JPH03242803A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発糾は、記録再生兼用の回転ヘッドを用いたヘリカル
スキャン方式の磁気記録再生装置に係り、特に、記録電
流のレベル設定手段を有する磁気記録再生装置に関する
。

〔従来の技術〕

磁気記録再生装置にかいては、再生信号のＳ／Ｎが最良
と欧るようにしなければならず、このために、再生信号
のレベルが最大となるように、記録電流のレベルが設定
される。記録電流のレベルと再生信号のレベルとの関係
は線形ではなく、ある範囲内で記録電流のレベルを増加
させていくと再生信号のレベルは上昇していくが、記録
電流のレベルがこの範囲を越えて上昇すると、再生信号
のレベルはかえって低下してし會う、磁気配録再生装置
にかいては、レベルコントロール回路が設けられ、上記
のことを勘案してこのレベルコントロール回路の利得を
設定することによシ、記録電流を最大レベルの再生信号
が得られるようなレベルとしている。

ところで、記録電流と再生信号とのレベル関係は、記録
媒体とヘッドとの相対速度、記録媒体やヘッドの特性な
どに依存する。これに対し、従来の磁気記録再生装置の
レベルコントロール回路にかいては、その利得が設定さ
れるとその′ｔｔ固定される。このために、使用する記
録媒体の特性に差異があった夕、ヘッドが摩耗などして
その特性が経時変化したシした場合などでは、最大レベ
ルの再生信号を得るための記録電流のレベルが変化して
しまい、最適な記録状態を常に維持するということはで
きなく々る。

一万、オーディオテープレコーダであるが、記録と同時
に再生できる機能を備えたものが知られてか＃）（たと
えば、特願昭５５−１７８１７号）、かかる技術による
と、記録と同時再生される信号のレベルを検出すること
によシ、記録電流のレベルを調整するようにすることが
できる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、一般家庭用のヘリカルスキャン方式磁気
記録再生装置にかいては、回転ヘッドは記録再生兼用で
あって、記録と同時の再生はできない、したがって、上
記のような記録電流のレベル設定方法を用いることがで
きない。

本発明の目的は、かかる問題点を解消し、自動的にかつ
短時間に最適な記録電流レベルを設定でき、常に最良の
記録状態を維持する己とができるような磁気記録再生装
置を提供することにある。

・　３　・ 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために１本発明は、特定信号の発生
手段と、誼特定信号の記録とともにレベルコントロール
回路の利得を段階的に変化させて記録電流レベルを段階
的に変化させる手段と、コントロール信号を発生して該
特定信号と同時に記録させる手段と、再生される骸特定
信号を検波する手段と、記録されるコントロール信号と
回生されるコントロール信号をカウントする手段と、骸
コントロール信号のカウント値を記録電流レベルとを対
応させかつこの対応をもとに検波出力と再生コントロー
ル信号のカウント値とから記録電流のレベルが最適とな
る利得を検出して前記レベルコントロール回路に設定す
る手段とを設ける。

〔作用〕

記録電流のレベルが段階的に変化すると、これに応じて
再生信号のレベルも変化する。記録電流の各レベルは記
録コントロール信号のカウント値に対応している。また
、この記録コントロール信号は特定信号とともに記録さ
れて＞１、この特定・　４　・ 信号は記録開始位置から再生される。このために、再生
コントロール信号のカウント値は特定信号の再生位置に
対応してシシ、したがって、段階的に変化する記録電流
レベル（レベルコントロール信号の利得）に対応してい
る。

このために、再生コントロール信号のカウント値と再生
特定信号の検波出力とによシ、再生特定信号のレベルと
レベルコントロール回路の段階的な利得とが対応するこ
とになシ、検波出力が最大となる再生特定信号が最大レ
ベルとなるレベルコントロール回路の利得が検出できる
。この利得が記録電流レベルを最適とするものであシ、
レベルコントロール回路に設定される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す構成図であって、１は入力端子、２は記録処理回路、
３はスイッチ、４はレベルコントロール回路、５は記録
増幅器、６は回転ヘッド、７は磁気テープ、８は再生増
幅器、９は再生処理回路、１０は出力端子、１１は同期
分ｍ回路、１２はスイッチ、１３は記録増幅器、１４は
コントロールベツド、１５は再生増幅器、１６はサーボ
回路、１７はスイッチ、１８はキャプスタンモータ、１
９はシステムコントローラ、２０は発振器、２１はＤ／
Ａ（ディジタル／アナログ）変換回路、２２はコントロ
ール信号発生回路、２３は検波回路、２４はカウンタで
ある。

まず、この実施例の通常の記録、再生動作について簡単
に説明する。

第１図において、通常の記録、再生時には、スイッチ５
．１２．１７はＡ側に閉じている。記録時には、入力端
子１から入力されたビデオ信号ａは、記録処理回路２で
周波数変調なよの処理がなされた後、スイッチ５を介し
てレベルコントロール回路４に供給され、レベルが適宜
調整される。

レベルコントロール回路４から出力されるビデオ信号は
記録増幅器５で増幅されて回転ヘッド６に供給され、磁
気テープ７に記録される。

ｌた、入力ビデオ信号ａは同期分離向ｇ６１１に供給さ
れ、コントロール信号とサーボ基準信号が生成される。

コントロール信号はスイッチ１２を通り、記録増幅器１
Ｓで増幅されてコントロールヘッド１４に供給され、磁
気テープ７に記録される。サーボ基準信号はスイッチ１
７を介してサーボ回路１６に供給される。サーボ回路１
６はこのサーボ基準信号をもとにキャプスタンモータ１
Ｂやシリンダモータ（図示せず）を制御し、磁気テープ
７を一定の速度で走行させるとともに回転ヘッド６を入
力ビデオ信号ａに同期して回転させる。

再生時には、回転ヘッド６によって磁気チーグアからビ
デオ信号が再生され、再生増幅器８で増幅される。再生
増幅器８から出力される再生ビデオ信号すは再生処理回
路９で周波数復調などの再生処理がなされ、出力端子１
０から出力される。

マタ、コントロールヘッド１４によって磁気テープ７か
らコントロール信号が再生され、再生増幅器１５で増幅
されてサーボ回路１６に供給される。サーボ回路１６は
、この再生コントロール信号をサーボ基準信号とし、キ
ャプスタンモータ８・・　７　・ を制御して磁気テープ７上の記録トラックに回転ヘッド
６がトラッキングするようにする。

ここで、レベルコントロール回路４は、回転ヘッド６に
供給される記録ビデオ信号の記録電流が最適レベルとな
るように、特性が設定されているが、次に、この特性の
設定動作について説明する。

な訃、この設定動作を行なう最適設定モードでは、スイ
ッチ５．１２．１７はＢ側に切り換えられる。

この最適設定モードは記録モード（以下、設定記録モー
ドとい５）と再生モード（以下、設定再生モードと−う
）とからな９、まず、設定記録モードが実行されて次に
再生モードが実行される。

設定記録モードにかいては、システムコントローラ１９
の制御のもとに、発振器２０が特定の周波数（たとえば
、記録処理口ｊ１２から出力されるビデオ信号の搬送周
波数）の信号（以下、特定信号という）ａ′を出力する
。この特定信号ａ′はスイッチ３を介してレベルコント
ロール回Ｗ６４に供給され、上記と同様にして、磁気テ
ープ７に記録される。このとき、システムコントローラ
１９から、８　。

段階的に値が変化するディジタルデータが出力され、Ｄ
／Ａ変換回＃＆２１でアナログの利得制御信号０に変換
されてレベルコントロール回路４に供給される。これに
より、レベルコントロール回路４の利得が段階的に変化
し、したがって、磁気テープ７に記録される特定信号ａ
′の記録電流レベルが段階的に変化する。

また、特定信号ａ′の記録とともに、システムコントμ
ｍう１９の制御のもとにコントロール信号発生回路２２
がコントロール信号ｄを発生する。

このコントロール信号ｄは、スイッチ１２および記録増
幅器１６を介してコントロールヘッド１４に供給され、
磁気テープ７に記録されるとともに、スイッチ１７を介
してサーボ回路１６に供給され、キャプスタンモータ１
８などが制御される。

このとき、記録増幅器１３から出力されるコントロール
信号ｄは、會た、再生増幅器１５で増幅され、カウンタ
２４に供給されてカウントされる。

このカウンタ２４０カウント値はシステムコントローラ
１９に取り込ｌれる。システムコントロ−ラ１９では、
このカウンタ２４のカウント値と利得制御信号０による
レベルコントロール回路４の利得、したがって、特定信
号ａ′の記録電流レベルとが対応づけられる。

このようにして、可能な全段階にわたってレベルコント
ロール回路４の利得が変化すると、設定記録モードが完
了して磁気テープ７はこの設定記録モードでの記録開始
位置まで巻き戻され、次いで、設定再生モードとなる。

この記録開始位置までの巻き戻しは、たとえば巻戻し時
にコントロールヘッド１４によって再生されるコントロ
ール信号をカウンタ２４がダウンカウントすることによ
シ、行なうことができる。

設定再生モードでは、回転ヘッド６によって磁気テープ
７から再生された特定信号ａ′は、再生増幅器８で増幅
された後、検波回路２５で検波され、その検波出力がシ
ステムコントローラ２ＳｉｆＣ供給される。會た、コン
トロールヘッド１４によって磁気テープ７から再生され
たコントロール信号ｄは、再生増幅器１５で増幅された
後、サーボ回路１６に供給されてキャプスタンモータ１
８などの制御が行なわれるとともに、カウンタ２４に供
給されてカウントされ、そのカウント値がシステムコン
トローラ１９に供給される。

システムコントローラ１９は検波回路２５の検出出力か
ら再生される特定信号ａ′のレベルを監視し、このレベ
ルが最大となると、このときのカウンタ２４のカウント
値に応じた利得を利得制御信号０によってレベルコント
ロール回路４に設定する。

このようにして、記録電流が最適となるように、レベル
コントロール回路４の利得が設定される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、記録、再生兼用
のヘッドを用いて最適な記録状態を自動的にかつ短時間
で設定することができ、常に高画質の再生ビデオ信号を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

１８１図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を
示す構成図である。 ・１１　・ １・・・・・・ビデオ信号の入力端子、２・・・・・・
記録処理回路、Ｓ・・・・・・スイッチ、４・・・・・
・レベルコントロール回路、６・・・・・・回転ヘッド
、７・・・・・・磁気テープ、９・・・・・・再生処理
回路、１０・・・・・・ビデオ信号の出力端子、１２・
・・・・・スイッチ、１４・・・・・・コントロールヘ
ラ）’、１９・・・・・・システムコントローラ、２０
・・・・・・発振器、２２・・・・・・コントロール信
号発生回路、２３・・・・・・検波回路、２４・・・・
・・カウンタ。 、１２゜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録処理されたビデオ信号をレベルコントロール回
   路でレベル調整し、記録再生兼用の回転ヘッドで記録再
   生するようにしたヘリカルスキャン方式の磁気記録再生
   装置において、 特定信号を発生する第１の手段と、 該特定信号を、記録のために、前記ビデオ信号に代って
   前記レベルコントロール回路に供給する第２の手段と、 該特定信号の記録とともに、前記レベルコントロール回
   路の利得を段階的に変化させ、該特定信号の記録電流レ
   ベルを段階的に変化させる第３の手段と、 該特定信号の記録とともに、コントロール信号を発生し
   て磁気テープに記録させる第４の手段と、 前記回転ヘッドによって再生された該特定信号を検波す
   る第５の手段と、 該特定信号の記録時該第４の手段が発生したコントロー
   ル信号をカウントし、該特定信号の再生時再生されるコ
   ントロール信号をカウントする第６の手段と、 該特定信号の記録時該第６の手段のカウント値と該第３
   の手段による前記レベルコントロール回路との利得を対
   応づけ、該対応をもとに該第５の手段の検波出力と該第
   ６の手段のカウント値とから前記レベルコントロール回
   路に最適な利得を設定する第７の手段と、 を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。