JPS5827483A - 磁気記録再生装置における記録媒体の走行速度制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気記録再生装置の早送り再生時の記鎌媒体
走行速度制御方弐に関するものであり。

特に早送り再生画面に現われるノイズバーの位相固定に
関するものである。

従来の磁気記録再生装置（以下ＶＴＲと呼ぶ）では、早
送り再生（以下サーチと呼ぶ）時Ｋｆ−プ走行は適度制
御のみ実施し、全く位相制御な施していなかった、この
ためサーチ両画中のノイズバーが上下に流れることがあ
り非常に＠ＴＫが見苦しいとλ・５欠点があった。

サーチ時の従来の制御方式を第１１１ＪＫプ冑ツク図で
示す、同１１において、ｌはテープ、２はコント四−ル
ヘッド、３は増幅器、４はディスクリミネータ、１は増
幅器、６は可変＃に抗優、７はキャプスタンモータ、＄
はビデオヘッド、９は備考処理開路、１Ｇは同期分離回
路、１１はディスクリミネータ、１２は駆動増幅器、１
３はドラムモータである。

次に＃作をｌ！明する。ｔずテープ１の一端に記録済み
のコントロール信号は、コントロールヘッド２により再
生され、増＠ｌｌｌ３により十分なレベルに増幅される
。このコントロール信号は次段のディスクリ２ネータ４
により周波数に比例した電圧に変換され、増ａＳＳを介
してキャプスタンモータγに印加される。ここで増＠器
Ｓの他端入力には可変抵抗器１により任意の電圧が印加
されており、ディスクリ２ネータ４の電圧が可変抵抗器
６の電圧に一致するよ５に増幅器Ｓは出力し、キャプス
タンモータ７を制御駆動する。したがって可変抵抗器６
を摺動し、その出力電圧を変化させると、キャプスタン
モータ１はその変化電圧にしたがってテープ１を走行さ
せることができる。

一方、ドラムモータ１３の駆動は次の様に行われる。ま
ずビデオヘッド８により再生されたＦＭ信号は、信号処
ＪＩｌｉ回路９により復調されビデオ信号となり、さら
に次段の同期分離回路ｌＯで水平同期信号が散出される
。この水平同期信号はディスクリミネータＩＩＫより水
平同期周波数に逆比例した電圧に変換される・この電圧
は駆動増幅器１２を経てドラムモータ１３に印加されて
いる。

この制御ループでは、再生水平同期周波数が常に一定に
なるようにドラムモータ１３が制御駆動されている。

今、可変抵抗ｌＩ６を摺動して、テープ１の走行速度を
速くすると、テープ１とビデオヘッド８の相対速度が異
なってくるために、再生水平同期周波数が基準値より異
なってくる。この結果ディスクリミネータ１１の出力は
変化し、ドラムモータ１３の同転速度をわずかに変化さ
せ、再生水平同期周波数を基準値に等しくし、再生画像
の水平同期周波数ずれＫｌｌ！！因する色相ずれを押え
ている。

さてこの制御系ではテープ１の走行が所定速度の時に、
コントロールヘッド２より再生されるコントロール信号
の周波数はドラムモータ１３の回転周波数と一致してい
る。このときはもちろんノイズバーも現れることなく鮮
明な画偉が得られる。

いま可変抵抗４１！６を摺動していくと、テープ１０走
行速度は連続的に変化し、同時に上記コントロール信号
の周波数も連続的に変化していく、ここでドラムモータ
１３の回転周波数をカ、コントロール信号の測波数をＦ
ｏとすると、 ｐｏ−（ｓＮ、＋１）Ｆｐ　　　（但しＮは整数）の関
係のとき、再生ｉＩｗ中のノイズバーの位相はドラム毫
−夕１３の回転位相と一定関係になり、ノイズバーは画
菖上Ｋｌｌ定されて流れない。また狐われるノイズバー
の数もＮ本と最も少くなる。

ところが、Ｆａ２＝２Ｎ−’Ｉｈの関係のときは、ノイ
ズバーは流れないが、現われるノイズバーの数は２Ｎ本
と２倍に見える欠点があった。さらにＦｃが上記の関係
にないときは、ノイズバーの位相はドラムモータ１３の
回転位相とランダムな関係になり、ノイズバーが激しく
流れるなどして非常に見苦しい画面になるという欠点が
あった。

これを改善するために、本発明者等は別途、イズバーの
数が常に理論的最小値になるようなＶＴＲにおける記録
媒体の走行速度制御方式を提案し、特許出願中であるが
、これＫついて第２図を参照して説明する。同図におい
て第１図と同一機能のものは同一符号を付しである。こ
こで１４は周波数発電機（以下ＦＧと略称する）、１５
は増幅器、１６は分周器、１７はディスクリミネータ、
１８は駆動増幅器、１９はＡ／Ｄ変換器である。

動作を説明すると、通常時はＦＧＩ４より得られるＦｑ
償備考増幅器１５により十分増幅され、分周器１６では
分周することなく直接次段のディスクリ２ネータ１７に
印加される。このディスクリミネータ１７では入力信号
のＦＧ周波数ｆｏに見合つた電圧を出力し、駆動増幅器
１８を介してキャグスタンモータ７Ｋｍ続されている。

さてサーチ時になると可変抵抗４！６の電圧は可変速指
令信号としてＡ／Ｄ変換器１９によりＮ（但しＮは自然
数）なるディジタル値に変換されて分周器１６に分周比
を指定する信号として入力される。分周器１６の分周比
は（２Ｎ＋１）に設定されている。一方ディスクリンネ
ータ１７の入力信号の周波数が常にｆｏＫなるように駆
動増幅回路１８は制御出力を発するものであるため、キ
ャプスタンモータ７は高速で回転し、そのＦＧＩ４の出
力周波数が（２Ｎ＋１）ｆ、になるよ５動作する。この
結果テープｌの走行速度も通常時の（２Ｎ＋１）倍とな
り、常に通常時の奇数倍速度となって、サーチ画面中の
ノイズバーの数も理論的最小値になるよう設定される。

しかし上記の動作においても、走行するテープ系と回転
するドラム系との位相関係が一定でないためにわずかに
ノイズバーが流れるという欠点があった。

本発明の目的は、ＶＴＲにおいて、量−チ１１１ｍ中の
ノイズバーの数が理論的な最小値であり、かつノイズバ
ーが流れることなく常に安定になるような記碌媒体の走
行速度制御方式を提供することにある。

本発明の構成の要点は、サーチ画面中のノイズバーが常
に安定していて流れないようにするために、キャプスタ
ンの速度制御用信号の分周比とコントロール信号の分周
比を常に等しくなるよう設定し、かつドラムの回転位相
に上記分周したコントロール信号が位相同期するよう構
成した点にある。

以下、本発明の一実施例を第３図のブロックにより説明
する。同図において第１図、第２図におけるのと同一機
能を有するものは岡−符号を付しである。ここで２０は
補正回路、２１は加算増幅器、２２は分周器、２３は位
相比較器、２４は位相検出器である。

次に動作を説明する。まずドラム系、丁なわちビデオヘ
ッド８、信号処理回路９、同期分離回路１０、ディスク
１．１　ミネータ１１、駆動増幅器１２、ドラムモータ
１３から成るドラム系の動作は第１１１において説明し
たところと変わるところがない。

キャプスタン系では、補正回路２０と加算増幅器２１に
おける加算作用の点を除いて考えれば、つまりキャプス
タンモータ７．Ｆｅ１２．増幅器１５、分周器１６、デ
ィスクリミネータ１７．増幅器２１、Ａ／Ｄ変換器１９
、可変抵抗器６について考えれば、その動作は第２図を
参照して説明したところと全く同じである。すなわち可
変速サーチ時に可変抵抗器−により電圧が出力されると
、テープ１の走行速度は常に通常時の奇数倍速度となる
ように制御されている。

一方、キャプスタンの位相制御系について述べると、コ
ントロールヘッド２により検出されたコントａ−ル備考
は・、増幅器３により増幅されて十分大きいレベルに違
した後、分周器２２により、ＦＧ償備考分周器１６と同
一の分局比（２Ｎ＋１）で分周される。つまり分周器２
２の出力である分周コントロール信号の周波数はテープ
速度に関係なく、當に一定の周波数（たとえば３０　Ｈ
ｓ　）であることがわかる。この分周；ントｐ−ル信号
は次段の位相比較器２３においてドラムモータ１３の位
相検出器２４の出力（以下この出力を、ドラムタックパ
ルスと呼ぶ）と位相比較される。この位相比較器２３か
らの位相誤差出力は次段の加算増ｌＩ器２１におい【速
度系の出力と加算され、キャプスタンモータ７を駆動す
る。したがって分周コントロール信号は常にドラムタッ
クパルスと位相同期状態に保たれている。このことは、
テープ速度が（２Ｎ＋１）倍になっても、サーチ画面に
現れるノイズバーの位相は常にドラムタックパルスと一
定関係にあり、サーチ画面中を流れることはない状１１
になっていることを示す。

次に補正回路２０の機能について説明する。今、可変抵
抗器６を振動させて可変速サーチを行なうと、可変抵抗
器６の出力電圧が〜Φ変換器１９Ｋ　　′よりディジタ
ル値に変換されて分周器１６における分周比を決定し、
キャプスタンモータ７は回転速度が変化することは先に
も説明した。またこのようＫしてテープｌの走行速度が
変化すると、ドツム４−ａｌｌの回転速度も調節されて
変化することも先に説明した。補正回路２０では、この
ようにして生じるドラムモータ１３の回転数変化率に従
って、キャプスタンモータ７の回転数つまりＦＧＩ４の
周波数（２Ｎ＋１　）ｆｏも変化するよ５Ｋ。

〜の変換器１９の出力を刹用して適切に速度補正を行っ
ているものであり、このよ５な補正を行なわないで、ド
ラムモータ１３の回転速度とキャプスタンモータ７＃）
１１転速度のずれが大館くなってしまうと、位相比較１
）２３における位相比較が適切に行なわれなくなる。そ
こで補正回路２０を用いてキャプスタンモータ７の速度
補正を行なうものであり、その補正量は実験的に定めら
れる。

次に補正回路！０ｆ）Ａ体的回路例を第４図に示す。開
園に＃いて２５はＤ／Ａ変換器、２６．２７は抵抗であ
る。ここでＡ／Ｄ変換器１９の出力はＤ／Ａ変換優２ｓ
で直流電圧に変換され、抵抗２６．２７で定まる分割比
でディスクリｆネータ１７の出力を補正している。以上
の説明においては、ディスタリミネータ１γの後に補正
回路２０を挿入したが、この挿入位置は加算増幅器２１
の後にしても何ら問題のないことが容易に理解されるで
あろう。

本発明によれば、テープ速度が（２Ｎ＋１）倍になって
も、再生コントロール信号も（２Ｎ＋１）分周されてド
ラムタックパルスと位相比較され制御がなされるため、
この結果、サーチ画間中のノイ、Ｉ’／（−の位相が常
にドラムタックパルスの位相ト一定関係を保つことがで
きるので、ノイズバーの位置が全く流れることがなく非
常に見やすいサーチ画面が得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はＶＴＲＫおゆるサーチ時の従来の制御方式を示
すブロック図、第２図は本発明者等が別途提案して特許
出鳳中の記録媒体の走行速度制御方式を示すブロック図
、第３図は本発明の一実施例を示すブロック図、第４図
は第３図における補正回路２０の具体的回路例を示す回
路図、である。 符号説明 ２・・・；ントロールヘッド、３．１５・・・Ｍ［５，
７・・・キャプスタンモータ、１１，１７・・・ディス
クリ電ネータ、１＠、２２・・・分周器、１９・・・Ａ
／Ｄ変換器、２０・・・補正回路、２１・・・加算増幅
器、２３・・・位相比較器、２４・・・位相検出器代理
人　弁理士　並　木　昭　夫 第１図 １゜ ・４ 第２図 ！、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　　記録媒体の駆動手段と、骸駆動速度の検出手段
   と、可変速サーチ指令に応じて設定速度を通常速度の奇
   数倍になるように段階的に決定する速度設定手段と、記
   録媒体の駆動速度が設定速度に一歇するよう前記駆動手
   段を制御する制御手段とから成り、記Ｉ＆媒体の走行速
   度をその通常速度の奇数倍に常ＫＭ持するよ５Ｋした記
   録媒体の走行速度制御系をもつ磁気記録再生装置におい
   て、記録媒体に記録されたサーボのための制御信号であ
   るコントロール信号の検出手段と、検出したコントロー
   ル信号を奇数分のＩＫ分周する手段と、分周された該コ
   ントロール信号と陽転ドラムの位相検出信号との位相比
   較を行なって位相差を検出する手段と、該位相差出力を
   前記速度制御系における制御手段に加えて記録媒体駆動
   手段を更に制御する手段とを備え、走行する記録媒体と
   回転するドラムとの位相関係を一定に保つようにしたこ
   とを特徴とする磁気記録再生装置における記録媒体の走
   行速度制御方式。 ２）　　！許請求の範囲第１項に記載の走行速度制御方
   式において、前記速度設定手段からの設定出力を用いて
   、速度設定の変更時におけるドラムモータの１転数変化
   率に従ってキャプスタンモータの回転数を変化させるよ
   ５＃キヤプスタンモータの適度補正を行なう手段を備え
   たことを特徴とする磁気記録再生装置にお号る記録媒体
   の走行速度制御方式。