JPH0324551B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0324551B2
JPH0324551B2 JP58016709A JP1670983A JPH0324551B2 JP H0324551 B2 JPH0324551 B2 JP H0324551B2 JP 58016709 A JP58016709 A JP 58016709A JP 1670983 A JP1670983 A JP 1670983A JP H0324551 B2 JPH0324551 B2 JP H0324551B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tower
detector
curing
curing sheet
winch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58016709A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59141669A (ja
Inventor
Fumio Yanagi
Yoshihiko Toyosawa
Juji Abekawa
Shoichi Uehara
Yukio Nozaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP1670983A priority Critical patent/JPS59141669A/ja
Publication of JPS59141669A publication Critical patent/JPS59141669A/ja
Publication of JPH0324551B2 publication Critical patent/JPH0324551B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は無線用鉄塔等の塔状構造物の塗装、
補修の際の養生工法に関するものである。
〔従来技術〕
無線用鉄塔等の塔状構造物の塗装、補修工事の
際ケレン屑、塗料等が飛散、落下し危険であると
共に、公害問題となつている。このような塗料等
の飛散防止及び塔状構造物の保護を図るため養生
シート等を塔状構造物外周に張り巡らせることが
考えられるが、塔状構造物は足場を設置するのが
困難であり、また高所であるため複雑な作業は極
めて危険である。
そこで、円筒状の養生シートを円環状の吊ビー
ムで吊下げ塔状構造物をこれで覆い吊ビームを昇
降させる養生工法が創案された(実公昭53−
54420号公報参照)。しかしこの養生工法は吊ビー
ムを複数個所で手動で昇降させるので吊ビームを
水平に保持されるのに手数がかかり効率が悪かつ
た。
〔発明の目的〕
この発明は以上のような問題点を改善するため
なされたもので、吊ビームを水平に保持し自動的
に昇降させることにより安全かつ確実に塔状構造
物の養生が可能な塔状構造物の養生工法を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
この発明にかかる塔状構造物の養生工法は環状
の吊ビーム下に吊下げた筒状の養生シートを塔状
構造物外周に引き上げて、該塔状構造物を覆う塔
状構造物の養生工法であつて、吊ビームには適宜
間隔を離して複数個の検出器が取付けられ、それ
ぞれの検出器は水タンクとともにパイプによつて
内部空間が一体に連結されると共に、検出器内の
水位を検出する手段が設けられ、検出器内の水位
が修正設定値以上になつたとき検出器より発した
信号により制御部からウインチ制御部へ指令を発
してそれぞれの検出器に対応して設けられたウイ
ンチを作動させ吊ビームを水平状態に復帰させる
ことによつて上記の目的を達するものである。
〔実施例〕
以下図に示す実施例に基づきこの発明を詳細に
説明する。
図において1は円筒状の養生シートであり、円
環状の吊ビーム2下に吊下げられている。養生シ
ート1としては公知の様々な材質のものが採用で
きるが実施例では飛散防止効果と共に通風性、透
水性に優れた新ポリエチレン、ラツセル織のメツ
シユシートが使用されている。吊ビーム2として
は円環状の鋼製パイプが使用されている。養生シ
ート1は上端を複数回折り返し適宜間隔を離して
形成された鳩目のロープを通して吊ビームに縛り
付ける等して固定されている。吊ビーム2上端面
に複数個シーブ21が適宜間隔を離して取付けら
れている。
以上のように吊ビーム2に吊下げられた養生シ
ート1を塔状構造物T外周に引き上げる。実施例
は塔状構造物Tとして無線用鉄塔に施工した場合
を示すが、該鉄塔においてB,C部につきこの発
明を実施するものであり、まずB部、次にC部の
順にて施工を行なう。
養生シート1の引き上げにはガイドロープ3を
使用する。ガイドロープ3は複数本適宜間隔離し
て垂直に張設する。ガイドロープ3の上下端は塔
状構造物Tの例えばパラポラ受梁塔に連結してタ
ーンバツクル等により垂直に張設する。
養生シート1の内側にはガイドロープ3に対応
してガイドリング4が複数個取付けられている。
ガイドリング4は養生シート1のうちがわ面に三
角巾41を縫い付け、この三角巾41にU字状の
取付け金具42を取付け、この取付け金具42内
にガイドリング4を通して取付けられている。ガ
イドリング4は養生シート内側上下方向に適宜間
隔を離して複数取付けられており、該ガイドリン
グ4には既述したガイドロープ3が上下方向に挿
通されている。
養生シート1の引き上げは吊ビーム2上端のシ
ープ21に吊上げロープ5を掛けて行なう。吊上
げロープ5は塔状構造物T上方より水平外方に張
出した梁tに取付けられたシープ取付金具61に
水平に軸止めした昇降シープ6に掛けて吊ビーム
2のシープ21に掛ける。この吊上げロープ5を
ウインチ7によつて巻き上げて吊ビーム2及び養
生シート1を引き上げる。
養生シート1は最初ガイドロープ3下方におい
て折り畳まれており、吊上げロープ5をウインチ
7で巻上げ吊ビーム2を徐々に上昇させるにつれ
て上方に引き伸ばされる。養生シート1内側面に
はガイドリング4が取付けられており、このガイ
ドリング4にはガイドロープ3が挿通されている
ため養生シート1はガイドロープ3に沿つて引上
げられて風等によつて一方側に撓むことなく、塗
装等の作業の支障とならない。
さらに吊ビームの水平を保つために吊ビーム2
の傾斜状態を検知し、水平状態に復帰するよう自
動的に制御するものである。
すなわち第10図に示すごとく吊ビーム2に適
宜間隔を離して複数個の検出器8を吊り上げロー
プ5毎にその下方位置に設け、各検出器8と別に
吊りビーム2に設けた水タンク9とを一つのパイ
プによつて内部空間が一体となるように連結し、
各検出器8には吊ビーム2が水平のときの水タン
ク9の基準水位を基準とした目盛を付し、各検出
器8と水タンクに基準水位まで水を補充し各検出
器8内に設けた光電管により水位目盛が検出可能
となつている。従つて吊ビーム2の一方が傾斜し
て下つた場合検出器8内の水位が上がつて修正設
定値以上になると検出器8が信号を発するが、該
信号を中継部10から制御部11へ送り、該制御
部11からウインチ制御部12へ指令を発し、各
ウチンチ7を作動して吊ビーム3を水平状態に復
帰させる。また制御部11は自動から手動へ切換
えも可能になつている。
〔発明の効果〕
この発明は以上のような構成を有し、塔状構造
物外周に一体となつた筒状の養生シートを水平状
態を保持して自動的に昇降させ塔状構造物を覆う
ことが可能であるから、昇降を容易かつ安全に行
い確実に塔状構造物の養生が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる塔状構造物の養生工
法の一実施例の側面図、第2図は養生シートの斜
視図、第3図はガイドロープに沿つて養生シート
を吊上げる状態の横断面図、第4図は養生シート
を吊上げる状態の平面図、第5図は昇降シープの
側面図、第6図は昇降シープの正面図、第7図は
ガイドロープに養生シートを取付けた状態の側面
図、第8図はガイドリングにガイドロープを挿通
した状態の横断面図、第9図はガイドリングにガ
イドロープを挿通した状態の側面図、第10図は
吊ビームの制御装置の結線図である。 T……塔状構造物、t……梁、1……養生シー
ト、2……吊ビーム、3……ガイドロープ、4…
…ガイドリング、5……吊上げロープ、6……シ
ープ、7……ウインチ、8……検出器、9……水
タンク、10……中継部、11……制御部、12
……ウインチ制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 環状の吊ビーム下に吊下げた筒状の養生シー
    トを塔状構造物外周に引き上げて、該塔状構造物
    を覆う塔状構造物の養生工法であつて、吊ビーム
    には適宜間隔を離して複数個の検出器が取付けら
    れ、それぞれの検出器は水タンクとともにパイプ
    によつて内部空間が一体に連結されると共に、検
    出器内の水位を検出する手段が設けられ、検出器
    内の水位が修正設定値以上になつたとき検出器よ
    り発した信号により制御部からウインチ制御部へ
    指令を発してそれぞれの検出器に対応して設けら
    れたウインチを作動させ吊ビームを水平状態に復
    帰させることを特徴とする塔状構造物の養生工
    法。
JP1670983A 1983-02-03 1983-02-03 塔状構造物の養生工法 Granted JPS59141669A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1670983A JPS59141669A (ja) 1983-02-03 1983-02-03 塔状構造物の養生工法

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Publication Number Publication Date
JPS59141669A JPS59141669A (ja) 1984-08-14
JPH0324551B2 true JPH0324551B2 (ja) 1991-04-03

Family

ID=11923794

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JP1670983A Granted JPS59141669A (ja) 1983-02-03 1983-02-03 塔状構造物の養生工法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0749720B2 (ja) * 1988-10-26 1995-05-31 鹿島建設株式会社 養生ネットの昇降制御装置
JP5584674B2 (ja) * 2011-11-29 2014-09-03 電気興業株式会社 鉄塔補修システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5354420U (ja) * 1976-10-12 1978-05-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5354420U (ja) * 1976-10-12 1978-05-10

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JPS59141669A (ja) 1984-08-14

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