JPH0613168Y2 - 帯状材供給装置における帯状材の交換装置 - Google Patents

帯状材供給装置における帯状材の交換装置

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JPH0613168Y2
JPH0613168Y2 JP1988088423U JP8842388U JPH0613168Y2 JP H0613168 Y2 JPH0613168 Y2 JP H0613168Y2 JP 1988088423 U JP1988088423 U JP 1988088423U JP 8842388 U JP8842388 U JP 8842388U JP H0613168 Y2 JPH0613168 Y2 JP H0613168Y2
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reel
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義雄 岸
敏英 小畑
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、たばこ包装機やその他の作業機で使用するア
ルミ箔などの柔軟な包装材の帯状材供給装置における帯
状材の交換装置、詳しくは帯状材リールが着脱自在に保
持される2つのリール保持部から移送路を介して夫々の
下流側に、接続ステーションを有する繰出し路を設け、
各リール保持部と移送路との間に、帯状材リールに巻込
まれた帯状材の先端を吸着挾持して移送路へ引出す帯状
材リールに対し接離動自在な紙先つかみ腕と、帯状材リ
ールから離動した紙先つかみ腕と協動して移送路へ引出
された帯状材を繰出し路の接続ステーションへ繰出し待
機させるフィードローラとを配置して、両帯状材リール
から交互に帯状材を繰出し路へ供給するものに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の帯状材供給装置における帯状材の交換装
置として、例えば特願昭61−312561号明細書に
記載した如く、帯状材の先端から所定長さ残した位置を
糊付けして帯状材リールの外周端に突出させた形態に
し、この帯状材リールに紙先つかみ腕が接動して帯状材
の先端を挾持した後に、紙先つかみ腕が帯状材リールか
ら離動することにより、帯状材リールから帯状材の先端
を剥がして移送路上へ引出され、それ以降、離動した紙
先つかみ腕とフィードローラとの協動で、引出した帯状
材の先端が繰出し路の接続ステーションへ送り込まれて
待機させることにより、帯状材の引出しセッティング作
業を自動化するものがある。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし乍ら、このような従来の帯状材供給装置における
帯状材の交換装置では、帯状材リールより剥がした帯状
材の先端がその形態のまま移送路及び繰出し路へ送り込
まれるため、帯状材の先端巻取り切断時の歪みや折れ等
の変形癖がついている場合には該先端が移送路及び繰出
し路中で詰る等のトラブルを起すという問題がある。
本考案は斯かる従来事情に鑑み、柔軟な帯状材の先端部
の変形癖を移送路の入口で直してから繰出すことを目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本考案が講ずる技術的手段
は、フィードローラの下流側に、帯状材リールから離動
した紙先つかみ腕の直線面と平行な直線状のプレスプレ
ートを、移送路へ引出された帯状材の先端部を挟んで接
離動自在に配設したことを特徴とするものである。
〈作用〉 本考案は上記技術的手段によれば、紙先つかみ腕が帯状
材リールから離動してフィードローラと接近した後に、
この紙先つかみ腕の直線面に移送路へ引出された帯状材
の先端部を挟んでプレスプレートを接動させることによ
り、帯状材の先端部が挟み込まれて直線状に形成し直さ
れ、その後、紙先つかみ腕とフィードローラとの協動に
より、直線状に形成し直された帯状材が繰出し路の接続
ステーションへ繰出されるものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く、帯状材リール(R
(R)に帯状材(R)(R)として帯状のアルミ
箔を巻込み、これらアルミ箔リール(R)(R)が
着脱自在に装着されたボビンホルダなどからなるリール
保持部(B)(B)と繰出し路(A)との間に、リ
ール(R)(R)から引出されるアルミ箔(r
(r)を繰出し路(A)へ移行させる移送路(a
(a)を形成したものである。
上記リール保持部(B)(B)には正逆回転自在な
回転軸(d)(d)を備え、該軸(d)(d
に夫々前記リール(R)(R)を係合状に装填す
る。
上記2つのリール保持部(B)(B)に装填された
アルミ箔リール(R)(R)は、その一方が繰出し
路(A)へ供給される使用中であり、他方が交換用に待
機中である(図においてはRが使用中、Rが待機中
である)。
上記リール(R)(R)はアルミ箔(r
(r)を巻込みその巻終り先端近くを糊付けして該先
端(P)を外周端に沿わせる形態に形成し、本実施例で
は先端(P)近くの幅方向略中央に穴をあけその外面に
接着テープを貼着することにより、該穴を通して接着し
ている。
リール(R)(R)の充填作業はマニピュレータ等
による自動装填又は人手による手作業の何れによること
も自由である。
移送路(a)(a)には夫々剥がし片(1),紙先
つかみ腕(2),フィードローラ(3),プレスプレー
ト(4)及びガイド機構(5)が順次配設されるが、そ
れらは略同一の構成であるので、説明の便宜上、主とし
て移送路(a)側について説明し、移送路(a)側
について同一部材を同一符号で示して説明を省略する。
剥がし片(1),紙先つかみ腕(2),フィードローラ
(3)及びプレスプレート(4)はリール保持部
(B)の直下に設置し、その剥がし片(1)は例えば
バネ鋼等のような弾性材により薄板状に形成され、その
先端部(1′)を上記アルミ箔(r)の糊付け部分に
向けて先細状に形成すると共に、基端にはエアシリンダ
(1a)の作動により昇降動するプラケット(1b)を介して連
設し、その上限位置において該先端部(1′)をリール
(R)の底部外面に接線方向へ当接し若干湾曲変形さ
せるようにする。
また、剥がし片(1)の下方には該片(1)と一体に昇
降する受板(1c)を平行に連設すると共に、リール
(R)外周端より離反したアルミ箔(r)先端
(P)を検出する検出器(1d)と、糊付け部分の剥がしを
検出する検出器(1e)とが夫々受板(1c)の下方に剥がし片
(1)の軸線方向へ所定間隔をあけて配設される。
尚、受板(1c)には両検出器(1d)(1e)の検出を邪魔しない
ように貫通孔(1c1)(1c2)が開穿されている。
紙先つかみ腕(2)は、下側に位置する引出しレバー(2
a)上側に位置するガイドレバー(2b)を略V字状一体的に
形成すると共に、ロータリーエアシリンダ(2c)の作動に
よって回動自在で且つ図示しない駆動機構の作動により
昇降動自在とする。
引出しレバー(2a)は先端に直線面(2a2)を後述するプ
レスプレート(4)と平行に対向して設け、この直線面
(2a2)に本実施例ではバキュームによる吸引孔(2a1
(2a1)…を開口して吸着面に形成し、この吸着面(2
a2)に対しエアシリンダ(2a3)によって接離する押え
爪(2a4)を設ける。
尚、本実施例では吸着面(2a2)に対する押え爪(2a4
の接離動を容易にするために、吸着面(2a2)の一部を
傾斜させている。
ガイドレバー(2b)は先端にアルミ箔(r)より若干広
幅なローラ(2b1)を遊転自在に取付け、紙先つかみ腕
(2)が下限位置にあるときに、前記ローラ(2b)が移送
路(a)の上流端部を構成するようにする。
上記紙先つかみ腕(2)は第1図,第2図の実線位置
(下限位置)から回動及び上昇しながら上限位置へ移動
し、この上限位置において吸着面(2b2)及びローラ(2
b1)がリール(R)の底部外面に接するようにする
(第1図,第2図の2点鎖線)。
又、紙先つかみ腕(2)には該腕(2)と一体に回動及
び昇降する位置検出器(2d),紙先検出器(2e)を備える。
フィードローラ(3)は下限位置にある紙先つかみ腕
(2)のローラ(2b1)に対向して設置し、モータ
(M)により正逆両方向へ駆動回動すると共に、エアシ
リンダなど図示しない機構によって前記ローラ(2b1
に適時に接離するようにする。
プレスプレート(4)はアルミ箔(r)より広幅で移
送路(a)に沿って長尺な帯板状に形成され、そのプ
レス面(4′)が下限位置にある紙先つかみ腕(2)の
吸着面(2a2)と対向するように設置し、該プレス面
(4′)の背後には平行リンク(4a)を連設する。
平行リンク(4a)はプレスプレート(4)側に位置する長
尺棒状節(4a1)の一端をプレスプレート(4)の背後
面に枢着すると共に、もう一方の長尺棒状節(4a2)の
他端を延長させそれと直交する方向へ2個のエアシリン
ダ(4b)(4b)を対向して配設し、これら両エアシリンダ(4
b)(4b)の作動によってプレス面(4′)が紙先つかみ腕
(2)の昇降及び回転を干渉しない後退位置と、プレス
面(4′)が後述するガイド機構(5)のガイド板(5
c′)内面の延長線上に配置される中間位置と、プレス
面(4′)が上記吸着面(2a2)に押し付けられる前進
位置とに3段階で接離動自在とする。
従って、プレス面(4′)が中間位置にある時にはアル
ミ箔(r)繰出し時のガイドとなる。
また、プレスプレート(4)の背後面と長尺棒状節(4a
1)との枢着部分にはスプリング(4c)を介装してプレ
ス面(4′)の角度を調整可能とし、前進位置において
プレス面(4′)が吸着面(2a2)と平行になるように
している。
尚、プレスプレート(4)の源動機構は上述した平行リ
ンク(4a)及び2個のエアシリンダ(4b)(4b)に限定され
ず、位置制御が確実にできれば2段階に突出する所謂2
段シリンダであっても良い。
ガイド機構(5)は移送路(a)の上辺及び下辺を区
画形成するガイドローラ(5a)(5b),ガイド板(5c)(5
c′),(5d)(5d′),(5e)(5e′),ローラ群(5f),ガイド
片群(5g)及びテンションローラ群(5h)よりなる。
ローラ群(5f)は複数のローラを定間隔をおいて移送路
(a)上に遊転自在に設置し、ガイド片群(5g)はロー
ラ群(5f)の各ローラ間に出没自在に介在させるもので、
第1図中の奥行方向に適時に出没動する。
テンションローラ群(5h)はエアシリンダ(5i)によって一
端を支点にし昇降動する側板(5j)に定間隔をおいて複数
のローラを遊転自在に配設したもので、各ローラが前記
ローラ群(5f)のローラ間を通って移送路(a)と交差
する方向に昇降動する。
待機側の移送路(a)においては第1図の如く、ガイ
ド片群(5g)がローラ群(5f)のローラ間に突出して移送路
(a)の一部を形成しており、テンションローラ群(5
h)はガイド片群(5g)の下部に位置している。
又、移送路(a)上には前記ガイド機構(5)の一部
分に紙押え機構(6),カッター(7)及び切断片排除
機構(8)を配設してなる。
紙押え機構(6)は移送路(a)上を移行するアルミ
箔(r)を上記ガイド板(5e′)と一体に形成された
受台(6a)と協動して挟着支持するものであり、カッター
(7)は紙押え機構(6)の上流側に移送路(a)内
へ出没自在に配設されてその突出時にアルミ箔(r
を切断するものである。
切断排除機構(8)は上記紙押え機構(6)の受段(6a)
とカッター(7)との間に位置して前記ガイド板(5
e′)の一部を構成するアンダーガイド(8a)にL型レバ
ー(8b)の一端を枢着し、該レバー(8b)の他端をエアシリ
ンダ(8c)に枢着すると共にレバー(8b)の屈曲部と、アン
ダーガイド(8a)及びL型レバー(8b)の連結点より下方へ
偏位して枢着されるリンク(8d)とをガイド板(5e′)に
夫々枢着し、エアシリンダ(8c)の作動によってアンダー
ガイド(8a)のガイド面(8a′)を移送路(a)と直交
する方向へ反転自在とする。
また、アンダーガイド(8a)のガイド面(8a′)にはバキ
ュームによる吸引孔(8a1)を開口し、このガイド面(8
a′)と移送路(a)を挟んで対向するガイド板(5e)
に一体形成したアッパーガイド(8e)にはガイド面(8
a1)に向けて圧縮空気の噴出孔(8e1)を開口する。
更に、上記ガイド面(8a′)の下流側にはアルミ箔(r
)の先端(P)を検出する検出器(8f)が移送路
(a)に向けて配設される。
一方、前記繰出し路(A)には接続ステーションを構成
する接続ローラ(A)(A′),製造番号などを印
字する刻印機構(A),繰出しローラ(A
(A′)及びカッター(A)が上下順次に配置され
ており、また図中の(A)は案内ローラである。
而して、アルミ箔リールの交換作業を説明すると、待機
側のリール保持部(B)に人手により又は自動的にア
ルミ箔リール(R)を装填した後にスイッチ操作等に
より剥がし片(1)を起動させる。
先ず、剥がし片(1)及び受板(1c)が上昇して剥がし片
(1)の先端部(1′)がリール(R)の外周に接線
方向へ当接し若干湾曲させた時点で停止し、その後リー
ル(R)が繰出し方向、即ち時計方向へゆっくり回転
する(第2図)。
これに伴い、リール(R)のアルミ箔(r)先端
(P)が剥がし片(1)の先端部(1′)に沿って浮か
され、リール(R)の回転に従ってリール(R)外
周より離反したアルミ箔(r)の先端(P)が剥がし
片(1)と受板(1c)との間に入り込み検出器(1d)が検出
すると、リール(R)の回転を一時停止すると共に、
紙先つかみ腕(2)を右方向へ回動及び上昇して少なく
ともローラ(2b1)がリール(R)の外周に接する定
位置に達したところを位置検出器(2d)により検出し、そ
の時点で紙先つかみ腕(2)を停止する(第2図2点鎖
線)。
次に、リール(R)が再び時計方向へ回転し、剥がし
片(1)先端が深く入り込み糊付け部分を剥がしてアル
ミ箔(r)の先端(P)が検出器(1e)に到達してこれ
を検出すると、リール(R)の回転を停止させると共
に、紙先つかみ腕(2)の吸着面(2a2)のバキューム
が開始され逆に、リール(R)を反時計方向へゆっく
り回転してアルミ箔(r)先端(P)を剥がし片
(1)と受板(1c)との間にから抜き出す。
その後も連続してリール(R)か反時計方向へ回転し
アルミ箔(r)の先端(P)が吸着面(2a2)に近接
するとバキュームにより該先端(P)が吸着面(2a2
に吸着されると共に、紙先検出器(2e)により先端(P)
が検出され、その時点でリール(R)の回転が停止
し、剥がし片(1)を下降させる。
そして、エアシリンダ(2a2)により押え爪(2a4)を閉
動して該爪(2a4)と吸着面(2a2)との協動によりアル
ミ箔(r)先端(P)を挾持し(第3図)、その後に
紙先つかみ腕(2)が下降及び左方向へ回動すると同時
にリール(R)が時計方向に回転してアルミ箔
(r)をリール(R)から引出しながら元の下限位
置へ復帰する(第3図2点鎖線)。
紙先つかみ腕(2)が復帰した後にアルミ箔rの先端
(P)を吸着したまま押え爪(2a4)が回動し、プレス
プレート(4)を後退位置から中間位置へ移動させ、ロ
ーラ(2b1)とフィードローラ(3)との協動によって
アルミ箔(r)の先端(P)をプレスプレート(4)
のプレス領域内に引き戻した後、フィードローラ(3)
がアルミ箔(r)から離反し吸着面(2a2)のバキュ
ームを停止させると同時にプレスプレート(4)が前進
位置に移動してアルミ箔(r)先端(P)をプレス面
(4′)と吸着面(2a2)との間に挟み込み押し付けて
くせを直す(第4図)。
それから一定時間後にプレスプレート(4)が中間位置
に戻り、ローラ(2b1)とフィードローラ(3)との協
動によってアルミ箔(r)を繰出し、その先端(P)
を移送路(a)に沿って移行させガイド機構(5)へ
送り込む。
そして、アルミ箔(r)の先端(P)が検出器(8f)に
到達しこれを検出すると、フィードローラ(3)の回転
が停止し、次に紙押え機構(6)が受台(6a)と協動して
アルミ箔(r)を挾着保持した後、フィードローラ
(3)が僅か逆転してアルミ箔(r)を緊張させてか
らカッター(7)が作動してアルミ箔(r)のアンダ
ーガイド(8a)より上流位置を切断する。
この時、アンダーガイド(8a)の吸引孔(8a1)は既にバ
キュームが開始され、切断したアルミ箔片(P′)をガ
イド面(8a′)に吸着保持しており、次いで紙押え機構
(6)が受台(6a)から離れた後、アッパーガイド(8e)の
噴出孔(8e1)から切断片(P′)を吸着したガイド面
(8a′)へ向けて圧縮空気が噴き出されると共にエアシ
リンダ(8c)によりアンダーガイド(8a)が移送路(a
と直交する方向へ反転して切断片(P′)を移送路(a
)から離脱させ、その後反転したアンダーガイド(8a)
へのバキュームが停止して切断片(P′)を落下させる
(第5図)。
それから一定時間後にアンダーガイド(8a)が元の位置に
復帰し、アンダーガイド(8e)からの圧縮空気噴き出しが
停止し、再びローラ(2b1)とフィードローラ(3)と
の協動によってアルミ箔(r)を繰出し、その先端を
繰出し路(A)へ送り込む。
アルミ箔(r)の先端が繰出し路(A)の接続ローラ
(A)(A′)に対向する位置に達したところでフ
ィードローラ(3)をローラ(2b1)から離してアルミ
箔(r)の繰出しを停止すると共にプレスプレート
(4)を後退位置に戻し、次に紙押え機構(6)が再び
繰出しされたアルミ箔(r)を受台(6a)と協動して挾
着保持した後、ガイド機構(5)のガイド片群(5g)が移
送路(a)上より没入し、テンションローラ群(5h)が
ローラ群(5f)のローラ間を通して所定位置まで上昇し、
接続準備が完了する。
そして、使用中のアルミ箔リール(R)の残り量が少
なくなって、図示しない検出器によりアルミ箔(r
の終端部が検出されると、使用中の側のカッター(7)
が作動して、アルミ箔(r)を切断し、カッター
(7)が作動してから一定時間後に待機側の紙押え機構
(6)が受台(6a)から離れ、接続ローラ(A),(A
′)が接触して、使用中のアルミ箔(r)と待機中
のアルミ箔(r)先端部とを接合させ、それにより繰
出し路(A)へはアルミ箔リール(R)のアルミ箔
(r)が供給される状態となる。又、切断されたアル
ミ箔(r)の残りの部分はリール(R)の反転によ
って該リールの巻戻される。
更に、リール(R)が使用中に切換った後には、保持
部(B)から残りのリール(R)を取り出し新たな
リール(R)を装填した後に、前述と同様の動作を行
なわせて接続準備をさせればよい。
尚、上述した実施例においては、吸着面(2a2)の一部
を傾斜しているため、帯状材の先端をプレス領域内に引
き戻してからプレスプレート(4)を押し付けたが、こ
れに限定されず、吸着面(2a2)全体を同一面状に形成
すればわざわざ帯状材の先端を引き戻す必要はない。
また、帯状材の巻終り先端近くを糊付けして該先端をリ
ール外周端に沿わせる形態に形成したが、これに限定さ
れず、帯状材の巻終り先端がリール外周端より突出させ
た形態とした場合には紙先つかみ腕の吸着面及び押え爪
だけでも帯状材の先端剥がしが可能となるため、剥がし
片は設ける必要はない。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
紙先つかみ腕が帯状材リールから離動してフィードロ
ーラと接近した後に、この紙先つかみ腕の直線面に移送
路へ引出された帯状材の先端部を挟んでプレスプレート
を接動させることにより、帯状材の先端部が挟み込まれ
て直線状に形成し直され、その後、紙先つかみ腕とフィ
ードローラとの協動により、直線状に形成し直された帯
状材が繰出し路の接続ステーションへ繰出されるので、
柔軟な帯状材の先端部の変形癖を移送路の入口で直して
から繰出せる。
従って、帯状材リールより剥がした帯状材の先端がその
形態のまま移送路及び繰出し路へ送り込まれる従来のも
のに比べ、帯状材の先端に巻取り切断時の歪みや折れ等
の変形癖がついていても、移送路及び繰出し路中で詰る
などのトラブルが起きず、安定した帯状材の繰出しがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す帯状材供給装置におけ
る帯状材の交換装置の正面図、第2図乃至第5図は装置
の作業工程を示す拡大正面図、第6図は第4図の(VI)
−(VI)線に沿える部分拡大平面図である。 A……繰出し路 A,A′……接続ステーション a,a……移送路 B,B……リール保持部 R,R……帯状材リール(アルミ箔リール) r,r……帯状材(アルミ箔) P……帯状材の先端 2……紙先つかみ腕 2a2……直線面(吸着面) 3……フィードローラ 4……プレスプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小畑 敏英 東京都北区堀船2―20―46 日本たばこ産 業株式会社機械製作所内 (72)考案者 坂野 誠 東京都北区堀船2―20―46 日本たばこ産 業株式会社機械製作所内 (56)参考文献 特開 昭52−20358(JP,A) 特開 昭49−130349(JP,A) 実開 昭50−71536(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状材リールが着脱自在に保持される2つ
    のリール保持部から移送路を介して夫々の下流側に、接
    続ステーションを有する繰出し路を設け、各リール保持
    部と移送路との間に、帯状材リールに巻込まれた帯状材
    の先端を吸着挾持して移送路へ引出す帯状材リールに対
    し接離動自在な紙先つかみ腕と、帯状材リールから離動
    した紙先つかみ腕と協動して移送路へ引出された帯状材
    を繰出し路の接続ステーションへ繰出し待機させるフィ
    ードローラとを配置して、両帯状材リールから交互に帯
    状材を繰出し路へ供給する帯状材供給装置において、前
    記フィードローラの下流側に、帯状材リールから離動し
    た紙先つかみ腕の直線面と平行な直線状のプレスプレー
    トを、移送路へ引出された帯状材の先端部を挟んで接離
    動自在に配設したことを特徴とする帯状材の交換装置。
JP1988088423U 1988-07-01 1988-07-01 帯状材供給装置における帯状材の交換装置 Expired - Lifetime JPH0613168Y2 (ja)

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JP1988088423U JPH0613168Y2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 帯状材供給装置における帯状材の交換装置
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