JPH11185259A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH11185259A
JPH11185259A JP9351835A JP35183597A JPH11185259A JP H11185259 A JPH11185259 A JP H11185259A JP 9351835 A JP9351835 A JP 9351835A JP 35183597 A JP35183597 A JP 35183597A JP H11185259 A JPH11185259 A JP H11185259A
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猛晴 山元
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Mitsuro Moriya
充郎 守屋
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隆 岸本
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    • G11B7/0941Methods and circuits for servo gain or phase compensation during operation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置において、安定な制御と信号
再生を目的とする。 【解決手段】 ヘッドユニット110を半径方向に移動
もしくは再生速度を切り換える際には位置している半径
位置およびモータ111の回転数より再生速度を検出
し、再生速度に基づいてフォーカスゲイン,トラッキン
グゲイン,イコライザ回路130の増幅率,帯域制限周
波数,PLL回路131のループゲイン,分周比を切り
換える。また、スイッチ129を通して反射光量,RF
信号振幅,フォーカスアクチュエータ駆動信号のいずれ
か、もしくは組み合わせた信号により高精度のフォーカ
ス外れ検出を行う。これにより安定な制御と信号再生を
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザーなどの光
源を用いて、光ディスク上に記録されている信号を再生
する光ディスク装置に関し、特に複数種類のディスクお
よび再生速度モードをサポートした場合の再生信号再生
系、フォーカス制御系、トラッキング制御系の再生速度
に応じた特性切り換え、およびフォーカス制御外れの検
出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像情報やコンピュータのデータ
などが記録された媒体上から信号を再生する光学式再生
装置は、データ読み取りの高速化が求められている。ま
た、音楽再生の必要性などからいくつかの再生速度を持
つことが求められている。
【0003】以下、従来の光学式記録再生装置について
説明する。図7は従来の光学式再生装置を示すブロック
図である。同図において半導体レーザなどの光源101
より発せられた光ビームはコリメータレンズ102で平
行光にされた後、偏光ビームスプリッタ103で反射さ
れ、1/4波長板104を通過し、収束レンズ105で
収束されてモータ111により回転されているディスク
107上に照射される。このディスク107からの光ビ
ームの反射光は収束レンズ105、1/4波長板10
4、偏光ビームスプリッタ103および集光レンズ10
8を通過した後、光検出器109に照射される。収束レ
ンズ105はアクチュエータ106の可動部に取り付け
られており、このアクチュエータ106のフォーカス用
コイルに電流を流すとディスク面に対して垂直な方向に
移動し、アクチュエータ106のトラッキング用コイル
に電流を流すとディスクの半径方向へ移動するように構
成されている。ヘッドユニット110には、アクチュエ
ータ106,1/4波長板104,偏光ビームスプリッ
タ103,コリメータレンズ102,光源101,集光
レンズ108および光検出器109が取り付けられてい
る。
【0004】光検出器109の出力は増幅器114a〜
114dを通った後、フォーカスエラー回路115に入
力される。このフォーカスエラー回路115は増幅器1
14a〜114dの信号より光ビームの焦点と情報記録
面との位置ずれを示すフォーカスエラー信号を出力す
る。このフォーカスエラー信号を可変増幅器116,位
相を補償するための位相補償器117,コントローラ1
50によりフォーカス制御をオン−オフするためのスイ
ッチ118,電力増幅するための駆動回路119を介し
てアクチュエータ106のフォーカス用コイルに加え、
光ビームの収束点がディスク107の情報記録面上に位
置するように制御する。
【0005】また、光検出器109の出力は増幅器11
4a〜114dを通った後、トラッキングエラー回路1
20に入力される。このトラッキングエラー回路120
は光ビームの焦点とトラックとの位置ずれを示すトラッ
キングエラー信号を出力する。このトラッキングエラー
信号を可変増幅器121,位相を補償するための位相補
償器122,コントローラ150によりトラッキング制
御をオン−オフするためのスイッチ123,電力増幅す
るための駆動回路124を介してアクチュエータ106
のトラッキング用コイルに加え、トラック上に光ビーム
の焦点が位置するように収束レンズ105を制御する。
【0006】また、光検出器109の出力は加算器12
6を通った後、指定された周波数帯域を増幅および帯域
制限するイコライザ回路130に入力され、イコライザ
回路130は再生RF信号を出力する。この再生RF信
号は信号を再生する際の基準となるクロックを生成する
PLL回路131に入力される。PLL回路131はR
F信号と同期した基準クロックを出力する。
【0007】PLL回路131の構成図を図2に示す。
PLL回路131に入力されたRF信号は2値化回路3
01により2値化されRF2値化信号DTとして出力さ
れる。またRF2値化信号は、位相比較器302により
リードクロックと位相比較され、位相比較器302は位
相差に応じた信号を出力する。この信号は増幅器303
により増幅され、位相補正器304により位相補正され
て可変発振器305に入力される。可変発振器305は
入力信号に応じて発振周波数を変化させ、発振信号を出
力する。発振信号は分周器306に入力され、分周器3
06は設定された分周比だけ分周した信号をリードクロ
ックCKとして出力する。
【0008】また、光検出器109の出力は反射光量検
出器127に送られ、反射光量検出器127は光検出器
109に入射する反射光の光量に応じた信号を出力す
る。駆動回路112はコントローラ150の出力に基づ
いてディスクモータ111を駆動するためのものであ
り、コントローラ150はディスクモータ111の回転
数が所定の回転数となるように制御する。
【0009】例えば、コンパクトディスク(CD)を標
準速,2倍速,6倍速といった多段階の再生速度で再生
できるように構成した装置の場合、各再生速度において
フォーカス制御,トラッキング制御,PLL部の最適な
ゲイン,位相補償特性,分周比は異なる。
【0010】上記理由のため従来の装置では以下のよう
な処理を行っている。再生速度を変更する場合にはコン
トローラ150は駆動回路112にモータ111の回転
数が所定の回転数となる指令値を送る。また、コントロ
ーラ150は可変増幅器116,121,PLL回路1
31,イコライザ回路130に信号を送り再生速度に応
じた特性に設定する。
【0011】また、ディスク上の傷、装置の振動などに
よりフォーカス制御が外れた場合、異常駆動などにより
アクチュエータ106を損傷する場合がある。この問題
に対し、従来の装置では反射光量検出器127の出力で
フォーカス制御外れを検出し、フォーカス制御をオフし
ていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】第1に従来の装置で
は、モータの回転は常に一定で再生するCAV再生時に
おいてディスクの半径位置によって信号処理系の特性を
切り換えていない。しかしながら、CAV再生時には半
径位置によって再生速度が異なるため最適な信号処理系
の特性も異なってくる。再生信号品質が悪い場合には半
径位置によっては再生不可能になるという課題があっ
た。
【0013】第2に従来の装置では、再生速度が一定と
なるようにディスクの再生位置によってモータ111の
回転数を変えながら再生するCLV再生時において信号
処理系の特性を切り換えていない。しかしながら、ヘッ
ドユニット110を高速に内周から外周もしくは外周か
ら内周へ送って再生を再開する場合、モータ111の回
転変化が追いつかず所定の再生速度と異なる場合があ
る。所定の再生速度との差が大きい場合は再生不可能に
なるという問題があった。
【0014】第3に従来の装置では再生速度を変更する
場合には、信号処理系,フォーカス制御系,トラッキン
グ制御系の特性をモータの目標回転設定時に、全て同時
に切り換えていた。しかしながら、実際にはモータの応
答が追いつかないため、この間は再生速度に最適な特性
と異なるため、再生不可能になるという問題があった。
【0015】第4に従来の装置では、フォーカス外れ検
出を反射光量信号のみで行っていたために、迷光などで
ASの変化がフォーカス点に対してブロードな特性にな
ったり、CD−RWなどの反射率の低いディスクの場合
にS/Nが悪くなって誤検出や、不検出の問題を生じて
いた。
【0016】本発明は上記問題に対し、制御系の特性を
再生速度に応じた特性に切り換えることにより安定した
制御、再生性能を得ることを目的としている。また本発
明ではフォーカス制御外れを3種類の信号のうちから、
再生するディスクや装置の状態に応じて選択できるの
で、安定で高速な外れ検出を行うことができ、収束レン
ズがディスクに衝突して傷を付けたり、アクチュエータ
を破損することを防止するを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に第1の本発明の光ディスク装置は、トラックを横切る
ように移動する移動手段により移動した光ビームの位置
に応じて信号処理手段の特性を切り換えるものである。
【0018】第2の本発明の光ディスク装置は、トラッ
クを横切るように移動する移動手段により移動した光ビ
ームの位置に応じてクロック信号出力手段の特性を切り
換えるものである。
【0019】第3の本発明の光ディスク装置は、再生速
度を第1の再生速度から第2の再生速度に切り換える際
に、再生速度検出手段の検出値に基づいて、フォーカス
制御手段、トラッキング制御手段の利得あるいは周波数
特性を切り換えるものである。
【0020】第4の本発明の光ディスク装置は、再生速
度を第1の再生速度から第2の再生速度に切り換える際
に、再生速度検出手段の検出値に基づいて、再生信号に
同期したクロックを出力するクロック信号出力手段に含
まれる周波数制御手段及び位相制御手段の利得あるいは
周波数特性を切り換えるものである。
【0021】第5の本発明の光ディスク装置は、反射光
量検出手段,再生信号振幅検出手段の出力および記録担
体上の情報面と実質的に垂直な方向に収束手段を移動す
る移動手段の駆動信号の出力のうち、何れかあるいは組
み合わせた複数の信号に基づいて前記フォーカス制御手
段をオフするように切り換るものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。本発明の請求項1に記載の発明は、第1の本発
明に対応し、回転している記録担体上の情報を再生する
ディスク装置において、記録担体上に光ビームを収束照
射する収束手段と、前記収束手段によって記録担体上に
収束されている光ビームが記録担体上のトラックを横切
るように移動する移動手段と、記録担体からの反射光あ
るいは記録担体を透過した透過光を受光する光検出手段
と、前記光検出手段の出力信号を増幅し帯域制限する信
号処理手段と、前記信号処理手段の出力に同期したクロ
ックを出力するクロック信号出力手段と、前記信号処理
手段の出力と前記クロック信号出力手段の出力クロック
に基づいて信号より情報を再生する再生手段とを備え、
前記移動手段により移動した光ビームの位置に応じて前
記信号処理手段の特性を切り換えるようにしたものであ
る。
【0023】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1において、光検出手段の出力信号を増幅,帯域制限す
る信号処理手段の増幅率,帯域制限周波数を切り換える
ようにしたものである。
【0024】本発明の請求項3に記載の発明は、第2の
本発明に対応し、回転している記録担体上の情報を再生
するディスク装置において、記録担体上に光ビームを収
束照射する収束手段と、前記収束手段によって記録担体
上に収束されている光ビームが記録担体上のトラックを
横切るように移動する移動手段と、記録担体からの反射
光あるいは記録担体を透過した透過光を受光する光検出
手段と、前記光検出手段の出力信号を増幅し帯域制限す
る信号処理手段と、前記信号処理手段の出力に同期した
クロックを出力するクロック信号出力手段と、前記信号
処理手段の出力と前記クロック信号出力手段の出力クロ
ックに基づいて信号より情報を再生する再生手段とを備
え、前記移動手段により移動した光ビームの位置に応じ
て前記クロック信号出力手段の特性を切り換えるように
したものである。
【0025】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3において、クロック信号出力手段は、入力信号と出力
クロックとの位相を比較する位相比較手段の出力に応じ
て出力発振周波数を変化する可変発振器と、前記可変発
振器の出力を分周する分周器とを具備したものである。
【0026】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1または請求項3において、記録担体は一定の回転数で
(角速度一定で)回転させることを特徴とするものであ
る。本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1または
請求項3において、記録担体は記録担体の情報が一定の
再生速度になるように内周と外周で回転数を変化させて
(線速度一定で)回転させることを特徴とするものであ
る。
【0027】本発明の請求項7に記載の発明は、第3の
本発明に対応し、記録担体を所定の回転数で回転させる
回転手段と、記録担体上に光ビームを収束照射する収束
手段と、記録担体上に収束されている光ビームがトラッ
クを横切るように移動する第1の移動手段と、前記収束
手段により収束された光ビームの収束点を記録担体上の
情報面と実質的に垂直な方向に移動する第2の移動手段
と、記録担体からの反射光を受光する光検出手段と、前
記光検出手段の出力信号に基づいて情報面上に照射され
ている光ビームの収束状態を検出する収束状態検出手段
と、前記収束状態検出手段の出力信号に基づいて前記第
2の移動手段を駆動し、情報面上の前記光ビームの収束
状態が所定の状態となるように制御するフォーカス制御
手段と、前記光検出手段の出力に基づいて記録担体上の
光ビームとトラックとの位置ずれを検出するトラックず
れ検出手段と、前記トラックずれ検出手段の出力信号に
応じて前記第1の移動手段を駆動し記録担体上の光ビー
ムがトラック上に位置するように制御するトラッキング
制御手段と、記録担体の情報の種類あるいは記録された
状態に応じて再生速度を切り換える再生速度設定手段
と、実際の再生速度を計測検出する再生速度検出手段を
備え、前記再生速度設定手段によって記録担体の再生速
度を第1の再生速度から第2の再生速度に切り換える際
に、前記再生速度検出手段の検出値に基づいて,前記フ
ォーカス制御手段,トラッキング制御手段の利得あるい
は周波数特性を切り換えるようにしたものである。
【0028】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7において、再生速度設定手段は、オーディオ情報が記
録されている場合に、所定の回転速度に切り換えてその
速度に応じてフォーカス制御手段,トラッキング制御手
段の利得あるいは周波数特性を切り換えるようにしたも
のである。
【0029】本発明の請求項9に記載の発明は、第4の
本発明に対応し、記録担体を所定の回転数で回転させる
回転手段と、記録担体上に光ビームを収束照射する収束
手段と、記録担体からの反射光あるいは記録担体を透過
した透過光を受光する光検出手段と、前記光検出手段の
出力信号を増幅し帯域制限する信号処理手段と、前記信
号処理手段の出力信号との位相を比較する位相比較手段
と、前記位相比較手段の出力に応じて前記クロック信号
の周波数を切り換えていく周波数制御手段と、位相が一
定になるようロックをかける位相制御手段とから構成さ
れるクロック制御手段を有して前記信号処理手段の出力
に同期したクロックを出力するクロック信号出力手段
と、前記信号処理手段の出力と前記クロック信号出力手
段の出力クロックに基づいて信号より情報を再生する再
生手段と、記録担体の情報の種類あるいは記録された状
態に応じて再生速度を設定して切り換える再生速度設定
手段と、実際の再生速度を計測検出する再生速度検出手
段とを備え、前記再生速度設定手段によって記録担体の
再生速度を第1の再生速度から第2の再生速度に切り換
える際に、前記再生速度検出手段の検出値に基づいて、
前記周波数制御手段および位相制御手段の利得あるいは
周波数特性を切り換えるようにしたものである。
【0030】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項9において、再生速度設定手段は、オーディオ情報が
記録されている場合に、所定の回転速度に切り換えてそ
の速度に応じて周波数制御手段,位相制御手段の利得あ
るいは周波数特性を切り換えるようにしたものである。
【0031】本発明の請求項11に記載の発明は、第5
の発明に対応し、記録担体上に光ビームを収束照射する
収束手段と、記録担体上に収束されている光ビームがト
ラックを横切るように移動する第1の移動手段と、前記
収束手段により収束された光ビームの収束点を記録担体
上の情報面と実質的に垂直な方向に移動する第2の移動
手段と、記録担体からの反射光を受光する光検出手段
と、前記光検出手段の出力信号に基づいて情報面上に照
射されている光ビームの収束状態を検出する収束状態検
出手段と、前記収束状態検出手段の出力信号に基づいて
前記第2の移動手段を駆動し情報面上の前記光ビームの
収束状態が所定の状態となるように制御するフォーカス
制御手段と、前記光検出手段の出力に基づいて記録担体
上の光ビームとトラックとの位置ずれを検出するトラッ
クずれ検出手段と、前記トラックずれ検出手段の出力信
号に応じて前記第1の移動手段を駆動し記録担体上の光
ビームがトラック上に位置するように制御するトラッキ
ング制御手段と、前記光検出手段の信号から前記光検出
手段へ入る反射光の光量に応じた信号を出力する反射光
量検出手段と、前記光検出手段の信号から再生信号を検
出しこの再生信号の振幅を検出する再生信号振幅検出手
段とを備え、前記反射光量検出手段,前記再生信号振幅
検出手段の出力および第2の移動手段の駆動信号の出力
のうち、何れかあるいは組み合わせた複数の信号に基づ
いて前記フォーカス制御手段をオフするように切り換え
るフォーカス外れ検出選択手段を備えたものである。
【0032】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項11において、トラッキング制御手段のオン/オフに
応じてフォーカス外れ検出選択手段で選択する信号を切
り換えるようにしたものである。
【0033】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項11において、フォーカス制御手段をオフする際には
記録担体を回転させる回転手段は一定回転で回転するよ
うに制御を切り換えるようにしたものである。
【0034】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。まず第1および第2の実施の形態について説明す
る。第1および第2の実施の形態は、再生装置に従って
制御系,信号処理系の設定値を切り換える構成のもので
あり、図1,図2および図3,図5を参照して説明す
る。
【0035】図1は本発明の実施の形態における構成を
示すブロック図、図2は本発明の実施の形態におけるP
LL回路の構成を示すブロック図、図3は本発明の実施
の形態におけるCLV再生時の再生位置に対するモータ
回転数を示す特性図、図5は本発明の実施の形態におけ
るPLL分周比に対するクロック周波数範囲を示す特性
図である。なお、図7と同じものには同じ番号を付し、
その説明を省略する。
【0036】ディスク107はモータ111により回転
されており、その回転数はPLL回路131の出力クロ
ックに基づいて所定の再生速度になるように制御されて
いる。また光ビームの収束点がディスク107の情報記
録面上に位置するようにフォーカス制御されている。
【0037】そして光ビームの収束点がディスク107
のトラック上に位置するようにトラッキング制御されて
いる。この状態でコントローラ150はスイッチ123
をオフし、駆動回路125に信号を送り移動手段113
を駆動して目的のトラック位置にヘッドユニット110
を移動する。
【0038】ここで図3を参照して情報を再生する場
合、ディスク半径位置に対するモータ111の回転数を
説明する。再生速度を一定にする場合、光ビームの収束
光とトラックとの相対速度、つまり線速度が一定になる
ようにモータ111の回転数を変化させる。しかしなが
ら、例えば位置x1から位置x2にヘッドユニット11
0を高速に移動した場合、モータ111の応答が遅いと
回転数は回転数v2と異なってしまう。この場合、線速
度が規定速度と異なってしまうので、制御系の最適な定
数が変化してしまう。例えばPLLの分周比について考
えると、規定線速度であれば図5に示すr1の分周比に
設定される。しかしながら、線速度が異なるとリードク
ロックの周波数がr1の分周比の範囲外になってしまい
再生不可能になる。
【0039】上記問題に対し、コントローラ150はモ
ータ111の回転数を読み取り、回転数と現在位置して
いる再生半径位置から再生速度を計算する。そしてコン
トローラ150は再生速度に応じて可変増幅器116,
121,PLL回路131,イコライザ回路130に信
号を送りディスクの半径位置に応じた特性になるよう
に、増幅率,周波数特性,分周比を設定する。コントロ
ーラ150はスイッチ123をオンし、トラッキング制
御を開始する。
【0040】このようにすればモータ111が所定の回
転数と異なっていたとしても、安定した信号再生を実現
することができる。上記の実施形態では、再生速度の計
算をモータ111の回転数とディスク半径位置から計算
したが、RF信号の最長パターンの長さを規定値と比較
演算することにより再生速度を求めても同様の効果を得
ることができる。
【0041】上記の実施形態では、所定の再生速度にな
るようにモータ111を制御していたが、モータ111
の回転数を一定にして再生する場合にも適応できる。こ
れを図1,図4を参照して説明する。図4は本発明の実
施の形態におけるCAV再生時の再生位置に対する再生
速度を示す特性図である。
【0042】ディスク107はモータ111により回転
されており、その回転数は一定回転数になるように制御
されている。また光ビームの収束点がディスク107の
情報記録面上に位置するようにフォーカス制御されてい
る。そして光ビームの収束点がディスク107のトラッ
ク上に位置するようにトラッキング制御されている。こ
の状態でコントローラ150はスイッチ123をオフ
し、駆動回路125に信号を送り移動手段113を駆動
して目的のトラック位置にヘッドユニット110を移動
する。
【0043】ここで図4を参照して再生半径位置に対す
る再生速度を説明する。モータ回転数を一定にする場
合、再生半径位置によって再生速度は変化する。例えば
位置x1から位置x2にヘッドユニット110を移動し
た場合、再生速度はs1からs2へと変化する。
【0044】上記問題に対し、コントローラ150は現
在位置している再生半径位置から再生速度を計算する。
そしてコントローラ150は再生速度に応じて可変増幅
器116,121,PLL回路131,イコライザ回路
130に信号を送りディスクの半径位置に応じた特性に
なるように、増幅率,周波数特性,分周比を設定する。
コントローラ150はスイッチ123をオンし、トラッ
キング制御を開始する。
【0045】以上のように構成すれば情報を再生する半
径位置に関わらず安定して信号を再生することができ
る。次に第3および第4の実施の形態について説明す
る。第3および第4の実施の形態は、再生速度を切り換
える際に再生速度に従って制御系,信号処理系の設定値
を切り換えるように構成したものであり、図1を参照し
て説明する。ディスク107はモータ111により回転
されている。また光ビームの収束点がディスク107の
情報記録面上に位置するようにフォーカス制御されてい
る。そして光ビームの収束点がディスク107のトラッ
ク上に位置するようにトラッキング制御されている。こ
の状態でコントローラ150は再生速度を切り換えるた
めに駆動回路112に信号を送りモータ111の回転数
を切り換える。
【0046】しかしながらモータ111の応答が遅い場
合、回転数はすぐに所定の回転数とはならない。この問
題に対し、コントローラ150はモータ111の回転数
を読み取り、位置しているディスクの半径位置,および
回転数から再生速度を計算する。そしてコントローラ1
50は再生速度に応じて可変増幅器116,121,P
LL回路131,イコライザ回路130に信号を送りデ
ィスクの半径位置に応じた特性になるように、増幅率,
周波数特性,分周比を設定する。
【0047】このようにすればモータ111の応答が遅
く所定の回転数となるまでに時間がかかったとしても安
定して速やかに信号を再生することができる。次に第5
の実施の形態について説明する。
【0048】第5の実施の形態は、トラッキング制御の
状態に応じてフォーカス制御外れの検出信号を切り換ら
れるように構成したものである。この第5の実施例につ
いて図1および図6を参照して説明する。図6は本発明
の実施の形態における記録部の未記録部における反射光
量,RF振幅を示す特性図である。
【0049】ディスク107はモータ111により回転
されており、その回転数はPLL回路131の出力クロ
ックに基づいて再生速度が一定になるように制御されて
いる。また光ビームの収束点がディスク107の情報記
録面上に位置するようにコントローラ150はスイッチ
118をオンしてフォーカス制御を行う。そして光ビー
ムの収束点がディスク107上のトラック上に位置する
ようにコントローラ150はスイッチ123をオンして
トラッキング制御を行う。
【0050】この状態でコントローラ150はスイッチ
129を切り換えてフォーカス制御外れをRF振幅測定
器128の出力レベルにて検出を行う。RF振幅測定器
128の出力が所定時間にわたって所定レベル以下にな
った場合、フォーカス制御外れとしてコントローラ15
0は、スイッチ118をオフしてフォーカス制御をオフ
し、モータ111が一定回転で回転するように駆動回路
112に信号を送る。
【0051】また検索時などに、スイッチ123をオフ
してトラッキング制御をオフする場合、コントローラ1
50はスイッチ129を切り換えてフォーカス制御外れ
を反射光量検出器127の出力レベルによって検出を行
う。反射光量検出器127のレベルが所定時間にわたっ
て所定レベル以下になった場合、フォーカス制御外れと
してコントローラ150は、スイッチ118をオフして
フォーカス制御をオフし、モータ111が一定回転で回
転するように駆動回路112に信号を送る。
【0052】上記を図6を参照して説明する。図6は記
録部,未記録部における反射光量検出器127,RF信
号振幅測定器128の出力をトラッキング制御がオンお
よびオフ時について示したものである。トラッキング制
御がオンの際には、RF信号振幅測定器128の出力に
より、記録部/未記録部を検出できる。しかしながらト
ラッキング制御がオフの場合、記録部であってもディス
クの偏心などにより光ビームの収束点がディスク107
上のトラックを横断するため、レベルが変動する。この
ため、横断速度が遅いところではフォーカス制御外れ検
出条件を満足してしまうため、フォーカス制御をオフし
てしまう。したがってトラッキング制御がオフの際には
反射光量検出器127のレベルでフォーカス制御外れを
検出するようにすれば上記問題を回避することができ
る。
【0053】また、装置に加わる衝撃、ディスク107
上の傷などによりフォーカス制御が乱され、フォーカス
制御範囲から外れてしまうと反射光は光検出器109上
に収束しないため、反射光量検出器127、RF信号振
幅検出器128の出力は小さくなるので、確実にフォー
カス外れを検出することが可能である。
【0054】CD−R、CD−RWの未記録部において
は、上記説明したようにトラッキング制御オン状態の場
合はRF振幅、トラッキング制御オフ状態の場合は反射
光量信号によってフォーカス外れを検出するように構成
すれば、未記録領域でトラッキングオンした時に速やか
にフォーカス外れを検出することができる。さらにCD
−RWなどの反射率の著しく低いディスクの場合には、
フォーカスアクチュエータの駆動信号があるレベルを越
えた場合に、スイッチ129を介してフォーカス外れを
検出するように構成すれば、ノイズなどによる誤検出
や、ゴミほこりが付着したときの検出ミスを防止するこ
とができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1,第2,第
3および第4の実施の形態によれば実際の再生速度に応
じて制御系,信号処理系の設定を切り換えるため安定し
た信号の再生を行うことができる。
【0056】また本発明の第5の実施の形態によれば、
CDはじめCD−R,CD−RWの記録部,未記録部に
関わらず、高精度のフォーカス外れ検出を実現でき、デ
ィスク衝突や、アクチュエータの破損を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における構成を示すブロッ
ク図
【図2】本発明の実施の形態におけるPLL回路の構成
を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態におけるCLV再生時の再
生位置に対するモータ回転数を示す特性図
【図4】本発明の実施の形態におけるCAV再生時の再
生位置に対する再生速度を示す特性図
【図5】本発明の実施の形態におけるPLL分周比に対
するクロック周波数範囲を示す特性図
【図6】本発明の実施の形態における記録部・未記録部
における反射光量,RF振幅を示す特性図
【図7】従来例における構成を示すブロック図
【符号の説明】
105 収束レンズ 109 光検出器 110 ヘッドユニット 111 モータ 115 フォーカスエラー回路 116,121 可変増幅器 117,122 位相補償器 118,123 スイッチ 127 反射光量検出回路 128 RF振幅検出回路 129 スイッチ 130 イコライザ回路 131 PLL回路 150 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転している記録担体上の情報を再生する
    光ディスク装置であって、 記録担体上に光ビームを収束照射する収束手段と、 前記収束手段によって記録担体上に収束されている光ビ
    ームが記録担体上のトラックを横切るように移動する移
    動手段と、 記録担体からの反射光あるいは記録担体を透過した透過
    光を受光する光検出手段と、 前記光検出手段の出力信号を増幅し帯域制限する信号処
    理手段と、 前記信号処理手段の出力に同期したクロックを出力する
    クロック信号出力手段と、 前記信号処理手段の出力と前記クロック信号出力手段の
    出力クロックに基づいて信号より情報を再生する再生手
    段とを備え、 前記移動手段により移動した光ビームの位置に応じて前
    記信号処理手段の特性を切り換えるようにしたことを特
    徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】光検出手段の出力信号を増幅、帯域制限す
    る信号処理手段の増幅率、帯域制限周波数を切り換える
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】回転している記録担体上の情報を再生する
    光ディスク装置であって、 記録担体上に光ビームを収束照射する収束手段と、 前記収束手段によって記録担体上に収束されている光ビ
    ームが記録担体上のトラックを横切るように移動する移
    動手段と、 記録担体からの反射光あるいは記録担体を透過した透過
    光を受光する光検出手段と、 前記光検出手段の出力信号を増幅し帯域制限する信号処
    理手段と、 前記信号処理手段の出力に同期したクロックを出力する
    クロック信号出力手段と、 前記信号処理手段の出力と前記クロック信号出力手段の
    出力クロックに基づいて信号より情報を再生する再生手
    段とを備え、 前記移動手段により移動した光ビームの位置に応じて前
    記クロック信号出力手段の特性を切り換えるようにした
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】クロック信号出力手段は、入力信号と出力
    クロックとの位相を比較する位相比較手段の出力に応じ
    て出力発振周波数を変化する可変発振器と、前記可変発
    振器の出力を分周する分周器とを具備したことを特徴と
    する請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】記録担体は一定の回転数で(角速度一定
    で)回転させることを特徴とする請求項1または請求項
    3記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】記録担体は記録担体の情報が一定の再生速
    度になるように内周と外周で回転数を変化させて線速度
    一定で回転させることを特徴とする請求項1または請求
    項3記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】記録担体を所定の回転数で回転させる回転
    手段と、 記録担体上に光ビームを収束照射する収束手段と、 記録担体上に収束されている光ビームがトラックを横切
    るように移動する第1の移動手段と、 前記収束手段により収束された光ビームの収束点を記録
    担体上の情報面と実質的に垂直な方向に移動する第2の
    移動手段と、 記録担体からの反射光を受光する光検出手段と、 前記光検出手段の出力信号に基づいて情報面上に照射さ
    れている光ビームの収束状態を検出する収束状態検出手
    段と、 前記収束状態検出手段の出力信号に基づいて前記第2の
    移動手段を駆動し情報面上の前記光ビームの収束状態が
    所定の状態となるように制御するフォーカス制御手段
    と、 前記光検出手段の出力に基づいて記録担体上の光ビーム
    とトラックとの位置ずれを検出するトラックずれ検出手
    段と、 前記トラックずれ検出手段の出力信号に応じて前記第1
    の移動手段を駆動し記録担体上の光ビームがトラック上
    に位置するように制御するトラッキング制御手段と、 記録担体の情報の種類あるいは記録された状態に応じて
    再生速度を切り換える再生速度設定手段と、 実際の再生速度を計測検出する再生速度検出手段を備
    え、 前記再生速度設定手段によって記録担体の再生速度を第
    1の再生速度から第2の再生速度に切り換える際に、前
    記再生速度検出手段の検出値に基づいて、前記フォーカ
    ス制御手段、トラッキング制御手段の利得あるいは周波
    数特性を切り換えるようにした光ディスク装置。
  8. 【請求項8】再生速度設定手段は、 オーディオ情報が記録されている場合に、所定の回転速
    度に切り換えてその速度に応じてフォーカス制御手段、
    トラッキング制御手段の利得あるいは周波数特性を切り
    換える請求項7記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】記録担体を所定の回転数で回転させる回転
    手段と、 記録担体上に光ビームを収束照射する収束手段と、 記録担体からの反射光あるいは記録担体を透過した透過
    光を受光する光検出手段と、 前記光検出手段の出力信号を増幅し帯域制限する信号処
    理手段と、 前記信号処理手段の出力信号との位相を比較する位相比
    較手段と、 前記位相比較手段の出力に応じて前記クロック信号の周
    波数を切り換えていく周波数制御手段と、 位相が一定になるようロックをかける位相制御手段とか
    ら構成されるクロック制御手段を有して前記信号処理手
    段の出力に同期したクロックを出力するクロック信号出
    力手段と、 前記信号処理手段の出力と前記クロック信号出力手段の
    出力クロックに基づいて信号より情報を再生する再生手
    段と、 記録担体の情報の種類あるいは記録された状態に応じて
    再生速度を設定して切り換える再生速度設定手段と、 実際の再生速度を計測検出する再生速度検出手段とを備
    え、 前記再生速度設定手段によって記録担体の再生速度を第
    1の再生速度から第2の再生速度に切り換える際に、前
    記再生速度検出手段の検出値に基づいて前記周波数制御
    手段および位相制御手段の利得あるいは周波数特性を切
    り換えるようにした光ディスク装置。
  10. 【請求項10】再生速度設定手段は、オーディオ情報が
    記録されている場合に、所定の回転速度に切り換えて、
    その速度に応じて周波数制御手段、位相制御手段の利得
    あるいは周波数特性を切り換えることを特徴とする請求
    項9記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】記録担体上に光ビームを収束照射する収
    束手段と、 記録担体上に収束されている光ビームがトラックを横切
    るように移動する第1の移動手段と、 前記収束手段により収束された光ビームの収束点を記録
    担体上の情報面と実質的に垂直な方向に移動する第2の
    移動手段と、 記録担体からの反射光を受光する光検出手段と、 前記光検出手段の出力信号に基づいて情報面上に照射さ
    れている光ビームの収束状態を検出する収束状態検出手
    段と、 前記収束状態検出手段の出力信号に基づいて前記第2の
    移動手段を駆動し情報面上の前記光ビームの収束状態が
    所定の状態となるように制御するフォーカス制御手段
    と、 前記光検出手段の出力に基づいて記録担体上の光ビーム
    とトラックとの位置ずれを検出するトラックずれ検出手
    段と、 前記トラックずれ検出手段の出力信号に応じて前記第1
    の移動手段を駆動し記録担体上の光ビームがトラック上
    に位置するように制御するトラッキング制御手段と、 前記光検出手段の信号から前記光検出手段へ入る反射光
    の光量に応じた信号を出力する反射光量検出手段と、 前記光検出手段の信号から再生信号を検出しこの再生信
    号の振幅を検出する再生信号振幅検出手段と、 前記反射光量検出手段、前記再生信号振幅検出手段の出
    力および第2の移動手段の駆動信号の出力のうち、何れ
    かあるいは組み合わせた複数の信号に基づいて前記フォ
    ーカス制御手段をオフするように切り換えるフォーカス
    外れ検出選択手段とを備えた光ディスク装置。
  12. 【請求項12】トラッキング制御手段のオン/オフに応
    じてフォーカス外れ検出選択手段で選択する信号を切り
    換える請求項11記載の光ディスク装置。
  13. 【請求項13】フォーカス制御手段をオフする際には記
    録担体を回転させる回転手段は一定回転で回転するよう
    に制御を切り換える請求項11記載の光ディスク装置。
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