JPH03245713A - 送電線用避雷装置 - Google Patents

送電線用避雷装置

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Publication number
JPH03245713A
JPH03245713A JP2041265A JP4126590A JPH03245713A JP H03245713 A JPH03245713 A JP H03245713A JP 2041265 A JP2041265 A JP 2041265A JP 4126590 A JP4126590 A JP 4126590A JP H03245713 A JPH03245713 A JP H03245713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightning arrester
lightning
horn
arrester
direct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2041265A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Takeshina
竹科 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2041265A priority Critical patent/JPH03245713A/ja
Publication of JPH03245713A publication Critical patent/JPH03245713A/ja
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  • Thermistors And Varistors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は避雷器への直撃雷を防止した送電線用避雷装置
に関する。
(従来の技術) 近年、雷撃による送電線地絡事故を防止する手段として
送電線の碍子連と並列に避雷器を設ける方法が採用され
ている。
この場合、避雷器が受ける雷サージ責務には次の二通り
のケースかある。
(1)鉄塔または架空地絡雷撃による鉄塔電位上昇に伴
って避雷器が動作する。
(2)遮蔽失敗による送電線への直撃雷を避雷器が処理
する。
そして、避雷器の処理エネルギーの面で両者を比較した
場合、(2)の直撃雷は(1)に比べ発生頻度が相当少
ないものの、はるかに厳しい責務となり、場合によって
は責務過大で避雷器を焼損することもあり得る。
ここで、従来の避雷器の取付は方を第4図を用いて説明
する。即ち、鉄塔lの側方に固着された鉄塔アーム2に
は碍子連3が懸垂されている。この碍子連3の下端に送
電線5が支持されている。
また、碍子連3の上下端間にはアークポーン4が対向し
て配置されている。
さらに、鉄塔1に対して碍子連3の外方には、着脱時の
作業性を考慮して避雷器7が突出して配設されている。
この避雷器7の上端は鉄塔アーム2に接続された支持部
材6に固着され、下端には碍子連3の下端に固着された
ホーン電極9に対向するホーン電極8か固着されている
しかしながら、従来の装置にあたっては、避雷器7の課
電側であるホーン電極8が鉄塔アーム2より外側に大き
く突出しているので、避雷器7は直接直撃雷を受ける頻
度が大きくなる。
これにより、避雷器7に過大なサージ電流が流れ、避雷
器7の焼損事故に至り、電力の安全供給に対する信頼性
か低下する。
(発明か解決しようとする課題) このように従来の送電線用避雷装置にあっては、避雷器
への直撃雷を防止することができず、避雷器焼損により
電力の安定供給ができなくなる可能性がある。
本発明は上記点を考慮して成されたもので、避雷器への
直撃雷を防止し、避雷器の性能を健全に維持することで
電力の安定供給を達成できる送電線用避雷装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明においては、鉄塔に電
気的に接続され、この鉄塔に対して避雷器の外方周囲を
所定絶縁距離を保持して立体的に包囲する直撃雷防止ホ
ーンを設けている。
(作 用) このように構成することにより、避雷器近傍の雷撃は直
撃雷防止ホーンに吸収され鉄塔に流れるため、避雷器に
過大にサージ電流か流れ避雷器を焼損させることはない
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して説
明する。尚、第4図に示す同等部分については同一符号
を付して説明する。
即ち、はぼ垂直に大地上に樹立した鉄塔1の側方には、
鉄塔アーム2かほぼ水平に固着されている。尚、図中鉄
塔アーム2は一本示されているけれども、通常多数本固
着されている。
そして、鉄塔アーム2の端部には複数の碍子を多段積し
た碍子連3か懸垂されている。この碍子連3の下端には
電力輸送用の送電線5が支持されている。つまり、送電
線5は鉄塔アーム2に碍子連3により絶縁されて吊下げ
支持されている。また、碍子連3の上下端間にはアーク
ホーン4が対向して配置されている。このアークホーン
4は、地絡事故時のアークにより碍子連3が破壊するの
を防止するために、碍子連3と電気的に並列に接続され
たものである。
また、鉄塔アーム2の水平延長上には支持部材6が固着
されている。この支持部材6の端部には、酸化亜鉛素子
等の非直線抵抗体を収納した避雷器7が碍子連3から所
定間隔を保ち垂直に吊り下げられている。そして、避雷
器7の下端にはホーン電極8が碍子連3の下端に固着さ
れたホーン電極9との間にギャップgを形成する形で固
着されている。これにより避雷器7はギャップgと電気
的に直列接続されるとともに碍子連3と並列に接続され
ている。
さらに、鉄塔1に対して避雷器7の外方周囲には、避雷
器7と所定絶縁距離を保持して立体的に包囲する直撃雷
防止ホーン10が設けられている。
この直撃雷防止ホーンIOは、上端が支持部材6に固着
され下方が避雷器7周りの鉄塔1側を除く三方向に拡か
る三本の腕部10a、10b、]、Ocと、この腕部1
0a、iob、locの下端に共通に接続され避雷器7
下方を鉄塔1側を除き水平面内で包囲する水平部10d
とから構成されている。これにより、避雷器7の外方は
、腕部10a、 10b、 loc及び水平部10dか
らなる直撃雷防止ホーン10に立体的に包囲されること
になる。
尚、避雷器7から水平部10d外方までの距離A、腕部
10a、10b、]、Ocの高さB及び水平部10cの
送電線5と平行な最大距離Cは、例えばArmstro
ng &Whiteheadの遮蔽理論により決定する
。また、水平部10cとホーン電極9間距離りはギヤツ
ブg長より長くする。さらに、水平部1.Odとホーン
電極8間距離は避雷器7の制御電圧に十分耐えるように
設定する。
次に本実施例の構成における作用効果を説明する。
(1)鉄塔直雷撃(または架空地線直雷撃)の場合 雷撃により鉄塔1電位か上昇すると、ホーン電極8.9
間のギャップgかある電圧レベルで放電する。これによ
り、避雷器7が碍子連3と並列に入り、避雷器7の動作
特性により碍子連3にかかわる過電圧か抑制されいわゆ
る逆閃絡防止の効果が得られる。この場合、避雷器7に
流れる放電電流波高値は、大きいものの鉄塔電位の急激
な減衰により波尾の短い電流波形となるため、避雷器7
の処理エネルギーは比較的小さく避雷器7の処理能力を
越えることはない。
(2)避雷器近接雷の場合 第1図中円弧で示す範囲に雷撃が近づくと、雷撃は必ず
直撃雷防止ホーン10に吸引され、避雷器7及びこれよ
り鉄塔1側への直撃が防止される。
そして、直撃雷防止ホーン10に吸収された雷撃電流は
、支持部材6及び鉄塔アーム2を介して鉄塔1に流れる
。これにより、上記(1)と同様な現象が見られ、避雷
器7の処理エネルギーは比較的小さくなり、避雷器7の
焼損が防止される。ひいては、電力の安定供給か可能と
なる。
尚、本実施例においては、避雷器7を垂直に吊り下げて
いるか、第3図に示す如く下方を碍子連3側に傾斜させ
てもよい。
また、直撃雷防止ホーン10は、形状は任意であって腕
部10a、IOb、lOe及び水平部10dを一体化し
て形成してもよく、腕部の上端に水平部を付は加えても
よい。
さらに、避雷器7の性能に応じてホーン電極8゜9間を
直結し、ギャップgを省略することもてきる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明においては、鉄塔に電気的に
接続され、この鉄塔に対して避雷器の外方周囲を所定絶
縁距離を保持して立体的に包囲する直撃雷防止ホーンを
設けたので、避雷器近傍の雷撃か直撃雷防止ホーンに吸
収され鉄塔に流れ、避雷器直撃による避雷器の焼損か防
止されることにより電力安定供給を可能とする送電線用
避雷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す送電線用避雷装置の構
成図、第2図は第1図に示す送電線用避雷装置の上面図
、第3図は本発明の他の実施例を示す送電線用避雷装置
の構成図、第4図は従来の送電線用避雷装置を示す構成
図である。 1・・・鉄塔、      2・・・鉄塔アーム、3・
・碍子連、      4・・・アークホーン、5・・
・送電線、     6・・支持部材、7・・・避雷器
、     8,9・・ホーン電極、10・・・直撃雷
防止ホーン、 10a、lOb、10c =−腕部、 lOd −・・
水平部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  鉄塔に送電線を支持する碍子連と電気的に並列に接続
    され、前記鉄塔に対し前記碍子連の外方に配設された避
    雷器を有するものにおいて、前記鉄塔に電気的に接続さ
    れ、この鉄塔に対して前記避雷器の外方周囲を所定絶縁
    距離を保持して立体的に包囲する直撃雷防止ホーンを設
    けてなる送電線用避雷装置。
JP2041265A 1990-02-23 1990-02-23 送電線用避雷装置 Pending JPH03245713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2041265A JPH03245713A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 送電線用避雷装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2041265A JPH03245713A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 送電線用避雷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03245713A true JPH03245713A (ja) 1991-11-01

Family

ID=12603617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2041265A Pending JPH03245713A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 送電線用避雷装置

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JP (1) JPH03245713A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150139653A (ko) * 2014-06-03 2015-12-14 한국전력공사 직류송전 방식 철탑

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