JPH03242832A - 光ヘッドの傾き検出装置 - Google Patents

光ヘッドの傾き検出装置

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JPH03242832A
JPH03242832A JP3904290A JP3904290A JPH03242832A JP H03242832 A JPH03242832 A JP H03242832A JP 3904290 A JP3904290 A JP 3904290A JP 3904290 A JP3904290 A JP 3904290A JP H03242832 A JPH03242832 A JP H03242832A
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Japan
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tilt
inclination
signal
optical
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Senji Sato
佐藤 専二
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、CDなどの光ディスクに対して情報の記録、
再生を行なうための光ヘッドないし光ピツクアップにか
かるものであり、特に、光ヘッドの光ディスクに対する
傾きの検出を行なう傾き検出装置の改良に関するもので
ある。
[従来の技術] CDなどの光ディスクでは、−119に光ヘッドの対物
レンズの中心光軸が光ディスクに対して略垂直になって
おり、光ビームが光ディスクに対して略垂直に入射する
ようになっている。ところが、光ディスクに撓みが生じ
たような場合には、かかる関係が垂直でなくなり、情報
記録ないし再生に重大な支障が生ずることとなる。
ところで、12cm径以上のLDプレーヤなどのディス
ク径の大きなCDプレーヤにおいては、例えば第9図に
示すように、光ヘッドに傾角センサを設けてディスク撓
みに対する傾き調整が行なわれている。同図において、
光ヘッド110には、傾角センサ112が設けられてい
る。この傾角センサ112は、光ヘッド110とともに
傾くようになっている。
この従来例によれば、光ディスク114の半径方向の傾
き(矢印Fl、F2方向)が傾角センサ112によって
検出され、この検出結果に基づいて光ヘッド110の傾
角が調整される。これによって、光ヘッド110のビー
ムは光ディスク114に対して垂直に入射するようにな
る。
次に、第10図には、特開昭62−99924号公報に
開示された傾き検出装置が示されている。同図において
、光ディスクの半径方向に2分割された受光素子116
.118の各出力側は、バイパスフィルタ120.12
2の各入力側に接続されている。これらのフィルタ12
0゜122の各出力側は、いずれも加算器124の入力
側に接続されており、加算器124の出力側は、エンベ
ロープ検出手段126を介して比較手段128の入力側
に接続されている。この比較手段128には、加振信号
発生手段1.30の出力側が接続されている。比較手段
128の出力側は、チルト制御手段132の入力側に接
続されており、加振信号発生手段130の出力側は、傾
動手段134の入力側に接続されている。
この従来例は、光ディスクに対する情報の記録、再生、
トラッキングを1本のビームで行なう1ビ一ム方式のも
ので、光ヘッドは、加振信号発生手段130の出力に基
づき傾動手段134によって強制的に傾きが与えられる
。そして、このときの受光素子116,118の出力に
基づいて、エンベロープ検出手段126でRFF号エン
ベロープが検出される。
このRFF号エンベロープは、光ディスクと光ヘッドと
の相対的角度の変化に応じてピーク値が変化し、また、
傾き方向はピーク値の変化方向に対応している6かかる
RF信信号エンベロープビーク値化化、比較手段128
において加振信号と比較されて検出され、検出結果がチ
ルト制御手段132に人力される。そして、このチルト
制御手段132によって、光ヘッドの傾きの制御が行な
われる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、以上のような従来技術には、次のような
不都合がある。
fl)まず、傾角センサを用いるものにおいては、装置
製造初期時に傾角センサ自体も光ヘッドと同様に最良仰
角調整する必要があり、調整コストが高くなるという不
都合がある。また、光ヘッドと別に傾角センサを設ける
ため、光ヘッドが全体として大型化するという不都合が
ある。
(2)次に、特開昭62−99924号公報に開示され
た傾き検出装置では、上述したようにRFF号エンベロ
ープが用いられている。しかし、このRFF号エンベロ
ープは、後述するように光ディスクの傾きに対する変化
が小さく、良好な検出感度を得ることができない。この
ため、精度も低く、結果的に満足し得る十分な傾角検出
を行なうことができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、傾角セン
サを用いることなく、良好な精度で傾き検出を行なうこ
とができる光ヘッドの傾き検出装置を提供することを、
その目的とするものである。
[課題を解決するための手段1 本発明は、光ディスクに光ビームを照射して情報の記録
又は再生を行なう光ヘッドの光ディスクに対する傾き検
出を行なう光ヘッドの傾き検出装置において、前記光ヘ
ッドに強制的な傾きを与えたときに生ずる光ヘッドの出
力信号のジッタ成分を検出するジッタ検出手段と、前記
光ヘッドに与えた強制的な傾きの周期と前記ジッタ検出
手段によって検出された信号ジッタ成分とから前記光ヘ
ッドの傾きを検出する傾き検出手段とを備えたことを特
徴とするものである。
[作用] 本発明によれば、光ヘッドには、所定の強制的な傾きが
与えられる。この強制的な傾きによって、光ヘッドの検
出信号にジッタが生じる。光ヘッドの本来の傾きは、か
かるジッタ成分から強制的な傾きの周期を利用して検出
される。
[実施例] 以下、本発明にかかる光ヘッドの傾き検出装置の一実施
例について、添付図面を参照しながら説明する。第1図
には、本実施例の主要部分の構成が示されている。
同図において、光ディスク20に対する情報の記録また
は再生を行なう光ヘッドないし光ピツクアップ22は、
傾き駆動機構24によってX。
Yの各方向に傾き駆動が行なわれるようになっている。
この傾きの駆動方向は、第2図に示す矢印F3〜F6の
方向である。光ディスク20の半径方向に相当する矢印
F3.F5の方向がX方向(ラジアル傾き)であり、接
線方向に相当する矢印F4.F6の方向がY方向(タン
ジェンシャル傾き)である。
光ヘッド22の情報検出のRF信号出力側は、収差発生
分検出回路28の入力側に接続されている。そして、こ
の収差発生分検出回路28の出力側は、X成分演算回路
30.Y成分演算回路32の入力側に各々接続されてい
る。
次に、X成分演算回路30.Y成分演算回路32の各出
力側は、X、Yの各信号ホールド回路34.36及び切
り換えスイッチ38.40を各々介して、傾き制御アン
プ42.44の入力側に各々接続されている。これらの
傾き制御アンプ42.44の各出力側は、光ヘッド22
の傾き駆動機構24の入力端に接続されている。
他方、上述したX、Yの各信号ホールド回路34.36
の入力側には制御回路46のホールド出力側が接続され
ており、X、Yの駆動信号発生回路48.50の入力側
にも制御回路46の駆動出力側が接続されている。これ
らの駆動信号発生回路48.50の出力側は、一方にお
いてX。
Yの成分演算回路30.32の入力端に各々接続されて
おり(他方において切り換えスイッチ38.40の他の
入力側に各々接続されている。
更に、切り換えスイッチ38.40の切り換えは制御回
路46によって行なわれるようになっており、光ディス
ク20の回転は、スピンドルモータ52によって行なわ
れるようになっている。
以上の各部のうち、傾き駆動機構24は、後述するよう
に、ウオブリング動作時には光ヘッド22を強制的に傾
き駆動するとともに、記録、再生動作時には光ヘッド2
2の傾き調整制御を行なうものである。
次に、制御回路46は、ウオブリングの開始時において
、傾き制御アンプ42.44の入力側が駆動信号発生回
路48.50の出力側に接続されるとともに、信号ホー
ルド回路34.36かりセットされるように制御を行な
う。また、つオブリング終了時には、傾き制御アンプ4
2.44の入力側が信号ホールド回路34.36の入力
側に接続されるとともに、信号ホールド回路34゜36
で人力傾き信号がホールドセットされるように制御を行
なう。
次に、X、Yの駆動信号発生回路48゜50は、ウオブ
リング時において光ヘッド22を第2図に示す各方向に
交互に傾動するための駆動信号を発生出力するものであ
る。光ヘッド22の傾動の方法としては、X、Yの各成
分の分離を行なうために、単独駆動、交互駆動、90度
の位相差を持つサイン波駆動などがあるが、本実施例で
は、後述するように90度の位相差を持つ方形波が用い
られる。
これらのウオブリング用の駆動信号のレベルとしては、
光ヘッド22の強制的傾きに対して発生する収差成分が
検出できる程度でよく、極端に収差量が増加しないよう
なレベルとする。例えば、±0.25°程度の傾きとな
るように設定が行なわれる。また、ウオブリングの周期
は、傾き駆動機構24.収差発生分検出回路28の応答
特性を考慮して、例えば数Hz程度に設定される。
次に、収差発生分検出回路28は、光ヘッド22の光電
変換検出信号から、光ディスク2oに対する光ヘッド2
2の傾きに起因して発生するコマ収差によるRF低信号
劣化を検出するものである。このヘッド傾きに起因する
RF低信号劣化としては、変調度悪化、ジッタ悪化、ク
ロストーク悪化などがあるが、本実施例では、ジッタ量
の変化が検出されるようになっている。
ところで、ジッタとディスク傾角とは、例えば第3図及
び第4図に示すように、2乗比例の関係にある。これら
の図の(B)には、X、Yの各方向の傾角変化に対する
ジッタ変化が各々示されている。なお、これらの図の(
Al には、同様の場合の0 RF信号エンベロープ変化が示されている。これらの図
からジッタ変化とRF信号エンベロープ変化とを比較す
ると、同量の傾角変化に対してジッタの方が変化の割合
が数倍大きく、測定には都合がよいことが分かる。
次に、X、Yの成分演算回路30.32は、収差発生分
検出回路28によって検出された収差から、X、Yの各
成分を演算するもので、同期検波回路として作用するも
のである。上述したように、傾き駆動機構24には、ウ
オブリング時に傾き制御アンプ42.44から各々駆動
信号が入力される。このため、光ヘッドの強制的な傾角
変化は、X、Y方向成分が合成されたものとなっている
。このため、検出されるジッタの変化もX。
Y成分が合成されたものとなる。
そこで、X成分演算回路30では、X駆動信号に同期し
た位相検波が行なわれ、ジッタのX方向成分が検出され
るようになっている。他方、Y成分演算回路32では、
X駆動信号に対して90度シフトしたY駆動信号に同期
した位相検波が行な1 われ、シックのY方向成分が検出されるようになってい
る。そして、更に、これらの演算回路30.32では、
後述するように検波信号の積分演算が行なわれ、その結
果が傾き制御量として出力されるようになっている。
第5図には、かかる成分演算回路30の回路構成例が示
されている。同図のように、ジッタ入力側にはスイッチ
ング用FET30a、30bが各々設けられている。例
えば、ウオブリング時において、第6図fA)に示すよ
うに光ヘッド22のX方向傾動が行なわれ、このときの
X方向のジッタ変化は、同図(B)のようになったとす
る。このジッタ変化を検出するために、同図(C1、(
Dlに各々示されている+、−のゲートパルスが駆動信
号発生回路48から入力された駆動信号(同図fAl 
に相当)に基づいて生成される。
これらの+、−のゲートパルスは、上述したスイッチン
グ用FET30a、30bのゲートに各々印加される。
すると、スイッチング用FET30a、30bは交互に
rONJ。
2 roFFJを繰り返すこととなり、光ヘッド22の+、
−の各方向成分が抵抗30C130dを介してコンデン
サ30e、30fに各々蓄積され、積分が行なわれるこ
ととなる。そして、これらの積分値は、抵抗30g、3
0hを各々介して演算増幅器30iに各々人力され、こ
こで各積分値の差分が求められる。すなわち、光ヘッド
22の十方尚の傾動によって生じたジッタ成分積分値と
一方向の傾動によって生じたジッタ成分積分値との差が
X傾き信号として出力されることとなる。なお、Y成分
演算回路32についても同様である。
次に、信号ホールド回路34.36は、以上のようにし
て生成されたX、Yの各傾き信号を、制御回路46から
入力される制御信号に基づいて各々保持するものである
次に、第7図のタイムチャートを参照しながら、以上の
ような実施例の全体的動作について説明する。まず、同
図の時刻Tlにおいて通常の記録、再生動作モードから
ウオブリング動作モードに移行すると、制御回路46の
制御信号に基づいて切り換えスイッチ38.40が切り
換えられて、X、Yの駆動信号発生回路48.50の出
力側が傾き制御アンプ42.44の入力側に接続され、
信号ホールド回路34.36のリセットが行なわれる(
同図(G) 、 (Hl参照)。
この状態で、駆動信号発生回路48.50からつオブリ
ングのためのX、Y駆動信号が各々出力され(同図(B
) 、  (C) I照)、傾き駆動アンプ42.44
で増幅されて傾き駆動機構24に入力される。傾き駆動
機構24では、人力されたX。
Y駆動信号に基づいて第2図に示した方向に光ヘッド2
2の強制的な傾動が行なわれる。
他方、収差発生分検出回路28では、光ヘッド22から
入力されたRF低信号基づいて、収差による信号の劣化
分ないし変動分の検出が行なわれる。検出された信号の
劣化分は、X、Yの各成分演算回路30.32に各々入
力される。これらの成分演算回路30.32では、第5
図、第6図で説明したようにして駆動信号に同期した成
分検出と積分演算が行なわれる。
a、 ヘッド22に きかないとき 最初に、光ヘッド22のビームが光ディスク20に対し
て略垂直に入射している場合について説明する。この場
合に収差発生分検出回路28で検出される合成ジッタ成
分は、第7図(Dlに示すようになる。
まず、X成分についてみると、−Xの傾動が行なわれて
いる時刻T2.T4間の信号積分値5T24と、+Xの
傾動が行なわれている時刻T4.T6間の信号積分値S
 T −aとが一致している。これから、X方向につい
ては光ヘッド22が略垂直となっていることが分かる。
このため、信号ホールド回路34にX傾き信号は出力さ
れない。
次に、Y成分についてみると、−Yの傾動が行なわれて
いる時刻TI、T3間の信号積分値S T + sと、
+Yの傾動が行なわれている時刻T3.T5間の信号積
分値ST、、とが一致している。これから、Y方向につ
いても光ヘッド22が5 略垂直となっていることが分かる。このため、信号ホー
ルド回路36にY傾き信号は出力されない。
b、 ヘッド22が+ΔXの きをもっていると皇 次に、光ヘッド22のビームが光ディスク20に対して
つオブリングによる強制的な傾きの他に+ΔXの傾きを
もっている場合について説明する。この場合に収差発生
分検出回路28で検出される合成ジッタ成分は、第7図
(El に示すようになる。
まず、X成分についてみると、−Xの傾動によって生ず
るジッタ信号積分値ST2.と、+Xの傾動によって生
ずるジッタ信号積分値ST4.とは一致せず、5T24
<5T46の関係となる。このため、両者の差がX成分
演算回路30で演算され、X傾き信号として信号ホール
ド回路34に出力される。
他方、Y成分については、−Yの傾動によって生ずるジ
ッタ信号積分値ST、、と、十Yの傾動に6 よって生ずるジッタ信号積分値ST、、とが一致してい
る。これから、Y方向については光ヘッド22が略垂直
となっていることが分かる。このため、信号ホールド回
路36にY傾き信号は出力されない。
次に、光ヘッド22のビームが光ディスク20に対して
ウオブリングによる強制的な傾きの他に、+ΔX及び−
ΔYの傾きをもっている場合について説明する。この場
合に収差発生分検出回路28で検出される合成ジッタ成
分は、第7図FFl に示すようになる。
まず、X成分についてみると、−Xの傾動によって生ず
るシック信号積分値ST、4と、十xの傾動によって生
ずるシック信号積分値ST、、とは一致せず、5T24
<Sr1.の関係となる。このため、両者の差がX成分
演算回路30で演算され、X傾き信号として信号ホール
ド回路34に出力される。
 7 他方、Y成分についてみると、−Yの傾動によって生ず
るジッタ信号積分値ST、、と、+Yの傾動によって生
ずるジッタ信号積分値ST、5とは一致せず、S T 
+ a> S T asの関係となる。このため、両者
の差がY成分演算回路32で演算され、Y傾き信号とし
て信号ホールド回路34に出力される。
以上のような十分な積分演算による傾き信号の生成出力
後の適宜のタイミングで、制御回路46から制御信号が
信号ホールド回路34゜36に各々出力され、X、Y傾
き信号のホールドが行なわれる(同図(Gl 、 (旧
参照)。更に制御回路46による制御信号に基づいて、
X、Y駆動信号発生回路48.50の駆動信号出力が停
止されるとともに(同図、(C)参照)、切り換えスイ
ッチ38.40が切り換えられて、信号ホールド回路3
4.46の出力側が傾き制御アンプ42.44の入力側
に接続されることとなる。
これによって、ウオブリングの動作モードから通常の動
作モードに移行し、信号ホールド回路8 34.36に各々ホールドされているX、Y傾き制御信
号に基づく光ヘッド22の傾き制御が行なわれる。そし
て、かかる制御後の状態で、光ディスク20に対する情
報の記録、再生が行なわれるようになる。なお、光ヘッ
ド22が−△X、十ΔYの傾きをもっている場合も同様
である。
次に、第8図を参照しながら、実際の装置におけるウオ
ブリング動作のタイミングについて説明する。例えば、
音楽ソースのCDの場合には、同図(A+ に示すよう
にプログラム間に無音状態が存在することが多い。この
ような場合には、かかる無音状態中に上述したウオブリ
ングの動作が行なわれる(同図(B) I照)。無音状
態は、例えば光ヘッド22の出力のサブコード中にある
Aタイムを判別することで検出することができる。
光ディスク20に撓みがあると、光ヘッド22には、曲
の再生に伴なう半径方向の移動によってX、Y傾きが各
々発生する(同図(C)。
(D)参照)。かかるヘッド傾きは、まず、時刻TIO
〜Tllの無音時間におけるウオブリング9 で検出調整され、この時刻Tllの時点でX。
Y傾きはなくなる。次に、第2曲目が再生されて光ヘッ
ド22が光ディスク20の半径方向に更に移動すると、
それに伴ってX、Y傾きが各々発生する。しかし、これ
らのX、Y傾きは、同様に時刻TI2〜T13のウオブ
リングで検出されてその調整が行なわれるので、第3曲
目の再生時には光ヘッド22は再びX、Y傾きのない状
態となる。
以上のように、本実施例によれば、次のような効果があ
る。
(1)光ヘッドに強制的な傾きを与え、これによって発
生するヘッド検出信号のジッタ成分を傾きの変化に同期
して検出することとしたので、ディスク、ヘッド間のヘ
ッド傾きの程度を良好な精度で検出して最良傾角制御を
行なうことができる。
(2)従来のように、傾角センサを用いる必要がない。
また、傾角センサ付きの再生装置であっても、その生産
工程などで絶対的な最良ヘッド角を求める方法として使
用できる。
0 (3)光ヘッドがディスクの外周側から内周側に移動す
ることによって発生する傾きに対しても、良好に調整を
行なうことができ、かかる内外周移動時の機械的寸法差
に起因する特性の悪化が防止できる。
(4)更に、傾き調整の自動化を図ることができるので
、生産性の向上を図ることができる。
なお、本発明は、何ら上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば、検出した傾きの方向と傾き駆動機構の調
整方向とが一致しない場合には、適宜の座標変換ないし
ベクトル変換を行なうようにすればよい。
また、傾き制御を、X、Yの両方向について行なうか、
いずれか一方についてのみ行なうも任意である。
その他、回路構成は、同様の作用を奏するように種々設
計変更可能であり、本発明にはこれらのものも含まれる
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、光ヘラつ1 ドに強制的な傾きを与えるとともに、これによって生ず
る信号のジッタ変動を利用して光ヘッドの傾き検出を行
なうこととしたので、傾角センサを用いることなく、良
好な精度で傾き検出を行なうことができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる光ヘッドの傾き検出装置の一実
施例を示す構成図、第2図は前記実施例における光ヘッ
ドの傾き駆動機構の作用を示す説明図、第3図及び第4
図は光ヘッドのウオブリングによるRF信号及びジッタ
成分の変化を示すグラフ、第5図は前記実施例における
成分演算回路の構成例を示す回路図、第6図は第5図の
回路の作用を示すタイムチャート、第7図及び第8図は
本実施例の動作を、示すタイムチャート、第9図は第1
の従来例を示す説明図、第10図は第2の従来例を示す
構成図である。 20・・・光ディスク、22・・・光ヘッド、24・・
・傾き駆動機構、28・・・収差発生分検出回路、30
・・・X成分演算回路、32・・・Y成分演算回路、3
4゜2 36・・・信号ホールド回路、38.40・・・切り換
えスイッチ、46・・・制御回路、48.50・・・駆
動信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光ディスクに光ビームを照射して情報の記録又は再生を
    行なう光ヘッドの光ディスクに対する傾き検出を行なう
    光ヘッドの傾き検出装置において、 前記光ヘッドに強制的な傾きを与えたときに生ずる光ヘ
    ッドの出力信号のジッタ成分を検出するジッタ検出手段
    と、前記光ヘッドに与えた強制的な傾きの周期と前記ジ
    ッタ検出手段によって検出された信号ジッタ成分とから
    前記光ヘッドの傾きを検出する傾き検出手段とを備えた
    ことを特徴とする光ヘッドの傾き検出装置。
JP3904290A 1990-02-20 1990-02-20 光ヘッドの傾き検出装置 Pending JPH03242832A (ja)

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