JPH0324526Y2 - - Google Patents

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JPH0324526Y2
JPH0324526Y2 JP237486U JP237486U JPH0324526Y2 JP H0324526 Y2 JPH0324526 Y2 JP H0324526Y2 JP 237486 U JP237486 U JP 237486U JP 237486 U JP237486 U JP 237486U JP H0324526 Y2 JPH0324526 Y2 JP H0324526Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、リボン等のテープ状物を能率的にし
かも巻上りよく巻取るとともに経済性にも優れる
テープ状物巻取装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 例えばリボン業界において、リボンを芯体に所
要長さ巻取るに際しては、従来、第29図にその
原理を示すごとき、手動巻取り機を用いて巻取つ
ていた。該手動巻取り機は、足踏みによつて回転
する回転板a上に芯体bの外周面部cを挟む3〜
4本の挟持針d…を植設した構造を有しており、
リボンの巻取りに際しては、芯体bを挟持針d…
に挟持させた後、リボンの巻始端eを一の挟持針
d1と芯体外周面部cとの間に挟んで該巻始端e
を芯体bに固定し、然る後ペダルを足踏みするこ
とにより芯体bを回転させ、その際芯体bにリボ
ンが正しく巻取られるよう、芯体bの上端部分を
掌で覆うようにしてリボンfを芯体bに巻取り、
巻取終了後巻終端を巻回部に止ピン等を用いて固
定し、然る後巻玉gを挟持針d…から取外すこと
としていた。
しかしながら、かかる手動巻取り機を用いるリ
ボンの巻取りにあつては、芯体を挟持針間に嵌め
込む作業、巻始端固定作業、巻取り作業、巻終端
固定作業等の多くの手作業を要するため、手動巻
取り機1台当り(作業者1人当り)の生産性が低
く、リボンの巻取り作業に多くの人員を必要と
し、このことがリボンの製造コストを上昇させる
一原因ともなつていた。又巻取り手作業で行うた
め、巻玉のリボン耳部が不揃いとなりやすく、巻
玉の商品価値においても問題があつた。
本考案はかかる従来の問題点に鑑み、リボン等
のテープ状物を能率的にしかも巻上りより巻取る
とともに経済性にも優れるテープ状物巻取装置の
提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のテープ状物巻取装置(以下装置とい
う)1は、 テープ状物9を巻取る芯体35の外周面部36
を案内するための案内路37を具えかつ軸線回り
に回転自在である案内部材19と;該案内部材1
9の案内路37に対して進退可能かつ少なくとも
先端部分が軸線回りに回転自在であつて、その前
進により芯体35を案内路37出口端37bから
押出す第1の挟持部材20と;前記案内部材19
の案内路37出口端37bに設けられかつテープ
状物9を巻取る芯体35の一端における巻取用鍔
40を形成する第1の鍔部21と;前記第1の挟
持部材20と協動して芯体35を挟持しかつ軸線
回りに回転しうる第2の挟持部材22と;該第2
の挟持部材22の挟持端22aにおいて、芯体3
5の他端における巻取用鍔60を形成する第2の
鍔部23と;を具え、両挟持部材20,22が芯
体35を挟持した状態において、該芯体35が回
転せしめられるようになされた芯体保持手段12
と、 両挟持部材20,22によつて挟持された芯体
35の外周面部36に対して進退する押圧体11
6を有し、該押圧体116が芯体35の外周面部
36に向けて前進することによつてテープ状物9
の巻始端117を芯体外周面部36に押圧、固定
する巻始端固定手段13と、 押圧体116が巻始端117を固定したままの
状態で芯体35がテープ状物9を所要長さ巻取つ
た後に、巻終端126を巻回部127に固定する
巻終端固定手段15と、 巻終端126を巻回部127に固定した後、前
記押圧体116を巻玉125から離脱させる離脱
手段124と、 テープ状物9を、その巻取り終了後等における
所要時期において切断する切断手段17と、 を具えることを特徴とする。
(作用) 然して、案内部材19の案内路37の入口端3
7aに送り込まれた芯体35は、第1の挟持部材
20の前進動作により案内路37に押込まれて案
内路37の出口端37bから押出される。それと
同時に、芯体35はその両端に巻取用鍔40,6
0が形成された状態で両挟持部材20,22によ
つて挟持される。この状態で、例えば第2の挟持
部材22がモータ(図示せず)により積極回転す
ることによつて、該芯体35は、第1の挟持部材
20の回転部分52と一体となつて回転しうる。
そして該挟持状態をとつた後、押圧体116が前
進し、巻取るべきテープ状物9の巻始端117を
芯体外周面部36に押圧、固定する。その後芯体
35が回転せしめられ、その際テープ状物9の両
側縁部(耳部)は巻取用鍔40,60に規制され
押圧体116が巻始端117を固定したままの状
態でテープ状物9を所要長さ巻取り、巻取終了
後、巻終端126が巻回部127に固定される。
然る後、第1、第2の挟持部材21,22による
挟持状態が解かれるとともに押圧体116が巻玉
125から離脱して、巻玉125は排出される。
なお、テープ状物9は、少なくとも、第1、第2
の挟持部材21,22よる挟持状態が解かれると
ともに押圧体116が離脱するまでの適当な時点
において、鋏等の切断手段により切断される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る装置1の外観を示すもの
であり、本体2の上面部には芯体収容部3、制御
盤5、装置に発生したトラブル等の異常を知らせ
る表示灯6が設けられており、本体2の前面部に
は、その下側にテープ状物巻玉を排出する排出口
7が設けられるとともに、その上側には、テープ
状物9を案内するテープ状物案内部10が突設せ
られている。なお該案内部10には、テープ状物
相互を結んだ際における結び玉を検知する結び玉
検知手段11が付設されている。又本体2内に
は、テープ状物を巻取る芯体を保持する芯体保持
手段12(第2〜5図参照)と、テープ状物の巻
始端を固定する巻始端固定手段13(第5図、第
8図参照)と、テープ状物の巻終端を固定する巻
終端固定手段15(第20〜22図参照)と、前
記テープ状物案内部10に連なるテープ状物誘導
路16(第23図参照)と、切断手段17(第2
4図参照)とを具え、テープ状物を自動巻取りす
る。
芯体保持手段 芯体保持手段12は、第2〜9図に示すごと
く、可動軸受部材18に回転自在に支持される案
内部材19と、第1の挟持部材20と、第1の鍔
部21と、第2の挟持部材22と、第2の鍔部2
3とを具える。
可動軸受部材18は、第2図、第6図に示すご
とく、軸受孔24を有する筒部25の上下に案内
突部26,27が突設されており、該上、下の案
内突部26,27には、夫々、軸線方向に延びる
上案内孔29、下案内孔30が穿設されるととも
に、該上、下案内孔29,30の稍内側に位置さ
せて上、下ネジ孔31,32が設けられている。
又軸受孔24の両側に設けた環状凹所にはベアリ
ング33,33が嵌着固定されている。
案内部材19は、第2〜3図、第6図、第9図
に示すごとく、芯体35の外周面部36を案内す
るための案内路37を具え、その一端部外周に、
テープ状物9を巻取る芯体35の一端における巻
取用鍔40を形成する(第3図、第13図参照)
第1の鍔部21を一体に周設してなり、前記可動
軸受部材18のベアリング33,33に回転自在
に支持されている。なお芯体35は、図面におい
ては円環状に形成されており、安価、軽量でしか
も製造も容易である。発泡スチロール等の合成樹
脂発泡体からなるものが好ましい。
第1の挟持部材20は、第2〜3図、第5〜7
図に示すごとく、前記案内部材19の案内路37
の径よりも稍小なる径を有しかつ先端側部分が軸
線回りに回転自在である円柱部43を、摺動部4
5の内面部に突設してなり、該摺動部45の上下
には、円柱部43の軸線方向に延びる上案内孔4
6、下案内孔47が穿設されるとともに、上、下
案内孔46,47の稍内側に位置させて、該上、
下案内孔46,47と平行するごとく上、下透孔
49,50が貫設されている。なお円柱部43
は、静止部分51と先端側の回転部分52とに分
割されており、該静止部分51は、第7図に示す
ごとく、その先端面部に比較的短かい小径軸53
を同芯に有する。一方回転部分52は、小径軸5
3と嵌合しうる円形孔55を有し、ベアリング5
6を介して小径軸53に嵌着され、回転部分52
が第7図において矢印Fで示す軸線方向に押圧さ
れた際において無理なく円滑に回転する。なお回
転部分52はビス57によつて抜け止めされてい
る。
第2の挟持部材22は、第4図、第8図に示す
ごとく、回転軸58の一端に、軸芯を一致させ
て、芯体35の他端面部と当接する円板状当接板
部59を固着してなる。又芯体35の他端におけ
る巻取用鍔60を形成する(第3図、第13図参
照)第2の鍔部23は、当接板部59の外周縁部
に該当接板部59と一体に周設せしめられてい
る。
前記した案内部材19と第1の挟持部材20と
は、第2〜3図、第5図に示すごとく、両端部が
フレーム62に固着されかつ上案内孔29,46
を挿通する上案内軸63と、両端部がフレーム6
2に固着されかつ下案内孔30,47を挿通する
下案内軸65とに、その軸線が一致するごとく摺
動自在に支持され、従つて両部材19,20は、
上下案内軸63,65に案内されて摺動しうる。
又フレーム62に固定されたエアシリンダ66の
ロツド67先端部が第1の挟持部材20外面部6
8に固着されており、エアシリンダ66の伸縮に
応じて第1の挟持部材20は摺動せしめられる。
又上透孔49には、上軸69が挿通せしめられる
とともに下透孔50には下軸70が挿通せしめら
れ、該上、下軸69,70の先端部は前記上、下
ネジ孔31,32にネジ込み固着されている。そ
して該上、下軸69,70には、可動軸受部材1
8と第1の挟持部材20との間においてコイルバ
ネ71,72が介装されかつその一端71a,7
2aは可動軸受部材18の案内突部26,27に
固着されている。なお、コイルバネ71,72の
一端を可動軸受部材18に固着することとしてい
るのは、後述のごとく、エアシリンダ66の縮小
によつて第1の挟持部材20を退行させたとき
に、コイルバネ71,72に引張られて案内部材
19も退行するようにするためである。一方第2
の挟持部材22は、それと一体である第2の鍔部
23が案内部材19と一体である第1の鍔部21
と対向するごとくかつその回転軸58が案内部材
19及び第1の挟持部材20の回転部分52と同
芯に軸受73に支持されており(第2〜4図参
照)、回転軸58の端部に固定されているプーリ
75をベルト76を介してモータ(図示せず)に
よつて回転させることにより、第2の挟持部材2
2及び第2の鍔部23は強制回転せしめられる
(第5図参照)。なお本実施例においては、第2の
挟持部材22の軸線方向における移動は不可能と
され、第1の挟持部材20と案内部材19とが第
2の挟持部材22に対して進退するように構成さ
れている。
然してエアシリンダ66の伸長によつて第1の
挟持部材20が案内部材19に向け移動(前進)
すると、前記コイルバネ71,72の圧縮に伴な
う付勢作用によつて案内部材19は第1の挟持部
材20の移動方向に向け移動する(第2〜3図参
照)。案内部材19の該移動量はストツパ装置7
7によつて規制される。該ストツパ装置77は、
第2〜5図に示すごとく、先端部分に雄ネジ部7
9が形成された操作軸80を、可動軸受部材18
の下の案内突部27に側設されたストツパ部81
の挿通孔78に挿通させ、その両端部分をフレー
ム62の対向部に回転自在に軸支するとともに、
前記雄ネジ部79に、例えばフレーム62の下面
部82(第2〜3図参照)と当接して回り止めさ
れかつ前記ストツパ部81と当接可能なストツパ
片83を、螺合してなる。従つて、操作軸80を
ハンドル85の操作により回転させ、ストツパ部
81とストツパ片83との間隔を所要のものに設
定すると、ストツパ部81とストツパ片83との
当接により案内部材19の移動量が規制され、第
1の鍔部(巻取用鍔40を形成する)21と第2
の鍔部(巻取用鍔60を形成する)23との間の
間隔が使用芯体35の幅に応じたものとされる
(第3図参照)。なお、第1、第2の鍔部21,2
3間の間隔が予め設定された範囲において最大と
なつたときにおいても、円柱部43の回転部分5
2が案内部材19の案内路37内に嵌入した状態
となりうるようになされている。
第9図は、案内部材19の案内路37入口端部
分における芯体供給部86を示す。なお該芯体供
給部86は、図面の複雑化を避けるため、第2〜
5図においては省略されている。該芯体供給部8
6は、U字状をなしその受面部87が案内路37
の内周面部89と面一である受部材90を可動軸
受部材18の案内路入口側端面部91に固定する
とともに、案内路入口端37aと円柱部43の回
転部分先端52a(第1の挟持部材20の挟持端
20a)との間において受部材90により形成さ
れる芯体受部92に、芯体35を供給するための
芯体供給路93を、傾斜状態で配設してなる。な
お第9図において95は、第1図に示した芯体収
容部3に収容されている芯体35を芯体受部92
に一個づつ供給するための規制具である。芯体3
5は、第9図に示すごとく、その外周面部36が
前記受面部87に受けられるように芯体受部92
に供給されるのであるが、このように供給された
芯体35は、第1の挟持部材20の前進により、
第3図において一点鎖線で示すごとく、円柱部4
3によつて案内路37に押込まれ、それに伴ない
案内路37の出口端37bから一個の芯体35が
押出され、該押出された芯体35は第1、第2の
挟持部材20,22によつて挟持され、前記第
1、第2の鍔部21,23が芯体35の巻取用鍔
40,60を形成する。
このように挟持された芯体35は、本実施例に
おいては、第2の挟持部材22の回転軸58に摺
動可能に取り付けられた保着具96によつて確実
に保着される。該保着具96は、第8図に示すご
とく、本実施例においては、回転軸58が挿通す
る挿通孔97を中心部に有する円板体99の、前
記第2の鍔部23と対向する側の面部(内側面
部)100に、当接板部59の固着部周縁部分四
隅に位置するごとく設けられている透孔101…
を挿通しうる針状突起部102…を突設してな
る。なお保着具96は、第2の挟持部材22の回
転によつてもその突起部102が必ず透孔101
を挿通するよう、挿通孔97に設けられている溝
部103と回転軸58の当接板部59寄り部分に
おいて軸線方向に設けられている係止突条部10
4とが嵌合した状態で回り止めされて摺動せしめ
られる。そして保着具96が当接板部59に接近
することにより、突起部102が芯体35の側面
部に食い込み(第3〜4図、第13図参照)、か
つ保着具96が当接板部59から離れることによ
り突起部102が透孔101から外れる。なお芯
体35への突起部102の食い込み量は、芯体3
5の幅に応じて調節可能とされている。なお又、
保着具96の前記摺動運動は、例えば第4図に示
すごとき、保着具96に取付けられた静止リング
105と、該静止リング105に一端が回動自在
に枢着されかつ中央部を中心として揺動する揺動
リング106と、第1の挟持部材20の摺動部4
5に基部が固着されて側方に延びる固定リンク1
07と、両端部が揺動リンク106の他端及び固
定リンク107の先端に回動自在に枢着された連
結リンク109とからなる摺動手段110を用
い、第1の挟持部材20の運動と連動させて行わ
せる。該静止リング105は、第11図に示すご
とく、その内側面部にベアリング111が嵌着せ
しめられる円形凹所112を有し、該円形凹所1
12の中央部分に前記回転軸58を挿通させうる
挿通孔113を有し、該ベアリング111の内輪
には、保着具96の円板体99の外側面部に突設
された円筒部114が嵌着せしめられている。従
つて、回転軸58の回転によつて保着具96が回
転しても、静止リング105は回転しない。
前記のごとく、芯体35が両挟持部材20,2
2によつて挟持されかつ突起部102が芯体35
の側面部に食い込んだ状態で第2の挟持部材22
を回転させると、芯体35は回転し、同時に芯体
相互に発生する摩擦力及び芯体35と第1の挟持
部材20の挟持端20a(第3図参照)との間に
発生する摩擦力によつて該第1の挟持部材20の
回転部分52が回転し、案内部材19も共回り
し、第1の鍔部21と第2の鍔部23との間に挟
まれた芯体35の回転は無理なく円滑に行われ
る。
巻始端固定手段 巻始端固定手段13は、第4〜5図、第8図、
第12〜14図に示すごとく、両挟持部材20,
22によつて挟持された芯体35の外周面部36
に対して前、後進する押圧体116を有し、該押
圧体116の前進動作によつてテープ状物9の巻
始端117を芯体外周面部36に押圧、固定する
(第13〜14図参照)ごとく構成されており、
その一例を図面につき具体的に説明すれば次のご
とくである。
即ち、第8図において、巻始端固定手段13
は、前記保着具96の円板体99に付設されてお
り、円板体99の内面部下側部分に設けた摺動溝
118を摺動しうる摺動杆119の一端を内方に
折曲し、かつその先端に、摺動杆119に対して
直角に折曲する押圧体保持片120を連設して、
押圧体保持片120が円板体99の内側面部10
0と衝合することなく摺動杆119が摺動しうる
ようになし、該押圧体保持片120の中央部に針
状をなす押圧体116を内方に向け突設する一
方、摺動杆119と平行して円板体99の内側面
部100上側部分に固定したエアシリンダ121
のロツド122端を前記押圧体保持片120の先
端部に固着し、エアシリンダ121の伸縮により
摺動杆119を摺動させることができ、従つて押
圧体116を芯体35の外周面部36に対して
前、後進させうるように構成されている。なお押
圧体116は、円板体99が第2の挟持部材22
の当接板部59に接近することにより、当接板部
59、第2の鍔部23に跨がつて半径方向に形成
された長孔123を挿通し、該長孔123を挿通
した状態で進退しうる。そして第14図に示すご
とく、テープ状物9の巻始端117が芯体35の
外周面部36と押圧体116との間に位置した状
態で前進動作を行い、該巻始端117を外周面部
36に押圧、固定する。
このように押圧体116が巻始端117を固定
したままの状態で芯体35がテープ状物9を所要
長さ巻取つた後、離脱手段124により、押圧体
116は巻玉125から離脱せしめられる(第1
2〜13図参照)。なお本実施例においては、巻
始端固定手段13が、前記保着具96の円板体9
9に付設されており、押圧体116と突起部10
2とが一体となつて移動するため、前記摺動手段
110が該離脱手段124を兼ねる(第4図参
照)。
なお巻始端固定手段13を、このように前、後
進する押圧体116を有するごとく構成した結
果、芯体35の幅が例えば5mm程度という非常に
小さなものであるばあいにも、巻始端117を芯
体35に容易かつ迅速に固定することができる。
ちなみに、該巻始端117を芯体35に固定する
手段としては、後述する巻終端固定手段15と同
様、頭付針状体の打ち込みにより巻始端117を
芯体外周面部36に固定することもできるのであ
るが、芯体35の幅が5mm程度という非常に小さ
なものであるばあいには、両巻取用鍔40,60
間の間隔が非常に小さく、しかも巻取用鍔40,
60の外縁から芯体外周面部36までの距離が長
いものとなり、後述する取り上げ、打ち込み装置
131の吸引管145をそれに応じた細長いもの
としなければならず、従つて、直径2mm程度の径
の非常に小さい孔を相当長く穿設しなければなら
ないこととなつて、吸引管145の製作が困難と
なる不都合があるのみならず、吸引管145の強
度低下を招く問題がある。なお巻終端126を固
定するに際しては、巻取用鍔40,60の外縁か
ら巻玉125の外周面部までの距離が短いため、
このような不都合はない(第12〜13図参照)。
なお又、巻始端117の固定に針状体等の消耗品
を一切用いないため経済的でもあり、又このよう
に押圧体116によつて巻始端117を芯体外周
面部36に固定するばあいには、巻始端117の
固定を瞬時に行うことが可能となり、テープ状物
9の巻取りに要する時間を短縮し、生産性向上に
も寄与する。
巻終端固定手段 巻終端固定手段15は、第20〜22図に示す
ごとく、押圧体116が巻始端117を固定した
ままの状態で芯体35がテープ状物9を所要長さ
巻取つた後に、巻終端126を巻回部127に固
定するように構成されており、その一例を図面に
つき具体的に説明すれば次のごとくである。
即ち、巻終端固定手段15は、第15〜19図
に示す針状体分離装置129によつて分離された
頭付の針状体130aを取り上げ・打ち込み装置
131によつて取上げ(第20図参照)、該取上
げられた針状体130aの打込みにより巻終端1
26を巻玉125の巻回部127に固定するもの
である(第21〜22図参照)。ここに、針状体
分離装置131は、第15図に示すごとく市販の
所謂パーツフイーダ132に付設された供給通路
(その断面及び針状体の支持状態が第17図に示
されている)133に連設されており、第16
図、第18図、第19図に示すごとく、針状体1
30をその頭部135が受部136に受け止めら
れた状態で案内、移行させるための案内通路13
7に沿わせて、周面部に螺旋溝139が所要ピツ
チで設けられたスクリユーロール140を、その
基端部141が案内通路137の入口端137a
に位置するとともにその先端部142が案内通路
137の出口端137bよりも稍内方に控えて位
置しかつ案内通路137に存する針状体130の
一部分が螺旋溝139内に嵌入した状態となるご
とく配設してなり、スクリユーロール140の回
転により、案内通路137の入口端137aにお
いて前記供給通路133から螺旋溝139内に嵌
入した針状体130が、その頭部135のみが受
部136に受け止められた状態で、該螺旋溝13
9に案内されて稍前かがみの状態で円滑に移行す
るとともに、スクリユーロール140の先端で螺
旋溝139から外れて案内通路137の出口端部
分において垂直吊下状態で静止し、針状体が該垂
直吊下状態となつたとき、光電スイツチ(図示せ
ず)の検知信号によりスクリユーロール140の
回転が停止するように構成されており、先端の針
状体130aが、垂直上方に持ち上げ可能な状態
で分離されることとなる。該螺旋溝139の形
状、太さは、該螺旋溝139に針状体130の一
本のみを確実に挿入させうるように設定されてお
り、又スクリユーロール140の先端部分におけ
る螺旋溝139のピツチは、分離された針状体1
30aを取上げ・打ち込み装置131によつて取
上げるに際して、該針状体130aに続く針状体
130bが、取上げ・打ち込み装置131による
取上げの妨げにならないように設定されている。
なお該針状体130aが取上げられると、針状体
分離装置129は再び作動し、先端の針状体を同
様に分離する。又取り上げ・打ち込み装置131
は、第20図に示すごとく、案内通路137の出
口端部分において垂直吊下状態で静止している針
状体130aの全体をバキユーム作用によつて吸
引、収容する収容部143が設けられた吸引管1
45を具え、該吸引管145内には、収容部14
3に吸引、収容されている針状体130aを打撃
するハンマ杆146が納設されている。該ハンマ
杆146はエアシリンダ147のロツド149端
に固着されており、該エアシリンダ147の伸縮
によつて吸引管145内で進退運動する。又該取
り上げ・打ち込み装置131は、第21図におい
て矢印F1で示すごとく、その吸引管145の開
口150が静止針状体130aと対向する垂直状
態において上下動でき、第20図に示すごとく、
その最下降位置において静止針状体130aの頭
部135が開口150に納まる。その先端におい
てバキユームを作用させると、ハンマ杆146の
先端部がストツパとなつて針状体130aが吸引
管145の収容部143に納まる。又その最上昇
位置においては、第21図に示すごとく、開口1
50が巻玉125の巻終端部分126と対向する
ように吸引管145が略水平状態をとるよう回動
する。その後取り上げ・打ち込み装置131は、
第21図において矢印F2で示すごとく、巻玉1
25に向かつてガイド(図示せず)に案内されて
前進し、第22図に示すごとく開口150が巻終
端部分126と当接することにより、停止する。
然る後、エアシリンダ147を伸長させてハンマ
杆146によつて針状体130aを打撃すると、
該針状体130aは巻玉125に食込み、巻終端
126が巻回部127に固定されることとなる。
その後、取り上げ・打ち込み装置131は前記と
逆の動作を行ない、第21図において一点鎖線で
示す初期状態に戻る。
切断手段 切断手段17は、例えば第24図に示すごとき
鋏として形成されており、巻回部127への巻終
端126の固定に先立つて、又は固定後等に、換
言すれば、少なくとも、第1、第2挟持部材2
0,22による挟持状態が解かれかつ押圧体11
6が離脱するまでの適当な時点において、テープ
状物9を切断する。あるいは、後述する結び玉検
知手段11によつて結び玉が検知されたとき、該
結び玉が巻取られないよう、結び玉の前側部及び
後側部においてテープ状物9を切断する。
テープ状物案内部及びテープ状物誘導路 テープ状物案内部10は、第1図に示すごと
く、装置1の本体2の前面部上側において前方に
比較的長く略水平に突出するごとく設けられてお
り、テープ状物9は、ガイドピン151…間を蛇
行して適当な張力が付与された状態で案内せしめ
られ、本体2内のテープ状物誘導路16に導かれ
る。
該テープ状物誘導路16は、第23図に示すご
とく、筒状をなし、略水平な状態で案内部10に
案内されてきたテープ状物9を下方に向け誘導す
る。なお、芯体35にテープ状物9を巻取るに
は、第14図において一点鎖線で示すごとく、テ
ープ状物9の巻始端117が芯体116の外周面
部36と押圧体116との間に位置するよう、案
内部10から出たテープ状物9を誘導路16に誘
導する必要があるのであるが、該誘導を容易とす
るため、誘導路16の入口部分に、送りロール1
52,152によつて送られてきたテープ状物9
を誘導路16の出口側に押し出すエアノズル15
3が設けられている(第23図参照)。
結び玉検知手段 結び目検知手段11は、第25〜26図に示す
ごとく、テープ状物相互が結ばれているばあいに
おける結び玉154を検知する手段であり、前記
テープ状物案内部10に付設されている。該手段
11は、固定検知板155とバネ板を用いてなる
可動検知板156とを夫々上下に対設し、該両検
知板155,156間をテープ状物9が走行する
ようになすとともに、両検知板155,156間
の間隔を、テープ状物相互を結んだばあいにおけ
る結び玉154が通過する際において可動検知板
156が押し上げられ、光電検知器157によつ
てその押し上げが検知されうる程度に設定してい
る。なお、テープ状物の通常走行状態において
は、可動検知板156は第26図において一点鎖
線で示す状態にある。
実施例に係る装置の作用 次に前記実施例に係る装置1全体の作用を説明
する。
案内部材19の案内路37の入口端37aに形
成された芯体受部92に供給された芯体35は、
エアシリンダ66の伸長に伴う第1の挟持部材2
0及び案内部材19の前進により円柱部43によ
つて誘導路37に押し込まれ、それに伴い誘導路
37の出口端37bから一個の芯体35が押し出
される(第3〜4図参照)。
それと同時に、ストツパ部81とストツパ片8
3との当接により第1、第2の鍔部21,23間
5間隔が芯体35の厚さに応じたものとなるとと
もに、摺動手段110の作用によつて保着具96
が前進せしめられ、その結果、該芯体35は、第
13図に示すごとく、その両端に巻取用鍔40,
60が形成されかつ突起部102が芯体35の一
方の側面部159に食い込んで、第1、第2の挟
持部材20,22の挟持端20a,22aによつ
て挟持される。なお該芯体35の他方の側面部1
60は、案内部材19内に押し込まれている芯体
35…を介して第1の挟持部材20によつて押圧
されている。
この状態で、案内部10から誘導路16に導か
れたテープ状物9の巻始端117は、芯体35の
外周面部36と押圧体116との間に位置せしめ
られ、該巻始端117は巻終端固定手段13の押
圧体116によつて該外周面部36に押圧、固定
される。
然る後、第2の挟持部材22をモータにより積
極回転させると、押圧体116が巻始端117を
固定したままの状態で芯体35がテープ状物9を
所要長さ巻取る。なおテープ状物9の巻取り長さ
は、前記制御盤5のボタン操作により設定される
とともに、所要長さのテープ状物9が芯体35に
巻取られたとき、定尺装置(図示せず)の作動に
より芯体35の回転が止められ、同時に切断手段
17が作動してテープ状物9が切断される。該切
断後、巻終端固定手段15の取り上げ・打ち込み
装置131が、針状体分離装置129によつて分
離された頭付の針状体130aを取り上げ、該針
状体130aを、巻終端126が巻回部127に
固定されるよう打ち込む(第20〜22図参照)。
その後、エアシリンダ66を縮小させることに
よつて、第1の挟持部材20及び案内部材19を
退行させると、摺動手段(本実施例においては離
脱手段124でもある)110の作動によつて保
着具96も退行せしめられ、第12図において一
点鎖線で示すごとく、突起部102が芯体35か
ら外れかつ押圧体116が巻玉125から離脱し
て、該巻玉125は本体2の前記排出口7(第1
図に示す)から排出される。
なお、巻取られるべきテープ状物相互が予め結
ばれているばあいには、結び玉検知手段11によ
つて結び玉153が検知されたとき、その検知信
号により切断手段17が作動し、結び玉の前側部
及び後側部においてテープ状物9が切断され、結
び玉の巻取りが防止される。
その他 芯体35は中実なものであつてもよい。
第1、第2の挟持部材20,22によつて芯体
35が挟持されるとは、前記実施例において示し
た第1の挟持部材20の回転部52先端と第2の
挟持部材22とにより芯体35が直接挟持される
ばあいを含む。
巻終端固定手段15の他の例としては、第28
図に示すごとき、例えば粘着紙片162を用いて
巻終端126を巻回部127に固定する手段を採
用することもできる。
第1の鍔部21、第2の鍔部23は、夫々、巻
取用鍔40を形成するごとく案内路出口端37b
に、又巻取用鍔60を形成するごとく第2の挟持
部材22の挟持端22aに設けられておればよい
のであつて、案内部材19、第2の挟持部材22
とは独立して設けられていてもよく、回転不可能
に設けられていてもよい。
保着具96の有する突起部102は針状をなす
ものに限定されず、芯体回転時における該芯体の
スリツプが防止される程度に芯体35が突起部1
02に保着されるならば、その形状、大きさは任
意である。又突起部102が芯体35に食い込む
とは、実施例で示したように芯体35の側面部に
食い込むものに限定されず、例えば第27図に示
すように、芯体35の外周面部36に設けられた
凹溝161に突起部102が嵌まり込んだ状態と
なるもの等、芯体35を保着するよう突起部10
2が芯体35の所要部位に食い込んだ状態を指
す。さらに、第1、第2の挟持部材20,22に
よつて芯体35が直接挟持されるばあいにおい
て、第1、第2の挟持部材20,22の両方共
に、芯体35に食い込む突起部102が設けられ
ることもあり、又該突起部は可動でないこともあ
る。
(考案の効果) 本考案の装置は、以下のごとき優れた効果を奏
する。
芯体は、その両端に巻取用鍔が形成された状
態で第1、第2の挟持部材により挟持される。
従つて、テープ状物を巻取る際においてその巻
取りを正しく安定して行うことができ、巻回さ
れたテープ状物の耳部がきれいにそろつた商品
価値の高いテープ状物巻玉を得ることができ
る。しかも芯体としては、例えば発泡スチロー
ル製等の棒状体を所要幅で輪切りしてなる巻取
用鍔を有さない安価な輪切り体をそのまま用い
ることができるため、経済性に優れる。
芯体を第1、第2の挟持部材間に供給するに
際して、芯体案内路を具える案内部材を介する
こととしているため、例えば幅が5mm程度とい
う非常に小さな芯体を用いるばあいにあつて
も、両挟持部材間に芯体を確実に供給すること
ができ、しかも、例えば、ストツクされている
中から1個の芯体を把持してそれを第1、第2
の挟持部材間に供給するアーム利用機構等を採
用するばあいに比べ、芯体供給のための構造が
非常に簡素であつて、製作容易であり経済性に
も優れる。
テープ状物の巻始端を芯体周面部に固定する
に際し、巻始端を押圧体によつて芯体周面部に
押圧・固定する手段を採用しており、ピンや粘
着紙片等の消耗品を何ら使用しないため、経済
的であるのみならず、ピンの打ち込み等に要す
る時間と押圧体による押圧、固定に要する時間
とを比較したばあい、後者の方が極めて短く生
産性向上に大きく寄与する。
上述のごとく、本考案の装置は、リボン等のテ
ープ状物を能率的に自動巻取りすることを可能と
し、前記した従来の手動巻取り機を用いるばあい
に比べて生産性を大幅に向上するとともに巻上り
のきれいな商品価値の高いテープ状物巻玉を得る
ことができる。しかも全体としての構造が比較的
簡素であり、又消耗品の使用量が極力押さえられ
た構成であるため、経済性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の外観を示す斜視図、第
2〜3図は芯体保持手段、巻始端固定手段を示す
正面図、第4図は芯体保持手段、巻始端固定手段
とあわせて、摺動手段、離脱手段をその作用とと
もに説明する平面図、第5図は芯体保持手段、巻
始端固定手段を示す斜視図、第6図は案内部材、
可動軸受部材、第1の挟持部材を示す斜視図、第
7図は第1の挟持部材の円柱部先端部分の構造を
示す断面図、第8図は第2の挟持部材、保着具、
巻始端固定手段を示す斜視図、第9図は案内部材
の案内路入口端における芯体供給部を示す斜視
図、第10図は保着具を構成する円板体を示す斜
視図、第11図は保着具の円板体と静止リングと
の固定状態を示す断面図、第12〜13図は第2
の挟持部材による芯体の挟持状態を巻始端固定手
段の作用とともに示す平面図、第14図は押圧体
による巻始端固定状態を示す側面図、第15図は
針状体分離装置をパーツフイーダ、針状体取り上
げ・打ち込み装置とともに示す斜視図、第16図
は針状体分離装置を示す斜視図、第17図はパー
ツフイーダの供給通路を針状体とともに示す断面
図、第18図は案内通路を針状体、スクリユーロ
ールとともに示す断面図、第19図は針状体分離
装置の構造を作用とともに示す説明図、第20図
は針状体取り上げ・打ち込み装置の構造をその作
用とともに示す説明図、第21〜22図は巻終端
固定手段の作用説明図、第23図はテープ状物誘
導路を示す斜視図、第24図は切断手段を示す斜
視図、第25図は結び玉検知手段を示す斜視図、
第26図はその作用説明図、第27図は芯体への
突起部の食い込み状態の他の態様を示す斜視図、
第28図は巻終端固定の他の態様を示す斜視図、
第29図は従来におけるテープ状物の手動巻取り
機の要部を示す斜視図である。 1……装置、9……テープ状物、12……芯体
保持手段、13……巻始端固定手段、15……巻
終端固定手段、17……切断手段、19……案内
部材、20……第1の挟持部材、21……第1の
鍔部、22……第2の挟持部材、23……第2の
鍔部、35……芯体、36……外周面部、37…
…案内路、40……巻取用鍔、60……巻取用
鍔、116……押圧体、117……巻始端、12
4……離脱手段、125……巻玉、126……巻
終端、127……巻回部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープ状物9を巻取る芯体35の外周面部36
    を案内するための案内路37を具えかつ軸線回り
    に回転自在である案内部材19と;該案内部材1
    9の案内路37に対して進退可能かつ少なくとも
    先端部分が軸線回りに回転自在であつて、その前
    進により芯体35を案内路37出口端37bから
    押出す第1の挟持部材20と;前記案内部材19
    の案内路37出口端37bに設けられかつテープ
    状物9を巻取る芯体35の一端における巻取用鍔
    40を形成する第1の鍔部21と;前記第1の挟
    持部材20と協動して芯体35を挟持しかつ軸線
    回りに回転しうる第2の挟持部材22と;該第2
    の挟持部材22の挟持端22aにおいて、芯体3
    5の他端における巻取用鍔60を形成する第2の
    鍔部23と;を具え、両挟持部材20,22が芯
    体35を挟持した状態において、該芯体35が回
    転せしめられるようになされた芯体保持手段12
    と、 両挟持部材20,22によつて挟持された芯体
    35の外周面部36に対して進退する押圧体11
    6を有し、該押圧体116が芯体35の外周面部
    36に向けて前進することによつてテープ状物9
    の巻始端117を芯体外周面部36に押圧、固定
    する巻始端固定手段13と、 押圧体116が巻始端117を固定したままの
    状態で芯体35がテープ状物9を所要長さ巻取つ
    た後に、巻終端126を巻回部127に固定する
    巻終端固定手段15と、 巻終端126を巻回部127に固定した後、前
    記押圧体116を巻玉125から離脱させる離脱
    手段124と、 テープ状物9を、その巻取り終了後等における
    所要時期において切断する切断手段17と、 を具えることを特徴とするテープ状物巻取装置。
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