアドレスバスとの接続を
制御するゲート回路を設け、マイクロプロセッサがこの
ゲート回路を介してアドレスバスに接続された診断用レ
ジスタとの情報授受を行なってアドレスバスを診断する
ことが好ましい。
[作用] 本発明においては、被診断バスに診断時にだけアクセス
される診断用レジスタを設けた。そして、マイクロプロ
セッサは、診断時にこの診断用レジスタをアクセスして
被診断バスを介した診断用情報を取り込む。この場合に
おいて、被診断バスに異常があれば、取り込まれた診断
用情報は本来の診断用情報ではなくなり、マイクロプロ
セッサは本来の診断用情報と取り込んだ診断用情報との
相違に基づいて被診断バスの異常なビットラインを認識
することができる. この場合において、診断用レジスタからの被診断バスを
介した診断用情報の取込みは、マイクロプロセッサが診
断用レジスタに診断用情報を書込み、直ちに読出すこと
で行なうことができ、また、診断用レジスタに予め診断
用情報を格納させておいてこれを読出すことで行なうこ
とができる。
一般には、マイクロプロセッサはアドレスについては出
力機能だけを有し、アドレスの入力機能は有しない。こ
れでは、アドレスバスを介した診断用アドレスの取込み
を行なうことができない。
そこで、このようなマイクロプロセッサを用いたデータ
処理システムに対しては、マイクロプロセッサのデータ
入出力端子とアドレスバスとを接続し得るゲート回路を
設けて、アドレスバスを介した診断用レジスタからの診
断用アドレスをマイクロプロセッサに入力するようにす
ることが好ましい。
なお、診断は、タイマの計時に基づく所定周期で行なっ
ても良く、また、通常のデータ転送動作においてデータ
やアドレスの異常発生を監視しているパリティチェック
回路からの検出信号に基づいて行なっても良い。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳述する
策上叉施例 ・まず、第1実施例の構成について説明する。第1図は
、この第l実施例を適用したデータ処理システムを示す
ブロック図である。
第1図において、このデータ処理システムは、CPUユ
ニット20、メモリユニット30及び入出力ユニット4
0からなり、これら各ユニット20、30、40は共通
バス50を介して相互に接続されている。共通バス50
は、アドレスバス5lと、データバス52と、書込み指
令ライン53及び読出し指令ライン54等でなるコント
ロールバスとから構成されている。
CPUユニット20は、マイクロプロセッサ21と、こ
のマイクロプロセッサ2lが実行する一部のプログラム
{バス診断用プログラム等}や処理時に必要となるデー
タ等を格納したローカルメモリ22と、マイクロプロセ
ッサ2lとデータバス52との電気的接続を制御するデ
ータ用ゲート回路23と、マイクロプロセッサ21とア
ドレスバス5lとの電気的接続を制御するアドレス用ゲ
ート回路24と、マイクロプロセッサ2lの制御の下に
書込み指令や読出し指令を書込み指令ライン53や読出
し指令ライン54に出力する論理回路構成のコントロー
ル信号発生回路25とから構戒されている。
なお、マイクロプロセッサ2■が実行するプログラムの
大半は、メモリユニット30に格納されている。
メモリユニット30は、主記憶装置31と、主記憶装置
31とデータバス52との電気的接続を制御するデータ
用ゲート回路32と、主記憶装置31とアドレスバス5
1との電気的接続を制御するアドレス用ゲート回路33
とから構成されている。
入出力ユニット40は、外部入出力装置やセンサ等と接
続されている入出力制御装置41と、入出力制御装置4
1とデータバス52との電気的接続を制御するデータ用
ゲート回142と、入出力制御装置41とアドレスバス
51との電気的接続を制御するアドレス用ゲート回路4
3とから構戒されている. 以上の構戒に加えて、バスを診断するための構成が設け
られている. まず、バス診断処理を起動するための構成について説明
する。
CPUユニット20においては、マイクロプロセッサ2
1とデータ用ゲート回路23との間に、マイクロプロセ
ッサ21から出力されたデータにパリティピットを付加
すると共に、マイクロプロセッサ21へ向かうデータの
パリティチェツクを行なうバリテイチェツク回路26が
設けられ、また、マイクロプロセッサ21とアドレス用
ゲート回路24との間にマイクロプロセッサ21から出
力されたアドレスにパリティピットを付加するパリティ
チェック回路27が設けられている。
メモリユニット30においては、主記憶装置31とデー
タ用ゲート回路32との間に、主記憶装置31から出力
されたデータにパリティピットを付加すると共に、主記
憶装置3lへ向かうデータのバリティチェックを行なう
パリティチェック回路34が設けられ、また、主記憶装
置3lとアドレス用ゲート回路33との間に主記憶装置
31へ向かうアドレスのパリティチェックを行なうパリ
ティチェツク回路35が設けられている。
入出力ユニット40においては、入出力制御装置4lと
データ用ゲート回路42との間に、入出力制御装置41
から出力されたデータにパリテイピットを付加すると共
に、入出力制御装置41へ向かうデータのパリテイチェ
ツクを行なうパリティチェック回路44が設けられ、ま
た、入出力制御装置4■とアドレス用ゲート回路43と
の間に入出力制御装置4lへ向かうアドレスのパリテイ
チェックを行なうパリテイチェツク回路45が設けられ
ている。
各データ用パリテイチェック回路26、34、44はデ
ータエラーライン55に接続されており、パリティチェ
ツクの結果、エラーという結果が得られたときにこのデ
ータエラーライン55を介してマイクロプロセッサ21
にデータバス52に異常が発生したことを伝える. アドレス用パリテイチェック回路のうちチェック機能を
有する各パリテイチェツク回路35、45は、アドレス
エラーライン56に接続されており、パリテイチェツク
の結果、エラーという結果が得られたときにこのアドレ
スエラーライン56を介してマイクロブロ゜セッサ2l
にアドレスバス51に異常が発生したことを伝える。
マイクロプロセッサ2lは、このようなデータバス52
及びアドレスバス51の異常発生が伝えられたときに診
断処理を起動するものである。なお、この実施例の場合
、2ビットの異常発生時にも診断を行なうことができる
ように、内蔵するタイマの計時時間に基づいて所定周期
毎に診断処理を起動するようになされている。
次に、診断を実際に行なう構或部分について説明する。
アドレスバス51及びデータバス52にはそれぞれ、ア
ドレスバス診断レジスタ60及びデータバス診断レジス
タ61が接続されている。これらレジスタ60及び61
は、診断時に、診断対象のバスからアドレス又はデータ
が与えられて格納するものであり、格納されたアドレス
又はデータがすぐに読み出されるものである。マイクロ
プロセッサ21は、レジスタ60又は61に格納させる
アドレス又はデータを出力し、その後、これらレジスタ
60又は61から読み出されて与えられたアドレス又は
データを当初出力したアドレス又はデータと比較して診
断を下すものである。
アドレスバス診断レジスタ60に対する書込み指令及び
読出し指令は、上述したコントロール信号発生回#I2
5から書込み指令ライン53及び読出し指令ライン54
を介して与えられる。また、このレジスタ60に対する
チップセレクト信号は、後述するように、第1のチップ
セレクトライン57から与えられるものである. データバス診断レジスタ61に対する書込み指令及び読
出し指令は、上述したコントロール信号発生回路25か
ら書込み指令ライン53及び読出し指令ライン54を介
して与えられる。また、このレジスタ6lに対するチッ
プセレクト信号は、後述するように、第2のチップセレ
クトライン58から与えられるものである. バス診断のためのプログラムは上述のローカルメモリ2
2に格納されており、マイクロプロセッサ2lは、デー
タエラーライン55又はアドレスエラーライン56を介
してバス異常が発生したことを判別したとき、又は、所
定の診断周期が経過したときにかかるプログラムを実行
するようになされている. 上述のコントロール信号発生回路25は、バス診断時に
おけるコントロール信号発生回路をも兼ねるものである
.すなわち、マイクロプロセッサ21の制御下でアドレ
スバス診断レジスタ6o又はデータバス診断レジスタ6
lに対する書込み指令、読出し指令、第1又は第2のチ
ップセレクト信号を出力するものである。
バス診断時に、データバス診断レジスタ61にデータを
与える構戒、及び、データバス診断レジスタ61からデ
ータを取込む構成としては、上述のデータ用ゲート回&
’ll23及びパリティチェツク回路26をそのまま適
用できる. しかし、マイクロプロセッサ21は、アドレスについて
は出力機能しか有しないため、このままでは、アドレス
バス診断レジスタ60がら出力されたアドレスを取り込
むことができない。そこで、この実施例では、マイクロ
プロセッサ21に診断時においては診断用アドレス(デ
ータとみることもできる)をデータ入出力端子から出力
させると共にこのデータ入出力端子からアドレスを取り
込むようにさせると共に、このデータ入出力端子(正確
にはパリティチェック回路26を介した部分)とアドレ
スバス51とを接続制御する経路切換用ゲート回路28
を設けた。
次に、この第l実施例の動作を制御する。cpUユニッ
ト20からメモリユニット30にデータを伝送する際に
アドレスバス51に異常が発生したとして動作を説明す
る。
マイクロプロセッサ2lは、メモリユニット30を指示
すると共にその主記憶装置3lの格納エリアを特定する
アドレスと、伝送するデータとを出力し、コントロール
信号発生回路25から書込み指令を書込み指令ライン5
3に出力させる。
通常時においては、経路切換用ゲート回路28が通過を
阻止する状態になっており、アドレス用ゲート回路24
が通過状態になっている。
従って、マイクロプロセッサ21から出力されたアドレ
スには、パリティチェック回路27を介してパリティビ
ットが付与されてゲート回路24を介してアドレスバス
51に出力される。同様に、マイクロプロセッサ2lか
ら出力されたデータにも、パリティチェック回路26を
介してバリティビットが付与されてゲート回路23を介
してデータバス52に出力される。
メモリユニット30の主記憶装置3lには、アドレスバ
ス5上上のアドレスがゲート回路33及びパリティチェ
ック回路35を介して与えられ、データバス52上のデ
ータがゲート回路32及びパリティチェック回W@34
を介して与えられ、パリティチェツク回路35又は34
がバス異常を検出しないときに、指示されたエリアに与
えられたデータを書込む. ここで、アドレスバス51のいずれかのビットラインに
異常が発生しており、パリティチェック回2l35がア
ドレスバス51の異常を認識すると、バリティチェック
回路35は、アドレスエラーライン56を介して異常発
生をマイクロプロセッサ21に伝える. このとき、マイクロプロセッサ2lは、ローカルメモリ
22に格納されているアドレスバス診断用のプログラム
を開始する。
マイクロプロセッサ2lは、かかるプログラムを実行し
て、まず、コントロール信号発生回路25を制御してゲ
ート回路24を非通過状態にさせると共に、ゲート回路
28を通過状態にさせ、その後、コントロール信号発生
回路25から書込み指令及びアドレスバス診断レジスタ
60に対するチップセレクト信号を出力させて第1の診
断用アドレス(例えば、オール「1」)をデータ入出力
端子から出力させる. これにより、アドレスバス診断レジスタ60は、書込み
可能な状態となり、パリティチェック回路26、ゲート
回n28を介してアドレスバス51に現れた第1の診断
用アドレスを格納する.マイクロプロセッサ21は、ア
ドレスバス診断レジスタ60が第lの診断用アドレスの
格納を終了したときに(第1の診断用アドレスの出力時
点からの時間で判断する)、読出し指令を出力してアド
レスバス診断レジスタ60から格納したばかりの第1の
診断用アドレスを出力させ、この読み出された第lの診
断用アドレスをアドレスバス51からゲート回路28、
パリティチェック回fi’826を介して取り込む。
マイクロプロセッサ2lは、かかるアドレスバス診断レ
ジスタ60に対する書込み、読出しを、第1の診断用ア
ドレスの論理レベルに対して論理レベルが各ビット共に
異なる第2の診断用アドレスに対しても行なう。
マイクロプロセッサ21は、出力した第1の診断用アド
レスとレジスタ60から与えられた第1の診断用アドレ
スとを比較してアドレスバス5lの異常なビットライン
を認識し、また、出力した第2の診断用アドレスとレジ
スタ60がら与えられた第2の診断用アドレスとを比較
してアドレスバス51の異常なビットラインを認識する
なお、論理レベルが反転関係にある第1及び第2の診断
用アドレスで診断を行なうようにしたのは、異常時に固
定されるビットラインの論理レベルはいずれの論理レベ
ルの可能性があるためである。
以上、アドレスバス51の診断動作を説明したが、デー
タバス52の診断も同様に行なうことができる。この場
合には、利用するレジスタがデータバス診断レジスタ6
1である点、マイクロプロセッサ21とデータバス52
とのデータ授受が通常の経路で行われる点を除き、上述
のアドレスバス51の診断時と同様な動作であるのでそ
の説明は省略する。
従って、この第l実施例によれば、アドレスバス51と
データバス52とを接続させることなく、診断するよう
にしたので、異常が発生したビットラインまで確実に認
識することができる。
かくするにつき、所定周期で診断を行なうようにしたの
で、バリティチェック回路からエラー信号が出力されな
い2ビット同時異常に対しても、異常なビットラインを
認識することができる。
さらに、経路切換用ゲート回i’l28を設けてアドレ
スバス51の診断を行なうようにしたので、マイクロプ
ロセッサ2lをハードウエア的に変更することなく、ア
ドレスバス51を診断することができる. 束2叉施例 次に、本発明の第2実施例について説明する。
ここで、第3図はこの第2実施例の概略構成を示すブロ
ック図、第4図はこの第2実施例の詳細構成を示すブロ
ック図である. この第2実施例は、第1実施例のものより多くの入出力
ユニットを備えたデータ処理システムに適用したもので
ある. 第3図において、この第2実施例が適用されたデータ処
理システムは、CPUユニット20、メモリユニット3
0、入出力ユニット40、アドレスバス診断レジスタ6
0、データバス診断レジスタ61及びこれらの間を結ぶ
共通バス50でなる第1実施例の構或部分に、以下の構
成部分を付加したものである。
すなわち、共通バス50に接続されたバス拡張ユニット
70と、このバス拡張ユニット70に接続されたケーブ
ル等でなる導体線群7■と、この導体線群71に接続さ
れたバス拡張ユニット72と、このバス拡張ユニット7
2から延出された共通バス50Aとを備え、CPUユニ
ット20に接続されている共通バスを拡張している.こ
のようにして拡張された共通バス50Aには、2個の入
出力ユニット40A及び40Bが接続されており、また
、アドレスバス診断レジスタ60A及びデータバス診断
レジスタ61Aが設けられている。
拡張された共通バス50Aに接続された入出力ユニット
40A及び40Bはそれぞれ、第4図に示すように、入
出力ユニット40と同様に、入出力制御装置41A、4
1Bと、データ用ゲート回路42A、42Bと、アドレ
ス用ゲート回843A、43Bと、データ用バリテイチ
ェック回路44A、44Bと、アドレス用パリテイチェ
ック回&l845A、45Bとからなる。
これらの各回路は、入出力ユニット40の各回路と同様
に拡張された共通バス50A上の各バスやラインに接続
されている. 拡張されて設けられたアドレスバス診断レジスタ60A
及びデータバス診断レジスタ61Aも、アドレスバス診
断レジスタ60及びデータバス診断レジスタ61と同様
に、共通バス50Aの各バスやラインと接続されている
.なお、共通バス50及び50Aには第1実施例とは異
なり、アドレスバス診断レジスタ60A及びデータバス
診断レジスタ61Aを選択させるためのチップセレクト
ライン80、80A、81、81Aが設けられている. 以上の構或を有する第2実施例において、例えば、入出
力ユニット40A又は40Bをアクセスしているときに
、マイクロプロセッサ2lがアドレス用パリティチェッ
ク回路45A又は45Bが出力したアドレスエラー信号
をアドレスエラーライン56A及び56を介して受信し
たとする。
この場合には、マイクロプロセッサ21は、共通バス5
0のアドレスバス51に異常が発生したか、他方の共通
バス50Aのアドレスバス51Aに異常が発生したかを
判断することができない.そこで、マイクロプロセッサ
21は、共通バス50のアドレスバス診断レジスタ60
に対する書込み読出しを行なって第1実施例と同様な診
断処理を行ない、その後、異常発生を報知した入出力ユ
ニット40A又は40Bが接続されている共通バス50
Aのアドレスバス診断レジスタ60Aに対する書込み読
出しを行なって診断処理を行なう.これにより、異常が
発生したアドレスバスの種類(50又は50A)及び異
常が発生したビットラインを認識することができる。
マイクロプロセッサ2lは、拡張された共通バス50A
に接続された入出力ユニット40A又は40Bからデー
タエラーが与えられたときにも、上述と同様に診断を行
なう. 従って、この第2実施例によれば、第l実施例と同様な
効果を奏すると共に、拡張されたバスのアドレスバス及
びデータバスを別個に、かつ、異常ビットラインを特定
した診断を行なうことができる.すなわち、本発明は、
システムの拡張にも容易に応じられるバス診断方式とな
っている。
仏曵去施舅 上述の実施例においては、アドレスバスとマイクロプロ
セッサとのアドレスの授受を可能とすべくゲート回路2
8をCPUユニット20に設けたものを示したが、アド
レス用ゲート回路24自体を双方向のアドレスの伝送を
可能なものとし、マイクロプロセッサ2lがアドレス端
子を通じてアドレスを取り込めるものとしても良い。
また、上述の実施例においては、診断用レジスタにアド
レス又はデータを書込み、その後直ちに読出して診断を
行なうものを示したが、診断用レジスタを読出し専用の
レジスタとしておき、この診断用レジスタに診断用アド
レス又はデータを書き込んでおき、診断時にこのアドレ
ス又はデータをマイクロプロセッサが取り込んで予め知
得している診断用アドレス又はデータとの比較によって
診断を行なうようにしても良い。
上述の実施例においては、診断用レジスタを単体として
設けたものを示したが、特定のパッケージ(例えば、入
出力ユニット)やバックボードに実装するようにしても
良い. [発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、被診断バスに診断用レ
ジスタを設け、複数種類の被診断バスを接続させること
なく、この診断用レジスタをアクセスして取り込んだ情
報に基づいて診断を行なうようにしたので、異常が発生
したビットラインまで確実に認識することができる、し
かも、診断用レジスタの設置箇所を適宜選定することに
より、異常が発生したバス部分をも認識することができ
るバス診断方式を得ることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるバス診断方式の第l実施例を示す
ブロック図、第2図は従来方式を示すブロック図、第3
図は本発明の第2実施例の概略構成を示すブロック図、
第4図は第2実施例の詳細構戒を示すブロック図である
。 20・・・CPUユニット、21・・・マイクロプロセ
ッサ、22・・・ローカルメモリ、23、32、42、
42A、42B・・・データ用ゲート回路、24、33
、43、43A、43B・・・アドレス用ゲート回路、
25・・・コントロール信号発生回路、26、34、4
4、44A、44B・・・データ用パリティチェック回
路、27、35、45、45A、45B・・・アドレス
用パリティチェツク回路、28・・・経路切換用ゲート
回路、30・・・メモリユニット、31・・・主記憶装
置、40、40A、40B・・・入出力ユニット、41
,41A、41B・・・入出力制御装置、50、50A
・・・共通バス、51,51A・・・アドレスバス、5
2、52A・・・データバス、53、53A・・・書込
み指令ライン、54、54A・・・読出し指令ライン、
55、55A・・・データエラーライン、56、56A
・・・アドレスエラーライン、57、58、80、80
A、81,81A・・・レジスタに対するチップセレク
トライン、6o、60A・・・アドレスバス診断レジス
タ、61,61A・・・データバス診断レジスタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マイクロプロセッサが制御動作を実行するデータ
    処理システムにおける共通バス方式のデータバス又はア
    ドレスバスを診断するバス診断方式において、 被診断バスに診断用レジスタを接続させ、 上記マイクロプロセッサが上記診断用レジスタをアクセ
    スして取り込んだ情報に基づいて、上記被診断バスを診
    断することを特徴とするバス診断方式。
  2. (2)上記マイクロプロセッサが上記診断用レジスタに
    診断用情報を書込み、その後、上記診断用レジスタから
    診断用情報を読出し、書き込んだ診断用情報と読出した
    診断用情報とを比較して診断を行なうことを特徴とする
    請求項第1項に記載のバス診断方式。
  3. (3)上記診断用レジスタを、上記マイクロプロセッサ
    が知得している診断用情報が書き込まれている読出し専
    用のものとし、上記マイクロプロセッサが上記診断用レ
    ジスタから読出した診断用情報と、予め知得している診
    断用情報とを比較して診断を行なうことを特徴とする請
    求項第1項に記載のバス診断方式。
  4. (4)上記マイクロプロセッサのデータ入出力端子とア
    ドレスバスとの接続を制御するゲート回路を設け、上記
    マイクロプロセッサがこのゲート回路を介して上記アド
    レスバスに接続された上記診断用レジスタとの情報授受
    を行なって上記アドレスバスを診断することを特徴とす
    る請求項第2項又は第3項に記載のバス診断方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383053A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Fuji Photo Film Co Ltd 露光機能付き感光材料包装ユニット
JPH03240039A (ja) * 1990-02-19 1991-10-25 Fuji Photo Film Co Ltd フイルム内蔵カートリツジ
EP0772082A1 (en) 1995-10-23 1997-05-07 Konica Corporation Plastic film with antistatic layer and silver halide light-sensitive photographic element using the same
US8332548B2 (en) 2006-12-13 2012-12-11 Fujitsu Limited Monitoring device, semiconductor integrated circuit, and monitoring method

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