JPH03241134A - 潜熱蓄熱体を持つパッシブエアサイクル住宅 - Google Patents

潜熱蓄熱体を持つパッシブエアサイクル住宅

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Publication number
JPH03241134A
JPH03241134A JP2037866A JP3786690A JPH03241134A JP H03241134 A JPH03241134 A JP H03241134A JP 2037866 A JP2037866 A JP 2037866A JP 3786690 A JP3786690 A JP 3786690A JP H03241134 A JPH03241134 A JP H03241134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latent heat
air cycle
heat storage
ventilation
passive air
Prior art date
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Pending
Application number
JP2037866A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tanaka
慶明 田中
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AIR CYCLE SANGYO KK
Original Assignee
AIR CYCLE SANGYO KK
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Publication date
Application filed by AIR CYCLE SANGYO KK filed Critical AIR CYCLE SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)  産業上の利用分野 この発明は、パッシブエアサイクル住宅(以下PAC住
宅という)の性能向上に関する。
(B)  従来の技術 PAC住宅は、太陽熱や地熱、生活熱を利用して、建物
内の温度差をなくした快適空間をつくりだしたり、建物
内の温度を上昇させることで相対湿度を低下させたり、
流れる空気で木材を乾燥させたりしてカビやダニを防ぎ
健康な家づくりを実現するものである。
冬は、太陽熱を屋根面通気層・壁面通気層・開口部より
空気集熱で建物内に、取り入れ、内壁空洞等の躯体内空
間を空気自然循環させることで建物全体を均一に暖めた
り、相対湿度を低下させたり、夏は小屋換気口と床下換
気口を開けて、建物内の熱気・湿気を外部へ放出してい
た。
(C)  発明が解決しようとする問題点従来のPAC
住宅は、建物内に熱容量の大きい材料がない為、蓄熱が
不十分で有り、室内相互間の温度差は少ないものの、昼
と夜等の日格差が比較的大きかった。又、日射等が十分
あり大量の熱エネルギーが取れても蓄熱されずに一部を
外部に逃がしていることもあった。本発明は、これらを
改善して、PAC住宅内温度の一日の格差を低深させ、
又、十分な蓄熱体を確保することでより省エネルギーで
より健康な建物内空間を提供しうとするものである。
(D)  問題を解決するための手段。
まずPAC住宅の構造を、あらかこめ図面に基づいて簡
単に説明しておくと、 基礎面・壁面・屋根面をすきまなく硬質発泡ウレタンボ
ード等の断!!!キ面材1でおおう。
その上に、屋根面通気層2−■と壁面通気層2−■を構
成する。
屋根面通気F!52−■と小屋空間6は、屋根面通気層
2−■下部に取り付けられ空気を小屋空間6から屋根面
通気層2−■へのみ流す逆止弁のルーフダンパー9と、
屋根面通気層2−■上部に取り付けられ屋根面通気層2
−■から小屋空間6へ空気を入れる空気取入口8とで連
通している。
■ 壁面通気層2−■と内壁空洞3は、壁面通気層2−
■下部に取り付けられ空気を内壁空洞3から壁面通気層
2−■へのみ流す逆止弁のエアダンパー7と、壁面通気
層2−■上部に取り付けられ空気を壁面通気層2から小
屋空間6へ入れる空気取入口8で連通している。
内壁空洞3と間仕切壁空洞4はそれぞれ床下空間5と小
屋空間6とを連通させている。
vl  床下の地盤面からの湿気を防ぐために、ポリエ
チレンフィルムなどのソイルカバー10そして土間コン
クリート11で地盤面をおおう。
Vll  図示はされないが、開閉可能な床下換気口と
小屋換気口がついている。
、1#熱蓄勿体Aは、水和塩・共融物・有機化合物等の
食品添加物等の安全な物質に相分離防止剤等を混合した
化学物質等を封じ込めた化学的蓄熱体であるが、潜熱蓄
熱の役割を果たす物であれば、その種類・形状にこだわ
る物ではない。
本発明における潜熱蓄熱体Aは、例えば、融解温度28
℃(潜熱蓄熱)、凝固温度25℃(潜熱放熱)程度に設
定しである。もちろん、これらの温度設定は、必要に応
じて自由である。
図示されている様に、潜熱蓄熱体A]は、PAC住宅の
小屋空間6・床下空間5・間仕切壁空洞4等の躯体内に
設置されている。
ffi熱蓄熱体熱体A2PAC住宅の壁下地材・床下地
材・天井下地材等の部屋を取り巻く下地材に設置されて
いる。
又、潜熱蓄熱体A3はPAC住宅の屋根通気層2−■や
壁通気層2−■の内部に設置されている。
それぞれの潜熱蓄熱の設置される量は、必要に応じて自
由である。
(E)  考案の効果 次に考案の効果を述べると。
(1) まず、潜熱蓄熱体A1が、PAC住宅の小屋空
間・床下空間・内壁空洞等の躯体内に設置されている場
合、躯体内の温度が28℃以上になると潜熱蓄熱体A1
が蓄熱をはじめるため、躯体内の温度は28℃以下に保
てる。冬期、PAC住宅にとっての理想の温度は、床や
壁・天井の表面温度が、18〜20℃程度(昼間等の起
床時)に保つことであるから、躯体内の1度が28℃以
上になることはエネルギーの無駄となる。従来のPAC
住宅では、日射量の多い場合は躯体内特に小屋空間の温
度は30〜35℃を越えることも多く不合理であった。
そのため、3J?A蓄熱体A1で、日中等熱が余ってい
る時に潜熱蓄熱して、25℃以下になった時に潜熱放熱
して、床や壁・天井の表面温度が、18〜20℃程度に
保とうとするものである。
夜間の就寝時は、室温が13〜15℃程度に保てれば健
康・快適であるので、夜間、潜熱蓄熱体A1より潜熱放
熱されることで、13〜15℃に保つことが出来る。従
来のPAC住宅では、夜間は10〜13℃程度であった
又、夏期は、逆にPAC住宅の躯体内は日中、28°C
を越えることが多くある。潜熱蓄熱体A1が28℃以上
の熱を吸収(′;gI熱蓄熱)してくれることで、躯体
内温度を28℃程度f二保ち、室温も28℃程度に保つ
効果がある。夜間、躯体内が25℃より低下した時は、
潜熱放熱し、躯体内、7A度を25℃程度に保ち、室温
の冷えすぎを防止し、健康快適な生活空間を提供するこ
とができる。
(2) 次にPAC住宅の壁下地・床下地・天井下地等
部屋を取り巻く下地材に潜熱蓄熱体A2を設置した場合
の効果であるが、基本的には、前項(1)で説明したこ
とと同様であるが2部屋等の生活空間を直接に囲む下地
材に設置されるため、入居者に与える効果はより直接的
である。又、部屋の温度変動も直接とらえて、潜熱蓄熱
・、1#熱放訃するので、室温の日格差の減少等その安
定度は高くなる。
(3)  PAC住宅の9通気層または屋根通気層もし
くはその両方の通気層に潜か蓄熱体A3を設置した場合
、通気層を通じての集熱効果の増大が出来る。PAC住
宅の通気層内の温度は1日射時に28℃を大幅にこえ4
000程度にもなるが、その場合、すべての熱がPAC
住宅躯体内にとり入れられれば問題はないが、あまりに
も外気より高温になると、集熱できる熱の一部が屋根仕
上材・外壁仕上材を通じて外部へと逃げてしまい、大き
な熱ロスをしている。潜熱蓄熱体A3に、28°C以上
の3J熱蓄熱し、25℃以下で潜熱放熱して、通気層内
にとりいれれば、通気層の集熱効果の向上に役立つもの
である。
(F)  その他の実施例 又、PAC住宅においては、その床下空間等躯体内に、
人口的熱を放!l!J!(顕熱族Pミ)する鋼管等のパ
イプや霊気によるヒーター等を設置する構造体内暖房(
エアサイクル暖房と称している)のシステムがあるが、
このシステムと併用して、深夜電力の利用等で省エネル
ギーを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の一部断面図。 Aは潜熱蓄熱体。1は断熱面材。2−■は屋根通気層。 2−■は9通気層。3は内壁空洞。4は間仕切壁空洞。 5は床下空間。6は小屋空間。7はエアダンパー 8は
空気取入口。9ルーフダンパ10はソイルカバー 11
は土間コンクリド。矢印は空気の流れ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物の小屋空間・床下空間・内壁空洞・間仕切空
    洞等躯体内に潜熱蓄熱体を持つパッシブエアサイクル住
    宅。
  2. (2)建物の壁下地・床下地・天井下地等部屋を取り巻
    く下地材に潜熱蓄熱体を持つ特許請求範囲第一項記載の
    潜熱蓄熱体を持つパッシブエアサイクル住宅。
  3. (3)壁通気層または屋根通気層もしくはその両方の通
    気層に潜熱蓄熱体を持つ特許請求範囲第一項記載の潜熱
    蓄熱体を持つパッシブエアサイクル住宅。
JP2037866A 1990-02-19 1990-02-19 潜熱蓄熱体を持つパッシブエアサイクル住宅 Pending JPH03241134A (ja)

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