JP2002110486A - 巻取装置及び巻取方法 - Google Patents

巻取装置及び巻取方法

Info

Publication number
JP2002110486A
JP2002110486A JP2000299302A JP2000299302A JP2002110486A JP 2002110486 A JP2002110486 A JP 2002110486A JP 2000299302 A JP2000299302 A JP 2000299302A JP 2000299302 A JP2000299302 A JP 2000299302A JP 2002110486 A JP2002110486 A JP 2002110486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
winding
winding shaft
suction
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000299302A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4101451B2 (ja
Inventor
Tadashi Otsuki
正 大槻
Yoshio Kawaguchi
義夫 川口
Yukihiro Ando
幸浩 安藤
Toshihiro Naito
敏宏 内藤
Takashi Unno
高士 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP2000299302A priority Critical patent/JP4101451B2/ja
Publication of JP2002110486A publication Critical patent/JP2002110486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4101451B2 publication Critical patent/JP4101451B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Winding Of Webs (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】素子径の増大に確実に対処でき、しかも、タク
トスピードの向上を図ることの可能な巻取装置及び巻取
方法を提供する。 【解決手段】繰り出しローラ5を回転駆動させ、セパレ
ータ4を予め定められた所定量だけ繰り出す。かかる繰
り出しに伴い、その繰り出されたセパレータ4を先端側
からセパレータ吸引ガイド4で吸引する。繰り出し量が
所定量に達したならば繰り出しローラ5の回転駆動を停
止させ、それまで没入状態にあった巻取軸2を突出さ
せ、セパレータ4をスリット3にて捕捉した上で、巻取
軸2の回転駆動を開始する。次に、マイナス電極箔13
の先端を回転中の巻取軸2へ案内し、、プラス電極箔1
4の先端を巻取軸2へ案内する。これにより、一対の電
極箔13,14がセパレータ4によって互いに絶縁状態
で巻き取られてコンデンサ素子に仕上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサ素子等
の巻取技術に係り、例えば、電解コンデンサの製造に際
し、一対の電極箔をセパレータによって互いに絶縁状態
で巻き取ってコンデンサ素子に仕上げるための巻取装置
及び巻取方法を含む技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電解コンデンサ素子の巻取装置と
して、例えば特開昭63−301515号公報に記載さ
れたものがある。かかる技術においては、セパレータの
一端が引出装置(チャック)によって把持されて長手方
向に引き出される。また、引き出されたセパレータの略
中央部に対してスリットを有する巻取軸が突出させら
れ、これにより、セパレータがスリットにて捕捉される
こととなる。一方、巻取軸の両側に配設された一対の電
極箔搬送装置(チャック)によって、マイナス及びプラ
スの電極箔の各一端が前記巻取軸の方へと搬送、案内さ
れる。そして、巻取軸が回転させられることで、前記セ
パレータ及び一対の電極箔が所定長さまで巻き取られ
る。このとき、一対の電極箔は、セパレータによって互
いに絶縁状態で巻き取られることとなる。その後、電極
箔が切断され、セパレータが切断され、さらにテープ等
で外周が固定されることで、図6に示すような電解コン
デンサ素子30が得られる。かかる電解コンデンサ素子
30は、その後、巻取軸2から取り外される。なお、図
7に示すように、マイナス及びプラス電極箔13,14
には所定間隔毎にリード線15がかしめ固定されてお
り、得られる電解コンデンサ素子30にはマイナス電極
箔13及びプラス電極箔14にそれぞれ対応したリード
線15が1本ずつ巻き込まれることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記技術で
は次に記すような問題があった。すなわち、セパレータ
は、チャックによって、その一端が把持されて長手方向
に引き出される構成となっている。かかるチャックは、
カム或いはリンク機構にて機械的に作動させられるもの
である。このような構成下においては、電解コンデンサ
素子の素子径を大きくしようとした場合、セパレータも
長く引き出す必要がある。しかし、チャックを機械的な
動作で引き出す場合には、その長さにも自ずと限界があ
る。しかも、セパレータは、一般には紙で構成されてい
る場合が多く、所定速度以上で引き出そうとすると、セ
パレータが切断してしまうおそれもある。つまり、上記
機械的動作による引き出しでは、上記技術では、タクト
スピードを上げることが困難であった。
【0004】本発明は、上記各事情に鑑みてなされたも
のであり、素子径の増大に確実に対処することができ、
しかも、タクトスピードの向上を図ることの可能な巻取
装置及び巻取方法を提供することを主たる目的の一つと
している。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成し得る特徴的手段について以下に説明する。また、
各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記
載する。
【0006】手段1.帯状のプラス及びマイナスの電極
箔を帯状のセパレータによって互いに絶縁状態で巻き取
るための巻取装置であって、前記セパレータを長手方向
に引き出し可能な引出手段と、回転可能に支持され、前
記引出手段にて引き出された前記セパレータの長手方向
中間の所定部分を捕捉した上で巻取を行うための巻取軸
と、前記プラス及びマイナスの電極箔の各端部を前記巻
取軸の方へと案内するための電極箔案内手段とを備え、
前記引出手段は、少なくとも前記セパレータの巻取開始
に先だって、前記セパレータの先端部分側を吸引によっ
て引き出し可能な吸引機構を有することを特徴とする巻
取装置。
【0007】手段1によれば、帯状のセパレータが引出
手段によって長手方向に引き出される。また、引出手段
にて引き出されたセパレータの長手方向中間の所定部分
が巻取軸にて捕捉された上で、巻取軸が回転され、これ
によりセパレータの巻取が行われる。また、帯状のプラ
ス及びマイナスの電極箔の各端部が、それぞれ電極箔案
内手段によって前記巻取軸の方へと案内され、各端部が
巻き込まれることでプラス及びマイナスの電極箔がセパ
レータによって互いに絶縁状態で巻き取られる。さて、
手段1では、引出手段は吸引機構を有しており、該吸引
機構の吸引によって、少なくとも前記セパレータの巻取
開始に先だって、セパレータの先端部分側が引き出され
る。このため、チャックにより把持されたセパレータが
機械的動作によって引き出される従来技術に比べて、セ
パレータを破断させることなく高速で引き出すことがで
きる。また、巻取に使用されるセパレータの長さが増大
した場合でも、つまり、素子径を増大させるというニー
ズに対しても容易にかつ確実に対応することが可能とな
る。
【0008】なお、「捕捉」とあるのは、把持、挟持等
により捕捉する場合の外、巻取軸に形成された溝等にセ
パレータを相対案内せしめるような場合も含まれる。す
なわち、巻取軸の回転によって巻取可能な状態となって
いれば「捕捉」たりうる。
【0009】手段2.前記巻取軸が、前記セパレータの
引き出しに際して該引き出しを阻害しない待機状態と、
前記セパレータの巻取に際して前記所定部分を捕捉する
巻取可能状態とをとりうるよう構成したことを特徴とす
る手段1に記載の巻取装置。
【0010】手段2によれば、前記セパレータの引き出
しに際しては、巻取軸が、待機状態をとりうるため、前
記引き出しが阻害されることがない。
【0011】手段3.手段1又は2に記載の巻取装置に
おいて、さらに、前記セパレータが所定長巻き取られて
から該セパレータを切断するためのセパレータ切断手段
と、前記プラス及びマイナスの電極箔が所定長巻き取ら
れてから該電極箔をそれぞれ切断するための電極箔切断
手段とを設けたことを特徴とする巻取装置。
【0012】手段3によれば、前記セパレータが所定長
巻き取られてから、該セパレータがセパレータ切断手段
によって切断される。また、プラス及びマイナスの電極
箔が所定長巻き取られてから該電極箔が電極箔切断手段
によってそれぞれ切断される。
【0013】手段4.前記引出手段は、さらに、前記セ
パレータの巻取開始に先だって行われる吸引に際し、該
セパレータを前記吸引機構側へ繰り出すための繰り出し
機構を備えていることを特徴とする手段1乃至3のいず
れかに記載の巻取装置。
【0014】手段4によれば、引出手段は、さらに、繰
り出し機構を備えており、該繰り出し機構によって、前
記セパレータの巻取開始に先だって行われる吸引に際
し、該セパレータが前記吸引機構側へ繰り出される。す
なわち、繰り出しと協同して吸引が行われることとな
り、その後の巻取作業が円滑、かつ、確実に行われるこ
ととなる。
【0015】手段5.前記繰り出し機構は、前記セパレ
ータを挟む位置において回転駆動可能に配設され、前記
繰り出し時には接触方向に相対移動させられ、非繰り出
し時には離間方向に相対移動させられるよう構成された
一対のローラによって構成されていることを特徴とする
手段4に記載の巻取装置。
【0016】手段5によれば、前記繰り出し機構がセパ
レータを挟む位置において回転駆動可能に配設された一
対のローラによって構成される。そして、前記繰り出し
時にはローラが接触方向に相対移動させられることか
ら、予め定めた長さ分の繰り出しを確実に行うことがで
きる。また、非繰り出し時にはローラが離間方向に相対
移動させられることから、巻取等の作業に支障を来すこ
とがない。なお、一対のローラについては、一方のロー
ラのみが他方のローラに対して移動させられるようにな
っていてもよいし、双方のローラとも移動させられるよ
うになっていてもよい。
【0017】手段6.前記吸引機構は、前記巻取軸の回
転による前記セパレータの巻取中においても、前記セパ
レータの先端部分側が吸引によって引っぱられるよう構
成されていることを特徴とする手段1乃至5のいずれか
に記載の巻取装置。
【0018】手段6によれば、巻取軸の回転によるセパ
レータの巻取中においても、前記セパレータの先端部分
側が、吸引機構の吸引によって引っぱられる。このた
め、巻取の最中において、セパレータに対し吸引による
張力が付与されることとなり、安定した巻取を行うこと
ができる。なお、これ以外にも別途セパレータに張力を
付与するための張力付与手段(例えばセパレータを所定
の弾性力をもって挟持することの可能な押さえ板等)を
設けてもよい。
【0019】手段7.前記巻取軸の近傍には、前記吸引
機構によって吸引されている前記セパレータの幅方向の
位置ずれを規制するための位置ずれ規制手段を設けたこ
とを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記載の巻取装
置。
【0020】手段7によれば、巻取軸の近傍に設けられ
た位置ずれ規制手段によって、吸引機構にて吸引されて
いるセパレータの幅方向の位置ずれが規制される。この
ため、巻取時の幅方向のずれを生じにくくすることがで
き、巻取の安定化を図ることができる。
【0021】手段8.前記プラス及びマイナスの電極箔
はアルミニウムによって構成され、かつ、両電極箔には
長手方向に所定間隔を隔ててリード線が取着されている
ことを特徴とする手段1乃至7のいずれかに記載のアル
ミニウム電解コンデンサ素子用巻取装置。
【0022】手段8によれば、アルミニウム電解コンデ
ンサ素子を製造するべく巻取を行う場合に、上記各手段
1乃至7のいずれかに対応した作用効果が奏される。
【0023】手段9.手段1乃至8のいずれかに記載の
巻取装置を用いて、帯状のプラス及びマイナスの電極箔
を帯状のセパレータによって互いに絶縁状態で巻き取る
ことを特徴とする巻取方法。
【0024】手段9によれば、帯状のプラス及びマイナ
スの電極箔を帯状のセパレータによって互いに絶縁状態
で巻き取る場合に、上述した各作用効果が奏される。
【0025】手段10.帯状のセパレータを長手方向に
引き出す工程と、前記引き出されたセパレータの長手方
向中間の所定部分が、巻取軸のスリットにて巻取可能な
状態に捕捉されるまで前記巻取軸を移動させた上で、該
巻取軸を回転駆動する工程と、前記巻取軸の両側に配設
されたプラス及びマイナスの電極箔の各端部を前記巻取
軸の方へとそれぞれ案内し、巻き込ませる工程と、前記
セパレータ、並びに、プラス及びマイナスの電極箔をそ
れぞれ所定長巻き取った後、それらをそれぞれ切断する
工程とを備え、前記プラス及びマイナスの電極箔を前記
セパレータによって互いに絶縁状態で巻き取る巻取方法
であって、少なくとも前記巻取軸の回転駆動に先だって
前記セパレータが引き出される工程に際し、該セパレー
タの先端部分側が吸引によって引き出されるようにした
ことを特徴とする巻取方法。
【0026】手段10によれば、まず帯状のセパレータ
が長手方向に引き出される。その引き出されたセパレー
タの長手方向中間の所定部分が、スリットにて巻取可能
な状態に捕捉されるまで巻取軸が移動させられる。その
上で、該巻取軸が回転駆動させられることで、巻取軸に
セパレータが巻き取られる。また、巻取軸の両側に配設
されたプラス及びマイナスの電極箔の各端部が、巻取軸
の方へとそれぞれ案内され巻き込まれる。これにより、
プラス及びマイナスの電極箔が前記セパレータによって
互いに絶縁された状態で巻き取られる。そして、セパレ
ータ、並びに、プラス及びマイナスの電極箔がそれぞれ
所定長巻き取られた後、それらがそれぞれ切断される。
さて、本手段では、少なくとも巻取軸の回転駆動に先だ
ってセパレータが引き出される工程に際し、該セパレー
タの先端部分側が吸引によって引き出される。このた
め、チャックにより把持されたセパレータが機械的動作
によって引き出される従来技術に比べて、セパレータを
破断させることなく高速で引き出すことができる。ま
た、巻取に使用されるセパレータの長さが増大した場合
でも、つまり、素子径を増大させるというニーズに対し
ても容易にかつ確実に対応することが可能となる。
【0027】手段11.前記巻取軸の回転駆動に先だっ
て前記セパレータが引き出される工程に際し、該セパレ
ータの吸引に併せて、該セパレータを前記吸引側へ繰り
出すよう構成したことを特徴とする手段10に記載の巻
取方法。
【0028】手段11によれば、巻取軸の回転駆動に先
だってセパレータが引き出される工程に際し、該セパレ
ータの吸引に併せて、該セパレータが吸引側へ繰り出さ
れる。このため、繰り出しと協同して吸引が行われるこ
ととなり、その後の巻取作業が円滑、かつ、確実に行わ
れることとなる。
【0029】手段12.前記巻取軸を回転駆動させる工
程においても、前記セパレータの先端部分側が引っぱら
れるよう前記吸引を継続するようにしたことを特徴とす
る手段10又は11に記載の巻取方法。
【0030】手段12によれば、巻取軸が回転駆動され
る工程、つまり、少なくともセパレータが巻き取られる
工程においても、該セパレータの先端部分側が引っぱら
れるよう吸引が継続される。従って、巻取の最中におい
て、セパレータに対し吸引による張力が付与されること
となり、安定した巻取を行うことができる。なお、これ
以外にも別途セパレータに張力を付与するようにしても
よい(例えばセパレータを押さえ板等を用いて所定の弾
性力をもって挟持する等)。
【0031】手段13.前記プラス及びマイナスの電極
箔はアルミニウムによって構成され、かつ、両電極箔に
は長手方向に所定間隔を隔ててリード線が取着されてい
ることを特徴とする手段10乃至12のいずれかに記載
のアルミニウム電解コンデンサ素子用巻取方法。
【0032】手段13によれば、アルミニウム電解コン
デンサ素子を製造するべく巻取を行う場合に、上記各手
段10乃至12のいずれかに対応した作用効果が奏され
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態について、図
1乃至図6を参照しつつ説明する。
【0034】図1に示すように、巻取装置1は、図示し
ないサーボモータにより回転可能に支持された巻取軸2
を備えている。該巻取軸2は、略円柱状をなし、中央に
はスリット3が形成されている(図6参照)。また、巻
取軸2は、図1の紙面と直交する方向に出没可能となっ
ており、非巻取時には没入状態、巻取時には突出状態を
とるようになっている。なお、巻取軸2は、図示しない
インデックスによって旋回移動可能となっており、同図
に実線で示すような巻取位置と、所定量旋回移動したテ
ープ貼付位置(図のα位置)との間を移動可能となって
いる。
【0035】上記巻取軸2には、図の斜め上方から帯状
のセパレータ4が供給されるようになっている。すなわ
ち、帯状のセパレータ4は、絶縁紙よりなり、最上流側
においてロール状に巻回されている。ロール状に巻回さ
れたセパレータ4の引出し端側は、所定の張力を付与す
るための図示しない段差ローラに掛装されており、さら
にその段差ローラの下流側において引出手段、繰り出し
機構を構成する繰り出しローラ5に案内されている。
【0036】繰り出しローラ5は、セパレータ4を挟む
ようにして上下対となって配設されており、該ローラ5
の表面にはセパレータ4との間に所定の摩擦力が生じる
ようゴムライニングが施されている。該繰り出しローラ
5のうち、上部のローラは、図示しないサーボモータに
よって回転駆動されるようになっている。また、繰り出
しローラ5の上部のローラは、アーム6にて支持されて
おり、該アーム6は図示しないカム機構によって動作可
能となっている。つまり、上部のローラが適宜移動させ
られることで、一対の繰り出しローラ5は、互いに接触
した状態、及び、互いに離間した状態をそれぞれとるこ
とができるようになっている(もちろん、上下のローラ
ともに移動可能となっていてもよい)。
【0037】セパレータ4の引き出し経路、つまり、図
中の繰り出しローラ5から左斜め下方へと延びる経路に
沿って、繰り出しローラ5の下流側には、セパレータ支
持台7が固定されている。また、セパレータ支持台7の
下流側端部においては、該支持台7上面と直交する方向
に移動可能なセパレータ切断手段を構成するセパレータ
カッター8が設置されている。
【0038】セパレータ4の引き出し経路は、丁度前記
巻取軸2の位置をほぼ通過するよう構成されており、さ
らにその下流側においては、引出手段、吸引機構を構成
するセパレータ吸引ガイド9が設けられている。セパレ
ータ吸引ガイド9は、筒状をなし、下流側から図示しな
い吸引装置によってエアー吸引が行われるよう構成され
ている。また、セパレータ吸引ガイド9は、その長手方
向に移動可能となっている。つまり、図2に示すよう
に、セパレータ吸引ガイド9は同図実線に示すような定
位置と、同図2点鎖線で示すような取り込み位置との間
を移動することができるようになっている。
【0039】セパレータ吸引ガイド9が定位置にある場
合において、該セパレータ吸引ガイド9先端と巻取軸2
との中間位置には、セパレータ4を支持するための位置
ずれ規制手段としてのセパレータガイド11が設けられ
ている。該セパレータガイド11は、セパレータ4の幅
方向のずれを規制(位置決め)するためのものであっ
て、図1に示すレール12に沿ってスライド可能となっ
ている。さらに、セパレータ吸引ガイド9の先端には、
押さえ板10が取付けられている。この押さえ板10
は、巻取時において、自身と前記セパレータガイド11
とにより、セパレータ4をある程度の弾性応力をもって
挟むことで所定の張力を付与するためのものである。
【0040】また、図1において、前記巻取軸2の左右
両側方には、マイナス電極箔13及びプラス電極箔14
をそれぞれ巻取軸2の方に案内するための機構が設けら
れている。すなわち、同図において、巻取軸2の左側に
は、帯状のマイナス電極箔13が設けられ、巻取軸2の
右側には、帯状のプラス電極箔14が設けられている。
両電極箔13,14は、共にアルミニウムによって構成
されている。また、両電極箔13,14には、その長手
方向に所定間隔を隔ててリード線15がかしめ固定され
ている(図7参照)。
【0041】前記マイナス電極箔13の移送経路の途中
には、該マイナス電極箔13を挟持してその先端を前記
巻取軸2の方へ案内するための電極箔案内手段を構成す
るマイナス箔用チャック16が設けられている。さら
に、マイナス箔用チャック16と巻取軸2との間には、
マイナス箔支持台17及び電極箔切断手段を構成するマ
イナス箔用カッター18が設けられている。併せて、マ
イナス電極箔18の移送経路の途中には、前記リード線
15を検出するためのマイナスリードセンサ19が設け
られている。該マイナスリードセンサ19は、光ファイ
バセンサによって構成され、マイナス電極箔13の移送
経路に沿って適宜スライド可能となっているとともに、
そのときどきの素子径等の巻取条件に応じて適宜位置調
整が行われるようになっている。
【0042】同様に、前記プラス電極箔14の移送経路
の途中には、該プラス電極箔14を挟持してその先端を
前記巻取軸2の方へ案内するための電極箔案内手段を構
成するプラス箔用チャック21が設けられている。ま
た、プラス箔用チャック21と巻取軸2との間には、プ
ラス箔支持台22及び電極箔切断手段を構成するプラス
箔用カッター23が設けられている。併せて、プラス電
極箔14の移送経路の途中には、前記リード線15を検
出するための光ファイバセンサよりなるプラスリードセ
ンサ24が設けられている。該プラスリードセンサ24
もまた、そのときどきの素子径等の巻取条件に応じて適
宜位置調整が行われるようになっている。
【0043】次に、上記のように構成されてなる巻取装
置1を用いた巻取手法について説明する。
【0044】まず、図3に示すように、セパレータ吸引
ガイド9をセパレータ支持台7の方まで移動させ(同図
2点鎖線参照)、セパレータ4の先端を吸引可能な状態
とする。但し、この時点では、一対の繰り出しローラ5
は接触状態にあり、かつ、回転駆動させられていないた
め、セパレータ4は吸引されない。
【0045】次に、繰り出しローラ5を回転駆動させ、
セパレータ4を予め定められた所定量だけ繰り出す。こ
の所定量は、例えば300mmとか400mmといった
具合に素子径に応じて適宜設定される。かかる繰り出し
に伴い、その繰り出されたセパレータ4が先端側から前
記セパレータ吸引ガイド4により吸引されることとな
る。なお、この繰り出しに際しては巻取軸2が没入状態
(図2の実線に示す状態)にあり、巻取軸2によって吸
引が阻害されてしまうことがない。
【0046】続いて、同図実線で示すようにセパレータ
吸引ガイド9を元の定位置まで移動させる。なお、この
移動を前記繰り出しとともに行うこととしてもよい。そ
して、繰り出し量が所定量に達したならば前記繰り出し
ローラ5の回転駆動を停止させる。その後、セパレータ
ガイド11を同図2点鎖線で示すように上昇させる。こ
れにより、セパレータ4の幅方向両側がセパレータガイ
ド11によって挟まれることとなり、幅方向の位置ずれ
が規制される。
【0047】次に、それまで没入状態にあった巻取軸2
を突出させる(図2の2点鎖線参照)。すると、この時
点において、巻取軸2のスリット3は、セパレータ4の
引き出し経路と対応する方向を向けられており、該スリ
ット3内に前記セパレータ4の所定部分たる長手方向略
中間部分が入り込む格好となる。換言すれば、セパレー
タ4が巻取可能な状態でスリット3にて捕捉されること
となる。
【0048】また、このとき、前記カム機構によってア
ーム6が作動させられ、図4に示すように、繰り出しロ
ーラ5の上部のローラが離間する位置へと移動させられ
る。これとともに、巻取軸2の回転駆動を開始する。こ
の回転によって、セパレータ4の巻取が開始させられ
る。なお、このとき、繰り出しローラ5の下部のローラ
はガイドローラとしての役割を果たすこととなる。
【0049】次に、マイナス箔用チャック16でマイナ
ス電極箔13を把持し、巻取軸2の方へと移動させる。
すると、マイナス電極箔13の先端が回転中の巻取軸2
へ案内され巻き込まれはじめる。また、巻き込み開始と
同時に前記マイナス箔用チャック16を開くことで、以
降、マイナス電極箔13が巻き取られることとなる。
【0050】一方、マイナス電極箔13が巻き込まれて
から巻取軸2が180゜回転した後、プラス箔用チャッ
ク21でプラス電極箔14を把持し、巻取軸2の方へと
移動させる。すると、プラス電極箔14の先端が回転中
の巻取軸2へ案内され巻き込まれはじめる。また、巻き
込み開始と同時に前記プラス箔用チャック21を開くこ
とで、以降、プラス電極箔14が巻き取られることとな
る。さらに、上記のように両電極箔13,14の巻取開
始タイミングを調整することで、マイナス及びプラス電
極箔13,14の先端が揃えられる。
【0051】その後、所定時間前記巻取軸2を回転駆動
させることで、セパレータ4並びにマイナス及びプラス
電極箔13,14が巻き取られ、その巻取径が増大して
ゆく。但し、かかる巻取の最中においてもセパレータ吸
引ガイド9での吸引は継続させられる。これにより、前
記押さえ板10の作用も相まって、巻取軸2よりも下流
側のセパレータ4に所定の張力が付与され、もって安定
した巻取が行われることとなる。そして、プラスリード
センサ24によってプラス電極箔14に取着されたリー
ド線15が検出されたならば、前記巻取軸2の回転駆動
を一旦停止させ、これと同時に、プラス電極箔14を把
持すべくプラス箔用チャック21を閉じる。なお、検出
されるリード線15は次回の巻取において巻き取られる
プラス電極箔14に対応するものであって、本実施の形
態では位置検出の目印として利用されるものである。
【0052】続いて、再度アーム6を駆動させて繰り出
しローラ5を接触状態とし、この状態で移動不能状態に
あるプラス電極箔14及びセパレータ4に対し、プラス
箔用カッター23及びセパレータカッター8を作動さ
せ、切断を施す。
【0053】プラス電極箔14及びセパレータ4が切断
された後、再度巻取軸2を回転させ、マイナス電極箔1
3の補正巻取を行う。そして、マイナスリードセンサ1
9によってマイナス電極箔13に取着されたリード線1
5が検出されたならば、前記巻取軸2の回転駆動を再度
停止させ、これと同時に、マイナス電極箔13を把持す
べくマイナス箔用チャック16を閉じる。なお、ここで
検出されるリード線15も次回の巻取において巻き取ら
れるマイナス電極箔13に対応するものであって、位置
検出の目印として利用されるものである。そして、移動
不能状態にあるマイナス電極箔13に対し、マイナス箔
用カッター18を作動させ、切断を施す。
【0054】その後、巻取軸2は、図示しないインデッ
クスによってテープ貼付位置まで旋回移動させられ、そ
こで外周部分にテープが貼付けられる。これにより、図
6に示すような電解コンデンサ素子30が得られること
となる。該電解コンデンサ素子30は、巻取軸2が没入
することによって該巻取軸2から取り外され、その後巻
取軸2は再度巻取位置の方へと旋回移動させられる。以
上の一連の工程を経ることで、巻取作業が完了する。
【0055】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、セパレータ4の巻取開始に先だって、セパレータ吸
引ガイド9からの吸引によって、該セパレータ4の先端
部分側を引き出すこととした。また、このとき、繰り出
しローラ5によって、セパレータ4がセパレータ吸引ガ
イド9の方へ繰り出されることとした。すなわち、繰り
出しと協同して吸引が行われることとした。このため、
その後の巻取作業が円滑、かつ、確実に行われることと
なる。また、チャックにより把持されたセパレータが機
械的動作によって引き出される従来技術に比べて、セパ
レータ4を破断させることなく高速で引き出すことがで
きる。また、巻取に使用されるセパレータ4の長さが増
大した場合でも、つまり、素子径を増大させるというニ
ーズに対しても容易にかつ確実に対応することが可能と
なる。
【0056】また、本実施の形態では、巻取軸2の回転
によるセパレータ4の巻取中においても、セパレータ4
の先端部分側が、セパレータ吸引ガイド9からの吸引に
よって引っぱられる。このため、巻取の最中において、
前記押さえ板10による弾性力の作用とも相まって、セ
パレータ4に対し吸引による張力が付与されることとな
る。その結果、安定した巻取を行うことができる。
【0057】尚、上述した実施の形態の記載内容に限定
されることなく、例えば次のように実施してもよい。
【0058】(a)上記実施の形態では、セパレータ4
の巻取中においてもセパレータ吸引ガイド9からの吸引
を継続することとした。これに対し、引き出し時のみ吸
引を行うようにして、巻取中は吸引を停止させることと
してもよい。
【0059】(b)上記実施の形態では、マイナスリー
ドセンサ19、プラスリードセンサ24によって、各電
極箔13,14に取着されたリード線を検出し、この検
出をもって巻取終了のきっかけとなるようにした。これ
に対し、別の手法で巻取終了のタイミングを制御するこ
ととしてもよい。例えば、電極箔13,14に透孔等の
マーキングを施しておき、光電管等でそのマーキングを
検出することを必要条件に巻取を終了させることとして
もよい。
【0060】(c)上記実施の形態においてはセパレー
タ4を絶縁紙にて構成することとしたが、他の絶縁素材
(例えば樹脂製フィルム、不織布等)で構成してもよ
い。また、両電極箔13,14についても、アルミニウ
ム以外の他の素材を用いることとしてもよい。
【0061】(d)上記実施の形態では、電解コンデン
サ素子30を製造するための巻取装置1に具体化するこ
ととしたが、他の巻取装置(例えば電池用巻取装置等)
に具体化することも可能である。
【0062】(e)各電極箔13,14の案内のタイミ
ング、各電極箔13,14及びセパレータ4の切断のタ
イミングは上記実施の形態に記載のものに何ら限定され
るものではない。従って、例えばプラス電極箔14をマ
イナス電極箔13よりも先に案内させることとしてもよ
いし、また、マイナス電極箔13をプラス電極箔14よ
りも先に切断することとしてもよい。
【0063】(f)マイナス箔用チャック16、プラス
箔用チャック21に代えて、ローラにてマイナス電極箔
13、プラス電極箔14をそれぞれ案内するような構成
としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係る巻取装置の全体構成を示す
概略側面図である。
【図2】巻取装置のうち、セパレータに関連する主要部
分を示す概略平面図である。
【図3】巻取工程を説明するための巻取装置の概略図で
ある。
【図4】巻取工程を説明するための巻取装置の概略図で
ある。
【図5】巻取工程を説明するための巻取装置の概略図で
ある。
【図6】巻取により得られた電解コンデンサ素子等を示
す側面図である。
【図7】リード線の取着された電極箔の構成を説明する
斜視図である。
【符号の説明】
1…巻取装置、2…巻取軸、3…スリット、4…セパレ
ータ、5…引出手段、繰り出し機構を構成する繰り出し
ローラ、8…セパレータ切断手段を構成するセパレータ
カッター、9…引出手段、吸引機構を構成するセパレー
タ吸引ガイド、11…位置ずれ規制手段を構成するセパ
レータガイド、13…マイナス電極箔、14…プラス電
極箔、15…リード線、16…電極箔案内手段を構成す
るマイナス箔用チャック、18…電極箔切断手段を構成
するマイナス箔用カッター、21…電極箔案内手段を構
成するプラス箔用チャック、23…電極箔切断手段を構
成するプラス箔用カッター、30…電解コンデンサ素
子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 幸浩 愛知県小牧市応時二丁目250番地 シーケ ーディ 株式会社内 (72)発明者 内藤 敏宏 愛知県小牧市応時二丁目250番地 シーケ ーディ 株式会社内 (72)発明者 海野 高士 愛知県小牧市応時二丁目250番地 シーケ ーディ 株式会社内 Fターム(参考) 3F055 AA01 AA10 BA25 CA01 DA01 5E082 AB09 BC40 EE03 LL21 MM13 MM23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のプラス及びマイナスの電極箔を帯
    状のセパレータによって互いに絶縁状態で巻き取るため
    の巻取装置であって、 前記セパレータを長手方向に引き出し可能な引出手段
    と、 回転可能に支持され、前記引出手段にて引き出された前
    記セパレータの長手方向中間の所定部分を捕捉した上で
    巻取を行うための巻取軸と、 前記プラス及びマイナスの電極箔の各端部を前記巻取軸
    の方へと案内するための電極箔案内手段とを備え、前記
    引出手段は、少なくとも前記セパレータの巻取開始に先
    だって、前記セパレータの先端部分側を吸引によって引
    き出し可能な吸引機構を有することを特徴とする巻取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記巻取軸が、前記セパレータの引き出
    しに際して該引き出しを阻害しない待機状態と、前記セ
    パレータの巻取に際して前記所定部分を捕捉する巻取可
    能状態とをとりうるよう構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の巻取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の巻取装置におい
    て、さらに、前記セパレータが所定長巻き取られてから
    該セパレータを切断するためのセパレータ切断手段と、
    前記プラス及びマイナスの電極箔が所定長巻き取られて
    から該電極箔をそれぞれ切断するための電極箔切断手段
    とを設けたことを特徴とする巻取装置。
  4. 【請求項4】 前記引出手段は、さらに、前記セパレー
    タの巻取開始に先だって行われる吸引に際し、該セパレ
    ータを前記吸引機構側へ繰り出すための繰り出し機構を
    備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の巻取装置。
  5. 【請求項5】 前記繰り出し機構は、前記セパレータを
    挟む位置において回転駆動可能に配設され、前記繰り出
    し時には接触方向に相対移動させられ、非繰り出し時に
    は離間方向に相対移動させられるよう構成された一対の
    ローラによって構成されていることを特徴とする請求項
    4に記載の巻取装置。
  6. 【請求項6】 前記吸引機構は、前記巻取軸の回転によ
    る前記セパレータの巻取中においても、前記セパレータ
    の先端部分側が吸引によって引っぱられるよう構成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
    載の巻取装置。
  7. 【請求項7】 前記巻取軸の近傍には、前記吸引機構に
    よって吸引されている前記セパレータの幅方向の位置ず
    れを規制するための位置ずれ規制手段を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の巻取装置。
  8. 【請求項8】 前記プラス及びマイナスの電極箔はアル
    ミニウムによって構成され、かつ、両電極箔には長手方
    向に所定間隔を隔ててリード線が取着されていることを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のアルミニ
    ウム電解コンデンサ素子用巻取装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の巻取
    装置を用いて、帯状のプラス及びマイナスの電極箔を帯
    状のセパレータによって互いに絶縁状態で巻き取ること
    を特徴とする巻取方法。
  10. 【請求項10】 帯状のセパレータを長手方向に引き出
    す工程と、 前記引き出されたセパレータの長手方向中間の所定部分
    が、巻取軸のスリットにて巻取可能な状態に捕捉される
    まで前記巻取軸を移動させた上で、該巻取軸を回転駆動
    する工程と、 前記巻取軸の両側に配設されたプラス及びマイナスの電
    極箔の各端部を前記巻取軸の方へとそれぞれ案内し、巻
    き込ませる工程と、 前記セパレータ、並びに、プラス及びマイナスの電極箔
    をそれぞれ所定長巻き取った後、それらをそれぞれ切断
    する工程とを備え、前記プラス及びマイナスの電極箔を
    前記セパレータによって互いに絶縁状態で巻き取る巻取
    方法であって、 少なくとも前記巻取軸の回転駆動に先だって前記セパレ
    ータが引き出される工程に際し、該セパレータの先端部
    分側が吸引によって引き出されるようにしたことを特徴
    とする巻取方法。
  11. 【請求項11】 前記巻取軸の回転駆動に先だって前記
    セパレータが引き出される工程に際し、該セパレータの
    吸引に併せて、該セパレータを前記吸引側へ繰り出すよ
    う構成したことを特徴とする請求項10に記載の巻取方
    法。
  12. 【請求項12】 前記巻取軸を回転駆動させる工程にお
    いても、前記セパレータの先端部分側が引っぱられるよ
    う前記吸引を継続するようにしたことを特徴とする請求
    項10又は11に記載の巻取方法。
JP2000299302A 2000-09-29 2000-09-29 巻取装置及び巻取方法 Expired - Fee Related JP4101451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000299302A JP4101451B2 (ja) 2000-09-29 2000-09-29 巻取装置及び巻取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000299302A JP4101451B2 (ja) 2000-09-29 2000-09-29 巻取装置及び巻取方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002110486A true JP2002110486A (ja) 2002-04-12
JP4101451B2 JP4101451B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=18781132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000299302A Expired - Fee Related JP4101451B2 (ja) 2000-09-29 2000-09-29 巻取装置及び巻取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4101451B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110690494A (zh) * 2019-10-15 2020-01-14 无锡先导智能装备股份有限公司 电芯卷绕设备及制造卷绕电芯的方法
CN112967888A (zh) * 2021-03-31 2021-06-15 深圳市诚捷智能装备股份有限公司 一种用于电容器素子的卷绕组件
CN115149208A (zh) * 2022-08-03 2022-10-04 山东华太新能源电池有限公司 一种正极隔膜管自动卷管设备
WO2023142897A1 (zh) * 2022-01-28 2023-08-03 宁德时代新能源科技股份有限公司 卷绕设备以及卷绕方法
WO2024138578A1 (zh) * 2022-12-29 2024-07-04 宁德时代新能源科技股份有限公司 卷绕设备和卷绕方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110690494A (zh) * 2019-10-15 2020-01-14 无锡先导智能装备股份有限公司 电芯卷绕设备及制造卷绕电芯的方法
CN112967888A (zh) * 2021-03-31 2021-06-15 深圳市诚捷智能装备股份有限公司 一种用于电容器素子的卷绕组件
WO2023142897A1 (zh) * 2022-01-28 2023-08-03 宁德时代新能源科技股份有限公司 卷绕设备以及卷绕方法
CN115149208A (zh) * 2022-08-03 2022-10-04 山东华太新能源电池有限公司 一种正极隔膜管自动卷管设备
CN115149208B (zh) * 2022-08-03 2023-06-02 山东华太新能源电池有限公司 一种正极隔膜管自动卷管设备
WO2024138578A1 (zh) * 2022-12-29 2024-07-04 宁德时代新能源科技股份有限公司 卷绕设备和卷绕方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4101451B2 (ja) 2008-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6525943B2 (ja) 巻回装置
CN108448159B (zh) 卷绕机
CN107887653A (zh) 极片高速裁切的电芯制片绕卷一体机
CN110114919B (zh) 卷绕整组设备
EP2075358A2 (en) Spinning machine
CN114803616A (zh) 起头处理装置及换卷设备
JP2002110486A (ja) 巻取装置及び巻取方法
JP4026183B2 (ja) リチウム箔の貼付方法および貼付装置
JP7173519B2 (ja) シート巻取装置
EP2078691B1 (en) Kink preventing device and automatic winder comprising the same
JP3829256B2 (ja) 電池素子捲回装置用蛇行補正装置
JPH09274930A (ja) テープ巻回装置およびテープ巻回方法
CN210006835U (zh) 卷绕设备
JP2015048155A (ja) 糸巻取装置
JP2702021B2 (ja) ウエブリールのウエブ引出し装置
CN217732163U (zh) 起头处理装置及换卷设备
JP7278935B2 (ja) テープ貼付装置
JP2595140B2 (ja) 無芯小ロール巻き上げ装置
JP5311182B2 (ja) テープの貼付装置
JP4502751B2 (ja) 巻取り開始方法、ウェブ巻付け装置
JP2775439B2 (ja) ウエブの供給装置
JP2765248B2 (ja) 高速連続巻取装置
JP3856988B2 (ja) フイルムの巻き付け方法および装置
JP2702020B2 (ja) ウエブリールのウエブ送り装置
JP2009143080A (ja) テープの貼付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080319

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees